JP2007322233A - 位相変調系列再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取得した所定長のスペクトル拡散信号を分割した複数の継続区間のそれぞれに対して、相関関数の総和を算出する相関処理、集積相関関数を算出する積分処理、および拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列および位相変調境界の各候補を検出する検出処理を2回実施するようにし、周波数最適値算出部により、最初の検出処理で得られた周波数シフトの候補の中から周波数シフトの最適値を算出し、同じ1継続区間分の拡散信号に対する2回目の処理における相関処理では、周波数シフトの最適値の周辺においてのみ行うようにし、2回目の検出データで長時間の位相変調系列を生成する。
【選択図】図1
Description
GPSにおいては、信号の遅延時間を利用してGPS衛星とGPS測位装置との間の距離を測定し、複数のGPS衛星からの距離に基づいて、GPS測位装置の位置を割り出す。初期状態においては、GPS衛星とGPS測位装置との間の距離が不明であるため、遅延時間も不明である。したがって、受信側では逆拡散のタイミングを同期させることができない。
元の信号の値が変化する境界を超えて相関をとると、拡散符号の極性が逆なので、信号が打ち消し合ってしまう。その結果、信号の検出が困難となる。
この発明は、スペクトル拡散通信において、拡散符号開始時点と位相変調系列を検出する位相変調系列再生装置に関するものであり、例えば、CDMA通信、無線LAN通信にも使用できるが、以下の実施の形態では、GPS信号を例に説明し、位相変調系列再生装置を適用したGPS測位装置について説明する。
GPS信号形式の一例を図2に示す。GPS信号は、搬送波中心周波数1.57542MHzのCW(Continuous Wave)信号が拡散符号であるC/Aコードによりスペクトル拡散変調された信号(これを、スペクトル拡散信号と呼ぶ。)である。また、C/Aコードは、20周期を1単位として、航法データビット系列(この発明では主として、位相変調系列と呼ぶ。)と呼ばれる情報符号系列により位相変調されている。したがって、GPS受信機は、この情報符号系列を解読することにより、衛星軌道情報を得ることができる。また、受信機内部で発生させたC/Aコードと同じ拡散符号を用いて受信GPS信号と相関演算を行うことにより、その相関関数(ピーク位置)から拡散符号開始時点(遅延時間)を知ることができる。また、各衛星の遅延時間と解読された衛星軌道情報を用いることにより測位計算を行うことができる。
GPS測位装置は、GPSアンテナ101、受信部102、A/D(アナログ・デジタル)変換部103、データ記憶部104、データ読出し部105、拡散符号発生部(拡散符号記憶部)106、相関処理部(積算相関関数算出部)108、位相変調系列発生部(位相変調系列記憶部)107、積分処理部(集積相関関数算出部)109、検出部110、データ保持部111、周波数最適値算出部112、位相変調系列連接処理部113、測位計算部114および位置表示部115を備えている。これらのうち実線で囲まれた部分がこの発明の位相変調系列再生装置であり、破線で囲まれた部分が拡散信号取得部である。
図1において、まず、GPSアンテナ101でGPS信号を受信すると、受信部102で増幅や周波数の変換等の処理を行った後、A/D変換部103でA/D変換を行ってデジタルデータ(図2で示したようなスペクトル拡散信号)に変換する。なお、IF(Intermediate Frequency)周波数に周波数変換した後に、A/D変換を行う構成も考えられるが、ここではベースバンドに周波数変換し、ベースバンド信号をA/D変換する構成について説明する。A/D変換されたデータはデータ記憶部104に記録される。データ記憶部104では、航法データビット境界の探索のため、相関演算処理をC/Aコード1周期分毎にシフトさせて20ミリ秒まで行うことを考慮して、120ミリ秒の受信拡散信号を保存する。また、保存する受信拡散信号のデータを、更に1ミリ秒の時間長の複数のブロック(継続区間)に分割して保存する。データ読出し部105は、データ記憶部104に記憶した受信拡散信号の最初のブロックを読み出し、相関処理部108に送る。
次に、相関処理部108では、航法データ1ビット分に相当する相関関数の20個ずつの総和(積算相関関数の一例)を計算する。ところが、航法データビット境界が未知であり、位相変調を行い足し算するだけでは、ビット境界のずれによる積分損失が発生する可能性がある。したがって、航法データビット境界、すなわち相関関数の足し算を開始する位置をシフトさせながら、相関関数の20個ずつの総和s_ryvを次式のように計算する。
このようにして計算された相関関数の総和s_ryvは積分処理部109に送られる。
以下、Bs の各要素をbs (ns ,p)と表現する。ここで、ns およびpは、それぞれBs の行番号と列番号であり、またそれぞれ、位相変調系列の総当りインデックスと航法データビットのインデックスを表している。
位相変調系列発生部107は、以上のようにして発生させた位相変調系列を積分処理部109に送る。
L個の相関値を検出したときの、各パラメータをp(l) ,i(l) ,nf(l) ,nb(l) (l=1,2,・・・,L)とおく。そのときの相関値はg_ryv(i(l) ,nf(l) ,nb(l) ,ns(l) )となる。また、l個の相関値のうち絶対値が最大となるときの相関値をg_ryv(i(lpeal) ,nf(lpeak) ,nb(lpeak) ,ns(lpeak) )とおく。雑音が無い場合の、i(lpeal) ,nb(lpeak) ,ns(lpeak) における周波数軸方向の相関値|g_ryv(i(lpeal) ,nf,nb(lpeak) ,ns(lpeak) )|は図5に示すようになる。この場合の相関値は周波数シフト真値を中心にシンク関数となり、nf (lpeak)Δfが周波数シフト真値に最も近接する。また、このときの位相変調系列bs (ns (lpeak)、p)は航法データビット系列真値に一致する。ところが、雑音の影響がある場合、相関値が乱されると、図6に示すようになる。この場合、nf (lpeak) Δfは周波数シフト真値に最も近接するとは限らない。周波数シフト真値との周波数差により位相が回転し、推定された位相変調系列bs (ns (lpeak) 、p)は真値と異なる可能性が生じる。
集積相関関数の周波数分布は図5に示したように左右対称であるので、検出部110で検出される周波数シフトの中央値は真値に近づくことが期待される。具体的には、検出されたL個の周波数シフトを大きい順に並べ替えて、順番が中央の値nf (center)Δfを抽出し、これを最適値とする。また、別の方法として、L個の周波数シフトのうちに、中央値nf (center)Δfから大きく外れた周波数シフトを除外して、残った周波数シフトを平均することで、真値に近い周波数シフトnf (mean)Δfを求め、最適値としても良い。このように算出された周波数シフトの最適値は相関処理部108に渡される。
以上の最初のブロックの受信拡散信号に対する処理が完了したら、データ記憶部104は、次のブロックの受信拡散信号、すなわち80〜200ミリ秒の信号を記憶する。ここで、次のブロックは最初のブロックと40ミリ秒分重なっていることに注意する。次のブロックにおいても上記と同様の処理を行い、算出された遅延時間、周波数シフト、航法データビット境界および航法データビット系列は位相変調系列連接処理部113に送られる。
次に、測位計算部114では、位相変調系列連接処理部113から送られた遅延時間と航法データビット系列を解読することにより得られた衛星軌道情報を用いて測位計算を行い、GPS測位装置100の位置座標を特定し、位置表示部115に得られた位置情報を送って表示させる。
上記実施の形態1では、検出処理により検出された周波数シフトの中央値を算出し、その中央値周辺において再度相関処理、積分処理、検出処理を行うことで、検出された位相変調系列が航法データビット系列の真値である可能性を高めている。しかし、周波数シフト中央値を算出する際の周波数シフトの数が少ない場合、中央値と真値との差が大きくなり、二回目の検出処理において推定された位相変調系列を誤る可能性が高くなってしまう。あるいは二回目の検出処理において、信号ではない誤ったピークを検出した場合、推定された位相変調系列は航法データビット系列ではなくなってしまう。この実施の形態2では、この問題を解決する方法について述べる。
開始時点最適値算出部901は、検出部110で検出された拡散符号開始時点の候補の中から、拡散符号開始時点の最適値を算出する手段である。位相変調境界最適値算出部902は、検出部110で検出された位相変調境界候補に基づいて、位相変調境界の最適値を算出する手段である。
データ記憶部104は、受信拡散信号の例えば0〜700msまでのデータを記憶する。実施の形態1と同様に、相関処理、積分処理、検出処理は100ms毎に行うとして、航法ビット境界探索のため120ms間のデータを1ブロックとして扱う。位相変調系列連接処理部113のために、2ブロック目以降のデータは、20ms〜40ms程度オーバーラップさせておく。例えば20msオーバーラップさせる場合、80ms〜200msまでを2ブロック目として保存し、合計6ブロックを保存するものとする。
周波数最適値算出部112では、データ保持部111から送られた全ブロックにおいて検出された周波数シフトの中から中央値を算出する。全ブロック間(500ms)において周波数シフトが変化しないとすれば、周波数シフトの中央値nf (center)Δfは真値に近づくことが想定されるので、この中央値を周波数シフトの最適値とする。また、周波数シフトの中央値nf (center)Δfから大きく外れた周波数シフト値を除外して、全ブロックの周波数シフトを平均した平均値nf (mean)Δfを求めたものを最適値としてもよい。このように算出された周波数シフトの最適値は相関処理部108に送られる。
開始時点最適値算出部901では、データ保持部111から送られてきた、全ブロックにおいて検出された遅延時間(拡散符号開始時点の候補)の中から中央値i(center) ΔTを算出する。全ブロック間(700ms)間において、遅延時間は周波数シフトの影響によりシフトするので、遅延時間の中央値i(center) ΔTは全ブロック間の平均的な値となることが想定されるので、この遅延時間の中央値を、拡散符号開始時点の最適値とする。このように算出された拡散符号開始時点の最適値は相関処理部108に送られる。
値を算出し、航法データビット境界(位相変調境界)の最適値とする。航法データビット境界は、0〜19までの整数値であり、受信信号データ長に依らず一定である。つまりデータ処理時間とともに変化はしない。ただし、航法データビット系列が同一であるブロック(例えば、航法データビット系列が0,0,0,0,0の場合)では、航法ビット境界をどこに設定したとしても、積分された相関値の絶対値は同じ値になるため、検出された航法ビット境界が真値である可能性は1/20と低い。しかし、航法データビット系列が例えば1,0,1,0,1であった場合、航法データビット系列境界を誤ることにより相関値の絶対値は0〜18/20倍となり、検出部110により検出されたビット系列境界は真値である可能性が高くなる。したがって、複数ブロックで検出された航法ビット境界を用いることにより航法ビット境界の真値の推定が可能となる。航法データビット境界の最頻値はビット境界の真値に近づくことが想定されるので、この航法ビット境界の最頻値nb(mode)を航法データビット境界の最適値とする。このように算出された航法データビット境界の最適値は積分処理部109に送られる。
検出部110では、積分処理部109の再度の処理で算出された集積相関関数g_ryv(i,nf,nb,ns)の絶対値が最大となるときの、遅延時間推定値、周波数シフト推定値、航法データビット境界および位相変調系列を検出する。
以上の処理操作を全ブロック(0〜700ms)の受信拡散信号に対して繰り返し、全ブロックについて検出された遅延時間推定値、周波数シフト推定値、航法ビット境界および位相変調系列はデータ保持部111に保存される。
以上の操作をデータ記憶部104に記憶した1秒間のデータについて行い、1秒間分の遅延時間、周波数シフト、航法ビット境界および航法データビット系列を取得する。また、これらの動作を他の衛星について繰り返して行い、合計4個以上の衛星の遅延時間、周波数シフト、航法ビット境界および航法データビット系列を取得する。4個以上の衛星の各パラメータを取得した後、データ記憶部104は次の1秒間の受信信号データを取得する。
以上の操作を繰り返して得られた4個以上の衛星に関する30秒間分の、遅延時間、周波数シフトおよび航法データビット系列は測位計算部115に送られる。測位計算部115では、航法データビット系列から航法メッセージの復調を行い、復調された航法メッセージと各衛星の遅延時間から測位計算を行い、GPS測位装置の位置を算出する。
Claims (9)
- スペクトル拡散信号を取得し、所定長の拡散信号を複数の継続区間に分割して保存する拡散信号取得部と、
上記拡散信号の拡散符号と同じ形式の符号を記憶し出力する拡散符号記憶部と、
所定の長さの位相変調系列を複数記憶し出力する位相変調系列記憶部と、
上記拡散信号取得部で取得した拡散信号の1継続区間分を周波数シフトさせながら、当該周波数シフトさせた信号と上記拡散符号記憶部から出力された拡散符号との相関関数を計算し、相関関数の総和を算出する相関処理部と、
上記相関処理部で算出された相関関数の総和に対して、上記位相変調系列記憶部の所定の長さの位相変調系列に従って位相変調の補正を行った後、拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列、位相変調境界を変数として集積相関関数を算出する積分処理部と、
上記積分処理部で算出された集積相関関数の中から、拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列および位相変調境界の各候補を検出する検出部と、
上記検出部で検出された周波数シフトの候補の中から、周波数シフトの最適値を算出する周波数最適値算出部と、
上記拡散信号の継続区間ごとに検出された位相変調系列をつなぎ合わせて、長時間の位相変調系列を生成する位相変調系列連接処理部を備え、
上記相関処理部は、同じ1継続区間分の拡散信号に対して、上記周波数最適値算出部で算出された周波数シフトの最適値の周辺においてのみ相関処理を再度行い、上記積分処理部は、再度の相関処理で得られた相関関数の総和に対して積分処理を再度行い、上記検出部は、再度の積分処理で得られた集積相関関数に対して検出処理を再度行い、上記検出部の再度の検出処理で得られた拡散符号開始時点、周波数シフトおよび位相変調系列を、上記位相変調系列連接処理部で用いるデータとして出力することを特徴とする位相変調系列再生装置。 - 上記スペクトル拡散信号を取得し、所定長の拡散信号を複数の継続区間に分割して保存する拡散信号取得部と、
上記拡散信号の拡散符号と同じ形式の符号を記憶し出力する拡散符号記憶部と、
所定の長さの位相変調系列を複数記憶し出力する位相変調系列記憶部と、
上記拡散信号取得部で取得した所定長の拡散信号の各継続区間に対して、処理対象とする継続区間の拡散信号を周波数シフトさせながら、当該周波数シフトさせた信号と上記拡散符号記憶部から出力された拡散符号との相関関数を計算し、相関関数の総和を継続区間毎に算出する相関処理部と、
上記相関処理部で算出された継続区間毎の相関関数の総和それぞれに対して、上記位相変調系列記憶部の所定の長さの位相変調系列に従って位相変調の補正を行った後、拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列、位相変調境界を変数として集積相関関数を継続区間毎に算出する積分処理部と、
上記積分処理部で算出された継続区間毎の集積相関関数の中から、拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列および位相変調境界の各候補を継続区間毎に検出する検出部と、
上記検出部により検出された所定長の拡散信号の全ての継続区間の周波数シフトの候補の中から、周波数シフトの最適値を算出する周波数最適値算出部と、
上記検出部により検出された所定長の拡散信号の全ての継続区間の拡散符号開始時点の候補の中から、拡散符号開始時点の最適値を算出する開始時点最適値算出部と、
上記検出部により検出された所定長の拡散信号の全ての継続区間の位相変調境界の候補の中から、位相変調境界の最適値を算出する位相変調境界最適値算出部と、
上記拡散信号の継続区間ごとに検出された位相変調系列をつなぎ合わせて、長時間の位相変調系列を生成する位相変調系列連接処理部を備え、
上記相関処理部は、最初に処理した同一の拡散信号の各継続区間に対して、上記周波数最適値算出部で算出された周波数シフトの最適値の周辺において、かつ上記開始時点最適値算出部で算出された拡散符号開始時点の最適値を基に設定した開始時点範囲内で相関処理を再度行い、上記積分処理部は、再度の相関処理で得られた各相関関数の総和に対して位相変調境界最適値算出部で算出された位相変調境界の最適値周辺においてのみ積分処理を再度行い、上記検出部は、再度の積分処理で得られた各集積相関関数に対して検出処理を再度行い、再度の検出処理で得られた拡散符号開始時点、周波数シフトおよび位相変調系列を、上記位相変調系列連接処理部で用いるデータとして出力することを特徴とする位相変調系列再生装置。 - 周波数最適値算出部は、検出部により検出された周波数シフトの候補の中央値を算出し、当該中央値を周波数シフトの最適値とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の位相変調系列再生装置。
- 周波数最適値算出部は、検出部により検出された周波数シフトの候補の中央値を算出し、当該中央値周辺における周波数シフトの候補の平均値を算出して周波数シフトの最適値とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の位相変調系列再生装置。
- 開始時点最適値算出部は、検出部により検出された拡散符号開始時点の候補の中央値を算出し、当該中央値を拡散符号開始時点の最適値とすることを特徴とする請求項2記載の位相変調系列再生装置。
- 位相変調境界最適値算出部は、検出部により検出された位相変調境界の候補の最頻値を算出し、当該最頻値を位相変調境界の最適値とすることを特徴とする請求項2記載の位相変調系列再生装置。
- 検出部は、集積相関関数の絶対値と所定の閾値を比較し、絶対値が当該閾値を上回る場合の集積相関関数から、拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列および位相変調境界を検出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の位相変調系列再生装置。
- 検出部は、集積相関関数の絶対値を大きい順に、かつ集積相関関数が所定の数を満たすまで検出し、検出された集積相関関数から拡散符号開始時点、周波数シフト、位相変調系列および位相変調境界の候補を検出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の位相変調系列再生装置。
- 位相変調系列連接処理部は、所定の継続区間と次の継続区間で検出された位相変調系列を所定のビット数だけ照らし合わせ、照らし合わせたビットの極性が反転していた場合には、どちらかの位相変調系列を反転させて接続し、一方、照らし合わせたビットの極性が同じであった場合には、互いの位相変調系列をそのまま接続して、長時間の位相変調系列を得ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の位相変調系列再生装置。
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