JP2009021120A - 冷陰極管用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】リフロー半田によるコンタクトの変形を防止し得る冷陰極管用ソケットを提供する。
【解決手段】前壁、底壁、後壁、及び一対のコンタクト片を含むソケット本体と、頂壁、後壁及び一対の押圧片を含み、ソケット本体の後壁に組み込まれるカバーとを備え、ソケット本体の前壁には、冷陰極管が載置される載置台が形成され、一対のコンタクト片は、左右一対のコンタクト支持片上に、無負荷状態で冷陰極管のジメット線の直径より充分大きい間隔を有するように左右方向に開かれ、且つ弾性変形可能に形成され、カバーは、ソケット本体の後壁に対して上方にある第1の位置と下方にある第2の位置との間を移動可能なように組み込まれ、カバーの押圧片は、カバーが第1の位置から第2の位置へ移動すると、左右一対のコンタクト片に接触し、左右一対のコンタクト片を閉じ、第2の位置から第1の位置へ移動すると、左右一対のコンタクト片から離れ、左右一対のコンタクト片を開かせる。
【選択図】図8

Description

本発明は、液晶パネルのバックライトなどに用いられる冷陰極管の両端に形成されているジメット線を挟持する冷陰極管用ソケットに関する。
液晶パネルのバックライトなどに用いられる冷陰極管(CCFL;cold cathode fluorescent lamp)は、その両端において、ガラス管内部から突出するピン状の端子電極としてのジメット線を備えている。冷陰極管は、このジメット線を介してプリント回路が形成されている配線基板の外部接点に電気的に接続される。近年、ジメット線を介する冷陰極管と配線基板との電気的接続を容易に行うことができるようにするため、特許文献1、2に示されるような一対のコンタクトで挟持するタイプのソケットまたはコネクタが開発されてきている。
特開2005−259370号公報 特開2006−244749号公報
上記特許文献1に開示されるコネクタにおいては、冷陰極管の端子電極であるジメット線を挟持する対をなすコンタクトを開閉するために、アクチュエータを時計方向及び反時計方向に回転させる必要がある。したがって、アクチュエータの回転を許容するスペースが必要となる。また、一対のコンタクトがノーマルクローズ型であるとすると、冷陰極管をコネクタに装着するとき、閉じているコンタクトを開く工程が必要であり、冷陰極管の装着時における自動化が難しい。逆に、アクチュエータで予めコンタクトを開いた状態にしておくと、該コンタクトに負荷がかかる。したがって、このようにコンタクト開いた状態でリフロー半田付けによりコネクタを配線基板に取り付けると、コンタクトがリフロー半田付け時の高温にさらされることで熱変形する恐れがある。それにより、コンタクトとジメット線は、所定の接圧で接触することができなくなり、それらの間の電気的接触が不安定になる。
また、特許文献2に開示されるコネクタにおいては、コンタクトとジメット線との間の所定の接圧を得るために精度が要求され、製造が難しい。また、コネクタに装着された冷陰極管は、上方に抜ける構造となっており、好ましくない。さらに、コンタクトは、冷陰極管のジメット線の長手方向の熱による伸縮に対して追従し難く、それにより、ジメット線が痛む恐れがある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、リフロー半田によるコンタクトの変形を防止し得る冷陰極管用ソケットを提供することにある。また、本発明の別の目的は、冷陰極管の装着が容易であるとともに、装着された冷陰極管の抜けを防止し得る冷陰極管用ソケットを提供することにある。本発明のさらに別の目的は、コンタクトと冷陰極管のジメット線との電気的接触を確実にし、電気的接触の信頼性を向上させ得る冷陰極管用ソケットを提供することにある。加えて、本発明のさらに別の目的は、冷陰極管のジメット線の直径が異なっていても、安定した電気的接続が可能な冷陰極管用ソケットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る冷陰極管用ソケットは、前壁、該前壁と直交し、該前壁下端から後方に延在する底壁、該底壁に直交し、該底壁後端から上方に延在し、前記前壁に平行な後壁、及び前壁と後壁の間に設けられる一対のコンタクト片を含む金属薄板から一体に形成されるソケット本体と、頂壁、該頂壁と直交し、該頂壁後端から下方に延在する後壁及び該後壁と平行で、前記頂壁左右前端から下方に向かって延在する一対の押圧片を含む金属薄板から一体に形成され、前記ソケット本体の後壁に組み込まれるカバーとを備え、前記ソケット本体の前壁には、冷陰極管の端部が載置される載置台が形成され、前記ソケット本体の一対のコンタクト片は、前記ソケット本体の後壁の左右から前方に延在する左右一対のコンタクト支持片上に、無負荷状態で冷陰極管の外部接点であるジメット線の直径より充分大きい間隔を有するように左右方向に開かれ、且つ左右方向に弾性変形可能に形成され、前記カバーは、前記ソケット本体の後壁に対して上方にある第1の位置と下方にある第2の位置との間を上下に移動可能なように組み込まれ、前記カバーの押圧片は、前記カバーが前記第1の位置から前記第2の位置へ移動すると、前記左右一対のコンタクト片に接触し、前記無負荷状態で開かれている左右一対のコンタクト片を閉じ、前記カバーが前記第2の位置から前記第1の位置へ移動すると、前記左右一対のコンタクト片から離れ、前記閉じられている左右一対のコンタクト片を無負荷状態で開かせることを特徴とする。
また、本発明に係る冷陰極管用ソケットの左右一対のコンタクト片の第2変位部それぞれには、上下に延在し、内側に向かって突出する細長いリブが設けられていることが好ましい。
本発明に係る冷陰極管用ソケットの前記左右一対のコンタクト片の第2変位部の上部それぞれには、該コンタクト片が閉じられたとき、冷陰極管のジメット線の直径より小さい間隔に配置される内側突起が形成されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る冷陰極管用ソケットのソケット本体の底壁に配線基板の外部接点と電気的に接続される端子が形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る冷陰極管用ソケットのカバーの後壁には、ソケット本体の後壁に対して弾性的に接触するバネ片が設けられていることが好ましい。
本発明に係る冷陰極管用ソケットは、左右一対のコンタクト片が無負荷の状態でソケット本体に設けられていることで、ソケットを配線基板に取り付けるに際し、該コンタクト片がリフロー半田付けにより熱変形することがない。したがって、左右一対のコンタクト片は、冷陰極管のジメット線を所定の接圧で挟持することができ、冷陰極管と配線基板を確実に電気的に接続することができる。
また、左右一対のコンタクト片が充分に開いているので、冷陰極管を容易に装着し、取外すことができる。それは、また、冷陰極管のジメット線が多少異なっていても同様である。
さらに、一対のコンタクト片が冷陰極管のジメット線を挟持しているとき、該コンタクト片に設けられている内側突起がジメット線の直径より小さい間隔になるように配置されることで、冷陰極管のソケットからの抜けが防止される。
また、一対のコンタクト片のジメット線を挟持する第2変位部にリブを設けることで、一対のコンタクト片はジメット線と点接触することができる。
配線基板の外部接点と接続される端子をソケット本体の底壁に設けることで、配線基板の裏面側で外部接点と接続することが可能となり、ソケットの位置ずれが防止され、リフロー半田付けが確実に行われる。
さらに、カバーの後壁にバネ片を設けることで、ソケット本体の後壁に沿うカバーの上下方向に移動及び第1位置および第2位置における後壁に対するカバーの保持を確実にすることができる。
以下、図1ないし10を用いて本発明に係る冷陰極管用ソケットの実施態様につき詳細に説明する。
図1は、本発明の冷陰極管用ソケットに係る実施態様の斜視図であり、(a)は、斜め前方より見た図であり、(b)は、斜め後方より見た図である。図2は、図1に示される冷陰極管用ソケットの前面図であり、図3は、図1に示される冷陰極管用ソケットの側面図である。図4は、図1に示される冷陰極管用ソケットに冷陰極管が装着されたときの側面図である。図5は、図1に示される冷陰極管用ソケットが配線基板に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図6は、図1に示される冷陰極管用ソケットが配線基板に取り付けられた状態であって、図5の状態から180度反転した状態を示す斜視図である。図7は、冷陰極管を図1に示される冷陰極管用ソケットに装着するため、冷陰極管がソケットの装着部に載置された状態を示す図であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、図3の線VII−VIIに沿う断面図である。図8は、図7の状態から、金属カバーが押し下げられ、冷陰極管がソケットに完全に装着された状態を示す図であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、図4の線VIII−VIIIに沿う断面図である。図9は、図1の冷陰極管用ソケットを分解した斜め前方からの斜視図であり、(a)は、ソケット本体の斜視図であり、(b)は、金属カバーの斜視図である。図10は、図1の冷陰極管用ソケットを分解した斜め後方からの斜視図であり、(a)は、ソケット本体の斜視図であり、(b)は、金属カバーの斜視図である。
なお、本明細書において、用語「前」及び「後」は、それぞれ、図1(a)において、+x方向及び−x方向を示し、用語「左」及び「右」は、それぞれ、図1(a)において、+y方向及び−y方向を示し、用語「上」及び「下」は、それぞれ、図1(a)において、+z方向及び−z方向を示すものとする。また、特に断わらない限り、「幅」は、左右方向の長さを言い、「高さ」は、上下方向の長さを言い、「奥行」は、前後方向の長さを言う。
本発明に係る冷陰極管用ソケット1は、冷陰極管90の両端を支持するように配線基板100上に配置される(図5参照)。すなわち、冷陰極管用ソケット1は、本来、一本の冷陰極管90に対して2つ必要とされる。しかしながら、説明を簡明にするため、本明細書では、本発明に係る冷陰極管用ソケット1の一方及び該ソケット1に装着される冷陰極管90の一端部のみが図示され、説明される。
図1(a)、(b)、図2、図3、図9(a)、(b)及び図10(a)、(b)に本発明に係る冷陰極管用ソケット1(以下、単に、「ソケット1」という。)が示されている。これらの図に示されるように、ソケット1は、概略、ソケット本体10及びカバー50を備えている。
ソケット本体10は、冷陰極管90と配線基板100とを電気的に接続する部材として構成される。したがって、ソケット本体10は、銅合金のような導電性の金属薄板から打ち抜かれ、プレス加工により一体的に形成されることが好ましい。ソケット本体10は、前壁11、底壁12、後壁13及びコンタクト20を含み、前壁11、底壁12及び後壁13とで側面から見て概略U字形をなしている(図3参照)。前壁11及び後壁13は平行であり、前壁11(及び後壁13)と底壁12は直交している。ソケット本体10は、図2に示されるように、中心線O1−O1に対して左右対称に形成される。
前壁11は、所定の幅を有し、上述したように底壁12に対してほぼ垂直に形成されている。前壁11上部には、凹部11aが形成されるとともに、冷陰極管90の一端部を載置する載置台15が該凹部11aの下辺から後方に向かって形成されている。凹部11aは、上方に向かって開放されているとともに、凹部11aの開放端の左右両側は、上方に向かって拡開するテーパ部11bとして形成されていることが好ましい。テーパ部11bを設けることで、冷陰極管90を容易に載置台15上に案内することができる。
載置台15は、前壁11に対して直角をなすように折り曲げられることで形成される。したがって、載置台15は、底壁12と平行である。載置台15の左右両側15a、15bは、これに限られるものではないが、冷陰極管90を安定して保持できるように冷陰極管90の断面形状にならって円弧状に曲げられていることが好ましい。載置台15は、図3によく示されるように、後述するコンタクト20の近傍まで延在している。
底壁12は、前壁11とほぼ同じ幅を有し、上述したように前壁11に対して直交し、前壁11下端からほぼ水平に延在している。底壁12には、配線基板100の外部接点にリフロー半田付けされる第1ないし第3端子14a、14b及び14cが形成される。第1端子14aは、底壁12の左側前方に、第2端子14bは、底壁12前方中央に、第3端子14cは、底壁12の右側後方に設けられる。第1ないし第3端子14a、14b及び14cは、配線基板100の裏側で該配線基板100の外部接点にリフロー半田付けされる(図6参照)。配線基板100の外部接点との接触面14a1、14b1及び14c1は、これに限定されるものではないが、底壁12の下面とほぼ面一になるように設けられる(図2、3参照)。
第1ないし第3端子14a、14b及び14cをこのように配置し、形成することにより、ソケット1を配線基板100へリフロー半田付けにより実装するとき、ソケット1がリフロー実装時のエアによる端子の位置ずれを防止することができる。また、複数箇所でリフロー半田付けされるため、ソケット1が配線基板100に対してずれたり、剥がれたりすることがなく、ソケット1は、配線基板100に確実に保持され、配線基板100に対して安定した電気的接続が得られる。
後壁13は、前壁11及び底壁12に比べて小さい幅を有し、前壁11と平行に、したがって底壁12に垂直に、底壁12後端から上方に延在している。後壁13の上端には、その中心部にストッパ片16が後方に向かってほぼ水平に折り曲げられている。ストッパ片16の水平上面は、左右両側の後壁13の上端面と面一に形成されることが好ましい。後壁13の上下方向中間部には、後述するカバー50の上下上方の移動を案内し、且つ後壁13の補強を兼ねて、その左右両側に一対の折曲部17a、17bが形成されている。該一対の折曲部17a、17bは、後壁13の中間部で適宜の長さ上下方向に延在し、後壁13の両側において、該後壁13に対して適宜の角度をなして前方に向かって単に曲げられていてもよいし、円弧状に曲げられていてもよい。
後壁13の下部には、その左右両側に一対のコンタクト支持片18a、18bが設けられている。言い換えれば、一対のコンタクト支持片18a及び18bは、それぞれ、一対の折曲部17a及び17bと底壁12との間に形成される。一対のコンタクト支持片18a、18bは、それぞれ、後壁13に対して直交するように前方に向かって折り曲げられ、載置台15の後端より若干後方まで延在する。したがって、一対のコンタクト支持片18a及び18bは、いずれも、底壁12に対しても直角をなしている(図7(b)、図10(a)参照)。
冷陰極管90の外部端子としてのジメット線91を弾性的に挟持する一対のコンタクト片20a、20bからなるコンタクト20が、前壁11と後壁13との間に形成される。左右一対のコンタクト片20a、20bは、それぞれ、ソケット本体10の中心線O1−O1に対して左右対称に後壁13のコンタクト支持片18a、18b上に形成される。
図10(a)のコンタクト20を構成する一対のコンタクト片20a、20bの一方である左コンタクト片20aが明瞭に示されている。図10(a)に示されるように、左コンタクト片20aは、先端被押圧部21a、第1変位部22a、第1湾曲部23a、内側突部24a、第2変位部25a、拡開部26a、第2湾曲部27a及び根元水平部28aを含んでいる。左コンタクト片20aは、先端被押圧部21aを除いて、前後方向の長さを有する。なお、先端被押圧部21aの前後方向の長さは、図10(a)に示されるように、左コンタクト20aを構成するその他の部材より若干長いことが好ましい。また、左コンタクト片20aは、後壁13の左側下部から前方に延びる左コンタクト支持片18aの前端部に一体的に設けられる。
具体的には、左コンタクト片20aの根元水平部28aが、左コンタクト支持片18aの前端部上辺において内側(ソケット本体10の中心線O1−O1側、すなわち、図1(a)において右側)に折り曲げられ、底壁12に平行に、すなわち、水平に内側に向かって延在している。次に、左コンタクト片20aは、内側に向かって水平に延在する根元水平部28aに続いて第2湾曲部27aにおいて上方に向かって曲げられる。左コンタクト片20aの第2湾曲部27aに続く拡開部26aは、上方に行くにしたがい中心線O1−O1から離れるように、上方に向かって傾斜して延びる(図7(b)参照)。
拡開部26aに続いて、第2変位部25aが上方に向かって垂直に延びる。該第2変位部25aには、内側に向かって隆起し、上下方向に細長く延びるリブ29aが設けられていることが好ましい。該リブ29aは、冷陰極管90のジメット線91と点接触するためのものであり、したがって、リブ29aは、載置台15上に冷陰極管90が載置されたとき、該冷陰極管90のジメット線91に対向する位置に設けられる。第2変位部25a上方は、内側に向かって山形に突出する内側突部24aが形成されている。左コンタクト片20aは、内側突起24aに続く第1湾曲部23aにおいて外側(左コンタクト支持片18a側、すなわち、図1(a)において左側)に向かって曲げられ、コンタクト片20aの延在方向が反転させられる。第1湾曲部23aに続く第1変位部22aは、第2変位部25aと平行に、すなわち、垂直に下方に向かって延在する。第1変位部22aの下端部には、下方に向かって外側に傾斜する先端被押圧部21aが形成されている。先端被押圧部21aは、第2変位部25aに設けられるリブ29aが配置される高さとほぼ同じ高さに配置されることが好ましい。
右コンタクト片20bは、対をなしているという点を除けば、上記左コンタクト片20aと構造的には全く同じであり、説明を省略する。(すなわち、右コンタクト片20bは、上記左コンタクト片20aの説明において、構成要素に関し添付記号aをbに置き換えて、また用語「左」を「右」に置き換えて読めばよい。)
本発明に係るソケット1においては、コンタクト20を構成する一対のコンタクト片20a及び20b各々は、第1湾曲部23a、23b及び第2湾曲部27a、27bを備えることで、左右方向に弾性的に変位することが可能である。それにより、後述するように、冷陰極管90のジメット線91を弾性的に挟持することができ、したがって、ジメット線91とコンタクト片20a、20bは、所望の接圧で電気的に接触することができる。
また、本発明のソケット1においては、コンタクト20を構成する一対のコンタクト片20a、20bは、上述したように、それぞれの第2変位部25a、25bにリブ29a、29bを設けてある。このような構造を有することで、各コンタクト片20a、20bと冷陰極管90のジメット線91との間の接触は、点接触となり、コンタクト20とジメット線91との間の電気的接触が安定し、確実なものとなり、接触信頼性が向上する。
また、それぞれが、根元水平部28a、28b若干ねじれ得ることで、コンタクト片20a、20bは、前後方向に変位する(該根元水平部28a、28bを軸として揺動する)ことが可能である。それにより、冷陰極管90の使用時におけるジメット線91の熱膨張による前後方向の伸びを吸収し得る。
さらに、本発明のソケット1においては、一対のコンタクト片20a及び20bは、それぞれが拡開部26a、26bを備えることで、例えば、図1(a)に示されるように、冷陰極管90がソケット1に装着されていない場合、左右に開いた状態にある。すなわち、対向する一対のコンタクト20a、20bそれぞれの内側突起24a、24b及び第2変位部25a、25bに形成されるリブ29a、29bは、装着される冷陰極管90のジメット線91の直径より充分に大きい間隔をあけて左右対称に配置され得る。したがって、冷陰極管90をソケット1に装着するとき、冷陰極管90を下方に押し込む力を何ら要することなく、且つ、ジメット線91を変形させることなく容易に載置台15上に載置することができる。また、冷陰極管90のジメット線91の直径のある程度の差に関係なく、冷陰極管90をソケット1に装着することができる。
また、本発明のソケット1においては、冷陰極管90がソケット1に装着されていない場合、コンタクト20を構成する各コンタクト片20a、20bは、何ら偏倚力が加えられていないフリーの状態(無負荷の状態)にある。したがって、ソケット1を配線基板100にリフロー半田付けするとき、リフロー熱でコンタクト20を構成する各コンタクト片20a、20bが熱的変形することがない。結果として、各コンタクト片20a、20bの弾性力が変化し、各コンタクト片20a、20bとジメット線91との間の接触圧が変化することが防止される。
さらに、本発明のソケット1においては、コンタクト20を構成する一対のコンタクト片20a、20bの第2変位部25a、25bの上方に、それぞれ、互いに対して対向するように、内側突起24a、24bが配置される。このような内側突起24a、24bを設けることにより、後述するように、冷陰極管90がソケット1に完全に装着されたとき(図8(b)参照)、内側突起24a、24bが接近し、冷陰極管90のジメット線91が上方へ抜けることを防止することができる。すなわち、冷陰極管90が何らかの原因によりソケット1からはずれることを防止することができ、ソケット1による冷陰極管90の保持性を向上させ得る。
以上、ソケット1を構成するソケット本体10について説明してきたが、次に、同じくソケット1を構成するカバー50について説明する。
カバー50は、ソケット本体10の後壁に沿って上下方向に移動可能な部材であり、その上下動により、ソケット本体10のコンタクト20を構成する一対のコンタクト片20a、20bを開閉させる。すなわち、カバー50は、上方の第1の位置にあるときは、コンタクト20を開いたフリーの状態におき、下方の第2の位置に移動したときは、コンタクト20を弾性変形させ、これを閉じた状態におく。
カバー50は、ステンレス鋼のような金属板から打ち抜かれ、プレス加工により一体的に形成されることが好ましい。カバー50は、頂壁51、後壁52及び一対の押圧片54a、54bを含み、側面から見て、概略、逆U字形をなしている(図3参照)。頂壁51は、後壁52及び一対の押圧片54a、54bと直交し、したがって、後壁52と一対の押圧片54a、54bは平行している。カバー50も、図2に示されるように、ソケット1の中心線O1−O1に対して左右対称に形成される。
カバー50の頂壁51は、ソケット本体10の前壁11の幅と概ね同じ幅を有し、後壁52に対してほぼ直角をなすように後壁52上端において折り曲げられている。頂壁51は、図3に示されるように、カバー50がソケット本体10に組み込まれ、上昇した第1の位置にあるとき、コンタクト20の一部を覆うように後壁52から前方にほぼ水平に延在している。頂壁51の前方には、前方に向かって開放されている、上から見てほぼ矩形状の第1の切欠凹部58が形成されている。該第1の切欠凹部58の幅W1は、ソケット本体10のコンタクト20を構成する左コンタクト片20aの第1変位部22aと右コンタクト片20bの第1変位部22bとの距離W2より小さくなるように設定される。また、第1の切欠凹部58の奥行は、後述するようにカバー50がソケット本体10の後壁13に沿って下方に移動したとき、コンタクト20とぶつからないように設定される。
本実施態様では、第1の切欠凹部58のさらに後方に第2の切欠凹部58aが適宜の大きさで形成されている。該第2の切欠凹部58aは、冷陰極管90を装着するとき、そのジメット線91が引っ掛からないように設けられているものであり、場合によっては、設けられなくてもよい。
一対の押圧片54a、54bは、ソケット1に冷陰極管90が装着されたとき、カバー50の下方への移動に伴い、頂壁51に設けられた第1の切欠凹部58とともに、一対のコンタクト片20a、20を内側に向けて弾性変形させるための部材である。一対の押圧片54a、54bは、図3に示されるように、頂壁51の前端で該頂壁51に直交するように下方に向かって折り曲げられている。一対の押圧片54a、54bは、その下端が対をなす左右のコンタクト片20a、20bの第1変形部22a、22bの下端(第1変形部22a、22bと先端被押圧部21a、21bとの接続部)が位置する高さ近くまで延在する。2つの押圧片54a、54bは、図2に示されるように、中心線O1−O1に対して対をなし、頂壁51の前端で第1の切欠凹部58の左右両端に配置されている。一対の押圧片54a、54bは、また、下方において、内側が対向するようにほぼ矩形状に切り欠かれ、それぞれ、段部53a、53bを介して上部より幅が狭くなるように形成されている。対をなす段部53a、53bが形成される位置は、図2に示されるように、カバー50が上方の第1の位置にあるとき、コンタクト20の対をなす第1湾曲部23a、23bの上端とほぼ同じ高さになるように設定される。なお、カバー50が第1の位置にあるとき、段部53a、53bは、コンタクト20の対をなす第1湾曲部23a、23bが湾曲しているので、該第1湾曲部23a、23bに触れることはない。
一対の押圧片54a、54bは、図7(b)に良く示されるように、上方においては、第1の切欠凹部58の幅W1同じ長さの間隔を有して配置されている。しかしながら、押圧片54a、54bのそれぞれの段部53a、53bより下方においては、上述したように、それぞれ対向する内側が矩形状に切り欠かれている。したがって、一対の押圧片54a、54bそれぞれの段部53a、53bより下方における間隔W3は、上方における間隔W1より大きくなる。この間隔W3は、左コンタクト片20aの第1変位部22aと右コンタクト片20bの第1変位部22bとの距離W2より大きく設定されている。また、間隔W3は、左コンタクト片20aの先端被押圧部21aの最下端と右コンタクト片20bの先端被押圧部21bの最下端との間の距離W4より小さく設定される。なお、(W2−W1)≦(W4−W3)の関係に設定されることが好ましい。
カバー50の後壁52は、上述したように、頂壁51に対して直角をなし、頂壁51後端から下方に向かって延びている。後壁52は、上部において幅が広い横長の矩形状に形成され、下部において幅が狭い縦長の矩形状に形成される。したがって、図10(b)に示されるように、後壁52は、後から見て、概略T字形をなしている。
後壁52の横長上部は、頂壁51の幅と同じか若干それより大きい幅を有し、左右方向中央部分に窓部52aが形成される。該窓部52aは、限定されるものではないが、概ねT字形をなしており、下方の垂直部分には、カバー50がソケット本体10に組み込まれたとき、ソケット本体10の後壁13のストッパ片16が嵌合する。該ストッパ片16は、カバー50が上下動するとき、窓部52aの上辺と下辺との間を移動する。したがって、ストッパ16の移動量がカバー部材50の上下方向の移動量を規制する。
後壁52の横長上部には、また、当接片59が、頂壁51と平行に前方に向かって突出するように、第1窓部52aの上辺において後壁52と直角をなすように折り曲げられている。該当接片59が後壁13のストッパ片16及びその上端面に当接することで、カバー50の下方へのそれ以上の移動が規制される。
後壁52の縦長下部は、ソケット本体10の後壁13の高さ及び幅とほぼ同じ高さ及び幅を有し、左右方向中央部分にバネ片57が前方に向かって切り起こされている。該バネ片57は、ソケット本体の10の後壁13に弾性的に常に接触し、それにより、カバー50がソケット本体10の後壁13に対して停止しているときは、カバー50をその停止位置に保持する。また、バネ片57は、該後壁13とカバー部50の後壁52とを微小といえども常に離しておき、それにより、カバー50の後壁52がソケット本体10の後壁13に密着してしまいカバー50が該後壁13に沿って上下に円滑に移動できなくなることを防止する。さらに、このようなバネ片57を設けることで、ソケット本体10とカバー50との間に何らかの原因でスパークが飛ぶことも防止できる。
カバー50の後壁52の下部左右両側には、これに限定されるものではないが、図9(b)に示されるように、2対のガイド片55a、55b及び56a、56bが形成されている。上方に形成されている対をなす第1のガイド片55a、55bは、ソケット本体10の後壁の上部の左右両側を抱きかかえるように折り曲げられている。第1のガイド片55a、55bの下に形成されている第2のガイド片56a、56bは、ソケット本体10の後壁13の中間部の左右両側に形成されている折曲部17a、17bを抱きかかえるように折り曲げられている。2対のガイド片55a、55b及び56a、56bを設けることで、カバー50は、ソケット本体10に組み込まれたとき、後壁13に沿って第1の位置と第2の位置との間で確実に上下に移動することができる。
以上説明してきた通り、本発明に係る冷陰極管用ソケットは、ソケット本体及びカバーの2部品からなり、いずれも金属薄板から打ち抜かれ、プレス加工などにより折り曲げられることで形成されたソケット本体及びカバーを組み立てるだけで形成される。したがって、本発明に係る冷陰極管用ソケットは、部品点数も少なく、製造が簡単であるとともに、リフロー半田付けにより配線基板に確実に取り付けることが可能である。また、冷陰極管の装着、取り外しが容易にできるとともに、冷陰極管と配線基板とを電気的に確実に接続することができる。
次に、冷陰極管用ソケット1へ冷陰極管90を装着する操作について、図7(a)、(b)及び図8(a)、(b)を用いて説明する。
ソケット1は、図5に示されるように、配線基板100に対をなして取り付けられている。この時、カバー50は、カバー50の後壁52がソケット本体10の後壁13に沿って上下方向に移動できるように、ソケット本体10に対して組み立てられ、ソケット1を構成している。
冷陰極管90がソケット1に装着されていないときは、ソケット1のカバー50は、ソケット本体10に対して上方に位置する第1の位置にある。具体的には、カバー50、ソケット本体10の後壁13に設けられているストッパ片16がカバー50の後壁52に設けられている窓部52aの下辺に当接するまで上昇している。
カバー50が上昇した第1の位置にあるとき、上述したように、カバー50の頂壁51及び左右の押圧片54a、54bは、いずれも、ソケット本体10に設けられた一対のコンタクト片20a、20bに何ら触れないように設定されている。したがって、ソケット本体10に設けられた一対のコンタクト片20a、20bは充分に開いている。
カバー50が第1の位置にあるとき、ソケット1に冷陰極管90を上方から載置する。具体的には、図7(a)及び(b)に示されるように、冷陰極管90の一端部が、ソケット1のソケット本体10に設けられた載置台15上に載置される。この時、冷陰極管90の一端部に配置されている外部接点としてのジメット線90は、対をなすコンタクト片20a、20bが充分に開いているので、該コンタクト片20a、20bに何ら邪魔されることなくそれらの間に配置され得る。
図7(a)または(b)に示される第1の位置にあるカバー50は、手動で、または治具などを用いて、下方に押し下げられる。カバー50の下降に伴い、頂壁51の第1の切欠凹部58の左右両辺及び対をなす押圧片54a、54bのそれぞれの段部53a、53bより上方部分が、左右のコンタクト片20a、20bそれぞれの第1変位部22a、22b上方に当接する。それにより、カバー50がさらに押し下げられると、左右のコンタクト片20a、20bの第2変位部25a、25bは、弾性的に変位し、閉じられる。
図8(a)、(b)に示されるように、カバー50が第2の位置まで完全に押し下げられると、カバー50の左右の押圧片54a、54bが左右のコンタクト片20a、20bの先端被押圧片21a、21bに当接し、コンタクト片20a、20bはさらに変位し、閉じられる。具体的には、左右のコンタクト片20a、20bの第1変位部22a、22b及び第2変位部25a、25bが、それぞれ第1湾曲部23a、23b及び第2湾曲部27a、27bを介して中心線O1−O1に向かって弾性的に変位する。なお、カバー50の当接片59がソケット本体10の後壁13の上端及びストッパ片16に当接し、カバー50のこれ以上の下降が妨げられる。カバー50は、この位置で停止し、第2の位置としてのこの位置を維持する。
結果として、図8(b)に明瞭に示されるように、カバー50が第2の位置にあるとき、冷陰極管90のジメット線91は、コンタクト片20a、20bそれぞれの第2変位部25a、25b間に挟持される。さらにいえば、ジメット線91は、左右一対のコンタクト片20a、20bの第2変位部25a、25bそれぞれに設けられているリブ29a、29bと所望の接圧で電気的に点接触する。また、左右のコンタクト片25a、25bそれぞれの内側突部24a、24bは、ジメット線91の直径より小さい間隔dを有して配置される。それにより、ジメット線91の上方への抜けが防止される。以上のようにして、冷陰極管90は、対をなすソケット1の間で確実に保持され、配線基板100と電気的に接続され、冷陰極管90のソケット1への装着が完了する。
ソケット1に装着されている冷陰極管90を該ソケット1から取り外すには、上記装着操作の逆の操作をすればよい。具体的には、カバー50を第2の位置から第1の位置へ上昇させるだけでよい。それにより、対をなすコンタクト片20a、20bが開き、フリーの状態になるので、冷陰極管90は、何の障害もなく簡単に上方に向かって取外すことができる。
本発明の冷陰極管用ソケットに係る実施態様の斜視図であり、(a)は、斜め前方より見た図であり、(b)は、斜め後方より見た図である。 図1に示される冷陰極管用ソケットの前面図である。 図1に示される冷陰極管用ソケットの側面図である。 図1に示される冷陰極管用ソケットに冷陰極管が装着されたときの側面図である。 図1に示される冷陰極管用ソケットが配線基板に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1に示される冷陰極管用ソケットが配線基板に取り付けられた状態であって、図5の状態から180度反転した状態を示す斜視図である。 冷陰極管を図1に示される冷陰極管用ソケットに装着するため、冷陰極管がソケットの装着部に載置された状態を示す図であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、図3の線VII−VIIに沿う断面図である。 図7の状態から、金属カバーが押し下げられ、冷陰極管がソケットに完全に装着された状態を示す図であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、図4の線VIII−VIIIに沿う断面図である。 図1の冷陰極管用ソケットを分解した斜め前方からの斜視図であり、(a)は、ソケット本体の斜視図であり、(b)は、金属カバーの斜視図である。 図1の冷陰極管用ソケットを分解した斜め後方からの斜視図であり、(a)は、ソケット本体の斜視図であり、(b)は、金属カバーの斜視図である。
符号の説明
1 冷陰極管用ソケット
10 ソケット本体
11 (ソケット本体の)前壁
12 (ソケット本体の)底壁
13 (ソケット本体の)後壁
14a、14b、14c 端子
15 載置台
18a 左コンタクト支持片
18b 右コンタクト支持片
20 コンタクト
20a 左コンタクト片
20b 右コンタクト片
21a 先端被押圧部
22a 第1変位部
23a 第1湾曲部
24a 内側突起
25a 第2変位部
26a 拡開部
27a 第2湾曲部
28a 根元水平部
29a リブ
50 カバー
51 (カバーの)頂壁
52 (カバーの)後壁
54a 左押圧片
54b 右押圧片
90 冷陰極管
91 ジメット線(冷陰極管の外部接点)
100 配線基板

Claims (6)

  1. 冷陰極管を配線基板に電気的に接続する冷陰極管用ソケットであって、
    前壁、該前壁と直交し、該前壁下端から後方に延在する底壁、該底壁に直交し、該底壁後端から上方に延在し、前記前壁に平行な後壁、及び前壁と後壁の間に設けられる一対のコンタクト片を含む金属薄板から一体に形成されるソケット本体と、
    頂壁、該頂壁と直交し、該頂壁後端から下方に延在する後壁及び該後壁と平行で、前記頂壁左右前端から下方に向かって延在する一対の押圧片を含む金属薄板から一体に形成され、前記ソケット本体の後壁に組み込まれるカバーと、
    を備え、
    前記ソケット本体の前壁には、冷陰極管の端部が載置される載置台が形成され、
    前記ソケット本体の一対のコンタクト片は、前記ソケット本体の後壁の左右から前方に延在する左右一対のコンタクト支持片上に、無負荷状態で冷陰極管の外部接点であるジメット線の直径より充分大きい間隔を有するように左右方向に開かれ、且つ左右方向に弾性変形可能に形成され、
    前記カバーは、前記ソケット本体の後壁に対して上方にある第1の位置と下方にある第2の位置との間を上下に移動可能なように組み込まれ、
    前記カバーの押圧片は、前記カバーが前記第1の位置から前記第2の位置へ移動すると、前記左右一対のコンタクト片に接触し、前記無負荷状態で開かれている左右一対のコンタクト片を閉じ、前記カバーが前記第2の位置から前記第1の位置へ移動すると、前記左右一対のコンタクト片から離れ、前記閉じられている左右一対のコンタクト片を無負荷状態で開かせることを特徴とする冷陰極管用ソケット。
  2. 前記左右一対のコンタクト片は、ソケット本体の中心線に対して対称的に配置され、それぞれは、前記コンタクト支持片に直交し、内側に向かって延在する根元水平部、該根元水平部から外側に向かって曲げられる第2湾曲部、該第2湾曲部に続いて上方に延在するとともに、外側に向かって拡開する拡開部、該拡開部から垂直に上方に向かって延在し、冷陰極管の外部接点であるジメット線を挟持する第2変位部、該第2変位部の上方で内側に向かって突出する内側突起、該内側突起から外側に曲げられる第1湾曲部、該第1湾曲部に続いて垂直に下方に向かって延在する第1変位部及び該第1変位部から下方向かって延在するとともに、外側に向かって拡開する先端被押圧部を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の冷陰極管用ソケット。
  3. 前記左右一対のコンタクト片それぞれの第2変位部には、それぞれ上下方向に細長く延び、内側に向かって突出するリブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷陰極管用ソケット。
  4. 前記左右一対のコンタクト片それぞれの内側突起は、前記カバーが前記第1の位置から前記第2の位置へ移動すると、前記冷陰極管の外部接点であるジメット線の直径より小さい間隔に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の冷陰極管用ソケット。
  5. 前記ソケット本体の底壁に、前記配線基板の外部接点と接続される端子が設けられ、
    該端子は、前記配線基板に対して前記冷陰極管が装着される側と反対側で前記配線基板の外部接点と接続されることを特徴とする請求項1に記載の冷陰極管用ソケット。
  6. 前記カバーの後壁には、前記ソケット本体の後壁に対して弾性的に接触するバネ片が切り起こされていることを特徴とする請求項1に記載の冷陰極管用ソケット。
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