JP3176735U - スイッチ構造 - Google Patents

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勲 成島
寿二 福島
和憲 金谷
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株式会社サンミューロン
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Abstract

【課題】インサート成型に適し、作業性の良好なスイッチ構造を提供する。
【解決手段】筐体1の内側面に設けた接続板2、及び接触片固定体3と、接触片固定体3に吊下支持されている弾性板材よりなる接触片4と、筐体1内を1の底部に向かって上下動する押片とよりなり、この押片の移動に伴って接触片4を、接続板2に接触させ接続するスイッチを形成する。また、接続板2,接触片固定体3は、それぞれ筐体1の外側面に設けている端子6,端子7に接続するようにインサート成型で製作すると共に、接触片4には、筐体1の内側に向かって揺動用湾曲部を設け、押片の下方への移動に伴って、揺動用湾曲部を介し接触片を接触片固定体3の表面に向かって揺動接触する。
【選択図】図1

Description

本考案は押しボタンスイッチのスイッチ構造に関する。
従来、押しボタンスイッチ構造は、種々の形式が提案されている。
例えば、特許文献1の技術では、押片の下部にコ字形状の接触片を設け、この接触片を押片の押圧操作によってケース内底面を弾接摺動させて、内定面に有する2コの固定接点間と接離するようにスイッチ動作を行う構成となっている。
また、特許文献2のスイッチでは、バネ板材をへの字状に屈曲した可動片の一端が、共通端子にカシメ付け固定されつつ片持ち状に支持され、この可動片の屈曲部を押しボタンの作用面に接触する。そして、押しボタンを押すと、可動片が伸展して弾性変形し可動片の遊端に形成された可動接点がスライドして可動接点に接触し、スイッチ動作を行う構成となっている。
特開平11-31432号公報 特開平8-17286号公報
近年、しかしながら、この種のスイッチの製作にあたり、コスト削減の観点から、端子等の金属部分の一部分をインサート成型して製作する場合が多くなった。例えば、特許文献1の技術では、内定面に有する2コの固定接点をインナー成型している。また、特許文献2では、共通端子、可動接点の部分をインサート成型して製作することが出来る。
ところが、スイッチングの機構で考えれば、引用文献1では、インサート部分自体を加工することはなく、押片の下部に接触片を取り付ける構成となっている。接触片に押圧が直に加わる構成で、耐久性能を考えると,厚みのある接触片ある程度大型に製作する必要がある。また、特許文献2についても同様に、押片に加わる押圧力が直に可動片に加わる構成となっている。このためスイッチの構成としては,100万回以上の耐久を得ることが出来ない。
また、スイッチの接点部分は、特許文献1、2の何れでも、インサート成型で接点自体を一体的に成型することはしていない。即ち特許文献1では、スイッチを行う構成要素として接触片は押片下部に取付を行う。これはスイッチの最も重要な接点であり、インサート成型に適さないからである。そこで、特許文献2に示すように、インサート成型を行った後に可動片をカシメて取り付ける構成とするように,後加工で取り付るのが一般的である。
ただ接点の安全性から、上記のようにカシメを行うものの他、接点分を有する可動部を溶接等の手段で取り付けるのが一般的であった。このため作業性が悪い課題を有していた。
本考案の請求項1記載のスイッチ構造は、筐体の内側面に設けた接続板、及び接触片固定体と、接触片固定体に吊下支持されている弾性板材よりなる接触片と、筐体内を底部に向かって上下動する押片とよりなり、押片の移動に伴って接触片を、接続板に接触させ接続するスイッチ構造において、接続板,接触片固定体は、それぞれ筐体の外側面に設けている端子に接続するようにインサート成型で製作すると共に、接触片には、筐体の内側に向かって揺動用湾曲部を設け、押片の下方への移動に伴って、揺動用湾曲部を介し接触片を接触片固定体の表面に向かって揺動接触することを特徴とする。
請求項2記載のスイッチ構造は、前記接続板を筐体1の内側面下部に設け,接触片固定体は、接続板の上方の筐体内側面上部に設けると共に、接触片固定体の上端部に設けた嵌合部に嵌合する嵌合体を接触片の上部に設けたことを特徴とする。
請求項3記載のスイッチ構造は、接触片固定体の上端両脇部を上方に設けた両延設部の対向する各内面に、幅方向に切欠き溝状の嵌合部を形成すると共に、前記延設部の幅よりやや広い長さの嵌合板体を,前記嵌合部の方向に設けた嵌合体を接触片の上端に設け、嵌合体を嵌合部の上方より装着し、嵌合体を下方に撓ませた状態で嵌合部に嵌合固定することを特徴とする。
請求項4記載のスイッチ構造は、請求項3記載の嵌合体を嵌合部に嵌合固定する際に、接触片の上端部を前記嵌合体側に折曲し、接触片固定体の延設部の上面に当接支持することを特徴とする。
請求項5記載のスイッチ構造は、接触片の下部に、筐体の内部側に向かって湾曲して形成した揺動用湾曲部と反対方の壁面側に向かって形成した接触部を設けることを特徴とする。
本考案のスイッチ構造では、筐体の内側面に設けている接続板と接触片固定体はインサート成型で製作しており、接触片固定体に吊下支持されている弾性板材よりなる接触片は、筐体内を底部に向かって上下動する押片の移動に伴って接触片を、揺動させて接続板に接触接続する構成であり,押片は、上下に移動する力が、直接接続板及び接触片に加わることがない為、接触片の耐久性を損なえずに使用出来る。
また、接触片は、接触片固定体に吊下支持するに際して、接触片固定体の上端部に設けた嵌合部に嵌合する嵌合体を接触片の上部に設ける構成であり、嵌合部が、筐体内側面上部に位置する接触片固定体の上部で作業性が良い。
更に、接触片固定体の上部に有する嵌合部に嵌合板体の嵌合板体を上方より、嵌合固定することで簡易に取り付けることが出来、また嵌合板体を下方に撓ませた状態で、嵌合固定することで、嵌合板体の弾性力でより嵌合溝内に応力が加わることより、簡単な構成でありながら嵌合が確実とすることができる。また、接触片上端部を前記嵌合体側に折曲し、接触片固定体の延設部の上面に当接支持することで、嵌合板体を嵌合部に嵌合固定する際に2つの切欠き溝状の嵌合部と延設部の接触片固定体の上端面という、4つの部位で固定することになり,より確実な嵌合が行えるように作用する。
又、接触片の下部に、筐体の内部側に向かって湾曲して形成した揺動用湾曲部と,壁面側に向かって形成した接触部を設けることで、押片の下方への移動に伴って、接触片の揺動用湾曲部に押片の下部側面が当接し確実に接触片を、接続板表面に向けた揺動をより確実に行うことが出来、接触部と接続板の接触を確実に行うように作用する。
本考案のスイッチ構造によれはインサート成型を採用し、作業コスト削減を行うことが出来、またスイッチングの機構についても、押片を押し圧することで下方に接触片を揺動させて接続板に接触接続する構成であり、押片の下方への作用力を接触片で直に加わることが無く、スイッチング機構の長寿命化を図ることが出来る。
更に簡易な構成で、嵌合体を嵌合部に嵌合固定することが出来、作業性の向上を図ることが出来る等すぐれた効果を有する。
本考案に係るスイッチ構造の説明図。 本考案に使用する接続板2及び接触片固定体3の配置説明図。 本考案に使用する接続板2及び接触片固定体3を筐体1にインナー成型した状態の配置説明図。 本考案に使用する接触片4の斜視図。 本考案に使用する接触片固定体3に接触片4を取り付け、接続板2との配置を示した状態の配置説明図。 本考案に係るスイッチングの動作前を示す説明図。 本考案に係るスイッチングの動作時の説明図。 本考案に使用する接触片固定体3の他の実施例を示す説明図。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は考案の実施例1を示すものあって、本考案に係るスイッチ構造は、スイッチ本体となる筐体1と、筐体1の内側面に設けた接続板2、及び接触片固定体3と、接触片固定体3に吊下支持されている弾性板材よりなる接触片4と、筐体1内を1の底部に向かって上下動する押片5とよりなり、押片5の移動に伴って接触片4を、接続板2に接触させ接続する構成となっている。
以下、これらの構成要素について説明する。
筐体1は,通常のスイッチ構造に使用されている材料で、本考案では、インナー成型に適した合成樹脂、例えば耐熱用ポリアミド、液晶ポリマー等を用いることが出来る。
そして、筐体1の内側面に設けた導電性材料よりなる接続板2、及び接触片固定体3をインナー成型している。
ここで接続板2、接触片固定体3は、それぞれ筐体1の外部底面に設けている端子6,端子7に接続している。
接続板2は、後述する接触片4と接触しスイッチングする接触面20を筐体1の内部に露出するように筐体1の内底部側面に設けている。
接触片固定体3は、実施例では接続板2の真上方向に配置し、筐体1の内面にL字形に突出して、筐体1の内壁面よりやや内方に上端を突出して設けている。そして突出した上端部に後述する接触片4の上部を吊下支持する嵌合部を設けている。
この嵌合部は、図2,図3に示す如く接触片固定体3の上端両脇部を上方に設けた延設部30と、両延設部の対向する各内面に、幅方向に切欠き溝状の嵌合溝31を形成する構成としている。
接触片4は、導電性材料よりなり、ある程度強度を有するように打ち抜き加工等で製作する。形状的には図4に示す如く、最上端部及び両脇部を同一方向に折り曲げ、最上端部上部固定片40と両脇部に挟持片41を設け、接触片固定体3の最上端部及び両脇部を上部固定片40と挟持片41で接触片固定体3を包み込むように吊下可能としている。そして、上部中央には、前記延設部の幅よりやや広い長さの嵌合板体42を、前記上部固定片40と挟持片41と同一方向に折曲げた形状としている。
接触片4は、やや,前記上部固定片40と挟持片41を折り曲げた方向と反対側で、接触片4を接触片固定体3に吊下固定時に、接触片4の下端が筐体1の内部側となる方向に接触片4の途中をやや折り曲げている。そして、下部には、更に大きく湾曲させた揺動用湾曲部43を形成すると共に、反対側の筐体1の側壁面側に向かって、接触部44を設けている。
そして、接触片4の取付は、接触片固定体3の上方から押し込むと接触片4の嵌合部の嵌合板体42が撓み、接触片固定体3の延設部間に挿入が可能になり、嵌合板体42の先端が嵌合溝31に装着し、嵌合板体42の長さは延設部30の幅より長いため嵌合板体42の弾性力で、嵌合板体42の両端は嵌合溝31内に装着される。このとき、接触片4の最上端部が接触片固定体3の延設部30の2箇所で当接し、前記2箇所の嵌合板体42と嵌合溝31で嵌合し、接触片4は接触片固定体3に確実に固定されると共に、電気的にも接続される。
図中、5は、筐体1内を1の底部に向かって上下動しスイッチング動作を行う押片であり、押片5の移動に伴って、押片5の下部で接触片4を、接続板2に接触させるように揺動させる。
本考案は,上述のように構成し、具体的なスイッチング機構を図6,7に基づいて説明する。
押片5に押圧を加える前は、接触片4を吊下固定している接触片固定体3は、筐体1の内部側にやや突き出して設けていること,及び接触片4の途中部分から、やや筐体1の内部側にやや折り曲げて取り吊付固定されていることより、接触部44と接続板2の接触面20とは離れた状態となっており電気的接続は遮断状態となっている。
次に,押片5に押圧を加えると、押片5は下方に下がり、押片5の下端部が接触片4の揺動用湾曲部43に当接し、更に押片5を下方に移動させると、接触片4下部を筐体1の壁面側に揺動させ、接触片4の接触部44を接続板2の接触面20に押しつけるように接触片4の揺動用湾曲部43を揺動させ、接触部44と接続板2の接触面20との接続が導電状態となる。
なお、図示しない押片5の復帰弾性材等により押片5が上方に移動したら、揺動用湾曲部も、当初の状態に戻り、接触部と接続板2の接続は遮断状態となる。
図8は、嵌合部の別の実施例を示すもので、嵌合溝の替わりに、接触片固定体3の上端両脇部30の延設部の上端間の幅を狭くして,嵌合溝と同様に嵌合板体42の先端を抜けを防止し、嵌合状態を維持しようとするものである。
本考案のスイッチ構造は、スイッチの製造する上で、産業上に利用することができる。
1 筐体
2 接続板
20 接触面
3 接触片固定体
30 延設部
31 嵌合溝
4 接触片
40 上部固定片
41 挟持片
42 嵌合板体
43 揺動用湾曲部
44 接触部
5 押片
6 端子
7 端子

Claims (5)

  1. 筐体の内側面に設けた接続板、及び接触片固定体と、接触片固定体に吊下支持されている弾性板材よりなる接触片と、筐体内の底部に向かって上下動する押片とよりなり、押片の移動に伴って接触片を、接続板に接触させ接続するスイッチ構造において、
    接続板,接触片固定体は、それぞれ筐体の外側面に設けている端子に接続するようにインサート成型で製作すると共に、
    接触片には、筐体の内部側に向かって揺動用湾曲部を設け、押片の下方への移動に伴って、揺動用湾曲部を介し接触片を接触片固定体の表面に向かって揺動接触することを特徴とするスイッチ構造。
  2. 請求項1に記載のスイッチ構造において、
    接続板は筐体の内側面下部に設け,
    接触片固定体は、接続板の上方の筐体内側面上部に設けると共に、
    接触片固定体の上端部に設けた嵌合部に嵌合する嵌合体を接触片の上部に設けたことを特徴とするスイッチ構造。
  3. 接触片固定体の上端両脇部を上方に設けた両延設部の対向する各内面に、幅方向に切欠き溝状の嵌合部を形成すると共に、
    前記延設部の幅よりやや広い長さの嵌合板体を,前記嵌合部の方向に設けた嵌合体を接触片の上端に設け、嵌合体を嵌合部の上方より装着し、嵌合体を下方に撓ませた状態で嵌合部に嵌合固定することを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ構造。
  4. 請求項3記載の嵌合体を嵌合部に嵌合固定する際に、接触片上端部を前記嵌合体側に折曲し、接触片固定体の延設部の上面に当接支持することを特徴とするスイッチ構造。
  5. 接触片の下部に、筐体の内部側に向かって湾曲して形成した揺動用湾曲部と反対方の壁面側に向かって形成した接触部を設けることを特徴とする請求項1〜4記載の何れか記載のスイッチ構造。
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