JP2007327672A - 膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボディの製造効率を向上させ、膨張弁の製造コストを低減させる。
【解決手段】弁部2を収容するボディ4は、ダイカスト金型などの成形型によって、冷媒を導入する入口ポート5、膨張した冷媒を導出する出口ポート6、および雄ねじ16と一体に形成され、その雄ねじ16によってパワーエレメント3を結合するようにした。これにより、ボディ4に対して入口ポート5、出口ポート6、弁孔7、弁体9やセット値調整用の部材(10,11)を収容する孔8、パワーエレメント3が感温した温度に応じた駆動力を弁体に伝達するシャフト13を収容する孔12、さらには、雄ねじ16を形成するための二次加工を不要にすることができるので、ボディ4の製造効率が向上し、膨張弁の製造コストを低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は膨張弁の装着構造に関し、特に車両用空調装置の冷凍サイクルにてコンデンサにより凝縮された高温・高圧の液冷媒を膨張して低温・低圧になった冷媒をエバポレータに送り出すようにした膨張弁に関する。
車両用空調装置の冷凍サイクルは、一般に、循環する冷媒を圧縮するコンプレッサと、圧縮された冷媒を凝縮するコンデンサと、冷凍サイクル内の冷媒を溜めるとともに凝縮された冷媒を気液に分離するレシーバと、分離された液冷媒を絞り膨張させる膨張弁と、膨張弁で膨張された冷媒を蒸発させるエバポレータによって構成されている。膨張弁としては、たとえばエバポレータの出口における冷媒の温度および圧力を感知してエバポレータに送り出す冷媒の流量を制御するようにした温度式の膨張弁が用いられている。
この温度式の膨張弁は、レシーバからエバポレータへ向かう冷媒を通過させる第1の通路と、エバポレータから戻ってきた冷媒を通過させてコンプレッサへ導出する第2の通路が形成されたボディを備えている。このボディの第1の通路の中間には、冷媒の流量を制御するための弁部が設けられ、このボディの第2の通路側の端部には、この第2の通路を流れる冷媒の温度および圧力を感知し、駆動用のシャフトを介して弁部の弁リフトを制御するパワーエレメントが設けられている(たとえば特許文献1参照)。
ここで、ボディは、一般に、軽量で加工性に優れたアルミニウム合金を押出成形したものを切断して角柱状のブロックにした中実の半製品を作製し、その後、上述した第1の通路、第2の通路、およびパワーエレメントの接続部などを切削加工して製造される。しかし、切削加工は加工時間がかかるとともに材料の歩留まりが悪いため、製造コストが嵩むといった問題がある。
これに対し、たとえばボディを中空押出加工を採用して製造する技術が提案されている(たとえば特許文献2参照)。この技術は、上述した第2の通路が単純なストレート形状でもよいことに着目し、ボディの押出成形の過程でこの第2の通路をも同時に成形してしまうものである。その結果、第2の通路の切削による穴あけ加工が省略され、アルミニウム素材が節約され、ボディの製造効率をある程度向上させることができる。
特開2002−115938号公報 特開平10−267470号公報
しかしながら、上述した中空押出加工では、アルミニウム合金を一定の押出方向に抜く必要があるため、一定の断面を有するストレートな形状部分にのみしか適用することができない。このため、中間部に弁部を構成する弁座が一体成形される第1の通路の成形には適用することができない。また、第1の通路および第2の通路の端部には、コンプレッサ、レシーバ、エバポレータにつながる配管を接続する際に介装させるシール部材のシール面が設けられるが、拡径部となるために押出成形では加工することができない。このため、これらの部分については依然として切削加工を採用するしかなく、材料の節減および製造効率の向上を図る上では十分でないといった問題があった。
また、中空押出加工により第2の通路を形成した後に、たとえば旋盤などを用いてその端部に切削加工を施そうとした場合、押出成形時の通路の軸心と切削加工時の回転軸の軸心とを一致させるのは容易ではない。このため、たとえばシール部をドリルなどの工具により成形しようとすると、その工具の軸線が通路の軸心に対して偏心し、加工時に工具およびボディに偏心した荷重がかかり、加工上の問題が発生する可能性がある。
さらに、ボディとパワーエレメントとの結合部は、螺着構造になっている。このため、ボディは、パワーエレメントとの結合部に対してねじ加工を行う必要があり、製造効率が悪く、製造コストの高いものとなっていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ボディの製造効率を向上させ、膨張弁の製造コストを低減させることを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、導入された冷媒を内部の弁部を通過させることにより絞り膨張させるようにした膨張弁において、前記弁部を収容するボディは、成形型によって、パワーエレメントを結合するねじ部が一体に形成されていることを特徴とする膨張弁が提供される。
このような膨張弁によれば、パワーエレメントを結合するねじ部の二次加工が不要なボディにすることができ、膨張弁の製造コストを低減させることができる。
本発明の膨張弁では、ボディを成形型によって形成したので、入口ポート、出口ポート、弁体およびセット値調整用部材が収容される孔、弁孔、パワーエレメントが感温した温度に応じた駆動力を弁体に伝達する部材を収容する孔、およびパワーエレメントを結合させるためのねじ部がボディと一体に形成され、これによって、ボディの二次加工を不要にし、ボディの製造効率を向上させるとともに材料の歩留まりを良くし、膨張弁の製造コストを低減させることが可能になるという利点がある。
また、パワーエレメントにおいても、ボディに形成されたねじ部と結合されるハウジングを、その中央開口部の内周縁が360度未満の範囲にわたって軸線方向に連続してずれていくように形成された一周ねじの構成にすることで、このハウジングはプレス加工によって形成することが可能になる。このため、ねじを切るための二次加工が不要になるので、さらに膨張弁の製造コストを低減させることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態に係る膨張弁を示す中央縦断面図である。
膨張弁1は、冷媒の流量を制御する弁部2と、パワーエレメント3とを備えている。弁部2は、ボディ4を有し、そのボディ4の側部には、冷凍サイクルのレシーバに接続されて高温・高圧の冷媒を導入する入口ポート5と、エバポレータに接続されて低温・低圧の冷媒を導出する出口ポート6とが一体に形成されている。ボディ4の中央部には、入口ポート5に導入された冷媒を出口ポート6へ流す弁孔7が入口ポート5および出口ポート6の軸線とは直交する方向に設けられている。ボディ4は、弁孔7からその軸線方向に延びて図の下方へ抜けるように弁孔7よりも大径の孔8が形成されている。その孔8には、断面三角形状の弁体9が配置され、その弁体9は、スプリング10によって閉弁方向に付勢されている。スプリング10は、孔8の開口部に圧入されたばね受け部材11によって受けられており、ばね受け部材11の圧入量によりばね荷重を調整することで、膨張弁1のセット値が調整されている。ボディ4は、また、弁孔7からその軸線方向に延びて図の上方へ抜けるように弁孔7よりも僅かに小径の孔12が形成されている。この孔12には、弁体9と一体に形成されたシャフト13が配置されている。このシャフト13は、入口ポート5の延長線上に位置する部分が縮径されていて入口ポート5から弁孔7へ冷媒が流れる通路を確保している。シャフト13はまた、孔12に位置する部分に溝が周設されていて、その溝にVパッキン14が設けられ、入口ポート5に導入された高圧の冷媒がボディ4との間のクリアランスを介してパワーエレメント3の側へ漏れることがないようにしている。ボディ4の図の上部中央には、シャフト13を保持する筒状のガイド15が突設されており、その外周面には、パワーエレメント3を結合するための雄ねじ16が形成されている。
パワーエレメント3は、厚い金属製の円盤状のアッパーハウジング17およびロアハウジング18と、これらによって囲まれた空間を仕切るよう配置された可撓性の金属薄板からなるダイヤフラム19と、このダイヤフラム19の弁部2の側に配置されたディスク20とを有している。パワーエレメント3は、アッパーハウジング17、ロアハウジング18およびダイヤフラム19の外周縁をたとえばTIG溶接などにより相互に溶着することによって形成される。これにより、アッパーハウジング17とダイヤフラム19とによって囲まれた感温室が形成され、その感温室内には、アッパーハウジング17に形成されたガス導入孔21を介して飽和蒸気ガスなどが充填される。ガス導入孔21は、金属ボール22をたとえば抵抗溶接することで閉止される。このようにして、エバポレータを出た冷媒の温度を感知するための感温部が構成される。
ロアハウジング18は、その中央部が開口されていて、その開口部には筒状のハブ23が一体に形成されている。このハブ23の内側には、ガイド15に外設された雄ねじ16と螺合する雌ねじ24が形成されている。また、ロアハウジング18は、通気孔25を有している。この通気孔25は、エバポレータを出た冷媒がダイヤフラム19の下面側の空間に導入されるようにするもので、その導入量は、通気孔25の大きさまたは数を変更することによって調整されている。ダイヤフラム19の図の下面は、ボディ4から突出されたシャフト13の端面がディスク20を介して当接されていて、ダイヤフラム19の変位を弁体9へ伝達するようにしている。
以上の構成の膨張弁1は、そのボディ4を好ましくは金属のダイカストによって形成し、切削加工などの二次加工を不要にしている。次に、そのボディ4の製造方法の要部について説明する。
図2は膨張弁のボディの製造方法の要部概略を示す説明図である。図2において、図1に示した構成要素と同じ構成要素は同じ符号を付してある。
膨張弁1のボディ4は、アルミニウム合金、亜鉛合金、その他の金属のダイカストによって製造することができるが、ここではアルミニウム合金によるダイカストの場合について説明する。本実施の形態においては、第1金型30、第2金型40および第3金型50を備え、第1金型30および第2金型40が図示しないアクチュエータによって図の左右方向に駆動され、第3金型50が図示しないアクチュエータによって図の上下方向に駆動されるように構成されたダイカスト装置が用いられる。
第1金型30は、第2金型40と対向する側にボディ4の入口ポート5が位置する側の部分を成形するためのキャビティ31を有する。そのキャビティ31内には、入口ポート5を形成するためのポート通路形成部32が第2金型40に向かって突設され、さらに、雄ねじ16の半分を形成するためのねじ形成部33が形成されている。第2金型40は、第1金型30と対向する側にボディ4の出口ポート6が位置する側の部分を成形するためのキャビティ41を有する。そのキャビティ41内には、出口ポート6を形成するためのポート通路形成部42が第1金型30に向かって突設され、雄ねじ16の半分を形成するためのねじ形成部43が形成されている。第3金型50は、ばね受け部材11を圧入する側の部分を成形するためのキャビティ51を有する。そのキャビティ51内には、孔8を形成するための孔形成部52、弁孔7を形成するための弁孔形成部53および孔12を形成するための孔形成部54が図の上方に向かって突設されている。なお、第1金型30、第2金型40および第3金型50には、図示はしないが、溶融したアルミニウム合金を流し込むための注入路形成溝、キャビティ31,41,51を排気する排気路形成溝などが対向する面に形成され、金型から成形品を分離するための工具を挿入する挿通孔などが形成されている。
ボディ4を製造する際には、第1金型30、第2金型40および第3金型50を型締めした状態で注入路からアルミニウム合金の溶湯を注入する。本実施の形態においては、このアルミニウム合金として鋳造性に優れたAl−Si−Cu系のものを使用している。溶湯が凝固した後、第3金型50を図の下方向に引き抜き、第1金型30および第2金型40を分離する。このとき、第1金型30および第2金型40に密着された成形品に離型用の工具を突き当てながら第1金型30および第2金型40を図の左右方向へ移動させる。このように、鋳造金型を三方向割りの構造にすることによって、ボディ4は、入口ポート5、出口ポート6、弁孔7、孔8,12および雄ねじ16を一体に備えたものとなり、弁孔7、ねじ部などの二次加工を不要にすることができる。また、ボディ4の形成は、鋳造金型の三方向割りによっているので、入口ポート5および出口ポート6の軸線が同一または平行になり、その軸線に対して直交する方向に孔8、弁孔7および孔12が同一の軸線上に配置されるとともにその順序で内径が順次小さくなっている。
なお、上記のダイカスト装置では、1個の鋳物を製造するものとして説明したが、鋳造金型を三方向割りの構造にしたことで、第1金型30、第2金型40および第3金型50を複数個並設して、それぞれ三方向に同時に駆動するような構成が可能であり、複数個取りのダイカスト装置を容易に構成することができる。
図3はボディの外観を示す図であって、(A)はボディの平面図、(B)はボディの正面図である。
ダイカストにより製造されたボディ4は、第1金型30の割り方向に入口ポート5を構成する筒状部5aが形成され、第2金型40の割り方向に出口ポート6を構成する筒状部6aが形成され、第3金型50の割り方向に孔8を構成する筒状部8aおよび孔12を構成するガイド15が形成されている。また、ガイド15の外周に形成されている雄ねじ16は、第1金型30および第2金型40の割り方向に対して直角方向のガイド15の外周面にねじ山が形成されていない部分ねじになっていて、第1金型30の割り方向に形成されたねじ部16aと第2金型40の割り方向に形成されたねじ部16bとによって構成されている。なお、本実施の形態においては、ボディ4は、第1金型30および第2金型40の割り方向に対して直角方向に延出された延出部4aを有しているが、これは、後述するように、この膨張弁1を冷凍サイクルのシステムに組み込んだときに位置決めとして機能するものである。
次に、以上のように構成された膨張弁1の冷凍サイクルへの適用例とともにその動作について説明する。
図4は本発明による膨張弁の装着例を示す断面図、図5は図4のA−A矢視断面図である。
膨張弁1は、エバポレータ60からコンプレッサに至る戻り低圧配管の中に完全に収容される形で装着され、しかも、その戻り低圧配管の中で、入口ポート5と凝縮された液冷媒が供給される高圧配管61との接続、および膨張された冷媒を送り出す出口ポート6とエバポレータ60の入口配管62との接続を行うようにしている。
すなわち、エバポレータ60は、その入口配管62と冷媒出口63とを取り囲むようにケース64がたとえば炉中ろう付により一体に形成されている。低圧配管65は、その先端にジョイント部66が溶接されていて(黒三角で示した部分)、そのジョイント部66がケース64とパイプクランプ67によって気密に接続されている。低圧配管65および高圧配管61は、低圧配管65の中に高圧配管61が同心配置された二重管によって構成されている。なお、入口ポート5と高圧配管61との接続部、出口ポート6と入口配管62との接続部、およびケース64とジョイント部66との接続部は、Oリングによってシールされている。また、膨張弁1は、そのパワーエレメント3に、これを覆うように樹脂またはゴム製の断熱カバー68が取り付けられている。
ケース64に収容される膨張弁1は、ケース64の中心に位置決めされるように、図5に示したように、ボディ4の延出部4aおよび断熱カバー68の輪郭をケース64の内側の形状に沿った形状にしている。
ここで、エバポレータ60の戻り低圧配管であるケース64内への膨張弁1の装着は次のようにしてなされる。エバポレータ60とケース64とは一体に溶接されており、エバポレータ60の入口配管62は、ケース64内に突設するように形成されているので、まず、その入口配管62にOリングを嵌めた後、出口ポート6に入口配管62が嵌入されるよう膨張弁1をケース64内に押し込む。膨張弁1の入口ポート5には、あらかじめOリングを嵌め込んでおくかこの段階で嵌め込む。次に、入口ポート5が高圧配管61に嵌入されるよう位置決めして、先端に屈曲加工された溝にあらかじめOリングを装着したジョイント部66をケース64に押し込み、最後に、ケース64とジョイント部66との継手部分をパイプクランプ67によって結合する。
これにより、膨張弁1は、入口ポート5が高圧配管61に接続され、出口ポート6がエバポレータ60の入口配管62に接続された状態で、ケース64内に装着されることになる。これにより、膨張弁1は、その高圧配管61の接続部とともに、エバポレータ60の戻り低圧配管の中に収容されているので、その接続部において高圧の冷媒がOリングを浸透して微少に漏れたとしても、漏れるのは戻り低圧配管の中であり、冷媒が大気に漏れることはない。
次に、膨張弁1の動作について説明する。まず、車両用空調装置が停止しているとき、パワーエレメント3の感温室に封入された飽和蒸気ガスは凝縮されて圧力が低くなっているので、ダイヤフラム19は内側へ変位しており、その変位はディスク20およびシャフト13を介して弁体9に伝達され、膨張弁1は全閉状態になっている。
ここで、車両用空調装置が起動すると、コンプレッサによって冷媒が吸引されるので、低圧配管65内の圧力が低下し、これがパワーエレメント3により感知されてダイヤフラム19が外側へ変位し弁体9をリフトさせるようになる。一方、コンプレッサによって圧縮された冷媒はコンデンサにて凝縮され、レシーバにて気液分離された液冷媒が高圧配管61を通じて膨張弁1の入口ポート5に供給されるようになる。なお、図中の矢印は、冷媒の流れ方向を示している。高温・高圧の液冷媒は、膨張弁1を通過するとき膨張され、低温・低圧の気液混合冷媒となって出口ポート6を出る。その冷媒は、入口配管62を介してエバポレータ60に供給され、内部で蒸発されて、冷媒出口63から出てくる。エバポレータ60を出た冷媒は、ケース64および低圧配管65を介してコンプレッサに戻される。
パワーエレメント3のダイヤフラム19とロアハウジング18とによって囲まれた空間は、通気孔25を介してケース64の内部と連通しているので、エバポレータ60から戻ってきた冷媒がケース64を通過するとき、その冷媒が導入されてその温度がパワーエレメント3によって検出されることになる。車両用空調装置の起動初期の段階では、車室内の高温の空気との熱交換により、エバポレータ60から戻ってくる冷媒の温度は高くなっているので、パワーエレメント3はその温度を感知して感温室の圧力が高くなる。これにより、ダイヤフラム19は、膨出されて弁体9を開弁方向に駆動し、膨張弁1を全開状態にする。
やがて、エバポレータ60から戻ってくる冷媒の温度が低下してくると、感温室の圧力が低くなるので、それに応じてダイヤフラム19が感温室の内側へ変位していき、膨張弁1は、閉弁方向に動作してこれを通過する冷媒の流量を制御するようになる。このとき、膨張弁1は、エバポレータ60の出口の冷媒温度を感知して、その冷媒が所定の過熱度を保持するようにエバポレータ60に供給する冷媒の流量を制御することになる。
なお、パワーエレメント3はエバポレータ60の戻り低圧配管内に配置されていてパワーエレメント3全体で冷媒の温度が検出可能になっているので、構造的に感温時定数が非常に短いものになっている。感温時定数が短いと、冷媒の温度変化に敏感に反応して弁部2へのフィードバック補正がかかり過ぎてしまい、周期的な圧力変動(ハンチング)が生じてしまうことになるので、断熱カバー68によってアッパーハウジング17への伝熱を遮断し、感温時定数を長くするようにしている。
図6は第2の実施の形態に係る膨張弁およびその装着状態を示す断面図、図7は図6のB−B矢視断面図である。図6および図7において、図1および図4に示した構成要素と同じまたは同等の機能を有する要素には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態に係る膨張弁1aは、第1の実施の形態に係る膨張弁1と比較して、入口ポート5および出口ポート6の軸線が直交するように形成されたボディ4を有している点で異なる。このボディ4においても、鋳造金型を三方向割りの構造にしたダイカスト装置によって形成される。ただし、この膨張弁1aの場合、第1金型30は、ボディ4の延出部4aと雄ねじ16のねじ部16aとを成形することができるように構成されている。また、この膨張弁1aのボディ4では、弁体9、これを閉弁方向に付勢するスプリング10およびそのばね受け部材11は、出口ポート6内に配置される。
このような膨張弁1aは、コンプレッサが設置されたエンジンルームからエバポレータ60が設置された車室内へ延びている高圧配管61および低圧配管65の二重管の長さ方向がエバポレータ60の入口配管62および冷媒出口63の開口方向と略直角となるような設置形態をとる場合に有用である。
したがって、膨張弁1aが装着される部分の戻り低圧配管は、直角に曲げられた構成を有している。すなわち、エバポレータ60は、入口配管62および連結部64aとともに炉中ろう付加工にて一体に形成されている。この連結部64aには、ケース64がパイプクランプ67によって接続され、そのケース64の図の上部にはジョイント部66が溶接されていて、そのジョイント部66をパイプクランプ67によって低圧配管65に接続している。
以上のようにして直角方向に開口部を有するケース64およびジョイント部66の中に入口ポート5と出口ポート6とが直交するよう構成されたボディ4を有する膨張弁1aが装着されている。ボディ4は、図7に示したように、ケース64の内側近傍まで三方向に延出部4aが延出された外形を有していて、膨張弁1aをケース64内に挿入するときおよび出口ポート6を入口配管62に接続するときの位置決めを容易にしている。
図8は第3の実施の形態に係る膨張弁およびその装着状態を示す断面図、図9は装着状態の膨張弁を入口ポート側から見た図である。図8および図9において、図1および図4に示した構成要素と同じまたは同等の機能を有する要素には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第3の実施の形態に係る膨張弁1bは、ボディ4に関して第1の実施の形態に係る膨張弁1と同じであるが、パワーエレメント3のボディ4との結合部の構成を変更している。すなわち、上記の膨張弁1,1aのパワーエレメント3は、ロアハウジング18の中央開口部より外側に延出されたハブ23の内側に雌ねじ24が形成されている。この雌ねじ24は、ロアハウジング18をプレス加工にて成形後、ハブ23をタッピングまたはプレス加工することによって形成される。このため、膨張弁1,1aのパワーエレメント3は、雌ねじ24を形成するための二次加工を必要とする構成になっている。これに対し、この膨張弁1bのパワーエレメント3は、ロアハウジング18をプレス加工するときに同時に雌ねじ24を形成するようにしたものである。
すなわち、ロアハウジング18の中央開口部の内周縁がねじ山になっていて、その全周のうちのたとえば60度の範囲に切り欠きを有し、残り300度の範囲にわたって軸線方向に連続してずれていくように形成し、仮想的に360度にわたって形成したときの軸線方向のずれがガイド15に形成した雄ねじ16のピッチに略等しくなるようにしている。ロアハウジング18は、その中央開口部をこのような一周ねじの構造にすることによって、雌ねじ24を含む全体をプレス加工によって製造することが可能になり、ダイカストにより二次加工を不要にしたボディ4と組み合わされることで、膨張弁1のコストをさらに低減することが可能になる。
また、この膨張弁1bでは、パワーエレメント3の突起部分をなくして断熱カバー68の形状がシンプルになるようにしている。すなわち、アッパーハウジング17は、全体が外側に膨出しているが、ガス導入孔21を含む中央部を凹設して、金属ボール22がガス導入孔21を閉止したときに、アッパーハウジング17の最も外側の面よりも飛び出ないようにしている。
この膨張弁1bは、第1の実施の形態に係る膨張弁1と同様に、エバポレータ60と一体に形成されたケース64の中に装着される。本実施の形態では、出口ポート6と接続されるエバポレータ60の入口配管62は、エバポレータ60のヘッダ部を構成しているプレートを出口ポート6の筒状部6aが嵌合されるよう凹設することによって形成されている。また、低圧配管65は、その末端を拡開処理してパイプクランプ67によりケース64と直接接続するようにしている。このとき、その接続は、バックアップリング69がケース64、低圧配管65およびOリングを大気側で支持しながらケース64およびバックアップリング69をパイプクランプ67で固定することにより行っている。
図10は第4の実施の形態に係る膨張弁およびその装着状態を示す断面図、図11は図10のC−C矢視断面図である。図10および図11において、図1および図4に示した構成要素と同じまたは同等の機能を有する要素には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第4の実施の形態に係る膨張弁1cは、第1ないし第3の実施の形態に係る膨張弁1,1a,1bが入口ポート5に高圧の冷媒を受けると弁体9を開弁方向に作用するのに対し、入口ポート5に高圧の冷媒を受けると弁体9を閉弁方向に作用するように構成している。このため、ボディ4は、その内部において、入口ポート5と弁体9が収容されている孔8とが連通し、シャフト13が収容されている孔12と出口ポート6とが連通した構成になっている。つまり、第1の実施の形態に係る膨張弁1において、入口ポート5と出口ポート6との関係を逆にしている。
また、この膨張弁1cは、パワーエレメント3のボディ4との結合部の構成を変更している。すなわち、上記の膨張弁1,1aのパワーエレメント3は、雌ねじ24が形成されているハブ23をロアハウジング18の中央開口部より外側に延出した構成になっているが、膨張弁1cでは、ハブ23をロアハウジング18の中央開口部の内周縁より内側に折り返して形成し、その内周面にねじ山を形成している。これにより、膨張弁1cの全高が低くなり、より小型化になっている。また、雌ねじ24は、好ましくは転造ねじとすることができる。この転造ねじは、プレスねじに比べて比較的加工が容易なことから、二次加工のコストを低減することができる。
さらに、パワーエレメント3には断熱カバー68を被せているが、この断熱カバー68は、固定脚部68aとともに一体に樹脂成形されたものである。図示はしていないが、固定脚部68aの先端にはフックが形成されていて、それがボディ4に形成された段差部に係合させることで断熱カバー68を固定するようにしている。
また、本実施の形態では、第1ないし第3の実施の形態の場合と比べて膨張弁1cの装着形態を変更している。すなわち、第1ないし第3の実施の形態に係る膨張弁1,1a,1bでは、高圧配管61および低圧配管65と入口配管62およびケース64とをそれぞれ二重管の構成にし、その二重管の途中に膨張弁1,1a,1bを装着しているのに対し、本実施の形態では、エバポレータの上流側の配管と下流側の低圧配管65とが別体になっていて、それらの配管の途中に膨張弁1cを取り付けている。
エバポレータから延びている入口配管62および低圧配管65aは、その先端にケース64が溶接などにより一体に溶着されており、これに対向する高圧配管61および低圧配管65bの先端は、円盤状のジョイント部66に溶接により固着されていて、ケース64とジョイント部66とをパイプクランプ67によって接続するようにしている。なお、エバポレータからコンプレッサへ向かう配管は、エバポレータへ向かう配管に比べて流れる冷媒の密度が小さいので径の大きなものが使用される。したがって、配管接続部分においても、配管径の大きさに応じてケース64、ジョイント部66およびパイプクランプ67が大きくなる。しかし、本実施の形態では、図11に示したように、ジョイント部66と接合される低圧配管65bは、先端の接合部が扁平になっていてジョイント部66が大きくならないようにしている。もちろん、ケース64と接合される低圧配管65aの先端部分も扁平の形状にしている。
以上の第1ないし第4の実施の形態では、ボディ4をアルミニウム合金のダイカストによって形成したが、上記の三方向割りの金型を使用して樹脂の射出成形などによって形成することができる。この樹脂ボディの材料としては、たとえば、耐熱性、機械的性質などに優れたポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂が用いられる。このとき、その樹脂内には、ボディ内部で発生した音を外に伝えにくくする材料を混入してある。
膨張弁は、弁座と弁体との間の狭い隙間を冷媒が流れるときに流動音が発生する。この流動音は、ボディを伝わって外部に異音として放射されるが、ボディの材料がアルミニウム合金の場合では、遮音・吸音効果が高いのであまり問題視されることはない。しかし、ボディの材料が樹脂の場合には、遮音・吸音効果がアルミニウム合金に比較してあまりない。そこで、樹脂には、樹脂よりも密度の大きな材料、たとえば鉄、真鍮、銅などの金属粉または金属繊維を混入するようにしている。これにより、弁部で発生した流動音のエネルギは、金属粉または金属繊維によってボディ内部で減衰されるので、ボディから放射される流動音の音圧レベルを小さくすることができる。
第1の実施の形態に係る膨張弁を示す中央縦断面図である。 膨張弁のボディの製造方法の要部概略を示す説明図である。 ボディの外観を示す図であって、(A)はボディの平面図、(B)はボディの正面図である。 本発明による膨張弁の装着例を示す断面図である。 図4のA−A矢視断面図である。 第2の実施の形態に係る膨張弁およびその装着状態を示す断面図である。 図6のB−B矢視断面図である。 第3の実施の形態に係る膨張弁およびその装着状態を示す断面図である。 装着状態の膨張弁を入口ポート側から見た図である。 第4の実施の形態に係る膨張弁およびその装着状態を示す断面図である。 図10のC−C矢視断面図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c 膨張弁
2 弁部
3 パワーエレメント
4 ボディ
4a 延出部
5 入口ポート
5a 筒状部
6 出口ポート
6a 筒状部
7 弁孔
8 孔
8a 筒状部
9 弁体
10 スプリング
11 ばね受け部材
12 孔
13 シャフト
14 Vパッキン
15 ガイド
16 雄ねじ
16a,16b ねじ部
17 アッパーハウジング
18 ロアハウジング
19 ダイヤフラム
20 ディスク
21 ガス導入孔
22 金属ボール
23 ハブ
24 雌ねじ
25 通気孔
30 第1金型
31 キャビティ
32 ポート通路形成部
33 ねじ形成部
40 第2金型
41 キャビティ
42 ポート通路形成部
43 ねじ形成部
50 第3金型
51 キャビティ
52 孔形成部
53 弁孔形成部
54 孔形成部
60 エバポレータ
61 高圧配管
62 入口配管
63 冷媒出口
64 ケース
64a 連結部
65,65a,65b 低圧配管
66 ジョイント部
67 パイプクランプ
68 断熱カバー
68a 固定脚部
69 バックアップリング

Claims (11)

  1. 導入された冷媒を内部の弁部を通過させることにより絞り膨張させるようにした膨張弁において、
    前記弁部を収容するボディは、成形型によって、パワーエレメントを結合するねじ部が一体に形成されていることを特徴とする膨張弁。
  2. 前記ボディは、冷媒を導入する入口ポートおよび膨張した冷媒を導出する出口ポートの軸線が同一または互いに平行であり、弁体およびセット値調整用の部材を収容する第1の孔と、弁孔と、前記パワーエレメントが感温した温度に応じた駆動力を前記弁体に伝達する部材を収容する第2の孔とが前記入口ポートまたは前記出口ポートの軸線と直交した同一の軸線上に配置されるとともにこの順序で径が順次小さくなるよう形成され、前記ねじ部が前記第2の孔を構成する筒状部の外周に形成されていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  3. 前記ボディは、冷媒を導入する入口ポートおよび膨張した冷媒を導出する出口ポートの軸線がこれらを含む同一平面上にてまたは異なる平行平面に垂直な方向から見て直交しており、前記入口ポートまたは前記出口ポートと、弁孔と、前記パワーエレメントが感温した温度に応じた駆動力を弁体に伝達する部材を収容する孔とが同一の軸線上に配置されるとともにこの順序で径が順次小さくなるよう形成され、前記ねじ部が前記孔を構成する筒状部の外周に形成されていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  4. 前記ねじ部は、前記入口ポート、前記出口ポートおよび前記弁孔の軸線を含む同一または異なる平行平面に垂直な方向の前記筒状部の外周面にねじ山が形成されていない部分ねじになっていることを特徴とする請求項2または3記載の膨張弁。
  5. 前記パワーエレメントは、前記ねじ部と結合される側のハウジングの中央開口部の内周縁が360度未満の範囲にわたって軸線方向に連続してずれていくように形成された一周ねじになっていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  6. 前記パワーエレメントは、前記ねじ部と結合される側のハウジングがその中央開口部の内周縁より内側に折り返して形成されたハブを有し、前記ハブの内周面にねじ山が形成されていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  7. 前記ボディは、前記成形型として三方向割り構成の金型を用いた金属のダイカストにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  8. 前記ボディは、前記成形型として三方向割り構成の金型を用いた樹脂成形により形成されていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  9. 前記樹脂は、この樹脂よりも密度の大きな金属粉または金属繊維が混入されていることを特徴とする請求項8記載の膨張弁。
  10. 前記ボディおよび前記パワーエレメントがエバポレータからコンプレッサへ向かう低圧配管内に配置され、入口ポートと高圧の冷媒が供給される高圧配管との接続および出口ポートと膨張した冷媒を前記エバポレータへ送り出すエバポレータ入口配管との接続を前記低圧配管内で行う温度式膨張弁であることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  11. 前記パワーエレメントの外側のハウジングを覆うようにした断熱カバーを備えていることを特徴とする請求項10記載の膨張弁。
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