JP4719503B2 - 弾性クローラ - Google Patents

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Description

本発明は、各種のクローラ走行装置に用いられる弾性クローラに関する。
クローラ走行装置は、コンバイン等の農業機械やバックホー等の建設作業機械に幅広く用いられており、これらのクローラ走行装置には無端状の弾性クローラが装着されている。特許文献1の弾性クローラでは、クローラ本体のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるために、クローラ本体の内周面の芯金間においてクローラ幅方向に長い複数の長溝が設けられている。
特開2000−108960号公報
しかしながら、上記従来の弾性クローラでは、長溝が転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う部分が転輪通過領域よりもクローラ幅方向外側に位置する形状に形成されていることから、クローラ走行装置を水分の多い場所で使用した場合に、当該長溝に入った水分が芯金とクローラ本体との隙間から翼部先端方向に侵入し易い。この水分により芯金に錆が発生し、これが進行することで芯金とクローラ本体との接着面積が減少して、芯金の脱落に至るという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、芯金の錆の進行を抑えることにより、芯金の脱落が防止された弾性クローラを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、このクローラ本体の内部に周方向に間隔をおいて埋設された芯金とを備えており、前記芯金が、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起側に偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転輪接触部が形成され、前記クローラ本体の内周側におけるクローラ周方向に並ぶ前記転輪接触部間に、当該クローラ本体のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるためのクローラ幅方向に長い複数の長溝が形成されている弾性クローラにおいて、前記複数の長溝は、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う近接部分のみからなり、この近接部分は前記クローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側のみに位置する形状に形成されていることを特徴とする。
上記本発明の弾性クローラに形成された屈曲性能を向上させるための複数の長溝は、転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う近接部分を有しており、この近接部分がクローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側に位置する形状に形成されている。そのため、上記長溝に入った水分は転輪通過部近傍からクローラ本体との隙間を通って翼部先端側へ侵入し難くなっている。従って、芯金の錆の進行を従来よりも遅らせることができ、芯金とクローラ本体との接着面積の減少を抑制できる。
さらに、転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う近接部分がクローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側に位置しているため、従来の弾性クローラよりもクローラ本体と芯金との接着面積が増えている。
このように、クローラ本体と芯金との接着面積が増えていることと、その接着面積の減少が抑制されていることから、芯金の脱落が長期に渡って防止されることになり、弾性クローラの使用寿命を延ばすことができる。
上記長溝は、転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う近接部分がクローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側に位置していればよく、当該長溝の形状は限定されるものではない。
例えば、長溝は、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿い、前記クローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内側のみに位置する形状に形成された近接部分と、前記転輪接触部のクローラ周方向縁からクローラ周方向に離れた位置に形成され、かつ前記近接部分のクローラ幅方向外端から外方に延びてクローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内外にわたる形状に形成された離間部分と、を有していてもよい。この場合、水分が長溝の当該離間部分から直接的に翼部先端方向へ侵入していくことはなく、かつ、芯金とクローラ本体との接着面積を減少させることがない。それと伴に、長溝のクローラ幅方向長さが確保され、クローラ本体がクローラ内周側へ屈曲され易くなり弾性クローラを駆動スプロケットとスムーズに噛み合わせることができる。
さらに、上記長溝の近接部分を、クローラ周方向で隣り合う前記転輪接触部の互いに対向するクローラ周方向縁間にわたる幅で形成すれば、クローラ本体がクローラ内周側へさらに屈曲され易くなる。また、上記長溝の近接部分を、クローラ周方向で隣り合う前記転輪接触部の互いに対向するクローラ周方向縁の双方に沿う二股状に形成してもよい。
また、クローラ本体をクローラ内周側へ屈曲させ易くする他の方策として、転輪接触部のクローラ幅方向外端部を先細り形状とすることが挙げられる。このようにすれば、上記転輪通過部のクローラ幅方向外端部近傍における弾性体領域が増えるため、クローラ本体をクローラ内周側に屈曲させた際における内周部分の圧縮力が緩和されることになる。
なお、前記転輪接触部のクローラ周方向幅は適宜変更することができ、例えば翼部と同じあるいは広くなるようにすることができる。
また、本発明は、無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、このクローラ本体の内部に周方向に間隔をおいて埋設された芯金とを備えており、前記芯金が、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起側に偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転輪接触部が形成され、前記クローラ本体の内周側におけるクローラ周方向に並ぶ前記転輪接触部間に、当該クローラ本体のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるためのクローラ幅方向に長い複数の長溝が形成されている弾性クローラにおいて、前記複数の長溝は、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿って前記クローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側に位置する形状に形成された第一長溝と、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿って前記クローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内外に渡る形状に形成された第二長溝とよりなることを特徴とする。
この場合、転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う複数の長溝は、前記クローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側に位置する形状に形成された第一長溝だけでなく、前記クローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内外に渡る形状に形成された第二長溝を含んでいるため、芯金の錆の進行が抑えられ、それと伴に弾性クローラの屈曲性能を効果的に向上させることができる。特に、転輪接触部をそのクローラ周方向縁が翼部よりもクローラ周方向に突出されるように構成し、当該クローラ周方向縁に上記第二長溝を設ければ、第二長溝を要因とする芯金の錆を抑えることができる。
上記の通り本発明によれば、長溝に入った水分がクローラ本体との隙間を通って翼部先端側へ侵入し難くなったので、芯金の錆の進行が従来よりも遅くなり芯金の脱落を防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る弾性クローラ1を示している。この弾性クローラ1は、農業機械や建設作業機械等の走行部として採用されるクローラ式走行装置(図示せず)に装着されるもので、このクローラ式走行装置は、走行機体の前後に設けられた駆動スプロケット、アイドラ、及びこれらスプロケットとアイドラとの間に列設された複数の転輪で構成される車輪群と、これら車輪群に巻き掛けられた弾性クローラ1とで構成されている。
弾性クローラ1は、図2に示すように無端帯状の弾性体よりなるクローラ本体2と、このクローラ本体2の内部に周方向に間隔をおいて埋設された芯金3と、複数のラグ4よりなるラグ群と、クローラ周方向に沿って埋設された抗張体5とを備えている。このうちクローラ本体2は、ゴム製の弾性材料を無端帯状にして形成されており、その外周面にはクローラ周方向に所定間隔をおいて複数のラグ4が一体に突設されている。このラグ4は、芯金3と対応するクローラ周方向位置でかつ同芯金3と同じピッチで配置されている。また、上記芯金3間でかつクローラ本体2のクローラ幅方向中央部には、駆動スプロケットの係合爪を挿通可能とすべく、その表裏を貫通する係合孔6が形成されており、スプロケットの係合爪がこの係合孔6に係合することで弾性クローラ1がクローラ周方向に駆動する。
また、芯金3のクローラ接地側には、クローラ本体2の伸長を規制するスチールコード等による二つの抗張体5が係合孔6を挟んでクローラ周方向全周に沿って無端状に周回している。芯金3は、クローラ幅方向に長く形成されたもので、その中央部に位置するベース部31と、このベース部31からクローラ幅方向左右に延びる翼部32と、ベース部31から突設されてクローラ本体2の内周側へ突出している左右一対のガイド突起33とから構成されており、さらに翼部32におけるガイド突起33側に偏った部分に、クローラ本体2の内周側に露出して転輪通過面81を構成する転輪接触部8が形成されている。転輪7は、ガイド突起33の両側を跨ぐように構成されたマタギ転輪とされており、走行機枠等からの荷重を主に受け持つようにされている。
上記転輪通過部8は、翼部32と同じクローラ周方向幅で、かつ、そのクローラ幅方向外端部8aの二つの角を落とすような先細り形状となっている。このように、先細り形状となっていることにより、当該外端部8a近傍のゴム部領域が多くなっている。また、クローラ本体2の内周面におけるクローラ周方向に並ぶ転輪接触部8間には、クローラ本体2のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるためのクローラ幅方向に長い複数の長溝10が形成されている。この長溝10は、各転輪接触部8のクローラ周方向両側に設けられており、転輪接触部のクローラ周方向縁8bに沿う近接部分10Aがクローラ本体2の転輪通過領域R(転輪通過部8のクローラ幅方向外端)よりもクローラ幅方向内側に位置する形状に形成されている。当該長溝10は、ガイド突起33近傍からはじまって、転輪通過部8の傾斜側縁中途部に対応するところまで延びており、すなわちその先端は転輪通過領域Rの内側にある。
上記本実施形態の弾性クローラ1によれば、転輪通過部8間の長溝10が、転輪接触部のクローラ周方向縁8bに沿う近接部分10Aが転輪通過領域Rよりもクローラ幅方向内側に位置する形状に形成されており、この長溝10に入った水分は転輪通過部8近傍からクローラ本体2との隙間を通って翼部32先端側へ侵入し難くなっている。従って、芯金3の錆の進行を従来よりも遅らせることができ、芯金3とクローラ本体2との接着面積の減少を抑制できる。さらに、転輪接触部のクローラ周方向縁8bに沿う近接部分10Aが転輪通過領域Rよりもクローラ幅方向内側に位置しているため、従来の弾性クローラよりもクローラ本体2と芯金3との接着面積が増えている。このように、クローラ本体2と芯金3との接着面積が増えていることと、その接着面積の減少が抑制されていることから、芯金3の脱落が長期に渡って防止されることになり、弾性クローラ1の使用寿命を延ばすことができる。
また、転輪通過部のクローラ幅方向外端部8aが先細り形状とされ、当該外端部8a近傍におけるゴム部領域が増えているので、弾性クローラ1をクローラ内周側へ屈曲させた際におけるクローラ本体2の内周部分にかかる圧縮力が緩和され、当該弾性クローラ1が屈曲され易くなっている。従って、弾性クローラ1を駆動スプロケットとスムーズに噛み合わせることができる。
図3、図4及び図5は、本発明にかかる弾性クローラの第2、第3、及び第4実施形態を示している。図3に示す弾性クローラ20の翼部に設けられた転輪通過部21は、クローラ周方向における一方の側面が翼部22の側面に合わせられ、かつ、他方の側面が翼部22から離されるように形成されている。転輪通過部の一方のクローラ周方向縁21bに沿う長溝24(第一長溝)は上記実施形態のものと同じであり、他方のクローラ周方向縁21bに沿う長溝25(第二長溝)は転輪通過領域Rよりもクローラ幅方向外側に延びている。このような長溝25が設けられていることでクローラ本体2がクローラ内周側へ屈曲され易くなり、それと伴に当該長溝25が翼部22から離れて位置していることにより、長溝25に入った水分は翼部22先端側へ侵入し難くなっている。
図4に示す弾性クローラ40の転輪通過部41は、そのクローラ周方向幅が翼部42よりも広げられて形成されており、それとともに長溝43が当該転輪通過部41のクローラ周方向両側に設けられている。すなわち、同図に示すように長溝43が翼部42から遠ざけられており、これによって芯金2の錆の進行をさらに遅らせることができる。図5に示す弾性クローラ50の転輪通過部51は図4の弾性クローラ40のものと同じであるが、長溝52の形状が異なっている。当該長溝52のクローラ幅方向長さは上記第3実施形態の長溝43と同じであるが、そのクローラ周方向幅が転輪通過部51の互いに対向するクローラ周方向縁51b間にわたっている。このような長溝52を設けることで、上記各実施形態のような細い長溝を設けた場合よりもクローラ本体2がクローラ内周側へより屈曲され易くなる。
図6は、本発明にかかる弾性クローラの第5実施形態を示している。本実施形態の弾性クローラ60が上記各実施形態と異なる点は、長溝61に転輪接触部のクローラ周方向縁62bに沿わない離間部分61Bが形成されている点である。
転輪通過部62は翼部63と同じクローラ周方向幅で形成されており、長溝61は、転輪通過部の互いに対向する縁62b間にわたる幅で形成された近接部分61Aと、この近接部分61Aのクローラ周方向中央部からクローラ幅方向外側へ突出され、かつ、転輪通過領域Rのクローラ幅方向内外にわたるように形成された離間部分61Bとを有している。この離間部分61Bは、クローラ本体2のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるために形成したものであり、これにより弾性クローラ60が駆動スプロケットとスムーズに係合される。それと伴に、本実施形態の弾性クローラ60では、当該離間部分61Bが翼部63から遠ざかるところに位置しているため、水分がこの離間部分61Bから直接的に翼部63先端側に侵入し難いようになっている。従って、芯金2の錆の進行は、離間部分61Bの存在により促進されることがない。
図7〜図9において、離間部分を有する長溝を設けた本発明にかかる弾性クローラの第6〜第8実施形態を示す。図7に示す弾性クローラ70の転輪通過部71は、図6に示した上記弾性クローラ60のものと同じであり、長溝72は、転輪通過部のクローラ周方向縁71bに沿うように形成され近接部分72Aと、当該近接部分72Aのクローラ幅方向外端から当該近接部分72Aの幅寸法だけクローラ周方向にずれた状態で、クローラ幅方向外側に延びる離間部分72Bとを有している。この離間部分72Bは、転輪通過領域Rの内外にわたるように形成されており長溝72のクローラ幅方向長さが確保されている。
図8に示す弾性クローラ80の転輪通過部81は、そのクローラ周方向幅が翼部82よりも広くなるように形成されており、長溝83は、転輪通過部の互いに対向する縁81b間にわたる幅を有する近接部分83Aと、この近接部分83Aのクローラ周方向中央部からクローラ幅方向外側へ突出する離間部分83Bとを有している。このように形成された近接部分83A及び離間部分83Bは、図6の弾性クローラ60の近接部分61A及び離間部分61Bよりも狭まっている。
また、図9に示す弾性クローラ90の転輪通過部91は、図8に示した上記弾性クローラ80のものと同じであり、そのクローラ周方向幅が翼部92よりも広げられている。長溝93は、転輪通過部のクローラ周方向縁91bに沿って形成された近接部分93Aと、二つの当該近接部分93Aクローラ幅方向外端双方に繋がっており、二つの当該近接部分93A間の中央部からクローラ幅方向外側に向けて延び転輪通過領域Rの内外にわたる離間部分93Bとを有している。これら図7〜図9に示す弾性クローラ70,80,90における離間部分72B、83B、93Bは、いずれも翼部から離れたところに形成されているため、当該離間部分72B、83B、93Bに入った水分が直接的に翼部先端側に侵入し難いようになっている。従って、芯金2の錆の進行は、当該離間部分72B、83B、93Bの存在により促進されることはなく、芯金2とクローラ本体2との接着面積を減少させることはない。それとともに、クローラ本体2が屈曲され易くなり弾性クローラ70、80、90を駆動スプロケットにスムーズに噛み合わせることができる。なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、長溝の近接部分や離間部分の長さや幅を変更することや、翼部や転輪通過部の形状や寸法を変更してもよい。
弾性クローラの内周面図である。 弾性クローラの幅方向断面図である。 第2実施形態の弾性クローラの内周面図である。 第3実施形態の弾性クローラの内周面図である。 第4実施形態の弾性クローラの内周面図である 第5実施形態の弾性クローラの内周面図である。 第6実施形態の弾性クローラの内周面図である。 第7実施形態の弾性クローラの内周面図である。 第8実施形態の弾性クローラの内周面図である。
符号の説明
1 弾性クローラ
2 クローラ本体
3 芯金
32 翼部
33 ガイド突起
8 転輪通過部
8b クローラ周方向縁
10A 近接部分
R 転輪通過領域

Claims (7)

  1. 無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、このクローラ本体の内部に周方向に間隔をおいて埋設された芯金とを備えており、前記芯金が、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起側に偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転輪接触部が形成され、前記クローラ本体の内周側におけるクローラ周方向に並ぶ前記転輪接触部間に、当該クローラ本体のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるためのクローラ幅方向に長い複数の長溝が形成されている弾性クローラにおいて、
    前記複数の長溝は、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿う近接部分のみからなり、この近接部分は前記クローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側のみに位置する形状に形成されていることを特徴とする弾性クローラ。
  2. 無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、このクローラ本体の内部に周方向に間隔をおいて埋設された芯金とを備えており、前記芯金が、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起側に偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転輪接触部が形成され、前記クローラ本体の内周側におけるクローラ周方向に並ぶ前記転輪接触部間に、当該クローラ本体のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるためのクローラ幅方向に長い複数の長溝が形成されている弾性クローラにおいて、
    前記複数の長溝は、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿い、前記クローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内側のみに位置する形状に形成された近接部分と、
    前記転輪接触部のクローラ周方向縁からクローラ周方向に離れた位置に形成され、かつ前記近接部分のクローラ幅方向外端から外方に延びて前記クローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内外に渡る形状に形成された離間部分と、を有していることを特徴とする弾性クローラ。
  3. 前記近接部分が、クローラ周方向で隣り合う前記転輪接触部の互いに対向するクローラ周方向縁間にわたる幅で形成されている請求項1又は2に記載の弾性クローラ。
  4. 前記近接部分が、クローラ周方向で隣り合う前記転輪接触部の互いに対向するクローラ周方向縁の双方に沿う二股状に形成されている請求項2に記載の弾性クローラ。
  5. 前記転輪接触部のクローラ幅方向外端部が先細り形状となっている請求項1〜4のいずれか一項に記載の弾性クローラ。
  6. 前記転輪接触部が、前記翼部よりもクローラ周方向幅が広くなるように形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の弾性クローラ。
  7. 無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、このクローラ本体の内部に周方向に間隔をおいて埋設された芯金とを備えており、前記芯金が、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起側に偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転輪接触部が形成され、前記クローラ本体の内周側におけるクローラ周方向に並ぶ前記転輪接触部間に、当該クローラ本体のクローラ内周側への屈曲性能を向上させるためのクローラ幅方向に長い複数の長溝が形成されている弾性クローラにおいて、
    前記複数の長溝は、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿って前記クローラ本体の転輪通過領域よりもクローラ幅方向内側に位置する形状に形成された第一長溝と、前記転輪接触部のクローラ周方向縁に沿って前記クローラ本体の転輪通過領域のクローラ幅方向内外に渡る形状に形成された第二長溝とよりなることを特徴とする弾性クローラ。
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