JP2007319903A - プレス成形方法とそれにより成形された構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】L字断面に折り曲げられる第1部材と、該第1部材の二辺に突き合わせ状に接続される第2部材とを、該突き合わせ部においてホゾ組構造で固定するプレス成形方法とそれにより成形された構造体を提供すること。
【解決手段】底板部21と、長孔状の被係合ホゾ231が形成されており、該底板部21からL字状に折り曲げられる縦壁部23とを備えた第1部材20と、底板部21に連続する基部31と、一辺に係合ホゾ332が形成されているフランジ部33とを備えた第2部材30とにより、フランジ部33を基部31に対して折り曲げる第1工程と、基部31を、底板部21に対してフランジ部33の一辺が底板部21に突き合わせられるように折り曲げる第2工程と、縦壁部23を、底板部21に対してフランジ部33の他の一辺に突き合わせられるように折り曲げて、係合ホゾ332に被係合ホゾ231を係合させる第3工程と、を備えるプレス成形方法により成形して構造体1を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、L字状の第1部材と、該第1部材に連結され、該第1部材の二辺に突き合わせ状に接続される第2部材とを、該突き合わせ部においてホゾ組構造でプレスにより固定するプレス成形方法と、その成形方法により成形された構造体に関する。
L字状の第1部材に、例えばコ字状の第2部材を、その開口部先端といずれか一方の開口部とを第1部材でふさぐように固定する場合は、図10に示すように、これらL字状の第1部材920とコ字状の第2部材930とをそれぞれプレス成形して別部材となし、第2部材930のフランジ部933の先端に設けた突起935を、第1部材920の縦壁部923に設けた係合孔925に係合させることにより、これらを組み合わせてその突き合わせ部を溶接して形成することが行われる。
しかし、これでは製造工程が多くかかり、溶接治具の製作や抜き取りによる溶接部の切断検査等が必要なためコストが高くなるという問題がある。
このため、本願発明者らはこのような第1、2部材を一体化し、溶接することなくホゾ組構造でプレス成形により製造できないか検討した。
ホゾ組構造で箱体を構成する技術として、特許文献1、2に記載のものがある。すなわち、ポリスチレン系発泡樹脂板を用いて、側板構成部の相隣る端部にほぞとほぞ溝とを形成して、底板部に対して側板構成部を直角に折曲起立させたときに、このほぞとほぞ溝とを係合させて箱体となす組立式箱体が特開平7−291257号公報(以下、「特許文献1」という。)に開示されている。
また、シート状の絶縁材を用いて、折り曲げ片の合わせ部に、合わせ部を閉じた状態で互いに係合する係止片を設けたカバーの折り曲げ部係止構造が実開昭63−177086号公報(以下、「特許文献2」という。)に開示されている。
特開平7−291257号公報 実開昭63−177086号公報
ところが、上記特許文献1、2に記載の組立式箱体やカバーは、相隣りあう合わせ部にほぞ(係合ホゾ)とほぞ溝(被係合ホゾ)とを形成して係合させるもので、相隣りあう合わせ部からさらに離れた隣りの辺においてホゾ組構造でプレス成形により固定することは容易ではなかった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、L字断面に折り曲げられる第1部材と、該第1部材の二辺に突き合わせ状に接続される第2部材とを、該突き合わせ部においてホゾ組構造でプレスにより固定するプレス成形方法とそれにより成形された構造体を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1に記載のプレス成形方法は、L字断面に折り曲げられる第1部材と、該第1部材の二辺に突き合わせ状に接続される第2部材とを、該突き合わせ部においてホゾ組構造でプレスにより固定するプレス成形方法において、前記第1部材は、底板部と、所定位置に長孔状の被係合ホゾが形成されており、該底板部からL字状に折り曲げられる縦壁部とを備え、前記第2部材は、前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続する基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部から折り曲げられるフランジ部とを備え、前記第2部材の前記フランジ部を前記基部に対して折り曲げる第1工程と、前記フランジ部が折り曲げられた基部を、前記第1部材の底板部に対して前記フランジ部の一辺が該底板部に突き合わせられるように折り曲げる第2工程と、前記第1部材の縦壁部を、前記底板部に対して前記フランジ部の他の一辺に突き合わせられるように折り曲げて、前記フランジ部の係合ホゾに被係合ホゾを係合させる第3工程と、を備えることを特徴とする。
よって、相隣りあう突き合わせ部(第1部材の底板部と第2部材のフランジ部の一辺)からさらに隣りの辺(第1部材の縦壁部と第2部材のフランジ部の一辺より隣りの辺)に設けられた被係合ホゾと係合ホゾとを、プレス成形の1ストロークの中で係合できるので、溶接することなく2部品を一体化して形成することができる。
また、本発明に係る請求項2に記載のプレス成形方法は、請求項1に記載のプレス成形方法において、前記第1部材の底板部にも所定位置に長孔状の被係合ホゾを設けるとともに、前記第2部材の前記フランジ部の、前記底板部に突き合わせられる辺に突状の係合ホゾを設けて、前記第2工程で、前記被係合ホゾに前記係合ホゾを係合させることを特徴とする。
よって、第1部材の二辺に突き合わせられるフランジ部の二辺でホゾ組構造が形成できるので、該フランジ部に大きな荷重が掛かるような場合にも十分に耐えることが可能な構造体を、溶接することなくプレス成形のみで製造することができる。
また、本発明に係る請求項3に記載のプレス成形方法は、請求項1又は請求項2に記載のプレス成形方法において、前記第2部材は、前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続する基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部からコ字状に折り曲げられる2のフランジ部とを備えていることを特徴とする。
よって、従来、L字状の構成品とコ字状の構成品との2部品を溶接して形成した構造体をプレス成形で一体化し、かつ、溶接をすることなく形成できるので、構造体の信頼性が増し、溶接の検査が廃止でき、安価に製造できる。
また、本発明に係る請求項4に記載の構造体は、底板部と、所定位置に長孔状の被係合ホゾが形成されており、該底板部からL字状に折り曲げられた縦壁部とを備えた第1部材と、前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続し、該底板部から前記縦壁部と平行に折り曲げられた基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部から縦壁部に向かって折り曲げられたフランジ部とを備えた第2部材と、を備えたことを特徴とする。
よって、L字状の構成品とコ字状の構成品とを溶接をすることなく一体化したので、信頼性が増し、溶接の検査が不要となり、安価な構造体を得ることができる。
本発明によれば、底板部と、該底板部からL字状に折り曲げられる縦壁部とを備えた第1部材と、該第1部材の底板部の、縦壁部と反対側に連続する基部と、該基部から折り曲げられるフランジ部とを備えた第2部材とから構成され、プレスにより、フランジ部をL字状の第1部材に突き合わせ状に係合して、第1部材に設けた被係合ホゾにフランジ部に設けた係合ホゾを係合させたので、構成品の一体化と非溶接接合を実現でき、溶接の検査が不要な信頼性の高い構造体を安価に提供できるようになった。
次に、本発明に係るプレス成形方法とそれにより成形された構造体の一の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態のプレス成形方法とそれにより成形された構造体は、福祉車両のシートの移動装置の機能部品に適用されたものである。
ここで、図1は、プレス成形方法により成形された構造体を示した斜視図であり、図2は、構造体となる金属板のプレス抜きが完了した状態の斜視図である。
本発明のプレス成形方法により成形される第1の実施の形態の構造体の構成について説明する。構造体1は、車両のシートを移動させるスクリュウに用いられ、その中に立方体のナットが挿入されるため、その大きさに比較して厚板の鋼板でプレス成形される。
構造体1は、図1に示すように、L字状の第1部材20と、該第1部材20とで上方に開口する箱状を形成するコ字状の第2部材30とを備え、第2部材30の一辺で第1部材20と連続している。
構造体1のプレス成形前の金属板10は、図2に示すような形状に、予めプレス抜きの加工が施されている。
すなわち、L字状に形成される第1部材20は、底板部21と、金属板10の曲げ線20aでL字状に折り曲げられる縦壁部23とを備えている。底板部21には、後述する第2部材30に設けられた係合ホゾ331が係合する長方形孔の被係合ホゾ211と、この構造体1をシート移動装置に取り付けるための取付孔25とが、一対で所定間隔を空けて設けられている。縦壁部23には、後述する第2部材30に設けられた係合ホゾ332が係合する長方形孔の被係合ホゾ231が前記被係合ホゾ211と同一軸線上に所定間隔を空けて設けられている。
底板部21の、前記縦壁部23と反対側の曲げ線31bとなる辺に連続して第2部材30が形成される。第2部材30は、曲げ線31bで底板部21と連続する基部31と、該基部31の、前記曲げ線31bの延長方向と直交する曲げ線31aでコ字状に折り曲げられるフランジ部33とを備えている。
フランジ部33の、前記曲げ線31aの反対側の辺には、前記第1部材20の縦壁部23に設けられた被係合ホゾ231に係合する突起状の係合ホゾ332が設けられている。係合ホゾ332の下辺には前記曲げ線31bの延長線に向かって突出する鍵部332aが形成されている。
また、フランジ部33の、前記曲げ線31bの延長方向と平行な辺には、前記第1部材20の底板部21に設けられた被係合ホゾ211に係合する突起状の係合ホゾ331が設けられている。
さらに、フランジ部33の略中央部には、前記ナットに螺合するスクリュウが貫通するための貫通孔35が設けられている。
そして、第2部材30は、曲げ線31aでフランジ部33が基部31に対して起立状に折り曲げられ、さらに曲げ線31bで第1部材20の縦壁部23と平行になるように折り曲げられて、係合ホゾ331が被係合ホゾ211に、係合ホゾ332が被係合ホゾ231に係合することにより、第1部材20の底板部21と縦壁部23とにより、一面が上方に開口する箱形状に成形される。
つぎに、上記のようにプレス成形により箱形状に形成される構造体1のプレス成形方法について説明する。
まず、前述したように金属板材を図2に示す形状にプレス抜きを行って金属板10を形成する。そして、図3に示すように、基部31に対してフランジ部33を曲げ線31aで折り曲げ(第1工程)て金属板101を形成し、図5に示すようなプレス型60に載置してプレス成形する。
このプレス成形方法に用いるプレス型60は、図5に示すように、金属板101の底板部21の折り曲げ線20aと折り曲げ線31bとの間隔と同じ幅を有し、中間部にフランジ部33が入り込む溝を有する上下に可動可能なパンチ61と、金属板101の縦壁部23が載置される第1固定曲げ刃65と、基部31が載置される第2固定曲げ刃67と、底板部21が載置され、前記パンチ61とともに金属板101を狭持するクッションパッド63と、クッションパッド63を常時上方に付勢しながら上下に移動可能な緩衝器69とを有する。
プレス成形の初期状態では、クッションパッド63と、その両側に設けられた第1、第2固定曲げ刃65、67との上面が同一面にある。
プレス成形にあたっては、まず、パンチ61が上昇してクッションパッド63から離れた型開きの状態で、クッションパッド63および第1、第2固定曲げ刃65、67上に金属板101を載置(図略)し、パンチ61を徐々に降下させて金属板101の底板部21をパンチ61とクッションパッド63とにより狭持(図5の状態)しながら緩衝器69の付勢力に抗して降下させる。
すると、図6に示すように、金属板101の縦壁部23が第1固定曲げ刃65に、基部31が第2固定曲げ刃67によりパンチ61に沿うように徐々に折り曲げられて、図4に示すような縦壁部23とフランジ部33とが徐々に向き合う状態となる。
金属板101の底板部21をパンチ61とクッションパッド63とにより狭持したままさらに降下させると、図7に示すように、フランジ部33の係合ホゾ331が底板部21の被係合ホゾ211に係合するとともに、フランジ部33の係合ホゾ332が縦壁部23の被係合ホゾ231に係合する(第2、第3工程)。
その後、パンチ61とクッションパッド63とを上昇させて金属板101を第1、第2固定曲げ刃65、67から脱出させ、さらに、パンチ61を上昇させて金属板101からパンチ61を抜いて、上部開口の箱形に成形された金属板101をプレス型から取り出す。
しかし、この状態では、係合ホゾ332と被係合ホゾ231との係合は、係合ホゾ332が被係合ホゾ231に嵌入しただけであり、縦壁部23と基部31とを開拡する荷重が掛かった場合の引っ掛け部がないので、図8に示すように、係合ホゾ332の鍵部332aが被係合ホゾ231の下辺と重なるようにフランジ部33の開口上部を矢印方向に押圧する。
このとき、曲げ線31bの曲げRが小さくなるようにつぶされて、フランジ部33全体が底板部21に向かうように降下して、鍵部332aが被係合ホゾ231の下辺と重なる。
以上によりプレス成形が完了して、図1に示す構造体1が完成する。
本発明のプレス成形方法により成形される第2の実施の形態の構造体の構成について説明する。
構造体5は、図9に示すように、L字状の第1部材520と、該第1部材520の両端部で二方に開口する二つの箱状を形成するL字状の第2部材530とを備え、第2部材530の一辺(曲げ線531b)で第1部材520と連続している。
構造体5のプレス成形前の金属板510は、図9に点線で示すような形状に、予めプレス抜きの加工が施されている。
すなわち、L字状に形成される第1部材520は、第1の実施の形態と同様で若干長さの長い底板部521と、曲げ線520aでL字状に折り曲げられる縦壁部523とを備えている。底板部521には、第1の実施の形態と同様に、第2部材530に設けられた係合ホゾ534bが係合する長方形孔の被係合ホゾ521bと、この構造体5をシート移動装置に取り付けるための取付孔25とが、一対で所定間隔を空けて設けられている。
縦壁部523にも同様に第2部材530に設けられた係合ホゾ532bが係合する長方形孔の被係合ホゾ523bが前記被係合ホゾ521bと同一軸線上に所定間隔を空けて設けられている。
底板部521の両端の、前記縦壁部523と反対側の曲げ線531bとなる辺に連続して第2部材530、530が形成される。第2部材530は、曲げ線531bで底板部521と連続する基部531と、該基部531の、前記曲げ線531bの延長方向と直交する曲げ線531aでL字状に折り曲げられるフランジ部533とを備えており、展開形状でフランジ部533が互いに対向するように対称に形成されている。
そして、第2部材530は、曲げ線531aでフランジ部533が基部531に対して起立状に折り曲げられ、さらに曲げ線531bで基部531が第1部材520の縦壁部523と平行になるように折り曲げられて、係合ホゾ534bが被係合ホゾ521bに、係合ホゾ532bが被係合ホゾ523bに係合することにより、第1部材520の底板部521と縦壁部523とにより、両端と上部の二面が背中合わせに開口する形状に成形される。
上記のような形状にプレス成形される構造体5のプレス成形方法は、前記第1の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
このように、底板部と、所定位置に長孔状の被係合ホゾが形成されており、該底板部からL字状に折り曲げられる縦壁部とを備えた第1部材と、第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続する基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部から折り曲げられるフランジ部とを備えた第2部材とにより、第2部材の前記フランジ部を前記基部に対して折り曲げる第1工程と、前記フランジ部が折り曲げられた基部を、前記第1部材の底板部に対して前記フランジ部の一辺が該底板部に突き合わせられるように折り曲げる第2工程と、前記第1部材の縦壁部を、前記底板部に対して前記フランジ部の他の一辺に突き合わせられるように折り曲げて、前記フランジ部の係合ホゾに被係合ホゾを係合させる第3工程と、を備えるプレス成形方法により成形して構造体を得るので、構成品の一体化と非溶接接合を実現でき、溶接の検査が不要な信頼性の高い構造体を安価に提供することが可能となった。
なお、本発明は前記実施の形態のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本発明は、L字断面に折り曲げられる第1部材と、該第1部材の二辺に突き合わせ状に接続される第2部材とを、該突き合わせ部においてホゾ組構造でプレスにより固定するプレス成形方法において、前記第1部材は、底板部と、所定位置に長孔状の被係合ホゾが形成されており、該底板部からL字状に折り曲げられる縦壁部とを備え、前記第2部材は、前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続する基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部から折り曲げられるフランジ部とを備え、前記第2部材の前記フランジ部を前記基部に対して折り曲げる第1工程と、前記フランジ部が折り曲げられた基部を、前記第1部材の底板部に対して前記フランジ部の一辺が該底板部に突き合わせられるように折り曲げる第2工程と、前記第1部材の縦壁部を、前記底板部に対して前記フランジ部の他の一辺に突き合わせられるように折り曲げて、前記フランジ部の係合ホゾに被係合ホゾを係合させる第3工程と、を備えるプレス成形方法としたので、構成品の一体化と非溶接接合を実現でき、溶接の検査が不要な信頼性の高い構造体を安価に提供することが可能となった。
本発明の一の実施の形態に係るプレス成形方法により成形された第1の実施の形態の構造体を示した斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係るプレス成形方法により成形される第1の実施の形態の構造体となる金属板のプレス抜きが完了した状態の斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係るプレス成形方法により成形される第1の実施の形態の構造体となる金属板の第1曲げ工程が完了した状態の斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係るプレス成形方法により成形される第1の実施の形態の構造体となる金属板の第2,3曲げ工程の途中の状態の斜視図である。 本発明のプレス成形方法に用いるプレス型の、金属板をパンチとクッションパッドとにより狭持した状態の断面図である。 本発明のプレス成形方法に用いるプレス型の、金属板を折り曲げる途中の状態の断面図である。 本発明のプレス成形方法に用いるプレス型の、金属板を折り曲げが完了し、係合ホゾが被係合ホゾに係合した状態の断面図である。 本発明のプレス成形方法により成形された金属板をプレス型から取り出して、フランジ部を押圧した状態の断面図である。 本発明の一の実施の形態に係るプレス成形方法により成形された第2の実施の形態の構造体を示した斜視図である。 従来の2部品からなる構造体の分解斜視図である。
符号の説明
1、5 構造体
10、101 金属板
20、520 第1部材
21、521 底板部
211、521b 被係合ホゾ
23、523 縦壁部
231、523b 被係合ホゾ
30、530 第2部材
31、531 基部
33、533 フランジ部
331、534b 係合ホゾ
332、532b 係合ホゾ
60 プレス型
61 パンチ
63 クッションパッド
65 第1固定曲げ刃
67 第2固定曲げ刃
69 緩衝器

Claims (4)

  1. L字断面に折り曲げられる第1部材と、該第1部材の二辺に突き合わせ状に接続される第2部材とを、該突き合わせ部においてホゾ組構造でプレスにより固定するプレス成形方法において、
    前記第1部材は、底板部と、所定位置に長孔状の被係合ホゾが形成されており、該底板部からL字状に折り曲げられる縦壁部とを備え、
    前記第2部材は、前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続する基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部から折り曲げられるフランジ部とを備え、
    前記第2部材の前記フランジ部を前記基部に対して折り曲げる第1工程と、
    前記フランジ部が折り曲げられた基部を、前記第1部材の底板部に対して前記フランジ部の一辺が該底板部に突き合わせられるように折り曲げる第2工程と、
    前記第1部材の縦壁部を、前記底板部に対して前記フランジ部の他の一辺に突き合わせられるように折り曲げて、前記フランジ部の係合ホゾに被係合ホゾを係合させる第3工程と、を備えることを特徴とするプレス成形方法。
  2. 請求項1に記載のプレス成形方法において、
    前記第1部材の底板部にも所定位置に長孔状の被係合ホゾを設けるとともに、前記第2部材の前記フランジ部の、前記底板部に突き合わせられる辺に突状の係合ホゾを設けて、
    前記第2工程で、前記被係合ホゾに前記係合ホゾを係合させることを特徴とするプレス成形方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプレス成形方法において、
    前記第2部材は、前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続する基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部からコ字状に折り曲げられる2のフランジ部とを備えていることを特徴とするプレス成形方法。
  4. 底板部と、所定位置に長孔状の被係合ホゾが形成されており、該底板部からL字状に折り曲げられた縦壁部とを備えた第1部材と、
    前記第1部材の底板部の前記縦壁部と反対側に連続し、該底板部から前記縦壁部と平行に折り曲げられた基部と、一辺に前記縦壁部の被係合ホゾに係合する突状の係合ホゾが形成されており、該基部から縦壁部に向かって折り曲げられたフランジ部とを備えた第2部材と、を備えた構造体。
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