JP2007316140A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録紙の斜行量及び記録紙の搬送速度の速度ムラに因らず、より精度よく記録紙のサイズを検出することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】同一の記録紙7に対し感光体ドラム505上に形成された現像剤像の転写、定着を複数回行う画像形成動作が可能であり、記録紙7の位置を検知するラインセンサ10〜12と、ラインセンサ10〜12の検知結果に基づいて記録紙7の斜行量を算出し、次いで記録紙7の主走査方向及び副走査方向の長さを算出し、第1の記録紙サイズとして定着前の記録紙7のサイズを、第2の記録紙サイズとして定着後の記録紙7のサイズを検出する主走査方向演算部24及び副走査方向演算部25と、第1及び第2の記録紙サイズから定着前後における記録紙7の伸縮率を算出し、該伸縮率に基づいて画像形成動作を制御する画像補正制御部26とを有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置及びその制御方法に関するものである。特に、記録媒体の第1面と第2面に画像形成する両面画像形成や、記録媒体の第1面に複数回画像形成する合成画像形成が可能な画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
従来例に係る画像形成装置について、レーザビーム露光方式を用いた電子写真方式の画像形成装置を例に、図12を用いて説明する。図12は、従来例に係る画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラム505、現像手段としての現像ユニット506、クリーナ507、帯電手段としての帯電器508、転写手段としての転写ローラ509、露光手段としてのレーザ光学ユニット510から成る画像形成部を有する。
画像形成動作は以下に示すステップに従って行われる。
(1)帯電:帯電器508により感光体ドラム505を均一に帯電させる。
(2)レーザ露光:感光体ドラム505に向けて、レーザ光学ユニット510によりレーザ光を照射し(破線B)、感光体ドラム505上に静電潜像を形成する。
(3)現像:現像器506aにより、感光体ドラム505上に形成された静電潜像にトナー容器506bに収容されている現像剤としてのトナーを付着させ、トナー画像を形成する。
(4)転写:転写ローラ509により、感光体ドラム505上のトナー画像を、記録媒体としての記録紙に転写させる。
(5)定着:定着手段としての定着器511により、記録紙の加熱及び加圧を行い、未定着トナーを記録紙上に定着させる。
記録紙は、給紙カセット513または手差しトレー514に積載される。そして、給紙ローラ515により、画像形成部に搬送され、定着器511による定着後、排紙トレー512に排出されるか(破線A)、あるいは後述する両面搬送路に搬送される(破線C)。
従来の画像形成装置においては、画像形成モードとして、記録紙の片面に単一の画像を形成する通常モードの他に、記録紙の片面に重ねて画像を形成する合成モードと、記録紙の両面に画像を形成する両面モードとを備えたものが知られている。合成画像形成モード及び両面画像形成モードにおいては、同一の記録紙に対して画像の転写と定着を複数回繰り返すようにして画像形成が行われている。
ここで、合成画像形成モード及び両面画像形成モードについて説明する。上述のステップで第1面目に画像形成が行われた記録紙は、定着器511の下流側に設置され、上下に開閉駆動を行うフラッパ516により装置下部に搬送される。装置下部に搬送された記録紙は、フラッパ521によって、両面画像形成モードの場合には記録紙反転部517に搬送され、合成画像形成モードの場合には記録紙反転部517を経由せずに直接両面搬送ローラ518に搬送される。記録紙反転部517に搬送された記録紙は、記録紙反転部517において記録紙先端が反転させられ両面搬送ローラ518に搬送される。両面搬送ローラ518に搬送された記録紙は、両面搬送ローラ518、519、520により駆動される両面搬送路を通って、再度画像形成部に搬送され、2回目以降の画像形成が行われる。
ところが、合成画像形成モード及び両面画像形成モードにおいては、同一の記録紙に転写と定着を複数回繰り返し行うため、1回目の定着によって記録紙が加熱、加圧された結果、記録紙に縮みや伸びが発生してしまう。そのため、2回目以降の画像形成時に1回目の画像形成と同じ倍率で画像を転写、定着すると、特に合成画像形成の場合に画像間に食い違いが生じて適正な画像が得られないという問題があった。
このような問題点を解決するために、定着前後の記録紙のサイズを検出して画像補正倍率を算出し、該画像補正倍率に基づいて画像補正を行っていた。このような画像形成装置において、記録紙搬送路上で記録紙のサイズを検出する方法として、以下のものが提案されている。すなわち、記録紙の搬送中に、記録紙搬送路上に配置したセンサの出力信号により、記録紙の先端から後端までの通過時間を計測し、通過時間と記録紙搬送速度とから記録紙のサイズを検出する方法である(例えば、特許文献1参照)。
特開平03−172255号公報
しかしながら、画像形成装置における実際の記録紙の搬送速度は、記録紙搬送ローラの偏心等により速度ムラが生じており、予め設定された搬送速度と一致しない場合がある。そのため、上記従来例では正確な記録紙サイズの検出ができないという問題があった。
また、両面画像形成あるいは合成画像形成における第2面目あるいは第2回目以降の画像の補正は通常、定着後の記録紙の伸縮率に応じて、第2面目あるいは第2回目の画像の位置と倍率を、第1面目の画像に合わせるように調整する。そのため、記録紙のサイズ検出は、第2面目あるいは第2回目の画像を形成する前に行う必要があり、記録紙のサイズ検出位置は必然的に記録紙の斜行補正部より上流に配置されることとなる。したがって、斜行した記録紙のサイズを精度良く検出することが求められていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、記録紙の斜行量及び記録紙の搬送速度の速度ムラに因らず、より精度よく記録紙のサイズを検出することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)同一の記録媒体に対して、像担持体上に形成された現像剤像の転写、定着を複数回行う画像形成動作が可能な画像形成装置において、前記記録媒体の位置を検知する複数の位置検知手段と、前記位置検知手段の検知結果に基づいて、前記記録媒体の斜行量を算出する斜行量算出手段と、前記位置検知手段の検知結果と、前記斜行量算出手段の算出した斜行量とに基づいて、前記記録媒体の主走査方向及び副走査方向の長さを算出し、第1の記録媒体サイズとして前記定着前の記録媒体のサイズを、第2の記録媒体サイズとして前記定着後の記録媒体のサイズをそれぞれ検出するサイズ検出手段と、前記第1及び第2の記録媒体サイズから定着前後における記録媒体の伸縮率を算出し、該伸縮率に基づいて画像形成動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
(2)同一の記録媒体に対して、像担持体上に形成された現像剤像の転写、定着を複数回行う画像形成動作が可能な画像形成装置の制御方法において、前記記録媒体の位置を検知する位置検知工程と、前記位置検知工程における検知結果に基づいて、前記記録媒体の斜行量を算出する斜行量算出工程と、前記位置検知工程における検知結果と、前記斜行量算出工程において算出された斜行量とに基づいて、前記記録媒体の主走査方向及び副走査方向の長さを算出し、第1の記録媒体サイズとして前記定着前の記録媒体のサイズを、第2の記録媒体サイズとして前記定着後の記録媒体のサイズをそれぞれ検出するサイズ検出工程と、前記サイズ検出工程において検出された第1及び第2の記録媒体サイズから定着前後における記録媒体の伸縮率を算出し、該伸縮率に基づいて画像形成動作を制御する制御工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
本発明によれば、記録紙の斜行量及び記録紙の搬送速度の速度ムラに因らず、より精度よく記録紙のサイズを検出することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づいて説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施例に係る画像形成装置について、図1ないし6及び11を参照しながら説明する。
図11は、本実施例に係る画像形成装置の概略構成図である。図11に示すように、本実施例に係る画像形成装置は、両面搬送路の下流位置に記録紙サイズ検出部100を備える。しかしながら、記録紙サイズ検出部100の配設位置は特にこれに限定されず、画像データを生成する際に、記録紙の伸縮率を反映可能な位置(タイミング)に存在していればよい。記録紙サイズ検出部100は、位置検知手段としてのラインセンサ10、11、12を有する。
1.記録紙サイズ検出方法
図1は記録紙サイズ検出部100の要部の概略構成図であり、図2は本実施例に係る画像形成装置の制御構成を説明するブロック図である。
ラインセンサ10及び11は、搬送された記録媒体としての記録紙7の対角方向に配置され、ラインセンサ12は、記録紙搬送方向(副走査方向)に対して垂直方向(主走査方向)にラインセンサ10と対向する位置に配置されている。不図示の搬送ローラにより搬送方向に搬送された記録紙7は、ラインセンサ10〜12によって図1に示す記録紙の端部1〜6までの6点が検出点として検出される。これにより、記録紙7の斜行量と主走査方向及び副走査方向の長さが算出され、記録紙サイズを検出することができる。
ここで、図6に示すように、ラインセンサ10〜12は予め決められた所定の間隔及び角度で配置されている。そのため、ラインセンサ10の最左検出点とラインセンサ12の最左検出点間の主走査方向距離Lm0と、ラインセンサ12の最右検出点とラインセンサ11の最左検出点間の副走査方向距離Ls0も予め決められた距離となる。またラインセンサ10の最右検出点とラインセンサ12の最右検出点間の主走査方向距離Lmnと、ラインセンサ12の最左検出点とラインセンサ11の最右検出点間の副走査方向距離Lsnも予め決められた距離となる。同様にラインセンサ10〜12のそれぞれの任意検出点間の主走査方向距離、副走査方向距離とも予め決められた距離となる。
ラインセンサ10〜12で検出された検出点1〜6は、主走査方向抽出部22により検出点1、2、5、6が抽出される。同様に副走査方向抽出部23により検出点3、4、5、6が抽出される。
斜行量算出手段としての主走査方向演算部24では、まず主走査方向抽出部22により抽出された検出点2、6より、記録紙7の主走査方向の辺の傾きαが算出される。また、併せてサイズ検出手段としての主走査方向演算部24で、検出点2と検出点6の間の記録紙長さLm1が算出される。検出点2と検出点6の間の主走査方向距離d、副走査方向距離eが予め決まるため、傾きαと長さLm1は以下の算出式に基づいて算出される。
Figure 2007316140
次に検出点5、6及び傾きαから、検出点6と記録紙7のラインセンサ12側角部の間の記録紙長さLm3が算出される。検出点5と検出点6の間の距離aが予め決まるため、記録紙長さLm3は以下の算出式に基づいて算出される。
Figure 2007316140
同様にして検出点1、2及び傾きαから、検出点2と記録紙7のラインセンサ10側角部の間の記録紙長さLm2が算出される。
このようにして算出された記録紙長さLm1、Lm2、Lm3より、記録紙7の主走査方向長さLmが、Lm=Lm1+Lm2+Lm3のようにして算出される。
一方、斜行量算出手段としての副走査方向演算部25では、副走査方向抽出部23により抽出された検出点4、5より、記録紙7の副走査方向の辺の傾きβが算出される。また、併せてサイズ検出手段としての副走査方向演算部25で、検出点4と検出点5の間の記録紙長さLn1が算出される。ここで、記録紙7が略正確な長方形形状である場合、傾きβは上述の傾きαと一致する。検出点4と検出点5の間の主走査方向距離c、副走査方向距離fが予め決まるため、傾きβと長さLn1は以下の算出式に基づいて算出される。
Figure 2007316140
次に検出点5、6及び傾きβから、検出点5と記録紙7のラインセンサ12側角部の間の記録紙長さLn3が、検出点3、4及び傾きβから検出点4と記録紙7のラインセンサ11側角部の間の記録紙長さLn2が算出される。検出点5と検出点6の間の距離aと、検出点3と検出点4の間の距離bとが予め決まるため、記録紙長さLn2及びLn3は以下の算出式に基づいて算出される。
Figure 2007316140
このようにして算出された記録紙長さLn1、Ln2、Ln3より、記録紙7の副走査方向長さLnが、Ln=Ln1+Ln2+Ln3のようにして算出される。
上述のようにして記録紙7の主走査方向長さLm、副走査方向長さLnがそれぞれ算出され、これにより記録紙7の記録紙サイズが検出される。本実施例の記録紙サイズ検出方法では、複数のラインセンサにより同時に記録紙の複数個所を検出する。そのため、記録紙を搬送中であっても、記録紙搬送速度の速度ムラの影響を排除した記録紙サイズの検出が可能となる。
2.記録紙サイズ検出及び画像補正手順
続いて、本実施例における記録紙サイズ検出及び画像補正手順について、図3を用いて説明する。図3は、記録紙サイズ検出及び画像補正手順を説明する動作制御フローチャートである。
まず、後述するラインセンサ移動制御機構によりラインセンサ10〜12を移動させる(ステップS101)。続いて、上述の記録紙サイズ検出方法により定着前の記録紙7の斜行量及び記録紙長さLm、Lnを算出し、記録紙サイズを検出する(ステップS102)。本実施例においては、記録紙サイズ検出部100が両面搬送路上に存在するため、最初の記録紙に対しては画像形成部による画像形成及び、定着を行わない。
続いて、同様にして定着後の記録紙7の記録紙サイズを検出する(ステップS103)。その後、制御手段としての画像補正制御部26において、ステップS102及びS103でそれぞれ検出された記録紙サイズから、定着前後の記録紙7の伸縮率が算出される(S104)。記録紙7の主走査方向の伸縮率をCm、副走査方向の伸縮率をCnとし、定着前の記録紙長さをLma、Lna、定着後の記録紙長さをLmb、Lnbとすると、伸縮率Cm、Cnは以下の式に基づいて算出される。
Cm=Lmb/Lma
Cn=Lnb/Lna
そして該伸縮率Cm、Cnから第2面目あるいは第2回目以降の画像形成における画像補正倍率を決定する(ステップS105)。その後画像形成部27において、画像補正制御部26により決定された画像補正倍率に従った画像が記録紙7に形成される(ステップS106)。
次にラインセンサ10〜12の移動制御機構について説明する。
図4は、ラインセンサ10〜12の移動制御を説明する図である。ラインセンサ10〜12は、画像形成動作前はイニシャル位置、例えば給紙可能な複数種類の記録紙7のうちの最小の記録紙7のサイズを検出可能な位置(図4中の実線位置)にある。この状態から各種の記録紙7の規格サイズに応じて、ラインセンサ10が、主走査方向(図4中の矢印43方向)及び副走査方向(図4中の矢印44方向)にそれぞれ移動する。
ラインセンサ10〜12の移動制御を、図5を用いて説明する。図5はラインセンサ10〜12の移動制御機構のブロック図である。
給紙された記録紙7の規格サイズが記録紙サイズ確認部51で確認されたら、規格サイズ毎に予め決められた所定の移動距離をラインセンサ移動制御部52で決定する。記録紙7の規格サイズは、例えばユーザによって不図示のパネル部において選択され、その結果が記録紙サイズ確認部51によって確認される。次に、ラインセンサ移動制御部52は駆動手段としての主走査移動部53及び副走査移動部54に所定移動量の信号を送信する。主走査移動部53及び副走査移動部54は、ラインセンサ移動制御部52から送信された信号に基づいてラインセンサ10〜12を所定位置に移動させる。これにより、種々の規格サイズの記録紙7の斜行量及び長さの算出が可能となる。主走査移動部53及び副走査移動部54にはパルスモータ等を用いることができる。
本実施例においては、ラインセンサ10が移動する場合を説明したが、特にこれに限定されず、ラインセンサ11及び12が移動するように設定してもよい。また、複数のラインセンサ10〜12を同時に移動させることにより、移動時間の短縮を図ることも可能である。
なお、主走査方向抽出部22、副走査方向抽出部23、主走査方向演算部24、副走査方向演算部25、画像補正制御部26は、例えば、CPU、ROM、RAM等を備えるコントローラで構成し、各種制御を行うプログラムを記録したものであってもよい。
本実施例に係る画像形成装置について、図7ないし9を参照しながら説明する。
実施例1に係る画像形成装置では、ラインセンサ10〜12を用いて記録紙7の斜行量及び長さを算出したが、本実施例に係る画像形成装置では、ラインセンサ12の代わりにフォトセンサ13を用いた点が実施例1と異なる。その他の点は実施例1に係る画像形成装置と同様の構成であり、実施例1と同様の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
図7は、本実施例に係る画像形成装置の記録紙搬送路中に配置された記録紙サイズ検出部100の要部の概略構成図である。
図7において、ラインセンサ10及び11は、搬送された記録紙7の対角方向に配置され、フォトセンサ12は、記録紙搬送方向に対して垂直方向のラインセンサ10と対称の位置に配置されている。不図示の搬送ローラにより搬送方向に搬送された記録紙7は、ラインセンサ10及び11と、フォトセンサ13とによって、図7に示す記録紙7の端部1〜4及び8の5点の検出点が検出される。
ここで、図8に示すように、ラインセンサ10及び11と、フォトセンサ13とは予め決められた所定の間隔及び角度で配置されている。フォトセンサ13は、ラインセンサ10及び11のそれぞれの中央検出点の交点に配置されており、またラインセンサ10及び11は搬送方向に対して45度の角度で配置されている。よって、ラインセンサ10の中央検出点とフォトセンサ13の検出点間の主走査方向距離Lm0と、フォトセンサ13の検出点とラインセンサ11の中央検出点間の副走査方向距離Ls0も予め決められた距離となる。またラインセンサ10及び11と、フォトセンサ13のそれぞれの任意検出点間の主走査方向距離、副走査方向距離とも予め決められた距離となる。また、これによりフォトセンサ13が記録紙7を検出したタイミングで、ラインセンサ10及び11により記録紙の1〜4の4点を検出して記録紙7の斜行量と長さを算出することができる。
図9は本実施例に係る画像形成装置の制御構成を説明するブロック図である。
フォトセンサ13、ラインセンサ10及び11で検出された検出点1〜4及び8は、主走査方向抽出部92により検出点1〜4及び8が抽出される。同様に副走査方向抽出部93により検出点1〜4及び8が抽出される。
主走査方向演算部94では、まず主走査方向抽出部92により抽出された検出点2、8から、実施例1と同様の算出方法により記録紙7の傾きαと記録紙長さLm1が算出される。次に、実施例1と同様の算出方法により、検出点1、2及び傾きαから記録紙長さLm2が算出される。最後に検出点4、8、検出点8から記録紙搬送方向と平行に引いたラインとラインセンサ11との交点9(図7参照)、傾きαから記録紙長さLm3が算出される。
検出点8と交点9間の距離gが予め決まり、また検出点4と交点9間の距離hも予め決まるため、記録紙長さLm3は以下の算出式に基づいて算出される。
Figure 2007316140
このようにして算出された記録紙長さLm1、Lm2、Lm3より、記録紙7の主走査方向長さLmが、Lm=Lm1+Lm2+Lm3のようにして算出される。
一方、副走査方向演算部95では、副走査方向抽出部93に抽出された検出点3、4及び傾きαから、実施例1と同様の算出方法により記録紙長さLn2が算出される。次に、検出点4、8、交点9、傾きαから、検出点4及び記録紙7のフォトセンサ13側角部間の記録紙長さLn1が以下の算出式に基づいて算出される。
Figure 2007316140
このようにして算出された記録紙長さLn1、Ln2より、記録紙7の副走査方向長さLnが、Ln=Ln1+Ln2のようにして算出される。
以降の画像補正制御、ラインセンサの移動動作及び制御については、実施例1と同様の処理が行われる。
以上のように、本実施例に係る画像形成装置では、ラインセンサ12の代わりにフォトセンサ13を用いたため、比較的安価に斜行した記録紙7のサイズを検出することができる。
本実施例に係る画像形成装置について、図10を参照しながら説明する。
実施例1に係る画像形成装置では、ラインセンサ10〜12を用いて記録紙7の斜行量及び長さを算出したが、本実施例に係る画像形成装置では、ラインセンサ10〜12に加えてラインセンサ14を用いた点が実施例1と異なる。その他の点は実施例1に係る画像形成装置と同様の構成であり、実施例1と同様の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
図10は、本実施例に係る画像形成装置における記録紙サイズ検出部100の要部の概略構成図である。
本実施例では、ラインセンサ10及び11が記録紙7の対角方向に配置され、ラインセンサ12及び14が、記録紙搬送方向(副走査方向)に対して垂直方向(主走査方向)にそれぞれラインセンサ10及び11と対向する位置に配置される。すなわち、本実施例では記録紙7の四隅に一つずつ、合計4つのラインセンサ10〜12、14を配置し、記録紙7の検出点1〜6、8、9の8点から、実施例1と同様の算出方法により記録紙7の斜行量及び4辺の長さを算出する。そして、算出された2辺の主走査方向長さ及び2辺の副走査方向長さをそれぞれ平均化して、記録紙7の記録紙サイズを検出する。
以上のように、本実施例に係る画像形成装置では、4つのラインセンサを用いて記録紙7の4辺の長さを算出し、それぞれ平均化する。そのため、定着後の記録紙7の反りやたわみ、またサイズ検出時のばらつきが少なくなり、さらに精度良く記録紙7のサイズを検出することが可能である。
以上、実施例1ないし3に係る画像形成装置によれば、記録紙搬送中に、斜行した記録紙について、搬送速度の速度ムラを排除した主走査及び副走査方向の長さを同時に算出できる。そのため、より精度の高い記録紙のサイズ検出が可能となり、したがってより精度の高い画像補正が可能となる。
実施例1の記録紙サイズ検出部の要部の概略構成図 制御構成を説明するブロック図 記録紙サイズ検出及び画像補正手順を説明する動作制御フローチャート ラインセンサの移動制御を説明する図 ラインセンサの移動制御機構のブロック図 ラインセンサの配置を説明する図 実施例2の記録紙サイズ検出部の要部の概略構成図 ラインセンサ及びフォトセンサの配置を説明する図 制御構成を説明するブロック図 実施例3の記録紙サイズ検出部の要部の概略構成図 実施例1に係る画像形成装置の概略構成図 従来例に係る画像形成装置の概略構成図
符号の説明
7 記録紙(記録媒体に対応)
10、11、12、14 ラインセンサ(位置検知手段に対応)
13 フォトセンサ(位置検知手段に対応)
24 主走査方向演算部(斜行量算出手段及びサイズ検出手段に対応)
25 副走査方向演算部(斜行量算出手段及びサイズ検出手段に対応)
26 画像補正制御部(制御手段に対応)
27 画像形成部
53 主走査移動部(駆動手段に対応)
54 副走査移動部(駆動手段に対応)
505 感光体ドラム(像担持体に対応)

Claims (8)

  1. 同一の記録媒体に対して、像担持体上に形成された現像剤像の転写、定着を複数回行う画像形成動作が可能な画像形成装置において、
    前記記録媒体の位置を検知する複数の位置検知手段と、
    前記位置検知手段の検知結果に基づいて、前記記録媒体の斜行量を算出する斜行量算出手段と、
    前記位置検知手段の検知結果と、前記斜行量算出手段の算出した斜行量とに基づいて、前記記録媒体の主走査方向及び副走査方向の長さを算出し、第1の記録媒体サイズとして前記定着前の記録媒体のサイズを、第2の記録媒体サイズとして前記定着後の記録媒体のサイズをそれぞれ検出するサイズ検出手段と、
    前記第1及び第2の記録媒体サイズから定着前後における記録媒体の伸縮率を算出し、該伸縮率に基づいて画像形成動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記位置検知手段が3つのラインセンサから成り、前記ラインセンサのうちの2つが前記記録媒体の対角方向に、残りの1つが記録媒体搬送方向に対して垂直方向に2つのラインセンサのいずれかと対向する位置に配置され、前記記録媒体の端部を6点検出することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記位置検知手段が2つのラインセンサと1つのフォトセンサから成り、前記2つのラインセンサが前記記録媒体の対角方向に、前記フォトセンサが記録媒体搬送方向に対して垂直方向に2つのラインセンサのいずれかと対向する位置に配置され、前記記録媒体の端部を5点検出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記位置検知手段が第1から第4の4つのラインセンサから成り、第1及び第2のラインセンサが前記記録媒体の対角方向に、前記第3及び第4のラインセンサが記録媒体搬送方向に対して垂直方向にそれぞれ第1及び第2のラインセンサと対向する位置に配置され、前記記録媒体の端部を8点検出することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記位置検知手段を移動させる駆動手段を有し、
    前記位置検知手段の少なくとも一つが、前記駆動手段により前記記録媒体の規格サイズ毎に予め定められた距離だけ移動されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段が、前記記録媒体の伸縮率に基づいて、前記記録媒体の両面に画像形成を行う両面画像形成動作における第2面目あるいは同一面に画像形成を行う合成画像形成動作における第2回目以降の画像形成動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段が、前記記録媒体の伸縮率に基づいて、画像形成が行われる画像の倍率を補正する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 同一の記録媒体に対して、像担持体上に形成された現像剤像の転写、定着を複数回行う画像形成動作が可能な画像形成装置の制御方法において、
    前記記録媒体の位置を検知する位置検知工程と、
    前記位置検知工程における検知結果に基づいて、前記記録媒体の斜行量を算出する斜行量算出工程と、
    前記位置検知工程における検知結果と、前記斜行量算出工程において算出された斜行量とに基づいて、前記記録媒体の主走査方向及び副走査方向の長さを算出し、第1の記録媒体サイズとして前記定着前の記録媒体のサイズを、第2の記録媒体サイズとして前記定着後の記録媒体のサイズをそれぞれ検出するサイズ検出工程と、
    前記サイズ検出工程において検出された第1及び第2の記録媒体サイズから定着前後における記録媒体の伸縮率を算出し、該伸縮率に基づいて画像形成動作を制御する制御工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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