JP2007500928A - 縮小された区分の放電広がりゾーンを有するプラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

バリアリブのアレイを構成する分離要素(15、19)のより区分化されたガスが満たされた空間により分離されている2つのプレートと、アドレス電極(X)及びコプレーナ維持電極(Y、Y´)のアレイとを有するディスプレイパネルであって、トリガゾーン(Z、Z´)の間に広がっている少なくとも1つのコプレーナ放電広がりゾーン(Z;ZE1、ZE2)に及び維持電極とアドレス電極の交差部分の各々においてトリガゾーン(Z、Z´)に副分割された各々のセル(17)を用いて、バリアリブのアレイは、各々のセルにおいて、各々のコプレーナ広がりゾーン(Z;ZE1、ZE2)が全てのトリガゾーン(Z、Z´)の幅より小さい幅を有するように設計されている。マトリクストリガリングによりディスプレイパネルにおいて維持放電を促進する方法を適用することにより、発光効率は実質的に非常に改善される。

Description

本発明は、第1プレート11と第2プレート12とを有するプラズマディスプレイパネルであって、空間を有するそれらの間には放電ガスが満たされ、前記空間は特にバリアリブにより行列状に配列された複数の放電セル17に区分化されている、プラズマディスプレイパネルに関する。
第1プレート11は、保護及び二次電子放出層14(点線で示されている)と誘電体層13でコーティングされたセルの行に対して及び互いに平行である一般方向に沿って方向付けられている維持電極と呼ばれるコプレーナ電極Y、Y´を有する。
第2プレート12は、アドレス電極と呼ばれる電極Xの少なくとも1つのアレイを有し、そのアドレス電極は、誘電体層16でコーティングされたセルの列及び互いに対して平行である一般方向に沿って方向付けられている。
種々のアレイの電極Y、Y´、Xは、各々の放電セルが各々のアレイからの電極により交差されるような方式で、配置されている。
絶縁性バリアリブのアレイは、各々が2つの隣接するセルの列を分離するセル間分離要素15を有する。
最終的に、バリアリブの側壁及び第2プレートは、セルにおける放電から励起下で可視光を発光することができる蛍光体層(図示せず)で覆われている。
本発明は又、プラズマディスプレイパネルとプラズマディスプレイパネルを駆動し且つその電極に電力供給するための手段とを有する画像表示装置であって、それらは:
− 予め活性化されたセルにおいてのみプラズマ放電を得るように維持動作を引き起こし且つセルを選択的に活性化するためにアドレッシング動作を引き起こすように;並びに
− 維持位相中、コプレーナ維持放電がマトリクス放電によりトリガされるように;
設計されている、画像表示装置に関する。
この目的のために、駆動及び電力供給手段は:
− 各々のセルを横断する維持電極Y及びY´の1つとアドレス電極Xとの間に、前記維持電極を覆う誘電体層に活性化電荷を堆積するために適切なアドレス電圧信号を印加するように;並びに
− 予め活性化された各々のセルの行のセルにおいてのみプラズマ放電を生成するために適切である一連の維持電圧信号を、各々のセルの行を横断する維持電極Y、Y´間に印加するように、及び、前記放電をトリガするために適切であるトリガ電圧信号を、各々のセルの行のセルを横断する維持電極Y又はY´の一又は他とアドレス電極Xとの間に、各々の維持信号中又はその直前に、生成するように;
設計されている。
トリガ信号は、適切な発生器を用いて、自動的に発生させる、又は意図的に供給される。それらの信号は、コプレーナ電極間に維持放電を発生させることを容易にする目的のために、プレート間を分離しているガス空間の距離においてマトリクス放電を発生させる。
米国特許第6,184,848号明細書において、マトリクストリガリングによりコプレーナ放電を制御することに適切である、この種類の画像表示装置について開示されている。
本発明の目的は、この種類のディスプレイパネルの発光効率を改善することである。
この目的のために、本発明の主題は、第1プレートと第2プレートであって、放電ガスで満たされた間の空間を有する第1プレートと第2プレートであって、前記空間は、特にバリアリブのアレイにより行及び列状に配列された複数の放電セルに区分化されている、第1プレートと第2プレートを有するプラズマディスプレイパネルであって、
前記第1プレートは、維持電極と呼ばれる少なくとも2つのコプレーナ電極アレイを有し、その維持電極は前記行及び互いに対して平行である一般方向に沿って方向付けられていて、
前記第2プレートは、アドレス電極と呼ばれる少なくとも1つの電極アレイを有し、そのアドレス電極は前記列及び互いに対して平行である一般方向に沿って方向付けられていて、
前記電極は、各々のセルにおいてアドレス電極が各々の維持アレイの電極を横断するように置かれ、
前記バリアリブのアレイは、2つの隣接するセルの列を各々分離する列間分離要素を有する、
プラズマディスプレイパネルであり、
維持電極を有するアドレス電極の交差部分の各々においてトリガゾーンに及びトリガゾーン間に延びている少なくとも1つのコプレーナ放電広がりゾーンに副分割された各々のセルを用いて、行に沿って各々のセルを区切る2つの隣接する分離要素間で測定されるとき、行に沿ったゾーンを区切る2つの隣接分離要素間で測定されるトリガゾーン全ての幅より小さい幅を、列に沿って各々のセルを区切るトリガゾーン間にある隔たり内に、各々のコプレーナ広がりゾーンが各々のセルにおいて有するように、前記のバリアリブのアレイは設計されていることを特徴とする、プラズマディスプレイパネルである。
全ての幅は行に沿って測定される。
コプレーナ電極の少なくとも2つのアレイが存在するために、及び、各々のセルにおいてアドレス電極は各々の維持アレイの電極を横断するために、各々のセルにおいて、アドレス電極と維持電極との間に必要な幾つかの交差部分であって、それ故、幾つかのトリガゾーンであり、更に正確には、少なくとも2つのトリガゾーンが存在する。それ故、各々のセルは少なくとも2つのトリガゾーンを有し、それらの各々はアドレス電極と維持電極との間の交差部分に存在する。
各々の広がりゾーンは、コプレーナプラズマ放電の正の擬似列を有するように意図されたチャネルを構成する。本発明に従って、このチャネルは、正の擬似列を縮小するための少なくとも1つの狭い部分を有する。この狭い部分は、トリガゾーン間にある隔たりに一致する。広がりゾーンはチャネルの全長に対して狭いことが可能であり、その場合、前記隔たりはトリガゾーン間の距離に一致する。
特許文献、国際公開第03/060864号パンフレット(本明細書の優先日には公開されていないが、先の優先日から先行して有効である)に記載されているプラズマディスプレイパネルは、各々のセルにおいて、1つ又はそれ以上のキャビティを有することを指摘しておく必要がある。前記特許文献の図10C及び10Dにあるように、それらのキャビティは曲面化されているか又は楕円形であるとき、それらのキャビティは、行に沿って測定される幅が一定ではないコプレーナ広がりゾーンを与える。しかしながら、その特許文献においては、各々のセルにおいて、一のプレートにより支持されているアドレス電極と他のプレートにより支持されているコプレーナ電極との間の交差部分において少なくとも2つのトリガゾーンが存在し、いわんや、それらのトリガゾーン間の隔たりが存在し、更に、この隔たりにおいて行に沿って測定される広がりゾーンの幅が行に沿って又、測定される広がりゾーンの幅より小さいことを何ら示唆されていない。
特許文献、米国特許出願公開第2003/0080683号明細書に記載されているプラズマディスプレイパネルは、コプレーナ電極の4つの(又は3つのみ)のアレイとアドレス電極のアレイとを備えている。本発明におけるように、各々のセルにおいて、アドレス電極は各々のコプレーナアレイの電極を横断している。前記特許文献の段落30に示されている(及び、下に詳細に説明している)ように、それは、各々のコプレーナ放電をトリガする役割を果たす各々のセルの中央に地点しているコプレーナ電極X´又はY´の1つであり、本発明におけるようなアドレス電極ではない。各々のセルのトリガゾーンにおいては、前記セルの中央におけるこの場合、セルがこの地点で、コプレーナ電極を支持している少なくともプレート側において、広く見えるように、列を分離するバリアリブの範囲は中間高さのみまでである(上記特許文献の図1参照)。しかしながら、
− 単一のトリガゾーンのみが各々のセル内に存在する場合、電極X及びY間のコプレーナ広がりゾーンは、本発明とは対照的に、トリガゾーン間の隔たりを有せず、
− 本発明におけるように、2つのトリガゾーンが各々のセル内(X´とAとの間の交差部分において及びY´とAとの間の交差部分において)に存在する場合、それらのゾーン間の隔たりにおいて、その広がりゾーンの幅は、この隔たり内の何れの地点において本発明とは異なり、広がりゾーンの一又は他の幅より小さい。これは、この隔たりにおいては、各々のトリガゾーンにおけるように、列を分離するバリアリブは、全ての地点で同等であるように、中間高さのみまで広がっているためである。
好適には、バリアリブのアレイは、各々のセルにおいて、各々のセルを区切る2つの隣接分離要素間の行の方向に沿って測定される各々のコプレーナ広がりゾーンの幅が、それらを区切る2つの隣接分離要素間の行の方向に沿って測定される全てのトリガゾーンの幅より少なくとも15%小さい。
好適には、第1プレートは、特許文献、米国特許出願公開第2003/0080683号明細書に記載されているパネルと異なり、コプレーナ維持電極の2つのアレイのみを有する。変形に従って、各々の維持電極は、セルであって、セルの2つの連続する行を有するセル、のために役立ち、それ故、ディスプレイパネルの製造を簡略化するために役立つ。
好適には、前記列間分離要素は、特許文献、米国特許出願公開第2003/0080683号明細書に記載されているバリアリブと異なり、プレート間の前記空間の略全体の高さに亘って連続的に広がっている。
好適には、第2プレートは単一のアドレス電極アレイのみを有し、それ故、各々のセルは単一のアドレス電極のみにより横断され、それ故、ディスプレイパネルの製造を簡略化する。
2つのコプレーナ維持電極間の維持放電を点火するための電圧は、点火ゾーンの近傍のそれらの電極を覆う誘電体層に予め蓄積された電荷に依存する。それらの電荷は、アドレス動作中又は前維持放電中に予め蓄積されることができる。それ故、セルにおける維持放電の前に、正電荷は、陽極としての役割を果たす維持電極において一般に蓄積され、負電荷は、陰極としての役割を果たす維持電極において一般に蓄積される。それらの蓄積された電荷は、メモリ電圧と呼ばれているものを生成し、点火電圧は、メモリ電圧が付加される、電極間に印加される維持信号の電圧に相当する。
セル内の維持放電の点火の瞬間に、このセルを横断する電極間の放電ガス中に生成する電子なだれは、陰極シースと呼ばれるものを構成するように陰極周囲に集中する正の空間電荷を生成する。正の擬似列と呼ばれるプラズマゾーンは、陰極シースと放電の陽極端部との間にあり、同等の比率で正電荷と負電荷とを有している。このゾーンは、それ故、導電性であり、その電界は低い。正の擬似列ゾーンに存在する電子は比較的低いエネルギーを有し、そのことは、高いエネルギー効率を有する紫外線の生成及び放電ガスの励起に有利に働く。
この放電中、セルを横断する電極間の電界線に沿った電位降下の殆どは陰極シースゾーンに対応している。陰極シースの強い電界において加速され、維持電極及び誘電体層にコーティングされた保護及び二次電子放出層に衝突するイオン衝撃は、陰極近傍の二次電子の実質的な放出を結果としてもたらす。この強い電子倍増効果の下で、電極間の導電性プラズマ密度は、それ故、イオン密度と電子密度の両方において非常に増加し、それにより、陰極シースは陰極近傍で収縮するようになり、そして、陰極としての役割を果たすコプレーナ電極を覆う誘電体表面の一部にプラズマからのイオンが堆積された地点に陰極シースが位置付けられるようになる。陽極側においては、プラズマ中の電子は、イオンより非常に移動し易く、予め蓄積される正の“メモリ”電荷の層を、前方から後方に徐々に中性化するように、陽極としての役割を果たすコプレーナ電極を覆う誘電体表面の一部に堆積される。このようにして蓄積された正電荷全てが中性化されたとき、陽極と陰極との間の電位は、それ故、立ち下がり始める。陰極シースにおける電界は、陰極シースの最大収縮に対応する最大に達し、電極間の電流は、それ故又、最大となる。
プラズマディスプレイパネルの発光効率は、ディスプレイを維持するため及びディスプレイパネルに電力供給するための電気エネルギーの殆どがイオンのスパッタリング効果のために壁を加熱すること及びイオンを加速することにおいて消費されるために、一般に低い。特許文献、米国特許第6,184,848号明細書において、放電の発光効率における最初の改善を可能にする維持放電を促進する手段について記載されている。図1A及び1Bに示すように、維持電極Y、Y´を分離する距離又は“ギャップ”は、それらの2つの電極間の放電が低強度のトリガ放電によってのみ可能であるように、実質的に増加される。図2Aに示すように、そのようなトリガ放電Dは、陰極としての役割を果たす維持電極Y´と中間陽極としての役割を果たすアドレス電極Xとの間に自動的にもたらされる又は意図的に印加されるトリガ信号に続いて得られる。図2Bに示すように、電子はイオンより速く移動するために、それらの電子は、第2維持電極Yが陽極としての役割を果たす限り、電位を増加させるラインに従い、2つの維持電極間に電流を確立し、ガスの励起が、光放出であって、一般に紫外線に関して高効率である、長い正の擬似列Dを生成する。このようにして、プラズマディスプレイパネルの発光効率は実質的に非常に改善されることとなる。
維持放電の効率は:
− トリガリング又はマトリクス放電ゾーンにおけるトリガ放電の効率;及び
− 維持電極間の広がりゾーンにおける正の擬似列の効率;
により影響を受けることが認識された。
各々のマトリクス放電ゾーン又はトリガゾーンにおけるアドレス電極と維持電極との間の短い放電のために、マトリクス放電は、この場合に、電界が高いため、電流密度が大き過ぎる場合、効率が十分でない可能性がある。マトリクス放電電流密度を制限し、それ故、それらの放電における陰極シースの発生を制限するためには、放電が尚もマトリクス状態(図2A)にあり且つ正の擬似列が未だに形成される必要がない(短絡と同等な状態がもたらされる)ときというより、放電がコプレーナ放電に変換され、維持電極間のコプレーナ放電広がりゾーンにおいて十分に広げられたときにのみ、電流密度の増加が起こるように及び陽極の広がりが非常に速いように、トリガゾーンにおいて交差している電極間の
低容量と協働することは好ましい。しかしながら、トリガゾーンにおける電極間の容量が減少する場合、ディスプレイパネルの動作電圧は増加し、そのことは問題である。そのような電圧を減少させるためには、アバランシェ利得を増加させることが必要である。これを、本発明の第1の重要な特徴に従って、トリガゾーンを広げるように又はトリガゾーンの断面積を増加させるように、更に遠くにトリガゾーンにおけるバリアリブを移動させることにより達成することができる。
コプレーナ放電の正の擬似列の発光効率は、その放電を通って流れる電流の密度に直接依存する。電流密度が減少する場合、発光効率は増加する。電流密度を減少させるために、本発明の第2の重要な特徴に従って、適切な縮小手段により、例えば:
− トリガゾーン間の広がりゾーンにおいてバリアリブを互いに近くなるようにすることにより;及び
− セル間分離要素により少なくとも2つの互いに平行な狭い広がりゾーンにトリガゾーン間にあるゾーンを副分割することにより;
広がりゾーンにおけるコプレーナ放電の正の擬似列に対する利用可能な交差部分を減少させることを提案する。
電子拡散は、それ故、増加し、電流密度は、コプレーナ放電広がり位相中、減少する。
プラズマディスプレイパネルの発光効率における更なる改善は、それ故、放電が点火される地点、即ち、トリガゾーンにおいてセルを広げることにより、及び広がりゾーンにおいてセルを縮小すること又はそれらを副分割することにより得られる。それ故、本発明に従って、各々のセルに対して、トリガゾーンの一又は他の交差部分は、各々の広がりゾーンの交差部分より大きい面積を有する。それ故、本発明の支援により、より大きい陰極面積により低陽極容量を用いて点火を促進するためにディスプレイパネルのバリアリブのプロファイルを最適化することができる一方、非常に高効率の正の擬似列を尚も維持することができる。
要約すると、本発明に従ったプラズマディスプレイパネルは、バリアリブアレイを構成する要素を分離することにより区画化されたガスで満たされた空間により分離された2つのプレートと、コプレーナ維持電極アレイと、アドレス電極アレイとを有し、トリガゾーン間に広がる少なくとも1つのコプレーナ放電広がりゾーンに及び維持電極を有するアドレス電極の交差部分の各々におけるトリガゾーンに副分割された各々のセルを用いて、バリアリブアレイは、各々のセルにおいて、全てのトリガゾーンの幅より、好適には少なくとも15%小さい幅を各々コプレーナ広がりゾーンが有するように、バリアリブのアレイは設計されている。
第1実施形態に従って、各々のセルは、2つの隣接トリガゾーン間に単一の広がりゾーンのみを有する。
この場合、トリガゾーン又は広がりゾーンを区切る分離要素は又、セルを区切る。それらの分離要素は、バリアリブのアレイの一部を構成するセル間分離要素であり、各々の要素はセルの2つの隣接する列を分離する。本発明に従って、各々のセルは、それ故、各々の広がりゾーンにおいてのみ狭くされ、各々のトリガゾーンにおいてのみ広くされる。そのように狭くされること及び広くされることは、特に、バリアリブのアレイを適合させることにより得られ、列間分離要素はその狭くされた地点において広くされ、その広くされた地点において狭くされる。
バリアリブのアレイを適合させることは、それ故、全体に亘って、バリアリブの上部の総面積の増加を結果としてもたらし、それにより、有利であることに、バリアリブの上部に一般に適用されるコントラスト改善ブラックマトリクスの面積を増加させ、それ故、環境光の下で画像表示コントラストを増加させる。
この実施形態に従って、ディスプレイパネルの何れの1つの列のセルは、より良好なセルのうろこ状配列を得るように、隣接する列のセルに対する列の一般的方向にシフトされる。これは、有利であることに、パネルのセルの密度又は面積を増加させる。
第2実施形態に従って、各々のセルは、2つの隣接するトリガゾーン間に複数の広がりゾーンを有する。
何れの1つのセルのそれらの種々の広がりゾーンは、それ故、何れの2つの同じ広がりゾーン間で平行に設定されている。トリガゾーン自体ではなく、トリガゾーン間のみにおけるこのような幅方向におけるセルの副分割は、広がりゾーンを縮小する他の有利な手段である。広がりゾーンの数の削減は、ディスプレイパネルの発光効率における適切な改善を与える。
好適には、このような本発明の第2実施形態に従って、各々のセルは、セルの2つの隣接する広がりゾーンを区切る、トリガゾーン間にある前記隔たりにおける列の方向に沿って広がっている少なくとも1つのセル間分離要素により副分割される。
それらのセル間分離要素は又、バリアリブのアレイの一部を構成する。それらのセル間分利要素の寸法は、並列状態で動作する複数のゾーンを得るように設計されている。それらのセル間分離要素は、一般に支持要素ではなく、即ち、それらの高さはセル間分離要素の高さより低く、又、プレート間の距離より小さい。
セルの全長に亘って広がっていないが、コプレーナ電極間にある隔たりに対してのみ広がっているセル間分離要素によるセルの副分割は、本発明に従って、より狭い広がりゾーンがトリガゾーンの幅を変化させる必要なく、得られることを意味している。
特許文献、米国特許第6,376,995号明細書において記載されているセル間分離要素と異なり、本発明に従ったセル間バリアリブ要素は、マトリクス放電をトリガリングするために大きい空間を残すように、マトリクス放電トリガゾーンに、それ故一般に、アドレス電極と維持電極との間の交差部分に割り込んでいる。
各々のセルは、好適には、単一のアドレス電極のみにより横断されている。好適には、セル間分離要素は、それ故、米国特許第6,376,995号明細書の図21に示されているディスプレイパネルと異なり、このアドレス電極の反対側に位置付けられている。
好適には、コプレーナ電極は、誘電体層及び保護及び二次電子放出層をコーティングされている。その誘電体層は、それ故、ディスプレイパネルが一連のアドレス動作及び維持動作により駆動されるようにするメモリ効果を与える一方、保護及び二次電子放出層は、ディスプレイパネルの動作電圧を低下させるために支援する。
好適には、各々のセルにおいて、種々のコプレーナアレイの電極を分離する距離はプレートを隔てる距離より大きい。そのようなパネル構造は、それらの電極を駆動する及びそれらの電極に電力供給するための適切な手段が各々のコプレーナ放電がマトリクス放電によりトリガされるように用いられるとき、特に有利である。
2つの維持電極を隔てている距離はコプレーナギャップに一致している一方、プレート間距離は、プレート間のガス空間の厚さに一致している。本発明は、それ故、好適には、“広いギャップ”のディスプレイパネルと呼ばれるものに適用され、それらのディスプレイパネルは、マトリクストリガリングすることにより駆動されるために特に適切である。実際には、約500μmのギャップが、一般に、用いられる。
本発明の主題は又、本発明に従ったプラズマディスプレイパネルを有する画像ディスプレイ装置であって、前記コプレーナ電極の一と前記セルを横断するアドレス電極との間のマトリクス放電によりそれらの放電が各々トリガされるような、及び、セルを横断する種々のコプレーナ電極間でコプレーナ放電を各々のセルにおいて発生させるために適切であるそれらの電極に信号を印加することができるこのディスプレイパネルの電極を駆動する及びそれに電力供給するような、手段を有することを特徴とする、画像ディスプレイ装置である。
そのようなパネルを駆動するために、表示される画像のフレームは、連続してディスプレイに必要な階調を生成することができるサブフレームに、それ自体既知の方法で、一般に副分割されている。
パネルを駆動するために、サブフレームの表示は、それ自体既知の方式である、アドレス段階と維持段階とを一般に有する。一般に、単一の電圧パルスを有するアドレス段階は、対象のサブフレームの間に活性化される必要があるパネルのセルにおいてのみ、選択的に、次の段階の最初のコプレーナ維持放電をトリガするために必要な表面電荷を生成することが目的である。この段階の間、前段階とは異なり、同じ電圧パルスが多くのセルのコプレーナ電極間に、予め活性化されたか否かに拘らず、印加される。この段階の間、コプレーナ放電は予め活性化されたセルにおいてのみ生じる。本発明に従って、この維持段階のコプレーナ放電の各々は、一のプレートにおけるアドレス電極と他のプレートにおけるコプレーナ電極との間のマトリクス放電によりトリガされる。
各々のコプレーナ放電、即ち、同じプレートにおける2つの電極間の放電は、それ故、マトリクス放電、即ち、2つの異なるプレートにおける2つの電極間の放電によりトリガされる。このトリガ放電は、それ故、2つの異なるプレートにおける2つの電極間において及び維持位相の準備のみのために、同時に起こるアドレス放電とは異なる。
特許文献、米国特許出願公開第2003/0080683号明細書に記載されている表示装置は、コプレーナ電極の4つのアレイとアドレス電極のアレイとを備えているプラズマディスプレイパネルについて開示している。前記特許文献の段落30に示されているように、コプレーナ電極の最初の2つのアレイの電極X´、Y´は、コプレーナ放電を生成することを容易にするように、互いに近い(即ち、それらの間には小さいギャップを伴っている)。そのような小さいギャップのコプレーナ放電は、非常に離れている他の2つのコプレーナアレイの電極X、Y間の“主”の広いギャップのコプレーナ放電をトリガする役割を果たす。
それ故、本発明における場合と異なり、特許文献、米国特許出願公開第2003/0080683号明細書においては、そのコプレーナ放電は、各々の主コプレーナ放電をトリガするコプレーナ電極とアドレス電極との間のマトリクス放電でなく、2つの小さいギャップのコプレーナ電極間の小さいギャップのコプレーナ放電である。それ故、本発明における場合と異なり、米国特許出願公開第2003/0080683号明細書においては、トリガ電極X´又はY´は、各々のセルにおける各々の意地アレイの電極に亘って横断していない。
本発明は、以下、添付図面を参照して制限されない例示として与えられる詳細説明を読むことにより更に明確に理解することができる。
従来技術に対して本発明により提供することができる有利点及び差異をもたらし、以下の詳細説明を簡単化するために、同一の参照番号を同じ機能を実行する要素に対して用いることとする。
実施形態の第1ファミリーに従って、本発明に従ったプラズマディスプレイパネルは、図3に示すように、列分離要素15が幅において変化する点で、図1A及び1Bを参照すする上記のディスプレイパネルと主に異なる。それ故、マトリクス放電トリガゾーンZ、Z´において、即ち、維持電極Y、Y´の一とアドレス電極とノ間の交差部分において、測定されるセルの幅Lは、アドレスアレイの電極Xの間隔pに等しいか又はそれより大きい一方、広がりゾーンZにおいて、即ち、維持電極間において測定されるセルの幅Lは、同じ間隔pより小さい。
それ故、マトリクストリガリングすることによりコプレーナ放電を駆動するとき、マトリクス放電トリガゾーンにおけるアバランシェ利得は増加し、正の擬似列の広がりゾーンにおける放電の効率は増加する。
パネルのセルは、セルの広い部分、即ち、マトリクス放電ゾーンを最適に分布させるように、互いに対して千鳥状に配列されている。それ故、図3に示すように、パネルの隣接していない列に属するセルの各々のマトリクス放電ゾーンは、隣接列のセル(図3におけるZ´´の場合)の広がりゾーン間か又は、それらの隣接列における異なる行の2つのセルを分離するゾーン間にある。それ故、ディスプレイパネルの何れの1つの列のセルは、隣接列のセルに関して列の一般方向において埋め合わせされている。
この実施形態のファミリーは、例えば、画像表示コントラストを改善するように意図され、バリアリブの上部に位置付けられたブラックマトリクスの有効領域を更に増加させる。これは、低透過率ニュートラルフィルタを用いることを可能にし、プラズマディスプレイパネルの最終的な発光効率を更に改善する。
セルの千鳥状配列は、図3に示すように、曲がりくねった、非直線的なプロファイルを有する維持電極をもたらす。
図4は、図3に示しているディスプレイパネルの変形であって、セルが又千鳥状に配列されているが、維持電極は直線的である、変形を示している。維持電極Y、Y´は、ここでは、マトリクス放電ゾーンZ、Z´の中心の方に延びている枝18を備えている。それらの枝は、ITOのような透明な導電性材料から構成することが可能である。
本発明の実施形態の第2ファミリーに従って、本発明に従ったプラズマディスプレイパネルは、図5に示すように、平行状態にある2つの広がりゾーンZE1、ZE2を得るように、維持電極Y、Y´間のみに広がっているセル間分離要素19を各々のセルが備えている点で、図1A及び1Bを参照した上記のディスプレイパネルと主に異なっている。ディスプレイパネルの発光効率は、それ故、更に改善される。この分離要素の寸法及び材料は、セルの壁要素、即ち、分離要素15、19の非常に近くにプラズマをもたらすように、正の擬似列を2つに分割するこれを得るために、それ自体既知である方式で設計されている。実際には、セル間分離要素19は、セル間分離要素15のように、バリアリブのアレイに統合され、同時に及び同じ材料で製造される。実際には、セル間分離要素19の幅は40μmに等しいか又はそれより大きい。
マトリクス放電ゾーンの外側の維持電極間のみにそれらのセル間分離要素を位置付けることにより、たとえ、セル間分離要素15間の距離が、実際には、セルの全長に亘って一定であるとしても、得られるものは、広がりゾーンのセルの交差部分における縮小である。それ故、マトリクス放電ゾーンZ、Z´におけるセルの幅Lは、各々の広がりゾーンZE1、ZE2の幅LE1、LZE2より大きい。
このような本発明の実施形態の第2ファミリーは又、特に、セル間の側壁またはセル間分離要素においてセル内の蛍光体のために利用可能な領域を増加させることを可能にするため、第1ファミリーより有利である。蛍光体層は図中に示していないことに留意する必要がある。このような蛍光体のための利用可能領域の増加は発光効率を改善するために支援する。
製造における制限のために、セルの列間間隔pは、2つの広がりゾーンZE1、ZE2の間の蛍光体の堆積と干渉する可能性がある。それ故、図6に示すように、千鳥状のセルの配列を使用することは好ましい。このような図5に示しているディスプレイパネルのバージョンにおいては、各々の維持電極はセルの2つの連続する行のために同時に役立つ。
セル当たり1つのみのアドレス電極Xが存在する場合、電極における誘電体の厚さを増加させ、それ故、陽極容量を減少させ、それにより、陽光柱の形成を向上させ及び電子広がり速度を増加させるために、図5及び6に示すように、セル間分離要素19の下にこの電極を位置付けることは有利である。
上記の実施形態の両方のファミリーにおいては、異なる列の2つのセルを分離するゾーンでは、それらのセルを区切るセル間分離要素間の隔たりは減少するが、0にはならない。この隔たりは、列において蛍光体を堆積することを容易にする凹部を有利に与えるために、広がりゾーンLE、LE1、LE2の幅より小さく、0ではなく、それにより、バリアリブの上部において蛍光体を堆積するリスクを低減する。
上記のプラズマディスプレイパネルはそれ自体既知である方法により製造されることが可能であるが、それについては、ここでは、説明しない。
本発明は、同時提出の特許請求の範囲における範囲から逸脱することなく、プラズマディスプレイパネルの他の種類に適用することが可能である。
上記のプラズマディスプレイパネルは、特に、各々の維持放電がマトリクス放電によりトリガされる維持動作を実行するための電力供給及び駆動手段を有するディスプレイに有利に統合される。そのような電力供給及び駆動手段は当業者には周知であり、例えば、上記の特許文献、米国特許第6,184,848号明細書において非常に詳細に記載されている。
従来技術に従ったプラズマディスプレイパネルの1つのセルの平面図である。 従来技術に従ったプラズマディスプレイパネルの1つのセルの断面図である。 電極と電極を覆う誘電体層のみを有する交差部分を模式的に示し、図1のセルのマトリクス放電によりトリガされる維持放電の進行の種々の段階を示す図である。 電極と電極を覆う誘電体層のみを有する交差部分を模式的に示し、図1のセルのマトリクス放電によりトリガされる維持放電の進行の種々の段階を示す図である。 電極と電極を覆う誘電体層のみを有する交差部分を模式的に示し、図1のセルのマトリクス放電によりトリガされる維持放電の進行の種々の段階を示す図である。 各々のセルが単一の広がりゾーンを有する本発明の第1ファミリーを示す図であって、何れの1つの行の隣接するセルは互いに対して埋め合わされていて、そして、各々のセルに対してトリガゾーンの幅は単一の広がりゾーンの幅より大きい、本発明に従ったディスプレイパネルの3つのセルの集合を示す平面図であり、維持電極は直線的でなく、直接、セルに役立ち、そして、枝を供えていない、平面図である。 各々のセルが単一の広がりゾーンを有する本発明の第1ファミリーを示す図であって、何れの1つの行の隣接するセルは互いに対して埋め合わされていて、そして、各々のセルに対してトリガゾーンの幅は単一の広がりゾーンの幅より大きい、本発明に従ったディスプレイパネルの3つのセルの集合を示す平面図であり、維持電極は直線的であり、そして、セルに役立つ枝を供えている、平面図である。 各々のセルが2つの広がりゾーンを平行状態で有する本発明の第2ファミリーを示す図であって、本発明に従ったディスプレイパネルの3つのセルの集合を示す平面図であり、各々のセルは維持電極間のみにおいて広がっているセル間分離要素により分割され、各々のコプレーナ電極はセルの単一の行のみに役立つ、平面図である。 各々のセルが2つの広がりゾーンを平行状態で有する本発明の第2ファミリーを示す図であって、本発明に従ったディスプレイパネルの3つのセルの集合を示す平面図であり、各々のセルは維持電極間のみにおいて広がっているセル間分離要素により分割され、各々のコプレーナ電極はセル2つの隣接するに役立つ、平面図である。

Claims (10)

  1. 放電ガスで満たされた空間を間に有する第1プレートと第2プレートとを有するプラズマディスプレイパネルであって、前記空間が、特にバリアリブのアレイにより行列状に配列された複数の放電セルに区分化されている、プラズマディスプレイパネルであり:
    前記第1プレートは、維持電極と呼ばれるコプレーナ電極の少なくとも2つのアレイを有し、それらの維持電極は互いに及び前記行に対して平行である一般方向に沿って方向付けられ;
    前記第2プレートは、アドレス電極と呼ばれる電極の少なくとも1つのアレイを有し、それらのアドレス電極は互いに及び前記列に対して平行である一般方向に沿って方向付けられ;
    前記電極は、各々のセルにおいて、アドレス電極が各々の維持アレイの電極と交差するように位置付けられ;
    前記のバリアリブのアレイは列間分離要素を有し、各々の列間分離要素はセルの2つの隣接する列を分離する;
    プラズマディスプレイパネルであり、
    維持電極とアドレス電極の交差部分において各々位置している少なくとも2つのトリガゾーンに、及び前記トリガゾーン間において広がっている少なくとも1つのコプレーナ放電広がりゾーンに副分割された各々のセルを用いて、各々のセルにおいて、各々のコプレーナ広がりゾーンが、前記行に沿って区分化する2つの隣接する分離要素間で測定されるとき、前記行に沿って前記トリガゾーンを区分化する2つの隣接する分離要素間で測定される全てのトリガゾーンの幅より小さい幅を前記列に沿って区分化される前記トリガゾーン間にある隔たりの範囲内で有するように、前記のバリアリブのアレイが設計されている;
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルであって、前記第1プレートはコプレーナ維持電極の2つのアレイのみを有する、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 請求項1又は2に記載のプラズマディスプレイパネルであって、前記列間分離要素は、前記第1プレートと第2プレートとの間の前記空間の略全体の高さに亘って連続的に広がっている、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  4. 請求項1乃至3の何れ一項に記載のプラズマディスプレイパネルであって、各々のセルにおいて、種々のコプレーナアレイの電極を隔てる距離は前記第1プレートと前記第2プレートを隔てる距離より大きい、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  5. 請求項1乃至4の何れ一項に記載のプラズマディスプレイパネルであって、前記のバリアリブのアレイは、各々のセルにおいて、区分化される2つの隣接する分離要素間の前記行の方向に沿って測定された各々のコプレーナ広がりゾーンの前記幅は、区分化される2つの隣接する分離要素間の前記行の方向に沿って測定された全てのトリガゾーンの前記幅より少なくとも15%小さい、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  6. 請求項1乃至5の何れ一項に記載のプラズマディスプレイパネルであって、各々のセルは、2つの隣接するトリガゾーン間の単一の広がりゾーンのみを有する、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  7. 請求項1乃至5の何れ一項に記載のプラズマディスプレイパネルであって、各々のセルは、2つの隣接するトリガゾーン間の複数の広がりゾーンを有する、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  8. 請求項7に記載のプラズマディスプレイパネルであって、各々のセルは、前記トリガゾーン間にある前記隔たり内の列の方向に沿って広がり、そのセルの2つの隣接する広がりゾーンを区分化する少なくとも1つのセル間分離要素により副分割される、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  9. 請求項1乃至8の何れ一項に記載のプラズマディスプレイパネルであって、前記コプレーナ電極は誘電体層と保護及び二次電子放出層とをコーティングされている、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  10. 請求項1乃至9の何れ一項に記載のプラズマディスプレイパネルを有する画像表示装置であって、前記コプレーナ電極の1つと前記セルを横断している前記アドレス電極との間のマトリクス放電によりコプレーナ放電が各々トリガされるように、及びセルを横断する種々のコプレーナ電極間のそれらのコプレーナ放電が各々のセルにおいて生成されるために、適切であるそれらの電極に信号を印加することができるこのディスプレイパネルの前記電極に電力供給する且つ前記電極を駆動するための手段を有する、ことを特徴とする画像表示装置。
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