JPH11337389A - 実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装置 - Google Patents

実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装置

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JPH11337389A
JPH11337389A JP14869498A JP14869498A JPH11337389A JP H11337389 A JPH11337389 A JP H11337389A JP 14869498 A JP14869498 A JP 14869498A JP 14869498 A JP14869498 A JP 14869498A JP H11337389 A JPH11337389 A JP H11337389A
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Masahiro Hiruta
田 政 宏 蛭
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Tsumura and Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実験用小動物の体重及び摂餌量を単一の電子
軽量装置で測定できる、安価な自動測定装置を提供す
る。 【解決手段】 フレーム1の下部に配置した電子天秤2
上に重量測定台3を設置し、その上方に、他物との重量
測定上の干渉をなくした、飼育用ケージ17を有する第
1の受け板4及び摂餌容器40を有する第2の受け板5
を設け、これらの受け板4と5を独立に載置する第1、
第2の載置台9と10を重量測定台3上に設け、フレー
ム1に、これらの受け板4と5を個別に昇降して、受け
板4と5を載置台9と10から持ち上げた非測定状態
と、載置台上に載置した測定状態に保持する第1、第2
の昇降装置6,7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実験用小動物の体
重及び摂餌量を自動測定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薬剤の作用等に関する小動物(例えば、
マウス、ラット、モルモット等)の飼育実験において
は、小動物の体重及び摂餌量の測定が重要であり、これ
らの測定を所定の時間間隔で正確に行う必要がある。し
かも、小動物をその都度取り出して測定したりする場合
は勿論、小動物に観察者の気配を感じさせたりしても、
小動物は少なからずストレスを受けるので、小動物を飼
育管理者から隔離した状態で自動測定を可能にする必要
がある。
【0003】このような実験用小動物の体重及び摂餌量
の自動測定に際して、小動物を載せた浮き床あるいは小
動物を収容したケージを計量装置に吊り下げ、浮き床や
ケージとともに小動物の体重測定を行う場合には、小動
物の運動に伴って浮き床やケージが動揺し、測定に際し
て比較的大きな誤差が生じる可能性がある。このような
問題は、摂餌量の測定においても同様である。したがっ
て、実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定において
は、小動物が運動してもそれを収容したケージ等が安定
的に支持されていることが要求される。
【0004】一方、上記小動物の体重及び摂餌量の測定
は、比較的正確に行う必要があるので、一般に電子天秤
等の電子計量装置が使用されるが、体重及び摂餌量の測
定のそれぞれに別個の電子計量装置を使用すると、これ
らを制御する制御装置を含めて自動測定装置全体の価格
が非常に高価なものとなり、できるだけ安価な供給を望
むユーザーの要望を満たせなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解消するためのもので、その基本的な技術的課題
は、実験用小動物の体重及び摂餌量を単一の電子計量装
置で測定できるようにした安価な自動測定装置を提供す
ることにある。
【0006】本発明の他の技術的課題は、簡単な構造で
確実に実験用小動物の体重及び摂餌量を個別的に自動測
定できるようにした装置を提供することにある。本発明
のさらに他の技術的課題は、小動物の飼育用ケージ及び
摂餌容器を、これらの重量測定位置と飼育時位置との両
者において、小動物の運動によっても動揺しないよう
に、常に安定的に保持できるようにした自動測定装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動測定装置は、フレームの下部に配置した
単一の電子計量装置上に重量測定台を設置し、この重量
測定台の上方に、小動物の飼育用ケージを有する第1の
受け板と摂餌容器を有する第2の受け板とを、それぞれ
他物との重量測定上の干渉がないように設け、上記重量
測定台上に、上記第1、第2の受け板を独立に載置する
ための第1、第2の載置台を設け、上記フレームに、上
記第1、第2の受け板をそれぞれ独立に支持して、これ
らの受け板を対応する載置台から持ち上げた非測定状態
とこれらの載置台上に載置した測定状態とに保持する昇
降装置を設けて、単一の電子計量装置により実験用小動
物の体重及び摂餌量を個別に測定可能にしたことを特徴
とするものである。
【0008】上記実験用小動物の体重及び摂餌量の自動
測定装置においては、昇降装置を、フレームに支持され
てモータにより緩回転される第1、第2の受け板昇降用
の各回転軸に、それぞれ対応する受け板に係合して上下
動することによりこれらの受け板を昇降させる爪を設け
ることにより構成し、その際に、第1、第2の受け板と
これらが載置される上記載置台との間、及びこれらの受
け板昇降用の回転軸に設けた爪と各受け板との間に、こ
れらの接触時に互いに嵌合する凹凸を設けることが有効
である。
【0009】さらに、本発明の自動測定装置において
は、小動物の飼育用ケージの床面を、糞尿を飼育用ケー
ジ下方の糞尿受け皿に落下させる網により形成し、摂餌
容器の下部に食べこぼしの飼料を受けて該摂餌容器内の
飼料とともに計量の対象とする食べこぼし受けを付設
し、また、第1の受け板の下方に第2の受け板を配設
し、第1の載置台を、第2の受け板に非接触で該受け板
上における第1の受け板の直下に導出し、摂餌容器を、
第1の受け板に設けた摂餌容器孔を通して、非接触で飼
育用ケージにおける摂餌窓の側方に突出させることが有
効である。
【0010】上記構成を有する実験用小動物の体重及び
摂餌量の自動測定装置においては、飼育用ケージ内で実
験用小動物を飼育する場合、通常は、昇降装置のモータ
により各回転軸に設けた爪を起立させて、第1、第2の
受け板を電子計量装置から離間した状態で支持してい
る。小動物の体重の測定に際しては、昇降装置のモータ
により一方の回転軸に設けた爪を倒伏させると、第1の
受け板が体重測定用の載置台に載置されてその重量が重
量測定台に作用するので、電子計量装置によって小動物
の体重を測定することができる。
【0011】また、小動物の摂餌量の自動測定に際して
は、昇降装置のモータにより他方の回転軸に設けた爪を
倒伏させると、第2の受け板が第2の載置台に載置され
てその重量が重量測定台に作用するので、電子計量装置
によって小動物の摂餌量を測定することができる。この
場合、小動物が食べこぼした飼料は、食べこぼし受けが
受けて摂餌容器内の残存飼料とともに計量される。
【0012】上記昇降装置は、他物との重量測定上の干
渉なしに、第1、第2の受け板を個別に昇降させるの
で、単一の電子計量装置によって小動物の体重と摂餌量
とを測定することができる。また、第1、第2の受け板
の昇降を爪の緩回転によって行うので、これらの受け板
が昇降しても、飼育用ケージ内の小動物を驚かしたりシ
ョックを与えたりすることがない。
【0013】上記第1、第2の受け板は、上昇時におい
ては対応する昇降装置の爪と互いに嵌合する凹凸によっ
て、下降時においては対応する載置台と互いに嵌合する
凹凸によって、それぞれ安定的に支持されるので、飼育
用ケージ内の小動物が運動してもケージが揺動すること
はない。
【0014】
【発明の実施の形態】図は、本発明に係る実験用小動物
の体重及び摂餌量の自動測定装置の実施例を示してい
る。この実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装置
は、上面が開口する箱状のフレーム1と、フレーム1の
底壁に配置された電子計量装置(図示の例は電子天秤)
2と、電子天秤2上に設置された重量測定台3と、重量
測定台3の上方に個別に昇降可能に設置された第1、第
2の受け板4,5と、これらの受け板を個別に昇降させ
る第1、第2の昇降装置6,7とを備えている。
【0015】上記重量測定台3の四隅には、第1、第2
の受け板4,5を独立して載置する第1、第2の載置台
9,10がそれぞれ設けられており、第1の載置台9
は、第2の受け板5に開設された貫通孔5aを通って受
け板5より上方に突出している(図3参照)。そして、
これらの載置台9,10の先端には、下降したこれらの
受け板4,5が載置される載置部11と、その中心部分
に突設する円錐形の係合突起12とが形成されている。
【0016】図2に詳細を示す第1の受け板4は、四周
に立設する枠14を有し、四隅に第1の載置台9の係合
突起12が嵌合する係合孔15が、裏面の四隅に第1の
昇降装置6の後記する爪36aに設けた係合凹部37に
嵌合する円錐形の係合突起16がそれぞれ形成されてお
り(図5も参照)、中央部に、飼育用ケージ17が、図
示を省略しているボルト等の適宜の手段によって取り外
し可能に取付けられている。また第1の受け板4には、
飼育用ケージ17に近接した位置に、摂餌容器入れ18
が非接触で挿入される摂餌容器孔19が形成されてい
る。
【0017】第2の受け板5は、図3に示すように枠状
に形成され、第1の受け板4と同様に四隅に第2の載置
台10の係合突起12が嵌合する係合孔21が、裏面の
四隅に第2の昇降装置6の後記する爪36bに設けた係
合凹部37に嵌合する円錐形の係合突起22がそれぞれ
形成されており、上記摂餌容器孔19と対向する箇所
に、摂餌容器入れ18とその設置台23が設けられてい
る。
【0018】上記飼育用ケージ17は、糞尿等が下方に
落下するようにその床面を金網によって形成し、ケージ
内のマウス等の小動物(図示省略)を外部から観察でき
るように、周壁及び天井を透明な合成樹脂板によって形
成し、周壁の上記摂餌容器入れ18と対向する箇所に摂
餌窓25が形成されている。また、飼育用ケージ17の
摂餌窓25に近接する位置には給水室26が取付けられ
ており、これに対応する周壁に水飲み口が開設されてい
る。さらに、第1の受け板4と第2の受け板5との間に
は、小動物の糞尿を受けるための糞尿受け皿28が、屈
曲する両縁を図1におけるフレーム1の前後方向の壁面
上部に係止することによって、取り外し可能に設けられ
ている。
【0019】フレーム1の対向する一対の壁面には、第
1、第2の昇降装置6,7がそれぞれ設けられている。
これらの昇降装置6,7は、いずれもモータ30a,3
0bと、ブラケット32,32に回転可能に軸支され減
速機構(図示省略)によって減速回転する回転軸33
a,33bと、貫通孔34を有し、止めねじ35によっ
て貫通孔34,34に挿通された回転軸33a,33b
に一体回転可能に取付けられた複数個(図示の例はそれ
ぞれ2個)の爪36a,36bとを備えている。また、
図6に示すように、これらの爪36a,36bの上面に
は、第1、第2の受け板4,5の上記係合突起16,2
2に嵌合する係合凹部37,37が形成されている。そ
して、これらの昇降装置6,7に設けたモータ30a,
30bは、コンピュータ等の制御装置(図示省略)によ
り所定時間ごとに作動して、爪36a,36bを起立及
び倒伏させる。
【0020】なお、第1、第2の昇降装置6,7は、図
示の爪36a,36bの回転に限定されるものではな
く、自動的に駆動できる各種の昇降機構を使用すること
ができる。しかしながら、これらの昇降装置は、飼育用
ケージ17内の小動物をおどかさないようにゆっくり昇
降するもの、昇降の際に大きい音が発生しないことな
ど、小動物の飼育に適する条件を満たすことが必要であ
る。
【0021】上記制御装置は、四六時中小動物の体重及
び摂餌量を測定するために、一定時間ごとに第1、第2
の昇降装置6,7を順次作動させて体重及び摂餌量の測
定を行い、その測定値がメモリに記録される。また、こ
の自動測定装置に運動量監視装置、飲水回数測定装置を
付設した場合には、これらの測定値がメモリに記録され
る。
【0022】摂餌容器入れ18内に上方の開口から挿入
される摂餌容器40は、飼育用ケージ17側に実験用小
動物が固型飼料(図示省略)を食べられるような隙間4
1を有し、底面40aは網状または簀の子状とされてい
る。また、摂餌容器入れ18は、摂餌窓25に対向する
開口(図示省略)を有し、底面に食べこぼし受け42
が、外部に取り出し可能に設けられている。したがっ
て、飼育用ケージ17内の小動物(図示省略)は、該ケ
ージ17の摂餌窓25、摂餌容器入れ18の開口及び摂
餌容器40の隙間41を通して摂餌容器40内の飼料を
食べることができ、食べこぼされた飼料は食べこぼし受
け42に受け入れられる。
【0023】上記実施例は、通常図1に示すように、第
1、第2の昇降機構6,7によりこれらの爪36a,3
6bを起立させて、第1、第2の受け板4,5を上昇さ
せた状態において、飼育用ケージ17内で実験用小動物
を飼育する。この場合、これらの受け板4,5に設けた
係合突起16,22が爪36a,36bに設けた係合凹
部37,37にそれぞれ嵌合するので、小動物が運動し
てもケージ17が動揺することはなくて安定的に支持さ
れる。この状態においては、第1、第2の受け板4,5
と第1、第2の載置台9,10との間には間隙があるた
めに、これらの受け板4,5の重量はいずれも電子天秤
2には作用しない。
【0024】小動物の体重を自動測定する場合は、コン
ピュータ等の制御装置により、所定の時間間隔で第1の
昇降装置6を作動させる。モータ30aの回転により爪
36aをゆっくり倒伏させると、第1の受け板4が図に
おいて下動して、第1の載置台9の係合突起12が第1
の受け板4の係合孔15に嵌合するので、第1の受け板
4が第1の載置台9の載置部11に安定的に載置され
る。この場合、第1の載置台9に載置された第1の受け
板4が、下方にある第2の受け板5に接触しないことは
勿論である。したがって、電子天秤2によって飼育用ケ
ージ17内の小動物の体重を測定することができ、測定
値が小動物の運動等によって大きく変動することはな
く、ほぼ安定していることを確認したうえで、その測定
値がメモリに記録される。小動物の体重を測定が完了し
た後、第1の昇降装置6により爪36aを起立させる
と、第1の受け板4が元の位置に復帰して、係合突起1
6と係合凹部37の嵌合によって安定的に支持される。
【0025】小動物の摂餌量を測定する場合は、同様に
コンピュータ等の制御装置により、所定の時間間隔で第
2の昇降装置7を作動させる。モータ30bの回転によ
り爪36bをゆっくり倒伏させると、第2の受け板5が
図において下動して、第2の載置台10の係合突起12
が第2の受け板5の係合孔21に嵌合するので、第2の
受け板5が第2の載置台10の載置部11に安定的に載
置される。この場合、摂餌容器入れ18は、摂餌容器孔
19によって第1の受け板4に接触することはない。ま
た、小動物が食べこぼした飼料は、食べこぼし受け42
が受けて摂餌容器40内の残存飼料とともに測定され
る。したがって、電子天秤2によって摂餌量を正確に測
定することができ、その測定値がメモリに記録される。
摂餌量の測定が完了後、第2の昇降装置7により爪36
bを起立させると第2の受け板5が元の位置に復帰し
て、係合突起22と係合凹部37の嵌合によって安定的
に支持される。
【0026】このような小動物の体重及び摂餌量の自動
測定装置によれば、これらの測定時に、第1、第2の受
け板4,5が第1、第2の載置台9,10以外の部材に
触れないので、小動物の体重及び摂餌量の測定誤差の原
因が排除される。また、体重及び摂餌量の測定に際して
小動物が運動しても、飼育用ケージを吊り下げる場合の
ようにケージ自体が動揺することはなく、小動物が運動
を止めた時点で速やかに正確な体重測定を行うことがで
きる。さらに、第1、第2の昇降装置6,7による第
1、第2の受け板4,5の昇降に際しては、これらの受
け板に設けた係合突起16,22と、爪36a,36b
に設けた係合凹部37,37との嵌合によって支持され
るので、これらの受け板が動揺することはない。
【0027】上記飼育用ケージ17及び摂餌容器40
は、外部に取り出すことができる。即ち、第1の受け板
4をフレーム1から取り出すと、飼育用ケージ17を受
け板14から取り外すことができ、摂餌容器40は、摂
餌容器入れ18の上方に取り出すことができ、食べこぼ
し受け42は、摂餌容器40と一体にまたは別個に取り
出すことができる。また、第1の受け板4をフレーム1
から取り外すと、糞尿受け皿28をフレーム1から取り
出すことができる。したがって、ケージ17、摂餌容器
40及び糞尿受け皿28等を洗浄したり、或いはこれら
を飼育する動物に適したものに交換することができる。
【0028】上記実施例は、単一の電子計量装置によっ
て小動物の体重と摂餌量との測定が行えるので、体重と
摂餌量との計量を別個の電子計量装置で行うものに比べ
て安価なものにすることができるとともに、全体を小形
で軽量になるので、複数台の装置を並べてでき、これら
を一つの制御装置(コンピュータ)により制御すること
もできる。また、小形で軽量化にしたことによって、設
置スペースを小さくすることができ、1人で容易に持ち
運ぶことができる。
【0029】
【発明の効果】以上に詳述した本発明の実験用小動物の
体重及び摂餌量の自動測定装置によれば、単一の電子計
量装置によって小動物の体重と摂餌量を個別に測定する
ことができるので、測定装置を安価でかつ小形・軽量な
ものにすることができる。また、第1、第2の受け板が
第1、第2の載置台に安定的に載置されるので、小動物
の体重及び摂餌量の測定が容易でしかも測定値が正確で
ある。
【0030】さらに、食べこぼした飼料を受ける食べこ
ぼし受けを設けたので、摂餌容器内の食べ残し飼料の重
量と、小動物が食べこぼした飼料の重量とを計量するこ
とができるので、摂餌量の測定値が正確である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断正面図である。
【図2】第1受け板及び飼育ケージの斜視図である。
【図3】第2受け板及び重量測定台の斜視図である。
【図4】昇降装置の斜視図である。
【図5】受け板の要部裏面図である。
【図6】爪の斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 電子天秤 3 重量測定台 4,5 受け板 6,7 昇降装置 9,10 載置台 12,16,22 係合突起 15,21 係合孔 17 飼育用ケージ 25 摂餌窓 28 糞尿受け皿 30a,30b モータ 33a,33b 回転軸 36a,36b 爪 37 係合凹部 40 摂餌容器 42 食べこぼし受け

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの下部に配置した単一の電子計量
    装置上に重量測定台を設置し、 この重量測定台の上方に、小動物の飼育用ケージを有す
    る第1の受け板と摂餌容器を有する第2の受け板とを、
    それぞれ他物との重量測定上の干渉がないように設け、 上記重量測定台上に、上記第1、第2の受け板を独立に
    載置するための第1、第2の載置台を設け、 上記フレームに、上記第1、第2の受け板をそれぞれ独
    立に支持して、これらの受け板を対応する載置台から持
    ち上げた非測定状態とこれらの載置台上に載置した測定
    状態とに保持する昇降装置を設けて、単一の電子計量装
    置により実験用小動物の体重及び摂餌量を個別に測定可
    能にした、ことを特徴とする実験用小動物の体重及び摂
    餌量の自動測定装置。
  2. 【請求項2】昇降装置を、フレームに支持されてモータ
    により緩回転される第1、第2の受け板昇降用の各回転
    軸に、それぞれ対応する受け板に係合して上下動するこ
    とによりこれらの受け板を昇降させる爪を設けることに
    より構成した、ことを特徴とする請求項1に記載の実験
    用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装置。
  3. 【請求項3】第1、第2の受け板とこれらが載置される
    上記載置台との間、及びこれらの受け板昇降用の回転軸
    に設けた爪と各受け板との間に、これらの接触時に互い
    に嵌合する凹凸を設けた、ことを特徴とする請求項2に
    記載の実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装置。
  4. 【請求項4】小動物の飼育用ケージの床面を、糞尿を飼
    育用ケージ下方の糞尿受け皿に落下させる網により形成
    し、 摂餌容器の下部に食べこぼしの飼料を受けて該摂餌容器
    内の飼料とともに計量の対象とする食べこぼし受けを付
    設した、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装
    置。
  5. 【請求項5】第1の受け板の下方に第2の受け板を配設
    し、 第1の載置台を、第2の受け板に非接触で該受け板上に
    おける第1の受け板の直下に導出し、 摂餌容器を、第1の受け板に設けた摂餌容器孔を通し
    て、非接触で飼育用ケージにおける摂餌窓の側方に突出
    させた、ことを特徴とする請求項4に記載の実験用小動
    物の体重及び摂餌量の自動測定装置。
JP14869498A 1998-05-29 1998-05-29 実験用小動物の体重及び摂餌量の自動測定装置 Pending JPH11337389A (ja)

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