JP2007324226A - 基板及びこれを利用した半導体装置検査装置 - Google Patents

基板及びこれを利用した半導体装置検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ピン端子が若干斜めとなっても検査結果に影響がでないようにした半導体装置検査装置を実現することを課題とする。
【解決手段】パフォーマンスボード150の上面のパッド152及び下面のパッド153、プローブカード107の上面のパッド161は、共に、無数の凸部200がマトリクス状に並んだ形状を有する。組み立ての誤差等によってピン端子120,130,140が若干傾斜した状態となっても、パッド152、153、161との接触面積は極端には減少しない。
【選択図】図1

Description

本発明は基板及びこれを利用した半導体装置検査装置に関する。
図7(A)は従来の基板10の一部を拡大して示す。基板10はピン端子20が接触されるパッド11を有する。パッド11は上面が通常の平らな面である構成である。基板10とピン端子20とは装置の一部を構成する。
特開2000−9753
基板10とピン端子20との位置関係は、図7(A)に示すように、ピン端子20が基板10に対して垂直である関係にある。しかし、装置の組み立ての具合によっては、ピン端子20が、図7(B)に示すように、若干斜めとなることも起こりうる。この場合には、ピン端子20とパッド11との接触が、図7(C)に示すように、点的となって、接触面積が狭くなって電気抵抗が増え、十分な電気的導通が取れない状態となることがあった。このことが例えば後述する半導体装置検査装置において起きると、検査結果に影響が出てしまうこともある。
そこで、本発明は、上記課題を解決した基板及びこれを利用した半導体装置検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、ピン端子が接触されるパッドを有する基板において、
前記パッド(152)を、その表面を、凸部(200)が多数並んでいる形状としたことを特徴とする。
本発明によれば、ピン端子が若干斜めとなった場合でも、ピン端子とパッドとの接触面積が極端に減少しないようになる。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図2は本発明の基板の実施例1になるパフォーマンスボード150及びプローブカード107が組み込んである半導体装置検査装置100を示す。図1は図2の一部を拡大して示す。図2において、Gはステージ103の面方向(以下、「面方向G」とする)、Hは面方向Gと直交するステージ103の上下方向(以下、「上下方向H」とする)をそれぞれ示している。
検査装置100は、筐体101と、ヘッドプレート102と、ステージ103と、プローブカードホルダー106と、プローブカード107と、コンタクトリング109と、テストヘッド111と、パフォーマンスボード150を有する。
筐体101は、ステージ103を収容するためのものである。筐体101の上端部は、開放端とされている。ヘッドプレート102は、コンタクトリング109を保持するためのものである。ヘッドプレート102は、筐体101の上端部を塞ぐことで筐体101内の空間を密閉している。
ステージ103は、半導体装置112(半導体基板上に複数の半導体集積回路が形成されたもの)を固定するためのものである。ステージ103は、ステージ103の面方向G及び上下方向Hに移動可能な構成とされている。プローブカードホルダー106は、プローブカード107を保持するためのものである。
テストヘッド111は、下面に突き出たピン端子120を有する。各ピン端子120はケーブル(図示せず)を介して検査制御装置(図示せず)と電気的に接続されている。
コンタクトリング109は、上面に突き出たピン端子130と下面に突き出たピン端子140とを有する。ピン端子130とピン端子140とはコンタクトリング109内の配線を通して電気的に接続されている。
パフォーマンスボード150は、厚さが3mmのエポキシ樹脂製のボード本体151の上面にパッド152を有し、下面にパッド153を有し、パッド152とパッド153とがスルーホール154でもって電気的に接続してある構成である。パフォーマンスボード150は、コンタクトリング109とテストヘッド111との間に位置しており、パッド152にピン端子120が押し当たっており、パッド153にピン端子120が押し当たっており、コンタクトリング109とテストヘッド111との間を電気的に接続している。
プローブカード107は、プローブカードホルダー106に保持されており、コンタクトリング109の下方に配置されている。プローブカード107は、環状の支持基板本体160の上面のパッド161を有し、下面にパッド162を有し、パッド161とパッド162とがスルーホール163でもって電気的に接続してあり、且つ、プローブピン116の基部がパッド162の端に固着されて先端を中央に向けて放射状に並んでいる構成である。プローブピン116の先端が、半導体集積回路のパッド(図示せず)に接触される。パッド161にピン端子140が押し当たっている。
コンタクトリング109は、ヘッドプレート102に保持されている。コンタクトリング109は、プローブカード107とテストヘッド111との間において信号の授受が可能なように、電気的信号の中継を行なうためのものである。
テストヘッド111は、コンタクトリング109上に配置されている。テストヘッド111は、コンタクトリング109及びテスタ(図示せず)と電気的に接続されている。
このような構成とされた検査装置100は、上面に検査対象である半導体装置112が固定してあるステージ103を面方向G及び上下方向Hに移動させることで、半導体装置112の電気的検査を行う。
図3(A)はパフォーマンスボード150の上面のパッド152を拡大して示し、同図(B)はパッド152の一部を拡大して示し、同図(C)は同図(B)中、C−C線に沿う断面を示す。
このパッド152は、その表面は、平滑ではなく、略半球状の凸部200が約150μmのピッチpで無数に並んでいる構成である。凸部200の半径Rは約50μm、高さhは約50μmである。
[凸部200の形成方法]
このパッド152は、例えば、図4(A)乃至(F)に示すようにフォトリソグラフィ技術を利用して形成される。
先ず、図4(A)に示すようにボード本体151に銅膜製のパッド210を通常よりも厚い厚さt(約85μm)で形成する。パッド210の上面は平面である。
次いで、図4(B)に示すように、パッド210の表面にレジスト膜211を形成し、次いで、フォトマスク212をレジスト膜211上に置いて露光を行い、レジスト膜211の一部を現像させる。
次いで、洗浄を行って、レジスト膜211のうち現像されていない部分を洗い流し、図4(C)に示すように、レジスト膜片211aがマトリクス状に分散して残された状態とする。
次いで、エッチングを行って、パッド210のうちレジスト膜片211aによって覆われていない部分を約50μmの深さまで腐食させて除去して、図4(D)に示す状態とし、次いでレジスト膜片211aを除去する。これによって、図4(E)に示すように、銅膜製のパッド210は略半球状の凸部210aがマトリクス状に分散して並んだ状態となる。
最後に、電解金メッキを行って、図4(F)に示すように、全面に金メッキ膜213を10〜15μmの厚さで形成し、表面が金メッキ膜213で覆われた無数の凸部200がマトリクス状に並んだ構成のパッド152が完成する。
上記の露光及びエッチング及び電解金メッキは、ボード本体151上の全部の銅膜製のパッド210に対して一括して行われる。
[ピン端子120とパッド152との接触状態]
次に、ピン端子120とパッド152との接触状態について説明する。
図5(A)はピン端子120が垂直である通常の姿勢である場合のピン端子120とパッド152との接触状態を示す。図示の便宜上、ピン端子120のサイズと凸部200のサイズとは比例関係にはない。ピン端子120の直径を約1mmとすると、ピン端子120の先端の一つの直径方向に対向する凸部200の数は約70個である。
ピン端子120の平坦な先端面120aはこれに対向する領域内の多数の凸部200の頂上部に押し当たっている。よって、ピン端子120の平坦な先端面120aは、多数の凸部200の頂上部と接触している。よって、ピン端子130とパッド152との間の接触面積は十分であり、接触抵抗は低く、電気的導通は良い。
組み立てのばらつき等が原因で、ピン端子120が右方向に若干傾斜した場合には、ピン端子120とパッド152との接触状態は、図5(B)に示すようになる。
即ち、凸部200には、ピン端子120の平坦な先端面120aのうち、右側の部分だけが押し当たり、凸部200は通常よりも強い押し圧力を受け、符号200Aで示すように弾性的に若干押しつぶされた状態となる。よって、ピン端子120の平坦な先端面120aは、右側の縁の箇所だけに留まらずに、符号300で示す領域がこの領域内に含まれる多数の凸部200の頂上部に押し当たった状態となる。
よって、ピン端子120の平坦な先端面120aは、依然として多数の凸部200の頂上部と接触している。よって、ピン端子120とパッド152との間の接触面積は依然として十分であり、接触抵抗は依然として低く、電気的導通は良い。よって、半導体装置112の検査結果には影響がでない。
次に、ピン端子120Aが、先端面に多数の凸部120Aaを有する構造である場合の、ピン端子120Aとパッド152との接触状態について説明する。
図6(A)はピン端子120Aが垂直である通常の姿勢である場合のピン端子120Aとパッド152との接触状態を示す。
凸部120Aaが隣り合う凸部200の間に嵌合して、凸部120Aaの斜面と凸部200の斜面とが接触している。よって、ピン端子120Aとパッド152との間の接触面積は十分であり、接触抵抗は低く、電気的導通は良い。
組み立てのばらつき等が原因で、ピン端子120Aが右方向に若干傾斜した場合には、ピン端子120とパッド152との接触状態は、図6(B)に示すようになる。
即ち、ピン端子120Aの右側の縁の箇所だけに留まらずに、符号310で示す領域において、凸部120Aaの斜面と凸部200の斜面とが接触している。
よって、ピン端子120Aの先端は、依然として多数の凸部200と接触している。よって、ピン端子120Aとパッド152との間の接触面積は依然として十分であり、接触抵抗は依然として低く、電気的導通は良い。よって、半導体装置112の検査結果には影響がでない。
図1中、パフォーマンスボード150の下面のパッド153及びプローブカード107の支持基板本体160の上面のパッド161も、前記のパフォーマンスボード150の上面のパッド152と同様に、表面が金メッキ膜で覆われた無数の凸部がマトリクス状に並んだ構造となっている。
よって、ピン端子130とパッド153との接触、及びピン端子140とパッド161との接触も、前記のピン端子130とパッド152との接触と同様に、ピン端子130、140が若干傾斜した状態においても、接触面積が十分であり状態とされており、接触抵抗は依然として低く、電気的導通は良い。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施例1になる半導体装置検査装置の一部を拡大して示す図である。 本発明の実施例1になる半導体装置検査装置示す図である。 パフォーマンスボードの上面のパッドの表面の形状を拡大して示す図である。 図3のパッドの製造工程を示す図である。 ピン端子とパッドとの接触状態を示す図である。 別のピン端子とパッドとの接触状態を示す図である。 従来のパッドの表面形状及びピン端子とパッドと接触状態を示す図である。
符号の説明
100 半導体装置検査装置
101 筐体
107 プローブカード
109 コンタクトリング
111 テストヘッド
120,130,140 ピン端子
150 パフォーマンスボード
152,153,161 パッド
200 凸部

Claims (4)

  1. ピン端子が接触されるパッドを有する基板において、
    前記パッドを、その表面を、凸部が多数並んでいる形状としたことを特徴とする基板。
  2. 請求項1に記載の基板において、
    前記パッドの表面は、半径が約50μmである略半球形状の凸部が約150μmのピッチで多数並んでいる形状である構成としたことを特徴とする基板。
  3. ピン端子が接触されるパッドを有するパフォーマンスボード及びプローブカードを備えた半導体装置検査装置において、
    前記パフォーマンスボード及びプローブカードは、そのパッドを、凸部が多数並んでいる形状としたことを特徴とする半導体装置検査装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置検査装置において、
    前記パッドの表面は、半径が約50μmである略半球形状の凸部が約150μmのピッチで多数並んでいる形状である構成としたことを特徴とする半導体装置検査装置。
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