JP2007315773A - 秤用質量センサの支持構造 - Google Patents

秤用質量センサの支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 あらゆる方向からの過荷重から質量センサを保護すること
【解決手段】 支持構造は、ケース10内に収納され、一端側に設けられた浮き枠部12aと、他端側に設けられた固定部12bとを備え、秤量皿20に載置される被測定物の荷重を浮き枠部12aで受けて、被測定物の質量を検出する秤用質量センサ12を支持するものである。固定部12bとケース10の構造部材との間に介装され、質量センサ12を支持するバネ部材24を有している。バネ部材24は、予め弾性変形させることにより、質量センサ12の固定部12aが構造部材側に当接するように押圧付勢するとともに、押圧付勢力よりも大きな力が加わった際に、固定部12bが当接個所から離間するように弾性変形する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、秤用質量センサの支持構造に関し、特に、過荷重が加わった際に、質量センサヘ過度な荷重が加わることを防止するショックアブソーバ機能を備えた支持構造に関するものである。
通常の計量器においては、秤量皿上の過荷重が質量センサに加わることを軽減するため、過荷重を吸収する機能が付加されている。この機能と機能部品は、ショックアブソーバと呼ばれていて、皿と皿受けとの間に、予め秤量+αの荷重が働くと、変位するバネ部材を配置したり、あるいは、センサの荷重受けとして機能する浮き枠部に同様なバネ部材を設置していた。
また、例えば、特許文献1に開示されているように、ロードセル式秤の可動端の前段側にコ字形形状の板バネ部材を介装した構成も提案されている。 さらに、特許文献2には、質量センサに接続された少なくとも1つの支持ポストと、支持ポストを支持する支持バネと、支持ポストが支持バネから離間した状態で、支持ポストの垂直移動を規制する案内部材とを備えた秤用質量センサの支持構造が提案されている。
しかしながら、上記した従来のショックアブソーバないしは秤用質量センサの支持構造には、以下に説明する技術的な課題があった。
特開2001−91349号公報 特開2001−228016号公報
すなわち、特許文献1を含む従来のショックアブソーバは、いずれも質量センサの前段側にバネ部材を介装する構造であり、秤量可能な荷重は、質量センサにそのまま伝達しなければ測定誤差が発生するので、複雑な構成になっているとともに、直上からの過荷重に対してだけ有効であり、実使用時に発生する左右方向の過荷重から質量センサを有効に保護することができなかった。
また、特許文献2に提案されている支持構造では、構成部材が少なくとも3部材必要になり、構造が複雑化するとともに、上下方向に加わる衝撃の緩和機能しかなく、左右方向の過荷重から質量センサを有効に保護することができなかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、簡単な構成により、上下方向だけでなく、左右方向を含むあらゆる方向からの過荷重から質量センサを保護することができる秤用質量センサの支持構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ケース内に収納され、一端側に設けられた荷重を受承する浮き枠部と、他端側に設けられた固定部とを備え、秤量皿に載置される被測定物の荷重を前記受承部で受けて、前記被測定物の質量を検出する秤用質量センサの支持構造において、前記固定部と前記ケースの構造部材との間に介装され、前記質量センサを支持するバネ部材を有し、前記バネ部材は、予め弾性変形させることにより、前記質量センサの固定部が前記構造部材側に当接するように押圧付勢するとともに、前記押圧付勢力よりも大きな力が加わった際に、前記固定部が前記当接個所から離間するように弾性変形するようにした。
上記構成の秤用質量センサの支持構造によれば、固定部とケースの構造部材との間に介装されるバネ部材は、予め弾性変形させることにより、質量センサの固定部が構造部材側に当接するように押圧付勢するとともに、押圧付勢力よりも大きな力が加わった際に、固定部が当接個所から離間するように弾性変形するので、押圧付勢力よりも小さい荷重は、質量センサにそのまま伝達されると共に、押圧付勢力よりも大きな過荷重が作用すると、質量センサの固定部が当接個所から離間して、過荷重は、バネ部材に加わり、この際にバネ部材が弾性変形することにより、これが吸収され、過荷重が除去されると、バネ部材の復旧により、質量センサは、初期状態に戻る。
このようなバネ部材の緩衝および復帰機能は、上下方向だけでなく、左右方向を含むあらゆる方向からの過荷重に対して発揮されるとともに、固定部とケースの構造部材との間に、質量センサを支持するバネ部材を介装することにより得られるので、構成部材が1つで済み、構造も簡単になことから、ショックアブソーバとしての信頼性も向上する。
本発明では、前記ケースは、相互に嵌合される上,下ケースを備え、前記固定部の当接個所は、前記上または下ケースに垂設ないしは起立形成されたセンサ当接部から構成することができる。
また、本発明では、前記センサ当接部には、突起や嵌合部などからなる前記固定部の位置決め部を設けることができる。
さらに、本発明では、前記バネ部材は、側面形状がコ字形の板バネから構成することができる。
またさらに、本発明では、前記バネ部材は、側面形状が略クランク状の板バネから構成することができる。
また、本発明では、前記質量センサの前記固定部は、その一端側に一体的に延長された延長部分を有し、当該延長部分を前記バネ部材とすることができる。
また、本発明では、前記コ字形の位置バネは、前記質量センサの固定部側の接続部位を、本体部よりも幅狭状にすることができる。
本発明にかかる秤用質量センサの支持構造によれば、簡単な構成により、上下方向だけでなく、左右方向を含むあらゆる方向からの過荷重から質量センサを保護することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1から図4は、本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第1実施例を示している。
これらの図に示した実施例は、本発明を電磁平衡式の電子秤に適用した場合であり、電子秤は、ケース10と、このケース10内に収納される質量センサ12とを有している。なお、発明の実施は、このような電磁平衡式の質量センサ12に限る必要はなく、例えば、歪みゲージ式の質量センサであっても良い。
ケース10は、周縁が相互に嵌合される上ケース14と下ケース16とを備えている。ケース10内には、空間18が隔成され、この空間18内に質量センサ12が設置されている。
本実施例の場合の質量センサ12は、電磁平衡式のセンサであって、一端側に上下移動自在に配置された浮き枠部12aと、この浮き枠部12aに対向する他端側に固定部12bが設けられている。
質量センサ12の上下面には、ロバーバル機構を構成する平行に配置された複数の副かん12cが設けられるとともに、荷重伝達用のレバー12dと、電磁平衡式のセンサ本体12eとが配置されている。
浮き枠部12aの上面側には、秤量皿20の下面に突設された荷重伝達部材22が固設され、浮き枠部12aは、秤量皿20に載置される被測定物の荷重を受承する受承部となっている。
質量センサ12の支持構造は、本実施例の場合、以下のように構成されている。質量センサ12は、その固定部12bと上ケース14の下面側との間にバネ部材24を介装することにより、下ケース16の上面から下質量センサ12の下端面が所定の距離だけ上方に離間するようにして浮上支持されている。
本実施例の場合、バネ部材24は、本体部26と、本体部26の両端に対向する一対の第1および第2可動片28,30を有する側面がコ字形に形成された板バネであって、所定幅の板状金属板の両端側を略90°対向するように折曲することで形成されている。
このようなバネ部材24は、上方側の一方の第1可動片28が、上ケース14の下面に一体に垂設されたバネ固定部14aに固定され、下方側の他方の第2可動片30が質量センサ12の固定部12bの下面に固定されている。
バネ部材24で質量センサ12を支持する際には、一方の可動片28が、図3に点線で示すように、予め他方の可動片30側に近接するように折り曲げて、弾性変形させておき、質量センサ12を支持した際に、オフセット荷重が加わるようにする。
すなわち、図3に点線で示すように、第1可動片28を、予め他方の可動片30側に近接するように折り曲げておいて、第1可動片28をバネ固定部14aの平坦な面にネジで固設すると、第2可動片30が予め折り曲げた量に対応して、上方側に移動した状態になる。
第2可動片30が上方に移動すると、これに伴って質量センサ12が上方に移動する。一方、質量センサ12の上端側には、固定部12bの上面に隣接し、かつ、バネ固定部14aの側方に隣接して段状に垂設されたセンサ当接部14bが設けられている。
このような位置関係において、質量センサ12が第2可動片30の上方に移動すると、固定部12bの上端面がセンサ当接部14bの下面に押圧するようにして当接される。
なお、センサ当接部14bには、例えば、固定部12bの上端縁に係止して、その位置決めを行う突起や、固定部12bの外周形状に対応した凹部を設けて、固定部12bと嵌合することでその位置決めを行うこともできる。
また、本実施例では、バネ部材24は、質量センサ12の固定部12bの下端部に一体に形成した延長部分を設け、この延長部分を所定形状に折曲することで、バネ部材24とすることも可能である。
この際の押圧付勢力は、バネ部材24のオフセット荷重によって調整することができ、このオフセット荷重は、秤の秤量可能な最大値に、所定の安全率αを加算した荷重に設定する。なお、第2可動片30は、本実施例の場合、図1に示すように、本体部26および第1可動片28の幅の略1/2幅を有するように、幅狭状に形成されている。
以上のように構成された質量センサの支持構造を備えた秤では、図3に示すように、秤量皿20に所定の精度での測定が可能な最大質量までの被測定物を載置した場合には、図3に示すように、被測定物の荷重は、質量センサ12の固定部12bが、センサ当接部12bに押圧付勢されているオフセット荷重よりも小さいので、固定部12bは、センサ当接部14bの下面から離間することなく、このような当接状態が維持されて、被測定物の荷重が質量センサ12に加えられて、所定の精度での荷重値の計測が行われる。
一方、図4に示すように、秤量皿20の前方側において、皿20を下方に移動させるような押圧付勢力よりも大きな力(過荷重W)が加わった際には、固定部12bがセンサ当接部14bから下方に離間する。
すなわち、今例えば、押圧付勢力よりも大きな過荷重Wが、図4に示すように、秤量皿20に作用すると、質量センサ12の固定部12bは、バネ部材24の付勢力に打ち勝って、上ケース14のセンサ当接部14bから所定間隔δだけ離間する。
このように質量センサ12がセンサ当接部14bから離間すると、その結果、過荷重Wは、バネ部材24に加わり、この際にバネ部材24が弾性変形することにより、これが吸収される。そして、過荷重Wが除去されると、バネ部材24の復旧により、質量センサ12は、初期状態に戻る。
このようなバネ部材24の緩衝および復帰機能は、上下方向だけでなく、左右方向を含むあらゆる方向からの過荷重Wに対して発揮されるとともに、固定部12bとケース10のバネ固定部14bとの間に、質量センサ12を支持するバネ部材を24介装することだけで得られるので、構成部材が1つで済み、構造も簡単になる。
図5は、本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第2実施例を示しており、上記第1実施例と同一もしくは相当する部分には、同一符号を付してその説明を省略するとともに、以下に特徴点についてのみ説明する。
本実施例の質量センサ12の支持構造は、上記第1実施例と同様に、固定部12bと上ケース14の下面側との間にバネ部材24を介装することにより、下ケース16の上面から下質量センサ12の下端面が所定の距離だけ上方に離間するようにして浮上支持されている。
バネ部材24は、上記実施例と同様に、本体部26と、本体部26の両端に対向する一対の第1および第2可動片28,30を有する側面がコ字形に形成された板バネであって、所定幅の板状金属板の両端側を略90°対向するように折曲することで形成されている。
バネ部材24は、一方の第1可動片28が、上ケース14の下面に一体に垂設されたバネ固定部14aに固定され、他方の第2可動片30が質量センサ12の固定部12bの下面に固定されている。
バネ部材24で質量センサ12を支持する際には、一方の可動片28が、上記実施例と同様に、予め他方の可動片30側に近接するように折り曲げて、弾性変形させておき、質量センサ12を支持した際に、オフセット荷重が加わるようにする。
一方、質量センサ12の上端側には、下ケース16の下面から上方に向けて起立形成された略L字状のセンサ当接部16bが設けられている。センサ当接部16bは、バネ部材24にオフセット荷重が加わるようにして、バネ固定部14aに固設した際に、可動片30の上方移動に伴って、質量センサ12が上方に移動すると、固定部12bの上端面が、センサ当接部16bの下面に押圧されるようにして当接される。この際の押圧付勢力は、上記実施例と同様な荷重に設定される。
このように構成した第2実施例においても、秤量皿20に所定の精度での測定が可能な最大質量までの被測定物を載置した場合、および、過荷重Wが作用した場合、のそれぞれにおいて、上記第1実施例と同様な挙動を示し、同等の作用効果を奏することができる。
図6は、本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第3実施例を示しており、上記第1実施例と同一もしくは相当する部分には、同一符号を付してその説明を省略するとともに、以下に特徴点についてのみ説明する。
本実施例の質量センサ12の支持構造は、上記第1実施例と同様に、質量センサ12の固定部12bと下ケース16の上面側との間にバネ部材24aを介装することにより、下ケース16の上面から質量センサ12の下端面が所定の距離だけ上方に離間するようにして浮上支持されている。
バネ部材24aは、本実施例の場合、本体部26aと、本体部26aの両端に延設された一対の第1および第2可動片28a,30aを有する側面が概略クランク状に形成された板バネであって、所定幅の板状金属板の両端側を相互に平行になるように折曲することで形成されている。
バネ部材24aは、一方の第1可動片28aが、下ケース16の下面に一体に突出形成されたバネ固定部16aに固定され、他方の第2可動片30が質量センサ12の固定部12bの下面に固定されている。
バネ部材24aで質量センサ12を支持する際には、一方の可動方片28aを、上記実施例と同様に、予め他方の可動片30a側に近接するように折り曲げて、弾性変形させておき、質量センサ12を支持した際に、オフセット荷重が加わるようにする。
一方、質量センサ12の上端側には、上ケース14の下面側には、下方に向けて段状に突出するセンサ当接部14bが設けられている。センサ当接部14bには、バネ部材24aにオフセット荷重が加わるようにして、バネ固定部16aに固設した際に、可動片30aの上方移動に伴って、質量センサ12が上方に移動すると、固定部12bの上端面が、センサ当接部14bの下面に押圧されるようにして当接される。この際の押圧付勢力は、上記実施例と同様な荷重に設定される。
このように構成した第3実施例においても、秤量皿20に所定の精度での測定が可能な最大質量までの被測定物を載置した場合には、被測定物の荷重は、質量センサ12の固定部12bが、センサ当接部14bに押圧付勢されているオフセット荷重よりも小さいので、固定部12bは、センサ当接部14bの下面から離間することなく、このような当接状態が維持されて、被測定物の荷重が質量センサ12に加えられて、所定の精度での荷重値の計測が行われる。
一方、秤量皿20の前方側において、皿20を下方に移動させるような押圧付勢力よりも大きな力(過荷重)が加わった際には、バネ部材24aの付勢力に打ち勝って、固定部12bがセンサ当接部14bから下方に離間するので、過荷重Wは、バネ部材24aに加わり、この際にバネ部材24aが弾性変形することにより、これが吸収される。
そして、過荷重Wが除去されると、バネ部材24aの復旧により、質量センサ12は、初期状態に戻り、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。
図7は、本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第4実施例を示しており、上記第1実施例と同一もしくは相当する部分には、同一符号を付してその説明を省略するとともに、以下に特徴点についてのみ説明する。
本実施例の質量センサ12の支持構造は、質量センサ12の固定部12aと下ケース16の上面側との間に、上記第3実施例と同様な形状のバネ部材24aを介装することにより、下ケース16の上面から質量センサ12の下端面が所定の距離だけ上方に離間するようにして浮上支持されている。
バネ部材24aは、第3実施例と同様に、本体部26aと、本体部26aの両端に延設された一対の第1および第2可動片28a,30aとを有する側面が概略クランク状に形成された板バネである。
バネ部材24aは、上記第3実施例度同様に、一方の第1可動片28aが、下ケース16の下面に一体に突出形成されたバネ固定部16aに固定され、他方の第2可動片30が質量センサ12の固定部12bの下面に固定され、この際に、オフセット荷重が加わるようにする。
一方、質量センサ12の上端側には、下ケース16の下面側から上方に起立するように形成された略L字形のセンサ当接部16bが設けられている。センサ当接部16bには、バネ部材24aにオフセット荷重が加わるようにして、バネ固定部16aに固設した際に、可動片30aの上方移動に伴って、質量センサ12が上方に移動すると、固定部12bの上端面が、センサ当接部16bの下面に押圧されるようにして当接される。この際の押圧付勢力は、上記実施例と同様な荷重に設定される。
このように構成した第4実施例においても、秤量皿20に所定の精度での測定が可能な最大質量までの被測定物を載置した場合、および、過荷重Wが作用した場合、それぞれにおいて、上記第3実施例と同様な挙動を示し、同等の作用効果を奏することかできる。
なお、上記各実施例では、質量センサ12を浮上支持する手段として、板バネを採用した場合を例示したが、本発明の実施は、これに限定されることはなく、他のバネ部材、例えば、コイルバネであっても良い。
本発明にかかる秤用質量センサの支持構造によれば、簡単な構成により、上下方向だけでなく、左右方向を含むあらゆる方向からの過荷重から質量センサを保護することができるので、この種の分野で技術を有効に活用することができる。
本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第1実施例を示す断面説明図である。 図1の秤において、下ケースを取外した際の、図1における矢印A方向の平面図である。 図1に示した支持構造において、バネ部材を介して質量センサを取付ける際の断面説明図である。 図1示した秤において過荷重が作用した際の断面説明図である。 本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第2実施例を示す断面説明図である。 本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第3実施例を示す断面説明図である。 本発明にかかる秤用質量センサの支持構造の第1実施例を示す断面説明図である。
符号の説明
10 ケース
12 質量センサ
12a 浮き枠部(荷重受承部)
12b 固定部
14 上ケース
14a バネ固定部
14b センサ当接部
16 下ケース
16a バネ固定部
16b センサ当接部
20 秤量皿
24,24a バネ部材

Claims (7)

  1. ケース内に収納され、一端側に設けられた荷重を受承する浮き枠部と、他端側に設けられた固定部とを備え、秤量皿に載置される被測定物の荷重を前記受承部で受けて、前記被測定物の質量を検出する秤用質量センサの支持構造において、
    前記固定部と前記ケースとの間に介装され、前記質量センサを支持するバネ部材を有し、
    前記バネ部材は、予め弾性変形させることにより、前記質量センサの固定部が前記ケースに当接するように押圧付勢するとともに、前記押圧付勢力よりも大きな力が加わった際に、前記固定部が前記ケースの当接個所から離間するように弾性変形することを特徴とする秤用質量センサの支持構造。
  2. 前記ケースは、相互に嵌合される上,下ケースを備え、
    前記固定部の当接個所は、前記上または下ケースに垂設ないしは起立形成されたセンサ当接部からなることを特徴とする請求項1記載の秤用質量センサの支持構造。
  3. 前記センサ当接部には、突起や嵌合部などからなる前記固定部の位置決め部を有することを特徴とする請求項1または2記載の秤用質量センサの支持構造。
  4. 前記バネ部材は、側面形状がコ字形の板バネから構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の秤用質量センサの支持構造。
  5. 前記バネ部材は、側面形状が略クランク状の板バネから構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の秤用質量センサの支持構造。
  6. 前記質量センサの前記固定部は、その一端側に一体的に延長された延長部分を有し、当該延長部分を前記バネ部材とすることを特徴とする請求項5記載の秤用質量センサの支持構造。
  7. 前記コ字形の位置バネは、前記質量センサの固定部側の接続部位が、本体部よりも幅狭状になっていることを特徴とする請求項4記載の秤用質量センサの支持構造。
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