JPS596697Y2 - 家畜用定量給餌器 - Google Patents
家畜用定量給餌器Info
- Publication number
- JPS596697Y2 JPS596697Y2 JP5775379U JP5775379U JPS596697Y2 JP S596697 Y2 JPS596697 Y2 JP S596697Y2 JP 5775379 U JP5775379 U JP 5775379U JP 5775379 U JP5775379 U JP 5775379U JP S596697 Y2 JPS596697 Y2 JP S596697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- feed hopper
- wall
- livestock
- feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家畜殊に豚に定量の飼料を簡単な操作で正確に
給餌させることができる許りか、給餌器を壁掛け方式と
して定量給餌器周囲全体が空気と良く接するようにして
、その腐蝕を防止し長期の使用を可能ならしめると共に
、運搬の容易化を図った家畜用定量給餌器に関する。
給餌させることができる許りか、給餌器を壁掛け方式と
して定量給餌器周囲全体が空気と良く接するようにして
、その腐蝕を防止し長期の使用を可能ならしめると共に
、運搬の容易化を図った家畜用定量給餌器に関する。
豚はどん欲な家畜であるので、自分の発育に必要な餌だ
け食べて止めてしまうことなく正常な発育に必要な餌以
上に食べて厚脂肪豚となり、製品価値が低下する。
け食べて止めてしまうことなく正常な発育に必要な餌以
上に食べて厚脂肪豚となり、製品価値が低下する。
これを解決するため近時にあっては、一定量の餌を規則
正しく豚に給餌させる定量給餌器が開発され、これが実
施化により相当の効果を発揮せしめている。
正しく豚に給餌させる定量給餌器が開発され、これが実
施化により相当の効果を発揮せしめている。
ところで、従前のこの種給餌器にあっては、その総てが
地上に設置する設置方式であるので湿度の高い設置部分
の部材は空気と良く接触されず、これが原因で給餌器の
接地部材が早く腐蝕され、長期の使用ができない許りか
、飼料ホツパー内に収容した飼料は吸湿作用により飼料
ホツパーの内壁は勿論のこと、該飼料ホッパ一下部に設
けられた給餌箱内壁にこびり付いて定量の飼料を常に給
餌箱内に落人させることができず、その結果、正確な定
量給餌作用を達或させることができない。
地上に設置する設置方式であるので湿度の高い設置部分
の部材は空気と良く接触されず、これが原因で給餌器の
接地部材が早く腐蝕され、長期の使用ができない許りか
、飼料ホツパー内に収容した飼料は吸湿作用により飼料
ホツパーの内壁は勿論のこと、該飼料ホッパ一下部に設
けられた給餌箱内壁にこびり付いて定量の飼料を常に給
餌箱内に落人させることができず、その結果、正確な定
量給餌作用を達或させることができない。
本考案は前記に鑑み、定量給餌器自体を従来の如き設置
方式ではなく壁掛け方式として定量給餌器周囲全体が空
気と良く接触されて、各部材が湿気のため腐蝕されるの
を未然に防止し、その耐久性の向上を図ると同時に飼料
が吸湿作用により飼料ホツパーや給餌箱の内壁に付着す
るのを極力防止して定量給餌が的確に営まれるようなす
と共に飼料ホツパー自体を操作ハンドルの左右回転作動
で壁掛け板に沿い昇降動作ができるようにして飼料ホツ
パーの下部に開口された落下口の開口度合を広狭自在に
調節し、もって飼料の詰まり現象の解決と飼料ホツパー
内に収納された定量の飼料を正確に給餌箱内へ落下せし
めた家畜用定量給餌器を提供しようとしたものであって
、以下に本考案の定量給餌器の構或を添附図面に示され
た好適な一実施例について説明する。
方式ではなく壁掛け方式として定量給餌器周囲全体が空
気と良く接触されて、各部材が湿気のため腐蝕されるの
を未然に防止し、その耐久性の向上を図ると同時に飼料
が吸湿作用により飼料ホツパーや給餌箱の内壁に付着す
るのを極力防止して定量給餌が的確に営まれるようなす
と共に飼料ホツパー自体を操作ハンドルの左右回転作動
で壁掛け板に沿い昇降動作ができるようにして飼料ホツ
パーの下部に開口された落下口の開口度合を広狭自在に
調節し、もって飼料の詰まり現象の解決と飼料ホツパー
内に収納された定量の飼料を正確に給餌箱内へ落下せし
めた家畜用定量給餌器を提供しようとしたものであって
、以下に本考案の定量給餌器の構或を添附図面に示され
た好適な一実施例について説明する。
１は家畜殊に豚の定量の飼料を与えるための定量給餌器
であって、該定量給餌器１は次のような部材によって構
威されている。
であって、該定量給餌器１は次のような部材によって構
威されている。
即ち家畜の飼育室（図示せず）適当高さ位置に設けられ
た支持部材３に掛け止めされる掛け止金具４を上方背面
に装着した一枚の壁掛け板２の前面下部に装着した給餌
箱５と、操作ハンドル１５の左右回転作動で壁掛け板２
に沿って昇降移動調節ができ、然かも下剖を前記給餌箱
５内へ挿入せしめた１回分の飼料を収納できる飼料ホッ
パ−６とから成り立っている。
た支持部材３に掛け止めされる掛け止金具４を上方背面
に装着した一枚の壁掛け板２の前面下部に装着した給餌
箱５と、操作ハンドル１５の左右回転作動で壁掛け板２
に沿って昇降移動調節ができ、然かも下剖を前記給餌箱
５内へ挿入せしめた１回分の飼料を収納できる飼料ホッ
パ−６とから成り立っている。
そして複数頭の家畜に定量の飼料を給餌させるための給
餌箱５は上面を開放状となし内部を複数枚の仕切板７に
より等間隔に区切られた箱状を呈すると共に、給餌箱５
の左右両側に設けた張出片８，８は壁掛け板１の下部左
右位置に縦設された一対の案内レール９，９内へ上下方
向に沿い抜き差し自在に嵌入せしめて分解可能に装着せ
しめる。
餌箱５は上面を開放状となし内部を複数枚の仕切板７に
より等間隔に区切られた箱状を呈すると共に、給餌箱５
の左右両側に設けた張出片８，８は壁掛け板１の下部左
右位置に縦設された一対の案内レール９，９内へ上下方
向に沿い抜き差し自在に嵌入せしめて分解可能に装着せ
しめる。
又飼料ホッパ−６は上面を開放状となし、全体を漏斗状
としたものであって、これが飼料ホッパ−６の左右両側
に設けた張出片１０．１０は上述案内レール９，９の上
方位置の壁掛け板１前面に縦設された一対の案内レール
１１．１１へ上下方向に沿い抜き差し自在に嵌入せしめ
てある。
としたものであって、これが飼料ホッパ−６の左右両側
に設けた張出片１０．１０は上述案内レール９，９の上
方位置の壁掛け板１前面に縦設された一対の案内レール
１１．１１へ上下方向に沿い抜き差し自在に嵌入せしめ
てある。
そして、壁掛け板１上方位置より飼料ホッパー６側へ延
出した一対の支杆１２，１２と、飼料ホッパー６の上方
内壁に装着した座板１３，１３とには操作ハンドル１５
を備えた螺杆１４を夫々直立に螺入せしめて、該操作ハ
ンドル１５の左右回転動作により飼料ホッパ−６全体を
一対の案内レール１１．１１に沿い昇降移動せしめて飼
料ホッパ−６の下部に開口された落下口１６の開口度合
を広狭自在に調節せしめて給餌箱５内への飼料落人量を
調節せしめる。
出した一対の支杆１２，１２と、飼料ホッパー６の上方
内壁に装着した座板１３，１３とには操作ハンドル１５
を備えた螺杆１４を夫々直立に螺入せしめて、該操作ハ
ンドル１５の左右回転動作により飼料ホッパ−６全体を
一対の案内レール１１．１１に沿い昇降移動せしめて飼
料ホッパ−６の下部に開口された落下口１６の開口度合
を広狭自在に調節せしめて給餌箱５内への飼料落人量を
調節せしめる。
なお上述した飼料ホッパ−６は第４図に示された他例の
ように壁掛け板２と下方に向うに従い順次壁掛け板２側
へ傾斜状ならしめたし型壁板１７との組合せにより形威
してもよく、この場合には壁掛け板２が飼料ホッパ−６
の一側壁を形或するので材料費が安上りとなる効果があ
る。
ように壁掛け板２と下方に向うに従い順次壁掛け板２側
へ傾斜状ならしめたし型壁板１７との組合せにより形威
してもよく、この場合には壁掛け板２が飼料ホッパ−６
の一側壁を形或するので材料費が安上りとなる効果があ
る。
次に本考案の作用について説明する。
今第１図乃至第３図において、飼料ホッパ−６の落下口
１６が給餌箱５の底壁により閉鎖されている状態の下で
支持部材３に掛け止金具４を掛け止めして壁掛け式に吊
持させた状態の下で飼料ホッパ−６内へ１回分の飼料を
適宜の搬入手段を介して充填させる。
１６が給餌箱５の底壁により閉鎖されている状態の下で
支持部材３に掛け止金具４を掛け止めして壁掛け式に吊
持させた状態の下で飼料ホッパ−６内へ１回分の飼料を
適宜の搬入手段を介して充填させる。
次いで飼育中の家畜（豚）に定量の餌を与えたい時には
左右の操作ハンドル１５を右回転させると、螺杆１４の
回転作動により飼料ホッパ−６は壁掛け板２に沿って順
次上昇移動されて落下口１６の開口度合が広くなるので
、飼料ホッパ−６内に収容されていた１回分の飼料は落
下口１６より下部の給餌箱５内へ定量落人され給餌せら
れる。
左右の操作ハンドル１５を右回転させると、螺杆１４の
回転作動により飼料ホッパ−６は壁掛け板２に沿って順
次上昇移動されて落下口１６の開口度合が広くなるので
、飼料ホッパ−６内に収容されていた１回分の飼料は落
下口１６より下部の給餌箱５内へ定量落人され給餌せら
れる。
従って飼料ホッパ−６を壁掛け板２に沿い上昇移動させ
るに従い一度に多くの飼料を給餌箱５内へ落人して給餌
できる許りか、逆に操作ハンドル１５を左回転させて飼
料ホッパ−６を下降させれば給餌量は次第に減少せられ
る。
るに従い一度に多くの飼料を給餌箱５内へ落人して給餌
できる許りか、逆に操作ハンドル１５を左回転させて飼
料ホッパ−６を下降させれば給餌量は次第に減少せられ
る。
従って給餌状態に適合するように飼料ホッパー６を単に
昇降動作せしめることで希望する定量の飼料を家畜へ給
餌させることができる許りか、飼料ホッパ−６の昇降動
作時に収容された飼料を揺れ動かして詰まり現象を解消
させ飼料の正確な落下作用を助長せしめる。
昇降動作せしめることで希望する定量の飼料を家畜へ給
餌させることができる許りか、飼料ホッパ−６の昇降動
作時に収容された飼料を揺れ動かして詰まり現象を解消
させ飼料の正確な落下作用を助長せしめる。
なお本考案にあっては、定量給餌器１を構成する各部材
が分解自在となることで清掃作業、運搬作業、部品交換
作業が容易である詐りか、壁掛け式なので定量給餌器１
周囲全体は空気と良く接触され、湿気により飼料が給餌
箱５や飼料ホッパ−６内面に付着するのを未然に防止で
きると共に定量給餌器１各部材の腐蝕をなくシ、長期の
使用を可能ならしめることができる。
が分解自在となることで清掃作業、運搬作業、部品交換
作業が容易である詐りか、壁掛け式なので定量給餌器１
周囲全体は空気と良く接触され、湿気により飼料が給餌
箱５や飼料ホッパ−６内面に付着するのを未然に防止で
きると共に定量給餌器１各部材の腐蝕をなくシ、長期の
使用を可能ならしめることができる。
要するに本考案は、上記のような構或を具備せしめて定
量給餌器１を壁掛け式としたので、湿気の多い設置場所
において使用した場合においても定量給餌器１周囲全体
は空気と良く接触され、湿気により腐蝕されるのを未然
に防止し、その耐久性の向上を図ることができると共に
、収容された１回分の飼料が吸湿作用で給餌器５や飼料
ホツパー６の内壁へ付着して定量給餌作用を阻害させず
正確に給餌させることができる許りか、操作ハンドル１
５の単なる左右回転作動により昇降移動調節せられる飼
料ホッパ−６によりその下部に開口された落下口１６の
開口度合を簡単かつ正確に広狭自在に調節して給餌箱５
内への供給量を調節しながら飼料を常に定量宛給餌させ
ることが容易にできるは勿論のこと昇降動作時に飼料ホ
ッパ−６自体の振動で飼料の詰まり現象を無くすことが
できる外運搬が容易である等の効果を奏する。
量給餌器１を壁掛け式としたので、湿気の多い設置場所
において使用した場合においても定量給餌器１周囲全体
は空気と良く接触され、湿気により腐蝕されるのを未然
に防止し、その耐久性の向上を図ることができると共に
、収容された１回分の飼料が吸湿作用で給餌器５や飼料
ホツパー６の内壁へ付着して定量給餌作用を阻害させず
正確に給餌させることができる許りか、操作ハンドル１
５の単なる左右回転作動により昇降移動調節せられる飼
料ホッパ−６によりその下部に開口された落下口１６の
開口度合を簡単かつ正確に広狭自在に調節して給餌箱５
内への供給量を調節しながら飼料を常に定量宛給餌させ
ることが容易にできるは勿論のこと昇降動作時に飼料ホ
ッパ−６自体の振動で飼料の詰まり現象を無くすことが
できる外運搬が容易である等の効果を奏する。
図面は本考案に係る家畜用定量給餌器の実施例を示すも
のであって、第１図は一部を切欠した斜視図、第２図は
同平面図、第３図は同側面図、第４図は一部を切欠した
他例を示す斜視図である。 １・・・・・・定量給餌器、２・・・・・・壁掛け板、
５・・・・・・給餌箱、６・・・・・・飼料ホツパー、
１５・・・・・・操作ハンドル、１６・・・・・落下口
。
のであって、第１図は一部を切欠した斜視図、第２図は
同平面図、第３図は同側面図、第４図は一部を切欠した
他例を示す斜視図である。 １・・・・・・定量給餌器、２・・・・・・壁掛け板、
５・・・・・・給餌箱、６・・・・・・飼料ホツパー、
１５・・・・・・操作ハンドル、１６・・・・・落下口
。
Claims (1)
- 壁掛け板の前面下部に装着した給餌箱内に、漏斗状の飼
料ホツパーの下部を挿入せしめると共に、上記飼料ホツ
パーは操作ハンドルの左右回転作動で壁掛け板に沿って
昇降移動調節ができるようにして飼料ホツパーの下部に
開口した落下口の開口度合を広狭自在に調節せしめたこ
とを特徴とする家畜用定量給餌器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5775379U JPS596697Y2 (ja) | 1979-04-29 | 1979-04-29 | 家畜用定量給餌器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5775379U JPS596697Y2 (ja) | 1979-04-29 | 1979-04-29 | 家畜用定量給餌器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55157857U JPS55157857U (ja) | 1980-11-13 |
| JPS596697Y2 true JPS596697Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=29291826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5775379U Expired JPS596697Y2 (ja) | 1979-04-29 | 1979-04-29 | 家畜用定量給餌器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596697Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-29 JP JP5775379U patent/JPS596697Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55157857U (ja) | 1980-11-13 |
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