JP2007320519A - 弾性履帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】履帯本体の耐チップカット性を向上させる。
【解決手段】無端状の履帯本体2の帯長手方向Yに間隔をおいて複数の芯金3が埋設され、この履帯本体2の外周面2bでかつ前記芯金3間にラグ5が設けられ、履帯本体2の内周面2aに接して転動する転輪8が通過する転輪通過面に対応しかつ前記芯金3に対応する位置に、履帯本体2の内周面から内側に盛り上がる凸部11が形成されており、帯長手方向Yにおける前記凸部11の長さが帯長手方向Yにおける前記芯金3の長さよりも長くされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンバイン等の作業機械の走行装置に用いられる弾性履帯に関する。
従来の弾性履帯には、ゴム等の弾性材からなる無端状の履帯本体に複数の芯金を周方向に間隔をおいて埋設し、この芯金に対応する位置で履帯本体の外周面に複数のラグを突出して形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。この履帯本体には、スチールコードからなる無端状の抗張体が埋設されている。
前記芯金は、履帯本体の内周面を転動する転輪を案内する案内突起を有しており、弾性履帯は、この転輪がこの案内突起を跨いで通過する、いわゆるマタギ転輪に対応するものになっている。
特開2004−98793号公報(段落0018、図1、図3)
マタギ転輪を使用するタイプの弾性履帯では、履帯本体の帯長手方向で、芯金とラグが同じ位置に形成されていることにより、履帯本体の内周面の転輪通過面がチップ・カットにより劣化し、時間の経過とともに穴があいて芯金が露出したりして、この穴に落ち込み乗り心地が悪くなる場合がある。また、このようになるまでに、芯金に錆が生じ、芯金が履帯本体から離脱したり、抗張体が錆びて切れる場合がある。
そこで、本発明は、履帯本体の耐チップカット性を向上した弾性履帯を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係る弾性履帯は、無端状の履帯本体の帯長手方向に間隔をおいて複数の芯金が埋設され、この履帯本体の外周面でかつ前記芯金間にラグが設けられ、履帯本体の内周面に接して転動する転輪が通過する転輪通過面に対応しかつ前記芯金に対応する位置に、履帯本体の内周面から内側に盛り上がる凸部が形成されており、帯長手方向における前記凸部の長さが帯長手方向における前記芯金の長さよりも長くされていることを特徴とする。
前記凸部は、転輪が通過する部分に設けられているので、転輪の通過に対する耐チップカット性を向上できる。
また、履帯本体の芯金間にラグを形成するとともに、履帯本体の内周面でかつ芯金に対応する位置に凸部を形成することによって、芯金が設けられている部分の剛性とラグが設けられている部分の剛性の差を可及的に小さくでき、弾性履帯は、剛性差による振動を抑制して乗り心地のよいものになる。
また、本発明に係る弾性履帯は、帯長手方向における前記凸部の端部が帯長手方向におけるラグの端部に対応する位置まで形成されていることを特徴とする。
これによれば、履帯本体は、凸部とラグとが帯長手方向においてとぎれることなく連続状に形成されることになり、これによって履帯本体には、帯長手方向において、極端に剛性の低い部分がなくなり、弾性履帯は、走行中の振動を可及的に低減して乗り心地のよいものになる。
また、本発明に係る弾性履帯は、帯幅方向における前記凸部の外側の端縁部が転輪の外側面よりも帯幅方向外側に位置するように形成されていることを特徴とする。
これによれば、転輪は、前記凸部よりも帯幅方向の外側にはみ出ることがなくなり、転輪の外側面の縁の部分の耐チップカット性を確保でき、しかも転輪は、凸部によって安定的に支持される。
また、本発明に係る弾性履帯は、前記ラグが芯金間において帯幅方向に複数に分かれて形成されていることを特徴とする。
これによれば、ラグが複数に分かれて形成されることにより、芯金間のラグが形成された部分の剛性を低減して、芯金が設けられている部分との剛性の差を小さくすることができる。
また、前記履帯本体の外周面でかつ前記芯金に対応する位置に、外側に盛り上がる凸部が設けられており、履帯本体内には芯金よりも外周側に無端状の抗張体が埋設されており、この抗張体よりも外周側に補強層が設けられていることを特徴とする。
これによれば、履帯本体の外周面に凸部を形成し、抗張体よりも外周側に補強層を設けることにより、履帯本体の外周面側を保護して、損傷・亀裂の発生を防止できる。
本発明によれば、履帯本体の耐チップカット性を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図3の第1実施形態において、本発明に係る弾性履帯1は、ゴム等の弾性材からなる無端状の履帯本体2を有している。履帯本体2には、その長手方向(無端状の履帯本体2の周方向をいう。以下、単に、帯長手方向Yという)に間隔をおいて芯金3が設けられている。また、履帯本体2には、スチールコード等からなる無端状の複数の抗張体4が埋設されている。各抗張体4は、履帯本体2の幅方向(以下、帯幅方向Xという)に所定の間隔で埋設されている。
なお、無端状の履帯本体2に囲まれた側を内側といい、履帯本体2の内側の面を内周面2aという。また、内周面2aとは反対側の面を外周面2bといい、この外周面2b側の空間を外側という。また、履帯本体2内において、この履帯本体2の内周面2aに近づく方向を内周側といい、外周面2bに近づく方向を外周側という。
図1に示すように、履帯本体2の外周面2bには、複数のラグ5が外側に突出して形成されている。各ラグ5は、所定間隔で設けられた芯金3の間に位置するように形成されている。
前記ラグ5は、図3に示すように、履帯本体2の帯幅方向Xに沿って直線状に形成されている。また、ラグ5は、芯金3間において、帯幅方向Xに2つに分かれて形成されている。図3に示すように、芯金3間の2つのラグ5は、1つが履帯本体2の中心線Oを挟んで、履帯本体2の帯幅方向Xの一方側に形成され、他の1つが履帯本体2の帯幅方向Xの他方側に分かれて形成されている。
図1に示すように、前記ラグ5は、側面視において台形状に形成されており、基部側から先端部に向かうにつれて先細り状となっている。ラグ5の突端部には、平坦状で長方形状の頂面5bが形成されている。
前記芯金3は、座部6とこの座部6から突出して形成された突起部7を有している。この座部6は、平面視でほぼ長方形の板状に構成されていて、帯幅方向Xに沿って、履帯本体2内に埋設されている。前記突起部7は、履帯本体2の内周面2aから内側に突出している。
弾性履帯1は、例えばコンバイン等の農業機械の走行装置に装着される。この走行装置は、例えば、トラックフレームにスプロケット、アイドラ、複数の転輪等を備えて構成される。
図2に示すように、弾性履帯1は、走行装置の転輪8は、芯金3の突起部7を帯幅方向Xに跨いで転動するマタギ転輪タイプとされている。前記履帯本体2の内周面2aにおいて、芯金3の突起部7近傍の部分は、この転輪8の周面8aが接して通過するようになっている(以下、この部分を転輪通過面という)。前記芯金3の突起部7は、転輪8が脱輪せずに所定の範囲で通過するように案内するためのものである。
図3に示すように、履帯本体2には、その帯幅方向Xの中央部にスプロケットの歯が嵌る孔9がこの履帯本体2を貫通して形成されている。この孔9は、履帯本体2の帯長手方向Yに間隔をおいて複数形成されている。また、この孔9は、所定間隔をおいて設けられた芯金3間に形成されている。
履帯本体2の内周面で、かつ転輪通過面に対応する位置でかつ前記芯金3に対応する位置に、内周面2aから内側に盛り上がる凸部11が形成されている。この凸部11は、その頂面が側面視において円弧状となっている。この凸部11の頂点は、芯金3の帯長手方向Yにおける中央部とほぼ一致するように設けられている。この凸部11は、その頂点を挟んで帯長手方向Y両側に対称となるように形成されている。
図1に示すように、前記凸部11は、帯長手方向Yにおける長さCが、帯長手方向Yにおける前記芯金3の長さDよりも長くなっている。具体的には、凸部11の長さCは、履帯本体2に埋設された芯金3の座部6の帯長手方向Yにおける長さDよりも長くされている。
帯長手方向Yにおける前記凸部11の端部11aは、帯長手方向Yにおけるラグ5の端部5aに対応する位置まで形成されている。より具体的には、凸部11の端部11aは、直近のラグ5の基部の帯長手方向Yにおける端部5aに達している。また、この凸部11の端部11aは、図1において、ラグ5の頂面5bの直近の縁5cまで達していない。
凸部11の端部11aは、ラグ5の帯長手方向Yにおける側面の中途部に対応する位置に形成されている。具体的には、凸部11の端部11aは、図1に示すように、側面視において、この端部11aから履帯本体2に対して直交するように引いた線E(垂線)が、ラグ5の帯長手方向Yにおける側面5dと交差するような位置に設けられている。なお、前記ラグは台形状に形成されているので、このラグ5の帯長手方向Yにおける側面5dは、履帯本体2に対して所定の角度で傾斜した傾斜面となっている。
図2に示すように、帯幅方向Xにおける凸部11の外側の端縁部11bは、転輪8の外側面8bよりも帯幅方向Xの外側に位置するように形成されている。したがって、転輪8の外側面8bは、凸部11を通過する場合に、この凸部11よりも帯幅方向Xの外側にはみ出ることがなく、転輪8は、芯金3の突起部8から帯幅方向Xに最も離れた外側面8bの部分が凸部11によって安定的に支持される。
以上によれば、ラグ5は芯金3間に形成されているので、芯金3とラグ5は履帯本体2の帯長手方向Yに交互に設けられ、帯長手方向Yにおける位置が異なって形成されている。したがって、従来のようにラグ5と芯金3の位置が同じ位置に形成されている場合と比較して、履帯本体2において芯金3が設けられた部分と、ラグ5が設けられている芯金3間の部分との剛性の差が小さくなっている。このような構成から、弾性履帯1は、転輪8が芯金3の上を通過する場合に隣り合うラグ5で荷重を分担して芯金3が設けられている部分の落ち込みを防止して振動を抑制し、乗り心地のよいものとなる。
また、大型機械となり更に転輪分担荷重が増すと芯金3部分は落ちざるを得ない。これを調整・解消する為には履帯本体2において芯金3が設けられている部分に凸部11を設ける事で対応でき、さらに、履帯本体2は、芯金3が設けられている部分の肉厚を厚くする事で、この凸部11の上を転輪8が通過したときに、この凸部11の弾性変形によって衝撃を吸収するとともに、耐チップカット性(耐虫喰い性)が向上したものになっている。
また、帯長手方向Yにおける凸部11の端部11aが帯長手方向Yにおけるラグ5の端部5aまで達して形成されているので、履帯本体2は、凸部11とラグ5とが帯長手方向Yにおいてとぎれることなく連続状に形成されることになり、これによって履帯本体2には、帯長手方向Yにおいて、極端に剛性の低い部分がなくなり、弾性履帯1は、走行中の振動を可及的に低減して乗り心地のよいものになっている。
また、凸部11の帯長手方向Yにおける長さCが、芯金3の座部6の帯長手方向Yにおける長さDよりも長くされているため、凸部11がこの芯金3の座部6の全てを覆うように形成されることになり、これによって、弾性履帯1は、より確実に耐チップカット性を発揮できるようになっている。
図4の第2実施形態では、ラグ5の形状が第1実施形態と異なる。第2実施形態における弾性履帯1は、各芯金3の間に、1つのラグ5を形成した部分と、2つのラグ5を帯幅方向Xに分けて形成した部分とが帯長手方向Yに交互に設けられている。
なお、弾性履帯1には、全ての芯金3間に2つ又はそれ以上の複数のラグ5を帯幅方向Xに分けて形成するようにしてもよい。
各ラグ5は、1箇所または複数箇所で折れ曲がり状に形成されている。ラグ5の頂面5bは、このラグ5の折れ曲がりの形状に沿った折れ曲がり状となっている。このように、ラグ5を折れ曲がり状に形成することによって、履帯本体2においてラグ5が形成されている部分と芯金3が設けられている部分との剛性の差を調節することが可能である。
図4に示すように、芯金3間でラグ5が2つに分けて形成されている部分では、一方のラグ5と他方のラグ5がラグ5間に引いた中心線Fに対して帯長手方向Yにずれて形成されている。
すなわち、一方のラグ5が前記中心線Fから帯長手方向Yの一方側にずれて、隣り合う芯金3の一方寄りに形成され、他方のラグ5が前記中心線Fから帯長手方向Yの他方側にずれて、他方の芯金3寄りに形成される。これによって、芯金3間の剛性を調整し、履帯本体2の芯金3が設けられている部分との剛性差を調整することが可能になる。
その他の構成は第1実施形態と同様の構成であり、同様の作用効果を奏する。なお、第1実施形態と共通する構成には、共通符号を付している(以下、他の実施形態において同じ)。
図5、図6の第3実施形態では、履帯本体2の外周面2bでかつ芯金3に対応する位置に、外側に盛り上がる凸部13(以下、外側の凸部13という)が設けられており、この点が第1実施形態と異なる。外側の凸部13は、図6に示すように、芯金3の突起部7に対応する位置から座部6の端部6aに対応する位置まで形成されている。
外側の凸部13は、帯幅方向Xの外側の端部13aが、これよりも帯幅方向Xの内側の部分よりも突出高さが大きくなっている。この突出高さが大きな部分(13a)は、芯金3の座部6の帯幅方向Xの端部6aに対応する位置に設けられている。この突出高さが大きな部分は、帯幅方向Xに所定の長さで形成されており、この帯幅方向Xの長さの範囲内に、前記座部6の端部6aが位置している。すなわち、前記凸部11の突出高さが大きな部分は前記座部6の端部6aおよびその周りを覆うように形成されている。
このように、履帯本体2の外周面2bの芯金3に対応する位置に、外側の凸部13を形成することにより、走行時にこの芯金3が設けられている部分の外面を保護できる。
さらに、この芯金3の座部6の端部6aに対応する位置で、外側の凸部13の端部13aの突出高さを大きくすることによって、履帯本体2の帯幅方向Xの端部が、この履帯本体2の肉厚方向に折れ曲がったときでも、芯金3の座部6の端部6a近傍位置での耐カット性を向上させ、芯金3の座部6の端部6aの位置に対応する履帯本体2の外周面2bの部分に亀裂が発生するのを防止でき、弾性履帯1を長寿命化できる。
図7の第4実施形態では、履帯本体2に形成された凸部11の形状、履帯本体2内の構造等が第1実施形態と異なる。
第1実施形態では、凸部11は側面視において円弧状に形成されていたが、この第4実施形態では、凸部11は、側面視において台形状に形成されている。
凸部11は、その頂面11cが平坦状に形成され、この頂面11cの帯長手方向Yにおける両端部には、所定の傾斜角度の傾斜面11dが形成されている。
また、履帯本体2の外周面2bでかつ芯金3に対応する位置には、第3実施形態と同様に、外側の凸部13が形成されている。
履帯本体2内には、抗張体4よりも外周側に無端状の補強層14が設けられている。この補強層14は、繊維層によって板状、膜状に形成したものや、スチールコードを帯幅方向Xに間隔をおいて層状に埋設したもの等により構成される。
このように抗張体4よりも外周側に補強層14を設けることによって、履帯本体2の外周側の耐カット性をさらに向上することができる。
その他の点は、第1実施形態と同様の構成であり、同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は上記の実施形態に限らず、種々の変形・変更が可能である。
例えば、ラグの形状は、上記の実施形態で例示したものに限らず、種々の形状のものを採用できる。第4実施形態で示した補強層14は第1実施形態乃至第3実施形態の弾性履帯1の履帯本体2内で抗張体4の外周側に埋設するようにしてもよい。履帯本体2のラグ5は、芯金3の間において、履帯本体2の中心線Oを挟んで、履帯本体2の一方側に2つ以上、他方側に2つ以上の複数個として形成してもよい。履帯本体2の一方側のラグ5の数と他方側のラグ5の数は異なっていてもよい。
本発明は、コンバイン等の作業機械の走行装置に用いられる弾性履帯に利用できる。
本発明の第1実施形態を示す弾性履帯の部分側面図である。 図1のAーA矢示線断面図である。 同じく弾性履帯を接地面側からみた図である。 本発明の第2実施形態を示す弾性履帯の接地面側からみた図である。 本発明の第3実施形態を示す弾性履帯の部分側面図である。 図5のBーB矢示線断面図である。 本発明の第4実施形態を示す弾性履帯の部分側面図である。
符号の説明
1 弾性履帯
2 履帯本体
3 芯金
4 抗張体
5 ラグ
8 転輪
8b 転輪の外側面
11 凸部
11a 帯長手方向における凸部の端部
11b 帯幅方向における凸部の外側の端部
14 補強層
C 帯長手方向における凸部の長さ
D 帯長手方向における芯金の長さ
X 帯幅方向
Y 帯長手方向

Claims (5)

  1. 無端状の履帯本体の帯長手方向に間隔をおいて複数の芯金が埋設され、この履帯本体の外周面でかつ前記芯金間にラグが設けられ、
    履帯本体の内周面に接して転動する転輪が通過する転輪通過面に対応しかつ前記芯金に対応する位置に、履帯本体の内周面から内側に盛り上がる凸部が形成されており、
    帯長手方向における前記凸部の長さが帯長手方向における前記芯金の長さよりも長くされていることを特徴とする弾性履帯。
  2. 帯長手方向における前記凸部の端部が帯長手方向におけるラグの端部に対応する位置まで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性履帯。
  3. 帯幅方向における前記凸部の外側の端縁部が転輪の外側面よりも帯幅方向外側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾性履帯。
  4. 前記ラグが芯金間において帯幅方向に複数に分かれて形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の弾性履帯。
  5. 前記履帯本体の外周面でかつ前記芯金に対応する位置に、外側に盛り上がる凸部が設けられており、履帯本体内には芯金よりも外周側に無端状の抗張体が埋設されており、この抗張体よりも外周側に補強層が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の弾性履帯。

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