JP2007326054A - 複数種類のパレットに対応可能な脱水装置及びこれを用いた洗浄設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】荷物の運搬に使用した複数種類の使用済みのパレット11の側方周囲を囲むカバー部材と、パレット11を水平状態で搬送するパレット搬送手段19と、このパレット11を設定位置に停止するパレット停止手段23と、停止させたパレット11の搬送方向と直交する方向の位置調整を行うパレット位置調整手段27と、パレット11を載置する回転テーブル46を備えこれを回転可能及び昇降可能に支持する昇降手段47と、カバー部材の内側に設けられ、昇降手段47によって上昇させたパレット11をその形状に対応してその両側からガイドする逆階段状となった一対の嵌合部59、60、59a、60aを備える固定部材61と、このパレット11を回転させる駆動手段65とを有する。
【選択図】図1
Description
このパレットは、衛生管理上、使用後に洗浄処理され、例えば、特許文献1に示すように、パレットに付着した水分を送風により吹き飛ばしている。
しかし、パレットの構造は複雑(例えば、多数の補強リブが設けられた構造)であるため、パレットの表面から送風を行っただけでは、パレット内部まで十分に脱水できない。このため、パレットを水平状態で回転させることにより、遠心脱水する装置が提案されているが、パレットの形状(例えば、前後方向の長さ、左右方向の長さ、フォークの差込孔の位置及び寸法)は複数あるため、形状の異なるパレットを同じ脱水装置で処理することが難しかった。
そこで、例えば、特許文献2には、パレットの前後側面を案内するサイドガイド部材と、パレットの左右端面を保持する端面保持部材とを有する脱水装置が開示されている。
また、例えば、特許文献3には、パレットの前後左右の各側面を固定するクランプ部材を有する脱水装置が開示されている。
特許文献2に開示された脱水装置のサイドガイド部材は、対向する逆L字状の固定部と、この固定部に形成されたねじ孔に、ボルトによって取付けられる位置決め板とを有しており、パレットの形状に応じて、固定部に対する位置決め板の内側への突出長さを調整するものである。また、端面保持部材は、パレットの左右端面に上方側から係合する係合爪を備えた保持板を有し、パレットの形状に応じて保持板の位置を調整するものである。
このため、パレットの固定に際しては、パレットの種類が変わるたびに、位置決め板又は保持板の位置を調整する必要があり、作業性が悪く、しかも作業効率が低下する問題がある。
また、特許文献3に開示された脱水装置は、各クランプ部材を動作させるために、アクチュエータ及びリンク機構を有するクランプ機構を備えているため、装置構成が複雑である。
少なくとも前記パレットの側方周囲を囲むカバー部材と、
前記パレットを前記カバー部材内に水平状態で搬送するパレット搬送手段と、
前記カバー部材内に搬送した前記パレットを予め定めた設定位置に停止するパレット停止手段と、
前記パレット停止手段によって停止させた前記パレットの搬送方向に直交する方向の位置調整を行うパレット位置調整手段と、
前記カバー部材の内側に設けられ、該カバー部材内に搬送した前記パレットを載置する回転テーブルを備え、該回転テーブルを回転可能でしかも昇降可能に支持する昇降手段と、
前記カバー部材の内側に設けられ、前記昇降手段によって上昇させた前記パレットの搬送方向及びこれに直交する方向のいずれか一方又は双方を、該パレットの形状に対応して該パレットの両側からガイドする逆階段状となった一対の嵌合部を備える固定部材と、
前記固定部材に取付けられ、該固定部材の一対の前記嵌合部と前記回転テーブルで前記パレットを固定した状態で、前記固定部材を回転させる駆動手段とを有する。
第1の発明に係る複数種類のパレットに対応可能な脱水装置において、前記パレット停止手段は、前記パレットの形状に対応した階段状のストッパー部を備えて昇降可能になっており、前記パレット搬送手段の高さ位置に対する前記ストッパー部の突出高さを制御することで、前記パレットの停止位置を調整することが好ましい。
前記脱水装置の上流側には、複数段に積み上げられた使用済みの前記パレットを1個ずつ下流側へ送るパレット個別取出装置と、該パレット個別取出装置から取り出された前記パレットを洗浄処理する洗浄装置と、該洗浄装置で洗浄処理された前記パレットを予備乾燥する予備乾燥装置が順次設置され、
前記脱水装置の下流側には、該脱水装置により脱水処理された前記パレットを仕上げ乾燥処理する仕上げ乾燥装置と、該仕上げ乾燥装置で乾燥処理された前記パレットを複数段に積み上げるパレット積上装置が順次設置されている。
また、脱水装置は、少なくともパレットの側方周囲を囲むカバー部材を有しているので、パレットの脱水処理時に水分が脱水装置の外部へ飛散することを防止できる。
そして、脱水装置は、パレット停止手段とパレット位置調整手段を有しているので、脱水装置へ搬送されてきたパレットを、固定部材の嵌合部によってガイド可能な位置に確実に配置できる。
更に、脱水装置は、パレットを載置する回転テーブルを備え、これを回転可能で昇降可能に支持する昇降手段を有するので、この昇降手段により、位置調整がされたパレットを上昇させて固定部材の嵌合部に固定できる。そして、固定部材の嵌合部と回転テーブルでパレットを固定した後は、駆動手段により固定部材を回転させることにより、パレットの脱水処理ができる。
また、パレット位置調整手段は、各ロッド部材を連結して同期運動させる同期手段を有しているので、各ロッド部材に設けられたガイド部材を、パレットへ向けてそれぞれ同時に移動させ、パレットを搬送方向に直交する側から均等な力で押さえ、パレットを適正位置に配置できる。
また、洗浄設備は、パレット個別取出装置を有しているので、搬入された使用済みのパレットを、1個ずつ下流側へ送ることができ、パレットの搬送作業が容易になると共に、洗浄装置によるパレットの洗浄効果を高めることができる。
そして、洗浄後のパレットを脱水装置で脱水処理する前に、余分な水分を予備乾燥装置で予め除去するので、脱水装置による処理時間の短縮が図れ、脱水処理を効率的に実施できる。また、脱水装置でパレットから回収される水分量も低減できるので、脱水装置の装置構成を小型化できる。
更に、脱水装置で脱水処理したパレットは、遠心力により水分を吹き飛ばしているので、パレットの回転中央部に水分が残存し易いが、この水分を仕上げ乾燥装置により除去することで、パレットに付着した水分の除去ができる。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る複数種類のパレットに対応可能な脱水装置(以下、単に脱水装置ともいう)10は、荷物の運搬に使用した複数種類の使用済みのパレット11から、パレット11の洗浄時に付着した水分を遠心力により吹き飛ばして脱水する装置である。この脱水装置10は、複数種類のパレットに対応可能であるが、特には、3種類以上のパレットの脱水に適している。以下、詳しく説明する。
パレットとしては、図5(B)〜(E)に示すように、その使用用途に応じて、複数の種類、即ち、パレットの前後方向の長さ(例えば、1000〜1130mm程度)、パレットの左右方向の長さ(例えば、1000〜1440mm程度)、貫通孔の形状、及び貫通孔の形成位置(貫通孔の間隔)のいずれか1又は2以上が異なったパレット13〜16もある。
これにより、パレット11を水平状態で脱水装置10の枠体18内に搬送できる。
なお、カバー板は、チェーンコンベア19の上方に設けられているが、更に脱水処理空間20の上方及び下方(例えば、チェーンコンベア19の上方又は下方)のいずれか一方又は双方を覆うように設けてもよい。
脱水処理空間20の上流側に位置するカバー板には、チェーンコンベア19によって搬送されてきたパレット11を脱水処理空間20内へ入れるための開閉可能な入側シャッター21が、また脱水処理空間20の下流側に位置するカバー板には、パレット11を脱水処理空間20から出すための開閉可能な出側シャッター22が設けられている。
パレット停止手段23は、パレット11の形状に対応した階段状のストッパー部24を備えている。このストッパー部24は、脱水装置10のベース部17に対して立設されたシリンダー25内を、空圧(油圧でもよい)によって上下方向に往復運動するピストン26の上端部に設けられている。
これにより、チェーンコンベア19で搬送されてきたパレット11を、脱水装置10の脱水処理空間20内で停止させる際には、ピストン26によりストッパー部24をチェーンコンベア19の上端位置よりも突出する位置まで上昇させ、また、パレット11を脱水装置10の脱水処理空間20内から出す場合には、ピストン26によりストッパー部24をチェーンコンベア19の上端位置よりも下方へ移動させることができる。
従って、階段部分の各段差位置を設定したパレット停止手段23を使用し、チェーンコンベア19に対するストッパー部24の突出高さを制御することで、パレット11の予め設定した停止位置に停止できる。
脱水装置10には、パレット停止手段23によって停止させたパレット11の前後方向の位置調整を行うパレット位置調整手段27が設けられている。
パレット位置調整手段27は、チェーンコンベア19の両側であってカバー板の内側角部に位置する枠体18に、軸受け28によって回動可能に立設されたロッド部材29〜32と、このロッド部材29〜32を連結して同期運動させる同期手段33を有している。
この各ガイド部材41〜44は、各ロッド部材29〜32にその基部が取付けられた水平支持部材44aと、これと直交した状態で、ベース部17に対して垂直方向になるように設けられた当接部45を有している。なお、この各ガイド部材41〜44の当接部45は、パレット11の前後方向両側に接触可能になっているため、その下端位置がチェーンコンベア19の上面位置よりも高くなっていればよい。
このように構成し、同期手段駆動モータ40を作動させることで、各シャフト部36〜38をその軸心を中心としてそれぞれ回動(シャフト部37とシャフト部36、38とは逆向きに回動)させ、各ロッド部材29〜32も回動して各ガイド部材41〜44が同期運動し、当接部45がパレット11の両側に接触、又はパレット11の両側から離れる。
この昇降手段47は、チェーンコンベア19の下方であって、チェーンコンベア19の搬送方向と直交する方向に水平状態で配置された駆動シャフト48を有している。この駆動シャフト48は、その長さ方向両側がベース部17に取付けられた軸受け49で回転可能に支持され、昇降用駆動モータ50により回転可能になっている。また、駆動シャフト48の両端部にはベベルギア51が設けられており、この駆動シャフト48に対して垂直に配置され、下端部にベベルギア52が設けられた雄ねじ部材53へ動力が伝達されている。なお、各雄ねじ部材53は、枠体18に設けられた軸受け54により、回転可能に立設されている。
接続部材56の長さ方向中央部には、パレット11を載置する回転テーブル46を支持する支持ロッド57の下端部が設けられている。なお、支持ロッド57の上端部には、ベアリング58が設けられ、このベアリング58を介して回転テーブル46が配置されているので、回転テーブル46が、支持ロッド57に対してフリーで回転するようになっている。
これにより、昇降用駆動モータ50で駆動シャフト48を回転させることにより、接続部材56を昇降させ、回転テーブル46の上下動ができる。
パレット11の左右方向をその両側からガイドする一対の嵌合部59、60は、枠体18の天井部17aに回転可能に取付けられる固定台62のチェーンコンベア19の搬送方向両側にそれぞれ設けられ、嵌合部59と嵌合部60とが、パレット11の左右方向両側に対向する位置に設けられている。この一対の嵌合部59と嵌合部60の対向する階段部分の各間隔は、例えば、図5(A)〜(E)に示す複数種類のパレット11、13〜16の各形状、即ち左右方向の長さにそれぞれ対応している。
また、パレット11の前後方向をその両側からガイドする一対の嵌合部59a、60aは、固定台62のチェーンコンベア19の搬送方向に直交する方向の両側にそれぞれ設けられ、嵌合部59aと嵌合部60aとが、パレット11の前後方向両側に対向する位置に設けられている。この一対の嵌合部59aと嵌合部60aの対向する階段部分の各間隔は、例えば、図5(A)〜(E)に示す複数種類のパレット11、13〜16の各形状、即ち前後方向の長さにそれぞれ対応している。
このため、階段部分の各間隔は、洗浄対象となるパレットの左右方向及び前後方向の各長さに応じて、例えば、片側に2mm以上10mm以下程度の隙間を有するように、パレットの長さより大きく設定されている。
この嵌合部の階段部分は、複数段(例えば、3段以上)に形成することが好ましい。また、パレットの種類が多い場合は、嵌合部を固定部材の固定台に対して取付け取外し可能に構成してもよい。
また、一対の嵌合部は、パレットの左右方向両側及び前後方向両側にそれぞれ設けられているが、パレットの左右方向両側又は前後方向両側のみに設けてもよい。
なお、回転軸63には、ブレーキ機構66が設けられ、固定台62の回転を機械的に停止できる。また、固定台62の停止位置は、天井部17aに設けられたセンサにより検知している。
これにより、固定部材61の一対の嵌合部59、60、59a、60aと回転テーブル46でパレット11を固定した状態で、パレット回転用駆動モータ65により固定部材61を回転させることにより、パレット11の脱水処理ができる。
なお、脱水装置10の枠体18には、脱水処理空間20内に配置された使用済みのパレット11に対して、洗浄水を吹き付け可能な洗浄手段(例えば、複数の洗浄ノズル、又は多数の洗浄水噴出口が形成された配管)を設けてもよい。この場合、停止させた状態、又は回転させた状態のパレットに対し、洗浄水を吹き付けパレットの洗浄を行った後、洗浄水の吹き付けを停止し、引き続き脱水処理を行う。
前記した脱水装置10の上流側には、搬入用パレット台71、パレット個別取出装置72、洗浄装置73、及び予備乾燥装置74が順次設置され、脱水装置10の下流側には、仕上げ乾燥装置75、パレット積上装置76、及び搬出用パレット台77が順次設置されている。
図6、図7に示すように、搬入用パレット台71は、水平状態に配置され、モータ78によって駆動するローラコンベア79を有している。
これにより、複数段に積み上げられた使用済みのパレット11を、例えば、フォークリフトによってローラコンベア79上に載置し、モータ78によりローラコンベア79を駆動させることで、使用済みのパレット11をパレット個別取出装置72へ送ることができる。
このチェーンコンベア80の下方には、積み上げられた複数段のパレット11を昇降可能な昇降台81が設けられている。この昇降台81は、パンタグラフ式となっており、その一方側をシリンダー内のピストンによって往復運動させることで、昇降可能になっている。
チェーンコンベア80の上方には、チェーンコンベア80の両側に、高さ方向に渡って複数段(ここでは、3段)の係止爪部82が設けられている。
これにより、複数段のパレット11を昇降台81によって上昇させ、下から二段目のパレット11の貫通孔12に係止爪部82を差込んだ後、昇降台81を下降させることで、最下段のパレット11のみをチェーンコンベア80上に載置できるので、使用済みのパレット11を1個ずつ洗浄装置73へ送ることができる。
なお、前記した搬入用パレット台71を使用することなく、複数段に積み上げられた使用済みのパレット11を、例えば、フォークリフトによってパレット個別取出装置72の昇降台81上に、直接載置してもよい。この場合、搬入用パレット台71は不要である。
洗浄装置73の主洗浄領域85であって、チェーンコンベア83の周囲には、パレット11の搬送方向に渡って複数の温水供給配管86aが配置されている。この温水供給配管86aには、チェーンコンベア83で搬送されてきたパレット11に対して温水を吹き付けるための洗浄ノズル87が、その長さ方向に所定間隔で多数設けられている。
そして、タンク87a内の温水を、洗浄用ポンプ90によって洗浄ノズル87に供給することで、温水を循環使用する。
ここで、ケーシング84内の蒸気は、蒸気用ダクト91によって外部へ放出することができる。また、使用する温水量が不足した場合は、給湯用配管92によって、洗浄装置73のタンク87a内へ温水を供給し、温水の温度が低下した場合は、蒸気用配管92aによってボイラーからの蒸気を温水に供給できる。
この洗浄水は、給水用配管95を介して洗浄水供給配管93aへ、水道水を直接供給することで使用している。
これにより、洗浄が終了したパレット11を、予備乾燥装置74へ送ることができる。
このチェーンコンベア83の上方であって、その搬送方向と直交する方向に渡っては、搬送されるパレット11へ向けて縮幅した空気噴出口97が設けられており、ケーシング96の上には、液切りブロワ98が設けられている。
このように構成することで、液切りブロワ98によって供給された空気を、空気噴出口97からパレット11に吹き付けることができ、洗浄装置73で洗浄処理されたパレット11を予備乾燥できる。なお、予備乾燥装置74のケーシング96内には、脱水装置10のチェーンコンベア19の上流側端部が配置されている。
このチェーンコンベア99の上方であって、その搬送方向と直交する方向に渡っては、搬送されるパレットへ向けて縮幅した空気噴出口101が設けられており、ケーシング100の上には、水切りブロワ102が設けられている。
このように構成することで、脱水装置10で除去できなかった水分、即ち、パレット11の回転中心付近の水分を除去して、パレット積上装置76へ搬送できる。
これにより、チェーンコンベア80で搬送してきたパレット11を昇降台81で上昇させ、係止爪部82をパレット11の貫通孔12に差し込んだ後、昇降台81を下降する。
なお、チェーンコンベア80の下方には、脱水装置10に設けられたパレット停止手段23と同様の構成で機能を発揮するパレット停止手段103が設けられている。
搬出用パレット台77は、搬入用パレット台71と同じ構成である。
これにより、複数段に積み上げられたパレット11を、例えば、フォークリフトによってローラコンベア79上から取り出し、これらのパレット11を再び使用する。
なお、搬出用パレット台77を使用することなく、複数段に積み上げられたパレット11を、例えば、フォークリフトによってパレット積上装置76の昇降台81上から、直接取り出してもよい。この場合、搬出用パレット台77は不要である。
十数段(ここでは、17段)に積み上げられた同種類の使用済みのパレット11の山を、パレット11の左右方向が洗浄設備70によるパレット11の搬送方向と一致するように、フォークリフトで搬入用パレット台71のローラコンベア79上に載置する。
そして、処理対象となる形状のパレット11が、ローラコンベア79上に載置されたか否かを、距離センサによって確認する。ここで、処理対象となる形状のパレット11が搬入されたことを確認できれば、ローラコンベア79により、積み上げられた使用済みのパレット11を、その状態のままパレット個別取出装置72へ送る(以上、パレット搬入工程)。
そして、積み上げられた複数段のパレット11のうち、下から二段目のパレット11の貫通孔12の高さ位置が、係止爪部82の高さ位置と同じ位置になるまで、複数段のパレット11を昇降台81により上昇させる。
なお、係止爪部82は、パレットの左右方向及び前後方向の長さ、孔の位置(孔の間隔)、及び孔の大きさに応じて、高さ方向に複数段設けられているが、どの係止爪部を使用するかは、処理対象となるパレットの形状に応じて、昇降台81の上げ代で決定する。
最下段に位置したパレット11を搬出した後は、昇降台81が上昇し、係止爪部82が差し込まれている最下段(搬入時は下から二段目)に位置するパレット11を支持した後、パレット11の貫通孔12から係止爪部82が引き抜かれ、昇降台81がパレット11の一枚分の厚みに相当する距離だけ下がる。
この操作を繰り返し行うことで、複数段に積み上げられた使用済みのパレット11を、1個ずつ洗浄装置73へ送ることができる。なお、最上段に位置するパレット11を、昇降台81に載置した後は、係止爪部82は引っ込んだ状態を維持する(以上、パレット個別取出工程)。
次に、仕上洗浄領域86において、複数の洗浄水噴出口94から水道水が吹き付けられる。これにより、パレット11の洗浄の程度を、更に向上できる。
この洗浄されたパレット11を、チェーンコンベア83により予備乾燥装置74へ送る(以上、洗浄工程)。
予備乾燥装置74へ搬送された洗浄後のパレット11は、空気噴出口97から空気が吹き付けられ、洗浄したパレット11の表面に付着した水分が、ある程度除去される。そして、パレット11は、チェーンコンベア19により脱水装置10へ送られる(以上、予備乾燥工程)。
次に、同期手段駆動モータ40を作動させることで、各ロッド部材29〜32を同期させて回動させ、各ロッド部材29〜32に設けられたガイド部材41〜44を、パレット11の前後方向両側へ挟み込むように移動させる。これにより、各ガイド部材41〜44に取付けられた当接部45がパレット11の前後方向両側に接触して、パレット11の位置が固定部材61の嵌合部59a、60aによってガイド可能な位置に補正され、パレット11の前後方向の位置決めができる。
そして、パレット回転用駆動モータ65を作動させ、パレット11を回転させて、遠心力による脱水処理を行う。なお、回転テーブル46は、ベアリング58によって支持ロッド57に対して回転可能になっているので、パレット11の回転時は、パレット11を下側から回転テーブル46で支持した状態を維持できる。
そして、各ガイド部材41〜44がパレット11の前後方向をガイドした状態で、昇降用駆動モータ50により回転テーブル46を下降させ、チェーンコンベア19上に載置した後、各ロッド部材29〜32に設けられたガイド部材41〜44を、パレット11の前後方向両側から元の位置へ移動させる。
このようにして、脱水処理を行ったパレット11を、チェーンコンベア19により仕上げ乾燥装置75へ送る(以上、脱水処理工程)。
このように、仕上げ乾燥処理したパレット11を、チェーンコンベア99によりパレット積上装置76へ送る(以上、仕上げ乾燥工程)。
パレット積上装置76へチェーンコンベア80により搬送されたパレット11は、平面視して、パレット11の貫通孔12の位置が係止爪部82の位置と同じ位置になるように、パレット停止手段103により停止される。そして、このパレット11を、その貫通孔12の高さ位置が、係止爪部82の高さ位置と同じ位置になるまで、昇降台81により上昇させる。
なお、係止爪部82は、パレットの前後方向及び左右方向の長さ、孔の位置(孔の間隔)、及び孔の大きさに応じて、高さ方向に複数段設けられているが、どの係止爪部を使用するかは、処理対象となるパレットの形状に応じて、昇降台81の上げ代で決定する。
脱水装置10から仕上げ乾燥装置75を介して搬送されてきたパレット11を、前記した方法と同様の方法で停止し、昇降台81で上昇させ、係止爪部82で持ち上げているパレット11の下端に当接させ、重ねたパレット11を昇降台81で支持する。そして、貫通孔12に差し込んでいた係止爪部82を貫通孔12から引き抜き、更に昇降台81を上昇させ、昇降台81上のパレット11の貫通孔12に係止爪部82を差込んで支持させた後、昇降台81を下降させる。
これにより、全てのパレット11を積み上げた後は、昇降台81を上昇させ、貫通孔12に係止爪部83が差し込まれた最下段に位置するパレット11を昇降台81で支持する。そして、貫通孔12に差し込んでいた係止爪部82を貫通孔12から引き抜き、昇降台81を下降させることで、積み重ねた複数段のパレット11をチェーンコンベア80上に載置して搬出用パレット台77へ送る(以上、パレット積上工程)。
搬出用パレット台77に載置された複数段のパレット11を、例えば、フォークリフトによってローラコンベア79上から取り出し、これらのパレット11を再び使用する(以上、パレット搬出工程)。
また、前記実施の形態においては、洗浄装置、予備乾燥装置、及び仕上げ乾燥装置を、それぞれ1台ずつ配置した場合について説明したが、洗浄装置、予備乾燥装置、及び仕上げ乾燥装置のいずれか1又は2以上を、2台以上配置してもよい。
Claims (4)
- 荷物の運搬に使用した平面視して矩形の複数種類の使用済みのパレットから、該パレットの洗浄時に付着した水分を遠心力により吹き飛ばす脱水装置であって、
少なくとも前記パレットの側方周囲を囲むカバー部材と、
前記パレットを前記カバー部材内に水平状態で搬送するパレット搬送手段と、
前記カバー部材内に搬送した前記パレットを予め定めた設定位置に停止するパレット停止手段と、
前記パレット停止手段によって停止させた前記パレットの搬送方向に直交する方向の位置調整を行うパレット位置調整手段と、
前記カバー部材の内側に設けられ、該カバー部材内に搬送した前記パレットを載置する回転テーブルを備え、該回転テーブルを回転可能でしかも昇降可能に支持する昇降手段と、
前記カバー部材の内側に設けられ、前記昇降手段によって上昇させた前記パレットの搬送方向及びこれに直交する方向のいずれか一方又は双方を、該パレットの形状に対応して該パレットの両側からガイドする逆階段状となった一対の嵌合部を備える固定部材と、
前記固定部材に取付けられ、該固定部材の一対の前記嵌合部と前記回転テーブルで前記パレットを固定した状態で、前記固定部材を回転させる駆動手段とを有することを特徴とする複数種類のパレットに対応可能な脱水装置。 - 請求項1記載の複数種類のパレットに対応可能な脱水装置において、前記パレット位置調整手段は、前記カバー部材の内側角部に回動可能に立設されたロッド部材と、前記各ロッド部材を連結して同期運動させるシャフト部を備えた同期手段と、前記各ロッド部材に設けられ、該各ロッド部材の回動により前記パレットの両側に接触して該パレットの位置を補正すると共に、前記パレットの上昇の際に該パレットを両側からガイドするガイド部材とを有することを特徴とする複数種類のパレットに対応可能な脱水装置。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の複数種類のパレットに対応可能な脱水装置において、前記パレット停止手段は、前記パレットの形状に対応した階段状のストッパー部を備えて昇降可能になっており、前記パレット搬送手段の高さ位置に対する前記ストッパー部の突出高さを制御することで、前記パレットの停止位置を調整することを特徴とする複数種類のパレットに対応可能な脱水装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の複数種類のパレットに対応可能な脱水装置を用いた洗浄設備であって、
前記脱水装置の上流側には、複数段に積み上げられた使用済みの前記パレットを1個ずつ下流側へ送るパレット個別取出装置と、該パレット個別取出装置から取り出された前記パレットを洗浄処理する洗浄装置と、該洗浄装置で洗浄処理された前記パレットを予備乾燥する予備乾燥装置が順次設置され、
前記脱水装置の下流側には、該脱水装置により脱水処理された前記パレットを仕上げ乾燥処理する仕上げ乾燥装置と、該仕上げ乾燥装置で乾燥処理された前記パレットを複数段に積み上げるパレット積上装置が順次設置されていることを特徴とする洗浄設備。
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