JP6345609B2 - 回路遮断器の可動接点台 - Google Patents

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本発明は、回路遮断器に関し、特に、回路を開閉するための可動接点組立品に用いる可動接点台に関するものである。
回路遮断器は、ベースとそれを覆うカバー内に、主回路の固定接点組立品、可動接点組立品、消弧装置、可動接点の開閉機構部および過電流トリップ機構を有する。その内、可動接点組立品は、開閉機構部の動作に連動し、固定接点組立品から閉路および開路する動作を行う。
この回路遮断器における可動接点組立品に関して、例えば特許文献1(特開2004−355829号公報)には、その図4に可動接触子の拡大斜視図が示されると共に次の記載がある。「可動接触子28は、図4に示すように、一枚の板状金属73の長手方向一端側で厚み方向一方側に可動接点28を取着した接点部70と、板状金属73の接点部28近傍から支持部(30)のある長手方向他端側を短手方向両側から互いに近づく方向に折曲した折曲部71とを備えている。折曲部71は、互いに当接した状態に折曲された一対の折曲片72を有する。ここで、可動接点28の取着面の向く方向P1と折曲部71の曲げ方向P2とを異なる方向としている。また可動接触子29のピン30と可動接点28との間の位置に設けた孔8bにクロスバー8のピン32が挿通され、ピン32に第2連結リンク6の他端側に形成した孔6bを通して連結している。」
特開2004−355829号公報
従来の回路遮断器において、回路を開閉するために使用される可動接点組立品は、銅または真鍮等の導電材をプレスで打ち抜いて成型した可動接点台を採用している。そして、そのプレス成型した可動接点台の破断面に、可動接点を溶接またはろう付けで接合したものを使用している。
図1は、回路遮断器内に収めた従来の可動接点組立品を構成する部品を示した図である。可動接点台11、軸15、可動接点ばね16および可動フレーム17から構成される、
図2は、可動接点組立品(図には、可動接点台11のみを表示)の動作方向10を示した図である。
図3は、従来の可動接点台11を抽出して示した図である。可動接点組立品は、図2に示す方向で回動動作を行うため、従来、可動接点組立品は、プレス成型した可動接点台11の穴12に軸15を貫通させ、可動接点ばね16を取り付け、開閉動作を行う可動フレーム17に連結させて使用している。
このように、開閉動作を行う可動フレーム17と可動接点台11を連結させるための軸15をプレスで成型した穴12に貫通させるために、可動接点13はプレス成型した可動接点台11のプレス破断面14に接合する必要がある。これが、破断面に接点を接合する理由である。
このため、従来は、可動接点台の破断面に可動接点を接合することを余儀なくされ、カシメ作業による接合を採用することは困難である。したがって、可動接点の接合強度が安定しない、また、製造の自動化ラインの構築が困難であるといった問題がある。
また、特許文献1(特開2004−355829号公報)に示される可動接触子は、1枚の板状金属を折曲して成形し、この板状金属の長手方向一端側で厚み方向一方側に可動接点を取着した構造を備えることにより、材料取りや製造作業を容易にするものである。ただし、可動接触子28は、その上部に支持部であるピン30を設け、ばね31のばねかけ部を折曲片72の上部辺に設ける構造であることから、可動接触子28の上方側にスペースを必要とする。また、ばね31のばねかけ部が、折曲片72の上部辺、すなわち重ね合わせた端部であることから、強度的(繰り返し使用による折曲片72の上部辺の変形)に問題が出る懸念がある。
本発明は、回路遮断器に使用される可動接点台を、可動接点台としての形状に成型した平板の導電材から平坦部を一部残して当該平板の導電材を折り曲げることにより成形した重ね合わせ部と、平坦部に設けた可動接点と、重ね合わせ部に設けた貫通孔と、重ね合わせ部の折り曲げ部分に設けた切欠きに配置したばねかけ部とから構成することを特徴とする。
本発明によれば、可動接点台の可動接点をカシメ接点にすることができ、製造工程を簡単にして自動化ラインによる可動接点組立品の製造を可能とする。また、可動接点の接合強度の安定化、可動接点組立品のコンパクト化および可動接点台の変形度合いの低減化を図ることができる。
図1は、従来の可動接点台組立品を構成する部品を示した図である。 図2は、可動接点組立品の動作方向を示した図である。 図3は、従来の可動接点台を示した図である。 図4は、本発明の実施例に係る可動接点台を示した図である。 図5は、図4の可動接点台の展開図である。
以下、本発明の実施形態として、実施例について図面を用いて説明する。
図4は、本発明の実施例に係る可動接点台21を示した図である。
可動接点台21は、可動接点台としての形状に成型した平板の導電材(例えば、図5に示す形状)から、平坦部22を一部分残した状態で、この平板の導電材を折り曲げて重ね合わせることによって重ね合わせ部24を成形する。これにより、平坦部22にはカシメ作業によりカシメ接点23を形成することができる。
また、重ね合わせ部24に貫通孔である穴25を設け、従来と同様に軸(図示しないが図1に示される軸15と同等のもの)を貫通させて、開閉動作を行う可動フレーム(開閉機構部)と連結させる。
更に、切欠き27を折り曲げ部分に設け、可動接点ばね(図示しないが図1に示される可動接点ばね16と同等のもの)をかけるためのばねかけ部26を、穴25に最も近い切欠き27の辺部に配置し、可動接点台21の下方側に位置させる。
以上のようにして、平板の導電材から可動接点台21を成形することにより、その平坦部に設ける可動接点をカシメ接点とすることができ、製造工程を簡単化する(延いては、自動化ラインの導入を可能にする)と共に、可動接点の接合強度を安定化させることが可能となる。
また、ばねかけ部26を可動接点台21の下方に配置させることで可動接点組立品の上方のスペースを低減し、可動接点組立品のサイズをよりコンパクトにできる。更に、ばねかけ部には相応の強度が必要とされるところ、折り曲げ部分にばねかけ部26を設けることによりその強度を保持することができ、繰り返し使用に対して可動接点台の変形度合いを低減することが可能になる。
図5は、図4の可動接点台21の展開図である。この展開図から理解できるように、可動接点台としての形状に成型した平板の導電材を、折り曲げ線28に従って図4のように折り曲げて重ね合わせ部24を成形することになる。
平板の導電材に成型する可動接点台としての形状としては、少なくとも、接点形成のためにカシメ作業ができる平坦部22となる部分、平板の導電材を重ね合わせて重ね合わせ部24となる部分、および、重ね合わせ部24に軸を貫通させるための穴25となる部分を有する形状であればよい。
ばねかけ部26を設けることになる切欠き27に関しては、図5の展開図のように、平板の状態で成型しておくことが望ましいが(製造工程を考慮すると好適である)、平板の導電材を重ね合わせた後にその形状に切り取ることで対応することも可能である。
以上の条件を満足するのであれば、展開図は図5に示す形状に限るものではない。
10 可動接点組立品の動作方向、11 可動接点台(従来品)、12,25 穴、13 可動接点、 14 破断面、15 軸、16 可動接点ばね、17 可動フレーム、21 可動接点台(本発明)、22 平坦部、23 カシメ接点、24 重ね合わせ部、26 ばねかけ部、27 切欠き、28 折り曲げ線

Claims (2)

  1. 回路遮断器に使用される可動接点台であって、
    可動接点台としての形状に成型した平板の導電材から平坦部を一部残して当該平板の導電材を折り曲げることにより成形した重ね合わせ部と、
    前記平坦部に設けた可動接点と、
    前記重ね合わせ部に設けた貫通孔と、
    前記重ね合わせ部の折り曲げ部分の中で前記平坦部と前記貫通孔との間に設けた切欠きの前記貫通孔に最も近い辺部に配置したばねかけ部と
    から構成することを特徴とする可動接点台。
  2. 請求項1に記載の可動接点台であって、
    前記可動接点は、カシメ作業により形成したカシメ接点である
    ことを特徴とする可動接点台。
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