JP2005228716A - 電子部品用ソケット - Google Patents

電子部品用ソケット Download PDF

Info

Publication number
JP2005228716A
JP2005228716A JP2004039040A JP2004039040A JP2005228716A JP 2005228716 A JP2005228716 A JP 2005228716A JP 2004039040 A JP2004039040 A JP 2004039040A JP 2004039040 A JP2004039040 A JP 2004039040A JP 2005228716 A JP2005228716 A JP 2005228716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
electronic component
socket
contact base
base portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004039040A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneharu Kunioka
宗治 国岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaichi Electronics Co Ltd filed Critical Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority to JP2004039040A priority Critical patent/JP2005228716A/ja
Publication of JP2005228716A publication Critical patent/JP2005228716A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 コンタクトを金属薄板から打抜き等のプレス加工によって製作して、弾性変形可能に彎曲または蛇行するように中間に主ばね部を形成し、下端の端子部をテストボードのプリント回路に接続させると共に、先端の接触ベース部を複数個所において電子部品の外部端子に対して安定して接触させて良好に接続することができ、コンタクトを簡単に製作でき、製作工程と組立工程とを簡略化して作業性を向上し、製作費を低減することができる。
【解決手段】 装着された電子部品の外部端子に接触する複数個のコンタクトを有する電子部品用ソケットであって、前記コンタクトが、先端部に複数個の接触部を有し、該接触部が電子部品の外部端子に接触できるように折曲部が構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、装着された電子部品と、プリント基板、テストボード等の外部装置を接続する電子部品用ソケットに関するものである。
従来のソケットは、装着された電子部品の外部端子がソケットベースに複数個設けられたコンタクトプローブに接触し、プリント基板、テストボード等の外部装置と接続される。従来のソケットに用いられるコンタクトプローブは、両端に開口を有する円筒状のスリーブと、スリーブの両側から突出するスリーブに挿入された接触部と、スリーブ内で接触部間に介在されているコイルバネ等の複数の部品から構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の電子部品用ソケットにおいては、電子部品と外部装置とを電気的に接続する際に、コンタクトプローブを構成する複数の部品を介して電流が通過するために電流経路が長くなる。このため従来の電子部品用ソケットでは、通過する電流に対する抵抗が大きくなり電気的特性に悪影響を及ぼす恐れがあることを本発明者は確認した。
特開2002−357622号公報(第2〜3頁、図1、図5)
従って、本発明の目的は、電気的特性に優れ、かつ容易に製造できるコンタクトピンを有する電子部品用ソケットを提供することを目的としている。
本発明のその他の目的や特徴および利点は、添付図面に示される本発明の電子部品用ソケットの実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになる。
ただし、図面はもっぱら説明のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は、装着される電子部品の外部端子に接触する複数個のコンタクトを有する電子部品用ソケットであって、コンタクトが、先端部に複数個の接触ベース部を有し、接触ベース部が、電子部品の外部端子に接触できるように折曲部が構成されていることを特徴とする。
本発明の電子部品用ソケットは、コンタクトが複数の部品を介さずに電子部品と外部装置を接続するため、低抵抗で電気的特性に信頼性の高く良好な電気的接続が可能となる。
このコンタクトが、金属薄板から打ち抜き、曲げ等のプレス加工によって製作できるために、従来における複数個の部品を組み立てる必要がなくなる。したがって、本発明では、製作工程と組立工程とを簡略化でき、作業性を向上することができる。
さらに、コンタクトは、電子部品の外部端子に複数点において接触するために、電子部品の支持が安定し、良好な電気的接続が可能となる。
以下に、図面に示す発明を実施するための最良の形態を用いて、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図9は、本発明を実施するための最良の第1の形態を示している。電子部品用ソケット1は、テストボードやプリント板等の外部装置9に取り付けられた電子部品用ソケット1であって、ICパッケージ等の電子部品10を装着してコンタクト3の先端の接触部27、28と接続することがその基本的な特徴である。
このような電子部品用ソケット1は、電気的に絶縁性の材料で作られたソケットベース2と、このソケットベース2内に配置された複数個のコンタクト3と、コンタクト3を整列するためのコンタクト整列板7と、電子部品10を装着し、位置決めするための位置決め台4と、電子部品10を押圧するための押え板5と、押え板5をソケットベース2に対して固定するためのストッパー6とから基本的に構成されている。
図1、2に示されるように、ソケットベース2は、その形状がほぼ四角形状であり、ソケットベース2の略中央には複数個のコンタクト3が植設されている。
ソケットベース2の四方には、ストッパー6がシャフト15によって正逆方向に円運動可能に取り付けられている。
また、ソケットベース2には、電子部品10を装着するための装着部8を形成する位置決め台4が配置されている。
ストッパー6には、押え板5の上面に形成された窪み部16に係合するラッチ爪18を有したラッチアーム17が設けられている。
位置決め台4には、中央の装着部8に、装着されるICパッケージ等の電子部品10の外形寸法に対応した形状と寸法に形成された開口12とが設けられている。
また、位置決め台4の四隅には、電子部品10を案内して位置決めするガイド部材14が設けられている。
次に、本発明の電子部品用ソケットに用いられるコンタクト3の形状と加工手順について示す。
図4および図5に示すように、コンタクト3は、銅、ベリリウム銅等の弾性を有する金属薄板材料から打抜き、曲げ等のプレス加工によって平らな金属片として形成される。
また、コンタクト3の上方には、複数個の、本実施形態においては3個の縦方向に細長い長方形に形成され、接触ベース部20、21が、横方向に接続部26を介して連続して設けられている。
この接触ベース部20、21の上端には、先端が三角形状に尖った接触部27、28が形成されている。
接触ベース部20と端子部22の間には、蛇行した形状に屈曲して弾性変形可能な主バネ部23が形成されている。
主バネ部23の上部と下部にはそれぞれ、横方向に拡大または突出した円形、角形等の突部24、25が形成されている。
これら突部24、25が図3に示されるようにソケットベース2に設けられた孔に係り合うため、コンタクト3が上方や下方に突出することが無いように突出量を制御することができる。
次に、コンタクト3を、図6に示すように、中央の接触ベース部20を挟んで左右両側の接触ベース部21が、それぞれ接続部26においてほぼ直角に内側に折り曲げられ、折曲部2101が構成される。
このとき、コンタクト3の水平方向の横断面形状は図7に示されるように、接触ベース部20、21によって空間部分が取り囲まれるよう略コの字形(一方が開口された意)の形状に形成される。
以上のように加工、形成されたコンタクト3は、本発明のソケット1のソケットベース2に設けられた所定の孔内に挿入され、コンタクト整列板7によって整列して取り付けられる。
そして、図2に示されるように、電子部品10が位置決め台4の装着部8に装着され、その上に押え板5が載置されてストッパー6が四方から内側に向って起立される。
このとき、押え板5の上面の窪み部16にラッチ爪18が係合され、押え板5がソケットベース2に対して固定される。
この場合のコンタクト3の接触部27、28は、電子部品10の外部端子11に対し、間隔を置いて対峙するように複数点において図8、図9に示されるように点接触される。
以上のように構成された電子部品用ソケット1は、コンタクト3が複数の部品を介さずに電子部品と外部装置を接続するため、低抵抗で電気的特性に信頼性の高く良好な電気的接続が可能となる。
また、コンタクト3は、金属薄板から打ち抜き、曲げ等のプレス加工によって製作されるために、従来における複数個の部品を組み立てる必要がなくなるので、製作工程と組立工程とを簡略化でき、作業性を向上することができる。
さらに、コンタクト3は、電子部品10の外部端子11に複数点において接触するために、電子部品の支持が安定し、良好な電気的接続が可能となる。
(発明を実施するための異なる形態)
次に、図10乃至図31に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。
なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明にあたって、上記本発明を実施するための最良の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
(異なる形態1)
図10乃至図13に示す本発明を実施する異なる形態1において、上記本発明を実施するための最良の形態と異なる点は、コンタクト30の中央の接触ベース部20の上端に接触片35を形成した点である。
接触片35は、接触ベース部20の上端に図10、図11に示すように縦方向に幾分細長い長方形、かつ接触ベース部20に形成された段付き部分より、左右に形成されている接触部28よりも斜め上方に長く形成されている。
以上のように形成されたコンタクト30が電子部品用ソケット1のソケットベース2の所定の孔内に挿入される(図2参照)。
次に、コンタクト30に対して、電子部品10の外部端子11が接触される状態図を図11乃至図13に示す(ここでは電子部品の外部端子、コンタクトの一部のみを図示し、その他の部品は図示しない)。
まず、電子部品用ソケット1に電子部品10が所定の位置に装着され、押圧部材により押圧される。この場合、電子部品10の外部端子11が図12に示すように接触片35の先端に接触する。
この際、接触片35によって電子部品10の外部端子11の位置が所定の位置にガイドされる。
電子部品10が完全に押圧されることにより、図11に示すように接触片35と左右の接触部28とが完全に接触された状態になる。
以上のように構成された本発明の異なる形態1の電子部品用ソケットは、複数の部品を介さずに電子部品と外部装置とを接続するため、低抵抗で電気的特性に信頼性の高く良好な電気的接続が可能となる。
また、コンタクト30が、金属薄板から打ち抜き、曲げ等のプレス加工によって製作されるために、従来における複数個の部品を組み立てる必要がなくなる。結果として、電子部品用ソケットは製作工程と組立工程とを簡略化でき、作業性を向上することができる。
さらに、電子部品10の外部端子11に複数点において接触するために、電子部品用ソケットは電子部品の支持が安定し、良好な電気的接続が可能となる。
さらにまた、接触片35が電子部品10の外部端子11をガイドし、外部端子の位置決めがなされるために、電子部品用ソケットは良好な電気的接続が可能となる。
(異なる形態2)
図14乃至図21に示す本発明を実施する異なる形態2において、上記本発明を実施するための最良の形態と異なる点は、コンタクト40の接触ベース20、21に、さらに接触ベース部44を形成した点である。
図14乃至図18に示すように、接触ベース部44は、接触ベース部20、21と同様に縦方向に細長い長方形に形成され、上端には、先端が三角形状に尖った接触部47が形成されている。また、接続部45を介して隣り合う接触ベース部21に横方向に連続して設けられる。
図14乃至図21に、コンタクト40の加工手順を示す。
図14乃至図16に示されるように、端の接触ベース部44だけが、略直角に折り曲げられる。
続いて、図17および図18に示されるように、接触ベース部44に隣り合う接続ベース部21の接続部26において略直角に内側に折り曲げられる。
さらに、図19乃至図21に示されるように、左側の接触ベース部21の接続部26において略直角に内側に折り曲げられ、水平方向の横断面形状が略四角形の角柱状に形成され、電子部品用ソケット1に取り付けられる。
以上の構成により本発明の異なる形態2の電子部品用ソケットは、複数の部品を介さずに電子部品と外部装置とを接続するために、低抵抗で電気的特性に信頼性の高く良好な電気的接続が可能となる。
また、コンタクト40は、金属薄板から打ち抜き、曲げ等のプレス加工によって製作されるために、従来における複数個の部品を組み立てる必要がなくなるため、製作工程と組立工程とを簡略化でき、作業性を向上することができる。
さらに、電子部品10の外部端子11に4点において接触するために、電子部品の支持がさらに安定し、良好な電気的接続が可能となる。
(異なる形態3)
図22に示す本発明を実施する異なる形態3において、上記本発明を実施するための最良の形態と異なる点は、コンタクト50の接触ベース部20、21の上端に接触部27、28を形成した点である。
コンタクト50の複数個の接触ベース部20、21は、金属薄板から打ち抜きのようなプレス加工によって作られ、中央の接触ベース部20が前方に折り曲げられる。
接触ベース部20、21の先端には3つの接触部27、28が三角形状に形成される。
以上の構成により本発明の異なる形態3の電子部品用ソケットに用いられるコンタクト50は、複数の部品を介さずに電子部品と外部装置とを接続するために、低抵抗で電気的特性に信頼性の高く良好な電気的接続が可能となる。
また、コンタクト50は、金属薄板から打ち抜き、曲げ等のプレス加工によって製作されるために、従来における複数個の部品を組み立てる必要がなくなるため、製作工程と組立工程とを簡略化でき、作業性を向上することができる。
さらに、電子部品の外部端子に3点において接触するために、電子部品の支持がさらに安定し、良好な電気的接続が可能となる。
さらに、図23乃至図28、および図29乃至図31に示す本発明を実施するための他の異なる形態につき説明する。
(異なる形態4)
図23乃至図28には、本発明の電子部品用ソケットのコンタクトのさらに異なる形態におけるコンタクトの接触部の加工手順を示すもので、上述した形態のコンタクトとは、接続部が長くなっており、プレス加工した時の水平面方向の横断面形状がほぼ三角形状をなしている点が異なっている。なお、説明に当たって、同一部分には同じ符号を付けて詳細な説明を省略する。
これらの図において、図23は、コンタクトをプレス加工によって打ち抜きした時の正面図で、図24は、その側面図、図25は平面図である。図26は、ついで、両側の接触ベース部をほぼ直角よりも大きく内側に折り曲げた時の正面図で、図27は、その側面図で、図28は平面図である。
図示されるように、この形態4において、コンタクト60は、上述の形態と同様に金属薄板から打ち抜き、曲げ等のプレス加工によって製作されており、中央の接触ベース部20と、この中央の接触ベース部20の両側の接触ベース部21とを有している。
中央の接触ベース部20の両側の接触ベース部21は、幾分長い接続部66を介して接続されており、ほぼ直角よりも大きく内側に折り曲げられて、水平面方向の横断面形状が図28に示されるように、ほぼ三角形状に形成されている。また、中央の接触ベース部20から下方に主バネ部23が下方に延びている。
このようなコンタクト60は、上部に、中央の接触ベース部20と、この中央の接触ベース部20の左右両側の接触ベース部21が、横方向に幾分長い接続部66を介して連続して設けられている。さらに、コンタクト80の上方と下方への突出量を制限するように、上記の形態におけると同様に横方向に突出する突部(図示しない)が、中間の細長い主バネ部23の上部と下部とに設けられている。また、この主バネ部23は、真直、または彎曲した状態に屈曲可能に、あるいは弾性変形可能に形成されている。勿論、コンタクト60の主バネ部23は、真直または彎曲した形状に限られるものではなく、弾性変形可能な他の適宜な形状に形成できるものである。
このようなコンタクト60において、接触ベース部20は、主バネ部23の延長上に位置するものを中心としており、この接触ベース部20の左右両側に接触ベース部21が接続部66を介して設けられている。
また、これら接触ベース部20、21は細長い五角形状をなしていて、尖った接触部27、28を有しており、中心となる中央の接触ベース部20だけが、特に、図示の如く上方部分が細長く形成されている。勿論、この接触ベース部20は、他の接触ベース部21と同じ形状に作ることができるものである。
まず、コンタクト60は、図23乃至図25に示されるように金属薄板からプレス加工によって打ち抜きされて造られる。
続いて、図26乃至図28に示されるように、左右の接触ベース部21が中央の接触ベース部20に対して直角よりも大きく内側に折り曲げられて、図28に示されるような水平方向の横断面形状がほぼ三角形状に形成される。
このように、コンタクト60は、これら接触ベース部20、21によって間に空間部分が取り囲まれるように形成されて、電子部品用ソケットに装着される電子部品の外部端子の下に所要の空間部分が形成されて保持されるようになり、接触ベース部20、21の先端の接触部27、28が電子部品の外部端子の表面に良好に接触されるようになる。
このように構成される本発明の電子部品用ソケットのコンタクトにおいて、複数個のコンタクト60が、ソケット本体のほぼ中央部分に整列して取り付けられて、ICパッケージ等の電子部品が、上記最良の形態等におけるように装着されて、その上に押え板が載置されて固定されるようになる。
この場合に、電子部品の外部端子に対して、コンタクト60の接触ベース部20、21の接触部27、28が係合されて接触されるようになる。図示されるように、コンタクト60は、3つの接触ベース部20、21の接触部27、28が、電子部品の外部端子の表面に対して間隔を置いて対峙して係合して、それぞれ点接触として接触するようになる。これによって、電子部品の外部端子とコンタクト60との複数個所での良好な接触が得られ、安定した接続が行われる。
このように、本発明の電子部品用ソケットにおけるコンタクト60は、上記各形態と同様に、金属薄板から打ち抜きのようなプレス加工によって製作されるために、従来におけるプローブタイプのコンタクトのように複数個の部品から構成されて、これら部品を組み立てる等の必要が無く、製作工程と組立工程とを簡略化することができて作業性を向上することができ、かつ製作費を低減することができる。
(異なる形態5)
図29乃至図31には、本発明の電子部品用ソケットのコンタクトのさらに異なる形態が示されており、この形態においては、図23乃至図25に示される上記の異なる形態4と同一の打ち抜きされたコンタクト素材が利用できる。
これらの図において、図29は、プレス加工によって打ち抜きしたコンタクト素材の中央の接触ベース部と両側の接触ベース部をほぼ円形に折り曲げた時の正面図で、図30は、その側面図で、図31は平面図である。
図示されるように、コンタクト70は、上述の異なる形態4と同様に、金属薄板から打ち抜き等のプレス加工によって製作されており、中央の接触ベース部20と、この中央の接触ベース部20の両側の接触ベース部21とを有している。
そして、中央の接触ベース部20と両側の接触ベース部21とが、幾分長い接続部76を介して接続されており、水平面方向の断面形状(図31図示)が、ほぼ円形の形状に彎曲されていることが上記の異なる形態4のコンタクト80と相違している。
このようなコンタクト70は、上部に、中央の接触ベース部20と、その左右両側の接触ベース部21が、横方向に接続部76を介して連続して設けられており、上記の形態4のコンタクト素材と同一形状にプレス加工して作られ、同じコンタクト素材を使用することができる。
そして、次の加工手順において、図29乃至図31に示されるように、水平面方向の断面形状がほぼ円形状になるように彎曲して形成される。
このような本発明の電子部品用ソケットにおけるコンタクト70においても、上述のコネクタと同様に、金属薄板から打ち抜きのようなプレス加工によって製作されるために、複数個の部品を組み立てる等の必要が無く、製作工程と組立工程とを簡略化することができ、作業性を向上し、かつ製作費を低減することができる。
本発明は、電子部品用ソケットを使用する産業で利用される。
本発明の実施例1における電子部品用ソケットの正面図である。 図1の本発明における電子部品用ソケットの中央縦断面図である。 図2の本発明の電子部品用ソケットのコンタクトの1つを示す拡大正面図である。 本発明の実施例1における電子部品用ソケットのコンタクトの1つを、プレス加工して打ち抜きして中間の主ばね部を蛇行した状態に屈曲して示す拡大正面図である。 図4のコンタクトの接触部の拡大斜視図である。 図5のコンタクトの左右の接触部を折り曲げた状態で示す拡大斜視図である。 図6のコンタクトの接触部の拡大平面図である。 図4乃至図7のコンタクトと電子部品の外部端子との接触状態を示す拡大正面部分図である。 図8のコンタクトにおける拡大側面部分図である。 本発明の実施例2における電子部品用ソケットのコンタクトと電子部品の外部端子との接触状態を示す拡大正面部分図である。 図10のコンタクトにおける拡大側面部分図である。 図10と図11のコンタクトに対する電子部品の挿入時の拡大側面部分図である。 図12のコンタクトに対する電子部品のさらに挿入した時の拡大側面部分図である。 本発明の実施例3における電子部品用ソケットのコンタクトの1つを、プレス加工して打ち抜きした時の接触部を示す拡大正面部分図である。 図14のコンタクトの接触部の1つを折り曲げた時の拡大正面部分図である。 図15の拡大側面部分図である。 図15のコンタクトの接触部をさらに折り曲げた時の拡大正面部分図である。 図17の拡大側面部分図である。 図17のコンタクトの接触ベース部をさらにまた折り曲げた時の拡大正面部分図である。 図19の拡大側面部分図である。 図19の拡大平面部分図である。 本発明の電子部品用ソケットのコンタクトの接触ベース部の別の例を示す斜視図である。 本発明の電子部品用ソケットの他の例のコンタクトの1つを、プレス加工して打ち抜きした時の接触ベース部を示す拡大正面部分図である。 図23のコンタクトの接触ベース部の拡大側面部分図である。 図23のコンタクトの接触ベース部の拡大平面部分図である。 図23のコンタクトの両側の接触ベース部を折り曲げた時の拡大正面部分図である。 図26の拡大側面部分図である。 図26の拡大平面部分図である。 本発明の電子部品用ソケットのさらに別のコンタクトの1つを、プレス加工して彎曲した時の接触ベース部を示す拡大正面部分図である。 図29のコンタクトの接触ベース部の拡大側面部分図である。 図29の拡大平面部分図である。
符号の説明
1 電子部品用ソケット
2 ソケットベース
3、30、40、50、60、70 コンタクト
4 位置決め台
5 押え板
6 ストッパー
7 コンタクト整列板
8 装着部
9 外部装置
10 電子部品
11 外部端子
12 開口
14 ガイド部材
15 シャフト
16 窪み部
17 ラッチアーム
18 ラッチ爪
20、21、44 接触ベース部
22 端子部
23 主バネ部
24、25 突部
26、45、66、76 接続部
27、28、47 接触部
35 接触片

Claims (8)

  1. 装着される電子部品の外部端子に接触する複数個のコンタクトを有する電子部品用ソケットであって、
    前記コンタクトは、先端部に複数個の接触ベース部を有し、該接触ベース部が電子部品の外部端子に接触できるように折曲部が構成されていることを特徴とする電子部品用ソケット。
  2. 前記コンタクトは、金属薄板材料から打抜きして作られ、下端に端子部を有し、中間に弾性変形可能に彎曲または蛇行するように形成された主ばね部を有していることを特徴とする請求項1記載の電子部品用ソケット。
  3. 前記コンタクトの接触ベース部は、上端が尖った形状に形成されて横方向に連続するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子部品用ソケット。
  4. 前記コンタクトは、3つの接触ベース部を有し、中央の接触ベース部に対して左右の接触ベース部がほぼ直角に内側に折り曲げられて、電子部品の外部端子と複数個所にて接触されることを特徴とする請求項1に記載の電子部品用ソケット。
  5. 前記コンタクトは、接触ベース部がほぼ直角に折り曲げられて断面ほぼコの字形、あるいは角形筒状のいずれかの形状に形成されることを特徴とする請求項4に記載の電子部品用ソケット。
  6. 前記コンタクトは、中央の接触ベース部が他の接触ベース部よりも上方に長く、かつ外方に折り曲げられていることを特徴とする請求項5に記載の電子部品用ソケット。
  7. 前記コンタクトは、中央の接触ベース部の先端の平面部分が前記電子部品の外部端子に面接触することを特徴とする請求項6記載の電子部品用ソケット。
  8. 前記コンタクトの接触ベース部が、平面断面形状がほぼ三角形または円形状に折曲されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品用ソケット。
JP2004039040A 2004-02-16 2004-02-16 電子部品用ソケット Pending JP2005228716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004039040A JP2005228716A (ja) 2004-02-16 2004-02-16 電子部品用ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004039040A JP2005228716A (ja) 2004-02-16 2004-02-16 電子部品用ソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005228716A true JP2005228716A (ja) 2005-08-25

Family

ID=35003238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004039040A Pending JP2005228716A (ja) 2004-02-16 2004-02-16 電子部品用ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005228716A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265771A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yamaichi Electronics Co Ltd 半導体装置用ソケット
WO2009084085A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Yamaichi Electronics Co., Ltd. 半導体装置用ソケット
WO2015041099A1 (ja) * 2013-09-17 2015-03-26 株式会社エンプラス コンタクトピン及び電気部品用ソケット
JP2020095783A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 センサータ テクノロジーズ インコーポレーテッド ソケットおよび接続構造

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265771A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yamaichi Electronics Co Ltd 半導体装置用ソケット
JP4663567B2 (ja) * 2006-03-28 2011-04-06 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
WO2009084085A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Yamaichi Electronics Co., Ltd. 半導体装置用ソケット
US8272882B2 (en) 2007-12-27 2012-09-25 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Semiconductor device socket
JP5083327B2 (ja) * 2007-12-27 2012-11-28 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
WO2015041099A1 (ja) * 2013-09-17 2015-03-26 株式会社エンプラス コンタクトピン及び電気部品用ソケット
JP2015060622A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社エンプラス コンタクトピン及び電気部品用ソケット
CN105556765A (zh) * 2013-09-17 2016-05-04 恩普乐股份有限公司 触头和电气元件用插座
US9653833B2 (en) 2013-09-17 2017-05-16 Enplas Corporation Contact pin and electrical component socket
TWI621312B (zh) * 2013-09-17 2018-04-11 恩普樂股份有限公司 觸針及電氣零件用插座
JP2020095783A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 センサータ テクノロジーズ インコーポレーテッド ソケットおよび接続構造
JP7219601B2 (ja) 2018-12-10 2023-02-08 エルティーアイ ホールディングス インコーポレーテッド ソケットおよび接続構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5360271B1 (ja) 電気コネクタ
JP4973988B2 (ja) コンタクト及びこれを用いたicソケット
KR20040024458A (ko) 엘지에이 소케트용 콘택트
US9160087B2 (en) Board connecting terminal
JP4794905B2 (ja) Icカードコネクタの端子取付方法
JP2007149394A (ja) コネクタ
JP2001006771A (ja) コネクタ
JP2012099267A (ja) 端子およびこれを用いたコネクタ
JP2004055463A (ja) コネクタ
JP2019071184A (ja) コネクタ
EP2843771B1 (en) Connector housing, electric connector and method of inserting connector terminal into connector housing
JP6477660B2 (ja) 基板対基板コネクタ
JP2008027713A (ja) 基板間接続コネクタ
JP4558406B2 (ja) 印刷回路基板用プラグコンタクト
JP4971957B2 (ja) コンタクト部材、コンタクト部材の保持構造及び電気コネクタ
JP2005228716A (ja) 電子部品用ソケット
JP3810134B2 (ja) コンタクト及びこのコンタクトを備えたicソケット
JP5267635B2 (ja) コンタクト及びこれを用いたicソケット
JP2011124193A (ja) 台座コネクタ
JPH08222335A (ja) 電気コンタクト及びこれを使用したicソケット
KR100719428B1 (ko) 콘택트 핀, 콘택트 핀 조립체 및 전기 부품용 소켓
JP2015185243A (ja) 音叉端子
JP6613129B2 (ja) 金属端子
CN108493648B (zh) 电连接器
JP2006073442A (ja) 電気コネクタ