JP2001318645A - Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法

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JP2001318645A JP2000135704A JP2000135704A JP2001318645A JP 2001318645 A JP2001318645 A JP 2001318645A JP 2000135704 A JP2000135704 A JP 2000135704A JP 2000135704 A JP2000135704 A JP 2000135704A JP 2001318645 A JP2001318645 A JP 2001318645A
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discharge
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display panel
voltage
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Hiroyuki Tachibana
弘之 橘
Toru Ando
亨 安藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き込みミス等を低減し表示品位を良好にし
たAC型プラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供
する。 【解決手段】 誘電体層5で覆われた第1電極13およ
び第2電極14が互いに平行に配置された第1基板3
と、第1電極13および第2電極14と直交する方向に
第3電極15が設けられ、第3電極15と平行かつ交互
に配置された隔壁10間に発光色の異なる蛍光体層11
が順次形成された第2基板4とを備え、第1基板3と第
2基板4とが放電空間2aを挟んで対向配置されたAC
型プラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、初
期化期間、書き込み期間および維持期間を順次有し、初
期化期間において、第3電極15に対して第1電極13
または第2電極14に負極性側の電圧を印加して第1放
電させた後に、第3電極15に対して第1電極13また
は第2電極14に正極性側の電圧を印加して第2放電さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビや広告表示
盤等の画像表示に用いられるAC型プラズマディスプレ
イパネルの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、一般的なAC型プラズマディス
プレイの断面図を示す。図4(b)は、図4(a)のA
−A断面図である。図4に示すように、プラズマディス
プレイパネル(以下、「パネル」という)1は、放電空
間2を挟んでガラス製の表面基板3とガラス製の背面基
板4とが対向して配置されているとともに、その間隙に
は放電によって紫外線を放射するガス、ネオンおよびキ
セノンが封入されているものである。表面基板3上に
は、誘電体層5および保護膜6で覆われた対を成す帯状
の走査電極7と維持電極8とからなる電極群が互いに平
行配列されている。走査電極7および維持電極8はそれ
ぞれ、透明電極7a、8aと導電性を高めるための金属
母線7b、8bとから構成されている。
【0003】背面基板4上には、走査電極7および維持
電極8と直交する方向に複数の帯状のデータ電極9が互
いに平行配列されており、また各データ電極9を隔離
し、かつ放電空間2を形成するための帯状の隔壁10が
データ電極9の間に設けられている。また、データ電極
9上から隔壁10の側面にわたって蛍光体層11が形成
されている。
【0004】このパネル1は表面基板3側から画像表示
を見るようになっており、放電空間2内での走査電極7
と維持電極8との間の放電により発生する紫外線によっ
て、蛍光体層11を励起し、この蛍光体層11からの可
視光を表示発光に利用するものである。
【0005】次に、従来のパネル1に画像データを表示
させる方法について説明する。
【0006】従来のパネルを駆動する方法として、1フ
ィールド期間を2進法に基づいた発光期間の重みを持っ
た複数のサブフィールドに分割し、発光させるサブフィ
ールドの組み合わせによって階調表示を行う。各サブフ
ィールドは初期化期間、アドレス期間および維持期間か
らなる。
【0007】画像データを表示するためには、初期化期
間、アドレス期間および維持期間でそれぞれ異なる信号
波形を各電極に印加する。図5は各期間におけるパネル
の駆動信号波形を示したものである。
【0008】初期化期間では、維持電極8およびデータ
電極9に対して正極性の傾斜波形電圧をすべての走査電
極7に印加し、保護膜6および蛍光体層11上に壁電荷
を蓄積する。この壁電荷は、パネル1内で放電開始電圧
にばらつきがあっても、それをキャンセルするよう作用
する。その結果、次の書き込み期間での書き込み電圧の
マージンを得ることができる。
【0009】書き込み期間では、すべての走査電極7に
順次、負極性のパルスを印加することによって書き込み
放電セルを選択する。表示データがある場合、走査電極
7を走査している間に、データ電極9に書き込み電圧で
ある正極性のデータパルスを印加する。これにより、走
査電極7とデータ電極9との間で放電が起こり、走査電
極7上の保護膜6の表面に壁電荷が形成される。
【0010】維持期間では、一定の期間、走査電極7と
維持電極8との間に放電を維持するのに十分な電圧を印
加する。これにより、走査電極7と維持電極8との間に
放電プラズマが生成され、一定の期間、蛍光体層11を
励起発光させる。なお、書き込み期間においてデータパ
ルスが印加されなかった放電空間では、放電が発生せ
ず、蛍光体層11の励起発光は起こらない。
【0011】一方、AC型プラズマディスプレイパネル
としては、走査電極7と維持電極8との距離(以下、
「維持放電ギャップ」という)dpを広げてやることに
より、高発光効率、高輝度を実現できることが知られて
いる(特開平11−143425号公報)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】例えば、高輝度、高発
光効率を得るための後者のAC型プラズマディスプレイ
(特開平11−143425号公報)に、図5のパネル
の駆動信号波形を用いた場合には、維持放電ギャップd
pが広いため、走査電極7と維持電極8との間の放電開
始電圧が走査電極7とデータ電極9との間の放電開始電
圧よりも大きい関係となる。そのため、図5の初期化期
間に傾斜波形電圧を印加した際のタイミングPにおいて
は、2次電子放射係数の小さい蛍光体層11がエミッタ
として先に放電する。この結果、初期化期間において放
電が不安定となり放電時に表示むらとして観察された
り、また、続く書き込み期間において書き込みミスが発
生する等により表示品位が劣化するという問題があっ
た。
【0013】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、表示むら、書き込みミス等を低減し表
示品位を良好にしたAC型プラズマディスプレイパネル
の駆動方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のAC型プラズマ
ディスプレイパネルの駆動方法は、誘電体層で覆われた
第1電極および第2電極が互いに平行に配置された第1
基板と、前記第1電極および第2電極と直交する方向に
第3電極が設けられ、前記第3電極と平行かつ交互に配
置された隔壁間に発光色の異なる蛍光体層が順次形成さ
れた第2基板とを備え、前記第1基板と前記第2基板と
が放電空間を挟んで対向配置され、かつ前記蛍光体層が
前記誘電体層よりも二次電子放射係数が小さい材料であ
るAC型プラズマディスプレイパネルの駆動方法であっ
て、初期化期間、書き込み期間および維持期間を順次有
し、前記初期化期間において、前記第3電極に対して前
記第1電極または前記第2電極に負極性側の電圧を印加
して第1放電させた後に、前記第3電極に対して前記第
1電極または前記第2電極に正極性側の電圧を印加して
第2放電させることを特徴とする。
【0015】この方法により、第1放電によって生じた
空間電荷を利用することによって第2放電が安定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて、説明する。
【0017】本発明の一実施の形態のAC型プラズマデ
ィスプレイパネルの断面図を図1に示す。図1に示すよ
うに、プラズマディスプレイパネル(以下、「パネル」
という)12は、放電空間2aを挟んでガラス製の第1
基板である表面基板3とガラス製の第2基板である背面
基板4とが対向して配置されたものである。表面基板3
上には、誘電体層5で覆われかつ互いに平行に配置され
た、帯状の走査電極である第1電極13と帯状の維持電
極である第2電極14との電極対が複数配列されてい
る。誘電体層5上には、酸化マグネシウム(MgO)等
の二次電子放射係数の大きい誘電体材料からなる保護膜
6が形成されている。なお、第1電極13を走査電極と
し、第2電極14を維持電極としたが、第1電極13を
維持電極とし、第2電極14を走査電極としてもよい。
【0018】背面基板4上には、第1電極13および第
2電極14と直交する方向に、複数の帯状の第3電極1
5が配列されており、この各第3電極15を隔離し、か
つ放電空間2aを形成するための帯状の隔壁10が、第
3電極15に対して平行に、かつ、第3電極15の間に
設けられている。複数の隔壁10の間の第3電極15上
および隔壁10の側面には、発光色の異なる帯状の蛍光
体層11が順次形成されている。なお、蛍光体層11
は、誘電体材料からなる保護膜6よりも二次電子放射係
数が小さい材料である。そして、放電空間2aには、ヘ
リウム(He)、ネオン(Ne)およびアルゴン(A
r)のうち少なくとも一種とキセノン(Xe)との混合
ガスが封入されている。
【0019】このパネル12は表示面側である表面基板
3側から画像表示を見るようになっており、放電空間2
a内の放電により発生する紫外線によって、蛍光体層1
1を励起し、発生する可視光を表示発光に利用するもの
である。また、このパネル12では、第1電極13と第
2電極14との間隔をdSSとし、第3電極15の中心
線上における蛍光体層11の表面と保護膜6の表面との
距離、すなわち第3電極15の中心線上における放電空
間2aの高さをdSaとしたとき、高発光効率、高輝度
を得るために、dSS>dSaと設定している。
【0020】次に本発明の一実施の形態のパネルの駆動
方法について説明する。
【0021】本発明の一実施の形態のパネルの駆動方法
は、初期化期間、書き込み期間および維持期間を順次有
し、この各期間でそれぞれ異なる信号波形を第1電極1
3、第2電極14および第3電極15の各電極に印加す
るものである。
【0022】なお、前記書き込み期間および維持期間に
おける前記各電極の信号波形については、従来技術の図
5に示す信号波形と同一である。また、その信号波形に
よる動作については、従来技術で説明したものと同様で
あり説明を省略する。
【0023】本発明の一実施の形態の初期化期間の駆動
波形は、図2に示す通りであり、図2(a)が第1電極
13に印加する電圧波形Vx、図2(b)が第2電極1
4に印加する電圧波形Vy、図2(c)が第3電極15
に印加する電圧波形Vaをそれぞれ示す。また、図2
(d)は、第1電極13、第2電極14および第3電極
15に電圧を印加した際の放電電流波形である。
【0024】まず、初期化期間の前半部分において、第
3電極15に対して第1電極13に負極性側に増加させ
る傾斜状の第1傾斜波形電圧を印加する。このとき、第
1電極13上の2次電子放射係数の大きい誘電体材料か
らなる保護膜6がエミッタとして作用し、先に2次電子
放射の多い安定した放電(以下、「第1放電」という)
が起こる。また、第1傾斜波形電圧の後半部に非傾斜部
分を設け、第3電極15に対する第1電極13の非傾斜
部分の電位差を所定の範囲に設定している。この設定に
より、初期化期間での第1放電による背景輝度の上昇が
おさえられ、コントラストの劣化を防止することができ
る。
【0025】次に、初期化期間の後半部分において、第
3電極15に対して第1電極13に正極性側に増加させ
る傾斜状の第2の傾斜波形電圧を印加する。このとき、
第3電極15上の2次電子放射係数の小さい蛍光体層1
1がエミッタとして作用し、2次電子放射の少ない不安
定放電が起きようとするが、前記第1放電によって生じ
た空間電荷を利用することによって安定した放電(以
下、「第2放電」という)が起こる。また、一方、第3
電極15に対して第2電極14に正極性側に増加させる
パルス電圧を印加している。これにより、第1電極13
と第2電極14との維持電極間での放電(以下、「初期
化維持放電」という)が起こらないよう作用し、初期化
維持放電による背景輝度の上昇をおさえてコントラスト
の劣化を防止している。なお、安定した第2放電を起こ
すには、第1放電の強度が大きいほうが有利であるし、
第1放電の終了時から第2放電の開始時までの時間Tが
小さいほうが有利である。
【0026】以上の第1放電、第2放電等の作用によ
り、初期化期間において保護膜6および蛍光体層11上
に壁電荷を蓄積することができる。すなわち、初期化期
間において放電が安定することによって、続く書き込み
期間での書き込みミスや維持期間での表示むらが低減さ
れ、表示品位を良好にすることができる。
【0027】(実施例)次に本発明の効果を確認した実
施例について説明する。
【0028】本発明の実施例のパネル12は、480行
×852列の42インチ用パネルを用い、図1に示す第
1電極13および第2電極14の幅Cを100(μ
m)、dSSを350(μm)、dSaを90(μ
m)、ガスの組成をNe−Xe、ガス圧を67kPaと
し、図2に示す第2傾斜波形電圧の最大値V2を600
Vとして、非傾斜部分の時間tおよび第1電極13の第
1傾斜波形電圧の最大値V1と表示品位との関係を調べ
た。その結果を図3(a)に示す。なお、表示品位につ
いては、優が○、良が△、否が×の3段階の目視で評価
した。
【0029】図3(a)から分かるように、非傾斜部分
の時間tが1msec以下および第1電極13の第1傾
斜波形電圧の最大値V1が100V〜600Vのとき表
示品位を良好にすることができる。放電が起こっていな
い非傾斜部分の時間tが1msecを越えると表示品位
が劣化するのは、この第1放電によって生じた空間電荷
が時間の経過とともに減衰するために、第2放電を安定
におこすために必要である空間電荷が不足するからであ
ると考えられる。また、第1傾斜波形電圧の最大値V1
が100V未満に小さくなると表示品位が劣化するの
は、図2における第1放電によって生じた空間電荷が少
なくなるため、第2放電を安定に起こすために必要であ
る空間電荷が不足するからであると考えられる。そし
て、初期化期間において背景部での表示むらが発生し、
さらに、続く書き込み期間での書き込みミスや維持期間
での表示むらが発生したと考えられる。
【0030】なお、第1放電の終了時から第2放電の開
始時までの時間Tについては、非傾斜部分の時間tの終
了時点から第2放電の開始時点までが数十μsec以下
であり、表示品位の劣化を防止する観点から、非傾斜部
分の時間tと実質同じである1msec以下が好まし
い。
【0031】次に、第1電極13の第1傾斜波形電圧の
非傾斜部分の時間tを10μsecとし、その第1傾斜
波形電圧の最大値V1と誘電体層5および蛍光体層11
の絶縁破壊の頻度との関係について調べた。その結果を
図3(b)に示す。なお、絶縁破壊の頻度については、起
こらないが○、まれに起こるが△、しばしば起こるが×
の3段階で評価した。
【0032】図3(b)から分かるように、第1電極1
3の第1傾斜波形電圧の最大値V1が700V以上のと
き、誘電体層5および蛍光体層11の絶縁破壊を起こし
表示品位が劣化した。
【0033】以上の結果から、表示品位を良好にするに
は、第1傾斜波形電圧の非傾斜部分の時間tを1mse
c以下、第1放電の終了時から第2放電の開始時までの
時間Tを1msec以下、および、第3電極15に対す
る第1電極13における第1傾斜波形電圧の電位差の最
大値を100V〜600Vにすることが有効であること
が分かった。
【0034】なお、本発明の一実施の形態では、第1放
電および第2放電を起こす際に傾斜波形電圧を用いた場
合について説明したが、これに限らず、第1放電および
第2放電を起こす際、或いは第1放電または第2放電を
起こす際に、パルス波形を用いた場合においても、同様
に初期化期間において放電を安定させることができる。
また、第1放電および第2放電を起こすために、傾斜波
形電圧を第1電極13側に印加し、かつパルス波形電圧
を第2電極14側に印加してもよく、これとは逆の電圧
波形を第1電極13側と第2電極14側とに印加して
も、同様の効果を得ることができる。
【0035】また、高発光効率、高輝度を得るために、
dSS>dSaと設定したパネルにおいて説明したが、
これに限らず、dSS=dSa、またはdSS>dSa
と設定したパネルにおいても、初期化期間において、第
3電極15に対して第1電極13に負極性側の電圧を印
加して第3電極15と第1電極13間で第1放電させた
後に、第3電極15に対して第1電極13に正極性側の
電圧を印加して第3電極15と第1電極13間で第2放
電させることにより同様の効果を得ることができる。
【0036】さらに、パネルの駆動方法については、初
期化期間、書き込み期間および維持期間を順次有してい
る場合について説明したが、これに限らず、維持期間の
後に消去期間を設けた場合においても同様の効果を得る
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明は、初期化期間に
おいて背景部での表示むらの発生を低減することがで
き、さらに、続く書き込み期間において書き込みミス
を、維持期間において表示むらの発生をそれぞれ低減す
ることができるので、表示品位を良好にすることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のパネルを示し、 (a)は、その断面図 (b)は、図1(a)のB−B断面図
【図2】同パネルに初期化期間に印加する各電極の電圧
波形および放電電流値を示す図
【図3】(a)は、図2に示す第1傾斜波形電圧の非傾
斜部分の時間tおよび第1傾斜波形電圧の最大値V1と
表示品位との関係を示す図 (b)は、図2に示す第1傾斜波形電圧の最大値V1と
誘電体層および蛍光体層の絶縁破壊の発生頻度を示す図
【図4】従来のパネルの断面図
【図5】従来のパネルの駆動波形を示す図
【符号の説明】
2a 放電空間 3 表面基板(第1基板) 4 背面基板(第2基板) 5 誘電体層 6 保護膜 10 隔壁 11 蛍光体層 12 パネル 13 第1電極 14 第2電極 15 第3電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体層で覆われた第1電極および第2
    電極が互いに平行に配置された第1基板と、前記第1電
    極および第2電極と直交する方向に第3電極が設けら
    れ、前記第3電極と平行かつ交互に配置された隔壁間に
    発光色の異なる蛍光体層が順次形成された第2基板とを
    備え、前記第1基板と前記第2基板とが放電空間を挟ん
    で対向配置され、かつ前記蛍光体層が前記誘電体層より
    も二次電子放射係数が小さい材料であるAC型プラズマ
    ディスプレイパネルの駆動方法であって、初期化期間、
    書き込み期間および維持期間を順次有し、前記初期化期
    間において、前記第3電極に対して前記第1電極または
    前記第2電極に負極性側の電圧を印加して第1放電させ
    た後に、前記第3電極に対して前記第1電極または前記
    第2電極に正極性側の電圧を印加して第2放電させるこ
    とを特徴とするAC型プラズマディスプレイパネルの駆
    動方法。
  2. 【請求項2】 前記第1放電の終了時から第2放電の開
    始時までの時間を1msec以下にしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のAC型プラズマディスプレイパネル
    の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記第3電極に対して前記第1電極また
    は前記第2電極の電位を負極性側に増加させる傾斜状の
    第1傾斜波形電圧を印加した後、前記第3電極に対して
    前記第1電極または前記第2電極の電位を正極性側に増
    加させる傾斜状の第2傾斜波形電圧を印加することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のAC型プラズ
    マディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記第1傾斜波形電圧の後半部に非傾斜
    部分を設け、前記非傾斜部分の時間を1msec以下に
    したことを特徴とする請求項4に記載のプラズマディス
    プレイパネルの駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第3電極に対する、前記第1電極ま
    たは前記第2電極における第1傾斜波形電圧の電位差の
    最大値を100V〜600Vとしたことを特徴とする請
    求項3または請求項4に記載のAC型プラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記第1電極と前記第2電極との間隔を
    前記放電空間の高さよりも大きく設定したものであるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    AC型プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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