JP2007333684A - 温度検知素子、閃光装置およびカメラ - Google Patents

温度検知素子、閃光装置およびカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】 温度センサおよび温度ヒューズを同一の被検出体に極めて容易に実装できる温度検知素子を提供する。
【解決手段】 温度検知素子は、被検出体の温度を検出する温度センサと、閾値以上の温度で通電を遮断する温度ヒューズと、温度センサおよび温度ヒューズを絶縁した状態で一体化するパッケージと、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温度センサと温度ヒューズとを備えた温度検知素子及び閃光装置およびカメラに関する。
従来から、発熱部材の過熱による事故を防止するために、発熱部材の近傍に温度センサと温度ヒューズとを配置した各種の電子機器などが公知である。例えば、特許文献1には、鍋部と当接する感熱部材に温度センサと温度ヒューズとを配置した過熱調理器が開示されている。
特開平7−263133号公報
しかし、従来では、個別にパッケージされた温度センサおよび温度ヒューズを別々に電子部品に取り付けることが一般的であり、電子部品への温度センサと温度ヒューズの実装が困難であった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明の目的は、温度センサおよび温度ヒューズを同一の被検出体に極めて容易に実装できる温度検知素子を提供することである。
第1の発明の温度検知素子は、被検出体の温度を検出する温度センサと、閾値以上の温度で通電を遮断する温度ヒューズと、温度センサおよび温度ヒューズを絶縁した状態で一体化するパッケージと、を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、パッケージの内部の温度センサと温度ヒューズとの間には絶縁部材が配置されていることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、温度センサおよび温度ヒューズの少なくとも一方が、パッケージの内部で絶縁性を有する充填材に埋め込まれていることを特徴とする。
第4の発明の閃光装置は、第1から第3のいずれかの発明の温度検知素子を備えることを特徴とする。
第5の発明のカメラは、第1から第3のいずれかの発明の温度検知素子を備えることを特徴とする。
本発明の温度検知素子は、温度センサおよび温度ヒューズがパッケージで一体化されており、温度センサおよび温度ヒューズを同一の被検出体に極めて容易に装着できる。
(第1実施形態の説明)
図1は、第1実施形態の温度検知素子の構成を模式的に示す図である。第1実施形態の温度検知素子は、パッケージ11と、温度ヒューズ12と、温度センサ13とを有している。
パッケージ11の全体形状は薄箱状の直方体をなしており、その内部に温度ヒューズ12および温度センサ13が並べて収納されている。このパッケージ11は、上面側に開口を有し内側に凹部を有する本体部11aと、本体部11aの開口を塞ぐ蓋体11bとで構成されている。図1ではパッケージ11の内部を示すために蓋体11bを一部だけ示している。また、本体部11aおよび蓋体11bは、絶縁性、熱伝導性および耐熱性に優れた材質で形成されることが好ましい。例えば、第1実施形態の本体部11aおよび蓋体11bは、アルミナなどのセラミックなどでそれぞれ形成されている。
本体部11aの凹部には、温度ヒューズ12および温度センサ13が配置される。この本体部11aの凹部には絶縁材料で形成された壁部14が配置されている。そして、本体部11aと蓋体11bとを接合した組立状態では、壁部14によってパッケージ11の内部空間は2つの部屋に仕切られた状態となる。壁部14で仕切られたパッケージ11内部の一方の部屋には温度ヒューズ12が配置される。また、パッケージ11内部の他方の部屋には温度センサ13が配置される。したがって、温度ヒューズ12と温度センサ13とは、パッケージ11および壁部14によって物理的に絶縁された状態で一体化されることとなる。なお、上記の壁部14は、パッケージ11の本体部11aと一体に成形されてもよい。あるいは、本体部11aと壁部14とを別部品にして接着などの手段で取り付けるようにしてもよい。
温度ヒューズ12は、可溶合金のヒューズエレメント15によって、一対の電極16間を電気的に接続して構成されている。このヒューズエレメント15は閾値以上の高温となったときに溶融し、電極16間の通電を遮断するようになっている。温度ヒューズ12の各電極16には、パッケージ11の外部と導通するリード線17がそれぞれ半田付けで接続される。
また、温度ヒューズ12のヒューズエレメント15には、ロジン系または水溶性系のフラックス18が塗布されている。このフラックス18は、ヒューズエレメント15の溶融時に球状化して合金を包み、電極16間の導通が再び起こらないように機能する。そして、温度ヒューズ12の配置された一方の部屋では、過熱時における温度ヒューズ12の応答性を良好にする観点から、パッケージ11の内面と温度ヒューズ12との間に隙間が形成されている。
温度センサ13は、サーミスタ、熱電対、ICチップ化されたセンサなど、公知のセンサ部品で構成される。この温度センサ13は、温度ヒューズ12のリード線17とは別のリード線19によってパッケージ11の外部と導通している。また、温度センサ13の配置された他方の部屋には熱伝導性の高い充填材20が充填されており、パッケージ11からの熱が温度センサ13に高い効率で伝わるように構成されている。ここで、上記の充填材20としては、例えば、上記のフラックスや放熱グリース、あるいは金属粉や粉体状のセラミックを混入したシリコン樹脂やエポキシ樹脂などが該当する。なお、第1実施形態において、パッケージ11と温度センサ13との間に充填材20を充填せずに隙間を形成するようにしてもよい(この場合の構成の図示は省略する)。
図2は、第1実施形態の温度検知素子を発熱部材に装着した状態を示す図である。ここでは、一例として、カメラまたは閃光装置の昇圧回路などを構成する電子部品21(例えば、MOSFETなどのトランジスタ、トランス、コンデンサなど)を被検出体として温度検知素子を配置する例を示す。図2(a)は、基板22に接続された2つの電子部品21の間に温度検知素子を配置した例である。図2(b)は、基板22に接続された電子部品21の側面に温度検知素子21を接着剤などで固定して配置した例である。この図2(a)、(b)では、パッケージ11の一面に4つのリード線が配置された温度検知素子が縦置きで使用されている。図2(c)は、基板22に接続された表面実装電子部品21の上面に温度検知素子を配置した例である。図2(d)は、被検出体の電子部品21と導通する基板22のパターン23の上に温度検知素子を配置した例である。
上記の各々の場合において、温度ヒューズ12のリード線17は昇圧回路の制御部と電源とに接続されている。また、温度センサ13のリード線19は昇圧回路の制御部に接続されている(上記の制御部および電源の図示は省略する)。温度センサ13は、被検出体である電子部品21の温度を検知するとともに、昇圧回路の制御部に対して温度検知信号を出力する。昇圧回路の制御部は、温度センサ13からの温度検知信号に基づいて昇圧回路の動作を制御する。また、通常時の温度ヒューズ12は、電源からの電力を昇圧回路の制御部に供給する。そして、電子部品21の異常過熱時には、温度ヒューズ12はヒューズエレメント15の溶融によって制御部への電力の供給を遮断する。これにより、電子部品21の異常過熱による故障、発煙、発火などが未然に防止される。
以下、第1実施形態の効果を述べる。第1実施形態の温度検知素子では、温度ヒューズ12および温度センサ13がパッケージ11によって一体化されているので、発熱部材である被検出体に温度ヒューズ12および温度センサ13の両方を容易に装着できる。特に、寸法の小さな電子部品21が被検出体である場合にはその効果が顕著であって、実装時の作業性や製造コストなどが著しく改善される。
また、第1実施形態の温度検知素子では、温度ヒューズ12および温度センサ13が被検出体のほぼ同一位置から温度を検出するので、両者の検出する温度は高い精度で一致する。しかも、温度ヒューズ12と温度センサ13とは絶縁されて配置されているので誤動作するおそれも極めて少ない。そのため、温度検知素子の動作については高い信頼性を確保できる。
(第2実施形態の説明)
図3は、第2実施形態の温度検知素子の構成を模式的に示す図である。ここで、以下の実施形態において、第1実施形態とほぼ同様の機能を有する構成には同一符号を付して説明を一部省略する。
第2実施形態は第1実施形態の変形例であって、パッケージ11の内部空間は壁部14で仕切られることなく1つの部屋を構成している。そして、パッケージ11と温度センサ13との間には絶縁性を有する充填材24が充填されて固化しており、温度センサ13は充填材に埋め込まれた状態でパッケージ11内に配置されている。一方、温度ヒューズ12の周囲には隙間が形成されている。そのため、パッケージ11内では、充填材24に囲まれた温度ヒューズ12と温度センサ13とが並んで配置されている。
ここで、第2実施形態の充填材24は、温度ヒューズ12と温度センサ13との絶縁を行うとともに、パッケージ11から温度センサ13への伝熱を妨げないことが要求される。そのため、第2実施形態の充填材24は、絶縁性および熱伝導性を兼ね備えた硬化性材料であることが好ましい。例えば、上記の充填材24としては、アルミナなどのセラミックの粉体を混入したシリコン樹脂やエポキシ樹脂などが好ましい。
この第2実施形態の温度検知素子でも、上記の第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
(実施形態の補足事項)
(1)本発明の温度検知素子は、上記実施形態に開示された構成に限定されることはない。例えば、温度ヒューズ12は、閾値以上の温度を示す異常過熱時にスイッチが切れ、温度が下がると復旧が可能なものに代替してもよい。この場合には、温度ヒューズ12が切れた際に温度検知素子を交換する必要がないので、温度検知素子が装着されている電子機器の再使用は容易となる。
(2)本発明では、温度ヒューズ12および温度センサ13を、絶縁性、熱伝導性および耐熱性に優れた材料(例えば、アルミナなどのセラミックの粉体を混入したシリコン樹脂やエポキシ樹脂など)に埋め込んで固化し、両者を一体化して温度検知素子のパッケージ11を形成してもよい。なお、この場合には、温度ヒューズ12は、絶縁材のケースや絶縁フイルムなどに封入しておく必要がある(上記構成の図示は省略する)。
(3)本発明の温度検知素子の被検出体は、カメラおよび閃光装置の電子部品に限定されることなく、例えば携帯電話や充電器をはじめとするあらゆる電子機器の電子部品に広く使用することができる。
第1実施形態の温度検知素子の構成を示す模式図 第1実施形態の温度検知素子を発熱部材に装着した状態を示す図 第2実施形態の温度検知素子の構成を示す模式図
符号の説明
11…パッケージ、12…温度ヒューズ、13…温度センサ、14…壁部、24…充填材、21…電子部品

Claims (5)

  1. 被検出体の温度を検出する温度センサと、
    閾値以上の温度で通電を遮断する温度ヒューズと、
    前記温度センサおよび前記温度ヒューズを絶縁した状態で一体化するパッケージと、
    を備えることを特徴とする温度検知素子。
  2. 請求項1に記載の温度検知素子において、
    前記パッケージの内部の前記温度センサと前記温度ヒューズとの間には絶縁部材が配置されていることを特徴とする温度検知素子。
  3. 請求項1に記載の温度検知素子において、
    前記温度センサおよび前記温度ヒューズの少なくとも一方が、前記パッケージの内部で絶縁性を有する充填材に埋め込まれていることを特徴とする温度検知素子。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の温度検知素子を備えることを特徴とする閃光装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の温度検知素子を備えることを特徴とするカメラ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014123100A (ja) * 2012-11-21 2014-07-03 Canon Inc 像加熱装置

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