JP5738260B2 - スイッチの接点構造およびそれを用いた圧力スイッチ - Google Patents

スイッチの接点構造およびそれを用いた圧力スイッチ Download PDF

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Description

本発明は、スイッチの接点構造およびそれを用いた圧力スイッチに関し、特に、接点同士の接触、離間により開閉するメカニカル式のスイッチの接点構造およびそれを用いた圧力スイッチに関する。
従来、例えば、自動車などにおいて、潤滑油圧の検出、エンジンの吸気圧力、排気圧力、クランク室内圧力、各種制御用アクチュエータ作動圧などの被検出部の圧力変化を検出するために圧力スイッチが用いられている。
図9は、従来の圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。
この圧力スイッチ100は、ボディ部102内部に、Oリング108を介して、アッパーカバー103、ダイヤフラム105、ロアカバー106を有するダイヤフラム構成部材107が配置されている。
アッパーカバー103の上部にはOリング109が載置され、その上にガイド部111が載せられ、それらを押さえ込むようにコネクター部112が被せられている。そして、コネクター部112の外周段部にボディ部102の開口端部をかしめることにより、これらを一体化し、圧力スイッチとしている。
ダイヤフラム105の上部には、ガイド部111の中心に設けられた貫通孔115に摺動自在に保持された作動軸116が配置され、その上端は可動接点板117の作動部119に対向している。
作動軸116の下端は、アッパーカバー103の開口120を通ってダイヤフラム105上に接している。コネクター部112には、略L字形に屈曲された第1の接続端子122と第2の接続端子124が設けられており、第1の接続端子122の端部には、可動接点板117の一端部が、かしめ結合により固定されている。
可動接点板117の他端には可動接点118が取り付けられており、第2の接続端子124の端部には、可動接点118に対向するように固定接点125が固定されている。この固定接点125と可動接点118によりマイクロスイッチが形成される。
このように構成された圧力スイッチ100は、ダイヤフラム105の下部の作動室123内部の圧力が、上述する被検出部の圧力と同じになるように取り付けて使用される。
被検出部の圧力が上昇したときは、作動室123内部の圧力も上昇し、それにつれて、ダイヤフラム105の中央部は徐々に上昇する。そして、所定圧力以上となり、ダイヤフラム105の中央部が中立位置以上に上昇して反転領域を超えると、ダイヤフラム105の中央部は上方に反転作動し、ダイヤフラム105はアッパーカバー103の下端面に当接して停止する。
それにより、作動軸116は上昇位置まで移動し、可動接点板117を押し上げ、その先端部の可動接点118が上方に変位し、可動接点118と固定接点125とが非接触状態となる。
この圧力スイッチ100は、ノーマルクローズ型と呼ばれるものであり、被検出部の圧力が所定圧力以下の場合(通常時)は導通状態であり、被検出部の圧力が所定圧力以上となった場合にのみ非導通状態となることにより、被検出部の圧力の変化を検出することができる。
なお、圧力スイッチには、被検出部の圧力が所定圧力以下の場合(通常時)は非導通状態であり、被検出部の圧力が所定圧力以上となった場合にのみ導通状態となることにより、被検出部の圧力の変化を検出することができるノーマルオープン型と呼ばれるものもある。
このような圧力スイッチでは、従来、例えば、図10に示すように、リベット型接点202a,202bを相対向して配置した接点構造200が用いられていたが、接点に異物が付着することなどにより、接点間の導通不良が生じてしまう問題があった。
このため、特許文献1には、図11に示すように、スイッチの接点構造300として、一方の接点がドーナツ型接点204aで、他方の接点がドーナツ型接点302aを横切る方向に延在するクロスバー型接点302bとしたものが開示されている。
このように、一方の接点をドーナツ型接点302aとすることによって、接点同士の接触点が多点となり、また、接点間に異物が混入した場合にも、ドーナツ型接点302aの窪みに逃がすことができるため、導通不良が生じにくくなる。
また、特許文献2には、図12に示すように、ガイド部111に設けられた突出部121の上部に、1または複数の凹部が設けられており、可動接点118と突出部121とが複数の接触点において電気的接触が行われるように構成されたボディーアース型の圧力スイッチが開示されている。
特開2000−322963号公報 特開2002−343207号公報
しかしながら、図11に示す接点構造では、ドーナツ型接点302aとクロスバー型接点302bとが、a点とb点の2点において点接触で接触することになるため、接触範囲が小さく、導通不良が起こりうる可能性があった。
また、特許文献2に開示された圧力スイッチの接点構造では、ノーマルクローズ型としてしか利用することができず、ノーマルオープン型の圧力スイッチには用いることができないものであった。
本発明では、このような現状に鑑み、接点同士の接触点を線接触とすることで、接触範囲を大きくし、導通不良がより起こりにくくすることができ、スイッチの動作信頼性を向上させることができるスイッチの接点構造およびそれを用いた圧力スイッチを提供することを目的とする。
さらに、本発明では、可動接点を可動接点板に対して上下対称になるように構成することで、ノーマルクローズ型とノーマルオープン型とで、接点部品の共通化を図ることができ、部品点数を削減することができるスイッチの接点構造およびそれを用いた圧力スイッチを提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題を解決するために発明されたものであって、本発明のスイッチの接点構造は、相対向して対をなす接点を有し、接点同士の接触、離間により開閉するスイッチの接点構造であって、
一方の接点の接触面が、凸部と凹部とが設けられた凹形状であるとともに、
他方の接点の接触面が、R面であり、
前記一方の接点における2か所の凸部の平面と、前記他方の接点のR面とがそれぞれ線接触するように構成されていることを特徴とする。
本発明において、前記一方の接点の表面、前記他方の接点の表面の少なくとも一方の表面に良導性材料によるメッキ加工がなされていてもよい。
また、前記一方の接点、前記他方の接点の少なくとも一方が、クラッド材のクラッド部により構成されていてもよい。
また、前記一方の接点、前記他方の接点の少なくとも一方が、リベットかしめにより設けられていてもよい。
また、前記凹部はプレス成形による潰し加工によって形成することが好ましい。
また、本発明では、導電性の平板により形成された固定部と、
弾性材料により形成され、前記固定部の一方の端部に接続された可動接点板と、
前記可動接点板の、前記固定部と接続されていない他方の端部に設けられた可動接点と、から構成される可動端子を備え、
前記可動接点が、前記一方の接点もしくは前記他方の接点のいずれかであることが好ましい。
この場合、前記可動接点板は、前記可動接点を固定接点に当接させる方向に付勢力が働くように構成することができる。
また、前記可動接点板は、前記可動接点を固定接点と離間する方向に付勢力が働くように構成してもよい。
また、本発明において、前記可動接点は、前記可動接点板に対して両面側に対称に設けることが好ましい。
また、前記可動接点板に、孔部を設けることもできる。
また、本発明の圧力スイッチは、上述するいずれかのスイッチの接点構造を有することを特徴とする。
本発明によれば、接点同士の接触点を線接触とすることで、接触範囲を大きくし、導通不良がより起こりにくくすることができ、スイッチの動作信頼性を向上させることができる。
さらに、可動接点を可動接点板に対して上下対称になるように構成することで、ノーマルクローズ型とノーマルオープン型とで、接点部品の共通化を図ることができ、部品点数を削減することができる。
図1は、本実施例のスイッチの接点構造を示す概略構成図である。 図2は、図1の接点構造を有する圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。 図3は、本発明のスイッチの接点構造の別の実施例を示す概略構成図である。 図4は、図3の接点構造を有する圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。 図5は、プレス加工によって可動接点を可動接点板に対して両面側に対称に設ける工程を説明するための概略図である。 図6は、図3の接点構造における可動接点板の構成を説明するための概略構成図である。 図7は、本発明のスイッチの接点構造のさらに別の実施例を示す概略構成図である。 図8は、本発明のスイッチの接点構造のさらに別の実施例を示す概略構成図である。 図9は、従来の圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。 図10は、従来の圧力スイッチに用いられる接点構造の一例を説明するための概略構成図である。 図11は、従来の圧力スイッチに用いられる接点構造の別の一例を説明するための概略構成図である。 図12は、従来のボディーアース型圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいて、より詳細に説明する。
図1は、本実施例のスイッチの接点構造を示す概略構成図、図2は、図1の接点構造を有する圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。
なお、本実施例において、図6に示した従来の圧力スイッチ100と同一の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図1,2に示すように、本実施例の接点構造10は、固定端子12と、可動端子18とから構成されている。
固定端子12は、例えば、黄銅などの導電性の平板を略L字形に加工して形成されており、固定端子12の一方の端部12aは、例えば、プレス成形による潰し加工によって、凹部14が設けられている。
また、凹部14が設けられた固定端子12の一方の端部12aが、可動端子18の接点と接触する固定接点16となっており、固定接点16には、可動端子18との導通性を向上させるため、例えば、金や銀などの貴金属、もしくは、銀と錫の合金などの貴金属を含む合金など、導電性の優れる材料(本明細書において「良導性材料」と呼ぶ)によるメッキがなされている。
なお、凹部14は、後述する可動端子18の可動接点24との接触面にのみ設けられており、固定接点16の凸部17a,17bがそれぞれ可動接点24と線接触によって接触することになる。
このように固定接点16を凹形状とすることによって、固定接点16と可動接点24との間に異物が混入した場合であっても、異物を凹部14に逃がすことができ、導通不良が生じにくくなる。
一方で、可動端子18は、固定部20と、可動接点板22と、可動接点24とから構成されている。
固定部20は、例えば、黄銅などの導電性の平板により形成されており、固定部20の一方の端部に、可動接点板22が接続されている。
可動接点板22は、例えば、板バネなどの弾性材料により形成されており、固定部20と接続されていない他方の端部には、可動接点24が設けられている。
なお、可動接点板22は、可動接点24を固定端子12の固定接点16に当接させる方向に付勢力が働くように構成されている。
これにより、通常時には、固定接点16と可動接点24とは接触した状態となり、固定端子12と可動端子18とは導通状態になる(ノーマルクローズ)。
また、可動接点24は、可動接点板22から固定接点16の方向に突出するように設けられており、可動接点24の接触面(固定接点16と接触する面)は、R面となっている。なお、可動接点24は、凸部17a,17bと接触するように構成されたクロスバー形状を有している。
なお、このような可動接点24は、可動接点板22に溶接などによって良導性材料を接合して形成したり、良導性材料によるメッキによって形成されていてもよく、また、例えば、エッジレイクラッドと呼ばれるクラッド材を用いて、可動接点板22と可動接点24を一体的に形成することもできる。
このように構成される本実施例のスイッチの接点構造10は、図2に示すように、圧力スイッチ50の部品として用いることができる。
なお、この圧力スイッチ50は、ノーマルクローズ型の圧力スイッチとして用いることができる。
また、本実施例では、固定接点16の接触面を凹形状とし、可動接点24の接触面をR面としているが、一方の接点の接触面が凹形状であり、他方の接点の接触面がR面であればよく、固定接点16の接触面をR面とし、可動接点24の接触面を凹形状としても構わない。
図3は、本発明のスイッチの接点構造の別の実施例を示す概略構成図、図4は、図3の接点構造を有する圧力スイッチの構成を説明するための断面図である。
なお、本実施例の接点構造10及び圧力スイッチ50は、基本的には、図1,2に示した接点構造10及び圧力スイッチ50と同様な構成であるため、同一の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図3に示す接点構造10では、可動接点板22が、可動接点24を固定端子12の固定接点16に当接させる方向に付勢力が働くように構成されていたが、本実施例の接点構造10では、可動接点板22が、可動接点24を固定端子12の固定接点16と離間する方向に付勢力が働くように構成されている。
このように構成することによって、通常時には、固定接点16と可動接点24とは非接触状態となり、固定端子12と可動端子18とは非導通状態になる(ノーマルオープン)。
また、この実施例の可動接点24は、可動接点板22に対して両面側に対称に設けられている。
このように、可動接点板22に対して両面側に対称に可動接点24が設けられた可動端子18とすることによって、図1に示すノーマルクローズ型の圧力スイッチで用いられる接点構造10でも同一の可動端子18を用いることができ、ノーマルクローズ型とノーマルオープン型とで、可動端子18の共通化を図ることができ、部品点数を削減することができる。
なお、このように可動接点24を可動接点板22に対して両面側に対称に設ける場合には、例えば、図5に示すように、トリメタル線材30をプレス加工によって所定の形状とすることにより、容易に形成することもできる。
なお、図5において、符号32はプレス上型、符号34はプレス下型である。
また、図1に示す接点構造10では、固定端子12の固定接点16は、固定端子12の表面をメッキ加工することにより構成されていたが、本実施例では、エッジレイクラッドと呼ばれるクラッド材を略L字形に加工して固定端子12を形成し、クラッド材のクラッド部を固定接点16として用いている。
このように、固定端子12をクラッド材によって形成することによって、メッキ加工を施す手間を省くことができ、さらに、メッキのように剥離することもないため、スイッチの動作信頼性をさらに向上させることができる。
また、本実施例の可動接点板22には、図6に示すように、孔部23が設けられている。このように、可動接点板22に孔部23を設けることによって、例えば、固定接点16の凸部17aと可動接点24との間に異物が混入したとしても、可動接点板22が傾いて、固定接点16の凸部17bと可動接点24とが確実に接触することになり、スイッチの動作不良が起こりにくくなる。
図7は、本発明のスイッチの接点構造のさらに別の実施例を示す概略構成図である。
なお、本実施例の接点構造10は、基本的には図1に示した接点構造10と同様な構成であるため、同一の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
また、本実施例の接点構造10は、図2,4に示す圧力スイッチ50における接点構造10と同様に用いられる。
図7に示す接点構造10では、固定接点16の接触面(可動接点24と接触する面)がR面となっており、可動接点24に凹部14と凸部17a,17bが設けられている。
このような固定接点16を製造する方法としては、例えば、トップレイクラッドと呼ばれる手段を用いて形成することができる。
なお、固定接点16の接触面をR面とする方法としては、トップレイクラッド形成時にRを設けてもよいし、後加工により、例えば、固定端子12の成形時にRを設けるようにしてもよい。
なお、固定端子12にクラッド材を用いることによって、固定端子12を短くすることができ、また、固定接点16を後加工によって設ける必要がなくなり、加工のためのスペースが不要となる。
このため、本発明の接点構造をマイクロスイッチなどに採用することで、スイッチの小型化を図ることができるとともに、スイッチに用いられる他部品の設計制約を少なくすることができる。
さらに、固定端子12に固定接点16を設けるための、例えば、かしめや溶接などの接点接合工程を省略することができるため、製造工程を簡略化することができ、仕損低減や工数低減を図れ、製造コストの削減が可能となる。
図8は、本発明のスイッチの接点構造のさらに別の実施例を示す概略構成図である。
なお、本実施例の接点構造10は、基本的には図1に示した接点構造10と同様な構成であるため、同一の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
また、本実施例の接点構造10は、図2,4に示す圧力スイッチ50における接点構造10と同様に用いられる。
図8に示す接点構造10では、固定端子12の固定接点16をリベットかしめにより設けている。
このようにリベットかしめにより、固定接点16を設ける場合には、リベット40に事前に凹部14及び凸部17a,17bを成形しておいてもよいし、リベットかしめと同時にプレス加工によって凹部14及び凸部17a,17bを成形することもできる。
なお、図8に示す可動接点24は、固定接点16との接触面の一部にR面を設けた構造となっているが、固定接点16との接触面の全面をR面とすることもできる。 このように構成することによって、接点に用いられる貴金属のロスを減らすことができ、クラッド材を用いて形成する場合に比べて安価に製造することができる。
また、本実施例では、固定接点16のみをリベットかしめにより設けているが、可動端子18の可動接点24もリベットかしめにより設けることもできる。この場合、リベットかしめと同時にプレス加工によって可動接点24を成形することにより、可動接点板22に対して両面側に対称な形状の可動接点24を設けることができる。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、可動端子や固定端子などの材料は、既知の材料から適宜選択することができるなど、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10 接点構造
12 固定端子
12a 端部
14 凹部
16 固定接点
17a,17b 凸部
18 可動端子
20 固定部
22 可動接点板
23 孔部
24 可動接点
30 トリメタル線材
32 プレス上型
34 プレス下型
40 リベット
50 圧力スイッチ
100 圧力スイッチ
102 ボディ部
103 アッパーカバー
105 ダイヤフラム
106 ロアカバー
107 ダイヤフラム構成部材
108 Oリング
109 Oリング
111 ガイド部
112 コネクター部
115 貫通孔
116 作動軸
117 可動接点板
118 可動接点
119 作動部
120 開口
122 接続端子
123 作動室
124 接続端子
125 固定接点
200 接点構造
202a,202b リベット型接点
300 接点構造
302a ドーナツ型接点
302b クロスバー型接点

Claims (11)

  1. 相対向して対をなす接点を有し、接点同士の接触、離間により開閉するスイッチの接点構造であって、
    一方の接点の接触面が、凸部と凹部とが設けられた凹形状であるとともに、
    他方の接点の接触面が、R面であり、
    前記一方の接点における2か所の凸部の平面と、前記他方の接点のR面とがそれぞれ線接触するように構成されていることを特徴とするスイッチの接点構造。
  2. 前記一方の接点の表面、前記他方の接点の表面の少なくとも一方の表面に良導性材料によるメッキ加工がなされていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチの接点構造。
  3. 前記一方の接点、前記他方の接点の少なくとも一方が、クラッド材のクラッド部により構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチの接点構造。
  4. 前記一方の接点、前記他方の接点の少なくとも一方が、リベットかしめにより設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスイッチの接点構造。
  5. 前記凹部がプレス成形による潰し加工によって形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスイッチの接点構造。
  6. 導電性の平板により形成された固定部と、
    弾性材料により形成され、前記固定部の一方の端部に接続された可動接点板と、
    前記可動接点板の、前記固定部と接続されていない他方の端部に設けられた可動接点と、から構成される可動端子を備え、
    前記可動接点が、前記一方の接点もしくは前記他方の接点のいずれかであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のスイッチの接点構造。
  7. 前記可動接点板は、前記可動接点を固定接点に当接させる方向に付勢力が働くように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のスイッチの接点構造。
  8. 前記可動接点板は、前記可動接点を固定接点と離間する方向に付勢力が働くように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のスイッチの接点構造。
  9. 前記可動接点が、前記可動接点板に対して両面側に対称に設けられていることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のスイッチの接点構造。
  10. 前記可動接点板に、孔部が設けられていることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載のスイッチの接点構造。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載のスイッチの接点構造を有することを特徴とする圧力スイッチ。
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