JP4508138B2 - 金属薄板の送り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺帯条の極薄板な金属板がフープ状に巻回された被加工材を連続して高速に順送りし、プレス成型加工して板部品を製造するに好適な金属薄板の送り装置に関する。
帯状板をプレス装置にピッチ送りし順次所定形状に加工するに際しては、型寿命を保証するためのパンチングオイルである加工油を供給する必要があり、この加工油により加工される帯状板が加工設備の面に付着される。このように付着されることは金属板が薄板であるほど、その影響が大きい。
被加工材である帯状板(ワーク)を順次加工するためのピッチ送りの搬送機構としては、送り方式、引っ張り方式、ロール方式、グリップ方式、などが慣用されている。以下に、これらの基本的な構成と作用について概略説明をする。
送り方式は、プレス装置の前段に設けられた送り込み装置によって被加工材を順次送り込ませる方式であるが、このようにして送り込むことは極薄板などの柔軟な材料の場合は、その柔軟性によって材料が折れ曲がって重なり合うなどして円滑に送り込ませることが困難であり、格別な案内装置を必要とすることから面倒なことである。
引っ張り方式は、プレス装置の後段に設けられた引っ張り装置によって被加工材を順次プレス装置に引き込むことで送り込ませる方式であるが、極薄板の柔軟な材料には引っ張り力が作用することから、送り方式のような問題はなく好都合なことである。
ロール方式は、駆動ローラと被動ローラの面を圧接させ、その間に被加工材を挟持状態として駆動ローラを回転させることにより被加工材を順次移送させる方式である。しかしながら、間欠駆動させることが比較的に困難でもある。このロール方式を送り方式に組み合わせ適用することは上記したような問題があり、引っ張り方式に組み合わせ適用することは可能なことである。
グリップ方式は、グリッパによって被加工材を保持または開放状態とすることを繰り返し、保持状態で必要とする移送距離を移動し、開放状態でグリッパを保持開始位置に復帰させる方式である。同様に上記のように送り方式に組み合わせ適用することには問題があり、引っ張り方式に組み合わせ適用することは可能なことである。
以上のようであるが、そのほかにも、型内および移送機構でのワークの付着や撓みなどが生じることから、プレス工程においては300spm(ショット毎分)以下の加工速度であった。移送機構をロール方式にすると線接触でのクランプ状態となることから、間欠的なピッチ送りとしてもワークにはサブミクロンの延びが生じる。
本発明は、上記従来の問題点にかんがみて、このような問題点を解消し、より高速度で、かつ安定した送り位置決めの行なわれる金属薄板の送り装置を提供することを発明の課題とするものである。
上記、課題を解決するための本発明の構成要旨とするところの手段は、帯状の金属薄板を送り方向へ移送させる送り装置であって、前記送り装置本体の内部に前記金属薄板を移送させるガイドと、前記送り装置本体の一端に前記ガイド内へ圧縮気体を送気させる送気管と、前記ガイド内の前記金属薄板面と対向する少なくとも一面に長さ方向に沿った突条であるガイド線と、を設けたことを特徴とする金属薄板の送り装置である。
この手段によると、ガイド内を流れる気流は金属薄板の移送方向であることから、軽量な金属薄板をガイド内の空間へ気流によって浮遊状態として移送させることを可能としており、金属薄板が加工油などによってガイド内の面に付着するなどの問題を生じることがない。たとえ面に接するような状態となるとしても突条であるガイド線に接することから、移送方向への線接触であり、その接触抵抗は少なく付着することはない。
以上、詳細に説明のように本発明の金属薄板の送り装置によれば、ガイド溝内を流れる気流は金属薄板の移送方向であることから、軽量な金属薄板をガイド溝内の空間へ気流によって浮遊状態として移送させることが可能であり、金属薄板が加工油などによりガイド溝内の面に付着することがない。たとえ、面に接するような状態となるとしても突条に接することから、移送方向への線接触であり、その接触抵抗は少なく付着することはない。
以上のように、本発明によると、その実用上の効果はきわめて著しく、各種のプレス装置ないしは金属薄板の送り装置に適用し得るものでもある。
以下、本発明金属薄板送り装置について、構成要旨にもとづいた実施の形態につき、図を参照しながら順次具体的詳細に説明する。
なお、全図を通じて同様箇所には理解を容易とするために便宜上、同一符号を付して示すものとする。
図1は本発明の全体構成を示す概略の正面図であり、極薄な帯状の金属板、たとえば板厚が30μmで長尺のステンレス鋼板1をフープ状に巻回させた巻枠2をモータによって回転し、送出させる支持台3へ垂直姿勢に支持させ、送出されるステンレス鋼板1を緊張させることなく、弛みを与えた状態でプレス装置5内へ引き込ませる。
プレス装置5には、下側のダイ6と上側のパンチ7とからなるプレス成型加工部8が設けられており、パンチ7の上下動によってステンレス鋼板1が順次成型加工される。
プレス装置5の図示右側には、成型加工された帯状のステンレス鋼板1をピッチ送りさせるための第1の送り装置11と、第1の送り装置11の右側にはステンレス鋼板1を淀みなく円滑に搬送させるための第2の送り装置12と、が設けられている。
第2の送り装置12から送出されるステンレス鋼板1は、弛みを与えた状態として引き取り装置13により引き取られ、図示していない巻き取り装置でふたたびフープ状に巻回される。
プレス装置5内のプレス成型加工部8の下側のダイ6の部分の平面図が図2に示される。型用鋼材からなる基盤15には第1のダイ16と、第2のダイ17と、それらの両側に、それぞれ第1、第2のリフト装置18、19と、第3のリフト装置21と、が図示左右方向の一直線上に設けられている。ステンレス鋼板1は図示左側から右側の矢印方向へ移動される。符号22は図示しない上方のパンチ7側の基盤と基盤15とを垂直方向に案内支持する円柱状のガイドである。なお、第1のダイ16と第2のダイ17と基盤15との上面は同一面に設定されている。
このプレス成型加工部8の作用について概略説明すると、ステンレス鋼板1は左端の第1のリフト装置18の内部を通されて第1のダイ16上を通り、中央部の第2のリフト装置19の内部を通されて第2のダイ17上を通り、右端の第3のリフト装置21の内部を通される。
ステンレス鋼板1が図示右方向へ移動されるにともない、パンチ7側の基盤が下降することによりダイ16、17と対応する部分のパンチ型がステンレス鋼板1を圧接保持するとともに、幅方向両端部に案内となる基準孔25を穿孔し、以降の順次所定ピッチ間隔の送りによって逐次基準孔25位置を基準とした所定の打ち抜きによるプレス加工が施される。
パンチ7側の基盤は同時に第1、第2、第3のリフト装置18、19、21を所定量押し下げ、ステンレス鋼板1の位置が下げられる。
パンチ7側の基盤の上昇にともなって第1、第2、第3のリフト装置18、19、21も上昇される。第1、第2、第3のリフト装置18、19、21の上昇によってステンレス鋼板1の位置が持ち上げられ、これによってステンレス鋼板1は第1、第2のダイ16、17面よりも離れた空間位置になる。すなわち、最初の位置も同様位置である。
このようなことは、第1、第2、第3のリフト装置18、19、21に内蔵されている上昇方向への弾性付勢手段によって行なわれ、押し下げは弾性付勢手段の弾性力に抗して行なわれる。
ステンレス鋼板1の加工工程にしたがった形状について、図3の拡大図を参照すると、図示左端側から順に、幅方向の両端部に第1の基準孔25と内部側に第2の基準孔26とが、それぞれ対の状態に正確な所定間隔に形成される。
以降、図示右方向にしたがって隣接間を区画する矩形孔27と、矩形孔27間に所要の部品形状を形成するための各種形状を順次打ち抜き、最後の工程で図示右端に示されるような第1の基準孔25の部分を除去し、第2の基準孔26を残した狭幅で連続したステンレス鋼板条1−1に形成される。図3は詳細を図示省略しており、実際には、第1のダイ16、第2のダイ17においてそれぞれに多段な工程により図示のような形状に加工される。
以上のように、ステンレス鋼板1およびステンレス鋼板条1−1が、第1、第2、第3のリフト装置18、19、21によって強制的に第1、第2のダイ16、17の面から浮き上がった空間位置となることにより、容易に順送りすることを確実に行ない得る。
すなわち、このようにして、第1のダイ16の前後に第1、第2のリフト装置18、19が、第2のダイ17の前後に第2、第3のリフト装置19、21が配置されることにより上記のようなことが可能となることにほかならない。
ステンレス鋼板条1−1の1個片部分のみを図4の図(a)に示し、図(b)には金属板部品28を示す。すなわち、図(a)の第2の基準孔26を基準として金属板部品を図示しないフレームに治具などを介して位置合わせするとともに溶接などして取り付け、金属板部品28の両側の連結部分29を切断することにより、双方を正確な位置に取り付けることが可能となる。
図5、図6、図7を参照して第1、第2、第3のリフト装置18、19、21を説明する、第1、第2のリフト装置18、19は同一構成なことから以後、符号18を代表的に使用することとする。第3のリフト装置21についても基本的な構成は同様であって、第1、第2のリフト装置18、19が上記のステンレス鋼板1の幅を支持し得るのに対して、第3のリフト装置21はステンレス鋼板条1−1の幅を支持し得るように、それぞれ対向幅が異なることにおいて相違することにあるので、第3のリフト装置21についての説明は省略するのでそのように理解されたい。
図5は、リフト装置本体部31であって、図(a)に平面図、図(b)に図(a)の矢視A−Aの正面図、図(c)に側面図、をそれぞれ示す。一対のリフト装置本体部31はそれぞれ同一構成であり、それぞれが対向配置されるものであることから同様箇所には同一符号を付して示す。
本体32は、鋼材からなるブロック状であり、その前後には上下方向に延びる突条33、34がそれぞれ二箇所あて形成されており、突条33、34間には上面に近く、左右方向の一直線上に小径で精密なローラとしてのボールベアリング35がそれぞれ支軸36に嵌められ、支軸の鍔部37で抜け止めされている。支軸36は本体32を貫通し後面でE形止め輪38によって係止されている。
本体32の上部には、ローラ35の上面よりもわずかに低くなるような段部41が形成されており、この段部41に接するようなガイド面42の突設された上面板43がねじ44によって取り付け固定されている。
このような構成であって、ガイド面42とローラであるボールベアリング35の外輪周囲の上面との間にはステンレス鋼板1、1−1を十分に通過可能とするに足りる微小隙間45が構成されており、対向する段部41の起立面46間の間隔は、同様にステンレス鋼板1、1−1を通過可能とするに足りる間隔に設定される。
本体32の段部41の左右方向両端部には平面視で拡がる方向への傾斜面47が形成されており、ステンレス鋼板1、1−1の通過に影響のないような配慮がなされている。
また、上面板43の左右方向の端部は本体32よりも短く形成されており、後面側についても突条34が突出するような配慮もなされている。
第1、第2のリフト装置18、19にあっては、ステンレス鋼板1の第1の基準孔25の連続部分をローラ35とガイド面42との対向部分が通過可能としており、第3のリフト装置21にあっては、ステンレス鋼板条1−1の第2の基準孔26の連続部分を通過可能としてある。
したがって、この間を通過するステンレス鋼板1またはステンレス鋼板条1−1は、ローラであるボールベアリング35の外輪周囲面に接するようになり、丁度回転ローラに支持された状態となり密着することなく、最小の接触抵抗により、きわめて確実にして安定した移動が保証される。上側のガイド面42により、ステンレス鋼板1、1−1が振動などによって跳ね上がることなども防止される。
図6は、図5の図(b)に対応するリフト装置18の断面図であり、基盤15は積層された構成となっており、それぞれは、相互に正確な位置合わせ手段により位置決めされて結合一体化されている。
上部の第1の基盤15−1には矩形孔51が形成されており、この矩形孔51に本体32が精密に嵌め合わせられて上下方向への移動を可能としている。
本体32の接触は突条33、34の面と左右方向の両端面のみであり、接触抵抗を最小限度にしてある。また、上面にはステンレス鋼板1、1−1の幅よりもわずかに広い幅の溝52が図示左右方向に形成されており、ステンレス鋼板の通路を確保している。
中間の第2の基盤15−2には二箇所に円形の貫通孔53が形成されており、円筒状の軸54が嵌められ、その下方には座金55を介して軸54を貫通するねじ56により本体32底面のねじ穴に、ねじ56の先端部がねじこまれて結合されることにより、本体32の上下方向の移動距離が規制されている。
軸54の長さは、第2の基盤15−2の厚さよりも所定分長いことから、軸54はその上下方向へ、その長い分移動可能である。
下部の第3の基盤15−3には座金55の中心と同心の貫通孔57と、その下端部にめねじ58が形成されており、このめねじ58部分にはねじ栓59がねじ込まれ下端面が塞がれる。貫通孔57内部には、弾性手段として、あらかじめ圧縮コイルばね61が嵌められており、ねじ栓59の上面と座金55の下端面とに接して圧縮状態に弾性付勢されている。
この圧縮コイルばね61を弾性付勢手段として、座金55は第2の基盤15−2の下面に圧接位置決めされることとなり、本体32、すなわちリフト装置18は最上端の位置に設定される。リフト装置18は、その上側を付勢力以上で押さえられることにより本体32の下面が第2の基盤15−2の上面と接する位置まで移動可能であり、押圧力を除去することにより弾性によって即座に図示位置に復元される。
ローラ35の上端面に接するようにして二点鎖線に図示されているのがステンレス鋼板1、1−1であり、基盤15の上面よりもわずかに浮き上がった状態の位置に確保されているのが、よく示されている。すなわち、この状態は、第1、第2のダイ16、17の上面よりも同様であることにほかならないことである。
図7は、図6の状態における側断面図であり、一対のリフト装置18が対向されており、同様に最上位の位置にあって、二点鎖線に示されるステンレス鋼板1、1−1も、基盤15の上面よりも浮き上がった位置にある。
プレス加工工程においてパンチ側の基盤が下降することにより、ステンレス鋼板1の基準孔25にパンチ側の基準ピンが嵌まり込み位置決めするとともに、ステンレス鋼板1はダイとパンチとの面に圧接され、図8の状態に示される位置にリフト装置18が押し下げられ、所定の加工が行なわれる。
図8の状態は、本体32と上面板43とが押し下げられることにより、圧縮コイルばね61が圧縮され、本体32の下端面が第2の基盤15−2の上面に接近した位置である。その結果ガイド面42にステンレス鋼板1、1−1が接するようになり、その位置は基盤15の上面に一致するか、わずかに溝52内に入り込む位置となるので、ステンレス鋼板1、1−1がダイとパンチとの間に圧接されることに、なんら抵抗や変形などの影響をおよぼすことがない。
プレス加工が完了し、次工程への移動に応じてパンチ側の基盤が上昇するにともなって、ステンレス鋼板1、1−1の圧接が開放され、リフト装置18も図7に示される位置に上昇する。ステンレス鋼板1、1−1は、ローラ35の上面によってダイの面に密着することなく、瞬時にして確実に持ち上げられ離間される。このようなことは、図2に示されるようにリフト装置18、19、21が、ダイ6の両側に接近した前後位置に設けられていることより、確実に行なわれるので、次工程に対するピッチ送りを高速かつ正確に行なうことができることを意味している。
図9は、被加工材であるステンレス鋼板1、1−1を、所定のピッチ間隔で搬送させる第1の送り装置11の概略正面図であり、既述したように図1に示されるプレス装置5に隣接して設けられる。
基板65に沿って図示左側にクランパ66と中央部にグリッパ67とが設けられており、下方には各種動作の駆動機構部ならびに設定操作部68が設けられている。この操作部68を操作設定することにより、たとえば、ピッチ送りの距離、などを精密に設定することができるようになっている。
また、送りの詳細な機構と構造については、ここでの説明はあえて省略するが、この装置は、株式会社三共製作所で製造されており、公知でもある。
上記クランパ66は被加工材を不動に位置固定し、かつ移動可能に開放し得る機能をそなえ、グリッパ67はクランパ66と連動し被加工材を固定保持して所定の設定された正確な距離を移動可能であり、開放状態として繰り返し図示左右方向に往復動する機能をそなえている。このような動作機能はプレス装置の加工動作と正確に連動されるように構成されている。
クランパ66とグリッパ67との構成はその被加工材を保持する機能部分については同様であるが、上述したようにクランパ66はその位置が固定されるのに対して、グリッパ67はその位置が繰り返し往復動することにおいて相違する。この共通する部分について、図10を参照して説明すると、図(a)は正面図、図(b)は側面図、に示してあり、共通する部分には同一符号を付して示す。
上側のアーム71には、S型の緩衝部材72がねじ73で取り付けられ、その下側に上側のプレート74がねじ75で取り付けられており、下側のアーム76の上側には下側のプレート77がねじ78で取り付けられている。この上側のプレート74と下側のプレート77とは対向する位置関係に設定されている。
これら、上側のアーム71は上下動することはなく位置固定されており、下側のアーム76が上下動することにより、上側のプレート74に対して下側のプレート77が接近ならびに離間位置となる。その際、高剛性な特殊鋼でなるS型の緩衝部材72が、下側のプレート77が接近する際の衝撃力を緩和し、その間に配置移送される被加工材であるステンレス鋼板1、1−1を圧縮変形させるなどの不都合な影響を防止するように機能する。
このクランパ66とグリッパ67との作用関係について、図11を参照して説明する。なお、図11においては概略の原理的構成図に示し、説明の理解を容易とするために便宜上、上側のアーム71およびS型の緩衝部材72ならびに上側のプレート74を含めて単に上側のプレートと称して、クランパ66側を符号66−1で表示し、グリッパ67側を符号67−1で表示する。
また、下側のアーム76および下側のプレート77を含めて単に下側のプレート称して、クランパ66側を符号66−2で表示し、グリッパ67側を符号67−2で表示することとする。
まず、図(a)の状態は、クランパの下側のプレート66−2が上昇して上側のプレート66−1との間にステンレス鋼板条1−1を圧接固定している。グリッパ67は左端位置にあって下側のプレート67−2が上昇して上側のプレート67−1との間にステンレス鋼板条1−1を圧接固定している。この状態は、ステンレス鋼板条1−1の下面と基板65の上面との間に僅かな間隔(隙間)が与えられる。
ついで、図(b)の状態は、クランパの下側のプレート66−2が下降して上側のプレート66−1から離間しステンレス鋼板条1−1を開放状態としており、この状態でグリッパ67はステンレス鋼板条1−1を保持した状態で図示右側矢印方向へ所定距離(ピッチ)移動する。すなわち、ステンレス鋼板条1−1が搬送移動される。
グリッパ67が所定距離移動された位置で、クランパの下側のプレート66−2が上昇して上側のプレート66−1との間にステンレス鋼板条1−1を挟持固定し、ステンレス鋼板条1−1の位置を固定する。と同時に、グリッパの下側のプレート67−2が下降し上側のプレート67−1から離間しステンレス鋼板条1−1を開放状態とし、図(c)に示されるように、図示左の矢印方向へ移動して図(a)に示される位置へ復旧する。
このように、クランパ66によってステンレス鋼板条1−1が位置固定されグリッパ67が復旧する工程間にプレス装置のパンチ7側が降下しプレス加工工程が既述したように行われる。
また、パンチ7側が上昇しプレス加工工程の完了による、ステンレス鋼板1のピッチ送り工程に応じては、リフト装置18、19、21によりステンレス鋼板1が上昇され、ダイ6面から浮き上がらされることにより、この第1の送り装置11によるピッチ送りが上述したようにして行なわれることから、ステンレス鋼板1は、なんらの問題なく瞬時に移動されることができる。
しかしながら、発明の目的とする、より一層の高速度での加工に応じては上記グリッパ67による搬送と開放の時間を短縮させる必要があり、このためにプレス加工に必要な加工オイルによるグリッパ67に粘着ないしは付着される極薄板にして柔軟なステンレス鋼板条1−1を瞬時にして確実に開放させる必要のあることが判明した。そこで、以下に詳述するような対策を講じることとした。
図12は、このような改良された上側のプレート81であり、図(a)に平面図、図(b)に正面図、図(c)に図(a)のA−A矢視断面図、としてそれぞれ示す。この上側のプレート81は硬質な型鋼を加工し研磨仕上げされたものである。A−A線を中心としてその両側に二箇所あて下方に向けて空気の噴出孔82が形成され、その間には凹溝83が前後方向に形成されている。また、凹溝83を含んでその前後方向に向けて端面方向に拡がる傾斜面84、84も形成されている。
中心から離間した左右には、ねじ挿通用の座繰り孔85、85と、図示右端側には手前側に開口するねじ穴86と、その中心を貫通する前後方向の第1のガイド孔87が形成され、第1のガイド孔87を貫通するように、図示右端から中心部分を通過する位置までの第2のガイド孔88が形成され、中心から等間隔の位置に、やはり第2のガイド孔88を貫通する第3のガイド孔89が形成される。なお、第3のガイド孔89は、空気の噴出孔82と連通される位置に設定されている。
第1、第2、第3のガイド孔87、88、89は、図示されるように板厚の中心部分に形成されており、そのいずれもが端部に開口する部分を、適宜な充填用の接着材あるいは栓91などによって塞がれている。したがって、ねじ穴86から空気の噴出孔82までの間は連通されるとともに閉塞された空間となっている。
図13は、同じく改良された下側のプレート95であり、図(a)に平面図、図(b)に正面図、図(c)に図(a)のA−A矢視断面図、としてそれぞれ示す。この下側のプレート95は硬質な型鋼を加工し研磨仕上げされたものである。A−A線を中心としてその両側に二箇所あて上方に向けて空気の噴出孔96が形成され、その間には凹溝97が前後方向に形成されている。また、凹溝97を含んでその前後方向に向けて端面方向に拡がる傾斜面98、98も形成されている。
中心から離間した左右には、ねじ挿通用の座繰り孔99、99と、図示右端側には手前側に突出する段部101には、上面に開口するねじ穴102と、その中心から途中に到る第1のガイド孔103が形成され、第1のガイド孔103を貫通するように図示手前から背面方向へ向けて途中までの第2のガイド孔104が形成され、図示右端から第2のガイド孔104を貫通して中心部分を通過する位置までの第3のガイド孔105が形成され、中心から等間隔の位置に、やはり第3のガイド孔105を貫通する第4のガイド孔106が形成される。なお、第4のガイド孔106は、空気の噴出孔96と連通される位置に設定されている。
第2、第3、第4のガイド孔104、105、106は、図示されるように板厚の中心部分に形成されており、そのいずれもが端部に開口する部分を、適宜な充填用の接着材あるいは栓107などによって塞がれている。したがって、ねじ穴102から空気の噴出孔96までの間は連通されるとともに閉塞された空間となっている。
図14は、上記上側のプレート81と下側のプレート95と、を上下関係となるように対向させた状態が示される。すなわち、図12と図13におけるA−A線の位置の一致させた状態として、図(a)に平面図、図(b)に正面図、図(c)に図(a)のA−A矢視断面図、としてそれぞれ示す。
双方の座繰り孔85、99の位置が一致し、凹溝83、97ならびに空気の噴出孔82、96の位置についてもそれぞれ対向する位置関係となって一致する。
しかしながら、上側のプレート81の側面に形成されたねじ孔86と、下側のプレート95の突出した段部101に形成されたねじ孔102と、はそれぞれの位置が異なるとともに、それらの方向についても方向が90°異なることからもまったく一致しないよう、干渉しない位置に設定されていることがよく理解される。
図15は、図10に示したグリッパ67の上側のプレート74および下側のプレート77を、図14に示される状態の上側のプレート81と下側のプレート95とに取り換えた状態を示してある。
すなわち、上側のプレート81は、その座繰り孔85にねじを挿通させてS型の緩衝部材72にねじ止めして固定させる。下側のプレート95についても、その座繰り孔99にねじを挿通させて下側のアーム76にねじ止めして固定させる。
上側のプレート81のねじ穴86、下側のプレート95のねじ穴102、のそれぞれに空気供給用のニップルを気密状態にねじ込み、そのニップルに空気供給用のゴム管または合成樹脂製のチューブ(煩雑となることからいずれも図示せず)を接続し、塵埃などを濾過した清浄な圧縮空気を矢印方向へ供給させることにより、双方の空気の噴出孔82、96から対向方向に圧縮空気が噴出される。
プレス装置により所定の加工が行なわれた加工物であるステンレス鋼板条1−1は図示されるように、上下のプレート81、95の中間、それも中心位置を通過するように設定されており、空気の噴出孔82、96の位置は、図3に示されるステンレス鋼板条1−1の第2の基準孔26が形成された、長さ方向が連続されている部分に一致されている。
このステンレス鋼板条1−1は、既述したようにプレス加工に応じてグリッパ67で挟持されて所定間隔、すなわち所定距離をピッチ送りされる。グリッパ67がステンレス鋼板条1−1を開放するように上下のプレート81、95が離間しはじめると同時に、空気の噴出孔82、96から噴出する圧縮空気によって上下方向から、その中間の空間部分へとステンレス鋼板条1−1を瞬時に押しやる。
ステンレス鋼板条1−1は、第2の基準孔26の形成された連続部分を挟持されるが、その中央部分は凹溝83、97によって、上下のプレート81、95の面と接触することがないので、開放されるのに連続部分のみが離間されることにより問題がないように配慮されている。
圧縮空気は空気の噴出孔82、96から常時噴出可能にガイド孔の内部に加圧供給されているが、グリッパ67がステンレス鋼板条1−1を挟持圧接している間には噴出孔が封鎖されていることにより噴出せず、離間開放させる工程に応じて即座に噴出される。
クランパ66側には、この空気噴出手段を設けていないが、必要に応じて設けることは任意に適用し得る。しかしながら、グリッパ67によるピッチ送りに応じてはグリッパ67の引っ張り力が作用することからクランパ66の面に粘着したりするとしても即座に移動されることから、かならずしも必要とはしないことである。
図16は、本発明の第2の送り装置12の外観図であり、図(a)に平面図、図(b)に正面図、に示す。また、図17には、図16の要部拡大図を示し、図(a)には上側のガイド板を取り外した状態、図(b)には断面図、を示す。
この第2の送り装置12は、長方形の矩形をなす上側のガイド板111と下側のガイド板112とからなり、要所にねじ挿通孔113が形成され、そのねじ挿通孔113によりねじで締結固定して一体化されるとともに、基板65面にも取り付けられる。
上側のガイド板111は平坦な板であるが、ねじ挿通孔113と、その両端部の中央部分には拡がりを有する傾斜面114が形成されている。
下側のガイド板112は、平坦な板の上面側中央部分に長さ方向に延びる断面矩形状のガイド溝115が形成されており、図示左端側は両側面が開口方向に拡がるテーパ状の傾斜面116と下面方向に拡がる傾斜面117とが形成されている。この傾斜面117は、図示右端側にも設けられる。
テーパ状の係傾斜面116の開口側には、両側に二条の凹溝118が設けられ、この凹溝118内に一対の送気用の送気管119、たとえば柔軟な塩化ビニルチューブの端部がそれぞれに嵌め込まれる。凹溝118の深さは送気管の外径よりもわずかに浅い。そうして、一対の送気管119の隣接する対向間隔は、ガイド溝115の幅と同等か、それよりも若干広い。
ガイド溝115内の底面には、両側面よりもわずかに入り込んだ位置に、長さ方向に向けて硬質の金属細線、たとえばピアノ線またはステンレス鋼線からなる突条としてのガイド線121が取り付けられる。この取り付け方法は底面を貫通する貫通孔122が要所に形成され、そこへガイド線121が挿入され、裏面の溝123を経由してふたたび貫通孔122から底面に引き出されることを繰り返して形成される。その両端部は裏面側で溝123内に折り曲げられて終端される。ガイド線121はガイド溝115内で波うったり、湾曲することのないように格別な配慮がなされている。ちなみに、このガイド線121の線径は、0.3〜0.4mmである。
図16の図(a)には、このガイド線121をガイド溝115内についてのみ点線で示し、裏面側については点線による図示はしていない。
以上のような構成であるが、ガイド溝115の幅はステンレス鋼板条1−1の幅よりも適宜僅かに広く、一対のガイド線121の位置はステンレス鋼板条1−1の第2の基準孔26が形成された長さ方向への連続部分に一致させてある。また、ガイド溝115の深さは、ステンレス鋼板条1−1の厚さにガイド線121を加えた値よりも適宜に深く設定してある。
上側のガイド板111と下側のガイド板112とを組み合わせ結合させることにより、ガイド溝115内は密閉されて扁平なガイドに構成され、送気管119は上下のガイド板間に圧接されて位置決めされる。
また、この上下のガイド板111、112は硬質にして透明な塩化ビニル板によって形成されることから、ガイド溝115、すなわちガイド内を視認可能であり内部の状況を確認することができる。
図17は、一層理解を容易とするために図16の左端部のみを拡大図に示し、図(a)に上側のガイド板111を外した状態の平面図、図(b)に図(a)におけるA−A矢視断面図、にそれぞれ示す。送気管119を収容する凹溝118の内側端部は半円形124をなし、送気管119の開口端を塞ぐことなく開口させている。
この両側の送気管119に、塵埃などを除去した清浄な圧縮気体、たとえば圧縮空気を加圧供給させることにより、開口端から送出される圧縮空気は半円形124部分からテーパ状の傾斜面116に沿って合流集約されるようにして、上側のガイド板111によって塞がれたガイド溝115、すなわちガイドである空間内に流れ込み、ガイド内に図示左側から右方向へと急速な流れを生じる。
図18は、第2の送り装置12のガイド115内にステンレス鋼板条1−1が移送される状態の要部のみを、図(a)に上側のガイド板111を外した状態の平面図、図(b)に断面図、にそれぞれ示す。なお、図(b)は、図示右側が上側、左側が下側、であることに留意されたい。
図(a)によく示されるように、上下のガイド板111、112によりガイド溝115は扁平なガイドとなっており、ガイド溝115内のステンレス鋼板条1−1はガイド線121上に接触し支持されるようであるが、実際には、気流によって浮き上がったり接触するようにして移動される。それも、打ち抜き加工による多数の加工孔により、その孔の端面に気流が接することにより移送方向へ押しやるようにして移送されることから、波うったり蛇行することなく円滑に流されるようになる。
突条であるガイド線121の位置は、ステンレス鋼板条1−1の両側の長さ方向を連続する部分に接するようであるから、引っ掛かるなどの問題もない。この実施の形態ではガイド線121を上下方向へジクザグに形成したが、ガイド板112そのものに同様な機能を奏する突条を、断面を三角形状あるいは山形形状として、長さ方向に連続一体形成することであってもよいことである。必要に応じてガイド板111に設けることも可能である。
本実施の形態における金属板部品28は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)用MRヘッドサスペンション部品であるが、本発明によれば、このような部品に限定するものではなく、各種の金属薄板部品に対して適用可能なことはいうまでもないことである。
金属材料についてもステンレス鋼板以外の金属薄板や合金の薄板などにも適用可能であり、厚さについても、30μm以外の薄い材料はいうにおよばず、それよりも適宜に厚い材料で、従来加工困難としていたことに対して可能であり、加工の形状についても任意形状に適用し得るものである。
本発明を適用することにより、従来300spm程度の加工速度であったものを、500spm程度の高速加工をなし得るようになったが、それ以上とすることも可能であると考えている。
本発明の全体構成を示す概略の正面図である。 プレス成型加工部のダイ側の平面図である。 ステンレス鋼板の加工工程にしたがった形状の概略の拡大図である。 ステンレス鋼板条の1個片部分のみの拡大図である。 リフト装置本体の外観図である。 リフト装置の正面視断面図である。 図6の状態の側断面図である。 図7の状態からリフト装置が押し下げられた状態である。 第1の送り装置の概略正面図である。 クランパとグリッパとの共通構成部分の要部正面図と側面図である。 クランパとグリッパとの作用説明図である。 上側のプレートの外観図と断面図である。 下側のプレートの外観図と断面図である。 上側のプレートと下側のプレートとを上下関係に対向させた状態である。 図10のグリッパに図14の上側のプレートと下側のプレートとに取り換えた図である。 第2の送り装置の外観図である。 図16の要部拡大図である。 第2の送り装置によりステンレス鋼板条が移送される状態の説明図である。
符号の説明
1 ステンレス鋼板
1−1 ステンレス鋼板条
2 巻枠
3 支持台
5 プレス装置
6 ダイ
7 パンチ
8 プレス成型加工部
11 第1の送り装置
12 第2の送り装置
13 引き取り装置
15 基盤
15−1 第1の基盤
15−2 第2の基盤
15−3 第3の基盤
16 第1のダイ
17 第2のダイ
18 第1のリフト装置
19 第2のリフト装置
21 第3のリフト装置
22 円柱状のガイド
25 基準孔、第1の基準孔
26 第2の基準孔
27 矩形孔
28 金属板部品
29 連結部分
31 本体部
32 本体
33、34 突条
35 ローラ、ボールベアリング
36 支軸
37 鍔部
38 E形止め輪
41 段部
42 ガイド面
43 上面板
44 ねじ
45 隙間
46 起立面
47 傾斜面
51 矩形孔
52 溝
53 貫通孔
54 軸
55 座金
56 ねじ
57 貫通孔
58 めねじ
59 ねじ栓
61 圧縮コイルばね
65 基板
66 クランパ
66−1 上側のプレート
66−2 下側のプレート
67 グリッパ
67−1 上側のプレート
67−2 下側のプレート
68 操作部
71 上側のアーム
72 S型の緩衝部材
73 ねじ
74 上側のプレート
75 ねじ
76 下側のアーム
77 下側のプレート
78 ねじ
81 上側のプレート
82 空気の噴出孔
83 凹溝
84 傾斜面
85 座繰り孔
86 ねじ穴
87 第1のガイド孔
88 第2のガイド孔
89 第3のガイド孔
91 栓
95 下側のプレート
96 空気の噴出孔
97 凹溝
98 傾斜面
99 座繰り孔
101 段部
102 ねじ孔
103 第1のガイド孔
104 第2のガイド孔
105 第3のガイド孔
106 第4のガイド孔
107 栓
111 上側のガイド板
112 下側のガイド板
113 ねじ挿通孔
114 傾斜面
115 ガイド溝
116 テーパ状の傾斜面
117 傾斜面
118 凹溝
119 送気管
121 ガイド線、突条
122 貫通孔
123 裏面の溝
124 半円形

Claims (1)

  1. 帯状の金属薄板を送り方向へ移送させる送り装置であって、
    前記送り装置本体の内部に前記金属薄板を移送させるガイドと、前記送り装置本体の一端に前記ガイド内へ圧縮気体を送気させる送気管と、前記ガイド内の前記金属薄板面と対向する少なくとも一面に長さ方向に沿った突条であるガイド線と、を設けたことを特徴とする金属薄板の送り装置。
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