JP2007318859A - アクチュエータ - Google Patents

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信雄 有賀
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Abstract

【課題】磁石の磁極と可動子との位置関係、すなわち、固定子と可動子の同軸度及び固定子のケース取付け面と可動子の軸との直角度を容易、且つ高精度に組立てることができる、高性能なアクチュエータを提供する。
【解決手段】固定子5の軸方向の一端に固定子5を軸方向で締結固定する第一蓋部材3を設けた。
【選択図】図3

Description

この発明は、アクチュエータに関するものである。
従来から、リニアアクチュエータは、バネを併用して共振させることによって少ない損失で駆動できるコンプレッサ用等として利用されている。このリニアアクチュエータを用いたコンプレッサは高効率である等優れた性能を発揮できることから、冷蔵庫や冷凍庫、若しくはエアコンディショナ用としての利用が期待されている。
リニアアクチュエータには、コイルを含む可動子が移動する可動コイルタイプや永久磁石を含む可動子が移動する可動磁石型タイプの他に、固定子側にコイルと永久磁石とを設け、コイル及び永久磁石を含まない可動子が移動するタイプのものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このコイル及び永久磁石を含まない可動子が移動するタイプのものは、固定子内に往復移動する可動子が設けられたものである。一般的に固定子及び可動子はケースに内装されており、固定子は電磁鋼板を積層したもので、固定子に形成されたティースにコイルが巻装され、ティース先端には磁石が設けられている。一方可動子は、軸と、その軸上に固定子に設けられた磁石に対応する円環状の鉄部材とで構成されている。そして、コイルに通電する電流を変化させることで電流による磁束と永久磁石による磁束からなる総磁束が変化し、可動子に設けられている鉄部材が磁束の多い方向に引き付けられることにより、可動子が移動するようになっている。
特開2003−339147号公報
ところで、固定子側に設けられた磁石と可動子に設けられた鉄部材との相互位置関係(固定子の磁石と可動子の鉄部材との隙間精度、つまり、固定子と可動子の同軸度及び固定子のケース取付け面と可動子の軸との直角度)や磁石の磁極と可動子の軸方向の位置関係は、リニアアクチュエータの特性に影響を及ぼす重要なものであるが、固定子が電磁鋼板を積層したものであるため、固定子の軸方向の幅寸法にバラツキが生じ、固定子に設けられる磁石を高精度に位置決めさせることが困難である。
このため、上述した従来技術では、磁石の位置調整や鉄部材の位置調整等、リニアアクチュエータの組立て作業に手間が掛かるという課題がある。
そこで、本発明は、磁石の磁極と可動子との位置関係、すなわち、固定子と可動子の同軸度及び固定子のケース取付け面と可動子の軸との直角度を容易、且つ高精度に組立てることができ、駆動性能を向上させた高性能なアクチュエータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、固定子と、前記固定子に対して回転又は往復移動する可動子とを備えたアクチュエータにおいて、前記固定子の軸方向の少なくとも一端に該固定子を軸方向で固定する蓋部材を設けたことを特徴とする。
この場合、請求項2に記載した発明のように、前記アクチュエータは、前記可動子が軸方向に沿って往復移動するリニアアクチュエータであってもよい。
このように構成することで、蓋部材における固定子との当接面を基準面とすることができ、この基準面から固定子の軸方向の幅寸法を管理することができる。
請求項3に記載した発明は、前記固定子の軸方向の他端に他の蓋部材を設けると共に、前記固定子の外周に筒状のケーシングを配置し、両蓋部材により前記ケーシングを挟持したことを特徴とする。
このように構成することで、両蓋部材間の軸方向の幅寸法をケーシングによって規制することができ、さらにはアクチュエータ自体の軸方向の幅寸法を規制することができる。
請求項4に記載した発明は、前記蓋部材又は前記他の蓋部材の何れか一方が前記ケーシングと一体成形されていることを特徴とする。
このように構成することで、部品点数を低減させるだけでなく、一方の蓋部材とケーシングとを同時に加工することができる。
請求項5に記載した発明は、前記蓋部材又は前記他の蓋部材の少なくとも一方には前記可動子をスライド自在に支持する軸受が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、可動子を支持する軸受と固定子の外周に設けられた筒状のケーシングとの相互位置関係の精度を高めることができ、軸受と固定子を高精度に位置決めできる。
本発明によれば、蓋部材における固定子との当接面を基準面とすることができ、この基準面から固定子の軸方向の幅寸法を管理することができるため、蓋部材の基準面から固定子に設けられる磁石を位置決めすることが可能となる。よって、可動子に設けられる鉄部材も固定子と同様に蓋部材の基準面から位置決めすれば、アクチュエータの組立て作業の際に、鉄部材の位置を調整する等の作業が不要となり、容易に磁石と鉄部材との相互位置関係の精度(固定子の磁石と可動子の鉄部材との隙間精度、つまり、固定子と可動子の同軸度及び固定子の基準面と可動子の軸との直角度)を高めることができ、アクチュエータの特性を向上させることができる。
また、本発明によれば、両蓋部材間の軸方向の幅寸法をケーシングによって規制することができ、さらにはアクチュエータ自体の軸方向の幅寸法を規制することができるため、アクチュエータからの可動子の軸の突出量、つまり、可動子のストロークを高精度に設定することができる。
さらに、本発明によれば、部品点数を低減させるだけでなく、一方の蓋部材とケーシングとを同時に加工することができるため、一方の蓋部材とケーシングとの相互位置関係の精度を高めることができる。
そして、本発明によれば、可動子を支持する軸受と固定子の外周に設けられた筒状のケーシングとの相互位置関係の精度を高めることができ、軸受と固定子を高精度に位置決めできるため、可動子と固定子との相互位置関係の精度を高めることができる。
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明に係るリニアアクチュエータ1は、円筒状のケーシング2と、このケーシング2の両端に設けられた円盤形状の第一蓋部材3と第二蓋部材4とを備え、これらケーシング2と両蓋部材3,4とで閉塞された内部に、筒状の固定子5を備え、この固定子5内に軸方向に沿って往復移動する可動子6を備えたものである。
図2〜図4に示すように、ケーシング2の開口部周縁の内側にはこれら第一蓋部材3と第二蓋部材4を受け入れる段差部25が形成されている。
一方、第一蓋部材3と第二蓋部材4には互いに対向する側の周縁であって、ケーシング2の段差部25に対応する部分には、それぞれ段差部7,8が形成され、ケーシング2に嵌合されている。そして、これら第一蓋部材3と第二蓋部材4は周方向に等間隔に配置された四つのボルト9によって締結固定されており、ケーシング2は両者によって挟持された状態となっている。
また、第一蓋部材3と第二蓋部材4との互いに対向する面には、凹部10,11が平面視略円環状にそれぞれ形成され、後述する固定子5のコイル12と干渉しないようになっている。さらに、第一蓋部材3と第二蓋部材4の径方向中心には、軸受13,13がそれぞれ設けられ、可動子6をスライド自在に支持している。軸受13にはリニアブッシュ、すべり軸受、板バネ、ボールスプライン、空気軸受、磁気軸受等の可動子6をスライド自在に、且つ可動子6を支持できるものが用いられる。
可動子6は、円柱状の軸14に円環状の鉄部材15が設けられたものである。軸14は、非磁性材料や磁性材料で形成されたものである。鉄部材15は、電磁鋼板を積層して形成されたもので、軸14と同心上であって、軸方向に間隔を開けて二箇所設けられている。この鉄部材15の軸方向の幅Cは、固定子5に設けられた永久磁石24a,24b,24c,24dの軸方向の幅Dよりも小さく設定されている。尚、鉄部材15を積層して形成する場合には、溶接、カシメ、接着、ワニス含浸、モールド等によって固定することで、鉄部材15そのものの組み立て精度が悪化する原因となる捩れや倒れ等を低減させることができる。
固定子5は、電磁鋼板を積層して形成された筒状のもので、固定子5の外径Gの寸法は前述したケーシング2の内径寸法と略同一寸法になっている。また、固定子5の軸方向の長さBはケーシング2の軸方の長さAより短く設定され、第一蓋部材3と第二蓋部材4とによって固定子5が挟み込まれないようになっている。
この固定子5は、第一蓋部材3にボルト17によって締結固定されている。固定子5の外周壁18には、このボルト17が貫通する孔19が周方向に12箇所設けられている。また、固定子5の外周壁18に溝20が両蓋部材3,4を締結固定するボルト9に対応する部分に形成され、固定子5の外周壁18とボルト9とが干渉しないようになっている。尚、固定子5を積層して形成する場合には、溶接、カシメ、接着、ワニス含浸、モールド等によって固定することで、固定子4そのものの組み立て精度が悪化する原因となる捩れや倒れ等を低減させることができる。
さらに、固定子5の溝20に対応する部分の外周壁18から径方向の内側に突出するようにして四つのティース16が形成されている。各ティース16には、絶縁材21を介してコイル21が巻装されている。ティース16は先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル12が巻装されている部分の幅Eよりも先端部分の幅Fが大きく設定されている。尚、ここでは、固定子5がティース16と外周壁18とが一体構造のものについて説明しているが、固定子5をティース16と外周壁18とをそれぞれ分割した構造としてもよい。この場合、それぞれティース毎に別個にコイル12を巻装することができるため、ティース16の先端部分の幅Fは固定子5が一体構造のものより大きく設定し、各ティース16間に形成されているスロット23の隙間を一体構造の固定子5と比較して小さく設定することができる。
各ティース16の先端面22は、可動子6の鉄部材15の外周面に沿うように円弧状に形成されている。また、各ティース7の先端面22には、この円弧形状に対応するように形成された円弧状の永久磁石24が取付けられている。永久磁石24は、NdFeB磁石を用いるが、ネオジウムやサマリウムコバルト等の他の希土類磁石であってもよいし、フェライト磁石やネオジウム等の焼結磁石、或いはゴム磁石であってもよい。この永久磁石24は、四つの同形の永久磁石24a,24b,24c,24dからなり、各ティース16にそれぞれ軸方向に沿うようにして並設されている。
また、これら永久磁石24a,24b,24c,24dは、軸方向に隣り合う磁極が異極になるように、且つ周方向に隣り合う磁極も異極になるようにして設けられている。つまり、軸方向や周方向に隣り合う磁極は異極であるが、対向する磁極は同極になるようにしてそれぞれ設けられている。そして、これら永久磁石24の内周面側と前述した可動子6における鉄部材15の外周面との間には、隙間Sが設定されている。このようにすることで可動子6は、固定子5と干渉することなく事実上摩擦のない状態で軸方向に移動できるようになっている。
尚、それぞれ永久磁石24a,24b,24c,24d同士の互いの接合部27の位置に対し、可動子6の鉄部材15における軸方向の中心Pの位置が一致していることが望ましい。つまり、それぞれ永久磁石24a,24b,24c,24dの接合部27の間隔(つまり、磁極間隔)が等しく、且つ鉄部材15の中心Pの間隔がこの接合部27の間隔に基づいて設定されていれば(例えば、本実施形態の場合、中心P間の寸法は接合部27間の寸法の2倍に設定されている)、リニアアクチュエータ1は、その特性が向上する。
次に、リニアアクチュエータ1の動作について図5、図6に基づいて説明する。
図5に示すように、コイル12に通電する前のリニアアクチュエータ1は、一方の永久磁石24(図5中下側)側において、固定子5、永久磁石24、可動子6の鉄部材15、永久磁石24を経て固定子5を、この順に結ぶループの磁束F1が形成される一方、他方の永久磁石24(図5中上側)側において、固定子5、永久磁石24、可動子6の鉄部材15、永久磁石24を経て固定子5を、この順に結ぶループの磁束F2が形成される。この結果、可動子6が固定子5内で軸方向の中間部に停止したままの状態となる。
そして、四つのコイル12に通電すると、図6に示すように、コイル12に通電することで発生した電流による電気磁束F3は、ティース16を通過して可動子6側へ流れる。そして、永久磁石24を通過しようとする。このとき、永久磁石24の磁束F4の方向は、それぞれ異なるため、磁束F3と磁束F4が同方向に向いている磁束は互いに強めあい、磁束F3と磁束F4が異方向に向いている磁束は互いに打ち消しあってしまう。つまり、ティース16の磁極は、軸方向において磁束の強い部分と弱い部分とがあり、このティース16の軸方向の磁束の強弱に可動子6の鉄部材15が引きつられ、可動子6が矢印P方向(図6中左方向)に移動する。また、コイル12に逆方向に通電すると、同様の作用で可動子6が矢印P方向とは逆方向(図6中右方向)に移動する。
したがって、上述の第一実施形態によれば、第一蓋部材3に固定子5がボルト17によって締結固定されているため、例えば、固定子5の軸方向の長さBにバラツキが生じた場合であっても、固定子5に永久磁石24a,24b,24c,24dを第一蓋部材3の当接面を基準として取付けていけば各永久磁石24a,24b,24c,24dを高精度に配置することができる。このため、可動子6の鉄部材15を予め各永久磁石24a,24b,24c,24dと同様に第一蓋部材3の基準からの距離に基づいて配置しておけば永久磁石24a,24b,24c,24dと鉄部材15との相互位置関係を高精度に決めることができる。よって、リニアアクチュエータ1の組立ての際に調整作業等の手間を必要とせず、容易に組立てることができ、且つリニアアクチュエータ1の性能を向上させることができる。
また、第一蓋部材3に固定子5がボルト17によって締結固定され、さらに、固定子5の外径Gの寸法はケーシング2の内径寸法と略同一寸法になっていることによって、固定子5と第一蓋部材3及び固定子5とケーシング2、さらには、ケーシング2と第二蓋部材4とが接触しているため、固定子5に発生する熱を放熱する体積を大きくすることができる。よって、リニアアクチュエータ1の放熱性能を向上させることができる。
さらに、第一蓋部材3と第二蓋部材4とでケーシング2を挟持する構造とすることで、第一蓋部材3と第二蓋部材4との間の寸法がケーシング2によって規制することができる。このため、両蓋部材3,4間の寸法を高精度に設定することが可能となり、リニアアクチュエータ1自体の軸方向の寸法も高精度に設定することができる。よって、固定子5内を軸方向に往復移動する可動子6の軸14が両蓋部材3,4から突出する量、つまり、可動子6のストロークを高精度に設定することが可能となる。
また、第一蓋部材3と第二蓋部材4との間の寸法がケーシング2によって規制され、両蓋部材3,4間の寸法が高精度に設定されているため、例えば、他の部材に取付ける場合であっても、取付け精度を向上させることができる。
そして、固定子5の外径Gの寸法はケーシング2の内径寸法と略同一寸法であると共に、第一蓋部材3と第二蓋部材4とがそれぞれケーシング2に嵌合して位置決めされている。このため、それぞれ蓋部材3,4に設けられた軸受13と固定子5のティース16先端面22との位置関係を高精度に設定することができる。つまり、軸受13に支持される可動子6に設けられた鉄部材15と固定子5に設けられた永久磁石24との間の隙間Sの精度を向上させることができる。すなわち、固定子5の内径(ティース16の先端面22側)面と可動子6の軸14との同軸度精度を向上させることができ、可動子6は常に高精度な同軸度を保ちつつ往復移動することが可能となる。
尚、固定子5を分割構造とした場合には、この永久磁石24と鉄部材15との隙間精度が低下する場合があるが、本実施形態によれば、ケーシング2の内周面に固定子5の外周面が当接するように(ケーシング2の内周面に固定子5の外周面が沿うように)して固定子5が設けられているため、固定子5が一体構造である場合と同様に永久磁石24と鉄部材15との隙間精度を向上させることができる。また、固定子5を分割構造とした場合には、ティース16と外周壁18との間で積層誤差が生じる場合も考えられるが、ケーシング2内に固定子5を設け、第一蓋部材3に締結固定することにより、高品質で安定させることが可能になる。
また、それぞれ蓋部材3,4がケーシング2に嵌合して位置決めされているため、各蓋部材3,4に設けられている軸受13,13間の軸線と第一蓋部材3の固定子5取付け面との直角度精度を向上させることができる。
さらに、固定子5と可動子6を両蓋部材3,4と、ケーシング2で覆うことによってリニアアクチュエータ1としての剛性を向上させることができる。
さらに、例えば、可動子6の位置を検出する位置検出器をリニアアクチュエータ1に設ける場合であっても、可動子6と固定子5との相互位置関係が高精度に設定されているため、位置検出器の取付け調整等の作業を容易にすることができる。
次に、本発明の第二実施形態を図7に基づいて説明する。尚、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態でも同様)。
この第二実施形態において、筒状の固定子5内に軸方向に沿って往復移動する可動子6が設けられている点、可動子6は円柱状の軸14に円環状の鉄部材15が2箇所設けられたものである点、固定子5は、電磁鋼板を積層して形成された筒状のものである点、固定子5には四つのティース16が形成され、そのティース16の先端面22にそれぞれ永久磁石24a,24b,24c,24dが並設されている点等の基本的構成は前記第一実施形態と同様である。
図7に示すように、この第二実施形態の第一実施形態との相違点は、第一実施形態においてはケーシング2を第一蓋部材3と第二蓋部材4とで挟持していたのに対し、第二実施形態においてはケーシング2と固定子5が締結固定されている第一蓋部材3とが一体成形され、蓋部材付ケーシング30となっている点である。
したがって、上述の第二実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果に加え、蓋部材付ケーシング30のケーシング2の部分と第一蓋部材3の部分とを同時に加工することができるため、ケーシング2と第一蓋部材3とが分割された構造と比較して、ケーシング2の部分と軸受13が設けられる部分との相互位置関係をさらに向上させることができる。よって、固定子5に設けられた永久磁石24と可動子6の鉄部材15との間の隙間精度をさらに向上させることができる。すなわち、固定子5の内径(ティース16の先端面22側)面と可動子6の軸14との同軸度精度をさらに向上させることができ、各蓋部材3,4に設けられている軸受13,13間の軸線と第一蓋部材3の固定子5取付け面との直角度精度を向上させることができる。
次に、本発明の第三実施形態を図8、図9に基づいて説明する。
この第三実施形態においては、上述の第一実施形態と基本的構成が同様であり、第一実施形態では円筒状のケーシング2と、このケーシング2の両端に円盤形状の第一蓋部材3と第二蓋部材4とを設け、これら第一蓋部材3と第二蓋部材4とを互いにボルト9によって締結固定したものであるのに対し、第一蓋部材33と第二蓋部材34とがそれぞれケーシング35に対して締結固定されている。
具体的には、図8、図9に示すように、ケーシング35は、外形状が多角形であって、内周面の形状が固定子5の外周面に対応した形状となっている。ケーシング35の軸方向両端には第一蓋部材33と第二蓋部材34がそれぞれケーシング35に対してボルト32によって締結固定されている。
ケーシング35の軸方向の長さAは、固定子5の軸方向の長さBよりも大きく設定され、第一蓋部材33と第二蓋部材34とによって固定子5を挟み込まないようになっている。
第一蓋部材33と第二蓋部材34は略四角形の板状のものであって、第一蓋部材33と第二蓋部材34には、ケーシング35の開口部周縁に対応する部分にそれぞれ段差部36,37が形成され、ケーシング35に嵌合されている。第一蓋部材33と第二蓋部材34の四隅にはそれぞれフランジ部39,40が形成されている。このフランジ部39,40は、例えば、リニアアクチュエータ1を他の部材(不図示)に取付ける場合に用いられるもので、他の部材に取付けるためのボルト孔38,43がそれぞれ四箇所形成されている。
また、第一蓋部材33と第二蓋部材34との互いに対向する面には、凹部41,42が平面視略円環状にそれぞれ形成され、固定子5のコイル12と干渉しないようになっている。さらに、第一蓋部材33と第二蓋部材34の径方向中心には、軸受13,13がそれぞれ設けられ、可動子6をスライド自在に支持している。軸受13にはリニアブッシュ、すべり軸受、板バネ等の可動子6をスライド自在に、且つ可動子6を支持できるものが用いられる。
固定子5の外径Gの寸法はケーシング35の内径寸法と略同一寸法になっている。そして、この固定子5は、第一蓋部材33にボルト17によって締結固定されている。
したがって、上述の第三実施形態によれば、第一実施形態のように両蓋部材3,4がケーシング2を挟持し、且つ互いにボルト9によって締結固定されているのに対し、両蓋部材33,34がケーシング35にボルト32によって締結固定されている場合であっても、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、ケーシング35の外形状が多角形であるため、ケーシング35の外周面に他の部材(装置)に取付けるための雌ネジ部を刻設することも可能となる。この場合、他の部材(装置)とこの第三実施形態のリニアアクチュエータ1との同軸度や可動子6の軸14のストローク、及び可動子6の軸14の他の部材(装置)に対する移動方向の直進性が向上できる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、図10に示すように、上述した第一実施形態のリニアアクチュエータ1に設けられた第一蓋部材3にフランジ31を設けた形状にしてもよい。この場合、第二蓋部材4にフランジ31を設けてもよい。
また、図11に示すように、両蓋部材3,4の少なくとも何れか一方の軸受13をのぞいた構成でもよい。この場合、リニアアクチュエータ1を取付ける他の部材に可動子6をスライド自在に支持できる軸受13を設ける必要があるが、前述したように固定子5と可動子6との位置関係はケーシング2と両蓋部材3,4とによって高精度に位置決めされているため、他の部材に軸受13が設けられた場合であっても、容易に他の部材とリニアアクチュエータ1とを組み付けることができる。さらに、両蓋部材3,4の何れにも軸受13を設けずに、リニアアクチュエータ1を取付ける他の部材に可動子6を支持できる軸受を設けた場合であっても、本発明に係るリニアアクチュエータ1の一部を基準とすることで、容易に他の部材とリニアアクチュエータ1とを高精度に組み付けることができる。
そして、上述した第三実施形態では、例えば、ケーシング35の外形状が多角形のもので、第一蓋部材33と第二蓋部材34とが外形状略四角形の板状のものである場合について説明したが、ケーシング35にそれぞれ蓋部材33,34を締結固定することができれば外形状は特に問わず、それぞれ円径のものであってもよい。また、第二実施形態で第一蓋部材3とケーシング2を一体成形したものについて説明したように、この第三実施形態においても、第二実施形態と同様に第一蓋部材33とケーシング35を一体成形したものであってもよい。
また、上述した実施形態では、例えば、第一実施形態及び第二実施形態において、円筒状のケーシング2と、このケーシング2の両端に円盤形状の第一蓋部材3と第二蓋部材4とを設けた場合について説明し、第三実施形態において、外形状多角形のケーシング35と、このケーシング35の両端に外形状略四角形の板状の第一蓋部材33と第二蓋部材34とを設けた場合について説明したが、これらケーシング2,35や両蓋部材3,4,33,34に、さらに放熱性を向上させるためのリブやフィンを設けてもよい。
さらに、上述した実施形態では、例えば、ティース16が固定子5に四箇所、つまり極歯数が四極であって、それぞれのティース16に四つの永久磁石24a,24b,24c,24dが設けられた場合について説明したが、ティース16は四箇所に限らず、極歯数は限定されるものではない。さらに、それぞれのティースに設ける永久磁石13の個数は四つに限らず、複数の偶数個、つまり2n個であればよい。この場合、可動子6の鉄部材6の個数もこれに対応してn個であることが望ましい。
そして、上述した実施形態では、例えば、第一蓋部材3,33に固定子5がボルト17によって締結固定されている場合について説明したが、ボルト17を用いずに樹脂モールドによって第一蓋部材3,33に固定子5を固定してもよい。
また、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、本実施形態において、第一蓋部材3,33に固定子5を固定する構成は、リニアアクチュエータ1に限らず、パルスモータ、リラクタンスモータ、永久磁石が埋設されている種々のモータ、永久磁石可動型のリニアアクチュエータ、リニア同期モータ、リニアパルスモータ等にも適用できる。
さらに、上述した実施形態では、例えば、固定子5内に軸方向に沿って往復移動する可動子6が設けられている場合について説明したが、この可動子6に対して固定子5が移動するようにしてもよい。
そして、上述した実施形態では、例えば、鉄部材15の軸方向の幅Cが固定子5に設けられた永久磁石24a,24b,24c,24dの軸方向の幅Dよりも小さく設定されている場合について説明したが、鉄部材15の軸方向の幅Cが永久磁石24a,24b,24c,24dの軸方向の幅Dよりも大きく設定された場合であってもよい。
また、上述した実施形態では、例えば、可動子6の鉄部材15は、電磁鋼板を積層して形成されたものである場合について説明したが、圧粉して形成されたものであってもよい。この場合、積層して形成されたものと比較して積偏差がないため、固定子5の内径(ティース16の先端面22側)面に対してより高精度な同軸度が可能となる。
同様に、上述した実施形態では、例えば、固定子5が電磁鋼板を積層して形成されたものである場合について説明したが、圧粉して形成されたものであってもよい。本発明においては、積層鋼板の固定子5であっても十分な効果が得られるが、固定子を圧粉して形成することにより、さらに可動子6との同軸度、直角度及び固定子5の永久磁石24a,24b,24c,24dと可動子6の鉄部材15との相互位置関係の精度を向上させることができる。
さらに、上述した実施形態では、例えば、第一蓋部材3,33及び第二蓋部材4,34又は固定子5の締結固定方法としてボルト9,17,32を用いた場合について説明したが、植え込みボルトやナットを用いた締結固定方法としてもよい。
そして、上述した実施形態の固定子5の形状は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態の固定子5の形状に種々の変更を加えたものを含む。例えば、固定子5は、第一蓋部材3,33に締結固定されている場合について説明したが、固定子5が第一蓋部材3,33に固定できる形状であれば、上述の実施形態に限られるものではない。
また、上述した実施形態では、例えば、固定子5のティース16の先端部分が側方に張り出してT字状に形成され、コイル12が巻装されている部分の幅Eよりも先端部分の幅Fが大きく設定されている場合について説明したが、コイル12が巻装されている部分の幅Eと先端部分の幅Fとが同等に設定されている場合であってもよい。
さらに、上述した実施形態では、例えば、第一蓋部材3,33に固定子5のコイル12と干渉しないようにするための凹部10,41が形成されている場合について説明したが、例えば、第一蓋部材3,33にスペーサ等を介して固定子5を締結固定することで固定子5のコイル12と干渉しない構成としてもよい。第二蓋部材4,34に形成された凹部11,42についても同様であり、スペーサ等を介して締結固定することで固定子5のコイル12と干渉しない構成としてよい。
本発明の第一実施形態におけるリニアアクチュエータの斜視図である。 図1のX−X線に沿う断面図である。 図1のY−Y線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるヨークの斜視図である。 本発明の実施形態におけるリニアアクチュエータの動作状況を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるリニアアクチュエータの動作状況を示す断面図である。 本発明の第二実施形態におけるリニアアクチュエータの縦断面図である。 本発明の第三実施形態におけるリニアアクチュエータの斜視図である。 本発明の第三実施形態におけるリニアアクチュエータの縦断面図である。 本発明の実施形態におけるリニアアクチュエータの斜視図である。 本発明の実施形態におけるリニアアクチュエータの斜視図である。
符号の説明
1リニアアクチュエータ 2ケーシング 3第一蓋部材(蓋部材) 4第二蓋部材(他の蓋部材) 5固定子 6可動子 9ボルト 12コイル 13軸受 16ティース 17ボルト 24,24a,24b,24c,24d永久磁石 30蓋部材付ケーシング 32ボルト 33第一蓋部材(蓋部材) 34第二蓋部材(他の蓋部材) 35ケーシング

Claims (5)

  1. 固定子と、前記固定子に対して回転又は往復移動する可動子とを備えたアクチュエータにおいて、前記固定子の軸方向の少なくとも一端に該固定子を軸方向で固定する蓋部材を設けたことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記アクチュエータは、前記可動子が軸方向に沿って往復移動するリニアアクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記固定子の軸方向の他端に他の蓋部材を設けると共に、前記固定子の外周に筒状のケーシングを配置し、両蓋部材により前記ケーシングを挟持したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記蓋部材又は前記他の蓋部材の何れか一方が前記ケーシングと一体成形されていることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記蓋部材又は前記他の蓋部材の少なくとも一方に前記可動子を回転又は往復移動自在に支持する軸受が設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のアクチュエータ。

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