JP2007334019A - 光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】360°全方位(全周)の画角を有する画像を撮影したり、360°全方位(全周)画角に画像を投影するための小型でフレアー光が少なく解像力の良い光学系。
【解決手段】中心軸1の周りで回転対称な2面の反射面11、12を持つ前群10と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群20とを備えており、入射瞳6Yと反対側に配置されている第1反射面11、第1反射面11と同じ側に配置される第2反射面12を含み、第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間に中心軸を含む断面内での入射瞳6Yが配置されており、遠方から入射する光束2は前群10と後群20を順に経て像面30の中心軸から外れた位置に結像し、中心軸を含む断面内では入射瞳6Yが中心軸から離れて位置し、中心軸を含む面に直交しその光束の中心光線を含む平面内では中心軸上に入射瞳6Xが位置し、後群20は少なくとも2群から構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学系に関し、特に、小型で解像力が良く、360°全方位の画角を有する画像を像面に結像させるか、像面に配置された画像を360°全方位の画角に投影する全天カメラ、全天プロジェクター等に適した光学系に関するものであ。
従来、反射光学系を用いた360°全方位(全周)の画像を得る光学系としては、2面の内面反射面と2面の透過面を持つ中心軸の周りで回転対称な透明媒体からなる前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群とからなる特許文献1、2に開示されたような反射光学系が知られている。
米国特許第4,566,763号明細書 米国特許第5,473,474号明細書
しかし、上記従来例何れのものも、光学系を天頂に向けて全周の撮像を行う場合、中心軸を含む断面内での入射瞳が中心軸近傍に配置されているため、光学系への入射開口の有効径が大きくなり、天頂方向からの有害なフレアー光が多く光学系内に入射してしまい、画像が悪化してしまう問題がある。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、360°全方位(全周)の画角を有する画像を撮影したり、360°全方位(全周)画角に画像を投影するための小型でフレアー光が少なく解像力の良い光学系を提供することである。
上記目的を達成する本発明の光学系は、360°全方位の画角を有する画像を像面に結像させるか、像面に配置された画像を360°全方位の画角に投影する光学系であって、
中心軸の周りで回転対称な少なくとも2面の反射面を持つ前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群とを備えており、
前記前群は、結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、遠方からの光束が入射する中心軸を含む断面内での入射瞳と中心軸を挟んで反対側に配置されている第1反射面、前記第1反射面と中心軸に対して同じ側に配置される第2反射面を含み、前記第1反射面の面の中心は中心軸方向に前記第2反射面の面の中心より前記後群側に位置しており、前記第1反射面の外周と前記第2反射面の外周の間に中心軸を含む断面内での入射瞳が配置されており、
遠方から入射する光束は、前記前群と前記後群を順に経て前記像面の中心軸から外れた位置に結像し、かつ、中心軸を含む断面内では入射瞳が中心軸から離れて位置し、中心軸を含む面に直交しその光束の中心光線を含む平面内では中心軸上に入射瞳が位置し、前記後群は少なくとも2群の正のパワーを有する光学系から構成されていることを特徴とするものである。
この場合、前記後群は、回転対称の同軸屈折光学系からなることが好ましい。
また、前記第1反射面はメリジオナル断面、サジタル断面共に正のパワーを有することが望ましい。
また、前記第2反射面はメリジオナル断面、サジタル断面共に負のパワーを有することが望ましい。
また、前記前群より像面側の何れかの位置に中心軸と同軸に配置された開口を備えていることが望ましい。
また、少なくとも1面の反射面は対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
その場合に、少なくとも1面の反射面は奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
また、中心軸を含む断面内において、入射瞳近傍に中心軸を含む断面内でのみ開口を制限するフレア絞りが配置されていることが望ましい。
また、結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、前記像面に結像に結像された画像を第2の像面へリレーするリレー光学系を備えていることが望ましい。
その場合、前記リレー光学系のバックフォーカスをFb 、前記リレー光学系による像の最大像高をh0 とするとき、
5<Fb /h0 ・・・(1)
なる条件を満足することが望ましい。
また、前記後群の焦点距離をfr 、前記前群による円環状の像の最大像高をhとするとき、
10°<|tan-1(h/fr )| ・・・(2)
なる条件を満足することが望ましい。
以上の本発明によると、フレアー光の影響を受けない、小型で収差が良好に補正されて解像力の良い、360°全方位(全周)の画角を有する画像を得たり、360°全方位の画角に画像を投影するための光学系を得ることができる。
以下、実施例の基づいて本発明の光学系について説明する。
図1は、後記する実施例1の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図であり、図2は、その光学系内の光路を示す平面図である。これらの図1、図2を用いて本発明の光学系を説明する。なお、以下の説明は、結像光学系として説明するが、光路を逆にとって360°全方位(全周)に画像を投影する投影光学系として用いることもできる。なお、図2には方位角0°方向から入射する光路に加えて±10°方向から入射する光路を示してある。
本発明の光学系は、中心軸1の周りで回転対称な前群10と中心軸1の周りで回転対称な後群20とからなり、遠方の物体から入射する光束2は、前群10と後群20を順に経て中心軸1に垂直な像面30の中心軸1から外れた位置に結像するものである。
前群10は、中心軸1の周りで回転対称な第1反射面11、第2反射面12から構成されるものである。また、後群20は、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを有するでレンズ系等の同軸屈折光学系からなるものである。
前群10において、第1反射面11の面の中心(中心軸1と交わる点)は中心軸1方向に第2反射面12の面の中心より後群20側に位置しており、また、第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間に中心軸1を含む断面(メリジオナル断面)内での入射瞳6Yが配置されている。
そして、遠方から入射する光束2は、メリジオナル断面内での入射瞳6Yを経て第1反射面11と第2反射面12の間に入り、中心軸1を挟んで物体とは反対側に配置されている第1反射面11で像面30と反対側に反射され、中心軸1を挟んで物体とは反対側に配置されている第2反射面12で像面30側に反射され、第1反射面11の中心に設けられた孔15近傍であって、前群10と後群20の間に中心軸1と同軸に配置され絞りを構成する円形の開口5に入り、その後正パワーの後群20を経て、像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
このように、前群10の役割は、全周囲の画像から回転対称軸(中心軸)1に向かってくる光束を受けて円環状の空中像に変換する働きをするものである。そして、後群20の役割は、その円環状の空中像を像面30に位置する撮像素子の平面上に投影する働きをするものであり、また、前群10で補正不足となる像面湾曲や非点収差を後群20で相補うように補正することも可能なものである。
そして、前群10と後群20の間に配置されている絞りを構成する円形の開口5が前群10により逆投影されることにより入射瞳を形成するが、本発明の特徴は、この入射瞳を、メリジオナル断面内では第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間にメリジオナル方向の入射瞳6Yとして配置しながら、サジタル断面内では中心軸(回転対称軸)1上にサジタル方向入射瞳6Xとして投影されることである。
従来例(特許文献1)では、メリジオナル断面の入射瞳もサジタル断面内の入射瞳も共に中心軸上に配置されるために、有害光をカットするフレア絞りを有効に配置することができなかった。
本発明では、有害なフレアー光が開口を透過して光学系内に入るのを防ぐために、メリジオナル断面内でのみ入射瞳6Yを第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間にに配置することにより、第1反射面11と第2反射面12の縁をフレアー光をカットするための絞りとして使用することも可能になり、前群10内に入り込む不要光を大幅にカットすることが可能となり、フレアーを減らすことが可能となる。
なお、メリジオナル断面とサジタル断面は、図11に示すように定義される。図11(a)は本発明の光学系の概略の光路を示す斜視図、(b)は像面30上での画角中心位置での断面を示す図である。すなわち、光学系の中心軸(回転対称軸)1と画角中心に至る中心光束の中心光線(主光線)20 とを含む断面がメリジオナル断面であり、そのメリジオナル断面に対して直交し中心光線(主光線)20 を含む断面がサジタル断面である。
メリジオナル断面の入射瞳6Y位置に機械的なスリット状の絞りを配置してフレアー絞りとすることも可能であるし、光学系の保護を目的としたケーシングや、光線の通過しない部分を黒く塗った透明パイプ状のものでもフレアー絞りとして用いてもよい。また、像面30側(下側)の絞りには第1反射面11の反射コーティング部分を併用し、像面30と反対側(上側)の絞りには、第2反射面12との間に不使用領域が大きく存在するために、光学面ではなく砂目処理を行い、黒い塗料を塗布することで併用することが可能である。
一方、サジタル断面内においては、前群10は中心軸(回転対称軸)1を中心軸とする回転対称系なので、光束も回転対称に通過することになり、円環状の像の同じ像高の光束は回転中心である中心軸1上を常に通過する(図2)。そのため、中心軸1と直交する方向に当たる円環状の像の円周上に到達する光束は中心軸1上を一旦通過してから像面30に到達することになり、サジタル断面内で逆投影された開口5は中心軸1上に存在することとなる。
なお、メリジオナル断面内とサジタル断面内との開口5の逆投影位置を上記のように異ならせるためには、中心軸1を含む面内(Y−Z方向)と中心軸1と直交する面内(X−Z方向)の前群10の焦点距離を異ならせることが必要になる。
本発明の光学系では、中心軸1の周りで回転させて第1反射面11と第2反射面12の形状を決める任意形状の線分のメリジオナル断面での曲率と、その場合の中心軸1に対する回転の曲率、すなわち、サジタル断面の曲率とを独立して与えることにより、開口5は逆投影されてメリジオナル断面内の入射瞳6Yを第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間に配置するようにすることにより、前群10内に入り込む不要光を大幅にカットすることが可能となり、フレアーを減らすことが可能となったものである。
一方、中心軸1と直交するサジタル断面においては、回転対称系なので、光束も回転対称に通過することになり、円環上の同じ像高の光束は回転中心である中心軸1上を常に通過する(図2)。したがって、サジタル断面では、円周上の像面30に到達する光束は中心軸1上を通過してから像面30に到達することになり、サジタル断面の絞りの逆投影された開口5の像であるサジタル断面内の入射瞳6Xは中心軸1上に存在することとなる。
このような配置をとるために、前群10は、メリジオナル断面とサジタル断面で曲率を自由にコントロールできる任意形状の線分を中心軸1の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有する面で構成することが重要である。さらに、前群10では、偏心して配置されるパワーを有する面11、12で反射させるために、偏心収差が大きく発生する。これを補正するために、特に反射面11、12は任意形状の線分に奇数次項等を用いた対称面を持たない任意形状の線分を回転させることにより得られる面形状を使用することが重要になる。
また、本発明の光学系では、入射瞳6Yを経て遠方から入射する光束2、3U、3L(光束3Uは遠方の空側から入射する光束、3Lは遠方の地側から入射する光束)を、中心軸1を含む断面(メリジオナル断面:図1)内では、前群10内で1回結像し、また、中心軸1を含む面に直交しその光束の中心光線20 を含む平面(サジタル断面:図2)内では、第1反射面11と第2反射面12の間の位置4Xに結像している。
なお、図1の実施例1の場合は、前群10の第1反射面11と第2反射面12の間の空間は空気又は真空であるが、屈折率が1より大きい樹脂等の透明媒体で充填してもよい。その場合には、メリジオナル断面内での入射瞳6Y位置近傍及び孔15近傍に透過面(入射面、射出面)が形成される。この場合は、より小型で収差が良好に補正された光学系が得られる。
さらに、像の明るさを確保するためには、後群20を明るい光学系にすることが好ましく、そのためには後群20は少なくとも2群のレンズで構成することが好ましい。
さらに好ましくは、後群20で発生するの色収差を補正するために、2群のレンズの中少なくとも1群は接合レンズで構成することが望ましい。
さらに好ましくは、第1反射面11はメリジオナル断面もサジタル断面も、上下方向の画角の中心の主光線20 が当たる領域では、正のパワーを有することが望ましい。これは、中心軸1側に凹面を向けた形状であることを表わし、入射瞳6Yを中心軸1を挟んで反対側に投影するために必要である。これ以外の形状では、入射瞳を逆投影できない。
さらに好ましくは、入射瞳6Yから中心軸1と同軸の開口5までの瞳結像回数をメリジオナル断面とサジタル断面で同一回数にすることが重要である。メリジオナル断面もサジタル断面も瞳結像回数を1回にすることにより、光学面の負担が減り収差補正上好ましい。その間に少なくとも1つの正パワーがあればよいが、本発明のようにメリジオナル断面の入射瞳6Yを中心軸1から遠くの他の光線と干渉しない場所に配置するためには、主なパワーとなる2つの反射面11、12の主点位置をなるべく物体側にすることが必要である。そのためには、主点を前に出せるいわゆる正負の組み合わせであるテレフォトタイプの配置が好ましい。これにより、中心軸1から遠くに入射瞳6Yを配置できると同時に、前群10の比較的近傍にに開口5を配置することが可能となる。
さらに好ましくは、第2反射面12はメリジオナル断面とサジタル断面共に主光線20 が当たる領域では、負のパワーを有することが望ましい。
フレアー絞りとしては、第1反射面11外周近傍に、特にその直前に、中心軸1の周りで回転対称な輪帯状のスリットを配置するようにするとよい。
さらに好ましくは、像面30に結像された画像をリレー光学系(実施例3)により第2の像面へリレー(投影)するか、リレー光学系により投影された画像を本発明の光学系でさらに投影する構成にすることが好ましい。特に、上下方向の画角が30°以上のように広画角の場合、前群10で変換された円環状の映像も後群20に対して広画角映像となる。これは、前群10の有効領域を確保するために必要であるからである。そのため、後群20はフロント絞りの広画角な光学系にする必要があり、バックフォーカスがとり難い。一方、高解像な投影や撮像を行う場合には、RGB三原色に光線を分割する3板方式の構成が一般的に用いられ、色合成プリズムや色分解プリズムの配置が必要になるが、本発明の構成ではこれらプリズム光学系を入れるバックフォーカスをとることができない。
そこで、リレー光学系を用いて1回像をリレーすると同時に、色合成プリズムや色分解プリズムを入れるスペースを確保する構成が好ましい。また、リレー光学系の倍率を任意に選ぶことにより、前群10の大きさの自由度も増える。
さらに好ましくは、リレー光学系のバックフォーカスをFb 、リレー光学系による像の最大像高をh0 とするとき、
5<Fb /h0 ・・・(1)
なる条件を満足することが好ましい。この条件式(1)の下限の5を越えると、色合成プリズムや色分解プリズムを入れるスペースがとれなくなる。
さらに好ましくは、後群20の焦点距離をfr 、前群10による円環状の像の最大像高をhとするとき、
10°<|tan-1(h/fr )| ・・・(2)
なる条件を満足することが好ましい。この条件は後群20の画角に関するものであり、投影画角を広くとると、前群10が変換する円環状の像も画角が広くなる。そのため後群20の画角も広くする必要があり、条件式(2)の下限の10°を越えると、撮影画角を広くとることができなくなる。
ところで、本発明の光学系では、中心軸1を含む断面(メリジオナル断面)内での入射瞳6Yが第1反射面11近傍に投影されていることが特徴であり、ゴースト等を防ぐフレアー絞りを効果的に配置することが可能となる。これにより、光学系の入射領域を中心軸1を含む断面において小さくすることが可能となり、前群10に入射する不要光を効果的に防ぐことが可能となり、根本的なフレアー対策に効果を発揮する。また、広い撮影画角を確保しつつ、光学系を小型にするためには、絞りを構成する円形の開口5を前群10の近くに配置することが必要である、そのためには以下の条件式を満足することが重要である。
中心軸1を含む断面において、入射瞳6Y位置から中心軸1までの距離をA、入射瞳6Yと開口5の中心軸1に沿って測った距離をB、及び、それらの比を|A/B|とすると、
0.1<|A/B|<5 ・・・(3)
なる条件を満足することが好ましい。この条件式(3)の下限の0.1を越えると、入射瞳6Yが中心軸1に近づいてしまい、フレアー光が光学系内に入りやすくなる。上限の5を越えると、開口5と前群10の距離が長くなりすぎ、特に第1反射面11で前群10を射出する光線が遮られ、広い撮影画角がとれないなる。
さらに好ましくは、
0.2<|A/B|<2 ・・・(3−1)
なる条件を満足することが好ましい。
以下に、後記の実施例1〜3の条件式(1)〜(3)の値を示す。
実施例1 実施例2 実施例3
b /h0 − − 8.58
|tan-1(h/fr )| 25.40 16.71 −
A 16.06 13.89 −
B 19.20 22.43 −
|A/B| 0.84 0.62 − 。
以下に、本発明の光学系の実施例1〜3をより詳しく説明する。これら光学系の構成パラメータは後記する。これら実施例の構成パラメータは、例えば図1に示すように、物体面から前群10と後群20を経て像面30に至る順光線追跡の結果に基づくものである。
座標系は、順光線追跡において、例えば図1に示すように、入射瞳6Yを回転対称軸(中心軸)1に投影した位置を偏心光学系の偏心光学面の原点とし、回転対称軸(中心軸)1の像面30から離れる方向をY軸正方向とし、図1の紙面内をY−Z平面とする。そして、図1の紙面内のいま考えている入射瞳6Yの側と反対側の方向をZ軸正方向とし、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系の原点の中心からの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系の原点に定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
なお、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、入射瞳6Yを回転対称軸(中心軸)1に投影した位置からの偏心量で表わす。
なお、非球面は、以下の定義式で与えられる回転対称非球面である。
Z=(Y2 /R)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 1 /2
+aY4 +bY6 +cY8 +dY10+・・・
・・・(a)
ただし、Zを軸とし、Yを軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、a、b、c、d、…はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
また、拡張回転自由曲面は、以下の定義で与えられる回転対称面である。
まず、Y−Z座標面上で原点を通る下記の曲線(b)が定められる。
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(C1 +1)Y2 /RY2 1 /2
2 Y+C3 2 +C4 3 +C5 4 +C6 5 +C7 6
+・・・・+C2120+・・・・+Cn+1 n +・・・・
・・・(b)
次いで、この曲線(b)をX軸正方向を向いて左回りを正として角度θ(°)回転した曲線F(Y)が定められる。この曲線F(Y)もY−Z座標面上で原点を通る。
その曲線F(Y)をZ正方向に距離R(負のときはZ負方向)だけ平行移動し、その後にY軸の周りでその平行移動した曲線を回転させてできる回転対称面を拡張回転自由曲面とする。
その結果、拡張回転自由曲面はY−Z面内で自由曲面(自由曲線)になり、X−Z面内で半径|R|の円になる。
この定義からY軸が拡張回転自由曲面の軸(回転対称軸)となる。
ここで、RYはY−Z断面での球面項の曲率半径、C1 は円錐定数、C2 、C3 、C4 、C5 …はそれぞれ1次、2次、3次、4次…の非球面係数である。
そして、本発明の光学系においては、前群10の少なくとも1面の反射面は、このような拡張回転自由曲面であって、Y−Z断面で多項式で表現した場合に、少なくとも奇数次項を持ち対称面を持たない任意形状の線分を中心軸1の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有するものとすることが望ましい。少なくとも1面の反射面にこのような面形状を持たせることにより、反射光学系においては避けられない偏心収差を補正して解像力の良い光学系を提供することができると共に、その光学系の小型化が可能になる。
実施例1の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図1に、その光学系内の光路を示す平面図を図2に示す。なお、図2には方位角0°方向から入射する光路に加えて±10°方向から入射する光路を示してある。
この実施例の光学系は、中心軸1の周りで回転対称な前群10と、中心軸1の周りで回転対称な後群20と、前群10と後群20の間に中心軸1に同軸に配置された開口5とからなり、遠方の物体から入射する光束2は、前群10と後群20を順に経て中心軸1に垂直な像面30の中心軸1から外れた位置に結像するものであり、中心軸1を垂直(上下方向)に設定した場合、例えば360°全方位(全周)の画角を有する画像であって、天頂方向が画像の中心方向に向き、地平線が外側の円になるような円環状の画像を像面30に結像させるものである。
前群10は、中心軸1の周りで回転対称な第1反射面11、第2反射面12から構成されるものである。また、後群20は、4枚のレンズL1〜L5を含み3群からなる正パワーを有するレンズ系からなる。
前群10は、第1反射面11、第2反射面12から構成され、第1反射面11は中心軸1を挟んで物体側と反対側に配置され、第2反射面12は中心軸1に対して第1反射面11と同じ側に配置され、第1反射面11は第2反射面12より像面30側に配置されている。
そして、遠方から入射する光束2は、第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間のメリジオナル断面内での入射瞳6Yを経て第1反射面11と第2反射面12の間に入り、中心軸1を挟んで入射瞳6Yと反対側に配置されている第1反射面11で像面30と反対側に反射され、中心軸1に対して第1反射面11と同じ側に配置されている第2反射面12で像面30側に反射され、第1反射面11の中心の孔15近傍であって、前群10と後群20の間に中心軸1と同軸に配置され絞りを構成する円形の開口5を通り、次いで正パワーの後群20を経て、像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。この前群10の第1反射面11、第2反射面12は拡張回転自由曲面面で構成されている。ただし、円錐定数は0である。
後群20を構成するレンズ系は、前群10側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と両凹負レンズL3の接合レンズと、両凸正レンズL4と前群10側に凹面を向けた負メニスカスレンズL5の接合レンズとからなる。
そして、中心軸1が垂直方向を向き、像面30が天頂方向を向いた配置の場合、仰角20°方向の遠方から入射する中心光束2は前群10の第1反射面11、第2反射面12の順に反射され、第1反射面11の中心の孔15と開口5を通り、後群20を経て、像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
この実施例の光学系では、前群10と後群20の間に位置する開口(絞り)5が物体側に投影されてメリジオナル断面内では入射瞳6Yを前群10の第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間に形成するようになっており、また、サジタル断面内では中心軸(回転対称軸)1上に像6Xとして結像され、中心軸1上に入射瞳6Xを形成している。
そして、この実施例の光学系では、入射瞳6Yを経て遠方から入射する光束2、3U、3L(光束3Uは遠方の空側から入射する光束、3Lは遠方の地側から入射する光束)を、中心軸1を含む断面(メリジオナル断面:図1)内では、第2反射面12近傍の位置4Yに結像し、また、中心軸1を含む面に直交しその光束の中心光線20 を含む平面(サジタル断面:図2)内では、第1反射面11と第2反射面12の間の位置4Xに結像している。
この実施例1の仕様は、
水平画角 360°
垂直画角 20°(中心画角20°(仰角))
入射瞳径 0.92mm
像の大きさ φ1.89〜φ4.82mm
である。
この実施例1の光学系においては、像面30を地面と平行に配置する構成においては、天空側を見上げる画角に対して使用すると好ましい。
図3に、この実施例の光学系全体の横収差を示す。この横収差図において、中央に示された角度は、垂直方向の画角を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、画角正は俯角を、画角負は仰角を示す。以下、同じ。
実施例2の光学系の中心軸(回転対称軸)1に沿ってとった断面図を図4に、その光学系内の光路を示す平面図を図5に示す。なお、図5には方位角0°方向から入射する光路に加えて±10°方向から入射する光路を示してある。
この実施例の光学系は、前群10の第1反射面11と第2反射面12の間の空間に屈折率が1より大きい樹脂等の透明媒体16で充填した光学系であり、中心軸1の周りで回転対称な前群10と、中心軸1の周りで回転対称な後群20と、前群10と後群20の間に中心軸1に同軸に配置された開口5とからなり、遠方の物体から入射する光束2は、前群10と後群20を順に経て中心軸1に垂直な像面30の中心軸1から外れた位置に結像するものであり、中心軸1を垂直(上下方向)に設定した場合、例えば360°全方位(全周)の画角を有する画像であって、天頂方向が画像の中心方向に向き、地平線が外側の円になるような円環状の画像を像面30に結像させるものである。
前群10は、中心軸1の周りで回転対称な第1反射面11、第2反射面12に加え、透明媒体16中に入射する第1透過面13と、透明媒体16から射出する第2透過面14を備えるものであり、第1透過面13、第2透過面14も中心軸1の周りで回転対称な形状をしている。そして、第1透過面13は中心軸1に対して物体側に配置され、第1反射面11は中心軸1を挟んで第1透過面13と反対側に配置され、第1透過面13より像面30側に配置されており、第2反射面12は中心軸1に対して第1反射面11と同じ側に配置され、第2反射面12より像面30と反対側に配置されており、第2透過面14は第1反射面11の中心の孔15の近傍で第1透過面11より像面30側に配置されている。
また、後群20は、5枚のレンズL1〜L5を含み3群からなる正パワーを有するレンズ系からなる。
そして、遠方から入射する光束2は、第1透過面13を経て透明媒体16内に入り、中心軸1を挟んで第1透過面13と反対側に配置されている第1反射面11で像面30と反対側に反射され、中心軸1に対して第1反射面11と同じ側に配置されている第2反射面12で像面30側に反射され、第2透過面14を経て透明媒体16から外に出て、前群10と後群20の間に中心軸1と同軸に配置され絞りを構成する円形の開口5と正パワーの後群20を順に経て、像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。この前群10の第1反射面11、第2反射面12、第1透過面13は拡張回転自由曲面面で構成されている。ただし、円錐定数は0である。また、第2透過面14は中心軸1上に面頂を有する回転対称非球面で構成されている。
後群20を構成するレンズ系は、前群10側から順に、前群10側に凹面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と前群10側に凹面を向けた負メニスカスレンズL3の接合レンズと、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5の接合レンズとからなる。
そして、中心軸1が垂直方向を向き、像面30が天頂方向を向いた配置の場合、仰角22.5°方向の遠方から入射する中心光束2は前群10の入射面の第1透過面13で屈折して前群10の透明媒体16内に入り、第1反射面11、第2反射面12の順に反射された光束は第2透過面14で屈折して前群10の透明媒体から外に出て、開口5を介して後群20に入射し、像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
この実施例の光学系では、前群10と後群20の間に位置する開口(絞り)5が物体側に投影されてメリジオナル断面内では入射瞳6Yを前群10の第1反射面11の外周と第2反射面12の外周の間に形成するようになっており、また、サジタル断面内では中心軸(回転対称軸)1上に像6Xとして結像され、中心軸1上に入射瞳6Xを形成している。
そして、この実施例の光学系では、入射瞳6Yを経て遠方から入射する光束2、3U、3L(光束3Uは遠方の空側から入射する光束、3Lは遠方の地側から入射する光束)を、中心軸1を含む断面(メリジオナル断面:図4)内では、第1反射面11近傍の位置4Yに結像し、また、中心軸1を含む面に直交しその光束の中心光線20 を含む平面(サジタル断面:図5)内では、第1反射面11と第2反射面12の間の位置4Xに結像している。
この実施例2の仕様は、
水平画角 360°
垂直画角 45°(中心画角22.5°(仰角))
入射瞳径 1.68mm
像の大きさ φ2.42〜φ5.43mm
である。
この実施例2の光学系においては、第1反射面11は第1透過面13より像面30側に配置され、第2反射面12は第1反射面11より像面30と反対側に配置され、第2透過面14は第1透過面13より像面30側に配置されている。
実施例2の光学系は、像面30を地面と平行に配置する構成においては、天空側を見上げる画角に対して使用すると好ましい。
図6に、この実施例の光学系全体の横収差を示す。
実施例3のリレー光学系の中心軸1に沿ってとった断面図を図7に示す。また、実施例2の光学系の像面30側にこの実施例のリレー光学系を接続した場合の中心軸1に沿ってとった断面図を図8に示す。
この実施例は、実施例1〜2等の本発明の光学系の像面30に結像された円環状の像を第2の像面40へリレーするリレー光学系50の実施例である(図8に実施例2の光学系の像面30側にこの実施例のリレー光学系50を接続した場合の断面図を示す。)。このリレー光学系50は、像面30側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL1、両凹負レンズL2、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL3、両凸正レンズL4、両凸正レンズL5、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7の接合レンズ、両凸正レンズL8の7群8枚構成であり、両凸正レンズL8と第2の像面40の間(バックフォーカス)に色分解プリズムP(投影光学系の場合は色合成プリズム)が配置される。
このこの実施例3のリレー光学系50の仕様は、
倍率 1.0
焦点距離 145.34mm
入射側NA 0.22
物体高 φ6.00mm
像の大きさ φ6.00mm
である。
図9にこの実施例のリレー光学系50の横収差を、図10にこの実施例のリレー光学系50を実施例2の光学系の像面30側に接続した場合の全体の横収差をそれぞれ示す。
以下に、上記実施例1〜3の構成パラメータを示す。なお、以下の表中の“ASS”は非球面、“ERFS”は拡張回転自由曲面をそれぞれ示す。また、“RE”は反射面をそれぞれ示す。

実施例1
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(入射瞳面) 偏心(1)
2 ERFS[1] (RE) 偏心(2)
3 ERFS[2] (RE) 偏心(3)
4 ∞(絞り) 偏心(4)
5 7.56 2.50 1.7118 47.6
6 -23.20 0.10
7 7.66 2.50 1.6375 57.1
8 -4.86 1.00 1.6610 32.7
9 8.16 0.10
10 5.45 3.00 1.5908 61.9
11 -3.50 1.00 1.6378 34.6
12 -23.24 1.00
像 面 ∞
ERFS[1]
RY -206.37
θ -40.44
R 11.53
3 -1.3868 ×10-2
4 8.7260 ×10-5
5 -2.8698 ×10-6
ERFS[2]
RY -31.77
θ -85.06
R 5.20
3 1.4294 ×10-2
4 4.7975 ×10-4
5 -2.4349 ×10-5
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z -16.05
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y -10.04 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y 1.33 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y -14.70 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例2
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(入射瞳面) 偏心(1)
2 ERFS[1] 偏心(2) 1.5247 56.2
3 ERFS[2] (RE) 偏心(3) 1.5247 56.2
4 ERFS[3] (RE) 偏心(4) 1.5247 56.2
5 ASS[1] 偏心(5)
6 ∞(絞り) 1.52 偏心(6)
7 -6.88 6.02 1.6385 55.4
8 -8.12 0.20
9 55.87 5.03 1.6230 58.1
10 -8.26 2.83 1.7552 27.5
11 -15.70 0.20
12 12.96 5.31 1.6230 58.1
13 -15.13 2.23 1.7552 27.5
14 57.95 5.00
像 面 ∞
ERFS[1]
RY 10.08
θ -42.51
R -13.87
4 1.1608 ×10-3
ERFS[2]
RY -329.47
θ -33.76
R 17.72
3 -1.5624 ×10-2
4 -1.4271 ×10-4
5 -8.5582 ×10-6
ERFS[3]
RY -10.84
θ -79.00
R 7.82
3 2.9495 ×10-2
4 -5.4904 ×10-4
5 1.1399 ×10-4
ASS[1]
R -9.41
k 0.0000
a 4.5893 ×10-4
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z -13.89
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y -9.20 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(4)
X 0.00 Y 3.15 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y -21.83 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(6)
X 0.00 Y -22.43 Z 0.00
α -90.00 β 0.00 γ 0.00 。

実施例3
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 9.98
1 -226.44 4.28 1.8061 40.9
2 -14.90 12.39
3 -7.82 5.00 1.8061 40.9
4 43.70 1.73
5 -26.37 4.18 1.5691 71.3
6 -14.28 0.20
7 291.23 7.00 1.5691 71.3
8 -15.60 0.40
9 20.70 6.26 1.4970 81.5
10 -50.27 0.20
11 19.79 6.13 1.4875 70.2
12 -24.16 1.00 1.8061 40.9
13 12.84 20.83
14 54.77 5.40 1.6910 54.8
15 -30.58 2.00
16 ∞ 20.00 1.5163 64.1
17 ∞ 8.08
像 面 ∞ 。
以上の実施例の光学系では、前群10のさらに物体側にYトーリックレンズを付加し、このYトーリックレンズもY軸(中心軸1)に対して回転対称な面で構成されたレンズにし、このトーリックレンズはX方向にはパワーを持たせないで、一方、Y方向(図1の断面内等)には負のパワーを持たせることにより、回転対称軸1を含む断面方向の画角を大きくとることが可能となる。さらに好ましくは、このトーリックレンズはY−Z断面内では物体側に凸面を向け負のメニスカスレンズ形状に構成することにより、像歪の発生を最小にすることが可能となり、良好な収差補正が可能となる。
さらに、前群10の物体側には、断面が負メニスカスレンズ形状の1つのYトーリックレンズに限らず、2枚又は3枚のメニスカス形状のレンズで構成することにより、より像歪の発生を小さくすることが可能である。また、レンズに限らず、中心軸1に対して回転対称な反射面やプリズムにより光線を反射屈折させて任意の方向を撮像あるいは観察させることも容易である。
また、以上の実施例では、前群10の反射面、屈折面をそれぞれ任意形状の線分を回転対称軸1の周りで回転することにより形成され回転対称軸1上に面頂を有さない拡張回転自由曲面で構成しているが、それぞれ任意の曲面に置き換えることは容易である。
また、本発明の光学系は、回転対称面を形成する任意形状の線分を定義する式に奇数次項を含むものを用いることにより、偏心により発生する像面の傾きや、絞りの逆投影時の瞳収差を補正している。
また、本発明の前群10を構成する中心軸1の周りで回転対称な透明媒体はそのまま用いることにより、360°全方位の画角を有する画像を撮影したり投影できるが、その透明媒体を中心軸1を含む断面で切断して2分の1、3分の1、3分の2等にすることにより、中心軸1の周りの画角が180°、120°、240°等の画像を撮影したり投影するようにしてもよい。
なお、本発明の光学系の前群10が実施例1のように2枚の反射面11、12からのみ構成される場合、このような前群10は、図12(b)に示すように、第1反射面11、第2反射面12を同一径のそれぞれ円筒体11’、12’の上端に同心に形成し、第1反射面11と第2反射面12が相互に向き合うように、一方の円筒体11’を上下反転させて、円筒体11’、12’の外径と同一の内径を持つ透明な円筒体19の中に両端から円筒体11’、12’を挿入し、所定の間隔を維持するように円筒体19に対して円筒体11’、12’を固定することにより、図12(a)に示すような前群10を簡単に得ることができる。
以上、本発明の光学系を中心軸(回転対称軸)1を垂直方向に向けて天頂を含む360°全方位(全周)の画角の画像を得る撮像あるいは観察光学系として説明してきたが、本発明は撮影光学系、観察光学系に限定されず、光路を逆にとって天頂を含む360°全方位(全周)の画角に画像を投影する投影光学系として用いることもできる。また、内視鏡は管内観察装置の全周観察光学系として用いることもできる。
以下に、本発明の光学系の適用例として、パノラマ撮影光学系31又はパノラマ投影光学系32の使用例を説明する。図13は、内視鏡先端の撮影光学系として本発明によるパノラマ撮影光学系31を用いた例を示すための図であり、図13(a)は、硬性内視鏡41の先端に本発明によるパノラマ撮影光学系31を取り付けて360°全方位の画像を撮像観察する例である。図13(b)にその先端の概略の構成を示す。本発明によるパノラマ撮影光学系31の前群10の入射瞳6Yの周囲には円周方向にスリット状に伸びる開口26を有するケーシング等からなるフレア絞り27が配置され、フレアー光が入射するのを防止している。また、図13(c)は、軟性電子内視鏡42の先端に本発明によるパノラマ撮影光学系31を同様に取り付けて、表示装置43に撮影された画像を画像処理を施して歪みを補正して表示するようにした例である。
図14(a)は、自動車48の各コーナやヘッド部のポールの頂部に撮影光学系として本発明によるパノラマ撮影光学系31を複数取り付けて、車内の表示装置に各パノラマ撮影光学系31を経て撮影された画像を画像処理を施して歪みを補正して同時に表示するようにした例を示す図であり、図14(b)にその先端の概略の構成を示す。本発明によるパノラマ撮影光学系31の前群10の入射瞳6Yの周囲には円周方向にスリット状に伸びる開口26を有するケーシング等からなるフレア絞り27が配置され、フレアー光が入射するのを防止している。
図15は、投影装置44の投影光学系として本発明によるパノラマ投影光学系32を用い、その像面に配置した表示素子にパノラマ画像を表示し、パノラマ投影光学系32を通して360°全方位に配置したスクリーン45に360°全方位画像を投影表示する例である。
図16は、建物47の外部に本発明によるパノラマ撮影光学系31を用いた撮影装置49を取り付け、屋内に本発明によるパノラマ投影光学系32を用いた投影装置44を配置し、撮影装置49で撮像された映像を電線46を介して投影装置44に送るように接続している。このような配置において、屋外の360°全方位の被写体Oをパノラマ撮影光学系31を経て撮影装置49で撮影し、その映像信号を電線46を介して投影装置44に送り、像面に配置した表示素子にその映像を表示して、パノラマ投影光学系32を通して屋内の壁面等に被写体Oの映像O’を投影表示するようにしている例である。
本発明の実施例1の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 本発明の実施例1の光学系内の光路を示す平面図である。 実施例1の光学系全体の横収差図である。 本発明の実施例2の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 本発明の実施例2の光学系内の光路を示す平面図である。 実施例2の光学系全体の横収差図である。 本発明の実施例3のリレー光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例2の光学系の像面側にこの実施例3のリレー光学系を接続した場合の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例3のリレー光学系の横収差図である。 図8の光学系全体の横収差図である。 メリジオナル断面とサジタル断面の定義を説明するための図である。 2枚の反射面のみから構成される本発明の光学系の前群の構成方法の1つを説明するための図である。 内視鏡先端の撮影光学系として本発明によるパノラマ撮影光学系を用いた例を示すための図である。 自動車の各コーナやヘッド部のポールの頂部に撮影光学系として本発明によるパノラマ撮影光学系を用いた例を示すための図である。 投影装置の投影光学系として本発明によるパノラマ投影光学系を用いた例を示すための図である。 屋外の被写体を本発明によるパノラマ撮影光学系を経て撮影し、屋内に本発明によるパノラマ投影光学系を通して投影表示する例を示すための図である。
符号の説明
1…中心軸(回転対称軸)
2…遠方から入射する中心光束
0 …中心光束の中心光線(主光線)
3U…遠方の空側から入射する光束
3L…遠方の地側から入射する光束
4X…サジタル断面内での中間像結像位置
4Y…メリジオナル断面内での中間像結像位置
5…開口(絞り)
6X…サジタル断面内での入射瞳
6Y…メリジオナル断面内での入射瞳
10…前群
11…第1反射面
11’…円筒体
12…第2反射面
12’…円筒体
13…第1透過面
14…第2透過面
15…孔
16…透明媒体
19…透明な円筒体
20…後群
26…円周方向にスリット状に伸びる開口
27…フレア絞り
30…像面
31…パノラマ撮影光学系
32…パノラマ投影光学系
40…第2の像面
41…硬性内視鏡
42…軟性電子内視鏡
43…表示装置
44…投影装置
45…スクリーン
46…電線
47…建物
48…自動車
49…撮影装置
50…リレー光学系
L1〜L8…レンズ
P…色分解プリズム(色合成プリズム)
O…被写体

Claims (11)

  1. 360°全方位の画角を有する画像を像面に結像させるか、像面に配置された画像を360°全方位の画角に投影する光学系であって、
    中心軸の周りで回転対称な少なくとも2面の反射面を持つ前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群とを備えており、
    前記前群は、結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、遠方からの光束が入射する中心軸を含む断面内での入射瞳と中心軸を挟んで反対側に配置されている第1反射面、前記第1反射面と中心軸に対して同じ側に配置される第2反射面を含み、前記第1反射面の面の中心は中心軸方向に前記第2反射面の面の中心より前記後群側に位置しており、前記第1反射面の外周と前記第2反射面の外周の間に中心軸を含む断面内での入射瞳が配置されており、
    遠方から入射する光束は、前記前群と前記後群を順に経て前記像面の中心軸から外れた位置に結像し、かつ、中心軸を含む断面内では入射瞳が中心軸から離れて位置し、中心軸を含む面に直交しその光束の中心光線を含む平面内では中心軸上に入射瞳が位置し、前記後群は少なくとも2群の正のパワーを有する光学系から構成されていることを特徴とする光学系。
  2. 前記後群は、回転対称の同軸屈折光学系からなることを特徴とする請求項1記載の光学系。
  3. 前記第1反射面はメリジオナル断面、サジタル断面共に正のパワーを有することを特徴とする請求項1又は2記載の光学系。
  4. 前記第2反射面はメリジオナル断面、サジタル断面共に負のパワーを有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の光学系。
  5. 前記前群より像面側の何れかの位置に中心軸と同軸に配置された開口を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の光学系。
  6. 少なくとも1面の反射面は対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の光学系。
  7. 少なくとも1面の反射面は奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項6項記載の光学系。
  8. 中心軸を含む断面内において、入射瞳近傍に中心軸を含む断面内でのみ開口を制限するフレア絞りが配置されていることを特徴とする請求項6から7の何れか1項記載の光学系。
  9. 結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、前記像面に結像に結像された画像を第2の像面へリレーするリレー光学系を備えていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載の光学系。
  10. 前記リレー光学系のバックフォーカスをFb 、前記リレー光学系による像の最大像高をh0 とするとき、
    5<Fb /h0 ・・・(1)
    なる条件を満足することを特徴とする請求項9記載の光学系。
  11. 前記後群の焦点距離をfr 、前記前群による円環状の像の最大像高をhとするとき、
    10°<|tan-1(h/fr )| ・・・(2)
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から10の何れか1項記載の光学系。
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