JP2007315471A - 流体管の移動防止手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体管が管軸の両方向において移動することを防止できる流体管の移動防止手段を提供すること。
【解決手段】流体管11の外面と係止する第1爪20aを有する第1係止部20と、流体管11の外面と係止する第2爪30aを有する第2係止部30と、流体管11の外面に向けて開口し第1係止部20a及び第2係止部30aを内部に収容する凹部16とから少なくとも構成されており、流体管11が付属部品14に対して管軸の一方向に相対移動しようとするときに、第1爪20aが流体管11の外面に食込むとともに、流体管11が付属部品14に対して管軸の他方向に相対移動しようとするときに、第2爪30aが流体管11の外面に食込む。
【選択図】図3

Description

本発明は、付属部品に設けられ、管軸の両方向における流体管の移動を防止する流体管の移動防止手段に関する。
通常の流体管は、管路の一部に直線部若しくは管軸に沿って所定に曲がる屈曲部を有し、この直線部若しくは屈曲部において流体管を構成する挿口と受口とが適宜接続されているが、管内の水圧や水流による動圧のために、屈曲部近傍における流体管が管軸方向に移動することで、流体管が隣接する他の配管部材と当接したり、或いは挿口と受口とが離間若しくは内部で当接してしまう場合があった。また、地震等による予測し得ない外力が作用すると、直線部においても同様に流体管が移動してしまい、配管部材の損傷や管内流体の漏出などの虞が生じていた。
このような流体管の移動を防止する従来の流体管の移動防止手段は、例えば、流体管を構成する受口と挿口とを接続する付属部品としての継手体に設けられており、受口と挿口とが離間する管軸の一方向における流体管の移動を防止している(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の流体管の移動防止手段は、流体管の挿口若しくは受口を除いた直線部等に設置された付属部品としての支持体に設けられており、管軸の所定の一方向における流体管の移動を防止している(例えば、特許文献2参照)。
登録実用新案第2533132号公報(第2頁、第1図) 特開2002−5336号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、流体管の移動防止手段が、流体管を構成する受口と挿口とが互いに離間する管軸の一方向における流体管の移動は防止できるが、上記した離間する方向と逆に受口と挿口とが更に挿入される管軸の他方向においては、流体管の移動は防止できるものではなかった。
また、特許文献2にあっては、制動部材が所定に傾斜して流体管の外面に当接しており、管軸の所定の一方向における流体管の移動を防止しているが、他方向における流体管の移動を防止できるものではなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、流体管が管軸の両方向において移動することを防止できる流体管の移動防止手段を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の流体管の移動防止手段は、付属部品に設けられ、管軸の両方向における流体管の移動を防止する流体管の移動防止手段であって、
前記流体管の外面と係止する第1爪を有する第1係止部材と、前記流体管の外面と係止する第2爪を有する前記第1係止部材と別体からなる第2係止部材と、前記流体管の外面に向けて開口し前記第1係止部材及び前記第2係止部材を内部に収容する凹部とから少なくとも構成されており、
前記流体管が前記付属部品に対して管軸の一方向に相対移動しようとするときに、前記第1爪が前記流体管の外面に食込むとともに、
前記流体管が前記付属部品に対して管軸の他方向に相対移動しようとするときに、前記第2爪が前記流体管の外面に食込むことを特徴としている。
この特徴によれば、流体管が付属部品に対し管軸の一方向若しくは他方向に相対移動しようとするときに、凹部の内壁を反力として利用し、第1爪若しくは第2爪が流体管の外面に食込むため、流体管が付属部品に対し管軸の両方向において相対移動することを防止できる。
本発明の請求項2に記載の流体管の移動防止手段は、請求項1に記載の流体管の移動防止手段であって、前記第1係止部材が、前記流体管の外面における所定位置と、該所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられているとともに、
前記第2係止部材が、前記流体管の外面における前記所定位置と異なる他の所定位置と、該他の所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1係止部材若しくは第2係止部材が、管軸を挟んで略対向した所定位置と対向位置とにおける凹部内にて傾動することで、第1爪若しくは第2爪が流体管の外面に食込む際に、流体管に対し偏荷重を掛けることなく移動を防止できる。
本発明の請求項3に記載の流体管の移動防止手段は、請求項2に記載の流体管の移動防止手段であって、前記第1係止部材と前記第2係止部材とが、前記流体管の外面に周方向に沿って略等間隔をあけて交互に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1係止部材の第1爪と第2係止部材の第2爪とが、流体管の外面に周方向に沿って略等間隔をあけて交互に係止しているため、流体管が付属部品に対して管軸の一方向及び他方向に相対移動することをバランスよく同様に防止できる。
本発明の請求項4に記載の流体管の移動防止手段は、請求項1ないし3のいずれかに記載の流体管の移動防止手段であって、前記第1係止部材と前記第2係止部材とが、同一形状に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1係止部材と第2係止部材とが、同一形状に形成されていることにより、爪の向きを変えて凹部に収納するだけで、流体管が付属部品に対し管軸の両方向において相対移動することを防止できるばかりか、第1係止部材及び第2係止部材を共用化して製作手間・コストを低減できる。
本発明の請求項5に記載の流体管の移動防止手段は、請求項1ないし4のいずれかに記載の流体管の移動防止手段であって、前記第1係止部材及び前記第2係止部材を前記流体管の外面に向かって押圧する押圧手段が更に構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、押圧手段により、第1係止部材及び第2係止部材を流体管の外面に向かって押圧することで、第1爪及び第2爪が流体管の外面に食込み易くなるため、流体管が移動することを確実に防止できる。
本発明の請求項6に記載の流体管の移動防止手段は、請求項1ないし5のいずれかに記載の流体管の移動防止手段であって、前記第1係止部材若しくは前記第2係止部材と、前記凹部の内側壁との間に、弾性体が介在していることを特徴としている。
この特徴によれば、弾性体の弾性力を利用して、第1係止部材若しくは第2係止部材を凹部内に保持して、脱落が防止できるため、移動防止手段の組付けを容易にできる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における流体管の設置状況を示す平面図である。図2(a)は、流体管の移動防止手段を示す断面図であり、(b)は、(a)と同じく側面図である。図3(a)は、図2(a)のA−A断面図であり、(b)は、図2(a)のB−B断面図である。図4(a)は、図3(a)の点線囲い部の拡大図であり、(b)、(c)、(d)は、係止部材の傾動状況を経時的に示した拡大図である。
図1に示されるように、本発明における流体管としての水道管は、共同溝内における露出配管であって、直管である水道管11や曲管である水道管2における受口と挿口とが水密的に接続され、夫々の接続箇所に継手体15が構成されるとともに、後述する受け架台14が、水道管11等に適宜設置されている。また、流体管に隣接してガス管4が設置されている。
本実施例の流体管は、上水道管を構成しており、上水が管内を図示白抜矢印方向に流下するようになっている。また、水道管2の管軸Cに沿って所定に曲がる屈曲部3若しくは水道管11の直線部において、流体管の内部流体の水圧や水流による動圧或いは地震等による予測し得ない外力が作用して、例えば受口と挿口との接続が外れて内部流体が漏出したり、流体管が移動して例えば隣接されたガス管4等に当接する虞が生じていた。
図2(a)、(b)に示されるように、本実施例の付属部品としての受け架台14は、水道管11の重量を受ける架台であり、水道管11の直線部における外周面に沿って設置されたものであって、上部部品14aと下部部品14bとからなる分割構造を有し、夫々をボルトナット9、9により接続されるとともに、水道管11下方の床面に固定支持されたものであり、流体管に対して管軸C方向の動きが防止されている。
次に、本発明の流体管の移動防止手段は、受け架台14に設けられ、水道管11の外面と係止する第1係止部材20と、第1係止部材20と別体からなり水道管11の外面と係止する第2係止部材30と、内周面に沿って水道管11の外面に向けて開口し第1係止部材20及び第2係止部材30を内部に収容する凹部16と、第1係止部材20及び第2係止部材30を水道管11の外面に向けて押圧する押圧手段としてのボルト19とから構成されている。
図2(a)に示されるように、凹部16は、受け架台14の内周面に沿って周方向に区画され、4箇所形成されており、夫々の凹部16に第1係止部材20、20及び第2係止部材30、30が嵌合されている。
第1係止部材20は、水道管11の外径と略同径の円弧状に形成された第1爪20aが水道管11の外面と係止しており、第1係止部材20と凹部16の内側壁16aとの間に、弾性体としてのゴム体18が介在している。第2係止部材30も同様に、水道管11の外径と略同径の円弧状に形成された第2爪30aが水道管11の外面と係止しており、第2係止部材30と凹部16の内側壁16aとの間に、ゴム体18が介在している。
このようにすることで、上部部品14aと下部部品14bとを組付ける際にも、ゴム体18の弾性力を利用して、第1係止部材20若しくは第2係止部材30を凹部16内に保持して、脱落が防止できるため、前記した組付けを容易にできる。尚、凹部及び係止部材の数量については、本実施例に限られず、流体管の周方向に沿って適宜数設けられていればよい。
図3(a)、(b)に示されるように、第1係止部材20、20が、水道管11の外面における所定位置と、該所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられているとともに、第2係止部材30、30が、水道管11の外面における前記所定位置と異なる他の所定位置と、該他の所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられている。
更に、第1係止部材20と第2係止部材30とが、水道管11の外面に周方向に沿って略等間隔をあけて交互に設けられている。
また、第1係止部材20と第2係止部材30とは同一形状に形成されており、このようにすることで、爪の向きを変えて凹部16に収納するだけで、後述のように水道管11が受け架台14に対し管軸Cの両方向において相対移動することを防止できるばかりか、第1係止部材20及び第2係止部材30を共用化して製作手間・コストを低減できる。
図3(a)に示されるように、第1係止部材20は、管軸Cに向けて延出し水道管11の外面と係止する第1爪20aを有しており、後述のように水道管11が受け架台14に対して管軸の一方向に相対移動しようとするときに、第1爪20aが傾動し、水道管11の外面に食込むように、凹部16に収容されている。
同様に、図3(b)に示されるように、第2係止部材30は、管軸Cに向けて延出し水道管11の外面と係止する第2爪30aを有しており、後述のように水道管11が受け架台14に対して管軸の他方向に相対移動しようとするときに、第2爪30aが傾動し、水道管11の外面に食込むように、凹部16に収容されている。
次に、上部部品14aにおける凹部16に嵌合された第1係止部材20、第2係止部材30は、上部部品14a外面から凹部16内に向かって螺挿された押圧手段としてのボルト19により水道管11の外面に向かって押圧されているとともに、下部部品14bにおける凹部16に嵌合された第1係止部材20、第2係止部材30は、前記したボルト19による押圧を受けて、凹部16の内底面に水道管11の外面に向かって膨出した押圧手段としての膨出部14cにより水道管11の外面に向かって押圧されている。
このようにすることで、このボルト19により、第1係止部材20の第1爪20a及び第2係止部材30の第2爪30aが水道管11の外面に食込み易くなるため、後述のように水道管11が管軸C方向に移動することを確実に防止できる。
第1係止部材20の動作について説明すると、図4(a)に示されるような位置において、水道管11内の水圧や水流による動圧のために、図4(b)に示されるように、水道管11が管軸Cの一方向(図示白抜矢印方向)に移動した場合、水道管11の外面に係止していた第1係止部材20が、管軸Cの一方向(図示白抜矢印方向)に所定の空隙分移動する。
更に、図4(c)及び(d)に示されるように、水道管11が管軸Cの一方向に移動しようとするとともに、管軸Cの一方向に前記した所定の空隙分移動した第1係止部材20が、凹部16の内壁16b及びボルト19の端面19aと当接し、第1係止部材20の第1爪20aが水道管11の外面に向かって傾動する(図示黒塗矢印参照)。
このように、水道管11が受け架台14に対して管軸Cの一方向に相対移動しようとするときに、第1係止部材20が凹部16内にて傾動することで、凹部16の内壁16b及びボルト19の端面19aを反力として利用し、第1爪20aが水道管11の外面に食込むため、水道管11が受け架台14に対し管軸Cの一方向において相対移動することを防止できる。
特に図示しないが、水道管11が上述した管軸Cの一方向と逆に、管軸Cの他方向に移動する場合にも、第2係止部材30が上述した第1係止部材20と同様に動作し、水道管11が受け架台14に対し管軸Cの他方向に相対移動しようとするときに、第2係止部材30が凹部16内にて傾動することで、凹部16の内壁16b及びボルト19の端面19aを反力として利用し、第2爪30aが水道管11の外面に食込むため、水道管11が受け架台14に対し管軸Cの他方向においても相対移動することを防止できる。
即ち、第1係止部材20と第2係止部材30を併せ、水道管11が受け架台14に対し管軸Cの両方向において相対移動することを防止できる。
また、水道管11が受け架台14に対し管軸Cの一方向に相対移動しようとするときに、水道管11の外面に食込み易くなるように第1爪20aの形状を構成できる。同様に、水道管11が受け架台14に対し管軸Cの他方向に相対移動しようとするときに、水道管11の外面に食込み易くなるように第2爪30aの形状を構成できる。
また、第1係止部材20、20若しくは第2係止部材30、30が、管軸Cを挟んで略対向した所定位置と対向位置とにおける凹部16内にて傾動することで、第1爪20a、20a若しくは第2爪30a、30aが水道管11の外面に食込む際に、水道管11に対し偏荷重を掛けることなく移動を防止できる。
更に、第1係止部材20の第1爪20aと第2係止部材30の第2爪30aとが、水道管11の外面に周方向に沿って略等間隔をあけて交互に係止しているため、水道管11が受け架台14に対して管軸の一方向及び他方向に相対移動することをバランスよく同様に防止できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、第1係止部材20、20が、水道管11の外面における所定位置と、該所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられているとともに、第2係止部材30、30が、同様に前記所定位置と異なる他の所定位置と、該他の所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられているが、第1係止部材20、20若しくは第2係止部材30、30は、必ずしも所定位置と該所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられていなくてもよい
また、上記実施例では、第1係止部材20と第2係止部材30とが、水道管11の外面に周方向に沿って略等間隔をあけて交互に設けられているが、第1係止部材20と第2係止部材30とは必ずしも交互に設けられていなくてもよく、周方向に沿って適宜設置されていてもよい。
また、上記実施例では、第1係止部材20と第2係止部材30とは、水道管11の外面に周方向に沿って、夫々2箇所ずつ設けられ、合計4箇所設けられているが、上記実施例に限られず、例えば第1係止部材20と第2係止部材30とが、管軸を挟んで対向するように、且つ周方向に沿って略等間隔をあけて交互に、夫々4箇所ずつ設けられ、合計8箇所設けられていてもよい。
また、上記実施例では、第1係止部材20若しくは第2係止部材30が、凹部16内にて傾動することで、第1爪20a若しくは第2爪30aが水道管11の外面に食込むため、水道管11が受け架台14に対し相対移動することを防止できるが、必ずしも上記構成に限られない。例えば、凹部の内底面に管軸方向に向けて傾斜するテーパ面が形成され、第1係止部材若しくは第2係止部材の奥端面に、前記テーパ面に当接する斜面が形成されており、流体管が付属部品に対して管軸方向に相対移動しようとするときに、前記斜面が前記テーパ面に沿って移動しようとして、第1係止部材若しくは第2係止部材が流体管の外面に向かって押圧され、第1爪若しくは第2爪が流体管の外面に食込んで、流体管が付属部品に対し相対移動することを防止してもよい。
更に、上記実施例では、付属部品は、管軸方向における流体管の略中央部にて設けられた流体管の配管重量を受ける受け架台14であるが、例えば付属部品は、流体管の受口と挿口とを接続する継手体であってもよい。
また、上記実施例では、流体管の内部流体は上水道であるが、下水道であってもよく、管内の水圧や水流による動圧のために、流体管に管軸方向に力を作用するものであれば、本実施例における屈曲部以外にも本発明の流体管の移動防止手段を適用できる。
本発明の実施例における流体管の設置状況を示す平面図である。 (a)は、流体管の移動防止手段を示す断面図であり、(b)は、(a)と同じく側面図である。 (a)は、図2(a)のA−A断面図であり、(b)は、図2(a)のB−B断面図である。 (a)は、図3(a)の点線囲い部の拡大図であり、(b)、(c)、(d)は、係止部材の傾動状況を経時的に示した拡大図である。
符号の説明
2 水道管(流体管)
3 屈曲部
4 ガス管
9 ボルトナット
11 水道管(流体管)
14 受け架台(付属部品)
14a 上部部品
14b 下部部品
14c 膨出部(押圧手段)
15 継手体
16 凹部
16a 内側壁
16b 内壁
18 ゴム体(弾性体)
19 ボルト(押圧手段)
19a 端面
20 第1係止部材
20a 第1爪
30 第2係止部材
30a 第2爪
C 管軸

Claims (6)

  1. 付属部品に設けられ、管軸の両方向における流体管の移動を防止する流体管の移動防止手段であって、
    前記流体管の外面と係止する第1爪を有する第1係止部材と、前記流体管の外面と係止する第2爪を有する前記第1係止部材と別体からなる第2係止部材と、前記流体管の外面に向けて開口し前記第1係止部材及び前記第2係止部材を内部に収容する凹部とから少なくとも構成されており、
    前記流体管が前記付属部品に対して管軸の一方向に相対移動しようとするときに、前記第1爪が前記流体管の外面に食込むとともに、
    前記流体管が前記付属部品に対して管軸の他方向に相対移動しようとするときに、前記第2爪が前記流体管の外面に食込むことを特徴とする流体管の移動防止手段。
  2. 前記第1係止部材が、前記流体管の外面における所定位置と、該所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられているとともに、
    前記第2係止部材が、前記流体管の外面における前記所定位置と異なる他の所定位置と、該他の所定位置に管軸を挟んで略対向した対向位置とに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体管の移動防止手段。
  3. 前記第1係止部材と前記第2係止部材とが、前記流体管の外面に周方向に沿って略等間隔をあけて交互に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の流体管の移動防止手段。
  4. 前記第1係止部材と前記第2係止部材とが、同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の流体管の移動防止手段。
  5. 前記第1係止部材及び前記第2係止部材を前記流体管の外面に向かって押圧する押圧手段が更に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の流体管の移動防止手段。
  6. 前記第1係止部材若しくは前記第2係止部材と、前記凹部の内側壁との間に、弾性体が介在していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の流体管の移動防止手段。
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