JP6432953B2 - 動物用体重計 - Google Patents

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Description

この発明は、動物実験に使用される動物用体重計に関するものである。
マウスやラット等の実験用動物は、環境を管理された専用の飼育容器で飼育されている。動物実験が始まると、薬剤や毒物の投与による影響を観察するために、動物の体重を継続的に測定することが行われる。これには、現在まで単純に、飼育容器から動物を取り出し計量器に載せて測定する方法が採用されているが、手間やコスト面に加え、実験者が動物に触れることにより実験者と動物相互に感染症や危険物質と接触するという危険性と、人との接触により動物側の受けるストレスの問題があり、動物の体重測定を自動化したいというニーズがある。
これに対し、例えば特許文献1および2では、飼育容器を計量器上に自動昇降可能に構成した装置により、動物に触れることなく動物の体重測定を行なっている。
特開平11−337389号公報 特開2002−360097号公報
しかし、特許文献1および2のような装置では、装置設備が大掛かりとなり、実験コスト増を招く。
本発明の目的は、簡易な構成で、自動で動物の体重を連続して長時間測定する動物用体重計を提供し、動物の体重変化や動物の運動量および活性評価を含む行動評価方法を確立することにある。
上記課題を解決するために、本発明の動物用体重計は、実験用動物の飼育容器と、質量センサに支持された計量皿を有する計量器と、を備え、前記計量皿を前記飼育容器の飼育空間内に配置し、前記質量センサを前記飼育空間の内または外に配置する。
本発明のある態様の動物用体重計は、前記計量器は前記計量皿を支持するための皿支柱を備え、前記飼育空間の底面は前記皿支柱を通す底面開口部を備え、前記皿支柱は前記飼育空間の底面から前記飼育空間内に突出し、前記計量皿を前記飼育空間内に配置する。
計量器の計量皿を飼育空間内に配置することで、容器内の動物が皿に載った時の計量値変化により、動物の体重変化や運動量をはじめとする活動状態を連続的に測定・記録することができる。また、動物の体重変化が自動で測定できるため、実験者は動物と接触することなく安全に動物の体重推移を測定でき、体重の変化や動物の運動状態などを飼育空間内で動物の飼育環境を継続したままの条件下で体重測定できるため、動物に新規のストレスを与えることなく実験を行える。また、動物容器を計量器上で昇降させる等の付帯装置は必要なく、計量皿を飼育空間に入れるという簡易な構成で、正確な動物の体重を時系列で測定できる。また、飼育空間外に質量センサを配置すれば、動物の排泄物などによる計量器本体の汚染を排除または低減できる。また、計量皿のみを清掃管理または計量皿を使い捨てにすれば、計量器まわりの清掃は不要となる。
上記態様において、前記皿支柱と前記底面開口部の間には、前記皿支柱を周方向に囲う周壁部が形成され、前記周壁部の外周は前記底面開口部と略一致するのも好ましい。飼育空間内の計量皿と質量センサの連結部となる皿支柱に周壁部を形成することで、皿支柱に飼育容器が接触干渉し計量値に影響を及ぼすのを防ぐことができる。また、周壁部の外周を底面開口部と嵌合状態とし略一致させることにより、飼育容器と計量器を位置決めすることができる。
上記態様において、前記周壁部と前記底面開口部の間には、環状にシール部材が配置されるのも好ましい。実験が開始されると、飼育空間は環境管理される空間となる。飼育空間外に計量器を配置した場合は、底面開口部まわりに隙間が生じ、設計された飼育空間内への空気の流入および流出を可能とする入口および出口とは異なる新たな空気の流路が生じるおそれがある。これに対し、上記構成において周壁部と底面開口部の間を環状にシール部材で密閉することで、環境管理された空気以外の空気の流入出を防ぐことができる。また、周壁部と底面開口部間に隙間があると、ここから餌や糞尿が漏れ計量器本体内へ侵入するおそれがあるが、上記シール部材により、計量器本体の汚染も防止することができる。
上記態様において、前記周壁部と前記皿支柱の間には、ダイアフラム状の第2のシール部材が配置されるのも好ましい。周壁部と皿支柱の間にも第2のシール部材を配置することで、上記の空気の流入出の問題と計量器本体内部への汚染拡散の問題を防止することができる。また、第2のシール部材にダイアフラム状のものを選択することで、皿支柱の移動に第2のシール部材が干渉することがなく、計量値への影響を低減できる。
上記態様において、前記周壁部の少なくとも基端部側は下方に向けて径が大きく形成されるのも好ましい。上記シール部材に加え、皿支柱の外周構造となる周壁部を傾斜させることで、計量器本体内への餌や糞尿漏れがより防止できる。
上記態様において、前記飼育容器は、飼育容器全体の重量を支える支持部材により支持されるのも好ましい。前記支持部材は、前記計量器を収容可能なケースであり、ケース上面に前記底面開口部と対応するケース穴を有することも好ましい。あるいは、前記支持部材は、前記計量器を配置した床面および/または前記計量器の本体上面に形成されるのも好ましい。これにより、飼育容器は、飼育容器全体の重量を支える支持部材により支持されるので、飼育容器そのものの重量をはじめ、餌や水、飼育材等の重量も全て支持部材が受けるため、計量皿に載ったもの以外の重さは計量されないように構成できる。
上記態様において、前記質量センサからの計量データは無線送信機により解析装置へ出力され、前記無線送信機は前記ケース側面に固定されるのも好ましい。
本発明の動物用体重計によれば、簡易な構成で、自動で動物の体重を測定することができる。
第1の実施形態に係る動物用体重計の構成図である。 図1の縦断面図である。 図1の周壁部を示す斜視図である。 図1に第2のシール部材を配置した例を示す要部断面図である。 図1の支持部材の変形例である。 図1の支持部材の変形例である。 第2の実施形態に係る動物用体重計の構成図である。 第3の実施形態に係る動物用体重計の構成図である。 図3の周壁部の変形例である。
次に、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本形態の動物用体重計1は、計量器2と、飼育容器3と、支持ケース4と、無線送信機5を有する。
図2に示すように、計量器2は、質量センサ21を内蔵する本体ケース22と、計量皿23と、皿支柱24と、周壁部25を有する。
質量センサ21は、電磁平衡式、歪ゲージ式、または静電容量式など、計量皿23上に載ったものの計量データが得られるものであればよい。質量センサ21は、実験対象となる動物の体重に応じたひょう量や最小表示(計量値の読み取り精度)、強度性能を備えるものが適宜選定されてよい。質量センサ21の性能選定については、体重60kgの人間で静止状態で重心揺動が1〜10g発生し、計量値が安定しないことを考慮すれば、例えば体重30gのマウスを対象とする場合は、60000g:10g=30g:xgから、x=5mgであり、ひょう量3kg、最小表示1〜10mgの計量器の使用が適する、との選定が可能である。
皿支柱24は、計量皿23と質量センサ21を連結する中空部材であり、質量センサ21に固定され、質量センサ21から上方に垂直方向に延びている。なお、計量皿と質量センサを連結するという意味で皿支柱に相当する部材は従来の計量器の構成においても見られるが、本形態の皿支柱24は、計量皿23を飼育容器3内に突出させるための所要の長さ(高さ)が設定されることが特徴である。
計量皿23は、皿の下面中心位置に下方に突起する皿ボス231が形成されている。計量皿23は、皿ボス231を皿支柱24に挿入することにより、位置決めされるとともに、皿支柱24によって下方支持される。
周壁部25は、図3に示すように、垂直部251と水平部252を有する。垂直部251は、本体ケース22から突出した皿支柱24を周方向に囲う中空部である。水平部252は、垂直部251のベース部であり、本体ケース22の上面または上面に設定されている凹部などに固定される。
次に、飼育容器3は、図2に示すように、空気の流入口31、流出口32、給餌部33、給水部34などを有する。本形態では、飼育容器3内の全体が飼育空間Sとなる。容器底面(飼育空間の底面)35には、皿支柱24および周壁部25を通すための底面開口部36が形成されている。底面開口部36の形状(直径)は、周壁部25の外径と略一致している。
これに加え、飼育容器3には環境管理された空気が流入出することに備え、周壁部25の外周と底面開口部36の内周に生じるおそれのある隙間を無くすために、環状のシール部材51が配置される。シール部材51は、ダイアフラムまたはOリング等が使用されてよく、図2に示すように、飼育容器3内において、周壁部25の外周を取り囲むように嵌めこまれる。
飼育容器3は、図1および図2に示すように、支持ケース(支持部材)4により下方支持されている。支持ケース4は、ベース部43とケース部44を有する。支持ケース4は、前方に開口部を有し、ここから計量器2の操作が可能である。ベース部43には、高さ調節のための脚コマ45が設けられている。ケース部44の上面には、飼育容器3の底面開口部36に対応する位置に、ケース穴46が形成されている。ケース穴46の形状(直径)は、シール部材51により気密性が確保されているため、計量器2からの皿支柱24および周壁部25を通すことができればよく、周壁部25の外径より大きくてもよい。ケース部44の上面四隅には、飼育容器3を概略位置決めするための位置決め突起47が形成されている。
支持ケース4には、無線送信機5が設置されている。質量センサ21で検出された計量データは、計量器2内のCPUにより計量値に変換され、RS-232Cケーブルを介して無線送信機5に出力され、無線によりパーソナルコンピュータ(以下、PC)などの解析装置に出力される。解析装置は、CPU、ROM、RAM等を有する汎用のものでよい。解析装置は、計量器2から出力された計量値を継続的に記録する。
以上の動物用体重計1によれば、計量皿23は飼育容器3(飼育空間S)内に配置され、質量センサ21は飼育容器3(飼育空間S)外に配置される。また、飼育容器3は支持ケース4により支持されているため、飼育容器3そのものの重量をはじめ、餌や水、その他の飼育紙等の重量も全て支持ケース4が受けるため、計量皿23に載ったもの以外の重さは計量されない。このため、飼育容器3内に配置された計量皿23に動物が載った時の計量値変化により、動物の体重変化や運動量を連続的に測定・記録することができる。
この動物用体重計1を用いれば、動物の体重変化は自動で測定できるため、実験者は動物と接触することがなく、感染や汚染から安全である。また、動物の飼育環境を継続したまま体重測定できるため、動物に計量作業により発生するストレスを与えることなく実験を行える。なお、容器内の動物が計量皿23に載った時の計量値変化により動物の体重を測定するため、動物が計量皿23に載るように、飼育容器3を計量皿23の近くに給餌部33や給水部34が設置されるように設計したり、計量皿23と容器底面35の段差を解消するための傾斜部またはステップ部を飼育容器3に形成または配置するように設計するのも好適である。
また、この動物用体重計1は、飼育容器3を昇降させる等の大掛かりな付帯装置は必要なく、計量皿23を飼育容器3(飼育空間S)内に入れるという簡易な構成で、動物の体重測定が実現可能となる。
さらに、計量皿23のみを清掃管理、または計量皿23を使い捨てにすれば、計量器2まわりの清掃は不要となり、実験コストも低減できる。
また、飼育容器3の外(飼育空間Sの外)に質量センサ21が配置されているので、計量器2の本体内(質量センサ21等を含む本体ケース22内)への汚染を排除または低減できる。
また、飼育容器3内の計量皿23と質量センサ21の連結部となる皿支柱24に周壁部25を形成することで、皿支柱24に飼育容器3が接触干渉し計量値に影響を及ぼすのを防ぐことができる。また、周壁部25の外周を底面開口部36と略一致させることにより、飼育容器3と計量器2を位置決めすることができる。
また、実験が開始されると、飼育容器3内は、環境管理された空気が流入口31から入れられ流出口32から排出され、閉鎖空間とされる場合がある。本形態の動物用体重計1は、飼育容器3外に計量器2を配置するため底面開口部36を設けており、この隙間が新たな空気流となるおそれがある。これに対し、周壁部25と底面開口部36の間はシール部材51により環状に密閉することで、環境管理された空気以外の空気の流入出を防ぐことができる。また、底面開口部36まわりに隙間があると、ここから餌や糞尿が漏れ、計量器2の本体内へ侵入するおそれがあるが、シール部材51はこの汚染も防止できる。なお、計量器2本体が従来公知の防水構造となっているものを使用してもよい。
次に、周壁部25まわりの好適な変形例を示す。図4に示すように、この場合の周壁部25は、周壁部25と皿支柱24の間に、ダイアフラム状の第2のシール部材52が環状配置される。シール部材51により底面開口部36への処理は対応されているが、厳密には、周壁部25と皿支柱24の間も密閉することが好ましい。そのため、周壁部25と皿支柱24の間にも第2のシール部材52を配置することで、空気の流入出の問題と計量器2内汚染の問題を、より防止することができる。また、第2のシール部材52にダイアフラム状のものを選択することで、荷重を受けた際の皿支柱24の移動に第2のシール部材52が干渉することがなく、計量値への影響を低減できる。
次に、支持部材の好適な変形例を示す。図5に示すように、飼育容器3は、支持台41と、支持突起42により、下方支持されている。支持台41は、計量器2を配置した床面に配置され、飼育容器3を支持する。支持突起42は、本体ケース22の上面に形成され、飼育容器3を支持する。支持台41と支持突起42は、飼育容器3全体の重量を支えられれば、どちらか一方でもよい。また、支持台41および支持突起42の数、位置、強度等は、対象動物や実験態様に応じて任意に設計されてよい。支持突起42は、本体ケース22の上面に一体に形成されてもよいし、別部材として本体ケース22の上面に固定されてもよい。または、支持台41および支持突起42は、図6に示すように、飼育容器3に一体に形成されてもよい。
(第2の実施形態)
本形態で、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号をもって説明を省略する。本形態の動物用体重計1は、図7に示すように、飼育容器3内に水平の仕切り板37を追加し、計量器2の本体(質量センサ21を含む本体ケース22)は飼育容器3内に配置されている。本形態では、この仕切り板37より上方が飼育空間Sとなり、仕切り板37が飼育空間の底面となる。本形態の動物用体重計1は、計量皿23を飼育空間S内に突出させるための所要の長さ(高さ)が設定された皿支柱24と、皿支柱24を周方向に囲う周壁部25と、周壁部25の外周を取り囲む環状のシール部材51とを有する。仕切り板37には底面開口部36が形成され、仕切り板37は支持突起41および/または支持台42によって下方支持されている。これにより、飼育空間S内に計量皿23が配置され、飼育空間S外に質量センサ21を含む本体ケース22が配置される。仕切り板37より下方の空間には、無線送信機5が設置されている。質量センサ21で検出された計量データは、RS-232Cケーブルを介して無線送信機5に出力され、無線により解析装置に出力される。
このように、計量器2を飼育容器3内に配置しても、第1の実施形態と同様に、動物の体重変化が自動で測定できる。また、仕切り板37より質量センサ21を飼育空間Sから隔離すれば、第1の実施形態と同様に、計量器2本体内への汚染および空気の流入出の問題も防止できる。
(第3の実施形態)
本形態の動物用体重計1は、第2の実施形態のような仕切り板37を使用しないで、計量器2の本体を飼育容器3内に配置した例である。本形態では、図8に示すように、計量皿23および質量センサ21を含む本体ケース22が飼育空間S内に配置されている。本形態では、飼育空間Sに底面開口部36は存在しないが、計量器2本体内への餌や糞尿漏れを防止するために、皿支柱24を周方向に囲う周壁部25と、周壁部25の外周を取り囲む環状のシール部材51とを配置するのが好ましい。さらに、質量センサ21が飼育空間S内に配置されるので、周壁部25と皿支柱24の間に第2のシール部材52を配置するのが好ましい。無線送信機5は、本体ケース22内に設置され、無線により解析装置に出力されるのが好ましい。
このように、計量器2全体を飼育空間S内に配置した場合も、第1の実施形態と同様に、動物の体重変化が自動で測定できる。また、仕切り板37を設けずに計量器2の本体を飼育空間S内に配置しても、計量器2本体内への餌や糞尿漏れの問題を防止すれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、図5、図7の形態で有効な、周壁部25の好適な変形例を示す。図9に示すように、この場合の周壁部25は、垂直部251の基端部側に膨張部253を有する。膨張部253は、放物面状に、下方に向けて径が大きくなるように形成されている。このように、皿支柱24を飼育容器3内に突出させ、上記のシール部材51を配置することに加え、その外周構造となる周壁部25を傾斜させることで、計量器2の本体への餌や糞尿漏れがより防止できる。また、膨張部253の上方部254の傾斜を緩やかに形成することで、上方部254でも飼育容器3の荷重を受けることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態および変形例を述べたが、これらは本発明の一例であり、各形態および各変形例を当業者の知識に基づいて組み合わせることも可能であり、そのような形態は本発明の範囲に含まれる。
1 動物用体重計
2 計量器
3 飼育容器
4 支持ケース(支持部材)
5 無線送信機
21 質量センサ
22 本体ケース
23 計量皿
24 皿支柱
25 周壁部
35 容器底面(飼育空間の底面)
36 底面開口部
37 仕切り板(飼育空間の底面)
41 支持台(支持部材)
42 支持突起(支持部材)
43 ベース部(支持部材)
44 ケース部(支持部材)
51 シール部材
52 第2のシール部材
S 飼育空間

Claims (9)

  1. 実験用動物の飼育容器と、質量センサに支持された計量皿を有する計量器と、を備え、前記計量器は前記計量皿を支持するための皿支柱を備え、前記飼育容器の飼育空間の底面は前記皿支柱を通す底面開口部を備え、前記皿支柱を前記飼育空間の底面から前記飼育空間内に突出し、前記計量皿を前記飼育空間内に配置し、前記質量センサを前記飼育空間の外に配置することを特徴とする動物用体重計。
  2. 前記皿支柱と前記底面開口部の間には、前記皿支柱を周方向に囲う周壁部が形成され、前記周壁部の外周は前記底面開口部と略一致することを特徴とする請求項2に記載の動物用体重計。
  3. 前記周壁部と前記底面開口部の間には、環状にシール部材が配置されることを特徴とする請求項3に記載の動物用体重計。
  4. 前記周壁部と前記皿支柱の間には、ダイアフラム状の第2のシール部材が配置されることを特徴とする請求項4に記載の動物用体重計。
  5. 前記周壁部の少なくとも基端部側は下方に向けて径が大きく形成されたことを特徴とする請求項4に記載の動物用体重計。
  6. 前記飼育容器は、飼育容器全体の重量を支える支持部材により支持されることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の動物用体重計。
  7. 前記支持部材は、前記計量器を収容可能なケースであり、ケース上面に前記底面開口部と対応するケース穴を有することを特徴とする請求項7に記載の動物用体重計。
  8. 前記支持部材は、前記計量器を配置した床面および/または前記計量器の本体上面に形成されることを特徴とする請求項7に記載の動物用体重計。
  9. 前記質量センサからの計量データは無線送信機により解析装置へ出力され、前記無線送信機は前記ケース側面に固定されることを特徴とする請求項8に記載の動物用体重計。
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