JP2007335055A - 電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】種々のパターンのLERを最小にして描画を行うことの可能な電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】基材21上にパターンを描画する際、それぞれの描画パターンごとのパターン幅(エッジ形状)に固有のエッジ形状誤差であるLERが最小となるオフセット値に基づいて、フォーカスレンズ7を駆動して電子ビーム5の焦点をオフセットさせ、また回転ステージ22,直動ステージ23,スピンドルモータ24を駆動して基材21を回転・移動させて、デフォーカス量を可変しながらパターンを描画する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターンテーブルを有し種々のパターンのLERを最小にして描画を行うことの可能な電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体に関する。
電子ビームリソグラフィは、容易に0.1um以下の収光径を実現できることから、半導体パターン、ナノテクデバイス等、ナノオーダの微細パターンを形成する必須ツールである。しかし、電子ビームリソグラフィでは、パターンの微細化とともにパターン側面の変動(LER:Line Edge Roughness)が大きな問題となってきている。2007年の半導体のロードマップ(ITRS:International Technology Roadmap for Semiconductors)では、LERは3nm以下が要求されている。
一方、光ディスクにおいても、容量50GB/面以上を想定した場合、そのトラックピッチは0.23μm以下となり、従来のレーザ光を用いたLBR(Laser Beam Recorder)では対応できず、収束電子ビームを用いた電子ビーム原盤露光装置(EBR:Electron Beam Recorder)によるマスタリング技術の開発が各社で進められている。
さらにこのような電子ビーム原盤露光装置は、近年容量の増加が著しい磁気ディスクの容量増加への使用も検討されている。例えば、特開平11−328725号公報に記載されているように、原盤に電子ビーム原盤露光装置でピッチ100nm程度の微細な溝を形成し、分離領域により隔てられた数十nmサイズの記録材が自然に整列する、いわゆる高分子のブロック共重合体の自己組織化を利用して、数十nmサイズの磁性パターンを形成し、パターンドメディアと呼ばれる大容量磁気ディスクを作成する。このような微細な溝パターンは、パターンそのものがnmオーダーのため、LERは、3nm以下と非常に平滑なパターンが要求されている。
一般的な電子ビーム原盤露光装置について、図9を用いて説明する。
鏡筒1内は10-5以下の真空度にされており、この鏡筒1内の電子銃4から発生した電子ビーム5を電磁レンズ6で収束させ、収束後、絞り10で電子ビーム5を絞る。ピットのように電子ビームをON/OFFさせる必要がある場合は、この収束位置で間欠的にブランキング電極9でフォーマッタ26からの信号に従って電子ビーム5を偏向させることにより、電子ビーム5のON/OFFを行う。
この電子ビーム5を電磁レンズ8で収束させて原盤13に照射する。照射ビーム径の変動を防ぐため、フォーカスレーザ18の基板13での反射光をセンサ19で受光して原盤の面ぶれを検出し、フォーカスレンズ7を駆動して、照射ビームのフォーカス制御する。原盤13は、回転ステージ14と直動ステージ15とにより、半径方向に一定ピッチで動かしながら線速一定に回転させられて、電子ビーム5が原盤13上に螺旋状に照射される。
これにより、電子ビーム5を連続的に照射した場合には、螺旋状に案内溝が形成され、電子ビーム5を間欠的に照射した場合には螺旋状にピットが形成される。案内溝、ピットをWobble(ウォブル)する必要がある場合には、偏向器11によりフォーマッタ26に従って、電子ビーム5を周期的に偏向することにより、Wobbleさせる。また、直動ステージ15は、測長器3により位置を検出しながら移動させることにより、精密に位置決めされる。
上記のようなEBRの特徴としては、描画面積あたりの描画速度が、従来の半導体用電子ビーム描画装置に比べて桁違いに高速なことにある。この描画速度が高速なことを利用して、回折光学素子、サブ波長光学素子等を高速に描画する描画装置が、特許文献1に記載されている。特許文献1には、従来の半導体用電子ビーム描画装置が電子ビームの偏向速度の限界から、露光線速度が0.1m/sec以下でしか露光できないのに対し、EBRでは5m/sec以上の高速描画が可能であることを利用して、高速で基板を回転させながら電子ビームを走査軌跡が直線状になるように偏向させて従来の半導体用電子ビーム描画装置と同様なxy座標パターンの描画を実現している。
なお、上述したサブ波長光学素子とは、図2に示すように、基板30の全面に使用する波長よりも小さいピッチ(微細構造体31の周期)Aの周期で、それぞれの位置により基板材質が占める幅(微細構造体31の幅)aが変化している。このaを変化させることで、幅aをピッチAで割ったフィルファクタを変化させることができ、屈折率を位置により異ならせることが可能となる。これにより、任意の屈折率を作り出すことができ、その格子構造の変化により光の位相を変調することができる素子で、微細構造の高さ、ピッチを同一にし、構造体の幅のみを変調することにより、屈折率の周期構造で、光を集光したり曲げたりする素子が実現されている。
また、半導体用電子ビーム描画装置でフォーカスを可変する機構を有する従来技術としては、特許文献2,3に記載された発明が公知である。特許文献2では、xyzステージ上の基板に対し、電子ビームを照射して基板を露光する。この時にビーム径を可変するためにフォーカス位置を上下させる機構を有し、ビーム径を可変しながら露光することにより、露光パターンが階段状になることを防いでいる。
また特許文献3では、可変矩形型電子ビーム原盤露光装置において、斜め図形を描画する際にデフォーカスさせてビーム径を大きくかつ矩形から円形に変える。これにより、描画した画素と画素の境界の凹凸を少なくすることにより、LERを改善している。
特開2005−084490号公報 特開2005−070601号公報 特許第3340248号公報
半導体用電子ビーム描画装置(LBR)とEBRとの基本的な違いは、半導体用電子ビーム描画装置が、基板上に電子ビームをxy方向に偏向しながら照射して描画する(基本的に基板停止)のに対し、電子ビーム原盤露光装置は、回転ステージと直動ステージからなるxθステージ上の基板に電子ビームを照射して描画する点にある。このため、停止した基板に電子ビームを照射し、電子ビームの偏向制御により電子ビーム照射位置を自由に制御可能な半導体用電子ビーム描画装置では、図3に示すようにビームを複数回走査して1つのパターンを描画するマルチスキャンで描画されるが、基板の回転に伴い描画位置が常に移動するEBRでは、1回の走査で1つのパターンを描画するシングルスキャンで描画することになる。
前述の電子ビーム描画装置の場合には、複数回スキャンして1つのパターンを描画するマルチスキャンのため、パターンの幅はスキャン回数で可変できる。しかしEBRはシングルスキャンのため、パターン幅は図4(a)に示すように電子ビーム径もしくは露光量で可変することになる。
電子ビーム径は、電子銃から出る電子のビーム電流を可変すれば可変できるが、ビーム電流を可変するとビーム径だけでなく、同じ露光線速度では当然露光量も同時に変化してしまうため、制御が困難なだけでなくビーム電流が安定するのに時間がかかるという問題がある。
よって、EBRでは露光線速度を可変することにより露光量を可変して、パターン幅を可変していた。図4(a)に示すような露光量の可変(露光線速度の可変)は、パターン幅を大きく正確に可変できる利点を有するが、図4(b)に示すように、露光量を可変するとLERが悪化してしまう問題があることがわかった。
また、特許文献2に開示された発明では、ビーム径を可変するためにフォーカス位置を上下させる機構を有し、ビーム径を可変しながら露光するが、これは露光パターンと露光パターンとの境界を滑らかにするためにビームをぼかしている。したがって、露光パターンそのものは最適なデフォーカス量で露光されるわけではないので、LERが悪化するという問題を有する。また、特許文献2の発明は、回転するターンテーブルを有する電子ビーム原盤露光装置でないため、描画速度が遅いという問題も有する。
また同様に、特許文献3に開示された発明においても、斜め図形を描画する際にデフォーカスさせて、ビーム径を大きくかつ矩形から円形に変えることによりLERを改善しているが、これも露光パターンと露光パターンとの境界を滑らかにするためにビームをぼかしているものである。パターン幅とデフォーカス量との関係については何ら記載されておらず、種々のパターン幅のLERを最小にすることはできない。
さらに特許文献1に開示された発明では、基板を回転させながら直線状に走査して、高速描画を実現しているが、デフォーカスに関しては何ら記載されていない。1回の走査で露光される幅を可変できないため、1部の領域でも高精度な描画をするためには、全域で描画ピッチを小さくせざるを得ない。その結果、描画速度が落ちてしまう問題があり、改善の余地がある。
そこで本発明は、描画するパターンのエッジ形状に基づいて、電子ビームの焦点をオフセットさせる電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、光ディスクの原盤となる基材に電子ビームを照射して、基材にパターンを描画する電子ビーム描画装置であって、基材に電子ビームを照射する照射光学系と、載置された基材を回転させ、かつ基材を任意の方向に移動可能とするステージと、ステージに載置された基材と電子ビームの光源との距離を検知して、電子ビームの焦点を制御する焦点制御手段と、描画するパターンのエッジ形状に基づいて、焦点をオフセットさせるオフセット手段と、照射光学系とステージと焦点制御手段とオフセット手段とを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の電子ビーム描画装置において、制御手段は、エッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるオフセット値に基づいて、焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の電子ビーム描画装置において、制御手段は、エッジ形状に基づいて、ステージが基材を回転および移動させる速度を制御することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の電子ビーム描画装置において、制御手段は、エッジ形状のエッジ形状誤差が最小となる電子ビームの露光量およびオフセット値に基づいて、ステージが基材を回転および移動させる速度を調整し、かつ焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2記載の電子ビーム描画装置において、照射光学系は、電子ビームを偏向させる偏向手段を有し、制御手段は、オフセット値に基づいて偏向手段に電子ビームを偏向させ、かつオフセット手段に焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、光ディスクの原盤となる基材に電子ビームを照射して、基材にパターンを描画する電子ビーム描画方法であって、照射光学系により基材に電子ビームを照射する照射工程と、ステージに載置された基材を回転させ、かつ、基材を任意の方向に移動させる回転移動工程と、ステージに載置された基材と電子ビームの光源との距離を検知して、電子ビームの焦点を制御する焦点制御工程と、描画するパターンのエッジ形状に基づいて、焦点をオフセットさせるオフセット工程と、照射光学系とステージと焦点制御手段とオフセット手段とを制御する制御工程とを有し、制御工程は、描画されるパターンの幅のエッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるように、パターンを描画させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の電子ビーム描画方法において、制御工程は、エッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるオフセット値に基づいて、焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7記載の電子ビーム描画方法において、制御工程は、エッジ形状に基づいて、基材の回転速度および移動速度を制御することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の電子ビーム描画方法において、制御工程は、エッジ形状のエッジ形状誤差が最小となる電子ビームの露光量およびオフセット値に基づいて、基材を回転および移動させる速度を調整し、かつ焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6または7記載の電子ビーム描画方法において、照射光学系は、電子ビームを偏向させる偏向工程を有し、制御工程は、オフセット値に基づいて電子ビームを偏向させ、かつ焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、光ディスクの原盤となる基材に電子ビームを照射して、基材にパターンを描画する電子ビーム描画プログラムであって、照射光学系により基材に電子ビームを照射する照射処理と、ステージに載置された基材を回転させ、かつ、基材を任意の方向に移動させる回転移動処理と、ステージに載置された基材と電子ビームの光源との距離を検知して、電子ビームの焦点を制御する焦点制御処理と、描画するパターンのエッジ形状に基づいて、焦点をオフセットさせるオフセット処理と、照射光学系とステージと焦点制御手段とオフセット手段とを制御する制御処理とを実行させ、制御処理は、描画されるパターンの幅のエッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるように、パターンを描画するようコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11記載の電子ビーム描画プログラムにおいて、制御処理は、エッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるオフセット値に基づいて、焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項11または12記載の電子ビーム描画プログラムにおいて、制御処理は、エッジ形状に基づいて、基材の回転速度および移動速度を制御させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13記載の電子ビーム描画プログラムにおいて、制御処理は、エッジ形状のエッジ形状誤差が最小となる電子ビームの露光量およびオフセット値に基づいて、基材を回転および移動させる速度を調整し、かつ焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項11または12記載の電子ビーム描画プログラムにおいて、照射光学系は、電子ビームを偏向させる偏向処理を有し、制御処理は、オフセット値に基づいて電子ビームを偏向させ、かつ焦点をオフセットさせることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項11から15のいずれか1項記載の電子ビーム描画プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であることを特徴とする。
このように、本発明の電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体によれば、描画するパターンのエッジ形状に基づいて焦点をオフセットさせるので、描画パターンごとに最適なLERにて描画を行うことができる。
本実施形態の電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体では、LERを最小にするパターン幅(エッジ形状)と最適なデフォーカス量との関係を求め、基材に描画するパターン幅ごとにデフォーカス量を可変しながら描画する。
また、描画するパターン幅が大きく変化する場合には、LERを最小にするパターン幅と最適デフォーカス量、および最適な露光量との関係を求め、描画するパターン幅ごとにデフォーカス量および露光線速度を可変しながら描画する。
さらに、デフォーカス量を可変した際に生じる偏向位置誤差を予め求めておき、デフォーカス量ごとに偏向量を補正しながら描画する。
以下に、本実施形態の電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は以下に述べるものに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
図1は、本実施形態の電子ビーム描画装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の電子ビーム描画装置は、鏡筒1と試料室2とを有し、鏡筒1は、電子銃4と、第1電磁レンズ6と、フォーカスレンズ7と、第2電磁レンズ8と、ブランキング電極9と、絞り10と、偏向器11とを備えている。また、試料室2は、回転ステージ22と、直動ステージ23と、スピンドルモータ24と、フォーカスレーザ25と、センサ26とを備えており、回転ステージ22上には光ディスクなどの原盤となる基板21が配置される。
鏡筒の1の内部は10-5以下の真空度に設定されており、まず、電子銃4から発生した電子ビーム5を第1電磁レンズ6で収束させて、さらに絞り10にて収束後の電子ビーム5を絞る。なお、ピット形成時などのように電子ビームをON/OFFさせる必要がある場合には、この電子ビーム5の収束位置にて、フォーマッタ18からの制御信号に従って間欠的にブランキング電極9を動作させて電子ビーム5を偏向させる。このようにして電子ビームのON/OFFを行っている。
そして、この電子ビーム5を第2電磁レンズ8で収束させて基板21に照射する。
また、基板の面ブレによる照射ビーム径の変動を防ぐため、フォーカスレーザ25から基板21の基板面へとレーザを照射し、その反射光をセンサ26で受光して原盤となる基板21の面ブレを検出する。この検出値はフォーカス制御回路19へと送られ、フォーカス制御回路19は面ブレの値に応じてフォーカスレンズ7を駆動させるよう信号を送る。このようにフォーカスレンズを駆動させることで、照射される電子ビーム5のフォーカス制御を行う。
基板21は、回転ステージ22と直動ステージ23とにより、半径方向に一定のピッチで動かしながら線速一定に回転させられる。そして、電子ビーム5が基板21上に螺旋状または同心円状に照射される。このようにして、電子ビーム5を連続的に照射した場合には、螺旋状または同心円状の案内溝が形成され、また、電子ビーム5を間欠的に照射した場合には、螺旋状または同心円状にピットが形成される。
また、案内溝やピットをWobbleする必要がある場合には、フォーマッタ18から偏向器ドライバ16へと制御信号を送り、鏡筒1内の偏向器11を駆動制御させて電子ビーム5を周期的に偏向することにより、Wobbleさせる。また直動ステージ23は、試料室2の外部に設けられた測長器3からのレーザ光によりその位置が検出される。この直動ステージ23の位置情報は、測長器3から回転送りパルス発生器17へと送られる。
回転送りパルス器17は、測長器3からの位置情報に基づいて横送りドライバ13へと制御信号を発信し、モータ12を駆動させて直動ステージ23を直線移動させる。また、回転送りパルス器17にはスピンドルドライバ14も接続されており、試料室2内のスピンドルモータ24の駆動制御を行う。このような構成を取ることで、基板21に対する電子ビーム照射の精密な位置決めを可能としている。
また、フォーマッタ18は、基板21に描画するパターン幅に応じて、LER(描画パターンのエッジ形状誤差)が最小の値となる最適デフォーカス量となるように、フォーカス制御回路19へフォーカスオフセット電圧を出力する。これによって、パターン幅の異なる描画パターンが混在するような基板を、低いLERで描画することが可能になる。
この際、LERが最小の値となる最適デフォーカス量については、下記の図5(b)および図6(b)にそれぞれ示す。この値に基づいてデフォーカス量を可変しながら描画することにより、LERを最小にしたパターンを描画することができる。
ここで、本実施形態の電子ビーム描画装置を用いて大容量磁気ディスクを作成するため、ピッチを80nmおよび100nmとし、溝幅がピッチの1/2である微細な溝を10nmの電子ビーム径にて、デフォーカス:0μmのパターンと5μmのパターンとで、基板にそれぞれ描画を行った。その結果、両方の描画パターンともに、LERは3nm以下に抑えることができた。
これに対して、従来技術の場合では、ピッチが100nmの溝のLERが4.5nmとなり、本実施形態に比べて悪化してしまった。
次に、図5(a)は、ビーム径:25nm、デフォーカス量:0,2,4,8μmにそれぞれ設定し、様々な露光量で描画したパターンのLERを評価した評価結果を示すグラフ図である。
例えば、60nmのパターン幅を描画する場合には、デフォーカスさせないとLERは5以上になってしまう。一方、8μmにてデフォーカスさせると、LERが3.3程度に低減されることが分かる。
このように様々なデフォーカス量でLERを評価して、パターン幅ごとにLERを最小にするデフォーカス量、すなわち最適なデフォーカス量を求めたものが図5(b)に示すグラフ図である。各パターンを描画する際には、この図5(b)に示す関係をもとにして、デフォーカス量を可変しながら描画することで、常に最小のLERを有するパターンを描画することができる。
図5(d)は、上述した図5(a)の横軸をパターン幅から露光量に変更してグラフ化した評価結果を示すグラフ図である。この図5(d)に示すように、露光量を約1100pC/cm(ビーム電流92nA,露光線速度0.84m/s)で描画することによって、デフォーカス量を変化させても最小のLERにて描画を行うことができる。
また図5(c)は、パターン幅40〜60nmのパターンを描画する際、デフォーカス量を図5(b)に示す関係に従って可変しながら描画した場合のLERについて示したグラフ図である。この図5(c)の菱形のグラフとして示すように、図5(b)に示す最適デフォーカス量に基づきパターン描画することでLERを低く抑えることができる。
ちなみに、従来技術のようにデフォーカス量:0μmでパターン幅40〜60nmのパターンを描画すると、露光量を1100〜2200pC/cm(露光線速度0.42〜0.92m/s)に可変する必要がある。この場合、高速なパターン幅の可変ができないばかりでなく、LERも図5(c)の三角形のグラフに示すように、デフォーカス量を可変した場合に比べて大きく悪化した。
また、図6(a)は、ビーム径:40μm、デフォーカス量:0,2.5,5.0,7.5,12.5μmにそれぞれ設定し、様々な露光量で描画したパターンのLERを評価した評価結果を示すグラフ図である。また図6(b)は、パターン幅ごとにLERを最小にするデフォーカス量(最適デフォーカス量)を示すグラフ図である。
例えば、120nmのパターン幅を描画する場合には、デフォーカスさせないとLERは6以上になってしまう。しかし7.5μmにてデフォーカスさせることで、図6(a)に示すようにLERが3.9程度に低減されることが分かる。
図6(d)は、上述した図6(a)の横軸をパターン幅から露光量に変更してグラフ化した評価結果を示すグラフ図である。この図6(d)に示すように、露光量を約1.5nC/cm(ビーム電流315nA,露光線速度2.1m/s)とした場合、図6(b)に示すような最適なデフォーカス量にしたがって、デフォーカス量を変化させてパターン幅60〜200nmのパターンを描画した。その結果、LERは図6(c)の菱形のグラフに示すように小さい値へと低減させることができた。
さらに、LERが最小になるデフォーカス量(0〜7.7μm)と露光量(1〜1.5nC/cm)とに可変してパターンを描画することで、LERは図6(c)の三角形のグラフに示すように、さらに小さい値へと低減させることができた。
一方、従来技術のようにデフォーカス量:0μmで、露光量を1000〜3000pC/cm(露光線速度1.15〜3.15m/s)に可変して、パターン幅60〜200nmのパターンを描画した。すると、得られたLERは、図6(c)に示すように大きく悪化した。
また、本実施形態の電子ビーム描画装置において、フォーマッタ18は上述したように、描画するパターン幅に応じてLERが最小になる、すなわち最適なデフォーカス量になるようにフォーカス制御回路19へフォーカスオフセット電圧を出力する。さらにフォーマッタ18は、回転送りパルス発生器17に対してもLERが最小となる線速度になるように、線速度を制御する制御信号を出力する。これによって、パターン幅の異なる描画パターンが混在するような基板を、さらに低いLERで描画することが可能になる。
フォーマッタ18が、フォーカス制御回路19および回転送りパルス発生器17に対してそれぞれ制御を行うような本実施形態の電子ビーム描画装置において、図2に示す微細構造(周期:300nm,パターン幅:60〜200nm)を描画した。その結果、LERは全ての描画パターンで4nm以下となり、パターン幅の変動が8nm以下の微細周期構造を描画することができた。
これに対して、従来技術の場合では、パターン幅:180nm以上のパターンについてはLERが10nm以上となってしまい、またパターン幅変動も20nm以上となり、所望の微細周期構造を描画することはできなかった。
さらに本実施形態の電子ビーム描画装置では、予めフォーカスオフセット電圧と偏向量とのズレの関係を計測しておき、フォーマッタ18からフォーカスオフセット電圧に従って偏向電圧を調整することも可能である。レンズの焦点位置を可変することはレンズの倍率を可変することと等しい。すなわち、倍率が大きくなれば同じ偏向電圧であっても偏向量は小さくなるので、電圧と偏向量との関係を補正する必要がある。
この場合について、図7を用いて説明する。
図7において、aは第2電磁レンズ8の焦点距離を示し、bは図1のフォーカスレンズ7によって可変されたデフォーカス量を示す。ここで、フォーカスした電子ビームの偏向量をLとした場合、bだけデフォーカスした電子ビームの偏向量L’は、下記式(1)にて求められる。このようにして得られたL’とLとの差分を補正する。
L’=L*(a−b)/a・・・(1)
またここで、本実施形態の電子ビーム描画装置を用いて大容量光ディスクを作成するため、ピッチを240nmとし、溝幅:140nmのグルーブおよびピッチ幅:80nmのピットを、50nmの電子ビーム径にて、デフォーカス:0μmのパターンと7.5μmのパターンとで、基板にそれぞれ露光した。またデフォーカス時は、偏向量を上記だけ補正した。その結果、ピット,グルーブともにLERを4nm以下に抑えられ、両方とも十分なウォブル(Wobble)信号が得られた。
また本実施形態の電子ビーム描画装置を用いて、図8に示すように、基板30を基板回転方向(図8中の矢印33方向)回転かつ半径方向に移動させながら、基板30の一部に対して、電子ビームによる走査軌跡が直線状になるように偏向させて電子ビーム走査方向(図8中の矢印32方向)に電子ビームを照射し、ピッチ:300nm,パターン幅60〜200nmの微細周期構造体31を描画した。
従来技術を用いた場合、このようなパターン幅の異なるパターンの描画については、1つのパターンを描画するのに複数回電子ビームで走査して、走査回数を可変して描画するしかなかった。したがって、パターンの描画に時間がかかってしまっていた。しかし本実施形態のように、パターン幅を可変する手段としてデフォーカスを用いることにより、1回の電子ビーム走査でパターンの描画を行うことが可能になった。さらに、電子ビームを偏向補正することで、正確なパターンを描画することが可能となった。
以上、本実施形態の電子ビーム描画装置、電子ビーム描画方法、電子ビーム描画プログラムおよび記録媒体によれば、描画するパターン幅に応じて、LERが最小となるようにデフォーカス量を制御しながらパターンの描画を行うことができる。したがって、パターン幅を高速に可変することが可能となり、かつ、パターン幅が変わっても常にLERを低く抑えたパターンを露光することができる。
また、デフォーカス量のみならず露光量も制御しながらパターンを描画するので、パターン幅を大きく可変すること可能となり、かつ、パターン幅が変わっても常にLERを低く抑えたパターンを露光することができる。
また、パターン幅の情報に基づいて、フォーマッタからフォーカス位置をLERが最小になるように制御する機構を備えているので、常にLERを低く抑えたパターンを露光することができる。またこの機構に加えて、LERが最小になるように露光線速度を可変することができるので、これによっても、常にLERを低く抑えたパターンを露光することができる。
さらに本実施形態では、電子ビームを偏向させる機構、および電子ビームの偏向量を電子ビームの焦点位置のオフセット量に応じて可変する機構を備えている。したがって、LERが最小となるようにフォーカス位置を制御して電子ビーム径を可変した場合であっても、電子ビームの偏向量による誤差が発生せず偏向量を一定に保つことができる。
本実施形態の電子ビーム描画装置の構成を示すブロック図である。 基板上に形成された微細周期構造を模式的に示す断面図である。 (a)は、マルチスキャンでの描画パターンを示す図である。(b)は、シングルスキャンでの描画パターンを示す図である。 (a)は、シングルスキャン時における各ビーム径ごとのパターン幅と露光量との関係を示すグラフ図である。(b)は、各ビーム径ごとのLERと露光量との関係を示すグラフ図である。 (a)は、電子ビーム径25nmにて、様々な露光量で描画したパターンのLERを評価した評価結果を示すグラフ図である。(b)は、パターン幅ごとの最適デフォーカス量を示すグラフ図である。(c)は、(b)に示す最適デフォーカス量に従って可変しながら描画した場合のLERを示すグラフ図である。(d)は、(a)の横軸をパターン幅から露光量に変更してグラフ化した評価結果を示すグラフ図である。 (a)は、電子ビーム径50nmにて、様々な露光量で描画したパターンのLERを評価した評価結果を示すグラフ図である。(b)は、パターン幅ごとの最適デフォーカス量を示すグラフ図である。(c)は、(b)に示す最適デフォーカス量に従って可変しながら描画した場合のLERを示すグラフ図である。(d)は、(a)の横軸をパターン幅から露光量に変更してグラフ化した評価結果を示すグラフ図である。 本実施形態の電磁レンズの焦点距離とでフォーカス量との関係を模式的に示す図である。 本実施形態の電子ビーム描画装置を用いて基板上に微細周期構造を形成した場合を示す図である。 従来の電子ビーム描画装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 鏡筒
2 試料室
3 測長器
4 電子銃
5 電子ビーム
6 第1電磁レンズ
7 フォーカスレンズ
8 第2電磁レンズ
9 ブランキング電極
10 絞り
11 偏向器
12 モータ
13 横送りドライバ
14 スピンドルドライバ
15 ブランキングドライバ
16 偏向器ドライバ
17 回転送りパルス発生器
18 フォーマッタ
19 フォーカス制御回路
20 測長器3からのレーザ光
21,30 基板
22 回転ステージ
23 直動ステージ
24 スピンドルモータ
25 フォーカスレーザ
26 センサ
31 微細(周期)構造体

Claims (16)

  1. 光ディスクの原盤となる基材に電子ビームを照射して、前記基材にパターンを描画する電子ビーム描画装置であって、
    前記基材に前記電子ビームを照射する照射光学系と、
    載置された前記基材を回転させ、かつ前記基材を任意の方向に移動可能とするステージと、
    前記ステージに載置された前記基材と前記電子ビームの光源との距離を検知して、前記電子ビームの焦点を制御する焦点制御手段と、
    描画する前記パターンのエッジ形状に基づいて、前記焦点をオフセットさせるオフセット手段と、
    前記照射光学系と前記ステージと前記焦点制御手段と前記オフセット手段とを制御する制御手段とを有することを特徴とする電子ビーム描画装置。
  2. 前記制御手段は、前記エッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるオフセット値に基づいて、前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項1記載の電子ビーム描画装置。
  3. 前記制御手段は、前記エッジ形状に基づいて、前記ステージが前記基材を回転および移動させる速度を制御することを特徴とする請求項1または2記載の電子ビーム描画装置。
  4. 前記制御手段は、前記エッジ形状の前記エッジ形状誤差が最小となる前記電子ビームの露光量および前記オフセット値に基づいて、前記ステージが前記基材を回転および移動させる速度を調整し、かつ前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項3記載の電子ビーム描画装置。
  5. 前記照射光学系は、前記電子ビームを偏向させる偏向手段を有し、
    前記制御手段は、前記オフセット値に基づいて当該偏向手段に前記電子ビームを偏向させ、かつ前記オフセット手段に前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項1または2記載の電子ビーム描画装置。
  6. 光ディスクの原盤となる基材に電子ビームを照射して、前記基材にパターンを描画する電子ビーム描画方法であって、
    照射光学系により前記基材に前記電子ビームを照射する照射工程と、
    ステージに載置された前記基材を回転させ、かつ、前記基材を任意の方向に移動させる回転移動工程と、
    前記ステージに載置された前記基材と前記電子ビームの光源との距離を検知して、前記電子ビームの焦点を制御する焦点制御工程と、
    描画する前記パターンのエッジ形状に基づいて、前記焦点をオフセットさせるオフセット工程と、
    前記照射光学系と前記ステージと前記焦点制御手段と前記オフセット手段とを制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程は、描画される前記パターンの幅のエッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるように、前記パターンを描画させることを特徴とする電子ビーム描画方法。
  7. 前記制御工程は、前記エッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるオフセット値に基づいて、前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項6記載の電子ビーム描画方法。
  8. 前記制御工程は、前記エッジ形状に基づいて、前記基材の回転速度および移動速度を制御することを特徴とする請求項6または7記載の電子ビーム描画方法。
  9. 前記制御工程は、前記エッジ形状の前記エッジ形状誤差が最小となる前記電子ビームの露光量および前記オフセット値に基づいて、前記基材を回転および移動させる速度を調整し、かつ前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項8記載の電子ビーム描画方法。
  10. 前記照射光学系は、前記電子ビームを偏向させる偏向工程を有し、
    前記制御工程は、前記オフセット値に基づいて前記電子ビームを偏向させ、かつ前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項6または7記載の電子ビーム描画方法。
  11. 光ディスクの原盤となる基材に電子ビームを照射して、前記基材にパターンを描画する電子ビーム描画プログラムであって、
    照射光学系により前記基材に前記電子ビームを照射する照射処理と、
    ステージに載置された前記基材を回転させ、かつ、前記基材を任意の方向に移動させる回転移動処理と、
    前記ステージに載置された前記基材と前記電子ビームの光源との距離を検知して、前記電子ビームの焦点を制御する焦点制御処理と、
    描画する前記パターンのエッジ形状に基づいて、前記焦点をオフセットさせるオフセット処理と、
    前記照射光学系と前記ステージと前記焦点制御手段と前記オフセット手段とを制御する制御処理とを実行させ、
    前記制御処理は、描画される前記パターンの幅のエッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるように、前記パターンを描画するようコンピュータに実行させることを特徴とする電子ビーム描画プログラム。
  12. 前記制御処理は、前記エッジ形状ごとにそれぞれ個別のエッジ形状誤差が最小となるオフセット値に基づいて、前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項11記載の電子ビーム描画プログラム。
  13. 前記制御処理は、前記エッジ形状に基づいて、前記基材の回転速度および移動速度を制御させることを特徴とする請求項11または12記載の電子ビーム描画プログラム。
  14. 前記制御処理は、前記エッジ形状の前記エッジ形状誤差が最小となる前記電子ビームの露光量および前記オフセット値に基づいて、前記基材を回転および移動させる速度を調整し、かつ前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項13記載の電子ビーム描画プログラム。
  15. 前記照射光学系は、前記電子ビームを偏向させる偏向処理を有し、
    前記制御処理は、前記オフセット値に基づいて前記電子ビームを偏向させ、かつ前記焦点をオフセットさせることを特徴とする請求項11または12記載の電子ビーム描画プログラム。
  16. 請求項11から15のいずれか1項記載の電子ビーム描画プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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