JP2007333141A - フローティングシール - Google Patents

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Abstract

【課題】細粒土の侵入による弾性リングが早期に磨耗損傷するおそれを防止することができるフローティングシールを提供する。
【解決手段】ハウジング20,21間にそれぞれ弾性リング23,25を介してフローティングリング22,24を支持する。両弾性リングの弾性によりフローティングリング22,24同士を対接させ、両ハウジング間の相対回転時にフローティングリング22,24が摺動されるようにする。弾性リングに対するフローティングリング22,24及び両ハウジングの接触面において、フローティングリング22,24の対接部22a,24a側に位置する部分の接触面に、弾性リング23,25と密着させるための弾性層28,29を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば油圧ショベルやブルドーザ等の装軌式作業機械において、履帯を駆動するための駆動輪や、その履帯を支持するための上転輪及び下転輪等に組み込まれるフローティングシールに関するものである。
従来のこの種のフローティングシールとしては、例えば特許文献1に開示されるような構成のものが提案されている。この従来構成においては、固定側ハウジングの内周に金属材料よりなる固定側フローティングリングがニトリルゴム等よりなる弾性リングを介して弾性的に支持されるとともに、回転側ハウジングの内周には同様の金属材料よりなる回転側フローティングリングが同様の弾性材料よりなる弾性リングを介して弾性的に収容支持されている。
そして、各弾性リングの弾性によりフローティングリング同士がシール状態に保持され、回転側ハウジングが回転されたとき、両フローティングリングが摺動されるようになっている。この両フローティングリングにより、前記ハウジング内に収容されたオイルの漏洩が防止されるようになっている。
ところで、フローティングシールにおいては、弾性リングとフローティングリングとの接触面間に滑りが生じると、弾性リングが早期に磨耗損傷して、フローティングリングに対する弾性付与能力が低下して、フローティングリングのシール機能が低下するおそれがある。従って、このような問題が生じないようにするため、例えば図8に示すように、弾性リング41に対するフローティングリング42の接触面に摩擦係数を高くするための粗面43を形成して、弾性リングとフローティングリングとの間に滑りが生じないようにされている。
実開昭62−25374号公報
図8に示す構成のフローティングシールにおいては、前記のようにフローティングリング42の弾性リング41との接触面が粗面43になっているため、フローティングリング42のまわりに細粒土S1aや細粒土S1aを含む土砂S1等が入り込むと、その細粒土S1aが粗面43からフローティングリング42と弾性リング41との接触面間に侵入しやすい。そして、この侵入により、フローティングリング42と弾性リング41との接触面における摩擦係数が低下して、両者間に滑りが生じやすくなり、その滑りのために弾性リングが磨耗損傷するという問題があった。
このような問題点に対処するため、従来構成においては、フローティングリングの外周側において固定ハウジングと回転ハウジングとのをシールするダストシールを設けた構成が提案されている。しかしながら、この従来構成においては、ダストシールが無潤滑状態になっているため、早期に磨耗しやすくて、細粒土の侵入防止効果を長期にわたって十分に発揮することができない。
一方,前記特許文献1においては、フローティングリングと弾性リングとの間に円環状のパッキングを介装し、パッキングの内周面をフローティングリングの外周面に密接させるとともに、パッキングの外周面をハウジングの内周面に密接させるようにしている。しかしながら、この特許文献1の構成においては、固定側及び回転側のハウジング内にパッキング用の収容空間を確保するために、ハウジングやフローティングリングの構造を大きく変更する必要があって、従前のフローティングシールの構成部品と共用することができない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、弾性リングとフローティングリングとの接触面間に細粒土が侵入するのを抑制することができて、細粒土の侵入による弾性リングの磨耗損傷を防止することができるフローティングシールを提供することにある。
また、この発明の目的は、ハウジング等の構造をほとんど変更することなく前記の磨耗損傷防止を達成できるフローティングシールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、同一軸線上において相対回転可能な一対のハウジングにそれぞれ弾性リングを介してフローティングリングを支持するとともに、その弾性リングの弾性によりフローティングリング同士を摺動可能にシーリングさせたフローティングシールであって、前記フローティングリングと弾性リングとの接触部において、かつ少なくとも前記フローティングリングのシーリング側に位置する部分において、フローティングリング及び弾性リングの少なくとも一方には前記接触部を密着状態にさせるための密着手段を設けたことを特徴としている。
従って、両ハウジング間の隙間を介して、弾性リングとフローティングリングとの間に細粒土が侵入することを密着手段によって抑制することができる。よって、細粒土の侵入により弾性リングが早期に磨耗損傷するおそれを防止することができる。また、フローティングリング及び弾性リングの少なくとも一方に密着手段を設ければよいため、前記特許文献1とは異なり、パッキング等の別部品のためのハウジング等の構造変更は不要である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記密着手段は、フローティングリングに固着された弾性層である。
このように構成した場合には、フローティングシールに弾性層を設けるのみでよく、ハウジング等の構成部品の構造を変更することなく密着構造を具現化することができる。なお、弾性層とは、弾力性と柔軟性とを有する材質により形成されるもの、例えばゴム系材料を指す。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記弾性層は、フローティングリングと弾性リングとの接触部の全体に設けられたことを特徴とする。
従って、弾性リングとフローティングリングの弾性層との間の接触部全体において高い摩擦係数を確保できる。このため、高い摩擦係数を確保するためのフローティングリングに対する研削加工が不要になる。
請求項4の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記密着手段は、フローティングリングのシーリング側に位置する部分を他の部分よりも平滑にした平滑部であることを特徴とする。
従って、平滑部において弾性リングとフローティングリングとが密着状態に保持される。よって、細粒土が弾性リングとフローティングリングとの間に侵入するおそれを抑制することができる。また、平滑度を向上させた平滑部によって密着度を向上させるように構成したため、部品点数が増えることを回避できる。
請求項5の発明においては、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記ハウジングと弾性リングとの接触部において、かつ少なくとも前記フローティングリングのシーリング側に位置する部分において、ハウジングには前記接触部を密着状態にさせるための別の密着手段を設けたことを特徴とする。
従って、前記別の密着手段によりハウジングと弾性リングとの間においても、細粒土の侵入を抑制できる。
請求項6の発明においては、請求項5に記載の発明において、前記別の密着手段は、ハウジングに固着された弾性層である。
従って、ハウジングに弾性層を設けるのみでよく、ハウジング等の構成部品の構造を変更することなく密着構造を具現化することができる。
請求項7の発明は、請求項6に記載の発明において、前記弾性層は、ハウジングと弾性リングとの接触部の全体に設けられたことを特徴とする。
従って、弾性リングとハウジングの弾性層との間の接触部全体において高い摩擦係数を確保できる。このため、高い摩擦係数を確保するためのハウジングに対する研削加工が不要になる。
請求項8の発明においては、請求項5に記載の発明において、前記別の密着手段は、フローティングリングのシーリング側に位置する部分を他の部分よりも平滑にした平滑部であることを特徴とする。
従って、平滑部において弾性リングとハウジングとが密着状態に保持され、細粒土が弾性リングとハウジングとの間に侵入するおそれを抑制することができる。
以上のように、この発明によれば、フローティングリング等の構造をほとんど変更することなく、弾性リングとフローティングリングとの間に細粒土が侵入するのを抑制することができて、細粒土の侵入による弾性リングの早期磨耗損傷を防止することが可能になる。
以下、この発明を油圧ショベルやブルドーザ等の装軌式作業機械において履帯を支持するための上転輪に具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、装軌式作業機械における下部走行体のフレーム11の側面には、固定支持軸12が突出固定され、その固定支持軸12には上転輪13がベアリング14を介して回転可能に支持されている。前記フレーム11には図示しない駆動輪及び遊動輪が所定の間隔をおいて配置され、その駆動輪及び遊動輪間には履帯15が巻き掛けられている。そして、この履帯15の非接地面側に突設されたリンク15aが上転輪13の外周上面に支持されている。
図1に示すように、前記上転輪13内において固定支持軸12の外周には、ベアリング14を含む回転部分を潤滑するためのオイルOが収容されている。固定支持軸12の外周面と上転輪13の基端内周面との間にはフローティングシール16が装着され、このフローティングシール16により、上転輪13の基端面側がシールされて、前記潤滑用のオイルOが外部へ漏洩しないようになっている。
そこで、次に、前記フローティングシール16の構成について詳細に説明する。図1及び図2に示すように、固定支持軸12の外周には固定側である第1ハウジング20が外嵌固定されている。その第1ハウジング20と所定間隔をおいて対応するように、上転輪13の基端内周には回転側である第2ハウジング21が嵌合固定されている。第1及び第2ハウジング20,21の対向面には、収容凹部20a,21aが形成されている。
前記固定側の第1ハウジング20の収容凹部20a内には、金属材料よりなる固定側のフローティングリング22が弾性材料よりなる弾性リング23を介して弾性的に支持されている。その固定側のフローティングリング22と同一軸線上において対接するように、回転側の第2ハウジング21の収容凹部21a内には、同じく金属材料よりなる回転側のフローティングリング24が弾性材料よりなる弾性リング25を介して弾性的に収容支持されている。前記弾性リング23,25は、ニトリルゴム(NBR),フッ素ゴム(FKMまたはFFKM),シリコーンゴム(VMQまたはFVMQ),エチレンプロピレンゴム(EPMまたはEPDM),クロロプレンゴム(CR)等のゴム材料よりなる。
前記両弾性リング23,25は、それぞれ図2に示す矢印方向への弾性反発力が蓄勢されるように、組み付け時において前記矢印方向の反対方向に捩れ変形されて、その捩れ変形状態が維持される。この両弾性リング23,25の弾性反発力により、固定側及び回転側のフローティングリング22,24が対接部22a,24aにおいて密接状態,つまりシーリング状態に保持されて、前記オイルOの漏洩が防止される。そして、前記上転輪13の回転にともなって回転側の第1ハウジング20が固定側の第2ハウジング21に対して相対回転されたときには、回転側のフローティングリング24も回転されて、両フローティングリング22,24間に対接部22a,24aにおいてシーリング状態が保持されながら相対回転が生じて、対接部22a,24aが互いに摺動される。
図2及び図3に示すように、前記両弾性リング23,25に対する両フローティングリング22,24の外周の接触面には、弾性リング23,25に対する摩擦係数を高めるための粗面26が形成されている。同様に、両弾性リング23,25に対する両ハウジング20,21の内周の接触面にも、弾性リング23,25に対する摩擦係数を高めるための粗面27が形成されている。そして、これらの粗面26,27により、各弾性リング23,25と各フローティングリング22,24との接触面間、及び各弾性リング23,25と各ハウジング20,21との接触面間に滑りが生じるのが抑制されるようになっている。なお、両ハウジング20,21及び両フローティングリング22,24は鋳造された後に所定の表面粗さ(例えば、JIS B 0601−2001における算術平均高さRaが15〜20μm)となるように仕上げられる。あるいは、両フローティングリング22,24は鋳放しで前記と同様に算術平均高さRaが15〜20μmの表面粗さとし、仕上げを省略してもよい。そして、前記粗面26,27は、その表面粗さが他の部分の表面粗さよりも粗くなるように(例えば、JIS B 0601−2001における算術平均高さRaが25〜50μm)、研削される。
図2及び図3に示すように、前記両弾性リング23,25に対する両フローティングリング22,24の接触面において、フローティングリング22,24の対接部22a,24a側(シーリング側)に位置する部分の接触面には、密着手段としての薄膜状の弾性層28が固着されている。同様に、両弾性リング23,25に対する両ハウジング20,21の接触面において、フローティングリング22,24の対接部22a,24a側(シーリング側)に位置する部分の接触面にも、別の密着手段としての薄膜状の弾性層29が固着されている。
これらの弾性層28,29は、弾性リング23,25と同じ弾性材料により構成されているが、分子量を変更することにより、弾性リング23,25よりも若干柔らか目に調製した材料を使用して、コーティングにより固着されている。フローティングリング22,24またはハウジング20,21の粗面26,27を含む接触面上に被覆固着されている。そして、これらの弾性層28,29が変形することにより、弾性層28,29と弾性リング23,25の外周面との接触部が密着される。
そして、弾性層28,29と弾性リング23,25の外周面との密着により、両弾性リング23,25と両フローティングリング22,24との接触面間、及び両弾性リング23,25と両ハウジング20,21との接触面間が閉塞される。従って、図2及び図3に示すように、第1及び第2ハウジング20,21間の隙間を介して、弾性リング23,25とフローティングリング22,24及びハウジング20,21との間の前記シーリング側の細粒土S1aや細粒土S1aを含む土砂S1等が入り込んだとしても、その細粒土S1aがそれらの接触面間に侵入するのを抑止できる。よって、細粒土S1aの侵入にともなう粗面26,27の摩擦係数の低下を防ぐことができ、接触面間の滑りに起因した弾性リング23,25の早期損傷や、滑りに起因した弾性リング23,25の捩れ変形の復元を防止できる。このため、弾性リング23,25の弾性反発力の低下を防止でき、フローティングリング22,24間のシール能力を維持できる。
また、このフローティングシール16においては、弾性リング23,25に対する密着構造として、フローティングリング22,24及びハウジング20,21の接触面に対して、弾性層28,29をコーティングしただけである。このため、従前のフローティングシールにおけるフローティングリングやハウジング等の構成部品の構造をほとんど変更することなく、その構成部品を用いて密着構造を具現化することができる。
以上に述べた第1実施形態の効果は以下の通りである。
(1) 弾性リング23,25とフローティングリング22,24及びハウジング20,21との間に細粒土S1aが侵入するのを抑制でき、弾性リング23,25の早期の磨耗損傷や弾性反発力の低下を防止することが可能になる。従って、フローティングリング22,24間のシール能力を長期間にわたって良好に保つことができる。
(2) 弾性層28,29をフローティングリング22,24及びハウジング20,21の接触面に対してコーティングすればよいだけであるため、フローティングリング22,24等の構成部品の構造を変更する必要がほとんどない。従って、製造工程にほとんど変更を加える必要がないばかりでなく、既存の上転輪であっても、ハウジングとフローティングリングとを交換するのみで、前述のシール能力維持等の効果を得ることができる。
(3) 弾性層28,29として弾性リング23,25より低硬度のものを用いているため、弾性層28,29の変形による弾性層28,29と弾性リング23,25との密着性が高くなり、細粒土S1aの侵入防止を効果的に達成できる。
(4) 弾性層28,29として弾性リング23,25と同材質のものを用いているため、それらの間の良好な親和性により両者間の摩擦係数が高くなる。従って、このことは、弾性リング23,25の捩れ変形の保持に有効であり、フローティングリング22,24間のシール能力の維持に有効である。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第2実施形態においては、図4に示すように、各弾性リング23,25に対する各フローティングリング22,24の接触面の全体を被覆するように、弾性層28が被覆固着され、前記第1実施形態の粗面26は形成されていない。同様に、各弾性リング23,25に対する各ハウジング20,21の接触面の全体を被覆するように、弾性層29が被覆固着されていて、前記第1実施形態の粗面27は形成されていない。
従って、この第2実施形態においても、前記第1実施形態の場合とほぼ同様に、弾性層28,29が弾性リング23,25の外周面に密着することにより、弾性リング23,25とフローティングリング22,24及びハウジング20,21との接触面間に細粒土S1aが侵入するのを抑制することができて、それらの接触面間に滑りが生じるおそれを防止することができる。
特に、この第2実施形態においては、前記第1実施形態の効果に加えて以下の効果がある。
(5) 前記第1実施形態の粗面26,27に代えて、ゴム材料よりなる弾性層28,29が設けられている。従って、粗面26,27が存在しなくても、各弾性リング23,25とハウジング20,21やフローティングリング22,24との間に高い摩擦係数が形成される。このため、粗面26,27の加工が不要となり、製造工程を簡略化できる。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第3実施形態においては、図5及び図6に示すように、前記両弾性リング23,25に対する両フローティングリング22,24の接触面において、フローティングリング22,24のシーリング側に位置する部分の接触面の表面粗さの値が、他の部分よりも低くなるように構成されている。すなわち、フローティングリング22,24のシーリング側の部分には粗面26よりも表面粗さの低い平滑部としての平滑加工部31が形成されている。同様に、両弾性リング23,25に対する両ハウジング20,21の接触面において、フローティングリング22,24のシーリング側に位置する部分にも、粗面27よりも表面粗さの値が低い平滑部としての平滑加工部32が形成されている。ここで、平滑加工部32の表面粗さは、例えば、JIS B 0601−2001における算術平均高さRaにおいて2〜6μm程度である。この平滑加工部32は研磨加工により形成される。
従って、この第3実施形態では、弾性リング23,25とフローティングリング22,24及びハウジング20,21との接触面が、平滑加工部31,32において密着状態に保持される。よって、弾性リング23,25とフローティングリング22,24及びハウジング20,21との隙間が小さくなり、前記第1実施形態の場合とほぼ同様に、細粒土S1aが弾性リング23,25とフローティングリング22,24及びハウジング20,21との接触面間に侵入するのを抑制することができて、それらの接触面間に滑りが生じるおそれを防止することができる。
この第3実施形態においては、前記第1実施形態の(1)(2)の効果に加えて、以下の効果がある。
(6) フローティングリング22,24やハウジング20,21に対して研磨加工を施すことにより、細粒土S1aの侵入を防止するようになっているため、そのための専用部材が不要であり、構成部材を少なくすることができる。つまり、従前の加工工程において研磨加工の工程を追加するのみでよく、製造が容易である。
(第4実施形態)
次に、この発明の第4実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第4実施形態においては、図7に示すように、弾性リング23,25が本体部23a,25aと、その外周の被覆層23b,25bとにより構成されている。そして、被覆層23b,25bは、本体部23a,25aと同材質で、かつ本体部23a,25aよりも、軟質のゴム材料から構成されている。フローティングリング22,24及びハウジング20,21の構成は従来構成と同様である。
従って、この第4実施形態においては、前記被覆層23b,25bにより弾性リング23,25とハウジング20,21及びフローティングリング22,24との間の接触部の密着性を確保でき、細粒土S1aが弾性リング23,25とハウジング20,21及びフローティングリング22,24との接触面間に侵入するのを抑制することができて、それらの接触面間に滑りが生じるおそれを防止することができる。
この第3実施形態においては、前記第1実施形態の(1)〜(3)とほぼ同様な効果を得ることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1,第2実施形態において、フローティングリング22,24のみに弾性層28を設けること。
・ 前記第3実施形態において、フローティングリング22,24のみに平滑加工部31,32を設けること。
・ 前記第4実施形態と第1〜第3実施形態とを組み合わせること。すなわち、第1〜第3実施形態の弾性リング23,25として第4実施形態の弾性リング23,25を用いること。
・ 弾性層28,29を構成する材質として、適当なコンパウンド等の添加物が混合された摩擦係数の高いゴムを用いること。
・ この発明のフローティングシールを、前記各実施形態の上転輪のほかに、駆動輪,遊動輪、あるいは履帯の下側走行部を支持するための下転輪等の他の回転体のオイルシール構成に具体化すること。
(他の技術的思想)
請求項には記載されないが、前記実施形態から把握される技術的思想を以下に述べる。
(A) 密着手段は、弾性リング23,25の外周に被覆されたゴム材よりなる被覆層23b,25bであることを特徴とする請求項1に記載のフローティングシール。
(B) 弾性層28,29を弾性リング23,25と同種のゴム材により構成したことを特徴とする請求項3〜7のうちのいずれか一項に記載のフローティングシール。
この発明を装軌式作業機械における下部走行体の履帯を支持するための上転輪に具体化した第1実施形態を示す要部破断側面図。 図1の上転輪のフローティングシールを拡大して示す部分断面図。 図2のフローティングシールの一部をさらに拡大して示す部分断面図。 第2実施形態のフローティングシールを示す部分断面図。 第3実施形態のフローティングシールを示す部分断面図。 図6のフローティングシールの一部を拡大して示す部分断面図。 第4実施形態のフローティングシールを示す部分断面図。 従来のフローティングシールを示す部分断面図。
符号の説明
11…車体フレーム、12…固定支持軸、13…上転輪、16…フローティングシール、20…固定側の第1ハウジング、21…回転側の第2ハウジング、22…固定側のフローティングリング、22a…対接部、23…固定側の弾性リング、24…回転側のフローティングリング、24a…対接部、25…回転側の弾性リング、26,27…粗面、28,29…密着手段としての弾性層、31,32…平滑加工部、S1a…細粒土。

Claims (8)

  1. 同一軸線上において相対回転可能な一対のハウジングにそれぞれ弾性リングを介してフローティングリングを支持するとともに、その弾性リングの弾性によりフローティングリング同士を摺動可能にシーリングさせたフローティングシールであって、
    前記フローティングリングと弾性リングとの接触部において、かつ少なくとも前記フローティングリングのシーリング側に位置する部分において、フローティングリング及び弾性リングの少なくとも一方には前記接触部を密着状態にさせるための密着手段を設けたことを特徴とするフローティングシール。
  2. 前記密着手段は、フローティングリングに固着された弾性層である請求項1に記載のフローティングシール。
  3. 前記弾性層は、フローティングリングと弾性リングとの接触部の全体に設けられたことを特徴とする請求項2に記載のフローティングシール。
  4. 前記密着手段は、フローティングリングのシーリング側に位置する部分を他の部分よりも平滑にした平滑部であることを特徴とする請求項1に記載のフローティングシール。
  5. 前記ハウジングと弾性リングとの接触部において、かつ少なくとも前記フローティングリングのシーリング側に位置する部分において、ハウジングには前記接触部を密着状態にさせるための別の密着手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のフローティングシール。
  6. 前記別の密着手段は、ハウジングに固着された弾性層である請求項5に記載のフローティングシール。
  7. 前記弾性層は、ハウジングと弾性リングとの接触部の全体に設けられたことを特徴とする請求項6に記載のフローティングシール。
  8. 前記別の密着手段は、フローティングリングのシーリング側に位置する部分を他の部分よりも平滑にした平滑部であることを特徴とする請求項5に記載のフローティングシール。
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