JP2007315800A - 交通違反再発防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】交通事故や違反の再発を防止できる交通違反再発防止システムを提供する。
【解決手段】事故情報および違反情報を含む免許証情報が記録された運転免許証2とナビゲーション装置1とを備えた交通違反再発防止システムであって、ナビゲーション装置は、地図情報を記憶する情報記憶部19と、運転免許証に記録されている事故情報および違反情報を含む免許証情報を読み取る読取部17、18と、読取部で読み取られた免許証情報に含まれる事故情報または違反情報によって示される事故または違反の発生地点を情報記憶部に記憶されている地図情報に反映する情報解析部20と、情報記憶部に記憶されている地図情報に基づき案内を行い、案内する地点が情報記憶部に記憶されている地図情報によって示される事故または違反の発生地点に至った場合に注意喚起メッセージを出力するシステム制御部21とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、交通事故や違反の再発を防止するための交通違反再発防止システムに関し、特に、電子化された運転免許証とナビゲーション装置とを利用して交通事故や違反の再発を防止する技術に関する。
従来、電子化された運転免許証を用いて車載機器を制御するシステムが知られている。例えば、特許文献1は、ICカードを利用した運転免許証および自動車装置を開示している。この特許文献1に開示された技術では、運転免許証としてICカードを用い、このICカードに、例えば個人の交通違反情報や使用する車の故障修理情報等を記憶させ、ICカードに記憶されている車載機器のディスプレイの画面上に表示させたり、さらには、その運転免許証を用いて、自分が使用する車のドアを開放したり、エンジンを始動させることができる。
また、特許文献2は、車載機器使用の認証を行うため、車両側に運転免許証の情報を書き込み、変更できる電子運転免許証システムを開示している。この電子運転免許証システムにおいて、電子運転免許証は、読み書き可能記憶手段と通信手段とを有する。車体側制御装置は、電子運転免許証と通信可能な通信手段と、電子運転免許証からの情報を記憶する読み書き可能記憶手段と、電子運転免許証との情報の入出力を認証するシステム制御手段とを有する。車載機器の使用に対しユーザの操作パスワードを設け、ユーザの認証に必要なデータの車体側制御装置および電子運転免許証の各読み書き可能記憶手段への登録を可能にするとともに、車載機器の使用開始時に、車体側制御装置が電子運転免許証に対して認証を行い、認証結果をもとに車載機器の使用を許可するか否かを判定する。
特開2000−326670号公報 特開2004−237842号公報
上述した特許文献1に開示された技術では、運転免許証をICカード化して、ICカードに自車の故障履歴や違反点数といった情報を記憶させたり、書き換えたりすることはできるが、ICカードに記憶されている情報をユーザが有効に利用して、交通事故や違反の再発防止に役立てることはできない。また、ICカードの記憶内容の書き換えは整備工場や警察署で行われるため、ユーザにとっては手間がかかりメリットが少ない。
また、特許文献2に開示された技術では、運転免許証を電子化し、車載機器が電子運転免許証に記録されている情報との認証を行い、認証の結果に応じて、車両機器の使用を許可するか否かを制御でき、また、運転免許に関する情報と車両に関する情報を所定の機関に転送するように構成されているが、交通事故や違反の再発防止は考慮されていない。そこで、交通事故や違反に寄与できるシステムの開発が望まれている。
この発明は、上述した要請に応えるためになされたものであり、その課題は、交通事故や違反の再発を防止できる交通違反再発防止システムを提供することにある。
この発明に係る交通違反再発防止システムは、事故情報および違反情報を含む免許証情報が記録された運転免許証とナビゲーション装置とを備え、ナビゲーション装置は、地図情報を記憶する情報記憶部と、運転免許証に記録されている事故情報および違反情報を含む免許証情報を読み取る読取部と、読取部で読み取られた免許証情報に含まれる事故情報または違反情報によって示される事故または違反の発生地点を情報記憶部に記憶されている地図情報に反映する情報解析部と、情報記憶部に記憶されている地図情報に基づき案内を行い、案内する地点が情報記憶部に記憶されている地図情報によって示される事故または違反の発生地点に至った場合に注意喚起メッセージを出力するシステム制御部とを備えている。
この発明によれば、免許証情報に含まれる事故情報または違反情報によって示される事故または違反の発生地点を情報記憶部に記憶されている地図情報に反映しておき、この情報記憶部に記憶されている地図情報に基づき案内を行っている際に、案内する地点が情報記憶部に記憶されている地図情報によって示される事故または違反の発生地点に至った場合に注意喚起メッセージが出力されるので、事故や違反の再発を防止できる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムは、電子化された運転免許証から過去の事故や違反を起こした地点などの情報を入手し、その地点に近づいた時に、ユーザに表示や音声で注意を喚起することにより、交通事故や違反の再発を防止するようにしたものである。
図1は、この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムの構成を示すブロック図である。この交通違反再発防止システムは、車両に搭載されるナビゲーション装置1と運転免許証2とから構成されている。
ナビゲーション装置1と運転免許証2との間は、無線通信によって接続される。運転免許証2は、例えばRFタグといった非接触ICチップを備えたカードから構成されており、非接触ICチップには、免許証情報を記憶したメモリ2aが設けられている。このメモリ2aの内容を読み取る読取装置17(詳細は後述する)としては、RFタグスキャナが使用される。
運転免許証2に記憶される免許証情報は、基本情報、事故履歴情報および違反履歴情報から構成されており、これらがテーブル形式でメモリ2aに格納されている。なお、運転免許証2への免許証情報の書き込みは、例えば免許証更新時または随時に警察署で行われる。また、交通事故や違反が発生した時点で、その現場において、警察官が、ハンディタイプの書き込み装置を用いて、運転免許証2へ免許証情報が書き込まれる。
免許証情報のうちの基本情報は、従来の運転免許証に記載されている内容であり、図2に示すように、免許番号、氏名、生年月日、本籍、住所、交付日、有効期限および免許種類から構成されている。事故履歴情報は、図3に示すように、事故履歴の項目、事故発生の日時、位置、区分、内容、減点および点数残から構成されている。違反履歴情報は、図4に示すように、違反履歴の項目、違反発生の日時、位置、区分、内容、減点および点数残から構成されている。
なお、ナビゲーション装置1と運転免許証2との間は、Bluetoothを用いた近距離無線通信により接続することもできる。さらには、ナビゲーション装置1と運転免許証2との間は、有線で接続するように構成できる。この場合、運転免許証2は、接触式のICカードで構成し、読取装置17は、ICカードリーダで構成することができる。
ナビゲーション装置1は、入力装置11、入力制御部12、表示出力装置13、表示出力制御部14、音声出力装置15、音声出力制御部16、読取装置17、読取制御部18、情報記憶部19、情報解析部20およびシステム制御部21から構成されている。
入力装置11は、例えばタッチパネル、リモートコントローラ、操作ボタン、音声認識機能を有する音声入力装置などから構成することができ、ユーザが情報を入力するために使用される。この入力装置11が操作されることによって発生された信号は、入力制御部12に送られる。入力制御部12は、入力装置11を制御する。具体的には、入力制御部12は、入力装置11から送られてくる信号を、入力データとしてシステム制御部21に送る。
表示出力装置13は、例えば液晶ディスプレイ装置から構成されており、表示出力制御部14から送られてくる映像信号に従って、地図やメッセージを表示する。表示出力制御部14は、表示出力装置13を制御する。具体的には、表示出力制御部14は、システム制御部21から送られてくる表示データを、表示出力装置13で取り扱い可能な映像信号に変換して表示出力装置13に送る。
音声出力装置15は、例えばスピーカから構成されており、音声出力制御部16から送られてくる音声信号に従って、ユーザに通知するメッセージを音声で出力する。音声出力制御部16は、音声出力装置15を制御する。具体的には、音声出力制御部16は、システム制御部21から送られてくる音声データを、音声出力装置15で取り扱い可能な音声信号に変換して音声出力装置15に送る。
読取装置17は、上述したように例えばRFタグスキャナから構成されており、運転免許証2に無線で電力を供給するとともに、運転免許証2のメモリ2aに記録されている免許証情報を無線通信によって読み取る。読取制御部18は、読取装置17を制御する。具体的には、読取制御部18は、読取装置17を起動するとともに、読取装置17で読み取られた免許証情報を、システム制御部21に送る。この発明の読取部は、読取装置17および読取制御部18から構成されている。
情報記憶部19は、例えばHDD(Hard disk)や大容量の読み出しおよび書き込みが可能な不揮発性メモリから構成されており、地図情報を記憶するとともに、システム制御部21から送られてくる免許証情報や、その他のナビゲーション装置1に必要な情報を記憶する。この情報記憶部19は、情報解析部20およびシステム制御部21によってアクセス(書き込みおよび読み取り)される。
情報解析部20は、情報記憶部19から免許証情報を取得して解析する。具体的には、情報解析部20は、システム制御部21からの指示に応じて、読取装置17で読み取られて情報記憶部19に記憶されている免許証情報に含まれる事故情報または違反情報によって示される事故または違反の発生地点を計算する。この情報解析部20における計算結果は、注意喚起位置として、情報記憶部19に記憶されている地図情報に反映される、つまり地図情報に書き込まれる。
システム制御部21は、ナビゲーション装置1の全体を制御する。例えば、システム制御部21は、この発明の特徴に係る処理(詳細は後述する)を実行する他、ナビゲーション機能を実現するための種々の処理を実行する。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムの動作を説明する。以下では、この発明の特徴に係る部分、すなわち、読取装置17から読取制御部18を経由して取得された免許証情報を情報解析部20において解析し、音声出力装置15および表示出力装置13を用いてユーザに注意喚起メッセージを通知する処理を中心に説明する。
図5は、ナビゲーション装置1で行われる免許証情報展開処理を示すフローチャートである。この免許証情報展開処理では、運転免許証2から免許証情報を取得して解析し、交通事故や違反の発生地点を表す情報等を地図情報に反映させる処理が行われる。
具体的には、免許証情報展開処理では、まず、免許証情報取得処理が実行される(ステップST11)。すなわち、システム制御部21は、読取制御部18に所定の指示を送ることにより、読取装置17を起動する。読取制御部18から起動された読取装置17は、運転免許証2が近傍(電波が届く範囲)に存在する場合は、そのメモリ2aから免許証情報を読み出し、読取制御部18を経由してシステム制御部21に送る。
次いで、免許証情報を受信できたかどうかが調べられる(ステップST12)。すなわち、システム制御部21は、読取装置17から読取制御部18を経由して免許証情報を受信できたかどうかを調べる。このステップST12において、免許証情報を受信できなかったことが判断されると、シーケンスはステップST11に戻り、上述した処理が繰り返される。一方、ステップST12において、免許証情報を受信できたことが判断されると、免許証情報格納処理が実行される(ステップST13)。すなわち、システム制御部21は、読取装置17から読取制御部18を経由して受信した免許証情報を情報記憶部19に格納する。
次いで、免許証情報解析処理が実行される(ステップST14)。すなわち、システム制御部21は、情報解析部20に対して情報解析を指示する。これにより、情報解析部20は、情報記憶部19から免許証情報を読み出し、解析処理を実行する。具体的には、免許証情報に含まれる事故履歴情報から事故の発生位置および違反履歴情報から違反の発生位置を求める。次いで、地図情報反映処理が実行される(ステップST15)。すなわち、情報解析部20は、ステップST14で求められた事故の発生位置および違反の発生位置を、注意喚起位置として情報記憶部19に記憶されている地図情報に格納する。
以上の免許証情報展開処理により、免許証情報を単に運転免許証2に記録するだけではなく、免許証情報をナビゲーション装置1が記憶している地図情報に反映させるように構成したので、この免許証情報が反省された地図情報は、後述するような事故や違反の発生地点に至った場合にユーザに注意喚起メッセージを通知する他に、種々の用途に活用できる。
図6は、図5に示す免許証情報展開処理が完了した後に、ナビゲーション装置1で行われる注意喚起処理を示すフローチャートである。この注意喚起処理では、現在位置が、過去の事故または違反した場所に至った場合に、その旨を表す注意喚起メッセージがユーザに通知される。
具体的には、まず、注意喚起位置になったかどうかが調べられる(ステップST21)。すなわち、システム制御部21は、図示しない位置検出装置から取得した現在位置と情報記憶部19から読み出した地図情報とを比較し、現在位置が、上述した免許証情報展開処理によって地図情報中に記憶され注意喚起位置になったかどうかを調べる。
このステップST21において、注意喚起位置になったことが判断されると、通知処理が行われる(ステップST22)。すなわち、システム制御部21は、表示出力制御部14に所定の指示を送ることにより、表示出力装置13に、例えば「まもなく200x年mm月dd日に一時停止違反した場所です。お気をつけください。」という注意喚起メッセージを表示させるとともに、音声出力制御部16に所定の指示を送ることにより、音声出力装置15に、上記表示された注意喚起メッセージを音声で出力させる。上記ステップST21において、注意喚起位置になっていないことが判断されると、ステップST22の処理はスキップされる。
次いで、ナビゲーション終了であるかどうかが調べられる(ステップST23)。すなわち、ナビゲーション装置1による案内の停止が指示されたかどうかが調べられる。このステップST23において、ナビゲーション終了でないことが判断されると、シーケンスはステップST21に戻り、上述した処理が繰り返される。一方、ステップST23において、ナビゲーション終了であることが判断されると、注意喚起処理は終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムによれば、ユーザは過去に自分が起こした交通事故や違反した場所を思い出すことができ、同じ場所で同じ事故や違反を行わないように注意することが可能になる。その結果、交通事故や違反の再発防止につながる。
また、ナビゲーション装置1は、運転免許証2からの免許証情報の受け取りをRFタグといった無線方式を採用して行うように構成したので、大掛かりな読取装置は不要になり、コスト的なメリットがある。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムは、免許証情報を外部から通信網を介して取得することにより、免許証情報の取得の手間を軽減するようにしたものである。
図7は、この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムの構成を示すブロック図である。この交通違反再発防止システムは、実施の形態1に係る交通違反再発防止システムに、外部通信装置4、網側通信装置6、通信網7、情報管理装置8および情報データ記憶部9が追加されて構成されている。また、ナビゲーション装置1に、外部通信制御部22が追加されて構成されている。
ナビゲーション装置1の内部の外部通信制御部22は、システム制御部21からの指示に応じて、外部通信装置4を制御する。外部通信装置4は、例えば携帯電話から構成されており、通信網7に接続された網側通信装置6との間の通信を制御する。網側通信装置6は、通信網7に接続された通信装置(例えば基地局)である。この網側通信装置6は、外部通信装置4と無線により接続され、外部通信装置4と通信網7との間の通信を制御する。通信網7は、例えばインターネットから構成されている。
情報管理装置8は、通信網7に接続されたサーバから構成されており、例えば警察署に設置される。この情報管理装置8には、情報データ記憶部9が接続されている。この情報データ記憶部9には、実施の形態1で説明した免許証情報(基本情報、事故履歴情報および違反履歴情報)が記憶されている。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムの動作を、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。図8に示すフローチャートは、情報管理装置8に接続されている情報データ記憶部9から免許証情報を、ユーザが自発的に取得するか、自動で情報管理装置8から通知してもらうか、また、ユーザが自発的に取得する場合は、ユーザが手動操作を行って免許証情報を取得しにいくか、ナビゲーション装置が自動で免許証情報を取得するかを選択する手順と、免許証情報を取得する処理を示している。
以下、具体的な処理手順を説明する。まず、免許証情報の取得方法が選択される(ステップST31)。すなわち、システム制御部21は、ユーザによって入力装置11から入力された免許証情報の取得方法が、「問合」であるか「通知」であるかを調べる。このステップST31において、問合であることが判断されると、次いで、問合を手動で行うか自動で行うかが調べられる(ステップST32)。すなわち、システム制御部21は、ユーザによって入力装置11から入力された問合方法が、「手動」であるか「自動」であるかを調べる。
ステップST32において、手動であることが判断されると、次いで、ユーザ操作がなされたかどうかが調べられる(ステップST33)。すなわち、システム制御部21は、入力装置11から入力制御部12を経由して受け取った入力データが、入力装置11の操作がなされたことを示しているどうかを調べる。このステップST33において、ユーザ操作がなされていないことが判断されると、シーケンスはステップST33に戻り、再度ユーザ操作がなされたかどうかが調べられる。
一方、ステップST33において、ユーザ操作がなされたことが判断されると、次いで、問合処理が実行される(ステップST34)。すなわち、システム制御部21は、外部通信制御部22に所定の指示を送ることにより外部通信装置4を起動する。これにより、外部通信装置4は、問合要求を網側通信装置6および通信網7を介して、情報管理装置8に送る。情報管理装置8は、この問合要求に応答して情報データ記憶部9から免許証情報を取り出し、通信網7および網側通信装置6を介して、外部通信装置4に送る。外部通信装置4は、受け取った免許証情報を、外部通信制御部22を介してシステム制御部21に送る。
次いで、情報更新処理が実行される(ステップST35)。すなわち、システム制御部21は、外部通信装置4から外部通信制御部22を経由して受け取った免許証情報を情報記憶部19に格納する。その後、図示は省略しているが、実施の形態1の場合と同様に、免許証情報解析処理および地図情報反映処理が実行される。次いで、オフ操作がなされたかどうかが調べられる(ステップST36)。上述したステップST35の処理が終了すると、情報更新がなされた旨のメッセージが表示出力装置13に表示されるので、ユーザは、この表示を見て処理を終了するかどうかを判断することができる。このステップST36において、オフ操作がなされていないことが判断されると、シーケンスはステップST33に戻り、上述した処理が繰り返される。一方、ステップST36において、オフ操作がなされたことが判断されると、処理は終了する。
上記ステップST32において、自動であることが判断されると、問合処理が実行される(ステップST37)。このステップST37の処理は、上述したステップST34の処理と同じである。次いで、情報更新処理が実行される(ステップST38)。このステップST38の処理は、上述したステップST35の処理と同じである。次いで、オフ操作がなされたかどうかが調べられる(ステップST39)。上述したステップST38の処理が終了すると、情報更新がなされた旨のメッセージが表示出力装置13に表示されるので、ユーザは、この表示を見て処理を終了するかどうかを判断することができる。このステップST39において、オフ操作がなされていないことが判断されると、シーケンスはステップST37に戻り、上述した処理が繰り返される。一方、ステップST39において、オフ操作がなされたことが判断されると、処理は終了する。
上記ステップST31において、通知であることが判断されると、次いで、通知要求処理が実行される(ステップST40)。すなわち、ナビゲーション装置1から情報管理装置8に対し、通知を受けることができるように依頼する。これにより、以後は、情報管理装置8で管理している情報に変更があった場合に、情報管理装置8からナビゲーション装置1に対して通知がなされる。次いで、オフ操作がなされたかどうかが調べられる(ステップST41)。このステップST41において、オフ操作がなされていないことが判断されると、データが受信されたかどうかが調べられる(ステップST42)。
このステップST42において、データが受信されていないことが判断されると、シーケンスはステップST41に戻り、上述した処理が繰り返される。一方、ステップST42において、データが受信されたことが判断されると情報更新処理が実行される(ステップST43)。このステップST43の処理は、上述したステップST35の処理と同じである。その後、シーケンスはステップST41に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップST41において、オフ操作がなされたことが判断されると、次いで、通知終了処理が実行される(ステップST44)。すなわち、ナビゲーション装置1から情報管理装置8に対し、通知を停止するように依頼する。これにより、以後は、情報管理装置8で管理している情報に変更があった場合であっても、情報管理装置8からナビゲーション装置1に対する通知はなされない。以上により、交通違反再発防止システムにおける処理は終了する。
次に、本発明の理解を深めるために、上述した実施の形態2に係る交通違反再発防止システムにおいて、免許証情報を取得する方法として「通知」が指定された場合の詳細な動作を、ナビゲーション装置1と情報管理装置8との間の通信シーケンスを表す図9を参照しながら説明する。
今、ナビゲーション装置1および情報管理装置8は、いずれも起動中であるものとする。この状態において、ユーザは、ナビゲーション装置1の入力装置11を用いて、免許証情報取得方法を該ナビゲーション装置1に設定する。ナビゲーション装置1は、これに応答して、表示出力装置13の設定画面に「問合」および「通知」を表示する。
次いで、ユーザは、ナビゲーション装置1の入力装置11を用いて、表示出力装置13の設定画面の「通知」を選択すると、ナビゲーション装置1は、これに応答して、通知周期設定の画面を表示出力装置13に表示する。ユーザは、ナビゲーション装置1の入力装置11を用いて、表示出力装置13の通知周期の中の1つ、例えば「XX毎」を選択すると、ナビゲーション装置1は、これに応答して、通知設定中の画面を表示出力装置13に表示する。
その後、ナビゲーション装置1は、免許証情報通知要求を、通信網7を経由して情報管理装置8に送信する。これにより、ナビゲーション装置1と情報管理装置8との間で所定のデータを送受信することにより、免許証認証処理が実行される。この免許証認証処理が終了すると、次いで、ナビゲーション装置1と情報管理装置8との間で免許証データ暗号化処理が実行される。そして、免許証データ暗号化処理が完了すると、情報管理装置8は、免許証情報通知設定完了をナビゲーション装置1に送信する。
次いで、情報管理装置8においては、情報データ記憶部9に対してデータ確認を要求する。情報データ記憶部9は、このデータ確認の要求に応答して、確認を要求されたデータを情報管理装置8に転送する。情報管理装置8は、情報データ記憶部9から受け取ったデータが更新されているかどうかを照合し、更新されている場合は、更新がある旨の情報をナビゲーション装置1に送信する。この更新がある旨の情報を受信すると、その旨を表示出力装置13に表示してユーザに通知する。
ユーザは、この表示出力装置13に表示された内容を見て、必要な情報であると判断した場合は、ユーザは、ナビゲーション装置1の入力装置11を用いて、内容表示要求を該ナビゲーション装置1に設定する。ナビゲーション装置1は、設定された内容表示要求を情報管理装置8に送信する。この内容表示要求を受信した情報管理装置8は、先に情報データ記憶部9から取得したデータをナビゲーション装置1に送信する。ナビゲーション装置1では、受信したデータに基づき情報更新を行う。この情報更新は、図8のフローチャートに示したステップST43の処理と同じである。その後、ナビゲーション装置1は、情報管理装置8から受信したデータを表示出力装置13に表示して処理を終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムによれば、外部の情報管理装置8から通信網7を介して免許証情報を取得するように構成したので、ユーザは、運転免許証2に記録されている免許証情報を書き換えるために、警察署に出向く手間を省くことができる。また、警察署は、例えば、運転免許証の更新時期を自動でユーザに知らせたり、一般的な事故情報をユーザに知らせるといった付加的なサービスを提供することも可能になる。
なお、上述した実施の形態2に係る交通違反再発防止システムでは、外部通信装置4は、情報管理装置8から受信した免許証情報を直接にナビゲーション装置1に送るように構成したが、外部通信装置4は、その内部にメモリ4aを有するRFタグを備えておき、情報管理装置8から受信した免許証情報を記憶し、この記憶された免許証情報を読取装置17で読み取るように構成することもできる。
また、ナビゲーション装置1は、免許証情報から免許種類を表す情報を取得し、車両情報と不一致の場合は、その旨をユーザに通知し、不適切な使用を防止するように構成することができる。また、ナビゲーション装置1は、免許証情報を情報管理装置8へ通知するように構成することもできる。この場合、オートマチック車限定の運転免許証の所有者がマニュアル車を運転しようとしたり、免許種類に示されていない自動車を運転しようとする場合などは、情報管理装置8からナビゲーション装置1に、その旨を通知して、不適切な使用を防止するように構成できる。
この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムで使用される運転免許証に記録される免許証情報のうちの基本情報を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムで使用される運転免許証に記録される免許証情報のうちの事故履歴情報を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムで使用される運転免許証に記録される免許証情報のうちの違反履歴情報を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムのナビゲーション装置で行われる免許証情報展開処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る交通違反再発防止システムのナビゲーション装置で行われる注意喚起処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムのナビゲーション装置で行われる処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る交通違反再発防止システムのナビゲーション装置と情報管理装置との間で行われる通信シーケンスを示す図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置、2 運転免許証、2a,4a メモリ、4 外部通信装置、6 網側通信装置、7 通信網、8 情報管理装置、9 情報データ記憶部、11 入力装置、12 入力制御部、13 表示出力装置、14 表示出力制御部、15 音声出力装置、16 音声出力制御部、17 読取装置、18 読取制御部、19 情報記憶部、20 情報解析部、21 システム制御部、22 外部通信制御部。

Claims (3)

  1. 事故情報および違反情報を含む免許証情報が記録された運転免許証とナビゲーション装置とを備えた交通違反再発防止システムにおいて、
    前記ナビゲーション装置は、
    地図情報を記憶する情報記憶部と、
    運転免許証に記録されている事故情報および違反情報を含む免許証情報を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取られた免許証情報に含まれる事故情報または違反情報によって示される事故または違反の発生地点を前記情報記憶部に記憶されている地図情報に反映する情報解析部と、
    前記情報記憶部に記憶されている地図情報に基づき案内を行い、案内する地点が前記情報記憶部に記憶されている地図情報によって示される事故または違反の発生地点に至った場合に注意喚起メッセージを出力するシステム制御部
    とを備えた交通違反再発防止システム。
  2. 読取部は、無線通信により運転免許証から免許証情報を読み取る
    ことを特徴とする請求項1記載の交通違反再発防止システム。
  3. 事故情報および違反情報を含む免許証情報を保持する情報管理装置と、
    ナビゲーション装置を前記情報管理装置に通信網を介して接続する外部通信装置とを備え
    前記ナビゲーション装置は、
    前記情報管理装置から通信網および前記外部通信装置を介して免許証情報を取得する外部通信制御部を備え、
    情報解析部は、前記外部通信制御部で取得された免許証情報に含まれる事故情報または違反情報によって示される事故または違反の発生地点を情報記憶部に記憶されている地図情報に反映する
    ことを特徴とする請求項1記載の交通違反再発防止システム。
JP2006143080A 2006-05-23 2006-05-23 交通違反再発防止システム Pending JP2007315800A (ja)

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