JP5358099B2 - 管継手移動防止具 - Google Patents
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Description
一方の流体管を構成する挿口部と、
該挿口部が挿入される他方の流体管を構成する受口部と、を備える管継手において、
前記挿口部の外周面に沿うとともに前記受口部側に設けられ、前記両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止具であって、
前記挿口部の外周面に対向するように周方向に沿って形成された凹部と、該凹部に沿って収容され、該凹部の内壁を反力として利用して前記挿口部の外周面に係止する係止部と、から少なくとも構成され、
前記係止部は、
前記両口部が管軸方向に離間する離間方向に相対移動しようとする場合に、該係止部が前記凹部内で傾動し前記挿口部の外周面に係止する第1の係止爪と、
前記両口部が前記離間方向と反対方向に相対移動しようとする場合に、該係止部が前記凹部内で傾動し前記挿口部の外周面に係止する第2の係止爪と、
前記係止部が傾動するときに前記内壁に当接して前記第1若しくは第2の係止爪に反力を伝える当接部と、を備え、
前記係止部における管軸を包含する断面視形状が、前記係止部の前記断面視形状の中央で管軸と略直交する直交線を中心として、該直交線上若しくはその近傍に位置する短い略水平の直線状に前記当接部を形成し、前記当接部の両端には前記係止部が傾動するときの傾動径の中心となる中心点を配置して小さい傾動半径で傾動する形状であるとともに、前記第1の係止爪及び第2の係止爪の両爪を略対称に配置した略対称形状であることを特徴としている。
この特徴によれば、係止部における断面視形状が、前記係止部の前記断面視形状の中央で管軸と略直交する直交線を中心として、この直交線上若しくはその近傍に短い略水平の直線状に形成された当接部を配置しているため、両口部が管軸方向に離間方向に相対移動しようとする場合、そして離間方向と反対方向に相対移動しようとする場合のいずれの場合においても、該直交線上若しくはその近傍に配置され短い略水平の直線状に形成された当接部により凹部の内壁を反力として利用して、係止部が中心点を中心に比較的小さい傾動半径で傾動し、係止爪が挿口部の外周面に適度に食い込み挿口部に係止することになり、係止爪の過度の食い込みに起因する挿口部の損傷を防止できる。また、第1及び第2の係止爪を略対称に配置した略対称形状であるため、係止部がいずれの向きにも略対称に中心点を中心にして傾動して略同等の傾止力を発揮できる。特に、例えば両口部を備える管継手に曲げが生じた場合に、曲げを形成する外側において両口部が離間方向に相対移動しようとする力と、曲げを形成する内側において両口部が離間方向と反対方向に相対移動しようとする力とが、両口部の周方向に連続して発生しても、いずれの力に対して、両爪が挿口部の外周面に亘って同等の力で係止することで、両口部の相対移動を周方向に亘って防止できる。
前記当接部は、前記直交線上に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、当接部が、略対称形状である係止部の中心に位置する直交線上において設けられているため、係止部が傾動する傾動半径を最小化できる。また、両口部が離間方向に相対移動しようとして係止部が一方向に傾動する場合、そして両口部が離間方向と反対方向に相対移動しようとして係止部が逆方向に傾動する場合の何れでも、直交線上において設けられた一の当接部により、第1若しくは第2の係止爪に同等の反力を伝えることが出来る。
前記当接部は、前記係止部が前記凹部内で傾動を開始したときから、前記係止爪が前記挿口部の外周面を係止して傾動を終了するまで傾動径の中心となる中心点を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、係止部が、凹部内で傾動を開始したときから、係止爪が挿口部の外周面を係止して傾動を終了するまで、傾動径の中心を変えることなく一の中心点周りに傾動するため、係止爪が、挿口部の外周面を余計に傷付けることなく、しっかりと係止する。
前記凹部に、管軸に向かって螺挿され前記当接部に当接する押しねじが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、凹部に設けられた押しねじを管軸に向かって適宜螺挿することで、押しねじと当接部とが当接するときの係止部の傾動角度を調整し、挿口部の外周面に係止する第1若しくは第2の係止爪に伝える反力を調整できる。
2 挿口部
2a 外周面
3 他方の流体管
4 受口部
10 管継手移動防止具
12 係止部
13 押しねじ
13a 先端面(内壁)
15 当接部
15a,15b 中心点
16a 第1の係止爪
16b 第2の係止爪
17 凹部
17a 内壁
Claims (4)
- 一方の流体管を構成する挿口部と、
該挿口部が挿入される他方の流体管を構成する受口部と、を備える管継手において、
前記挿口部の外周面に沿うとともに前記受口部側に設けられ、前記両口部の管軸方向の相対移動を防止する管継手移動防止具であって、
前記挿口部の外周面に対向するように周方向に沿って形成された凹部と、該凹部に沿って収容され、該凹部の内壁を反力として利用して前記挿口部の外周面に係止する係止部と、から少なくとも構成され、
前記係止部は、
前記両口部が管軸方向に離間する離間方向に相対移動しようとする場合に、該係止部が前記凹部内で傾動し前記挿口部の外周面に係止する第1の係止爪と、
前記両口部が前記離間方向と反対方向に相対移動しようとする場合に、該係止部が前記凹部内で傾動し前記挿口部の外周面に係止する第2の係止爪と、
前記係止部が傾動するときに前記内壁に当接して前記第1若しくは第2の係止爪に反力を伝える当接部と、を備え、
前記係止部における管軸を包含する断面視形状が、前記係止部の前記断面視形状の中央で管軸と略直交する直交線を中心として、該直交線上若しくはその近傍に位置する短い略水平の直線状に前記当接部を形成し、前記当接部の両端には前記係止部が傾動するときの傾動径の中心となる中心点を配置して小さい傾動半径で傾動する形状であるとともに、前記第1の係止爪及び第2の係止爪の両爪を略対称に配置した略対称形状であることを特徴とする管継手移動防止具。 - 前記当接部は、前記直交線上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の管継手移動防止具。
- 前記当接部は、前記係止部が前記凹部内で傾動を開始したときから、前記係止爪が前記挿口部の外周面を係止して傾動を終了するまで傾動径の中心となる中心点を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手移動防止具。
- 前記凹部に、管軸に向かって螺挿され前記当接部に当接する押しねじが設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管継手移動防止具。
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JP2008012142A JP5358099B2 (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 管継手移動防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008012142A JP5358099B2 (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 管継手移動防止具 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008012142A Active JP5358099B2 (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 管継手移動防止具 |
Country Status (1)
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JP5037035B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2012-09-26 | コスモ工機株式会社 | 流体管の移動防止手段 |
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- 2008-01-23 JP JP2008012142A patent/JP5358099B2/ja active Active
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