JPH11219739A - バスバー電気接続部構造 - Google Patents
バスバー電気接続部構造Info
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- JPH11219739A JPH11219739A JP2235198A JP2235198A JPH11219739A JP H11219739 A JPH11219739 A JP H11219739A JP 2235198 A JP2235198 A JP 2235198A JP 2235198 A JP2235198 A JP 2235198A JP H11219739 A JPH11219739 A JP H11219739A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
- H05K3/326—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor the printed circuit having integral resilient or deformable parts, e.g. tabs or parts of flexible circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4092—Integral conductive tabs, i.e. conductive parts partly detached from the substrate
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子制御式自動変速機の油圧制御回路部の電
磁ソレノイドのごとき電子機器の端子部とコントロール
ユニットを備えた配線板の端縁から突出したバスバーの
接続部との位置が多少ずれている場合であっても容易に
接続できるバスバー電気接続部構造を提供する。 【解決手段】 配線板９の端縁から突出したバスバー１
３の接続部１９と電子機器１１の端子部１７との接続部
構造であって、上記接続部１９の先端と上記端子部１７
の先端とがほぼ同方向を指向し、かつ上記接続部１９と
端子部１７とが互いに弾性的に押し合う態様に接続して
あり、かつ上記接続部１９と端子部１７とを一体的に結
合した構成であり、接続部１９又は端子部１７のうち、
上側に位置する部材１９の先端よりも下側に位置する部
材１７の先端の方が外方向へ突出した構成であって、下
側に位置する部材１７の上面に、上下の部材の接触部へ
結合部材を導くための誘導部を設けた構成である。
磁ソレノイドのごとき電子機器の端子部とコントロール
ユニットを備えた配線板の端縁から突出したバスバーの
接続部との位置が多少ずれている場合であっても容易に
接続できるバスバー電気接続部構造を提供する。 【解決手段】 配線板９の端縁から突出したバスバー１
３の接続部１９と電子機器１１の端子部１７との接続部
構造であって、上記接続部１９の先端と上記端子部１７
の先端とがほぼ同方向を指向し、かつ上記接続部１９と
端子部１７とが互いに弾性的に押し合う態様に接続して
あり、かつ上記接続部１９と端子部１７とを一体的に結
合した構成であり、接続部１９又は端子部１７のうち、
上側に位置する部材１９の先端よりも下側に位置する部
材１７の先端の方が外方向へ突出した構成であって、下
側に位置する部材１７の上面に、上下の部材の接触部へ
結合部材を導くための誘導部を設けた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の電子制御式
自動変速機の油圧制御回路部における例えば電磁ソレノ
イド等のごとき電子機器の端子部と、一種のコンピュー
タよりなるコントロールユニットを備えた配線板の端縁
から突出したバスバーの接続部とを接続したバスバー電
気接続部の構造に係り、さらに詳細には、上記端子部と
接続部との接続を容易かつ確実に行うことのできるバス
バー電気接続部の構造に関する。
自動変速機の油圧制御回路部における例えば電磁ソレノ
イド等のごとき電子機器の端子部と、一種のコンピュー
タよりなるコントロールユニットを備えた配線板の端縁
から突出したバスバーの接続部とを接続したバスバー電
気接続部の構造に係り、さらに詳細には、上記端子部と
接続部との接続を容易かつ確実に行うことのできるバス
バー電気接続部の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子制御式自動変速機において
は、図５に概略的に示すように、エンジン１に連結した
オートマチックトランスミッション（ＡＴＭ）３の下部
に、変速やエンジン１の出力に応じて変速比等を自動的
に制御する油圧コントロールバルブ５が装着してあり、
この油圧コントロールバルブ５の上側には、一種のコン
ピュータよりなるコントロールユニット７を備えた配線
板９が配置してある。そして、各種センサー、スイッチ
や前記油圧コントロールバルブ５の電磁ソレノイドなど
のごとき各種の電子機器１１の端子部（図５には図示省
略）と前記コントロールユニット７に接続され前記配線
板９の端縁から突出したバスバーの接続部（図５には図
示省略）とが接続してある。
は、図５に概略的に示すように、エンジン１に連結した
オートマチックトランスミッション（ＡＴＭ）３の下部
に、変速やエンジン１の出力に応じて変速比等を自動的
に制御する油圧コントロールバルブ５が装着してあり、
この油圧コントロールバルブ５の上側には、一種のコン
ピュータよりなるコントロールユニット７を備えた配線
板９が配置してある。そして、各種センサー、スイッチ
や前記油圧コントロールバルブ５の電磁ソレノイドなど
のごとき各種の電子機器１１の端子部（図５には図示省
略）と前記コントロールユニット７に接続され前記配線
板９の端縁から突出したバスバーの接続部（図５には図
示省略）とが接続してある。
【０００３】従来、配線板９の端縁からは、コントロー
ルユニット７に接続したバスバー１３（図４参照）の接
続部１５が突出してある。上記接続部１５は、図４に示
すように、接続孔１５Ａを備えた環状に形成してある。
そして、上記接続孔１５Ａには電子機器１１に備えたピ
ン状の端子部１７を嵌入し、上記接続部１５と端子部１
７とをハンダ（図示省略）によって一体的に結合してあ
る。
ルユニット７に接続したバスバー１３（図４参照）の接
続部１５が突出してある。上記接続部１５は、図４に示
すように、接続孔１５Ａを備えた環状に形成してある。
そして、上記接続孔１５Ａには電子機器１１に備えたピ
ン状の端子部１７を嵌入し、上記接続部１５と端子部１
７とをハンダ（図示省略）によって一体的に結合してあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとき従来の構
成においては、バスバー１３のプレス成形加工時や配線
板９を樹脂によって成形する際の収縮等の誤差によっ
て、バスバー１３の接続部１５と電子機器１１の端子部
１７との間に相対的な位置ずれを生じることがある。そ
こで、上記位置ずれを吸収するために、前記バスバー１
３における接続部１５の接続孔１５Ａの径を、電子機器
１１の端子部１７の外径に比較して前記位置ずれ分を見
込んで大きく形成してある。
成においては、バスバー１３のプレス成形加工時や配線
板９を樹脂によって成形する際の収縮等の誤差によっ
て、バスバー１３の接続部１５と電子機器１１の端子部
１７との間に相対的な位置ずれを生じることがある。そ
こで、上記位置ずれを吸収するために、前記バスバー１
３における接続部１５の接続孔１５Ａの径を、電子機器
１１の端子部１７の外径に比較して前記位置ずれ分を見
込んで大きく形成してある。
【０００５】上述のように、端子部１７の外径に比較し
て接続孔１５Ａの径を比較的大きくすると、端子部１７
の外周面と接続孔１５Ａの内周面との間隙が大きくな
り、ハンダによる接合が安定的に行われないこととがあ
るという解決すべき問題がある。
て接続孔１５Ａの径を比較的大きくすると、端子部１７
の外周面と接続孔１５Ａの内周面との間隙が大きくな
り、ハンダによる接合が安定的に行われないこととがあ
るという解決すべき問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項１の記載に係
る発明は、配線板の端縁から突出したバスバーの接続部
と電子機器の端子部との接続部構造であって、上記接続
部の先端と上記端子部の先端とがほぼ同方向を指向し、
かつ上記接続部と端子部とが互いに弾性的に押し合う態
様に接続してあり、かつ上記接続部と端子部とを一体的
に結合した構成である。
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項１の記載に係
る発明は、配線板の端縁から突出したバスバーの接続部
と電子機器の端子部との接続部構造であって、上記接続
部の先端と上記端子部の先端とがほぼ同方向を指向し、
かつ上記接続部と端子部とが互いに弾性的に押し合う態
様に接続してあり、かつ上記接続部と端子部とを一体的
に結合した構成である。
【０００７】請求項２の記載に係る発明は、配線板の端
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続構造であって、上記接続部及び端子部は共に弾性
変形可能であり、かつ上記接続部の先端と端子部の先端
との指向方向をほぼ同方向に保持すべく上記接続部と端
子部とを接続するとき相互の接触部が移動可能の構成で
あり、上記接続部と端子部とが共に弾性変形した態様で
接触した構成である。
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続構造であって、上記接続部及び端子部は共に弾性
変形可能であり、かつ上記接続部の先端と端子部の先端
との指向方向をほぼ同方向に保持すべく上記接続部と端
子部とを接続するとき相互の接触部が移動可能の構成で
あり、上記接続部と端子部とが共に弾性変形した態様で
接触した構成である。
【０００８】請求項３の記載に係る発明は、請求項１又
は２に記載の発明において、接続部又は端子部のうち、
上側に位置する部材の先端よりも下側に位置する部材の
先端の方が外方向へ突出した構成である。
は２に記載の発明において、接続部又は端子部のうち、
上側に位置する部材の先端よりも下側に位置する部材の
先端の方が外方向へ突出した構成である。
【０００９】請求項４の記載に係る発明は、請求項３に
記載の発明において、下側に位置する部材の上面に、上
下の部材の接触部へ結合部材を導くための誘導部を設け
てなるものである。
記載の発明において、下側に位置する部材の上面に、上
下の部材の接触部へ結合部材を導くための誘導部を設け
てなるものである。
【００１０】請求項５の記載に係る発明は、配線板の端
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続部構造であって、上記接続部は、その先端が上記
電子機器から離反する方向を指向するように予め屈曲又
は湾曲してあり、前記端子部は、その先端が前記配線板
から離反する方向を指向するように予め屈曲又は湾曲し
てある構成である。
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続部構造であって、上記接続部は、その先端が上記
電子機器から離反する方向を指向するように予め屈曲又
は湾曲してあり、前記端子部は、その先端が前記配線板
から離反する方向を指向するように予め屈曲又は湾曲し
てある構成である。
【００１１】
【発明の効果】請求項１の記載に係る発明は、配線板の
端縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部
との接続部構造であって、上記接続部の先端と上記端子
部の先端とがほぼ同方向を指向し、かつ上記接続部と端
子部とが互いに弾性的に押し合う態様に接続してあり、
かつ上記接続部と端子部とを一体的に結合した構成であ
るから、バスバーの接続部と電子機器の端子部とを接続
するときには必ず弾性的に接触することになり、多少の
位置ずれ等を吸収すると共に電気的な接続を確実に行う
ことができるものである。
端縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部
との接続部構造であって、上記接続部の先端と上記端子
部の先端とがほぼ同方向を指向し、かつ上記接続部と端
子部とが互いに弾性的に押し合う態様に接続してあり、
かつ上記接続部と端子部とを一体的に結合した構成であ
るから、バスバーの接続部と電子機器の端子部とを接続
するときには必ず弾性的に接触することになり、多少の
位置ずれ等を吸収すると共に電気的な接続を確実に行う
ことができるものである。
【００１２】この際、前記接続部の先端と端子部の先端
とがほぼ同方向を指向することにより、接続部と端子部
とが互いに沿う態様となり、接触位置が面接触になり易
く、電気的接続性が向上するものである。
とがほぼ同方向を指向することにより、接続部と端子部
とが互いに沿う態様となり、接触位置が面接触になり易
く、電気的接続性が向上するものである。
【００１３】請求項２の記載に係る発明は、配線板の端
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続構造であって、上記接続部及び端子部は共に弾性
変形可能であり、かつ上記接続部の先端と端子部の先端
との指向方向をほぼ同方向に保持すべく上記接続部と端
子部とを接続するとき相互の接触部が移動可能の構成で
あり、上記接続部と端子部とが共に弾性変形した態様で
接触してあるから、前記接続部と端子部との相対的な位
置ずれがある場合であっても、接続部と端子部とが互い
に弾性変形し、かつ相互の接触部が移動することによっ
て相対的な位置ずれを吸収して確実に接触した状態を維
持でき、電気的接続をより向上できる。
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続構造であって、上記接続部及び端子部は共に弾性
変形可能であり、かつ上記接続部の先端と端子部の先端
との指向方向をほぼ同方向に保持すべく上記接続部と端
子部とを接続するとき相互の接触部が移動可能の構成で
あり、上記接続部と端子部とが共に弾性変形した態様で
接触してあるから、前記接続部と端子部との相対的な位
置ずれがある場合であっても、接続部と端子部とが互い
に弾性変形し、かつ相互の接触部が移動することによっ
て相対的な位置ずれを吸収して確実に接触した状態を維
持でき、電気的接続をより向上できる。
【００１４】請求項３の記載に係る発明は、請求項１又
は２に記載の発明において、接続部又は端子部のうち、
上側に位置する部材の先端よりも下側に位置する部材の
先端の方が外方向へ突出した構成であるから、接続部と
端子部との接触位置をハンダ等によって結合するとき、
下側の部材にハンダを載せることができ、ハンダ付けを
容易に行うことができる。
は２に記載の発明において、接続部又は端子部のうち、
上側に位置する部材の先端よりも下側に位置する部材の
先端の方が外方向へ突出した構成であるから、接続部と
端子部との接触位置をハンダ等によって結合するとき、
下側の部材にハンダを載せることができ、ハンダ付けを
容易に行うことができる。
【００１５】請求項４の記載に係る発明は、請求項３に
記載の発明において、下側に位置する部材の上面に、上
下の部材の接触部へ結合部材を導くための誘導部を設け
てなるものであるから、ハンダによって接続部と端子部
の接触部を結合するとき、接触部へのハンダの流し込み
を行うことができ、接触部の結合を確実に行うことがで
きる。
記載の発明において、下側に位置する部材の上面に、上
下の部材の接触部へ結合部材を導くための誘導部を設け
てなるものであるから、ハンダによって接続部と端子部
の接触部を結合するとき、接触部へのハンダの流し込み
を行うことができ、接触部の結合を確実に行うことがで
きる。
【００１６】請求項５の記載に係る発明は、配線板の端
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続部構造であって、上記接続部は、その先端が上記
電子機器から離反する方向を指向するように予め屈曲又
は湾曲してあり、前記端子部は、その先端が前記配線板
から離反する方向を指向するように予め屈曲又は湾曲し
てあるから、接続部と端子部とを接触せしめるとき、相
互に接触を円滑に行うことができ、かつ相互に接触後に
互いに弾性変形し易いものであり、弾性的接触を確実に
行うことができる。
縁から突出したバスバーの接続部と電子機器の端子部と
の接続部構造であって、上記接続部は、その先端が上記
電子機器から離反する方向を指向するように予め屈曲又
は湾曲してあり、前記端子部は、その先端が前記配線板
から離反する方向を指向するように予め屈曲又は湾曲し
てあるから、接続部と端子部とを接触せしめるとき、相
互に接触を円滑に行うことができ、かつ相互に接触後に
互いに弾性変形し易いものであり、弾性的接触を確実に
行うことができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するに、前述した従来の構成部分と同一機能を奏
する構成部分には同一符号を付することとして重複した
説明は省略する。
て説明するに、前述した従来の構成部分と同一機能を奏
する構成部分には同一符号を付することとして重複した
説明は省略する。
【００１８】図１を参照するに、コントロールユニット
（図１には図示省略）を備えた配線板９の端縁から、上
記コントロールユニットに接続したバスバー１３の接続
部１９が突出してある。上記接続部１９は、本例におい
ては断面形状が矩形状を呈する板状をなすものであっ
て、その先端１９Ｅが電子機器１１から離反する方向を
指向するように、本例においては斜め上方向を指向する
ように上方向に屈曲してある。
（図１には図示省略）を備えた配線板９の端縁から、上
記コントロールユニットに接続したバスバー１３の接続
部１９が突出してある。上記接続部１９は、本例におい
ては断面形状が矩形状を呈する板状をなすものであっ
て、その先端１９Ｅが電子機器１１から離反する方向を
指向するように、本例においては斜め上方向を指向する
ように上方向に屈曲してある。
【００１９】なお、図１においては、接続部１９は配線
板９の端縁部分において斜め上方向に屈曲してあるが、
接続部１９の屈曲位置は、図１の図示例に限ることなく
先端１９Ｅに近接した位置において屈曲しても良いもの
である。
板９の端縁部分において斜め上方向に屈曲してあるが、
接続部１９の屈曲位置は、図１の図示例に限ることなく
先端１９Ｅに近接した位置において屈曲しても良いもの
である。
【００２０】電子機器１１から上方向に突出した端子部
１７は、図１に示すように、その先端１７Ｅが前記配線
板９から離反する方向を指向するように垂直に対して適
宜に屈曲してある。上記端子部１７は電子機器１１から
突出した基部において屈曲してあるが、屈曲位置は基部
付近に限ることなく先端１７Ｅに近接した位置でも良い
ものである。
１７は、図１に示すように、その先端１７Ｅが前記配線
板９から離反する方向を指向するように垂直に対して適
宜に屈曲してある。上記端子部１７は電子機器１１から
突出した基部において屈曲してあるが、屈曲位置は基部
付近に限ることなく先端１７Ｅに近接した位置でも良い
ものである。
【００２１】以上のごとき構成において、油圧コントロ
ールバルブ５上に配線板９をセットするとき、油圧コン
トロールバルブ５上に予め装着した電子機器１１の端子
部１７と配線板９の端縁から突出した接続部１９が接触
する。この際、前記端子部１７は配線板９から離反する
方向に屈曲してあり、かつ接続部１９が斜め上方向に屈
曲してあることにより、初期においては端子部１７の先
端付近と接続部１９の先端付近とが接触する。
ールバルブ５上に配線板９をセットするとき、油圧コン
トロールバルブ５上に予め装着した電子機器１１の端子
部１７と配線板９の端縁から突出した接続部１９が接触
する。この際、前記端子部１７は配線板９から離反する
方向に屈曲してあり、かつ接続部１９が斜め上方向に屈
曲してあることにより、初期においては端子部１７の先
端付近と接続部１９の先端付近とが接触する。
【００２２】その後、油圧コントロールバルブ５上に装
着すべく配線板９を次第に下降すると、端子部１７の先
端１７Ｅと接続部１９の先端１９Ｅとがほぼ同方向を指
向するように接触し、かつ共に弾性変形すると共に相互
の接触位置が次第に下方向へ移動変化し、図１（Ｂ）に
示すように、上側に位置する部材としての接続部１９の
先端１９Ｅよりも、下側に位置する部材としての端子部
１７の先端１７Ｅが外方向へ突出した構成となるもので
ある。
着すべく配線板９を次第に下降すると、端子部１７の先
端１７Ｅと接続部１９の先端１９Ｅとがほぼ同方向を指
向するように接触し、かつ共に弾性変形すると共に相互
の接触位置が次第に下方向へ移動変化し、図１（Ｂ）に
示すように、上側に位置する部材としての接続部１９の
先端１９Ｅよりも、下側に位置する部材としての端子部
１７の先端１７Ｅが外方向へ突出した構成となるもので
ある。
【００２３】上述のごとき構成においては、端子部１７
と接続部１９とは共に弾性変形した状態にあって互いに
押し合う態様に接触し接続した状態にある。上述のごと
く接続部１９と端子部１７とを弾性的に接触した状態に
あるとき、上記接続部１９の先端１９Ｅと端子部１７の
上面との間に形成されたＶ字形状の凹部付近へ結合部材
としての適宜の導電性接着剤あるいはハンダ２１を流す
と、前記接続部１９の下面と端子部１７の上面との鋭角
な間隙部分へもハンダ２１が回り込み、接続部１９と端
子部１７との接触部分の結合が保持されるものである。
と接続部１９とは共に弾性変形した状態にあって互いに
押し合う態様に接触し接続した状態にある。上述のごと
く接続部１９と端子部１７とを弾性的に接触した状態に
あるとき、上記接続部１９の先端１９Ｅと端子部１７の
上面との間に形成されたＶ字形状の凹部付近へ結合部材
としての適宜の導電性接着剤あるいはハンダ２１を流す
と、前記接続部１９の下面と端子部１７の上面との鋭角
な間隙部分へもハンダ２１が回り込み、接続部１９と端
子部１７との接触部分の結合が保持されるものである。
【００２４】前述の説明においては、電子機器１１の端
子部１７と配線板９の端縁から突出したバスバー１３の
接続部１９とを共に屈曲した態様について説明したが、
上記端子部１７又は接続部１９の適宜一方のみを屈曲す
る構成としても良いものである。また、図３（Ａ）に示
すように、接続部１９を円弧状等のごとき適宜曲線状に
湾曲しても良いものであり、端子部１７についても同様
に湾曲しても良いものである。なお、上記端子部１７，
接続部１９の適宜一方のみを適宜に湾曲した構成とな
し、他方を適宜に屈曲した構成としても良いものであ
る。
子部１７と配線板９の端縁から突出したバスバー１３の
接続部１９とを共に屈曲した態様について説明したが、
上記端子部１７又は接続部１９の適宜一方のみを屈曲す
る構成としても良いものである。また、図３（Ａ）に示
すように、接続部１９を円弧状等のごとき適宜曲線状に
湾曲しても良いものであり、端子部１７についても同様
に湾曲しても良いものである。なお、上記端子部１７，
接続部１９の適宜一方のみを適宜に湾曲した構成とな
し、他方を適宜に屈曲した構成としても良いものであ
る。
【００２５】さらに、端子部１７と接続部１９との接触
面積をより大きくするために、図３（Ｂ）の（ａ）に示
すように、電子機器１１の端子部１７を板状に形成する
ことが望ましい。そして、図３（Ｂ）の（ｂ），（ｃ）
に示すように、端子部１７が接触部１９と接触する側の
面に適数の溝１７Ｇ又は突条１７Ｐを長手方向に形成し
て、ハンダ２１等の結合部材を相互の接触部へ導くため
の誘導部を形成することが望ましいものである。
面積をより大きくするために、図３（Ｂ）の（ａ）に示
すように、電子機器１１の端子部１７を板状に形成する
ことが望ましい。そして、図３（Ｂ）の（ｂ），（ｃ）
に示すように、端子部１７が接触部１９と接触する側の
面に適数の溝１７Ｇ又は突条１７Ｐを長手方向に形成し
て、ハンダ２１等の結合部材を相互の接触部へ導くため
の誘導部を形成することが望ましいものである。
【００２６】このように、端子部１７に誘導部を形成す
ることにより、端子部１７と接続部１９との接触部への
ハンダ２１の誘導、流し込みが容易であり、上記接触部
をハンダ２１によって確実に結合することができるもの
である。
ることにより、端子部１７と接続部１９との接触部への
ハンダ２１の誘導、流し込みが容易であり、上記接触部
をハンダ２１によって確実に結合することができるもの
である。
【００２７】以上のごとき説明より理解されるように、
本例によれば、電子機器１１の端子部１７と配線板９の
端縁から突出したバスバー１３の接続部１９とを、互い
の先端１７Ｅ，１９Ｅがほぼ同方向を指向するように互
いに弾性的に押し合う態様に接触し接続するものである
から、前記端子部１７と接続部１９との位置に多少の位
置ずれがある場合であっても、互いの弾性変形によって
上記位置ずれを吸収して接触せしめることができ、電気
的により確実に接続することができるものである。
本例によれば、電子機器１１の端子部１７と配線板９の
端縁から突出したバスバー１３の接続部１９とを、互い
の先端１７Ｅ，１９Ｅがほぼ同方向を指向するように互
いに弾性的に押し合う態様に接触し接続するものである
から、前記端子部１７と接続部１９との位置に多少の位
置ずれがある場合であっても、互いの弾性変形によって
上記位置ずれを吸収して接触せしめることができ、電気
的により確実に接続することができるものである。
【図１】本発明の実施の形態に係る端子部と接続部との
接触態様を示す説明図である。
接触態様を示す説明図である。
【図２】上記において接触部をハンダによって結合した
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図３】接続部及び端子部の第２例を示す説明図であ
る。
る。
【図４】従来の端子部と接続部との接続構成を示す説明
図である。
図である。
【図５】本発明に係るバスバー電気接続部構造が適用さ
れ得る電子制御式自動変速機部分の概略的な構成説明図
である。
れ得る電子制御式自動変速機部分の概略的な構成説明図
である。
１ エンジン ３ オートマチックトランスミッション ５ 油圧コントロールバルブ ７ コントロールユニット ９ 配線板 １１ 電子機器 １３ バスバー １７ 端子部 １９ 接続部
Claims (5)
- 【請求項１】 配線板の端縁から突出したバスバーの接
続部と電子機器の端子部との接続部構造であって、上記
接続部の先端と上記端子部の先端とがほぼ同方向を指向
し、かつ上記接続部と端子部とが互いに弾性的に押し合
う態様に接続してあり、かつ上記接続部と端子部とを一
体的に結合した構成であることを特徴とするバスバー電
気接続部構造。 - 【請求項２】 配線板の端縁から突出したバスバーの接
続部と電子機器の端子部との接続構造であって、上記接
続部及び端子部は共に弾性変形可能であり、かつ上記接
続部の先端と端子部の先端との指向方向をほぼ同方向に
保持すべく上記接続部と端子部とを接続するとき相互の
接触部が移動可能の構成であり、上記接続部と端子部と
が共に弾性変形した態様で接触してあることを特徴とす
るバスバー電気接続部構造。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の発明において、
接続部又は端子部のうち、上側に位置する部材の先端よ
りも下側に位置する部材の先端の方が外方向へ突出した
構成であることを特徴とするバスバー電気接続部構造。 - 【請求項４】 請求項３に記載の発明において、下側に
位置する部材の上面に、上下の部材の接触部へ結合部材
を導くための誘導部を設けてなることを特徴とするバス
バー電気接続部構造。 - 【請求項５】 配線板の端縁から突出したバスバーの接
続部と電子機器の端子部との接続部構造であって、上記
接続部は、その先端が上記電子機器から離反する方向を
指向するように予め屈曲又は湾曲してあり、前記端子部
は、その先端が前記配線板から離反する方向を指向する
ように予め屈曲又は湾曲してあることを特徴とするバス
バー電気接続部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02235198A JP3279244B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | バスバー電気接続部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02235198A JP3279244B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | バスバー電気接続部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11219739A true JPH11219739A (ja) | 1999-08-10 |
| JP3279244B2 JP3279244B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=12080246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02235198A Expired - Fee Related JP3279244B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | バスバー電気接続部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3279244B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009158359A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Denso Corp | 樹脂モールドバスバおよびそれを用いた電力変換装置 |
| JP2011024355A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Denso Corp | 電力変換装置 |
| JP2011151992A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Denso Corp | 電力変換装置 |
| JP2017017206A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 三菱電機株式会社 | 車載用電子制御装置 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP02235198A patent/JP3279244B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009158359A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Denso Corp | 樹脂モールドバスバおよびそれを用いた電力変換装置 |
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| JP2011151992A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Denso Corp | 電力変換装置 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3279244B2 (ja) | 2002-04-30 |
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