JP6066883B2 - 適切な位置に制御部材を保持するための手段を備えた食品圧力調理器具 - Google Patents

適切な位置に制御部材を保持するための手段を備えた食品圧力調理器具 Download PDF

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Description

本発明は、食品圧力調理器具の一般的技術分野、特に、ボウルと、調理中、実質的に密封される調理室を形成するために制御部材によってボウルにロックされることを意図された蓋を含む、圧力調理タイプの家庭用器具に関し、そのような器具は、調理室内に収容される食品の蒸気圧力調理を確実にすることを意図されている。
本発明は、より特別には、食品圧力調理器具であって、
−ボウル、および、調理室を形成するために上記ボウルをしっかりと閉鎖するように適合している蓋、
−使用者によって手動で操作されることを意図された、上記ボウル上の上記蓋のロック/アンロックを制御するための部材であって、該部材は、少なくとも一つのアンロック位置と、一つのロック位置の間に延びる行程に沿って移動可能であり、上記蓋に、可動に装着されたロック機構に運動学的に結合されて、上記ロック機構を移動させ、また、上記蓋のロック/アンロックを確実にする上記制御部材、
−上記制御部材がそのアンロック位置にあるとき、上記制御部材に保持力を生成するように適合している後退可能な保持手段、
を含む食品圧力調理器具に関する。
食品圧力調理器具は、すでに知られており、実質的に密封された調理室を形成するために、例えば、ガスケットを介して、蓋がしっかりと添えられた金属製のボウルを含む。
蓋は、使用者によって手動で操作されることを意図される制御部材の制御の下で、ロック機構が、蓋がボウルにロックされるロック位置と、蓋がボウルから除去されるアンロック位置を占めることができるという態様で、ロック機構を介してボウルにロックされることを意図される。
例えば、蓋に半径方向に移動できるように装着され、ロック位置においてボウルの縁の周りに強固に適合する、複数の顎を実装した機構など、従来技術においてよく知られている異なったタイプのロック機構が存在する。
いわゆる「セグメントベース」のロック機構が、また、知られており、それは、例えば、蓋に半径方向に移動できるように装着され、ロックを確実にするために、ボウルに配置された開口に係合する、一つまたは複数のバーまたはストリップによって形成される。
最後に、他のロック機構が存在し、それは、例えば、このリストが制限的ではなく、回転移動できるスターラップを実装する。
ロック位置とアンロック位置との間のロック機構移動の制御は、蓋に装着され、使用者によって操作されることを意図された制御部材によって確実にされ、制御部材は、ロック機構を制御できる。この制御部材により、使用者は、例えば、顎またはセグメントのようなロック部を、制御部材とロック/アンロック部との間に配置された伝動機構を介して、そのロックおよび/またはアンロック位置にもたらすことができる。
公知の器具によれば、制御部材は、蓋に移動できるように装着されたレバーによって形成され、それは、蓋に実質的に折り畳まれた位置に適合するロック位置と、蓋の表面に対して実質的に垂直な位置に適合するアンロック位置を占めるように適合している。制御部材を垂直な位置に保持することを容易にするため、保持システムが用意される。システムは、蓋に装着され、制御部材がその垂直位置を占めるとき、ばねの押圧によって、制御部材と係合する可動フィンガーを含む。可動フィンガーの弾性係合は、制御部材を実質的に垂直位置に保持することを可能にする。使用者が蓋をロックすることを望むと、彼は、制御部材を、効果のためには可動フィンガーを押し戻さねばならない、そのロック位置に移動させ、その結果、制御部材は、蓋に実質的に平行なそのロック位置に至る。
そのようなシステムは、垂直位置での制御部材の確実な保持が存在するので、一般的には満足を与える。
しかしながら、このシステムは、垂直位置での制御部材の保持がかなり不安定であり、その上、そのロック位置において、制御部材が完全に移動が自由である場合に、十分に満足ではない。
使用のある条件において、器具がロックされるとはいえ、制御部材は、その後、蓋に折り畳まれた状態から離れ、蓋上に突出する位置に至り得る。そのような状況は望ましくない。
本発明に与えられた目的は、したがって、種々の上述の欠点を改善し、ボウル上の蓋のロック/アンロックを制御するための部材の位置を、制御、例えば、安定化することを可能にする、新規な食品圧力調理器具を提供することを目標としている。
本発明の他の目的は、制御部材の位置の制御が、特に、信頼できる、頑丈な手段を用いることによって得られる、新規な食品圧力調理器具を提供することを目標としている。
本発明の他の目的は、制御部材の移動の全行程にわたって、ロック/アンロックを制御するための部材の位置を制御することを可能とする、新規な食品圧力調理器具を提供することを目標としている。
本発明の他の目的は、そのロック位置に、制御部材の保持を効率的に確実にすることを可能にする、新規な食品圧力調理器具を提供することを目標としている。
本発明の他の目的は、蓋のロック/アンロックを制御するための制御部材に印加される力を減少させることを可能とする、新規な食品圧力調理器具を提供することを目標としている。
本発明の他の目的は、アンロック位置に制御部材を安定的に保持することを可能とする、新規な食品圧力調理器具を提供することを目標としている。
本発明に与えられた目的は、食品圧力調理器具によって達成され、食品圧力調理器具は、
−ボウル、および、調理室を形成するために上記ボウルをしっかりと閉鎖するように適合している蓋、
−使用者によって手動で操作されることを意図された、上記ボウル上の上記蓋のロック/アンロックを制御するための部材であって、該部材は、少なくとも一つのアンロック位置と、一つのロック位置の間に延びる行程に沿って移動可能であり、上記蓋に、可動に装着されたロック機構に運動学的に結合されて、上記ロック機構を移動させ、また、上記蓋のロック/アンロックを確実にする上記部材、
−上記制御部材がそのアンロック位置にあるとき、上記制御部材に保持力を生成するように適合している後退可能な保持手段、を含み、上記器具は、
−上記保持手段が、上記ロック位置を保持するために、制御部材がロック位置にあるとき、上記制御部材に戻り力を印加するように適合していることを特徴とする。
本発明の他の態様および利点は、説明的であり、非限定的な実施例の目的で与えられる添付図面を参照して、以下の記載からより完全に明らかになるであろう。
ロック位置にあり、本発明に従って、制御部材がロック位置にあって、蓋に折り畳まれている、本発明に従った食品調理器具の透視図である。 アンロック位置にある制御部材を示す、本発明の具体化の詳細の透視図および部分的側断面図である。 本発明に従った制御部材の選択的変形例の具体例の詳細を示す、本発明の具体化の詳細の透視図である。 ロック位置にある制御部材を示す、本発明の具体例の詳細の部分的断面図である。 アンロック位置の開始にある、本発明の具体例の詳細の部分的断面図である。 準アンロック位置にある、本発明の具体例の詳細の部分的断面図である。 そのロック位置へ向う復帰の開始の位置にある、本発明の具体例の詳細の部分的断面図である。 本発明に従ったカムレースの輪郭の詳細の部分的断面図である。
図面(特に、図1)に示された、本発明による食品圧力調理器具1は、ボウル2およびボウルに付加された蓋3により形成される実質的に密封した調理室内で、大気圧より高い圧力レベルで、いかなる種類の食品の調理をも、特に、野菜、魚または肉の調理を確実にすることを意図されている。
本発明による器具1は、一般的に、圧力調理器のような家庭用器具であるが、本発明は、それにもかかわらず、その範囲から離れることなく、業務用または半業務用タイプの器具に応用され得ることが理解される。
知られているように、本発明による器具1は、有利には、一体的な、または、外部の熱源の作用の下で圧力を上昇させるように設計されており、好ましくは、圧力調理器である。
また、便利には、ボウル2は、調理容器を形成し、有利には、軸X−X’周りの回転対称を有し、この軸は、器具が、通常の使用状態にある、すなわち、水平面に載置されるとき、器具の垂直方向を示す。そのように定義された「軸方向」の参照は、本明細書の以下において、軸X−X’に向う内方への半径方向、または、この軸から離れる外方への半径方向であり得る、「半径方向」の方向に対立して使用されるであろう。
ボウル2は、ステンレス鋼のような金属材料から製造され、熱の良伝導体であって、当業者により公知のいかなる好適な技術、例えば、ホットヘディング、によってもボウル2に固定される底4を備えており、ボウル2の側壁2Aは、底4から実質的に垂直に立ち上がる。
図1に示されるように、ボウル2は、また、有利には、数において選択的に二つの、例えば、リベット、または、ねじ、または他の好適な手段によって、ボウル2の側壁2Aに固定された、好ましくは、直径方向の対向位置にある、ハンドルのような把持部材5を含み得る。
本発明による器具1の蓋3は、ボウル2の形状と合致する形状を有し、実質的に密封した状態にボウル2を閉鎖するため、および、調理室を形成するために、ボウル2に付加され得る。
よく知られているように、蓋3は、例えばエラストマー材料の環状ガスケット(不図示)を備え、器具の圧力上昇を許容するため、実質的に密封された閉鎖を提供するように、ボウル2の上方縁に支えられる状態となるように意図されている。
図1および2に示されるように、調理器具1は、有利には、そのボウル2が、円筒状であって、蓋3が、一般的に、形状において円盤状で、円形であるが、本発明の意義内において、本発明による器具1は、いかなる他の形状、特に、卵型であり得ることが理解される。
図面に示されるように、本発明による食品圧力調理具1は、また、蓋3に移動可能に装着されたロック機構9を含み、ボウル2上の蓋3のロック/アンロックを確実にすることを意図されている。
特許出願の導入部において示されたように、ロック機構は、当業者によく知られており、種々の形式が存在し得る。
図面に示された実施例において、ロック機構9は、ロック位置(図1)と、蓋3が取り除かれるように、顎10がボウル2から半径方向に離れているアンロック位置(図1に単純な点線によって示される。)との間で、半径方向に移動可能に装着される、単に説明的および非限定的な実施例としての、少なくとも一つの、好ましくは二つの顎10を含む。
示されるように、ロック用顎10は、便利には、断面がU字状の円弧の形状であり、そのロック位置において、錠止を確実にするために、ボウル2の上方縁の周りに、適合し得る。
ロック機構9は、また、一端によって各々の顎10に結合され、蓋3の中央部に向けて配置された他端によって制御ロック11に結合され、また、好ましくは、顎10の配置の方向に直交する、半径方向に従った蓋3上での移動のために装着されている、駆動腕(不図示)を含む。示されるように、ロック11は、プレートによって形成され得る。図1および2にまた示されるように、蓋3の上面は、例えばプラスチック材料に基礎を置くカバーを備え、カバーは、例えば、それぞれが、ロック11のみならず駆動腕を、および、運動学的な連結部を覆うための横断バー12および中央ディスク13を含む。
食品圧力調理器具1は、また、使用者によって手動で操作される、ボウル2上の蓋3のロック/アンロックを制御するための部材15を含み、この部材15は、少なくとも一つのアンロック位置と一つのロック位置(図1)の間に延びる行程に沿って移動可能であり、ロック機構9に運動学的に結合されている。この配置により、制御部材15は、蓋3に移動可能に装着されて、ロック機能9と相互作用し、蓋3を配置し、蓋3のロック/アンロックを確実にするために、ロック機構9に作用する。
図に示された選択的な具体例において、制御部材15は、軸Y−Y’の周りで、蓋3上での回転のために装着されたレバーの形状に形成される。有利には、制御部材15は、実質的に、蓋3の中央部に、蓋3および器具1の回転軸X−X’に実質的に垂直な軸Y−Y’周りの回転のために装着される。図に示される選択的なバージョンによれば、制御部材15は、把持部を形成する、一般的に半環状形状のハンドルを備えるアーチ16から成るレバーであり、回転軸Y−Y’として、および、蓋3との結合として作用する、二つの半軸17によって終端する。
そのように、制御部材15は、有利には二つの半軸17の形状を成す回転軸Y−Y’により、蓋3に回転のために装着されている。
図に示されるように、ロック機構9、特に、顎10の変位は、制御部材15によってなされ、その変位は、この場合、図1に示されたロック位置からアンロック位置への選択的な回転で、結局、ロック11の変位を確実にする。ロック11は、顎10と一体の駆動アームとロック11を接続する運動学的連鎖により、顎10の外方の半径方向への変位を確実にし、それらは、図2に示されるアンロック位置に至る。
図に示された選択的な実施例において、制御部材15は、ロック位置において、実質的に水平位置(図1)にあり、アンロック位置において、実質的に垂直位置にある。換言すると、制御部材15は、アンロック位置において、蓋3の表面に実質的に垂直であり、ディスク13に折り畳まれた位置、したがって、非突出の位置(図1)に対応するロック位置において、蓋の概略の延長面に対して実質的に平行である。
本発明によれば、食品圧力調理器具は、また、制御部材がそのアンロック位置にあるとき、制御部材15に保持力を及ぼすように適合している後退可能な保持手段20を含む。
本発明の意義内において、保持手段20は、保持位置が消失し得、保持手段20が単純に、かつ、柔軟に、脇へ退くことによって、保持位置を離れ得る範囲で、後退可能である。制御部材15は、したがって、そのアンロック位置を離れ得、使用者による、制御部材に対する単純な作用で、この場合においては回転で、ロック位置に向けて、および、ロック位置にもたらされ得、保持手段20は、使用者による他の特別な積極的な作用なしに、自動的に、脇に退く。
本発明の重要な特徴によれば、保持手段20は、制御部材15がロック位置にあるとき、ロック位置を保持するために、制御部材15に戻り力を印加するように適合させられている。
この配置により、本発明による保持手段20は、蓋3上に、蓋3に対して折り畳まれた位置に、制御部材15を恒久的に保持し、したがって、器具のちょっとした圧迫またはちょっとした移動による、予期しない持ち上がりを避ける。戻り力は、もちろん、高すぎる筋肉運動を要求することで、そのアンロック位置への切り換えを妨げる傾向にある、強すぎる戻り作動をもちろん発生することなく、それが、単純に、制御部材のいかなる予期しない移動をも防止し得る必要があるために、最小限の値であり得る。
本発明によれば、図示されるように、保持手段20は、当接ヘッド22による制御部材への弾性的な圧縮状態において、蓋に装着された可動フィンガー21を含む。可動フィンガー21は、ディスク13を通して配置された穴20Aに装着され、有利には、穴20Aに装着された、例えば、らせん形のばね24を含み、その上に、ばね24の上方部分を覆うに至る当接ヘッド22がねじ込まれている。
図示されたように、また、有利には、当接ヘッド22は、制御部材15と接触するように意図された接触領域26を備え、接触領域26は、穴21Aの、または、ばね24の対称性の軸によって規定される長手方向圧縮軸ZZ’に対して、輪郭が描かれ、軸方向にオフセットしている。したがって、可動フィンガー21による圧縮作用が得られ、それは、軸ZZ’に対して、軸方向にオフセットしている。有利には、接触領域26は、接触領域26が、ある種の「斜角」を形成する態様で、互いに対して傾斜した二つの平面26Aおよび26Bを備える主要面、および、支持面22Aによって形成される。
もちろん、本発明の意義内において、らせんばねに均等な、どの技術手段でも採用され得る。
図に示されるように、制御部材15は、制御部材15がそのロック位置とアンロック位置の間で移動させられるとき、当接ヘッド22が圧縮状態での支持に至るカムレース30を備え、カムレース30は、制御部材15の可動フィンガー21の圧縮に起因する力が、その行程の間の制御部材15の移動中に変更され得るように形成されている。
図に示された本発明の選択的変更例によれば、制御部材15は、回転軸Y−Y’周りの、蓋3上での回転のために装着されたレバーによって形成され、カムレース30は、可動フィンガー21によって係合され得るように、回転軸Y−Y’の周りでレバーに配置される。
本発明の選択的な変更例を示す図3に示されるように、レバーは、蓋3上に二つの半軸17によって連節された二つのアーム16A、16Bから成るアーチ16によって形成され、各々のアームは、その周囲に、アームの端末側終端に向けて、二つのカムレース30を備え、器具は、各々のカム16A、16Bに対し圧縮状態で当接する、二つの可動フィンガーを備える。この種類の装着により、保持手段20は、制御部材15がロック位置にあるとき、制御部材15に戻り力を恒久的に印加し、制御部材15は、図1に示されるロック位置において、制御部材15を保持する力を絶えず受ける。
本発明の部分的に有利なバージョンによれば、カムレース30は、ロッキングセクターとして言及される第一セクター31を含み、制御部材15がロック位置にあるとき、当接ヘッド22は第一セクター31に当接するに至り、第一セクター31および当接ヘッド22は、第一セクター31への可動フィンガー21の圧縮当接が、そのロック位置(図4)に向う制御部材15の戻り力を発生するように形成されている。
それぞれの形状を備える第一セクター31および当接ヘッド22を設けることは、実際に可能であり、らせんばね24によって生成される力は、制御部材15をロック位置に向けて定常的に戻すために、制御部材15を、その回転軸Y−Y’周りで旋回させる傾向にある、戻り力F(図4)を生成させる。
特に有利な形態において、制御部材15への戻り力を生成させるために、第一セクション31は、カムレース30に配置された凹部40を含み、当接ヘッド22は、可動フィンガー21の圧縮当接に対してオフセットされた接触領域26を含む。有利には、凹部40は、当接ヘッド22の二つの平面26A、26Bに合致する二つの小表面を備える輪郭を有する。
特に、図4において、凹部40は、らせんばね24によって生成される圧縮力が、軸Y−Y’を通過しないため、戻り力Fが生成される態様で、少し傾斜し、オフセットして、完全に、接触領域26に適合する。
本発明によれば、および、上記発明とは無関係に、または、そうではなく、カムレース30は、作動力軽減セクターとして言及され、第一セクター31に隣接し、可動フィンガー21の圧縮力を軽減するように形成された、第二セクター32を含む。
らせんばね24によって生成される圧縮力は、制御部材15がロック位置からアンロック位置に切り換わるとき、その圧縮が増大するばねの圧縮に比例し、圧縮力の増大を相対的に減少させるように第二セクター32の輪郭を形成することは可能である。そのように、使用者は、ロック位置からアンロック位置に切り換えるために、制御部材15に最小限の力を付加することが可能である。この変形例によれば、上方平面26Bのみが、第二セクター32に対する圧縮当接にあり、その消えてなくなる輪郭は、実質的に、可動フィンガーを上昇させる傾向にあり、それは、圧縮力を減少させる。
本発明の他の特徴によれば、本発明は、カムレース30が、ブロックセクターとして言及され、第二セクター32に隣接し、アンロック位置に制御部材15をブロックするような態様で、その位置に可動フィンガー21を受容し、ブロックするように形成された、第三セクター33を含むものとして、また、発明を構成し得る。
図示されるように、第三セクター33は、当接表面36を画定する収容部35を含み、可動フィンガー21は、当接ヘッド22が、当接表面への作用によりアンロック位置に制御部材15をブロックするため、収容部35内に入るのを可能にするように、その形状および大きさが、収容部35の形状および大きさに相補的である当接ヘッド22を備える。図に示された選択的な変形例によれば、二つの平面26Aおよび26Bならびに当接表面22Aは、収容部35の内部の面に完全に適合させるために、収容部35に適合し、合致する形状および大きさである。
図6および7は、斜角形状の当接ヘッド22の係合をもたらす形状の協働を明白に示し、その支持面22Aは、制御部材15の、好ましくは、実質的に垂直位置でのブロッキングを確実にするため、当接表面36に当接するに至る。
器具の作動は以下のとおりである。
ロック位置において、可動フィンガー21は、軸方向に、らせんばね24の圧縮力を受け、カムレース30、この場合はロッキングセクター31に力を印加する。ロッキングセクター31、特に、凹部40および当接ヘッド22の輪郭は、その力が、制御部材15またはアーチ16を矢印F(図4)に従って折り畳む傾向にある構成部材を生成するのを可能にする。
使用者が、器具(図5)をアンロックにすることを望むと、彼は、制御部材15を操作し、軸Y−Y’の周りに矢印F1に従って、それを移動させる。力減少セクター31の凹部の輪郭は、最小限の力を生成することを可能にし、使用者は、図6に示されるように、制御部材15をアンロック位置に向けて容易に移動させることができ、そこで、制御部材15は、アンロック位置の寸前の到達位置にある。
アンロック位置において、制御部材15は、有利には、実質的に垂直であり、当接ヘッド22は、完全に収容部35内に挿入され、斜角形状は、当接ヘッド22の、側面である、支持面22Aが、収容部35の当接表面36に当接するに至るような態様で、収容部の形状、大きさ、および、輪郭に合致し、その結果、制御部材15は、その垂直のアンロック位置において、安定してブロックされる。
したがって、本発明は、ロック位置においては、一定の戻り力がこの位置にそれを保持するので、好ましくは、実質的に垂直な、アンロック位置においては、可動フィンガー21と、カムレース30の第三セクター33の特定の相補的な輪郭によって、それがこの位置に保持されるので、制御部材15、特に、アーチ16の位置を、双方の位置で、完全に制御することを可能にする。さらに使用者によって制御部材15に印加されるべき取り扱い作動力は、カムレース30を形成する三つのセクター31、32、33の特定の輪郭によって低くなる。

Claims (12)

  1. 食品圧力調理器具であって、
    −ボウル(2)、および、調理室を形成するために上記ボウル(2)をしっかりと閉鎖するように適合している蓋(3)、
    −使用者によって手動で操作されることを意図された、上記ボウル(2)上の上記蓋(3)のロック/アンロックを制御するための部材(15)であって、該部材(15)は、少なくとも一つのアンロック位置と、一つのロック位置の間に延びる行程に沿って移動可能であり、上記蓋(3)に、移動可能に装着されたロック機構(9)に運動学的に結合されて、上記ロック機構を移動させ、また、上記蓋(3)のロック/アンロックを確実にする上記部材(15)、
    −上記制御部材(15)がそのアンロック位置にあるとき、上記制御部材(15)に保持力を生成するように適合している後退可能な保持手段(20)、を含み、
    −上記保持手段(20)は、上記制御部材(15)がロック位置にあるとき、上記ロック位置を保持するために、上記制御部材(15)に戻り力を印加するように適合していることを特徴とする食品圧力調理器具。
  2. 請求項1の器具(1)であって、上記保持手段(20)は、当接ヘッド(22)を介して上記制御部材(15)に対する弾性圧縮状態にある、上記蓋(3)に装着された可動フィンガー(21)を含むことを特徴とする器具(1)。
  3. 請求項2の器具(1)であって、上記制御部材(15)は、上記制御部材(15)が、そのロックおよびアンロック位置の間を移動させられるとき、上記当接ヘッド(22)がそれに対する圧縮状態の当接に至るカムレース(30)を備え、上記カムレース(30)は、上記制御部材(15)への上記可動フィンガー(21)の圧縮に由来する力が、上記制御部材(15)の移動中、変化させられ得ることを特徴とする器具(1)。
  4. 請求項3の器具(1)であって、上記カムレース(30)は、ロッキングセクターとして言及され、上記制御部材(15)が上記ロック位置にあるとき、上記当接ヘッド(22)がそれに対して当接するに至る第一セクター(31)を含み、上記第一セクター(31)および上記当接ヘッド(22)は、上記第一セクター(31)への上記可動フィンガー(21)の圧縮当接が、そのロック位置に向けた上記制御部材(15)の戻り力を生成させるように形成されていることを特徴とする器具(1)。
  5. 請求項4の器具(1)であって、上記第一セクター(31)は、上記カムレース(30)に配置された凹部を含み、上記当接ヘッド(22)は、上記制御部材(15)に戻り力を生成するように、上記可動フィンガー(21)の上記圧縮当接に関して、オフセットした接触領域(26)を含むことを特徴とする器具(1)。
  6. 請求項4または5の器具(1)であって、上記カムレース(30)は、力軽減セクターとして言及され、上記第一セクター(31)に隣接し、上記可動フィンガー(21)の圧縮力を軽減するように形成された、第二セクター(32)を含むことを特徴とする器具(1)。
  7. 請求項の器具(1)であって、上記カムレース(30)は、ブロッキングセクターとして言及され、上記第二セクター(32)に隣接し、上記アンロック位置において、上記制御部材(15)をブロックするような態様で、適所に上記可動フィンガー(21)を受容し、ブロックするように形成された第三セクター(33)を含むことを特徴とする器具(1)。
  8. 請求項7の器具(1)であって、上記第三セクター(33)は、当接表面(36)を画定する収容部(35)を含み、上記可動フィンガー(21)は、当接ヘッド(22)を備え、上記当接ヘッド(22)の形状および大きさは、上記当接表面(36)の作用によって上記アンロック位置に上記制御部材(15)をブロックするため、上記当接ヘッド(22)が上記収容部(35)に入るのを可能にするように、上記収容部(35)の形状および大きさに相補的であることを特徴とする器具(1)。
  9. 請求項〜8のいずれか一つの器具(1)であって、上記可動フィンガー(21)は、ばね(24)を介して弾性圧縮状態に装着されていることを特徴とする器具(1)。
  10. 請求項〜9のいずれか一つの器具(1)であって、上記制御部材(15)は、回転軸Y−Y’の周りでの上記蓋(3)上での回転のために装着されたレバーによって形成され、上記カムレース(30)は、上記回転軸Y−Y’の周りで上記レバーに配置されていることを特徴とする器具(1)。
  11. 請求項10の器具(1)であって、上記レバーは、上記蓋(3)に二つの半軸(17)によって連節された二つのレバーアーム(16A、16B)から成るアーチ(16)によって形成され、各々のアーム(16A、16B)は、その周囲に、二つのカムレース(30)を備え、器具は、各々のアーム(16A、16B)に対して圧縮当接にある二つの可動フィンガー(21)を備えることを特徴とする器具(1)。
  12. 請求項1〜11のいずれか一つの器具(10)であって、上記制御部材(15)は、そのアンロック位置において、上記蓋(3)の表面に対して実質的に直交する位置にあり、そのロック位置において、上記蓋(3)に対して実質的に水平な位置にあることを特徴とする器具(1)。
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