JP2007331008A - 材料供給装置 - Google Patents

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Sadahito Atozawa
貞仁 後沢
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Heiwa Tokei Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【目的】 コンパクトで、薄物材料も送ることできる材料供給装置を提供する。
【構成】 薄物の帯状部材を加工するプレス金型の出口側に帯状部材を挟んで順次送り出すワークグリップと、前記ワークグリップをスライド送りするための送り機構部と、前記送り機構部の送り量を決めるためのストッパ部と、前記送り機構部が戻るタイミングで帯状部材を位置決めするパイロットピンを設けて、カムと引っ張りバネにより送り機構部を移動させるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は帯状の材料を長手方向に沿って間欠的に送ることができる材料供給装置に関する。
プレス機等の加工機に連続した帯状の材料を間欠的に供給する材料供給装置が知られている。かかる材料供給装置の中には、帯状の材料の長手方向に沿って移動可能なクランプ手段を有し、このクランプ手段で帯状の材料を掴んで材料の長手方向に移動し、次に材料を離して同方向を逆向きに移動して原位置に戻り、以下同様に往復動を繰り返して材料を間欠的に送るいわゆるグリッパ式の材料供給装置が知られている。
特開2006−15384号公報
従来のグリッパ式の材料供給装置では、帯状の材料を掴んで移動可能なクランプ手段と、クランプ手段が原位置に戻る際に帯状材料が動かないように固定する固定手段は、金型の前後に配置されており、大きな物になってしまうという問題があった。
帯状材料が数ミクロンから数十ミクロンと薄いと引っ張り力が強いと切れてしまうという問題があった。また、クランプ手段と固定手段の距離を遠くすると、風の影響で帯状材料が捲れてしまうような不具合も発生する。
そこで、本発明は上述のような課題を解決したものであって、コンパクトで、薄物材料も送ることできる材料供給装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、本発明においては、帯状部材を加工するプレス金型の出口側に帯状部材を挟んで送り出すワークグリップと、前記ワークグリップをスライド送りするための送り機構部と、前記送り機構部の送り量を決めるためのストッパ部と、前記送り機構部が戻るタイミングで帯状部材を位置決めするパイロットピンを有する。
また、前記送り機構部がプレス金型の下に内に配置されている。
本発明によると、金型下部のスペースを用いて送り機構が配置されているため非常にコンパクトで、さらに、クランプ手段と固定手段が近接して設けることができるので、問題の発生の少ない材料供給装置を提供することができる。
本発明の実施の形態の一例を図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すものは本発明の一実施例であって、プレス装置に設けられた搬送装置を示している。
10は帯状材料供給リールで、材料検出センサ11によって材料を検出しながら材料の送り出しを行っている。
12は材料の搬送部で、金型2の上型21と下型30間へ材料を案内しワークグリップ41,42の間で保持されている。
金型2は、台座に取り付けられている金型保持部材31に下型30が取り付けられており、その上に下型30と係合するように上型21が取り付けられている。エアシリンダによって上型21のパンチが押し下されて、下型30のダイスに押し当てられて帯状材料wが加工されるようになっている。
金型排出口付近に配置されているワークグリップ部40は、ワークグリップ41と42が設けられており、ワークグリップ42に取り付けられているエアシリンダ43によってワークグリップ42を上下動することができる。このエアシリンダ43を動作させることによって材料wをワークグリップ41と42の間でクランプしたり解放したりすることができる。ワークグリップ部は下型30下部に配置されている送り機構部4と一体に移動可能に取り付けられている。
図2はワークグリップ41と42で材料wをクランプして、材料wを所定量送った状態を示している。
図3は送り機構部4の構造とワークグリップ41,42の動作を示す図で、(A)(B)(C)(D)(D’)は送り機構部4を図1,2に示す装置を上から見た動作説明図で、(a)(b)(c)(d)(e)はワークグリップ41,42とパイロットピン22を正面から見た動作を示す図である。(同一符号は省略)
図3(A)に示されている送り機構部4は、スライダ47によって図中左右方向に移動可能に金型保持部材31に取り付けられている。また、図1に示すワークグリップ41,42の位置の状態を示している。
送り機構部4にはモータによって回転されるカム44が設けられており、送り機構部4の位置はフォトセンサ45、46によって検出されて制御している。カム44が図中a方向に回転すると、送り機構部4は図3(B)に示す位置に移動する。この位置は図2に示すワークグリップの位置と同じになっている。送り機構部4は金型保持部材31に形成されているフック32との間で引っ張りバネ48によって、材料wの送り方向に加圧されており、同じく金型保持部材31に形成されているストッパ33に押し当てられるまで移動することができる。
このとき図3(a)に示すように材料wはワークグリップ41,42間にクランプされており、(b)に示すようにパイロットピン22をb方向に移動してクランプを解除した後ワークグリップ部40がc方向に移動して材料wを所定量送ることができる。
材料wの送りが完了すると図3(C)(D)(D’)(c)(d)(e)に示すようにパイロットピン22がd方向に下がって材料wをクランプした後、ワークグリップ部40のクランプを解除した後、カム44をa方向に回転して送り機構部4が図3(A)に示す位置に戻された後、(a)に示すようにワークグリップがa方向に移動して材料wをクランプする。その後に、プレス加工が行われ上記の動作が繰り返されることで、材料wの供給を継続して行うことができる。
本発明に係わるプレス装置に設けられた搬送装置の一例を示す構成図である。 本発明に係わるプレス装置に設けられた搬送装置の一例を示す構成図である。 本発明に係わる搬送装置の送り機構部の構造とワークグリップの動作を示す図である。
符号の説明
2 金型
4 送り機構部
21 上型
22 パイロットピン
30 下型
41,42 ワークグリップ
44 カム

Claims (2)

  1. 帯状部材を加工するプレス金型の出口側に帯状部材を挟んで送り出すワークグリップと、前記ワークグリップをスライド送りするための送り機構部と、
    前記送り機構部の送り量を決めるためのストッパ部と、
    前記送り機構部が戻るタイミングで帯状部材を位置決めするパイロットピンを有する事を特徴とする材料供給装置。
  2. 前記送り機構部がプレス金型の下内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の材料供給装置。
JP2006167176A 2006-06-16 2006-06-16 材料供給装置 Pending JP2007331008A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201437A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Denso Corp カセットアンコイラ

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