JP5484767B2 - 移動防止手段 - Google Patents
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Description
挿口管の挿口部の周方向に沿って弧状に形成され、該挿口部の外周面と係止する係止部と、前記挿口部が挿入される受口管の受口部に形成され、前記挿口部の外周面に向けて開口し前記係止部を内部に収容する凹部と、前記受口部に設けられ、前記係止部を前記挿口部の径方向に押圧する押圧部とを備え、前記両口部の相対移動を防止する移動防止手段であって、
前記係止部は、前記挿口部の外周面と係止する第1爪と、該第1爪に対して軸方向に離間して前記挿口部の外周面と係止する第2爪とを有し、前記凹部内にて傾動し、前記第1爪若しくは前記第2爪が前記挿口部の外周面に食い込むように、前記凹部に収容されており、
前記係止部は、前記周方向に略対称形状であるとともに、前記軸方向にも略対称形状であり、
前記受口部は、周方向に所定数に分割され端部同士が組付けられる分割部材から構成されており、
前記押圧部は、前記受口部の内周面に突出形成された突部であって、前記分割部材の端部同士が組付けられることで、前記複数の前記係止部における前記周方向の略中央位置、かつ前記軸方向の略中央位置、を一度に径方向に押圧することを特徴としている。
この特徴によれば、押圧部が、周方向に略対称形状である係止部における周方向の略中央位置を径方向に押圧することで、押圧部が、径方向の押圧力を、係止部の周方向の略中央位置から両端部側にかけて略対称に分散できるため、両口部の相対移動を確実に防止することができる。また、係止部が軸方向に略対称形状であり、押圧部が係止部の軸方向の略中央位置に径方向に押圧することで、押圧部が、径方向の押圧力を、係止部の軸方向の略中央位置から両端部側にかけて略対称に分散できるため、第1爪と第2爪とが、管軸に沿って両方向とも同程度の移動防止機能を発揮させることができるばかりか、係止部が傾動しても、押圧部が、係止部との当接状態を常に維持し、係止部を径方向に確実に押圧することができる。更に、受口部は、周方向に所定数に分割され端部同士が組付けられる分割部材から構成されており、押圧部が受口部の内周面に突出形成された突部により構成したので、分割部材の端部同士が組付けられることで、複数の係止部における周方向の略中央位置でかつ軸方向の略中央位置を一度に径方向に押圧することができるので、各々の係止部を挿口管の外周面に押圧調整する必要がなくなり係止部を凹部に収容する作業が容易になるばかりか、挿口管に分割部材の端部同士を組付けることで、一度に複数の係止部における周方向の略中央位置でかつ軸方向の略中央位置を径方向に押圧することができ、容易に係止部を挿口管に組付けることができる。
前記係止部は前記挿口部の周方向に亘って複数配置されており、該係止部各々は略同形状であって、
前記押圧部は、前記係止部各々に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、各々が略同形状の係止部が、周方向に亘って複数配置されることで、押圧部が各係止部に対して周方向に偏りなく均等に押圧することができる。
前記凹部の内側面に、開口に向かって拡開するテーパ面が形成されていることを特徴とている。
この特徴によれば、開口に向かって拡開する凹部のテーパ面を利用して、係止部が傾動し易くなる。
前記係止部が収容された前記凹部の前記軸方向に、所定長を有する空隙が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、係止部が、所定長を有する空隙を利用して傾動し易くなり、第1爪若しくは第2爪が流体管の外周面に容易に食込んで、更に流体管の移動防止効果が高まる。
前記受口部は、前記受口管に対して所定のスライド長さをもって前記軸方向に離間及び近接可能に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、受口部が、受口管に対して軸方向にスライド長さ分相対移動できるため、両口管の所定長さの相対移動を許容し可動性を持たせることができる。
前記受口部は、周方向に所定数に分割され端部同士が組付けられる分割部材から構成されており、
前記押圧部は、前記受口部の内周面に突出した突部であって、前記分割部材の端部同士が組付けられることで、前記係止部を径方向に押圧することを特徴としている。
この特徴によれば、係止部を押圧する操作を係止部個別に行う必要なく、受口部を挿口部に組み付けることを利用して、受口部の内周面に突出した突部である押圧部を係止部に押圧させることができる。
5’ 端部(受口部)
7 ボルト(押圧部)
9 ボルトナット
11 水道管(挿口管)
12 挿口部
15,25 付属部品(受口部)
16 凹部
16a,16b テーパ面
20,30 係止部
20a 第1爪
20b 第2爪
37 突部(押圧部)
K、K’、K’’ 空隙
Claims (5)
- 挿口管の挿口部の周方向に沿って弧状に形成され、該挿口部の外周面と係止する係止部と、前記挿口部が挿入される受口管の受口部に形成され、前記挿口部の外周面に向けて開口し前記係止部を内部に収容する凹部と、前記受口部に設けられ、前記係止部を前記挿口部の径方向に押圧する押圧部とを備え、前記両口部の相対移動を防止する移動防止手段であって、
前記係止部は、前記挿口部の外周面と係止する第1爪と、該第1爪に対して軸方向に離間して前記挿口部の外周面と係止する第2爪とを有し、前記凹部内にて傾動し、前記第1爪若しくは前記第2爪が前記挿口部の外周面に食い込むように、前記凹部に収容されており、
前記係止部は、前記周方向に略対称形状であるとともに、前記軸方向にも略対称形状であり、
前記受口部は、周方向に所定数に分割され端部同士が組付けられる分割部材から構成されており、
前記押圧部は、前記受口部の内周面に突出形成された突部であって、前記分割部材の端部同士が組付けられることで、前記複数の前記係止部における前記周方向の略中央位置、かつ前記軸方向の略中央位置、を一度に径方向に押圧することを特徴とする移動防止手段。 - 前記係止部は前記挿口部の周方向に亘って複数配置されており、該係止部各々は略同形状であって、
前記押圧部は、前記係止部各々に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の移動防止手段。 - 前記凹部の内側面に、開口に向かって拡開するテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体管の移動防止手段。
- 前記係止部が収容された前記凹部の前記軸方向に、所定長を有する空隙が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の移動防止手段。
- 前記受口部は、前記受口管に対して所定のスライド長さをもって前記軸方向に離間及び近接可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の移動防止手段。
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