JP5674335B2 - 支持手段 - Google Patents
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各分割管の互いの管端部同士を接続することで管路が形成される流体管に、管軸方向に沿って所定間隔おきに設けられ、前記流体管を管軸方向に移動可能に支持する支持手段であって、
各々の前記支持手段は、前記流体管とは独立して管路に沿う剛体に立設されるとともに前記分割管を外周に沿って支持するスタンドと、該スタンドとの間に該分割管を挟み外周に沿って被覆するカバーと、前記分割管を挟圧可能に前記スタンド及び前記カバーを接続する接続部材と、から成り、
前記スタンドは、前記分割管の外周面に周方向に沿って当接する弾性部材を備えるとともに、前記カバーは、内径方向に突設され前記分割管の外周面に周方向に沿って当接する突起部を備え、且つ前記突起部に管軸方向に連続し前記分割管の外周面から漸次離間するように形成されたテーパ部を備え、前記分割管は、前記スタンドに備えられた前記弾性部材と、前記カバーの内径方向に突設された前記突起部とに当接した状態で、前記接続部材により前記分割管を挟圧することで前記弾性部材が前記分割管の外周面に当接することを特徴としている。
この特徴によれば、スタンド及びカバーを接続する接続部材により分割管を挟圧することで、弾性変形した弾性部材が分割管の外周面に沿って均一に馴染んで当接するため、突起部と分割管との当接領域が、流体管の管軸方向の移動の前後で変わらず維持され、流体管の外周面を傷付けずに弾性部材及び突起部により管軸に沿って案内しながら移動できる。
そして、分割管は、スタンドに備えられた弾性体と、カバーの内径方向に突設された突起部とに当接した状態で、接続部材により分割管を挟圧することで弾性部材が分割管の外周面に当接するので、弾性部材は、弾性変形しつつ分割管の外周面に沿って馴染んで当接し、突起部と分割管との当接領域が、流体管の管軸方向の移動の前後で変わらず維持される。そのため、突起部と分割管との当接領域が、流体管の管軸方向の移動の前後で変わらず維持され、該当接領域が維持され、流体管が微振動等を外力として受けて管軸方向に若干の移動が生じる場合においても、管軸に沿って案内しながら移動可能に分割管を安定して支持することができるとともに、突起部に管軸方向に連続したテーパ部が、分割管の外周面から漸次離間して形成されているため、管軸方向の移動を許容された分割管が、テーパ部に当接することなく突起部に当接した状態のまま移動できる。
前記各分割管は、少なくとも1つの前記支持手段に支持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、互いの管端部同士が接続された各分割管が、それぞれ支持手段に支持されているため、分割管同士が互いに相対移動しても、各分割管を安定して支持できる。
前記テーパ部は、前記突起部を中心に管軸方向の両側に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、分割管が、管軸に沿う両方向のうち何れの方向に移動する場合も、同様に、テーパ部に当接することなく突起部に当接した状態のまま移動できる。
前記突起部は、前記カバーの周方向に沿って複数設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、突起部をカバーの周方向に沿って複数設けることで、接続部材による挟圧力に応じて当接領域の加減を適宜設計できる。
前記突起部は、前記カバーの周方向に亘って延在していることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーの周方向に亘って延在している突起部により、分割管を周方向に均一に支持できる。
2 分割管
2a 管端部
10 支持手段
11 カバー
11a 突起部
11b テーパ部
12 スタンド
13 ボルト・ナット(接続部材)
14 弾性部材
20 支持手段
21 カバー
21a 突起部
21b テーパ部
30 支持手段
31 カバー
31a 突起部
Claims (5)
- 各分割管の互いの管端部同士を接続することで管路が形成される流体管に、管軸方向に沿って所定間隔おきに設けられ、前記流体管を管軸方向に移動可能に支持する支持手段であって、
各々の前記支持手段は、前記流体管とは独立して管路に沿う剛体に立設されるとともに前記分割管を外周に沿って支持するスタンドと、該スタンドとの間に該分割管を挟み外周に沿って被覆するカバーと、前記分割管を挟圧可能に前記スタンド及び前記カバーを接続する接続部材と、から成り、
前記スタンドは、前記分割管の外周面に周方向に沿って当接する弾性部材を備えるとともに、前記カバーは、内径方向に突設され前記分割管の外周面に周方向に沿って当接する突起部を備え、且つ前記突起部に管軸方向に連続し前記分割管の外周面から漸次離間するように形成されたテーパ部を備え、前記分割管は、前記スタンドに備えられた前記弾性部材と、前記カバーの内径方向に突設された前記突起部とに当接した状態で、前記接続部材により前記分割管を挟圧することで前記弾性部材が前記分割管の外周面に当接することを特徴とする支持手段。 - 前記各分割管は、少なくとも1つの前記支持手段に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の支持手段。
- 前記テーパ部は、前記突起部を中心に管軸方向の両側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の支持手段。
- 前記突起部は、前記カバーの周方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支持手段。
- 前記突起部は、前記カバーの周方向に亘って延在していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支持手段。
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JP2010098677A JP5674335B2 (ja) | 2010-04-22 | 2010-04-22 | 支持手段 |
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JP2010098677A JP5674335B2 (ja) | 2010-04-22 | 2010-04-22 | 支持手段 |
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Family Applications (1)
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