JP2007318859A - アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定子5の軸方向の一端に固定子5を軸方向で締結固定する第一蓋部材3を設けた。
【選択図】図3
Description
リニアアクチュエータには、コイルを含む可動子が移動する可動コイルタイプや永久磁石を含む可動子が移動する可動磁石型タイプの他に、固定子側にコイルと永久磁石とを設け、コイル及び永久磁石を含まない可動子が移動するタイプのものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このため、上述した従来技術では、磁石の位置調整や鉄部材の位置調整等、リニアアクチュエータの組立て作業に手間が掛かるという課題がある。
この場合、請求項2に記載した発明のように、前記アクチュエータは、前記可動子が軸方向に沿って往復移動するリニアアクチュエータであってもよい。
このように構成することで、蓋部材における固定子との当接面を基準面とすることができ、この基準面から固定子の軸方向の幅寸法を管理することができる。
このように構成することで、両蓋部材間の軸方向の幅寸法をケーシングによって規制することができ、さらにはアクチュエータ自体の軸方向の幅寸法を規制することができる。
このように構成することで、部品点数を低減させるだけでなく、一方の蓋部材とケーシングとを同時に加工することができる。
このように構成することで、可動子を支持する軸受と固定子の外周に設けられた筒状のケーシングとの相互位置関係の精度を高めることができ、軸受と固定子を高精度に位置決めできる。
図1に示すように、本発明に係るリニアアクチュエータ1は、円筒状のケーシング2と、このケーシング2の両端に設けられた円盤形状の第一蓋部材3と第二蓋部材4とを備え、これらケーシング2と両蓋部材3,4とで閉塞された内部に、筒状の固定子5を備え、この固定子5内に軸方向に沿って往復移動する可動子6を備えたものである。
一方、第一蓋部材3と第二蓋部材4には互いに対向する側の周縁であって、ケーシング2の段差部25に対応する部分には、それぞれ段差部7,8が形成され、ケーシング2に嵌合されている。そして、これら第一蓋部材3と第二蓋部材4は周方向に等間隔に配置された四つのボルト9によって締結固定されており、ケーシング2は両者によって挟持された状態となっている。
図5に示すように、コイル12に通電する前のリニアアクチュエータ1は、一方の永久磁石24(図5中下側)側において、固定子5、永久磁石24、可動子6の鉄部材15、永久磁石24を経て固定子5を、この順に結ぶループの磁束F1が形成される一方、他方の永久磁石24(図5中上側)側において、固定子5、永久磁石24、可動子6の鉄部材15、永久磁石24を経て固定子5を、この順に結ぶループの磁束F2が形成される。この結果、可動子6が固定子5内で軸方向の中間部に停止したままの状態となる。
また、第一蓋部材3と第二蓋部材4との間の寸法がケーシング2によって規制され、両蓋部材3,4間の寸法が高精度に設定されているため、例えば、他の部材に取付ける場合であっても、取付け精度を向上させることができる。
さらに、例えば、可動子6の位置を検出する位置検出器をリニアアクチュエータ1に設ける場合であっても、可動子6と固定子5との相互位置関係が高精度に設定されているため、位置検出器の取付け調整等の作業を容易にすることができる。
この第二実施形態において、筒状の固定子5内に軸方向に沿って往復移動する可動子6が設けられている点、可動子6は円柱状の軸14に円環状の鉄部材15が2箇所設けられたものである点、固定子5は、電磁鋼板を積層して形成された筒状のものである点、固定子5には四つのティース16が形成され、そのティース16の先端面22にそれぞれ永久磁石24a,24b,24c,24dが並設されている点等の基本的構成は前記第一実施形態と同様である。
この第三実施形態においては、上述の第一実施形態と基本的構成が同様であり、第一実施形態では円筒状のケーシング2と、このケーシング2の両端に円盤形状の第一蓋部材3と第二蓋部材4とを設け、これら第一蓋部材3と第二蓋部材4とを互いにボルト9によって締結固定したものであるのに対し、第一蓋部材33と第二蓋部材34とがそれぞれケーシング35に対して締結固定されている。
ケーシング35の軸方向の長さAは、固定子5の軸方向の長さBよりも大きく設定され、第一蓋部材33と第二蓋部材34とによって固定子5を挟み込まないようになっている。
固定子5の外径Gの寸法はケーシング35の内径寸法と略同一寸法になっている。そして、この固定子5は、第一蓋部材33にボルト17によって締結固定されている。
また、ケーシング35の外形状が多角形であるため、ケーシング35の外周面に他の部材(装置)に取付けるための雌ネジ部を刻設することも可能となる。この場合、他の部材(装置)とこの第三実施形態のリニアアクチュエータ1との同軸度や可動子6の軸14のストローク、及び可動子6の軸14の他の部材(装置)に対する移動方向の直進性が向上できる。
また、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、本実施形態において、第一蓋部材3,33に固定子5を固定する構成は、リニアアクチュエータ1に限らず、パルスモータ、リラクタンスモータ、永久磁石が埋設されている種々のモータ、永久磁石可動型のリニアアクチュエータ、リニア同期モータ、リニアパルスモータ等にも適用できる。
そして、上述した実施形態では、例えば、鉄部材15の軸方向の幅Cが固定子5に設けられた永久磁石24a,24b,24c,24dの軸方向の幅Dよりも小さく設定されている場合について説明したが、鉄部材15の軸方向の幅Cが永久磁石24a,24b,24c,24dの軸方向の幅Dよりも大きく設定された場合であってもよい。
同様に、上述した実施形態では、例えば、固定子5が電磁鋼板を積層して形成されたものである場合について説明したが、圧粉して形成されたものであってもよい。本発明においては、積層鋼板の固定子5であっても十分な効果が得られるが、固定子を圧粉して形成することにより、さらに可動子6との同軸度、直角度及び固定子5の永久磁石24a,24b,24c,24dと可動子6の鉄部材15との相互位置関係の精度を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、例えば、固定子5のティース16の先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル12が巻装されている部分の幅Eよりも先端部分の幅Fが大きく設定されている場合について説明したが、コイル12が巻装されている部分の幅Eと先端部分の幅Fとが同等に設定されている場合であってもよい。
Claims (5)
- 固定子と、前記固定子に対して回転又は往復移動する可動子とを備えたアクチュエータにおいて、前記固定子の軸方向の少なくとも一端に該固定子を軸方向で固定する蓋部材を設けたことを特徴とするアクチュエータ。
- 前記アクチュエータは、前記可動子が軸方向に沿って往復移動するリニアアクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
- 前記固定子の軸方向の他端に他の蓋部材を設けると共に、前記固定子の外周に筒状のケーシングを配置し、両蓋部材により前記ケーシングを挟持したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ。
- 前記蓋部材又は前記他の蓋部材の何れか一方が前記ケーシングと一体成形されていることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ。
- 前記蓋部材又は前記他の蓋部材の少なくとも一方に前記可動子を回転又は往復移動自在に支持する軸受が設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のアクチュエータ。
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