JP2001052618A - Ac型プラズマディスプレイパネルおよびその駆動方法 - Google Patents

Ac型プラズマディスプレイパネルおよびその駆動方法

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JP2001052618A JP21974099A JP21974099A JP2001052618A JP 2001052618 A JP2001052618 A JP 2001052618A JP 21974099 A JP21974099 A JP 21974099A JP 21974099 A JP21974099 A JP 21974099A JP 2001052618 A JP2001052618 A JP 2001052618A
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discharge
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浩一 和迩
Naotaka Kosugi
直貴 小杉
Hiroyuki Tachibana
弘之 橘
Yoshihisa Oe
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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 維持放電ギャップを長くした場合において
も、放電維持のための印加電圧を大きく上昇させること
なく、発光効率の高いAC型プラズマディスプレイパネ
ルおよびその駆動方法を提供する。 【解決手段】 表面基板3上には、誘電体層5で覆われ
た帯状の第1電極14と第2電極15とからなる電極対
が複数配列され、誘電体層5上には保護膜6および蛍光
体膜13が形成されている。背面基板4上には、第1電
極14および第2電極15と直交する方向に、複数の帯
状の第3電極16が配列されており、第1電極14と第
2電極15との距離dssが放電空間2aの高さdsaより
も大きく設定されている。第1電極14および第2電極
15と第3電極16との間の放電が維持放電の一部を構
成するように駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AC型プラズマデ
ィスプレイパネルおよびその駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のAC面放電型プラズマディスプレ
イパネルの要部断面図を図7に示す。図7(b)は図7
(a)のB−B断面図である。
【0003】従来のAC面放電型プラズマディスプレイ
パネル(以下、パネルという)1は、図7に示すよう
に、放電空間2を挟んでガラス製の表面基板3およびガ
ラス製の背面基板4が対向して配置されている。表面基
板3上には、誘電体層5および保護膜6で覆われた対を
成す帯状の走査電極7と維持電極8とからなる電極群が
互いに平行配列されている。走査電極7および維持電極
8はそれぞれ、透明電極7a、8aと導電性を高めるた
めの金属母線7b、8bとから構成されている。
【0004】背面基板4上には、走査電極7および維持
電極8と直交する方向に帯状のデータ電極9が互いに平
行配列されており、またこの各データ電極9を隔離し、
かつ放電空間2を形成するための帯状の隔壁10がデー
タ電極9の間に設けられている。また、データ電極9上
から隔壁10の側面にわたって蛍光体層11が形成され
ている。さらに、放電空間2にはヘリウム(He)、ネ
オン(Ne)およびアルゴン(Ar)のうち少なくとも
一種とキセノン(Xe)との混合ガスが封入されてい
る。
【0005】このパネル1は表面基板3側から画像表示
を見るようになっており、放電空間2内での走査電極7
と維持電極8との間の放電により発生する紫外線によっ
て、蛍光体層11を励起し、この蛍光体層11からの可
視光を表示発光に利用するものである。
【0006】次に、従来のパネル1に画像データを表示
させる方法について説明する。
【0007】従来のパネルを駆動する方法として、1フ
ィールド期間を2進法に基づいた発光期間の重みを持っ
た複数のサブフィールドに分割し、発光させるサブフィ
ールドの組み合わせによって階調表示を行う。各サブフ
ィールドは初期化期間、アドレス期間および維持期間か
らなる。
【0008】画像データを表示するためには、初期化期
間、アドレス期間および維持期間でそれぞれ異なる信号
波形を各電極に印加する。初期化期間には、たとえば、
維持電極8およびデータ電極9に対して正極性のパルス
電圧をすべての走査電極7に印加し、保護膜6および蛍
光体層11上に壁電荷を蓄積する。
【0009】アドレス期間では、すべての走査電極7に
順次、負極性のパルスを印加することにより走査してい
く。表示データがある場合、走査電極7を走査している
間に、データ電極9に正極性のデータパルスを印加する
と、走査電極7とデータ電極9との間で放電が起こり、
走査電極7上の保護膜6の表面に壁電荷が形成される。
【0010】続く維持期間では一定の期間、走査電極7
と維持電極8との間に放電を維持するのに十分な電圧を
印加する。これにより、走査電極7と維持電極8との間
に放電プラズマが生成され、一定の期間、蛍光体層11
を励起発光させる。アドレス期間においてデータパルス
が印加されなかった放電空間では、放電は発生せず蛍光
体層11の励起発光は起こらない。
【0011】このような従来のパネル1では、走査電極
7と維持電極8との距離(以下、維持放電ギャップとい
う)dpは、パッシェンの法則で決まる最小放電電圧が
得られる値の近くに設定されている。これは、維持期間
において走査電極7と維持電極8との間に印加する外部
維持電圧Vsusを低くするためである。すなわち、走査
電極7と維持電極8との間の放電開始電圧をVfssと
し、走査電極7上の誘電体層5の壁電圧と維持電極8上
の誘電体層5の壁電圧との和をVwssとするとき、走査
電極7と維持電極8との間の放電空間に加わる電圧はV
sus+Vwssであるため、走査電極7と維持電極8との間
で放電を維持するためには、 Vfss<Vsus+Vwss (1) でなければならない。Vfssが最小になるようにパネル
を設計することで、より低い外部維持電圧Vsusで放電
を維持することができる。外部維持電圧Vsusは低いほ
ど回路設計が容易になり、また無効電力による損失も低
減できる。
【0012】現在、製造されているパネルでは、封入ガ
スの全圧が約50〜60kPa、維持放電ギャップdp
が80〜100μmにおいてVsusは極小となり、Vsus
=180〜200Vを得ている。またその場合、キセノ
ンガスの分圧が5〜10%で、最も発光効率が高くなる
ことが知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のパネルで
は、CRTなどの表示装置と比較して発光効率が著しく
低いという課題があった。たとえば上述した、維持放電
ギャップdpが80〜100μmのパネルでは、発光効
率は1lm/W前後とCRTの5分の1程度である。
【0014】一般に放電を起こす電極間の距離を長くす
ると発光効率は上昇することが知られているが、走査電
極7と維持電極8との間の距離を長くすると放電開始電
圧Vfssもパッシェン曲線にしたがって急激に上昇し、
駆動が困難になるという課題があった。
【0015】また、蛍光体層を形成する面積を増加させ
ることも、発光効率を向上させる効果がある。しかし、
走査電極7と維持電極8の間の誘電体層5上に設けられ
た保護膜6の表面はほとんどが陰極として利用されるの
で、表面基板3側には蛍光体を形成することができなか
った。このため、発光効率の向上に限界があった。
【0016】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、維持放電ギャップを長くした場合にお
いても、放電維持のための印加電圧を大きく上昇させる
ことなく、発光効率の高いAC型プラズマディスプレイ
パネルおよびその駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のAC型プラズマ
ディスプレイパネルは、誘電体層で覆われた第1電極お
よび第2電極が互いに平行に形成された第1の基板と、
蛍光体層で覆われた第3電極が前記第1電極と直交する
方向に形成された第2の基板とが放電空間を挟んで対向
配置され、前記第1電極と前記第2電極との間の前記誘
電体層の上に蛍光体膜が形成され、前記第1電極と前記
第2電極との距離が、前記放電空間の高さよりも大きく
設定されたものである。この構成により、放電電圧を高
めることなく、長ギャップの放電空間に表示放電を形成
することができる。
【0018】本発明のAC型プラズマディスプレイパネ
ルの駆動方法は、誘電体層で覆われた第1電極および第
2電極が互いに平行に形成された第1の基板と、蛍光体
層で覆われた第3電極が前記第1電極と直交する方向に
形成された第2の基板とが放電空間を挟んで対向配置さ
れ、前記第1電極と前記第2電極との間の前記誘電体層
の上に蛍光体膜が形成され、前記第1電極と前記第2電
極との距離が、前記放電空間の高さよりも大きく設定さ
れたAC型プラズマディスプレイパネルを駆動する方法
であって、前記第1電極と前記第3電極との間の放電空
間を第1対向放電空間、前記第2電極と前記第3電極と
の間の放電空間を第2対向放電空間とするとき、アドレ
ス期間において、前記第1電極に対して前記第2電極に
正極性の電圧を印加するとともに前記第3電極にデータ
パルスを印加し、維持期間において、前記第2対向放電
空間で前記第2電極を陰極側とする放電が開始するよう
な電圧を前記第2電極に印加するとともに、前記第2電
極に対して正極性の電圧を前記第1電極に印加するもの
である。この方法により、放電電圧を高めることなく、
長ギャップの放電空間に表示放電を形成することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0020】本発明の一実施の形態のパネルの要部平面
図を図1に示す。図2は図1のC−C断面図、図3は図
1のD−D断面図である。
【0021】図1〜3に示すように、本発明の一実施形
態のパネル12は、放電空間2aを挟んでガラス製の表
面基板3とガラス製の背面基板4とが対向して配置され
ている。表面基板3上には、誘電体層5および保護膜6
からなる第1の誘電体層で覆われた帯状の第1電極14
と第2電極15とからなる電極対が複数配列されてい
る。保護膜6として酸化マグネシウム(MgO)等の二
次電子放射係数の高い材料を用いている。さらに放電空
間2aに面した保護膜6表面のうち、第1電極14およ
び第2電極15の真上以外の部分には、帯状の蛍光体膜
13が形成されている。
【0022】背面基板4上には、第1電極14および第
2電極15と直交する方向に、複数の帯状の第3電極1
6が配列されており、この各第3電極16を隔離し、か
つ放電空間2aを形成するための帯状の隔壁10が第3
電極16の間に設けられている。また、隣接する隔壁1
0の間には、第3電極16および隔壁10の側面を覆っ
て帯状の蛍光体層11が形成されている。放電空間2a
にはHe、NeおよびArのうち少なくとも一種とXe
との混合ガスが封入されている。
【0023】このパネル12は表示面側である表面基板
3側から画像表示を見るようになっており、放電空間2
a内の放電により発生する紫外線によって、蛍光体膜1
3および蛍光体層11を励起し、発生する可視光を表示
発光に利用するものである。
【0024】蛍光体層11、蛍光体膜13として、第3
電極16に平行な方向には同色の蛍光体材料を用い、第
3電極16と直交する方向には、例えば赤(11r、1
3r)、青(11b、13b)、緑(11g、13g)
の順に三原色の蛍光体材料を順次用いている。1つの放
電セルは、1本の第1電極14および第2電極15と1
本の第3電極16との交差部に構成され、隔壁10と直
交する方向に互いに隣接した3つの放電セルにより、1
つの画素17を構成している。それぞれの放電セルには
同色の蛍光体層11および蛍光体膜13が形成されてい
る。
【0025】本実施の形態のパネル12においては、第
1電極14と第2電極15との間隔をギャップdssと
し、第3電極16の中心線上における蛍光体層11の表
面と保護膜6の表面との距離(以下、対向放電ギャップ
という)、すなわち第3電極16の中心線上における放
電空間2aの高さをdsaとしたとき、dss>dsaと設定
している。また、第1対向放電空間は第1電極14と第
3電極16との間の放電空間を、第2対向放電空間は第
2電極15と第3電極16との間の放電空間を指すもの
とする。本実施の形態によるパネルの設計パラメータの
一例を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】ここで、各電極間の放電開始電圧を次のよ
うに定義する。
【0028】Vfss:第1電極14と第2電極15との
間の放電開始電圧 Vfsa:第3電極16に対して第1電極14(第2電極
15)を低電位とした場合の第1対向放電空間(第2対
向放電空間)の放電開始電圧 Vfas:第1電極14(第2電極15)に対して第3電
極16を低電位とした場合の第1対向放電空間(第2対
向放電空間)の放電開始電圧 VfsaとVfasとは互いに放電の極性が逆の場合の放電開
始電圧であるが、Vfsaは二次電子放射係数が高い保護
膜6を陰極としたときの放電開始電圧であるのに対し
て、Vfasは二次電子放射係数が保護膜6と比較してか
なり低い蛍光体を陰極としたときの放電開始電圧である
ため、Vfsa≪Vfasの関係がある。
【0029】放電開始電圧Vfssは、電極間の距離がds
sのときの放電開始電圧である。従来の面放電型パネル
での維持放電を行う電極間の距離、すなわち走査電極7
と維持電極8との間の距離は80〜100μmであるの
に対し、本実施形態のパネルでは主放電ギャップdssを
400μmと従来の5倍近い値にとっている。したがっ
て、従来の駆動方法で本実施形態のパネルを駆動する
と、維持放電を開始するための電圧(Vfss)は非常に
高くなってしまう。そこで、本実施形態では第3電極1
6を利用することによって、Vfssを低下させて維持放
電を行っており、この維持放電は従来のような面放電で
はなく、むしろ対向放電というべきものである。次に、
その駆動方法を図4および図5を参照しながら説明す
る。
【0030】本実施形態のパネル1を駆動する方法とし
て、1フィールド期間を2進法に基づいた発光期間の重
みを持った複数のサブフィールドに分割し、発光させる
サブフィールドの組み合わせによって階調表示を行う。
各サブフィールドは初期化期間、アドレス期間および維
持期間からなる。
【0031】画像データを表示するためには、初期化期
間、アドレス期間および維持期間でそれぞれ異なる信号
波形を各電極に印加する。図4は各期間におけるパネル
の駆動信号波形を示したものである。
【0032】図4(a)は第1電極14に印加する電圧
波形Vxであり、図4(b)は第2電極15に印加する
電圧波形Vyであり、図4(c)は第3電極16に印加
する電圧波形Vaであり、図4(d)は放電によって流
れる電流波形である。図4(a)において、破線は第3
電極16上の蛍光体層11および第1電極14上の誘電
体層5および保護膜6に発生した壁電圧を示す。また、
図4(b)において、破線は第3電極16上の蛍光体層
11および第2電極15上の誘電体層5、保護膜6に発
生した壁電圧を示す。
【0033】これらの壁電圧は、発生した放電に応じて
保護膜6または蛍光体層11上に蓄積される壁電荷によ
って生じたものである。壁電圧の極性は、印加電圧と壁
電圧との差が、それぞれの電極間の放電空間に加わる電
圧を表すように設定されている。また、図4(a)、
(b)の破線上には第1電極14上および第2電極15
上の保護膜6に蓄積される壁電荷の極性がそれぞれ示さ
れている。
【0034】次に各期間における印加電圧波形と放電の
状態について説明する。
【0035】初期化期間の前半では、第1電極14およ
び第2電極15に、第3電極16に対して下降する傾斜
電圧を印加し、第1および第2対向放電空間で微弱な放
電を起こす。この放電によって、第1および第2対向放
電空間には、後に続く動作のための初期電荷が形成され
る。ここで第1電極14および第2電極15に、第3電
極16に対して下降する電圧を印加するのは、二次電子
放射係数が比較的大きい保護膜6を陰極とすることによ
り、放電開始を容易にするためである。
【0036】初期化期間の中間では、第1電極14およ
び第2電極15に、第3電極16に対して比較的振幅の
大きな上昇する傾斜電圧を印加し、第1および第2対向
放電空間で放電を起こす。この結果、第1電極14およ
び第2電極15上の保護膜6には負電荷が蓄積される。
【0037】初期化期間の後半では、第3電極16に対
して下降する傾斜電圧を第1電極14に印加し、第1電
極14と第3電極16との間の第1対向放電空間で放電
を起こす。この結果、第1電極14上の保護膜6表面の
負電荷が調整される。
【0038】傾斜電圧を印加している間、持続的に放電
電流が流れ、第1対向放電空間には放電維持電圧Vs程
度の電圧が常に加わっている。したがって、初期化期間
が終了した時点においては、印加電圧と壁電圧との差は
その放電空間の放電維持電圧Vsにほぼ等しい。図4に
おいて、初期化期間の終了時に第1対向放電空間に加わ
る電圧をVsx-aと表している。
【0039】アドレス期間では、第1電極14にバイア
ス電圧Vabを加えて、選択された放電セルのみで放電が
起こるようにする。放電セルの選択は、第1電極14に
順次負極性のパルスを印加することによって行う。表示
データがある場合、第1電極14を走査している間に、
第3電極16に正極性のデータパルス電圧Vaを印加す
る。これによって時間t1では、第1電極14と第3電
極16との間の第1対向放電空間に電圧Vsx-a+Vaが
印加され、第1対向放電空間で放電が開始する。ここ
で、Vsx-aは前述したように、第1対向放電空間の放
電維持電圧にほぼ等しいので、比較的小さな電圧Vaで
放電を開始することができる。
【0040】アドレス期間において、第2電極15には
第1電極14に対して正極性の電圧が加わっているの
で、第1対向放電空間で生じた上記の放電は第2電極1
5の方向へと伸展し、時間t2では第2電極15と第3
電極16との間の第2対向放電空間にも放電が形成され
る。以上の結果、第1電極14上の保護膜6に蓄積され
る電荷の極性は、第2電極15上の保護膜6に蓄積され
る電荷の極性と逆になる。
【0041】また、表示データがない場合には第1対向
放電空間には放電が発生せず、第1電極14と第2電極
15上の保護膜6に蓄積された電荷は、ほぼ初期化期間
終了時のまま保たれる。
【0042】維持期間では第1電極14と第2電極15
に交互に振幅Vsusの維持パルスを印加する。維持パル
スは、時間t3において第2対向放電空間で第2電極1
5を陰極側とする放電が開始するような位相で印加され
る。このとき、第1電極14には第2電極15に対して
正極性の電圧が加わっているので、第2対向放電空間で
生じた上記の放電は第1電極14の方向へと伸展し、時
間t4では第1対向放電空間にも放電が形成される。そ
の結果、第1電極14および第2電極15上の保護膜6
に蓄積される電荷の極性は逆転する。
【0043】以降の維持期間は以上の動作が交互に繰り
返され、そのサブフィールドの重みに応じた回数の放電
発光が行われる。
【0044】次に一方の対向放電空間で開始した放電が
他方の対向放電空間の方向へ伸展する機構について、維
持期間を例に図5を参照しながら詳細に説明する。
【0045】図5は、図2に示す本実施の形態のパネル
の断面図を簡略化したものについて、維持期間における
印加電圧と壁電荷および放電プラズマの様子を図示した
ものである。すなわち、保護膜6および蛍光体膜13を
省略している。
【0046】図5(a)は、維持期間の時間t3(図4
参照)における壁電荷と印加電圧を示す。時間t3
は、第1電極14に外部維持電圧Vsusが印加され、第
2電極15は接地される。アドレス期間において、第2
電極15上の誘電体層5上には負極性の壁電荷が蓄積し
ているので、第2対向放電空間には第2電極15を負極
とする電圧が加わり、放電が開始する。第1対向放電空
間にもVsus程度の電圧が加わるが、蛍光体層11を陰
極とする極性なので、放電は開始できない。なお、第3
電極16上の蛍光体層11上には、正極性の壁電荷が蓄
積されている。これはアドレス期間において第2電極1
5に大きな正電圧が加わっているのに対して、電位の低
い第3電極16が正電荷を引き寄せたためである。
【0047】図5(b)は、第2対向放電空間で放電が
開始した状態を示す。第2対向放電空間で放電が開始す
ると、多量の正電荷、負電荷が発生し、それぞれ第2電
極15、第3電極16の方向へ引き寄せられ壁電荷を形
成する。壁電荷によって生じた壁電圧は、第2対向放電
空間にかかる電圧を打ち消し放電を停止させるように働
く。第2電極15上の誘電体層5と第3電極16上の蛍
光体層11とを比較すると、後者の方が誘電率が小さい
ため、壁電荷の蓄積は第3電極16側で速く進行する。
その結果、放電の陽極端は負電荷を流し込める蛍光体表
面を求めて移動することになる。その移動方向は、正の
外部維持電圧Vsusが印加されている第1電極14の方
向となる。
【0048】図5(c)は放電の陽極端が移動している
状態を示している。放電の陽極端は蛍光体層11の上に
蓄積された正電荷を打ち消しながら、第1電極14の方
向へと伸展していく。
【0049】図5(d)は時間t4(図4参照)におい
て、放電の陽極端が第1電極14上に到達した様子を示
す。このとき、第1対向放電空間から第2対向放電空間
を結ぶように陽光柱が形成され、多量の紫外線が放射さ
れる。
【0050】図5(e)は放電が停止する直前の状態を
示す。放電は第1対向放電空間において、第1電極14
上の誘電体層5上に負極性の壁電荷を、また第3電極1
6上の蛍光体層11上に正極性の壁電荷を形成する。こ
れによって、維持放電が発生したことが第1対向放電空
間の壁電荷として記憶される。
【0051】図5(f)は、誘電体層5および蛍光体層
11上に壁電荷が蓄積した結果、放電が停止した状態を
示す。正の外部維持電圧Vsusが印加された第1電極1
4上の誘電体層5には負電荷が蓄積され、第2電極15
上の誘電体層5および蛍光体層11には正電荷が蓄積さ
れている。これは、時間t3における壁電荷の分布を第
1電極14、第2電極15について逆転させたものであ
る。
【0052】したがって、図5(f)の状態で、第2電
極15に正の外部維持電圧Vsusを印加し、第1電極1
4を接地すると、時間t3において第1電極14と第2
電極15とを入れ替えた状態となり、同様の維持放電を
繰り返すことができる。
【0053】ここで、前回の放電状態は、放電の陽極端
が到達した側の対向放電空間の壁電荷として記憶されて
いる。たとえば、ある回の放電が第2対向放電空間に到
達して終了したとすると、次の回の放電は第2対向放電
空間で開始し、第1対向放電空間に到達することによっ
て完了する。放電終了時、放電が開始した側の対向放電
空間の壁電圧は、図5(a)または図5(f)に示すよ
うにほとんど消去されており、前回の放電状態を記憶し
ていない。
【0054】本実施の形態では、第1電極14と第2電
極15との間の距離dssが長い放電セルにおいて、いわ
ゆる陽光柱放電を形成して高い発光効率を得ることがで
きる。しかし、ギャップdssが長いため放電電圧が上昇
することが問題となる。図6に維持放電を行う電極間の
距離である放電ギャップdと放電電圧との関係を示す。
図6において曲線Pは放電ギャップdと放電電圧との関
係(パッシェン曲線)を表しており、曲線Qは上述した
ように本実施形態において第3電極16と蛍光体層11
を介して放電を伸展させる場合のギャップdssと放電電
圧の関係を表している。曲線Pは維持放電時に第3電極
16を使用せずに駆動する場合の、第1電極14と第2
電極15との間の放電電圧に相当する。すなわち、従来
のパネルにおける維持放電電圧に相当する。
【0055】曲線Pはパッシェンの法則に従い、比較的
小さいdで極小値を持つが、dが大きくなるにつれて急
激に上昇する。一方、曲線Qはほぼ対向放電空間の放電
電圧程度の値を保ち、dに対してはわずかに上昇するだ
けである。
【0056】対向放電ギャップを一定とすると、dが小
さな領域では曲線Qは曲線Pよりも大きいが、あるギャ
ップ長dc以上では、曲線Qは曲線Pを下回る。すなわ
ち、第3電極16および蛍光体層11がある場合の方が
放電電圧が低くなる。この距離dcを特性放電長と呼ぶ
ことにする。特性放電長dcは、対向放電ギャップdsa
とほぼ等しい。
【0057】したがって、ギャップdssが特性放電長d
cより大きい場合には、第3電極16および蛍光体層1
1を介して維持放電を形成することにより、比較的低い
放電電圧で放電を開始させることができる。その結果、
陽光柱放電を利用できることになり、高い発光効率のパ
ネルが得られる。
【0058】蛍光体は、蛍光体層11として第3電極1
6上および隔壁10の側面に塗布している他、蛍光体膜
13として保護膜6上に塗布して、発光面積の増加を図
っている。蛍光体膜13は、第1電極14および第2電
極15上を除いた部分の保護膜6上に形成されている。
本実施形態のパネルにおいてはギャップdssが従来のパ
ネルの維持放電ギャップdpよりも大きく、蛍光体膜1
3を広い面積に塗布できる。また、蛍光体膜13を塗布
した部分は、放電期間中に陰極として作用しないので、
蛍光体膜13をこのように広い範囲に塗布しても放電特
性を劣化させることがない。
【0059】蛍光体層11は紫外線に照射される側から
可視光を取り出すため、蛍光体層11の厚さを蛍光体の
粒径の数倍以上とすることにより、パネルの裏面への可
視光の透過を防止することができる。一方、蛍光体膜1
3は紫外線に照射される側とは反対側から可視光を取り
出す他、蛍光体層11からの可視光を透過させる必要が
ある。そのため、蛍光体膜13の膜厚は蛍光体の粒径程
度として、可視光の透過率を高めている。その結果、こ
のパネルでは、2lm/W以上の発光効率を得ることが
できた。従来のパネルの発光効率は1lm/W以下であ
るため、本実施の形態のパネルでは、従来のパネルに比
べて発光効率が2倍以上向上した。
【0060】以上のように本実施の形態においては、第
1電極と第2電極とのギャップを大きくして陽光柱を生
成するとともに、蛍光体の塗布面積を増大することによ
って発光効率が高く、かつ放電電圧の上昇を抑制したA
C型プラズマディスプレイパネルを得ることができる。
【0061】なお、本実施の形態ではアドレス期間と維
持期間とを分離した、いわゆるアドレス−維持分離型駆
動を行うAC型プラズマディスプレイパネルについて説
明したが、この他のアドレス方法を用いたAC型プラズ
マディスプレイパネルにおいても同様の効果を得ること
ができる。また、初期化期間およびアドレス期間におけ
る印加電圧波形は本実施の形態と同じである必要はな
く、画像データの有無に応じて選択的に壁電荷が形成さ
れるものであればよい。
【0062】また、ここで陽光柱とは、電極間距離の長
い放電空間に生成されるフィラメント状の放電一般を指
すものである。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明は、誘電体層で覆
われた第1電極および第2電極が互いに平行に形成され
た第1の基板と、蛍光体層で覆われた第3電極が第1電
極と直交する方向に形成された第2の基板とが放電空間
を挟んで対向配置され、第1電極と第2電極との間の誘
電体層の上に蛍光体膜が形成され、第1電極と第2電極
との距離が、放電空間の高さよりも大きく設定されたA
C型プラズマディスプレイパネルにおいて、第1電極と
第3電極との間の放電空間を第1対向放電空間、第2電
極と第3電極との間の放電空間を第2対向放電空間とす
るとき、第1対向放電空間での放電を第2対向放電空間
に伸展させ、第1対向放電空間での放電を第2対向放電
空間に伸展させることにより維持放電を行うことによっ
て、放電電圧を大幅に高めることなく、発光効率の向上
したAC型プラズマディスプレイパネルおよびその駆動
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のパネルの要部平面図
【図2】図1のC−C断面図
【図3】図1のD−D断面図
【図4】本発明の一実施形態のパネルに印加する電圧波
形を示す図
【図5】本発明の一実施形態のパネルでの壁電荷の挙動
を説明する図
【図6】放電ギャップと放電電圧との関係を示す図
【図7】従来のパネルの要部断面図
【符号の説明】
1、12 パネル 2、2a 放電空間 3 表面基板 4 背面基板 5 誘電体層 6 保護膜 10 隔壁 11 蛍光体層 13 蛍光体膜 14 第1電極 15 第2電極 16 第3電極
フロントページの続き (72)発明者 橘 弘之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大江 良尚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GC02 GG03 GG04 GG05 LA10 LA14 MA03 MA18 5C080 AA05 BB05 CC03 DD01 FF10 HH04 HH05 HH06 HH07 JJ04 KK01 KK43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体層で覆われた第1電極および第2
    電極が互いに平行に形成された第1の基板と、蛍光体層
    で覆われた第3電極が前記第1電極と直交する方向に形
    成された第2の基板とが放電空間を挟んで対向配置さ
    れ、前記第1電極と前記第2電極との間の前記誘電体層
    の上に蛍光体膜が形成され、前記第1電極と前記第2電
    極との距離が、前記放電空間の高さよりも大きく設定さ
    れたAC型プラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記第1電極と前記第3電極との間の放
    電空間を第1対向放電空間、前記第2電極と前記第3電
    極との間の放電空間を第2対向放電空間とするとき、前
    記第2対向放電空間での放電を前記第3電極に沿って前
    記第1対向放電空間に伸展させ、前記第1対向放電空間
    での放電を前記第3電極に沿って前記第2対向放電空間
    に伸展させることにより維持放電を行う機能を有する請
    求項1記載のAC型プラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記第1の基板と前記第2の基板との間
    に、前記第3電極と平行な隔壁を前記第3電極と交互に
    形成し、蛍光体層を前記隔壁の側面にも形成した請求項
    1または2記載のAC型プラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 誘電体層で覆われた第1電極および第2
    電極が互いに平行に形成された第1の基板と、蛍光体層
    で覆われた第3電極が前記第1電極と直交する方向に形
    成された第2の基板とが放電空間を挟んで対向配置さ
    れ、前記第1電極と前記第2電極との間の前記誘電体層
    の上に蛍光体膜が形成され、前記第1電極と前記第2電
    極との距離が、前記放電空間の高さよりも大きく設定さ
    れたAC型プラズマディスプレイパネルを駆動する方法
    であって、前記第1電極と前記第3電極との間の放電空
    間を第1対向放電空間、前記第2電極と前記第3電極と
    の間の放電空間を第2対向放電空間とするとき、アドレ
    ス期間において、前記第1電極に対して前記第2電極に
    正極性の電圧を印加するとともに前記第3電極にデータ
    パルスを印加し、維持期間において、前記第2対向放電
    空間で前記第2電極を陰極側とする放電が開始するよう
    な電圧を前記第2電極に印加するとともに、前記第2電
    極に対して正極性の電圧を前記第1電極に印加するAC
    型プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記維持期間において、前記第1対向放
    電空間で前記第1電極を陰極側とする放電が開始するよ
    うな電圧を前記第1電極に印加するとともに、前記第1
    電極に対して正極性の電圧を前記第2電極に印加する動
    作と、前記第2対向放電空間で前記第2電極を陰極側と
    する放電が開始するような電圧を前記第2電極に印加す
    るとともに、前記第2電極に対して正極性の電圧を前記
    第1電極に印加する動作とを繰り返すことにより維持放
    電を行う請求項4記載のAC型プラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記維持期間において、前記第1電極と
    前記第2電極との間の放電空間に印加される電圧が、前
    記第1電極と前記第2電極との間で面放電を行うために
    必要な最小電圧よりも小さい請求項4または5記載のA
    C型プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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