JP2007323924A - 蛍光管用コネクタ及び蛍光管の取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光管用コネクタに取り付けられた蛍光管と、その背面に設けられる反射板との距離を小さくできるように、端子部材の構成を工夫すると共に、この端子部材の構成に合わせてハウジングとアクチュエータの構成を工夫すること。
【解決手段】一対の対向する接点部と、端子部材と、座部40と、ハウジング4と、アクチュエータ5とから成る蛍光管用コネクタを前提として、次の要件(イ)〜(ハ)から成るものである。 (イ) 上記端子部材の一対の対向する接点部が、上記蛍光管の軸線方向に延びていること。 (ロ) 上記アクチュエータが、上記ハウジング上において上方位置又は下方位置へ移動可能に支持されていること。 (ハ) 上記アクチュエータを下方位置に移動することにより、上記端子部材の一対の対向する接点部を互いに接近させること。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶画面のバックライトとして使用される蛍光管の導線(端子)を電気的に接続する蛍光管用コネクタ、及び蛍光管用コネクタへの蛍光管の取付方法に関する。
液晶画面は、低消費電力、軽量、フラット構造等の特徴を備えているため、各種電子機器、例えばテレビジョン受像器、パーソナルコンピューター、及び携帯電話等に多く用いられている。この液晶画面には、バックライトとして蛍光管が不可欠であり、例えば、2.6〜5mm径のものが回路基板に沿って複数本並列に配設されている。
このような蛍光管を回路基板のプリント回路へ電気的に接続する蛍光管用コネクタは、特開2005−259370号公報(「蛍光管用コネクタ装置」、特許文献1)に記載されているように、既に提案されている。
上記特許文献1に記載されている従来の蛍光管用コネクタ70について、図10及び図11を参照しながら説明する。図10は蛍光管用コネクタの全体説明図であり、図11は蛍光管用コネクタの端子部材に関する説明図である。
従来の蛍光管用コネクタ70は、ハウジング4Aと、このハウジング4Aの内部空間に嵌入される端子部材3Aと、この端子部材3Aに対して回動自在に支持されるアクチュエータ5Aから構成されており、回路基板(実装基板)2上に固定される。
なお、この明細書での「蛍光管用コネクタ」の説明において、説明の便宜上、図面におけるX方向及びその反対方向を幅方向又は側方向(側方)、Y方向及びその反対方向を内側(内側方向)及び外側(外側方向)、Z方向及びその反対方向を上側方向(上方向、高さ方向)及び下側方向(下方向)と呼ぶこととする。この呼び方は、特許請求の範囲においても同様である。
上記端子部材3Aは、導電性弾性材で形成されており、図11に示されているように、断面略矩形状の本体71と、この本体71の内側で下方向に連続して該本体より少し幅の広い断面略「コ」の字状の取付部72を備えている。上記本体71は、その両側の側板74a,74bの上部側縁から幅方向で互いに接近するように延びる一対の接点部73a,73bと、同じく側板74a,74bの下部側縁から幅方向で互いに接近するように延び、さらに外側方向へ延出する一対の作動片75a,75bを備えている。
また、上記取付部72は、外側方向へ延びる一対の取付片76a,76bと、アクチュエータ5Aを回動自在に支持する一対のアクチュエータ支持片77a,77bと、幅方向へ延出し回路基板2に半田付けされる一対の固定片78a,78bを備えている。そして、上記各取付片76a,76bには、切り起しにより幅方向に弾性を有するフック79a,79bが形成され、各アクチュエータ支持片77a,77bにはアクチュエータ5Aの短軸部を支承する開口81a,81bが形成されている。
上記ハウジング4Aは合成樹脂で成型されており、図10に示されているように、蛍光管6の端部を支える座部84と、下面側に形成されて回路基板2に形成された位置決め孔に圧入される突起部83a,83bと、内部に形成される空間であって下方側から嵌入される端子部材3Aの本体71や取付部72を受け入れる開口凹部89とを備えている(図10(b))。
また、このハウジング4Aの開口凹部89内の両側部には、該ハウジング4A内に端子部材3Aが嵌入されたとき、その端子部材3Aの各取付片76a,76bに形成されたフック79a,79bを係止するための一対の段部(図示を省略)が形成されている。さらに、このハウジング4Aの開口凹部89内の中央上部には、該ハウジング4A内に端子部材3Aが嵌入されたとき、その端子部材3Aの一対の接点部73a,73bが進入する凹所が形成されており、この凹所は該一対の接点部73a,73bの中心部が外部に露出するように切り欠かれている。
なお、符号85aは、上記ハウジング4Aの補助金具圧入部86a,86bに圧入され、回路基板2に半田付けされて固定される補助金具である。
上記アクチュエータ5Aは、上記ハウジング4Aと同様の合成樹脂で成型され、図10に示されているように、上記ハウジング4Aの外側面、幅方向の両側面、及び頂部をそれぞれ覆う外側壁部87a、両側壁部、及び上側壁部87bを備えている。この外側壁部87aの下部両側部には短軸部が、同じく外側壁部87aの下部内側中央部にはカム部88がそれぞれ形成され(図10(b))、上記上側壁部87bは、蛍光管6の端部を覆い且つ押さえる形状に形成されている。また、上記アクチュエータ5Aの一対の短軸部は、上記端子部材3Aの一対のアクチュエータ支持片77a,77bに形成された開口81a,81bにより支承されるので、該アクチュエータ5Aは端子部材3Aに対して回動自在に支持される。
上記アクチュエータ5Aのカム部88は、該アクチュエータ5Aが開方向(図10において反時計方向)に回動されると、上記端子部材3Aの一対の作動片75a,75bの間に押し入り、一対の接点部73a,73bを図11(b)の矢印方向に拡開させる。一方、アクチュエータ5Aが閉方向(図10において時計方向)に回動されると、カム部88が一対の作動片75a,75bの間から脱出し、一対の接点部73a,73bを弾性力により互いに接近する方向に復元させる働きをする。
上述のような構成を有するハウジング4A、端子部材3A、及びアクチュエータ5Aから成る蛍光管用コネクタ70は、次のようにして組み立てられる。
先ず、ハウジング4Aの内部の開口凹部89に端子部材3Aが下方側から嵌入されると、該端子部材3Aの一対の取付片76a,76bに形成されたフック79a,79bが弾性変形されることにより、該ハウジング4Aの段部(図示を省略)に係止されて、該端子部材3Aがハウジング4Aから抜け出さないように固定される。その後、アクチュエータ5Aの短軸部を端子部材3Aの取付片76a,76bの弾力性を利用して、アクチュエータ支持片77a,77bの開口81a,81bに嵌合させて、コネクタの組み立てが完了する。
このようにして組み立てが完了した蛍光管用コネクタ70は、ハウジング4Aの下面側に形成された突起部83a,83bを回路基板2の位置決め孔に圧入することにより、該回路基板2上に仮止めされる。次に、端子部材3Aの一対の固定片78a,78bと、ハウジング4Aに圧入された一対の補助金具85a,85bが、該回路基板2上に半田付けされて固定される。この場合、コネクタ70は2個を一組として、必要な組数のものが回路基板2上に固定される。
以上のようにして、コネクタ70は一対の固定片78a,78bと補助金具85a,85bによって、回路基板2上に充分な機械的強度を持って固定されると共に、端子部材3Aは該回路基板2のプリント回路に対して電気的に確実に導通される。
このようにして回路基板2に固定された蛍光管用コネクタ70に対して蛍光管6を取り付ける場合は、図10に示されているように、先ず、アクチュエータ5Aを外側方向(図10において反時計方向)に回動させて開状態にする。そうすると、アクチュエータ5Aのカム部88が端子部材3Aの一対の作動片75a,75bの間に押し入って、本体71の弾性力に抗して一対の接点部73a,73bを拡開させる(図11(b)を参照)。この状態で蛍光管6をハウジング4Aの座部84に着座させると、その導線(端子)6aは一対の接点部73a,73b間に位置することになる(図10(b)を参照)。
次に、アクチュエータ5Aを内側方向(図10において時計方向)に回動させて閉状態にすると、該アクチュエータ5Aのカム部88が下方へと移動して、端子部材3Aの一対の作動片75a,75bの間から離脱するので、本体71の弾性力により一対の接点部73a,73bを近接する方向に復元する。そうすると、蛍光管6の導線6aは該接点部73a,73bにより確実に挟持・圧接され、該導線6aを端子部材3Aに対して電気的に導通させる。
一方、コネクタ70から蛍光管6を取り外す場合には、蛍光管6をコネクタ70に取り付ける場合と逆の作業を行うことによって、一対の接点部73a,73bが拡開されるので、蛍光管6は簡単に取り外すことが可能である。
また、本発明に関連するものとして、本件出願の出願人の先願に係る特願2005−55651号出願(出願日:平成17年3月1日)がある。この先願に係る発明は、蛍光管の軸線方向へ延びる一対のU字状コンタクト(接点部)を備える本体と、この本体に対して移動することにより該一対のU字状コンタクトを互いに接近させて、該蛍光管の導線(端子)を挟持させるスライダー(アクチュエータ)とから成る「2ピースタイプの蛍光管用コネクタ」である。
特開2005−259370号公報
このような液晶画面のバックライトとして配設される蛍光管は、液晶画面を効率よく均一に照射するために、また液晶画面の厚さをできる限り薄くするためには、該蛍光管6の背面に設けられる反射板7との距離L(図9(c)を参照)を可能な限り小さくすることが望ましい。例えば3mm以下、できれば1mm〜2mmが好適とされている。
上記特許文献1に記載された蛍光管用コネクタ70の端子部材3Aは、蛍光管6の導線(端子)6aを挟持・圧接するために上下方向に延びる一対の接点部73a,73bが形成されており、また、この一対の接点部73a,73bの下方箇所には該一対の接点部を開閉するための一対の作動片75a,75bが設けられている(図11(a)を参照)。このような一対の接点部73a,73bや一対の作動片75a,75bは、これらの機能からみて上下方向にある程度の寸法が必要であるため、端子部材3Aにおける一対の接点部73a,73bの位置を低くすることができず、蛍光管6と反射板7との距離(ハウジング4Aの座部84と回路基板2の表面との距離に相当する)は必然的にある程度大きくならざるを得ず、希望どおり小さくすることは不可能である。
また、上記先願に係る発明は、2ピースタイプの蛍光管用コネクタであり、その構成上、蛍光管と反射板との距離を希望どおりに小さくすることができないものである。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決するために、蛍光管用コネクタに取り付けられた蛍光管と、その背面に設けられるの反射板との距離を可能な限り小さくできるように、端子部材の構成を工夫すると共に、この端子部材の構成に合わせてハウジングとアクチュエータの構成を工夫することである。
また、端子部材、ハウジング、及びアクチュエータの構成が工夫された蛍光管用コネクタに対する蛍光管の取付方法を工夫することである。
(1) 本発明に係る蛍光管用コネクタ(請求項1に対応)は、蛍光管の導線を挟持し圧接する一対の対向する接点部を有し、導電性弾性材からなる端子部材と、
上記蛍光管の端部を支持する座部と、上記端子部材が内部に嵌入される開口凹部を有するハウジングと、
上記端子部材に対して移動されることにより、該端子部材の一対の対向する接点部を互いに接近させるアクチュエータとから成る蛍光管用コネクタを前提として、次の要件(イ)〜(ハ)から成るものである。
(イ) 上記端子部材の一対の対向する接点部が、上記蛍光管の軸線方向に延びていること。
(ロ) 上記アクチュエータが、上記ハウジング上において上方位置又は下方位置へ移動可能に支持されていること。
(ハ) 上記アクチュエータを下方位置に移動することにより、上記端子部材の一対の対向する接点部を互いに接近させること。
このような構成によれば、アクチュエータがハウジング上において上下方向へ移動可能に支持され、該アクチュエータの移動によって端子部材の一対の対向する接点部を互いに接近させるように構成されているため、該端子部材における一対の接点部の下側箇所において、この一対の接点部を拡開又は接近させるための機構や該アクチュエータの移動をガイドするための機構を設ける必要がない。また、該端子部材の一対の対向する接点部が、蛍光管の軸線方向に延びるよう形成されている。
このように端子部材が構成されることによって、該一対の対向する接点部を低い位置に形成することができるので、蛍光管と反射板との距離を小さくすることが可能である。
また、蛍光管用コネクタに対して蛍光管を取り付けるとき、取り付け作業中や取り付け完了後においても、該蛍光管が常にハウジングの座部に支持された状態にあるので、非常に安定感がある。
(2) また、上記蛍光管用コネクタにおいて、アクチュエータが下方位置に押し下げられ、端子部材の一対の対向する接点部が互いに接近させられたとき、該アクチュエータをハウジングに対して係止するロック手段を有することができる。(請求項2に対応)
このような構成により、アクチュエータが下方位置に押し下げられ、端子部材の一対の対向する接点部が互いに接近させられたとき、即ち、蛍光管が蛍光管用コネクタに取り付けられたとき、該アクチュエータがロック手段によりハウジングにロックされるので、振動や衝撃等が発生してもアクチュエータが上方位置へ戻されることはない。
(3) また、上記蛍光管用コネクタにおいて、アクチュエータが上方位置に引き上げられ、端子部材の一対の対向する接点部が互いに離されたとき、該アクチュエータをハウジングに対して二重に係止するダブルロック手段を有することができる。(請求項3に対応)
このような構成により、蛍光管用コネクタに取り付けられた蛍光管を取り外すためにアクチュエータを引き上げるとき、該アクチュエータは少なくとも一方のロック手段によってハウジングに係止されるので、アクチュエータがハウジングから脱出することはない。
(4) また、上記蛍光管用コネクタにおいて、アクチュエータは、蛍光管の軸線を対称に両側にそれぞれ本体部材を有し、該両側の本体部材はU字状部材により連結されていてもよい。(請求項4に対応)
このような構成により、アクチュエータの両側の本体部材がU字状部材により連結されているので、ハウジングの上部に嵌入される該アクチュエータが一体構造であるにも拘わらず、蛍光管用コネクタの上部は常に開放された状態にあるので、蛍光管を蛍光管用コネクタに対して出し入れするとき、横方向(外側又は内側方向)へくぐらせる必要がなく、上方から容易に出し入れすることができる。
(5) 本発明に係る蛍光管用コネクタへの蛍光管の取付方法(請求項5に対応)は、上記いずれかの蛍光管用コネクタの複数組を回路基板上に固定して、この複数組の蛍光管用コネクタに対してそれぞれ蛍光管を取り付けることを前提として、次の要件(ニ)から成るものである。
(ニ) 上記複数組の蛍光管用コネクタにそれぞれ蛍光管を載置した後、該複数組の蛍光管用コネクタのアクチュエータのうち、所定の範囲のアクチュエータを一括して押し下げること。
このように構成することにより、複数の蛍光管用コネクタのアクチュエータを一度にまとめて押し下げることができるので、蛍光管の取り付け作業を省力化することが可能である。
(6) また、上記蛍光管用コネクタへの蛍光管の取付方法において、蛍光管用コネクタの上部と蛍光管の端部を保持するために回路基板に装着されるホルダーによって、所定の範囲のアクチュエータを一括して押し下げることができる。(請求項6に対応)
このような構成により、ホルダーによって複数の蛍光管用コネクタのアクチュエータを一括して押し下げた後、該ホルダーを回路基板に固定することができるので、通常の取り付け作業と同様に実行することが可能である。
本発明の効果を主な請求項に従って整理すると、次のとおりである。
(1) 請求項1に係る発明
蛍光管用コネクタの端子部材において、一対の対向する接点部を低い位置に形成することができるので、該蛍光管用コネクタに蛍光管を取り付けたとき、この蛍光管と反射板との距離を小さくすることが可能である。これにより、液晶画面のバックライトとして配設された蛍光管は、液晶画面を効率的に均一な明るさに照射することができる。また、液晶画面の厚さを一層薄くすることも可能である。
(2) 請求項2に係る発明
蛍光管が蛍光管用コネクタに取り付けられたとき、ハウジングに対してアクチュエータがロック手段によりロックされるので、振動や衝撃等が発生しても該アクチュエータが下方位置(閉状態)から上方位置(開状態)に戻されることはなく、蛍光管用コネクタでの蛍光管の連結を確保することができる。
(3) 請求項3に係る発明
蛍光管用コネクタに取り付けられた蛍光管を取り外すためにアクチュエータを引き上げるとき、該アクチュエータがハウジングから脱出することはないので、蛍光管の取り外し作業を容易に効率よく実行することが可能である。
(4) 請求項4に係る発明
U字状部材によるアクチュエータの一体構造により、蛍光管用コネクタの上部は常に開放された状態になるので、蛍光管を上方から容易に出し入れすることが可能であり、蛍光管の取り付け又は取り外しを円滑に行うことができる。
(5) 請求項5及び請求項6に係る発明
複数の蛍光管用コネクタのアクチュエータを一度にまとめて押し下げることができるので、蛍光管の取り付け作業を効率的に行うことが可能である。また、蛍光管の取り付け作業の自動化を容易に実現することも可能である。
本発明の実施例による蛍光管用コネクタ1について、図1〜図9を参照しながら説明する。図1は蛍光管用コネクタの全体斜視図、図2は蛍光管用コネクタの分解斜視図、図3は端子部材の説明図、図4はハウジングの説明図、図5はアクチュエータの説明図、図6はハウジングに端子部材を嵌入した状態の説明図、図7及び図8はアクチュエータの動作説明図、図9は蛍光管の取り付け作業や、蛍光管と反射板の配置関係を示す説明図である。
本実施例の蛍光管用コネクタ1は、図1及び図2に示されているように、ハウジング4と、このハウジング4の内部に形成された開口凹部41内に下方から嵌入される端子部材3と(図6を参照)、該ハウジング4のアクチュエータ受け入れ部30に上方から嵌入されるアクチュエータ5から構成されるもの(3ピースタイプ)であり、従来例と同様に、回路基板(実装基板)2上に半田付けにより固定される。
〔端子部材3の構成〕
上記端子部材3は導電性弾性材で一体に形成されており、図3に示されているように、内側壁11と一対の下部側壁12a,12bから成る断面略「コ」の字状の本体10と、この本体10の下部側壁12a,12bに一対のL字形状連結部13a,13bにより連結される一対の断面L字状の上部側壁14a,14bを備えている。上記一対の下部側壁12a,12bには、回路基板2に半田付けされる一対の固定片17a,17bと、上記ハウジング4を保持する一対の側方保持片18a,18b及び一対の外側保持片19a,19bがそれぞれ設けられている。これらの側方保持片18a,18b及び外側保持片19a,19bには、上記ハウジング4の開口凹部41の一部に圧入される各2個の突起21a,21b,22a,22bが形成されている。そして、上記本体10の内側壁11には、回路基板に半田付けされる3番目の固定片17cと、該本体10を補強するための補強片23が設けられている(図3(b)を参照)。
また、上記一対の断面L字状の上部側壁14a,14bでの幅方向に互いに接近するように延びる壁端には、断面略U字形状であって対向する一対のU字状接点部15a,15bが設けられている。この一対のU字状接点部15a,15bは、蛍光管6の導線(端子)6aを挟持する機能を有し、これらの幅方向の外側面にはそれぞれ膨出部16a,16bが形成されている。
このように、上記一対のU字状接点部15a,15bは、上記一対の上部側壁14a,14bと、一対のL字形状連結部13a,13bを介して上記本体10に連結されているため、幅方向に対して充分な弾力性を備えている。
〔ハウジング4の構成〕
上記ハウジング4は合成樹脂で一体に成型されており、図4(a)に示されているように、該ハウジング4の内側部分にあって蛍光管6を受け入れて保持する第1領域Iと、外側部分にあって蛍光管6の導線6a受け入れる第3領域IIIと、両者の中間部分にあって上記アクチュエータ5を受け入れる第2領域IIから成っている。
上記ハウジング4の第1領域Iには、下側中央部分に蛍光管6を保持する座部40が形成され、両側部分に一対の内側壁部31a,31bが形成されている。この一対の内側壁部31a,31bの上部はV字形状に開放されており、蛍光管6が取り付けられるときのガイドとなる。また、この一対の内側壁部31a,31bの第2領域IIに隣接する壁面には一対の凸条部34a,34bが形成されており、この内部は空洞であって上記開口凹部41の一部と成っている。この凸条部34a,34bの空洞には、上記端子部材3の一対の側方保持片18a,18bが嵌入されると共に、この側方保持片18a,18bに形成された複数の突起21a,21bが該凸条部34a,34bの内壁に圧入される。
そして、上記第1領域Iの下側中央部分に形成された座部40は、蛍光管用コネクタ1を回路基板(実装基板)2上へ実装するときの吸着面として使用することができる。この場合には、該座部40の吸着面となる部分の形状を吸着面として有利な平面、又は平面に近い形状とすることができる。
上記ハウジング4の第2領域IIには、略門型のアクチュエータ5が嵌入できるように、上記第1領域Iの一対の内側壁部31a,31bの幅方向表面より引っ込んだ位置において、一対の中間壁部32a,32bが設けられており、これによってアクチュエータ受け入れ部30が形成されている。この一対の中間壁部32a,32bの第3領域IIIに隣接する側は、上記内側壁部31a,31bと同じ高さであって、上方が同様にV字形状に開放されているが、その他の部分は高さが低くなっている。上記一対の中間壁部32a,32bのそれぞれの側面には、上記アクチュエータ5を係止するための3種類の段部が形成されている。即ち、上方位置に形成された一対の第1段部35a,35b、中間位置に形成された二対の第2段部36a〜36d、及び下方位置に形成された一対の第3段部37a,37bである。
上記ハウジング4の第3領域IIIには、外側の端部壁である外側壁部33が形成されている。この外側壁部33には、蛍光管の導線6aを受け入れられるように、上下方向にU字状溝38が形成されており、その上方は上記内側壁部31a,31bと同様に、V字形状に開放されている。また、この外側壁部33の内部は空洞であって上記開口凹部41の一部と成っている。この外側壁部33の空洞には、上記端子部材3の一対の外側保持片19a,19bが嵌入されると共に、この外側保持片19a,19bに形成された複数の突起22a,22bが該外側壁部33の内壁に圧入される。
そして、上記ハウジング4の内部には、既に部分的に説明しているが、上記端子部材3が下方側から嵌入されたとき、この端子部材3の一対の上部側壁14a,14b、一対のU字状接点部15a,15b、及び本体10等を受け入れる開口凹部41(図6を参照)が形成されている。
〔アクチュエータ5の構成〕
上記アクチュエータ5は合成樹脂で一体に成型されており、図5に示されているように、一対の本体部材51a,51bと、この一対の本体部材51a,51bを内側面において相互に連結するU字状部材50と、該一対の本体部材51a,51bに対してそれぞれの連結部53a,53bにより連結される一対の回動アーム52a,52bを備えている。
上記一対の本体部材51a,51bには、その外側面にそれぞれ本体アーム56a,56bが設けられ、該本体アーム56a,56bは所定の弾力性を有しており、その下方先端部には第1爪部57a,57bが形成されている。また、この一対の本体部材51a,51bの下部には、それぞれカム部55a,55b形成されており、上部はV字形状に開放されている。
上記一対の回動アーム52a,52bは、上記連結部53a,53bの弾力性により、一対の本体部材51a,51bに対して回動可能であり、その下方先端部には第2爪部58a,58bが形成されており、反対側の上方先端部にはそれぞれプルタブ59a,59bが形成されている。
〔蛍光管用コネクタ1の組み立て作業〕
上述のような構成を有する端子部材3、ハウジング4、及びアクチュエータ5から成る蛍光管用コネクタ1は、次のようにして組み立てられる。
先ず、図2及び図6に示されているように、ハウジング4の内部の開口凹部41(図6(a),(c)を参照)に端子部材3が下方側から嵌入されると、該端子部材3の一対の側方保持片18a,18bと外側保持片19a,19bのそれぞれの突起21a,21b,22a,22bは、上記ハウジング4の一対の凸条部34a,34b及び外側壁部33の内壁に圧入され、ハウジング4から端子部材3が抜け出すのを防止して両者を固定する。
次に、ハウジング4のアクチュエータ受け入れ部30に対して、上方からアクチュエータ5を嵌入する。このとき、アクチュエータ5の一対の回動アーム52a,52bと本体アーム56a,56bは、該アクチュエータ5を構成する材料の弾性により、幅方向外側に拡開する。これにより、上記一対の回動アーム52a,52bと本体アーム56a,56bの第1爪部57a,57bと第2爪部58a,58bは、ハウジング4の一対の第1段部35a,35bと二対の第2段部36a〜36dを乗り越えて、図7(b)に示されるように、それぞれの段部35a,35b,36a〜36dに係止される。このように、アクチュエータ5はハウジング4に対してダブルロック構造になっている。このダブルロック構造の働きについては後述する。このようにして、蛍光管用コネクタ1の組み立てが完了する。
このようにして組み立てが完了した状態では、図7(c)に示されているように、アクチュエータ5の一対の第2爪部58a,58bは、ハウジング4の一対の第3段部37a,37bの上側位置にあり、また、該アクチュエータ5の一対のカム部55a,55bは、端子部材3の一対のU字状接点部15a,15bにおける膨出部16a,16bの上側位置にある。そこで、アクチュエータ5は、その自重では下方に下がらないように保持されている。
したがって、端子部材3の一対のU字状接点部15a,15bは、その膨出部16a,16bがアクチュエータ5の一対のカム部55a,55bによって押圧されることがないので、その弾性復元力により開状態にある。
以上のようにして、組み立てが完了した蛍光管用コネクタ1は、端子部材3の3つの固定片17a,17b,17cにより、回路基板2上の所定位置に半田付けされて確実に固定される。これにより、端子部材3は回路基板のプリント回路に対して電気的に導通される。
〔蛍光管6の取り付け作業〕
このようにして回路基板2に固定された蛍光管用コネクタ1に対して、蛍光管6を取り付ける場合について説明する。
先ず、図9(a),(b)に示されるように、蛍光管用コネクタ1上に上方から蛍光管6を載置する。このとき、蛍光管6はハウジング4の座部40によって保持され、該蛍光管6の導線(端子)6aは端子部材3の一対のU字状接点部15a,15b間に位置する。この場合、蛍光管用コネクタ1は、図1及び図9に示されるように、上側部分が開放されており、蛍光管を上方から載置するとき邪魔するものが何もないので、取り付け作業を容易に実行することができる。
次に、アクチュエータ5を押し下げると、アクチュエータ5の一対の回動アーム52a,52bは連結部53a,53bの弾性により回動することができるので、該回動アーム52a,52bの下方先端部の第2爪部58a,58bは、ハウジング4の一対の第3段部37a,37bを乗り越えて、図8(b)に示すように、この第3段部37a,37bによってロックされる。このとき、アクチュエータ5の一対のカム部55a,55bは、端子部材3の一対のU字状接点部15a,15bにおける膨出部16a,16bと、ハウジング4の一対の中間壁部32a,32bの内面との間に押し込まれ、該一対のU字状接点部15a,15bを互いに接近させて、蛍光管の導線6aを挟持し圧接する。これによって、端子部材3と蛍光管の導線6aは電気的に確実に導通する。
回路基板2上に蛍光管6を配設する場合、通常では、回路基板2上に固定された多数組の蛍光管用コネクタ1,1…に対して、多数本の蛍光管6,6…を取り付けることが殆どである。このような場合に、上記アクチュエータ5を押し下げるとき、多数の蛍光管用コネクタのアクチュエータ5,5…についてそれぞれ個別に行っても良いが、相互に隣接する複数のコネクタのアクチュエータ5,5…を一度にまとめて押し下げることもできる。これは、図9に示されているように、ホルダー8を用いて押し下げることにより効率的に行うことが可能である。このホルダー8は、最終的には回路基板2上に装着されて、複数の蛍光管6,6…の端部と複数の蛍光管用コネクタ7,7…の上部を保持するものである。
〔蛍光管6の取り外し作業〕
次に、蛍光管6の取り外し作業について、図7及び図8を参照しながら説明する。
回路基板2に固定された蛍光管用コネクタ1から蛍光管6を取り外す場合には、上記アクチュエータ5の一対の回動アーム52a,52bの上端部に形成された各プルタブ59a,59bに対して、図8(b)の矢印で示すように、幅方向内側への力を加えながら、該プルタブ59a,59bを引き上げる。そうすると、この一対の回動アーム52a,52bは回動されて、一対の第2爪58a,58bの第3段部37a,37bによるロックが解除されて、該アクチュエータ5は上方へ移動される。このとき、少なくとも一対の本体アーム56a,56bの第1爪部57a,57bは、ハウジング4の一対の第1段部35a,35bに係止することになり(図7(b)を参照)、アクチュエータ5の上方への移動が停止されるので、該アクチュエータ5はハウジング4から脱出することはない。
既に上述したとおり、上記アクチュエータ5はハウジング4に対してダブルロック構造になっているので、一対の回動アーム52a,52bがプルタブ59a,59bにより回動された状態で、第2爪部58a,58bが第2段部36a〜36dに係止できない場合でも、本体アーム56a,56bの第1爪部57a,57bが第1段部35a,35bに確実に係止される。
上記のように、プルタブ59a,59bが引き上げられ、アクチュエータ5が上方へ移動されると、一対のカム部55a,55bも上方へ移動され、端子部材3の一対のU字状接点部15a,15bを互いに接近させる押圧力が付与されなくなるので、この一対のU字状接点部15a,15bはそれ自体の弾性復元力により開状態となり、蛍光管6の導線6aを挟持し圧接する力は消滅する(図7(b),(c)を参照)。これにより、蛍光管6は持ち上げるだけで簡単に取り外すことができる。
は、本発明の実施例による蛍光管用コネクタの斜視図である。 は、同じく蛍光管用コネクタの分解斜視図である。 は、同じく蛍光管用コネクタの端子部材の説明図であり、(a)は外側からみた斜視図、(b)は内側からみた斜視図である。 は、同じく蛍光管用コネクタのハウジングの説明図であり、(a)は外側からみた斜視図、(b)は内側からみた斜視図である。 は、同じく蛍光管用コネクタのアクチュエータの説明図であり、(a)は外側上方からみた斜視図、(b)は外側下方からみた斜視図、(c)は外側からみた正面図である。 は、同じく蛍光管用コネクタのハウジングに端子部材を嵌入した場合の説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 は、同じく蛍光管用コネクタにおいて、アクチュエータが開状態の場合の説明図であり、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図である。 は、同じく蛍光管用コネクタにおいて、アクチュエータが閉状態の場合の説明図であり、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 は、同じく蛍光管用コネクタに対して、蛍光管を取り付ける作業についての説明図であり、(a)はアクチュエータを閉状態にする前の斜視図、(b)は同じくアクチュエータを閉状態にする前の内側からみた断面図及び縦断面図、(c)はアクチュエータを閉状態にした場合の内側からみた断面図及び縦断面図である。 は、従来例の蛍光管用コネクタの説明図であり、(a)はアクチュエータが開状態の場合の斜視図、(b)はアクチュエータが開状態であって蛍光管が載置された場合の縦断面図である。 は、従来例の蛍光管用コネクタの端子部材の説明図であり、(a)は回路基板に固定されて蛍光管が取り付けられた状態の斜視図、(b)は平面図である。
符号の説明
1…蛍光管用コネクタ 2…回路基板
3,3A…端子部材 4,4A…ハウジング
5,5A…アクチュエータ 6…蛍光管
7…反射板 8…ホルダー
10…(「コ」の字状)本体 12a,12b…下部側壁
13a,13b…L字形状連結部 14a,14b…上部側壁
15a,15b…U字状接点部 16a,16b…膨出部
17a〜17c…固定片 18a,18b…側方保持片
19a,19b…外側保持片
30…アクチュエータ受け入れ部 31a,31b…内側壁部
32a,32b…中間壁部 33…外側壁部
35a,35b…第1段部 36a〜36d…第2段部
37a,37b…第3段部 38…U字状溝
40…座部 41…(ハウジングの)開口凹部
50…U字状部材 51a,51b…本体部材
52a,52b…回動アーム 53a,53b…連結部
55a,55b…カム部 56a,56b…本体アーム
57a,57b…第1爪部 58a,58b…第2爪部
59a,59b…プルタブ

Claims (6)

  1. 蛍光管の導線を挟持し圧接する一対の対向する接点部を有し、導電性弾性材からなる端子部材と、
    上記蛍光管の端部を支持する座部と、上記端子部材が内部に嵌入される開口凹部を有するハウジングと、
    上記端子部材に対して移動されることにより、該端子部材の一対の対向する接点部を互いに接近させるアクチュエータとから成る蛍光管用コネクタにおいて、
    上記端子部材の一対の対向する接点部が、上記蛍光管の軸線方向に延びており、
    上記アクチュエータが、上記ハウジング上において上方位置又は下方位置へ移動可能に支持されており、
    上記アクチュエータを下方位置に移動することにより、上記端子部材の一対の対向する接点部を互いに接近させることを特徴とする蛍光管用コネクタ。
  2. 上記アクチュエータが下方位置に押し下げられ、上記端子部材の一対の対向する接点部が互いに接近させられたとき、該アクチュエータをハウジングに対して係止するロック手段を有することを特徴とする請求項1に記載の蛍光管用コネクタ。
  3. 上記アクチュエータが上方位置に引き上げられ、上記端子部材の一対の対向する接点部が互いに離されたとき、該アクチュエータをハウジングに対して二重に係止するダブルロック手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蛍光管用コネクタ。
  4. 上記アクチュエータは、上記蛍光管の軸線を対称に両側にそれぞれ本体部材を有し、該両側の本体部材はU字状部材により連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蛍光管用コネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の蛍光管用コネクタの複数組を回路基板上に固定して、この複数組の蛍光管用コネクタに対してそれぞれ蛍光管を取り付ける方法において、
    上記複数組の蛍光管用コネクタにそれぞれ蛍光管を載置した後、該複数組の蛍光管用コネクタのアクチュエータのうち、所定の範囲のアクチュエータを一括して押し下げることを特徴とする蛍光管用コネクタへの蛍光管の取付方法。
  6. 蛍光管用コネクタの上部と蛍光管の端部を保持するために回路基板に装着されるホルダーによって、所定の範囲のアクチュエータを一括して押し下げることを特徴とする請求項5に記載の蛍光管用コネクタへの蛍光管の取付方法。

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