JP2004311261A - プリンタ配線板用コネクタ及びその取付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線板への取付け強度の増大を図ったプリント配線板用コネクタ及び安定したプリント配線板へのコネクタ取付け方法を提供することにある。
【解決手段】対向する第1、第2の側壁20a、20bを有する箱型絶縁ハウジング20と、この絶縁ハウジング20内に収容する少なくとも2本の第1、第2のコンタクト30、30とを備え、前記第1、第2のコンタクト30、30は、プリント配線板55に固定される端子部32a、32aが前記第2の側壁20bの底壁面に所定間隔をあけて配設され、前記第1の側壁20aの底壁面には前記端子部32a、32aの間に位置するように補強金具40が取付けられる装着部が形成されている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント配線板に実装するプリント配線板用コネクタに係り、更に詳しくは、補強金具を装着できるようにしたプリント配線板用コネクタ及びプリント配線板への取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からバッテリーと、このバッテリーを電源として作動する携帯用電子機器、例えば携帯用電話機との電気接続には、プリント配線板に実装できる構造を有したプリント配線板用電気コネクタが使用されている。
この種のプリント配線板用コネクタ(以下、コネクタという)は、一般に、細長な箱型の絶縁ハウジング(以下、ハウジングという)と、このハウジングに収容される複数のコンタクトとからなり、前記ハウジングに収容された複数のコンタクトをプリント配線板(以下、配線板という)の回路パターンに半田接続することによって、前記コンタクトが回路パターンに電気的接続されると共に、前記ハウジングが前記配線板に機械的に固定されるようになっている。
ところが、携帯用電子機器では、例えば内蔵されたバッテリーが寿命に達したような場合、ユーザ自身によってバッテリーの交換が行われる。しかし、一般にユーザは概ねこのような交換作業に不慣れであるため、うまくバッテリーの交換ができず、作業中にコネクタに無理な力を掛けてしまうことがあり、その結果、コンタクトや配線板を破損させてしまう事故が発生していた。
そこで、このような事故を防止する対策として、配線板への固定をコンタクトの半田接続だけでなく、新たに補強金具を用いてコネクタを配線板に堅固に固定し、多少無理な力がコネクタに加わってもコネクタがプリント配線板上で移動しないようにしたコネクタ及びその取付け方法が知られている。(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−33150号(第4頁右欄、図1)
【特許文献2】
特開2002−268905号(第3頁右欄、図1)
【0004】
図7は、上記特許文献1に記載されたコネクタの斜視図である。
このコネクタ1は、ハウジング2の長手方向の両側端2a、2bにそれぞれ補強金具4a、4bを装着して配線板5に固定されるようになっている。そして、この一対の補強金具4a、4bは、何れもほぼL字状の形状をなした金属製の補強タブからなり、これらの補強タブがハウジング2の前下部に形成された圧入溝に圧入されて、その一部がハウジング2の対応する側面に露出されて、配線板5の表面5aの導電部に半田付けされるようになっている。
また、上記特許文献2にも、コネクタハウジングの両側端に一対の補強金具が装着され、これらの補強金具でコネクタを配線板に固定するコネクタが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記各特許文献1、2に記載されたコネクタ及び配線板への取付け方法は、何れも一対の補強金具をハウジングの長手方向の両側端に装着して、各補強金具を配線板のパターンに半田接続している。
このため、コンタクト数が多い長尺なコネクタでも、コネクタハウジングの長手方向の両側端で補強金具を用いて配線板に固定することになるので、長尺コネクタの途中がコンタクトによって固定されることがあっても、配線板への固定が不安定になっている。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、その発明の目的は、少なくとも一対のコンタクト間に補強金具を装着しうるようにして取付け強度の増大を図ったプリント配線板用コネクタ及び安定したプリント配線板へのコネクタ取付け方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、以下の構成によって達成される。
【0008】
本発明のプリント配線板用コネクタは、対向する第1、第2の側壁を有する箱型絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジング内に収容する少なくとも2本の第1、第2のコンタクトとを備え、前記第1、第2のコンタクトは、プリント配線板に固定される端子部が前記第2の側壁の底壁面に所定間隔をあけて配設され、前記第1の側壁の底壁面には前記端子部の間に位置するように補強金具が取付けられる装着部が形成されたことを特徴とする。
そして、前記第1の側壁面には、前記第1、第2のコンタクトを収容する空洞が所定幅の隔壁で仕切られて設けられ、該隔壁に前記補強金具の装着部が形成されており、また、前記装着部に固定される補強金具は、前記隔壁幅の半分以下の配線板への固定用折曲片を有していることが好ましい。
この構成においては、第1、第2のコンタクトの端子部が設けられた側壁と対向する側壁に補強金具を取付ける装着部が形成されるので、コネクタをプリント配線板へ実装する際に、一対の端子部と補強金具とでコネクタを3点支持により配線板に固定ができ、安定した支持固定が可能になる。また、補強金具は、空洞間を仕切る隔壁に設けるので、コンタクト数が多くなった長尺コネクタでも、前記の複数組の3点支持により配線板に固定できることになる。更に、補強金具の折曲片が前記隔壁幅の半分以下にすることにより、組立て時にコンタクトのハウジングへの挿入の障害にならず、各隔壁へは同一形状の補強金具を使用することができるようになる。したがって、補強金具を製作する際に1種類の金型で成形できるので、コストを安価にできる。
【0009】
また、本発明のプリント配線板用コネクタの配線板への取付け方法は、前記何れかのプリント配線板用コネクタを用い、該コネクタに前記補強金具を装着し、該補強金具と及び前記コンタクトの端子部とをプリント配線板に固定し、前記コネクタを該各固定部で3点支持固定することを特徴とする。
この取付け方法では、一対の補強金具と各コンタクトとで3点支持により配線板に固定できるので、配線板へのコネクタの取付けが堅固になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリント配線板用コネクタの斜視図、図2は図1のコネクタを分解した分解斜視図、図3は補強金具を示した詳細図、図4はコンタクトの組立て工程を説明する断面図である。
【0011】
図1、2、4を参照して、コネクタ10は、絶縁ハウジング20と、このハウジング20の空洞21内に収容される複数個のコンタクト30とからなり、各空洞21の間は所定幅長を有する隔壁26により仕切られ、各隔壁に補強金具40が装着できるようになっている。
【0012】
ハウジング20は、細長な箱型をなし絶縁性の合成樹脂で形成される。この箱型絶縁ハウジング20は、幅広な表面壁20a(第1の側壁)及び裏面壁20b(第2の側壁)と、幅狭な側壁20c、20dと、幅広な底壁20e及び上壁20fとで囲まれ、表面壁20aには、その表面壁20aから裏面壁20bに向って3個の空洞21が形成されている。各空洞21の間には、所定幅長dの隔壁26が設けられ、両側壁20c、20dの板厚は隔壁26より薄肉になっている。なお、このコンタクト及び空洞の数は、3個に限定されるものではなく、任意の数に選定される。
【0013】
これらの空洞21は、それぞれコンタクト30が収納される大きさを有し、底壁20eにはコンタクト30を折り畳んで挿入できる開口23、また、表面壁20aには、コンタクト30の接点部をハウジングの外方へ突出される開口22がそれぞれ形成される。また、各空洞21の内部は、端子部32のU字状屈曲部が挿入固定される溝穴24aと、中間ばね部31が挿入される室24bとからなっている。(図4参照)。
【0014】
表面壁20aの開口22は、ほぼ逆U字状をなし、その幅長は後述するコンタクト30の幅長と関連させて底壁20eから上壁20fに向かって幅長が異なっている。すなわち、この逆U字状の開口22は、逆U字状開口の上方部を頭部とすると、幅広の幅長dを有する頭部開口22aと、この頭部開口22aより幅狭な幅長dの首部開口22bと、この首部開口22bから末広がりに広がった胴部開口22cと、頭部開口とほぼ同じ幅長dの脚部開口22dとからなっている。首部開口22bは、開口両端の肩部にそれぞれ段部22b、22bが形成され、これらの肩段部から末広がりに広がった胴部開口22Cまでの幅狭部は、後述するコンタクト30の係止端部34が係止されるストッパーとして機能する。
そして、これらの幅長d〜dの関係は、以下のよう設定される。
<d≒d
この逆U字状開口22の幅長を上記の関係に設定することにより、後述するコンタクト30を底壁20eの開口23から挿入する際に、接点部33の首部33bが首部開口22bをスムーズに通過できるようになる。
【0015】
また、隔壁26には、その幅方向の中間部に、補強金具40が圧入されるスリット25が形成されている。このスリット25の形状は、図5(c)に示すように、ほぼL字状をなしている。
【0016】
図2(b)、(b’)はコンタクトを示し、同図(b)は符号を記し、同図(b’)は幅長を記した外観斜視図である。このコンタクト30は、中央部がほぼU字状に屈曲された中間ばね部31と、このU字状の中間ばね部31の一端31aから延設された端子部32と、他端31bから延設された接点部33と、この接点部から延びた係止端部34とからなり、導電性の薄板金属材を所定幅の極小幅の帯状片に打ち抜き、この帯状片を所定の形状に屈曲加工することによって形成される。
中間ばね部31は、接点部33の支持腕として機能するもので、端子部32及び接点部33より若干幅広な幅長d’を有しばね力を保持するようになっている。
端子部32は、中間ばね部31の一端31aから延び逆U字状に屈曲され、更に先端部はほぼ90度の外方へ所定長さ折曲されている。この折曲片32aは、回路基板上の銅箔パターンと半田接続される。
【0017】
接点部33は、中間ばね部31の一端31bから延び端子部32に対向してほぼ弓状に屈曲され、この屈曲部の頂点に接点33aが形成され、その幅長が中間ばね部31から係止端部34の下の首部33bに向かって幅狭になって、首部33bの幅長d’が中間ばね部31の幅長d’より幅狭になっている。首部33bの幅長d’は、接点33aが形成された部分の幅長と同一長或いは若干幅広になっている。
また、係止端部34は、接点部33から更に延び下方へ屈曲されフック状をなし、顔部34aと、この顔部34aより幅広の幅長d’を有する頭部34bとからなり、顔部及び頭部にそれぞれ段部35a、35b(顎部に相当する)と36a、36b(耳部に相当する)が形成されている。図2(b)には第2の係止部36bだけが図示され、36aは省略されている。
ハウジングの逆U字状の開口22とコンタクト30との幅長の関係は、以下のように設定される。
<d’ 、d<d’ (なお、d’>d’)、d<d’
>d 、d≒d’
ハウジングの逆U字状の開口22とコンタクト30との幅長の関係を上記の関係に設定することにより、コンタクト30を底壁20eの開口23から挿入する際に、コンタクト30の幅狭の首部33bが首部開口22bをスムーズに挿通できるようになる。
【0018】
図3は補強金具を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は上面図である。
隔壁26のスリットに圧入される補強金具40は、何れも同一形状のものが用いられ、ほぼL字状をなした短辺の縦片41と、長辺の横片42と、この横片からほぼ90°に折曲された折曲片43とからなり、所定厚の金属板から打ち抜き屈曲加工により形成される。折曲片43の長さdは、隔壁26の幅長dの半分(1/2)より短い長さに設定される。
折曲片43の長さdを幅長dの半分より短い長さにすることにより、コネクタ10の組立て時に補強金具40を予めハウジング20に装着しておいても、折曲片43の外端縁が開口22内に突出しないので、コンタクト30を空洞21内へスムーズに挿入することができる。なお、一方で折曲片43の幅長が短長になり配線板への固定面積が少なくなるが、後述する3点支持固定により安定した固定ができる。また、同一形状の補強金具を使用することにより、補強金具が一種類でよいことになるので、金型が一種類で済み製作コストを低減できる。なお、横片42の下方側端42aには、必要に応じて凹凸部を形成する。この凹凸部を設けることにより配線基板との位置決め固定が容易になる。
【0019】
上記のコネクタ10は、以下の方法で配線板55へ装着される。
最初に、ハウジング20にコンタクト30を挿入する。図4を参照して、
先ず、一方の側端が他の側端より若干長い冶具50をコンタクト30の下方から挿入する。その際、冶具の長側端51aはコンタクト30も接点部33に、短側端51bを端子部32の逆U字状部に挿入されるように矢印Yから挿入する。(図4(a))。冶具50の長側端51aが接点部33に押し込まれると、コンタクト30は折り畳まれた状態で接点部33が端子部32の方向へ接近される。この状態を維持したままコンタクト30をハウジング底壁の開口23から挿入する。
すると、接点部33の首部33bの幅長d’が、開口22の首部開口22bの幅長dより短長になっているので、接点部33の首部33bが首部開口22bをスムーズに通り抜けができることになる。そして、コンタクトの端子部32は、空洞内の溝部24aへ挿入され、中間ばね部31、接点部33及び係止端部34は、空洞内の室24bへ挿入される。
その際に、コンタクト30は折り畳まれて接点部33が端子部32の方向へ接近され、この折り畳みに伴って、係止端部34の顔部34a及び頭部34bも端子部32の方向へ撓んで近づいているので、接点部33の首部33bが首部開口22bをスムーズに通り抜ける際に障害にならず、係止端部34は空洞21内へ挿入でき、この係止端部34は開口22aから覗くと空洞21の奥に位置することになる。(図4(b)〜(d))。
その後、冶具を下方Yへ引き抜く。すると、コンタクトの接点部33は、冶具の側端の押さえが解かれ、接点部33がハウジング20の外方へ突出する。この状態では、係止端部34の頭部34bは、その両端がハウジング30の開口の両側壁に接触し、接点部33が更に外方へ飛び出ることはない。(図4(e))。
この組立て方法によると、コンタクト30を冶具50で支え、ハウジング20の下方開口23から空洞内へ挿入するだけで、コンタクト30をハウジング20へ装着できるので、上記従来技術のように、複数の工程が必要でなく生産効率の向上を達成できる。
【0020】
次いで、補強金具40をハウジング20に取付ける。その取付けは、図1、2、及び図5(c)を参照して、横片42の折曲片43がハウジング20の表壁面20aに突出するようにして、横片42の一部を横溝25bに、縦片41をハウジング20の縦溝25aにそれぞれ圧入して固定する。
その後、各コンタクト30の端子部の折曲部32aと、一対の補強金具の折曲片43とを半田槽(図示省略)に漬けて冶具50に半田接続する。
【0021】
図5は、上記の手順でハウジングに3本のコンタクト及び一対の補強金具を取付け配線板に実装した状態を示し、同図(a)は正面図、同図(b)は上面図、同図(c)は図(a)A−Aの断面図である。
図5(b)に示すように、コネクタ10は、ハウジング20の表面壁20a側では一対の補強金具40、40の折曲片43、43で、また裏面壁20b側ではコンタクトの端子部32a〜32aで配線板に半田接続されることになる。すなわち、補強金具40は、その折曲片43と各コンタクト30、30の端子部32a、32aとを線(点線図示)で結んで形成される三角形の各頂点でコネクタ10が固定され、また、補強金具40は、その折曲片43と各コンタクト30、30の端子部32a、32aとを線(点線図示)で結んで形成される三角形の各頂点でコネクタ10が固定されることになる。その結果、一般的な支持固定構造として、3点での支持構造が最も安定していると言われていることから、上記コネクタ10は、一対の補強金具と各コンタクトとで3点支持により配線板に固定されている。
【0022】
上記の実施形態のコネクタ10は、3本のコンタクトをハウジングに収容したものであったが、コンタクト数は3本に限定されず、2本以上であれば、配線板への安定した固定が実現できる。図6は3本以上のコンタクトを用いたコネクタを示し、同図(a)は正面図、同図(b)は上面図である。
このコネクタ10は、ハウジング20に3本以上の補強金具40〜40を収容した構成からなり、コネクタ本数を増やし、これに伴ってハウジングの大きさを変更しただけで、ハウジング及びコンタクトの構造はコネクタ10のものと同じである。したがって、説明の重複を避けこれらの説明を省略する。
このコネクタ10は、ハウジング20の表面壁20a側では一対の補強金具40〜40の折曲片43〜43で、また裏面壁20b側ではコンタクト30の端子部32〜32で配線板に半田接続される。これにより、補強金具40は、その折曲片43と各コンタクト30、30の端子部32a、32aとを線で結んで形成される三角形の各頂点でコネクタ10が固定され、また、他の補強金具40も、同様にその折曲片43と各コンタクト30、30の端子部32a、32aとを線で結んで形成される三角形の各頂点でコネクタ10が固定される。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、プリント配線板用コネクタは、第1、第2のコンタクトの端子部が設けられた側壁と対向する側壁に補強金具を取付ける装着部が形成されるので、コネクタをプリント配線板へ実装する際に、一対の端子部と補強金具とでコネクタを3点支持により配線板に固定ができ、安定した支持固定が可能になる。また、補強金具は、空洞間を仕切る隔壁に設けるので、コンタクト数が多くなった長尺コネクタでも、前記の複数組の3点支持により配線板に固定できることになる。更に、補強金具の折曲片を前記隔壁幅の半分以下にすることにより、組立て時にコンタクトのハウジングへの挿入の障害にならず、各隔壁へは同一形状の補強金具を使用することができるようになる。したがって、補強金具を製作する際に1種類の金型で成形できるので、コストを安価にできる。
また、この取付け方法では、一対の補強金具と各コンタクトとで3点支持により配線板に固定できるので、配線板へのコネクタの取付けが堅固になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る配線板用コネクタの斜視図、
【図2】図1のコネクタを分解した分解斜視図、
【図3】補強金具を示した詳細図、
【図4】コンタクトの組立て工程を説明する断面図、
【図5】図1のコネクタを所定の方向から示したもので、同図(a)は正面図、同図(b)は上面図、同図(c)は図(a)A−Aの断面図、
【図6】本発明の他の実施形態に係る配線板用コネクタを示し、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、
【図7】従来技術のコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
10 配線板用コネクタ
20 絶縁ハウジング
20a 側壁(第1の側壁)
20b 側壁(第2の側壁)
21 空洞
22 開口
23 開口
25 スリット
30 コンタクト
31 中間ばね部
32 端子部
33 接点部
33b 首部
34 係止端部
35a、35b 段部(顎部)
40 補強金具
43 折曲片

Claims (4)

  1. 対向する第1、第2の側壁を有する箱型絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジング内に収容する少なくとも2本の第1、第2のコンタクトとを備え、前記第1、第2のコンタクトは、プリント配線板に固定される端子部が前記第2の側壁の底壁面に所定間隔をあけて配設され、前記第1の側壁の底壁面には前記端子部の間に位置するように補強金具が取付けられる装着部が形成されたことを特徴とするプリント配線板用コネクタ。
  2. 前記第1の側壁面には、前記第1、第2のコンタクトを収容する空洞が所定幅の隔壁で仕切られて設けられ、該隔壁に前記補強金具の装着部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板用コネクタ。
  3. 前記装着部に固定される補強金具は、前記隔壁幅の半分以下の配線板への固定用折曲片を有することを特徴とする請求項2記載のプリント配線板用コネクタ。
  4. 前記請求項1〜3記載の何れかのプリント配線板用コネクタを用い、該コネクタに前記補強金具を装着し、該補強金具と前記コンタクトの端子部とをプリント配線板に固定し、前記コネクタを該各固定部で3点支持固定することを特徴とするプリント配線板用コネクタの配線板への取付け方法。
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