JP2007317334A - 光記録媒体の記録条件設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】試し書き領域を利用して、記録パルス波形を効率的に最適化する。
【解決手段】レーザービームZを用いて光記録媒体1に情報を記録する際に、複数の記録マークからなる特定パターンを光記録媒体1の試し書き領域に記録し、この特定パターンの再生信号をPRML識別方式で復号し、PRML識別方式による復号化データの品質に基づいて、記録マークを形成するための記録パルス波形を調整するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光記録媒体の記録条件を設定する方法に関するものであり、特に、特に光記録媒体に試し書きを行う事で最適な記録条件を決定する方法に関する。
従来、利用者によって情報記録可能な光記録媒体としては、CD−R/RWやDVD−R/RW等の各種規格が普及している。一方、この種の光記録媒体に要求される記録容量は年々増大してきており、その要求に対応する為に、ブルーレイ・ディスク(BD)等の新たな規格も提案されている。このブルーレイ・ディスク規格では、光ディスク装置におけるデータの記録・再生用レーザー光のビームスポット径を小さく絞り込んでいる。具体的には、レーザー光を集束する対物レンズの開口数(NA)を大きくするとともに、レーザー光の波長λを短くする。この結果、ブルーレイ・ディスクの情報記録層には25GBの情報が記録できる。
情報の書き換えが可能な書換型の光記録媒体の場合、通常、記録膜に共晶系の材料が用いられる。具体的には、レーザー照射によって記録膜を加熱すると共に、その冷却速度を適宜制御することで、アモルファス領域と結晶領域を自在に形成し、これらの反射率の違いによって情報を記録する。この際、レーザーには、最も高いエネルギーを有する記録パワー(Pw)と、中間エネルギーとなる消去パワー(Pe)、低いエネルギーとなるバイアスパワー(Pb)等の記録条件が必要となる。なお、これらの記録条件は、光記録媒体に予め記録されているのが一般的である。
記録再生装置における記録精度を向上させることを目的として、OPC(Optimum Power Control)が行われている。このOPCは、光記録媒体の試し書き領域にランダムデータを記録し、この記録状況を分析することによって、レーザーの記録パワーレベル(Pw)、消去パワーレベル(Pe)を最適化する。従って、OPCを採用することで、温度等の使用環境や、ドライブに搭載されているレーザーの個体差、光記録媒体の経時劣化等を考慮して、記録直前にレーザーパワーを最適化することが可能となるので、記録精度を高めることが出来る。
記録密度を向上させながらも記録速度を高めようとすると、記録マークのエッジシフトという問題が生じる。例えば、記録マークの始端(前エッジ)において、バイアスパワーレベルから記録パワーレベルにパワーを増大させる時、パルスの立ち上がり速度が遅いと、前エッジの位置がずれてしまう。これは、記録マークの後端(後エッジ)でも同様である。また、4T、6T等の長い記録マークを複数の記録パルスを用いて形成する場合、記録速度が速すぎると、記録パルス間の冷却時間が十分に確保できないことになる。この結果、始端パルスや後端パルスが冷却不良となって再結晶化し、これもエッジシフトの原因となる。従って、高速記録に対応するためには、レーザーパワーだけでなく、レーザーパルスも高度に調整する必要があり、様々な開発が為されている。
特許文献1では、OPCの試し書き領域に、全偶数長マークや全奇数長マークをそれぞれ試し書きし、その記録状況を検出することで、記録マーク毎に最適なパルス調整を行う手法が提案されている。
特開2006−40493号公報
しかしながら、上記特許文献1では、全種類(全長さ)の記録マークについて試し書きを行う必要があるため、試し書きの時間が長くなると共に、試し書き領域を大きく確保しなければならないという問題があった。
また、今後更に記録容量が増大すると、情報記録層の記録密度が増大して再生信号の品質が悪化しやすくなり、スライス検出によってビットを判定する事が困難になる。そこで、信号再生にPRML識別方式を採用することが考えられるが、PRML識別方式を採用する場合、連続する複数のマーク長・スペース長の相関によっても再生品質が変わってくるので、従来のように、全てのマーク長を単純に試し書きするだけでは、十分なパルス波形調整ができないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、試し書き領域を利用して最適なパルス調整を効率的に行い、記録精度を高めることを目的としている。
本発明者は鋭意研究により、高速・高密度記録等であっても、記録パルス波形を効率的に調整できることを明らかにした。即ち、上記目的は、本研究者らの鋭意研究によりなされた以下の手段により達成される。
(1)レーザービームを用いて光記録媒体に情報を記録するための記録条件を設定する記録条件設定方法であって、複数の記録マークからなる特定パターンを、前記光記録媒体の試し書き領域に記録するステップと、記録された前記特定パターンの再生信号をPRML識別方式で復号するステップと、前記PRML識別方式による復号化データの品質に基づいて、前記記録マークを形成するための記録パルス波形を調整するステップと、を有することを特徴とする光記録媒体の記録条件設定方法。
(2)記録時のクロック周期をTとした場合に、前記特定パターンには、2T長さ又は3T長さの前記記録マークが規則的に含まれていることを特徴とする上記(1)記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(3)前記特定パターンが、エラーを誘発し易い特定記録マークを主として含むエラー誘発用パターンとされており、前記PRML識別方式による復号化データの品質に基づいて、前記特定記録マークを形成するための記録パルス波形を調整することを特徴とする上記(1)又は(2)記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(4)前記記録パルスの波形調整を行う前に、前記試し書き領域にパワー設定用パターンを記録するステップ、及び前記パワー設定用パターンの再生信号の品質に基づいて、前記レーザービームの記録パワーを調整するステップを備えることを特徴とする上記(1)、(2)又は(3)記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(5)前記パワー設定用パターンの再生信号の品質が基準値を満たさない場合に限り、前記記録パルス波形を調整することを特徴とする上記(4)記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(6)前記PRML識別方式の参照クラスが拘束長5(1,2,2,2,1)であることを特徴とする上記(1)乃至(5)のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(7)前記レーザービームの波長が400〜410nm、前記レーザービームを集光する対物レンズの開口数NAが0.70〜0.90に設定されることを特徴とする上記(1)乃至(6)のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(8)前記特定パターンの再生品質の判断にエラーレートを用いることを特徴とする上記(1)乃至(7)のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(9)前記特定パターンの再生品質の判断にSAM値を利用することを特徴とする上記(1)乃至(8)のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
(10)前記情報記録層の試し書き領域に記録する最短マーク長が125nm以下であることを特徴とする上記(1)乃至(9)のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
上記発明によれば、スライスレベルによって2値の判定ができないような高密度記録を行う際にも、効率的に記録パルス波形の調整を行うことが可能となるという優れた効果を奏し得る。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態の例について詳細に説明する。
図1には、本発明の実施の形態に係る記録条件設定方法を実現する記録再生装置100が示されている。この記録再生装置100は、記録・再生に利用するレーザー光Zを発生させるレーザー光源102、レーザー光源102を制御するレーザーコントローラ104、レーザー光Zを光記録媒体1に導く光学機構106、再生時におけるレーザー光Zの反射光を検出する光検出装置108、この光検出装置108の検出情報を、PRML識別方式で復号するPRML処理装置110、光記録媒体1を回転させるスピンドルモータ112、スピンドルモータ112を回転制御するスピンドルドライバ114、特に図示しないCPU(中央演算装置)との間で復号後の再生データのやり取りを行う信号処理装置116、PRML処理装置110の復号過程で得られる情報に基づいて再生データの品質を評価する品質判定手段118、この品質判定手段の結果に基づいてレーザーコントローラ104の記録パワーの調整を行う記録パワー調整手段120A、レーザーコントローラ104の記録パルスの波形調整を行う記録パルス調整手段120B、光記録媒体1の試し書き領域に対して試し書きを実行するOPC制御手段121を備える。
レーザー光源102は半導体レーザーであり、レーザーコントローラ104によって制御されてレーザー光Zを発生させる。光学機構106は、対物レンズ106Aやハーフミラー106Bを備え、レーザー光Zの焦点を情報記録層に適宜合わせることが可能となっている。なお、ハーフミラー106Bは、情報記録層の反射光を取り出して光検出装置108に導く。光検出装置108はフォトディテクタであり、レーザー光Zの反射光を受光して、この受光を電気信号に変換して再生信号としてPRML処理装置110に出力する。PRML処理装置110では、この再生信号を復号化し、復号化された2値のデジタル信号を再生データとして信号処理装置116に出力する。
更にこの記録再生装置100では、レーザー光Zの波長が400〜410nmに設定されている。また、光学機構106における対物レンズ106Bの開口数NAは0.70〜0.90に設定されている。光記録媒体1の情報を再生するには、初期再生パワーによってレーザー光源102からレーザー光Zを発生させ、このレーザー光Zを光記録媒体1の情報記録層に照射して再生を開始する。レーザー光Zは情報記録層で反射されて、光学機構106を介して取り出されて光検出装置108で電気信号となる。この電気信号はPRML処理装置110及び信号処理装置116経てデジタル信号となり、CPUに提供される。
次に、この記録再生装置100の再生に用いられる光記録媒体1について説明する。図2(A)に示されるように、この光記録媒体1は外径が約120mm、厚みが約1.2mmとなる円盤状の媒体である。図2(B)に拡大して示されるように、光記録媒体1は、基板10と、情報記録層20と、カバー層30と、ハードコート層35がこの順に積層されて構成される。
カバー層30及びハードコート層35は光透過性を有しており、外部から入射されるレーザー光Zを透過するようになっている。従って、光入射面35Aから入射されるレーザー光Zは、ハードコート層35とカバー層30をこの順に透過して情報記録層20に到達し、情報記録層20に対する情報の記録・再生を行う。
基板10は、厚さ約1.1mmとなる円盤状の部材であり、その素材としてガラス、セラミックス、樹脂等の種々の材料を用いることができるが、ここではポリカーボネート樹脂を用いている。なお、樹脂としてはポリカーボネート樹脂以外にも、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂等を採用することも出来る。中でも加工や成型の容易性から、ポリカーボネート樹脂やオレフィン樹脂が好ましい。また、基板10における情報記録層側の面には、用途に応じて、グルーブ、ランド、ピット列等が形成される。
カバー層30の材料は様々なものを用いることが出来るが、既に述べたように、レーザー光Zを透過させる為に光透過性材料を用いる必要がある。例えば、紫外線硬化性アクリル樹脂を用いることも好ましい。又この光記録媒体1では、カバー層30の厚みが98μmに設定され、ハードコート層35の厚みが2μmに設定されている。従って、光入射面35Aから情報記録層20までの距離が約100μmとなっている。光記録媒体1は、記録容量(本出願時の現状は25GB)を除いて、現状のブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc)の規格に整合していることになる。
情報記録層20はデータを保持する層であるが、利用者によるデータ書き込みが可能な記録型となっている。また、データの保持形態としては、一旦データを書き込んだエリアに再度データの書き込みが出来ない追記型と、データを書き込んだエリアに対してデータを消去し、再度書き込みが可能な書換型がある。本実施形態では、書換型を採用している。
また情報記録層20には、図3に示されるように、基板10の表面に螺旋状のグルーブ42(ランド44)が形成される。この情報記録層20には、レーザー光Zのエネルギーによって記録マーク46を形成可能な記録膜が形成される。グルーブ42は、データ記録時におけるレーザー光Zのガイドトラックとしての役割を果たし、このグルーブ42に沿ってレーザー光Zを進行させ、レーザー光Zのエネルギー強度(パワー)を変調させる事で、グルーブ42上の情報記録層20に記録マーク46を形成する。ここでは、データ保持態様が書換型であるので、記録マーク46が可逆的に形成されており、消去及び再形成可能となっている。なお、ここではグルーブ42上に記録マーク46を形成する場合を示したが、ランド44上に形成しても良く、グルーブ42とランド44の双方に形成することも可能である。
情報記録層20の記録容量は、記録領域(面積)の大きさと、記録密度の組み合わせによって決定される。記録領域には物理的な限界があるので、本実施形態では、図3に示されるように、各記録マーク46の線密度、即ち単位記録マーク46の螺旋方向長さを小さくすることによって記録密度を大きくする。ここではクロック周期をTとした場合に、最短記録マーク長(及び最短スペース長)が2Tとなるように制御される。従って、クロック周期Tを小さくすれば、情報記録層20に形成する記録マーク46の螺旋方向の最短マーク長2Tが短くなり、記録容量が大きくなる。本実施形態では、この最短マーク長2Tを124.3nm〜106.5nmに設定しており、具体的には111.9nmに設定している。なお、最短マーク長2Tを124.3nmにした場合には、情報記録層20に30GBの情報を保持させることが可能となり、又最短マーク長2Tを106.5nmにした場合には、情報記録層20に35GBの情報を記録することができる。
本実施形態における情報記録層20に対する情報記録は、2T周期記録ストラテジが採用されている。例えば、最短記録マーク長が2Tであり、最長記録マーク長が9Tであるとすると、図4に示されるように、2Tマークと3Tマークは1つの矩形パルス波形(始端パルスTtopのみ)で記録を行い、4Tマークと5Tマークは2つの矩形パルス波形(始端パルスTtopと後端パルスTlp)によって記録を行い、6Tマークと7Tマークは3つの矩形パルス波形(始端パルスTtopと中間パルスTmpと後端パルスTlp)によって記録される。8Tマークと9Tマークは4つの矩形パルス波形(始端パルスTtopと2個の中間パルスTmpと後端パルスTlp)によって記録される。また、これらの記録パルスは全て記録パワーPwに設定されている。始端パルスTtopの立ち上がりタイミングは、クロック周期の正規タイミングからdTtopだけ遅らせるようにし、記録マークの始端側エッジが過剰に加熱されないようにしている。記録マーク中のこれらの矩形パルス以外の領域は、バイアスパワーPbに設定された冷却パルスTclが挿入されている。なお、記録マーク前後のスペース領域は、消去パワーPeに設定される。
次に、PRML処理装置110におけるPRML(Partial Response Maximum Likelihood)識別方式について説明する。このPRML識別方式は、光検出装置108で検出された電気的なアナログ信号に基づいて、情報記録層20に記録されている2値データを推測するものである。このPRML識別方式では、再生特性に応じたPR(Partial Response)の参照クラス特性を適宜選択する必要があるが、ここではPRの参照クラス特性として拘束長5(1,2,2,2,1)特性を選択している。拘束長5(1,2,2,2,1)の特性とは、符号ビット「1」に対する再生応答が5ビットを拘束すると共に、この再生応答波形が系列「12221」で表現できることを意味している。実際に記録されている各種符号ビットの再生応答は、この系列「12221」の畳込み演算によって形成されると推定する。例えば、符号ビット系列00100000に対する応答は00122210となる。同様に符号ビット系列00010000に対する応答は00012221となる。従って、符号ビット系列00110000の応答は、上記2つの応答の畳み込み演算となり、00134431となる。符号ビット系列001110000の応答は001356531となる。従って、畳み込み演算では、ビット毎にスライスレベルを判定するのではなく、隣接するビット間の影響を考慮して、再生信号を復号化しなければならない。つまり、各ビットを個々に検出することができないのが前提となっている。
なお、このPRのクラス特性によって得られる応答は理想的な状態を仮定したものである。この意味で上記応答は理想応答と呼ばれている。勿論、実際の応答には雑音が含まれているので、この理想応答に対してずれが生じる。従って、雑音を含む実際の応答と、予め想定されている理想応答を比較して、その差(距離)が最も小さくなるような理想応答を選択し、これを復号化信号とする。これをML(Maximum Likelihood)識別という。記録されている符合ビット「1」を再生すると「12221」に近似するような再生信号が得られる場合、拘束長5(1,2,2,2,1)のPRML識別処理を行えば、再生信号→理想応答「12221」→復号後信号「1」として再生できることになる。
ML識別では、理想応答と実際の応答の差を算出するものとしてユークリッド距離を用いる。例えば、実際の再生応答系列A(=A0,A1,・・・,An)と理想応答系列B(=B0,B1,・・・,Bn)間のユークリッド距離Eは、E = √{Σ(Ai − Bi)}で定義される。従って、実際の応答と、予め想定された複数種類の理想応答を、このユークリッド距離を用いて比較して順位付けし、最も小さいユークリッド距離となる理想応答(最尤理想応答)を選択して復号化を行う。
次に、品質判定手段118、記録パワー調整手段120A、記録パルス調整手段120B及びOPC制御手段121について説明する。品質判定手段118は、PRML処理装置110におけるPRML識別方式の復号過程のデータを受け取り、このデータを利用してエラーレートやSAM(Sequenced Amplitude Margin)値を検出して再生データの品質を評価する。ここでSAM値とは、最尤理想応答のユークリッド距離と、その次の順位となる第2理想応答のユークリッド距離の差である。従って、品質判定手段118では、エラーレートやSAM値を利用した評価結果が一定の基準を満たしているか否か、又は訂正不能エラーが発生したか否かによって再生データの品質を判定し、その判定結果をOPC制御手段121等に提供する。なお、ここでは基準値としてエラーレートやSAM値を例示したが、本発明はそれに限定されず、他の手法を用いて信号品質を判断しても良い。
記録パワー調整手段120Aは、レーザーコントローラ104における記録パワーPw、消去パワーPe、バイアスパワーPbを設定する。記録パルス調整手段120Bは、レーザーコントローラ104における記録パルス波形を、記録マーク毎に調整する。なお、これらの記録条件の具体的な値は、後述するOPC制御手段121によって決定される。
OPC制御手段121は、実データの書き込みを行う前に、光記録媒体1の試し書き領域に対してデータの試し書きを行う。具体的にまず、ランダムデータ又は特定のデータの繰り返しとなる簡易データからなるパワー設定用パターンを利用し、段階的にレーザーパワーを変化させながら書き込みを実行する。その後、記録されたパワー設定用パターンの再生を行って品質判定手段118によって信号品質を判定し、エラーレート又はSAM値が最小となる記録パワーを選定し、これを実際の記録パワーPwとするように記録パワー調整手段120Aに指示する。
又、OPC制御手段121では、再調整された記録パワーPwに基づいて、特定パターンを試し書き領域に記録する。なお、特定パターンとは、その都度異なるランダムデータではなく、予め設定されたパターンを意味する。また、本実施形態では、特定パターンとしてエラー誘発用パターンを利用し、このエラー誘発用パターンを、パルス波形を段階的に変化させながら記録する。その後、エラー誘発用パターンの再生を行って品質判定手段118によって信号品質を判定し、エラーレート又はSAM値が最小となるパルス波形を選択して、これを実際の記録パルス波形とするように記録パルス調整手段120Bに指示する。これにより、記録パワーと記録パルスの最適化が達成されることになる。なお、エラー誘発用パターンとは、記録マーク群の中でエラーを誘発し易い特定記録マークを主として含むエラー誘発用パターンであり、ここでは、PRML信号処理でエラーが発生し易いとされる2Tマーク又は3Tマークを主として含むエラー誘発用パターンを利用している。従って、パルス波形の調整は、上記特定記録マーク(2Tマークまたは3Tマーク)についてのみ調整すればよいことになる。
次に、図5のフローチャート等を参照して、この記録再生装置100による記録条件設定方法について更に詳細に説明する。
ステップ300において、まず、OPC制御手段121によって、光記録媒体1のDI(Disc Infomation)領域を再生して、光記録媒体1の基本特性情報を読み取る。このDI領域には、媒体の種類(追記型か書換型等)、記録スピード(1X、2X等)、記録ストラテジのほか、レーザービームの推奨記録パワーPも記録される。従って、この推奨記録パワーPを初期の記録条件として設定する(ステップ302)。
次に、ステップ304において、光記録媒体1の試し書き領域に対してパワー設定用パターン(ここではランダムパターン)を記録する。この場合、図6に示されるように、実際に記録する記録パワーに関して、推奨記録パワーPを基準として強弱双方側に多段階(PK+1、PK+2、PK+3、PK−1、PK−2、PK−3)で変化させて、記録パワー毎にパワー設定用パターンの書き込み作業を実行する。その後、ステップ306において、記録されたパワー設定用パターンをPRML処理装置110を利用して再生し、ステップ308において、品質判定手段118によりエラーレート又はSAM値を利用して再生信号の品質を評価する。評価結果に基づいて、OPC制御手段121が、最高品質の記録が行われた記録パワーを選定し、これを実際の記録パワーPwとするように記録パワー調整手段120Aに指示する(ステップ310)。
次に、ステップ312において、選定された記録パワーPwで記録されたパワー設定用パターンの再生信号の品質が、実際のデータ記録に耐えられる程度の基準値をクリアしているか否かを判断する。基準値をクリアしている場合は、記録条件の初期設定が完了したと判断して、記録条件設定作業を終了する(ステップ322)。一方、基準値をクリアしていない場合は、更に記録パルス波形の調整も必要であると判断し、ステップ314に進んで、試し書き領域にエラー誘発用パターンを記録する。このエラー誘発用パターンは、図7に示されるように、ここでは2Tマークと2Tスペースが頻繁に繰り返されるような2Tエラー誘発用パターンAと、3Tマークと他の長さのマーク又はスペースの組合せとなるような3Tエラー誘発用パターンBを利用する。つまり、2T又は3Tマークが規則的に含まれるようなパターンを利用する。また、エラー誘発用パターンの記録に際しては、図8に示されるように、2Tマーク又は3Tマークの始端パルスTtopの波形を多段階に変化させながら記録していく。具体的には、2Tマーク又は3Tマークの記録パルスにおける記録開始タイミング(始端パルスTtopの立ち上がりタイミング)dTtopを、クロック周期Tの正規タイミングから多段階で遅らせたり、始端パルスTtop照射前において、エッジシフトを回避するための低パワーの冷却パルスTfclを、多段階の長さで挿入したりすることで試し書きを行う。
その後、ステップ316において、エラー誘発用パターンをPRML信号処理によって再生し、ステップ318によってその再生信号の品質を評価する。この結果、ステップ320において、図8で示したような複数種類のパルス波形の中から、信号品質が最良となる記録パルス波形を選定し、記録条件設定作業を終了させる(ステップ322)。この後、実際のデータの記録作業に移行する。
本記録再生装置100によれば、光記録媒体1の情報の記録作業を行う毎に、記録パルスの条件が設定されるようになっているので、記録精度を高める事が可能となっている。特に、光記録媒体1の試し書き領域に対して、特定パターンを積極的に記録し、PRML識別方式により再生する事で、効率的にパルス調整ができるようになる。例えば、PRML識別方式による再生では、ビット列が畳み込み演算されることを前提としているので、各記録マークの長さだけではなく、記録マークやスペースの組合せによって、再生信号の品質が変動する。従って、全ての記録マーク長の配列組合せを試し書きするのは、その組合せパターンが膨大になり現実的でない。そこで本記録再生装置100のように、記録エラーが発生し易いエラー誘発用パターンに限って試し書きを実行すれば、PRML識別標識における評価手法を利用して短時間でパルス調整が可能となる。
また、スライスレベルによるビット(2値)判定ができないような高密度記録を行う場合でも、PRML識別方式による信号品質評価を利用すれば、記録パルスの調整が可能となる。具体的には、レーザービームの波長を400〜410nm、レーザービームを集光する対物レンズの開口数NAが0.70〜0.90、最短マーク長となる2Tマークの長さが125nm以下となるような極めて高密度記録となる場合でも、記録精度を大幅に高める事が可能となっている。
特に、PRML識別方式では、2Tマークが連続するパターンAや、3Tマークと他の長さの記録マークの組合せとなるパターンBの際にエラーが頻発しやすいという特徴がある。従って、このパターンA、Bにおいて十分な記録精度を確保する事ができれば、他の記録パターンでも十分な記録精度を得ることが担保されるので、効率的なパルス波形調整が可能となる。この2T〜3Tマークのエラーの発生は、PRML識別方式の参照クラスが拘束長5である場合に顕著となる。
なお、本実施形態では、エラー誘発用パターンとして、図7のパターンA、パターンBを例示したが、パターンや繰り返し回数等はこれに限定されない。例えば、図9の再生波形に示されるように、8Tマーク(8m)と8Tスペース(8s)を3回繰り返し、その後、3Tマーク(3m)と3Tスペース(3s)を8回繰り返し、次に、3Tマーク(3m)・2Tスペース(2s)・2Tマーク(2m)・3Tスペース(3s)を1セットとして12回繰り返し、その後、3Tマーク(3m)と3Tスペース(3s)を4回繰り返すような特定パターンを利用することが可能である。このように、3Tマークや2Tマークが、規則的に含まれるようなパターンを利用すれば、パルス波形調整を効率化できる。
また、本記録再生装置100では、記録パルスの調整を行う前に、パワー設定用パターンの試し書きによって、記録パワーの調整を行うようになっている。また、記録パワーの調整段階で十分な記録精度が確保できている場合には、記録パルスの調整を行わないことで不必要な調整作業を回避して、記録条件の設定時間を短くしている。
なお、本実施形態では、パワー調整用パターンの試し書きを行って、記録パワーの調整が完了した後に、エラー誘発用パターンを試し書きする場合に限って示したが、本発明はそれに限定されない。例えば、図10に示されるように、パワー調整用パターンPとエラー誘発用パターンEを同時に試し書きしてもよい。この場合、多段階の記録パワーの全てにおいて、複数種類のパルス波形によるエラー誘発用パターンの試し書きを実行する。このようにすることで、1度の試し書きで、記録パワーと記録パルスの調整を纏めて実行する事が可能となる。
以上、本実施形態では、光記録媒体における情報記録層が単層の場合に限って示したが、本発明はそれに限定されず、多層構造にも適用可能である。多層構造の場合、各情報記録層において試し書きを行うようにしてもよい。
なお、本発明の記録条件設定方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明によれば、光記録媒体の記録容量又は記録密度を増大させても、最適な記録条件を設定することが可能となり、記録精度を向上させる事が可能となる。
本発明の実施の形態の例に係る光記録媒体の記録再生装置を示すブロック図 同光記録媒体の構造を示す斜視図及び拡大断面図 同光記録媒体の情報記録層におけるデータ保持形態を示す拡大斜視図 同記録再生装置による記録ストラテジに基づくパルス波形を示すタイミングチャート 同記録再生装置による記録条件設定手順を示すフローチャート 同記録再生装置によるパワー設定用パターンの記録パワーを示すグラフ図 同記録再生装置によるエラー誘発用パターンの一例を示すタイミングチャート 同記録再生装置による試し書き用のパルス波形の一例を示すタイミングチャート 同記録再生装置による特定パターンの他の例を示すタイミングチャート 同記録再生装置による他の試し書き手法を示すタイミングチャート
符号の説明
1 ・・・ 光記録媒体
10 ・・・ 基板
20 ・・・ 情報記録層
30 ・・・ カバー層
35 ・・・ ハードコート層
35A ・・・ 光入射面
100 ・・・ 再生装置
102 ・・・ レーザー光源
104 ・・・ レーザーコントローラ
106 ・・・ 光学機構
108 ・・・ 光検出装置
110 ・・・ PRML処理装置
112 ・・・ スピンドルモータ
114 ・・・ スピンドルドライバ
116 ・・・ 信号処理装置
118 ・・・ 品質判定手段
120A ・・・ 記録パワー調整手段
120B ・・・ 記録パルス調整手段
121 ・・・ OPC制御手段

Claims (10)

  1. レーザービームを用いて光記録媒体に情報を記録するための記録条件を設定する記録条件設定方法であって、
    複数の記録マークからなる特定パターンを、前記光記録媒体の試し書き領域に記録するステップと、
    記録された前記特定パターンの再生信号をPRML識別方式で復号するステップと、
    前記PRML識別方式による復号化データの品質に基づいて、前記記録マークを形成するための記録パルス波形を調整するステップと、
    を有することを特徴とする光記録媒体の記録条件設定方法。
  2. 記録時のクロック周期をTとした場合に、前記特定パターンには、2T長さ又は3T長さの前記記録マークが規則的に含まれていることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  3. 前記特定パターンが、エラーを誘発し易い特定記録マークを主として含むエラー誘発用パターンとされており、
    前記PRML識別方式による復号化データの品質に基づいて、前記特定記録マークを形成するための記録パルス波形を調整することを特徴とする請求項1又は2記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  4. 前記記録パルスの波形調整を行う前に、
    前記試し書き領域にパワー設定用パターンを記録するステップ、及び前記パワー設定用パターンの再生信号の品質に基づいて、前記レーザービームの記録パワーを調整するステップを備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  5. 前記パワー設定用パターンの再生信号の品質が基準値を満たさない場合に限り、前記記録パルス波形を調整することを特徴とする請求項4記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  6. 前記PRML識別方式の参照クラスが拘束長5(1,2,2,2,1)であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  7. 前記レーザービームの波長が400〜410nm、前記レーザービームを集光する対物レンズの開口数NAが0.70〜0.90に設定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  8. 前記特定パターンの再生品質の判断にエラーレートを用いることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  9. 前記特定パターンの再生品質の判断にSAM値を利用することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
  10. 前記情報記録層の試し書き領域に記録する最短マーク長が125nm以下であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の光記録媒体の記録条件設定方法。
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