JP2007333073A - フランジアダプタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】短管11の中央部分には中フランジ12を一体的に設け、短管11の両端には、軸方向にスライド自在にそれぞれ配置された接合フランジ14a、14bを設け、ゴム輪19をそれぞれ介して接合フランジ14a、14bをそれぞれ押圧する押輪13a、13bを短管11の外周に嵌め込む。
【選択図】 図1
Description
また、例えば、特許文献1には、既設の管部材の接合フランジのボルト孔が一直線上にないような場合でも、タイボルトによって連結でき常に所要の連結強度が得られるようにするために、伸縮管継手の外嵌管部の外周にボルト孔付き中間フランジを回転自在に設ける方法が開示されている。
また、例えば、特許文献4には、一対の継手本体間の固定に用いた固定具を、配管工事完了後に取り外しおよび取り付けできるようにするために、継手本体の対面側の外周にフランジ部をそれぞれ設け、双方のフランジに架け渡されて一対の継手本体を固定する固定具が開示されている。
そこで、本発明の目的は、面間寸法の増大を抑制しつつ、任意方向に生じる配管のずれやすき間の調整および吸収を行うことが可能なフランジアダプタを提供することである。
これにより、接合フランジおよび押輪を中フランジにボルトで固定することを可能とした上で、曲がりの抵抗を少なくすることができ、継手の曲げ配管を容易化することが可能となるとともに、任意方向に配管の曲げが発生した場合においても、中フランジとの接触面を常に線接触に保つことが可能となり、強度の安定化を図ることができる。
また、請求項6記載のフランジアダプタによれば、前記第1、第2締結具は、前記第2の接合フランジの周方向に交互に配置されることを特徴とする。
請求項5、6、7の構成により、これにより、接合フランジおよび押輪を中フランジに固定するために必要な作業量を低減することができ、フランジアダプタの取り付け時の施工性を向上させることが可能となる。
これにより、角ゴム部の先端の傾斜角が必要以上に小さくなり過ぎて、接合フランジとの接合部にパッキンが入り込み過ぎるのを防止することが可能となるとともに、角ゴム部の先端の傾斜角が大きくなり過ぎて、接合フランジに押輪を締結し難くなるのを防止することができる。このため、接合フランジに押輪を締結する時の作業性を良好に保ちつつ、解体時のパッキンの取り出しや交換を容易化することができる。
図1(a)は本発明の第1実施形態に係るフランジアダプタの概略構成を示す斜視図、図1(b)は本発明の第1実施形態に係るフランジアダプタの概略構成を示す正面図、図1(c)は本発明の第1実施形態に係るフランジアダプタの概略構成を示す側面図、図2(a)は図1のA1−A1´線で切断した断面図、図2(b)は図1のB1−B1´線で切断した断面図、図2(c)は図1のC1−C1´線で切断した断面図、図2(d)はゴム輪17を拡大して示す断面図である。
ここで、接合フランジ14a、14bには、押輪13a、13bをそれぞれ離間させる突起部31a、31bが接合フランジ14a、14bと同心状に一体的にそれぞれ設けられ、押輪13a、13bは、突起部31a、31bをそれぞれ介して接合フランジ14a、14bをそれぞれ押圧することができる。
ここで、接合フランジ24aには、押輪23を離間させる突起部32が接合フランジ24aと同心状に一体的に設けられ、押輪23は、突起部32を介して接合フランジ24aを押圧することができる。
これにより、1方向に生じる配管のずれやすき間の調整および吸収を行うことが可能となるとともに、短管21と接合フランジ24aとの間のシール性を確保しつつ、菅路の内圧に起因する抜き出し力に抵抗させることができる。
また、ボルト26b、26cを接合フランジ24aの周方向に沿って交互に配置することにより、接合フランジ24aおよび押輪23を中フランジ22に固定するために必要な作業量を低減することができ、フランジアダプタの取り付け時の施工性を向上させることが可能となる。
12、22 中フランジ
13a、13b、23 押輪
14a、14b、24a、24b 接合フランジ
15a、25a 貫通穴
15b、15c、25b、25c ボルト植込み穴
16b、16c、26b、26c、41a、41b、42a、42b ボルト
17b、17c、18b、27b、27c、28b ナット
18a、28a 座金
19、29 ゴム輪
19a 角ゴム部
19b 丸ゴム部
31a、31b、32 突起部
Claims (8)
- 中フランジが一体的に設けられた短管と、
前記短管の外周に軸方向にスライド自在に挿入される突起部が同心状に一体的に設けられ、前記短管の両端に軸方向にスライド自在にそれぞれ配置された第1および第2の接合フランジと、
パッキンを介して前記第1、第2の接合フランジをそれぞれ押圧するように前記短管の外周に設けられた第1および第2の押輪と、
前記中フランジ、前記第1および第2の接合フランジおよび前記第1および第2の押輪を締結する締結具と、
を備えることを特徴とするフランジアダプタ。 - 前記締結具は、
前記中フランジおよび前記第1の押輪を前記第1の接合フランジに締結する第1締結具と、
前記第1の押輪を前記第1の接合フランジに締結する第2締結具と、
前記中フランジおよび前記第2の押輪を前記第2の接合フランジに締結する第3締結具と、
前記第2の押輪を前記第2の接合フランジに締結する第4締結具とを備えることを特徴とする請求項1記載のフランジアダプタ。 - 前記第1、第3締結具は、前記中フランジの周方向に交互に配置され、前記第2締結具は、前記第1の接合フランジの周方向に前記第1締結具と交互に配置され、前記第4締結具は、前記第2の接合フランジの周方向に前記第3締結具と交互に配置されることを特徴とする請求項2記載のフランジアダプタ。
- 前記第1、第3締結具は、
前記中フランジおよび前記第1、第2の押輪を前記第1、第2の接合フランジに締結する第1、第2のボルトを備え、
第1、第2のボルトは、前記中フランジ側が球状を呈するように構成された第1、第2の座金と第1、第2のナットにより前記中フランジに取り付けられることを特徴とする請求項2または3記載のフランジアダプタ。 - 中フランジが一体的に設けられた短管と、
前記短管の外周に軸方向にスライド自在に挿入される突起部が同心状に一体的に設けられ、前記短管の一端に一体的に設けられた第1の接合フランジと、
前記短管の他端に軸方向にスライド自在に配置された第2の接合フランジと、
パッキンを介して第2の接合フランジを押圧するように前記短管の外周に設けられた押輪と、
前記中フランジおよび前記押輪を前記第2の接合フランジに締結する第1締結具と、
前記押輪を前記第2の接合フランジに締結する第2締結具とを備えることを特徴とするフランジアダプタ。 - 前記第1、第2締結具は、前記第2の接合フランジの周方向に交互に配置されることを特徴とする請求項5記載のフランジアダプタ。
- 中フランジが一体的に設けられた短管と、
前記短管の一端に一体的に設けられた第1の接合フランジと、
前記短管の外周に軸方向にスライド自在に挿入される突起部が同心状に一体的に設けられ、前記短管の他端に軸方向にスライド自在に配置された第2の接合フランジと、
パッキンを介して前記第2の接合フランジを押圧するように前記短管の外周に設けられた押輪と、
前記中フランジおよび前記押輪を前記第2の接合フランジに締結する締結具とを備えることを特徴とするフランジアダプタ。 - 前記パッキンは、角ゴム部の先端に丸ゴム部が設けられたゴム輪であり、前記角ゴム部の先端の傾斜角が26°以上30°以下であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項記載のフランジアダプタ。
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2006
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