JP2007312695A - いなり寿司製造装置における仕上げ成形機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】半成形いなり寿司の油揚余端の折り込み成形に際し、バラツキを生じずに折り込むことができるようにする。
【解決手段】油揚Qに寿司飯Pを充填した半成形いなり寿司Rの真上より下降し、半成形いなり寿司Rの開口部上部の油揚余端を内側へ折り込むよう油揚折り込み成形面22bを備えた油揚上部押え22と、該油揚上部押え22を介して前後両側で回動可能に配設し、油揚上部押え22の下降移動に連動して当該油揚上部押え22側に向けて閉塞可能とした油揚後部押え23および油揚前部押え24とを備えた3分割構造に形成して成る。
【選択図】図13

Description

本発明は、いなり寿司を機械的に連続して製造するための自動化されたいなり寿司製造装置における仕上げ成形機構に関する。
従来のいなり寿司製造装置における仕上げ成形機構としては、本特許出願人によって既に提案されている特許文献1に開示されているように、内側へ折り込み自在となっている油揚折り込み兼成形部が設けられている半成形いなり寿司開口部の成形用板をバネ力に抗して下方へ押し下げ回動可能とし、油揚折り込み兼成形部は、側面略半円弧形状に形成して、内向きに各曲突する上部湾曲片と下部湾曲片とを設け、当該成形用板が、上昇位置から、下方へ押圧回転されることで、上部湾曲片で、開口部上部の油揚余端を巻き込んで内側(寿司飯)へ折り込み、これをさらに、下部湾曲片で内側へ折り込むと共に、全体にて半成形いなり寿司の前端部を圧縮成形するよう構成されている。さらに、上記油揚折り込み兼成形部の内面中央部に、長さ方向へ側面略半円形状の突条を突設し、該突条が仕上げ成形時、油揚余端と寿司飯を内側へ圧縮することで、寿司飯に対して油揚余端を接着させるものとしている。
特許第3709270号公報
ただ、従来においては、従来における仕上げ成形機構では、寿司飯が充填されている油揚開口部の上部および左右両側部における各油揚余端を、単体で成形されている油揚折り込み兼成形部によって一動作で一挙に折り込み成形させるものであるから、油揚の位置合わせが少しでもくるうと成形にバラツキを生じ易くなる。また、油揚内への寿司飯の充填量、すなわちいなり寿司自体の大きさが油揚折り込み兼成形部によって制限され、適応性に欠けるものとなる。さらに、仕上げ成形時、油揚折り込み兼成形部の内面中央部の突条が、油揚余端と寿司飯を内側へ強制的に圧縮するものであるため、内側へ折り込まれた油揚余端自体が破損する虞れも生じる等の問題点を有していた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、寿司飯が充填されている油揚開口部の油揚余端の折り込み成形にバラツキを生じさせず、且つ油揚内への寿司飯の充填量(いなり寿司の大きさ)に左右されずに油揚余端を正確に折り込むことができ、さらに内側へ折り込まれた油揚余端自体が、従来のような内側への強制圧縮によって破損することがないようにし、これによって、定形で形の良い高品質のいなり寿司を歩留り良く製造できるようにしたいなり寿司製造装置における仕上げ成形機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、油揚に寿司飯を充填した半成形いなり寿司の真上より下降され、半成形いなり寿司の開口部上部の油揚余端を内側へ折り込ませるよう油揚折り込み成形面を備えた油揚上部押えと、該油揚上部押えを介して前後両側で回動可能に配設され、油揚上部押えの下降移動に連動して当該油揚上部押え側に向けて閉塞可能とした油揚後部押えおよび油揚前部押えとを備えた3分割構造に形成して成ることを特徴とする。
また、油揚上部押えには、この前後両側面に円弧凹状のガイド面を備え、該ガイド面に油揚後部押えおよび油揚前部押えそれぞれの上端側面が摺接されて成り、油揚上部押えの下降移動に伴ない上端側面が前記ガイド面に沿って相対摺動することで、油揚上部押えによる油揚余端の折り込みとほぼ同時に油揚後部押えおよび油揚前部押えそれぞれを閉塞可能にしたものである。
本発明によれば、寿司飯が充填されている油揚開口部の油揚余端の折り込み成形にバラツキを生じさせず、且つ油揚内への寿司飯の充填量(いなり寿司の大きさ)に左右されずに油揚余端を正確に折り込むことができ、さらに内側へ折り込まれた油揚余端自体が、従来のような内側への強制圧縮によって破損することがないようにし、これによって、連続作業での製造に際し、定形で形の良い高品質のいなり寿司を歩留り良く製造することができる。
また、油揚上部押えには、この前後両側面に円弧凹状のガイド面を備え、該ガイド面に油揚後部押えおよび油揚前部押えそれぞれの上端側面が摺接されて成り、油揚上部押えの下降移動に伴ない上端側面が前記ガイド面に沿って相対摺動することで、油揚上部押えによる油揚余端の折り込みとほぼ同時に油揚後部押えおよび油揚前部押えそれぞれを閉塞可能にしたので、油揚余端の折り込み成形に際し、先ず、半成形いなり寿司の前後両側面が保持されると同時に、下降する油揚上部押えの油揚折り込み成形面でもって開口部上部の油揚余端を内側へ折り込ませるものとなり、したがって、寿司飯が充填されている油揚開口部の油揚余端の折り込み成形にバラツキを生じさせず、且つ油揚内への寿司飯の充填量(いなり寿司の大きさ)に左右されずに油揚余端を正確に折り込むことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号1は、寿司飯Pを成形するためのターンテーブルであり、該ターンテーブル1には、図1に示すように、その円周方向に沿って寿司飯Pの複数の成形孔2が形成されている。この成形孔2は、全体的には略矩形状の孔に形成されているが、ターンテーブル1の外径方向に向けられた前面中央を凹部に、該凹部両側を凸部に形成されている。
また、ターンテーブル1の周回域の一側上方には、隣接した2つの成形孔2内に同時に寿司飯Pを充填するための二連式の寿司飯供給部3が配置され、さらに、ターンテーブル1の周回域において、寿司飯供給部3の下流側位置には、図2に示すように、例えば駆動源、偏心カム、クランク軸等から成る昇降機構5によって、隣接した2つの成形孔2内にある寿司飯Pを同時に型押しするための二連式の型押し部4が配置されている。これによって寿司飯Pの前面中央は凹部に、該凹部両側は凸部に成形される。
加えて、この型押し部4の下流側位置には、図4に示すように、成形された寿司飯Pを2つ同時にターンテーブル1下方にある寿司飯供給部6内に落とし込むよう当該ターンテーブル1の底面側に配した例えばウオームギヤ、ラックピニオンギア等によって駆動されるシャッター開閉機構7のシャッター開閉動作に連動して昇降可能とした二連アーム構造の下方押出機構8が配置されている。また、寿司飯供給部6には、成形された寿司飯Pを2つ同時に、当該寿司飯供給部6の側方にある油揚間欠搬送機構11に供給するためのピストンロッド機構により進退自在とした寿司飯押出機構9が配置されている。
この寿司飯供給部6の前端には、図5に示すように、切口部を開口した油揚Q内に寿司飯Pを導入するために、略アヒルの嘴状のガイドピース10a、10bが張力の小さい引っ張りバネ10cでもって常時閉塞された状態に保持され、図9に示すように、寿司飯Pの進出に伴う押圧力によってガイドピース10a、10b先端が開放されるようにした導入案内部10が設けられている。
油揚間欠搬送機構11としては、図3に示すように、半截された油揚Qを一定間隔をおいて、且つターンテーブル1の回転方向と同じ方向へ間欠的に搬送するためのコンベアベルト12を水平に配置して構成されている。このコンベアベルト12は、その一側端近くにあって、所用複数個の長孔13が当該コンベアベルト12の長手方向に沿って所定ピッチ間隔で貫通してあると共に、各長孔13相互間にあって、当該コンベアベルト12の長手方向と直角に油揚Qの位置決め用突条14を突設させてある。
また、油揚間欠搬送機構11におけるコンベアベルト12上方には、当該コンベアベルト12上で隣接する2つの油揚Qを囲繞するように配置され、上側から見て略コ字形フレーム状に形成された寿司飯導入室15を備え、寿司飯Pが押出される側に寿司飯導入室15の開口側が対向し且つ寿司飯押出機構9の進退移動に連動して前後方向に往復移動可能となるようにしてある。そして、寿司飯押出機構9の奧部内壁には、図5および図12に示すように、二連式の寿司飯押出機構9に対向して、先端中央を凸型16aに、且つその両側を逃げ面16bに形成して成る二連の押え部材16が取り付けられている。
さらに、図5に示すように、寿司飯導入室15内側において、コンベアベルト12の長孔13と一致させた状態で、該コンベアベルト12の上部と下部に対向し、且つ成形された寿司飯Pを2つ同時に供給可能とした寿司飯供給部6に対応して二連式に配置され、油圧シリンダー等の駆動源(不図示)によって上下方向へ対称に移動可能とした上下一対の掴持用爪17a、17bによる油揚開口機構17を備えている。
これら掴持用爪17a、17bは、図6に示すように、コンベアベルト12の間欠停止時に駆動源が作動して上部の掴持用爪17aが下降すると同時に下部の掴持用爪17bを上昇させ、コンベアベルト12の長孔13から上方へ突出すると同時に両爪17a、17bを閉じ動作させ、油揚Qの切口部を掴持し、次いで、図7に示すように、駆動源の逆動作によって上下両爪17a、17bが対称に移動され、これにより油揚Qの切口部を開放させる。
また、油揚間欠搬送機構11におけるコンベアベルト12の寿司飯押出機構9の下流側には、該コンベアベルト12にて間欠搬送される半成形いなり寿司Rの油揚Q開口部上部の油揚余端Q1を内側へ折り込んで仕上げを行なうための二連式の仕上げ成形機構21を設置してある。
この仕上げ成形機構21は、図13に示すように、寿司飯Pを充填した油揚Qの真上より下降する油揚上部押え22と、該油揚上部押え22を介しての前後両側に配した油揚後部押え23および油揚前部押え24との3分割構造によって構成されている。
すなわち、油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれは、図13(b)に示すように、コンベアベルト12に隣接して配置された支持ポール25上端から当該コンベアベルト12の真上に配置された支持板26に対し当該油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端側にある回動支持部26aを介して回動可能に枢着された状態で下方へ垂設されている。
また、これら油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端部同士に引っ張りバネ27の両端を掛架させることによって、油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれを互いに開方向に付勢してある。これら互いに閉塞する油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの下端保持部23a、24aによって半成形いなり寿司Rの前後両側面が保持されるようにしてある。
このとき、油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの下端保持部23a、24aは、図13(a)に示すように、コンベアベルト12に載せられている2つの半成形いなり寿司Rの前後両側面を同時に保持可能とするようコンベアベルト12に沿って略L字状に延設されている。また、油揚後部押え23の下端保持部23aの内側面下端側は、外方へ向けて湾曲した凸形状となっており、油揚後部押え23で半成形いなり寿司Rの後部を保持した際には、この凸部をもって半成形いなり寿司Rを下側から抱きかかえるようにしている。
また、図13(b)に示すように、支持ポール25に隣接して昇降可能となる駆動機構28が設置され、この駆動機構28の上端側には、短尺の第1リンク29の一端が回動可能に連繋され、第1リンク29の他端側には、中央が前記支持ポール25上端に回動可能に枢着された略V字形アーム状の第2リンク30の一端が固着されている。そして、前記支持ポール25の上端には前後一対のガイドロッド32に沿って昇降可能としたブラケット33が設けられ、該ブラケット33に一端が回動可能に連繋された短尺な第3リンク31の他端が前記第2リンク30の他端に固着されている。このブラケット33には、前記油揚上部押え22の上端部が固設され、当該油揚上部押え22を前記油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの間に上下スライド可能に介挿させてある。したがって、駆動機構28による昇降動作によって第1リンク29、第2リンク30、第3リンク31を介して、ブラケット33は油揚上部押え22と一体となってガイドロッド32に沿って昇降移動する。
油揚上部押え22には、この前後両側面に円弧凹状のガイド面22aを備え、該ガイド面22aに油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端側面が摺接されている。また、半成形いなり寿司Rの開口部上部の油揚余端Q1を内側へ折り込ませるために一端側に向けて湾曲した油揚折り込み成形面22bを下端面に備えている。このとき、油揚上部押え22の油揚折り込み成形面22bは、図13(a)に示すように、コンベアベルト12に載せられている2つの半成形いなり寿司Rの上面を同時に押さえ込むようコンベアベルト12に沿って略L字状に延設されている。
これにより駆動機構28による油揚上部押え22の上昇位置では、図13(b)に示すように、揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端側面が油揚上部押え22のガイド面22aに係入されることで、引っ張りバネ27の張力により油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれが開放される。
一方、駆動機構28による油揚上部押え22の下降移動に伴ない油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端側面がガイド面22aに沿って相対摺動し、図13(c)に示すように、当該上端側面がガイド面22a位置上方の壁面に相対摺動することで、油揚上部押え22による油揚余端Q1の折り込み直前に油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれを引っ張りバネ27の張力に抗して閉塞させる。したがって、油揚上部押え22が下降した際には、先ず、半成形いなり寿司Rの前後両側面が油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれによって保持され、この直後に、下降する油揚上部押え22の油揚折り込み成形面22bでもって開口部上部の油揚余端Q1を内側へ折り込ませる。
尚、本実施の形態において、寿司飯供給部3、型押し部4、下方押出機構8、寿司飯供給部6、寿司飯押出機構9、仕上げ成形機構21それぞれは全て二連式の構造にしてあるが、これは本発明を何等限定するものではなく、一連式の構造であっても良いことは勿論である。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、動作の一例について説明する。
先ず、図1に示すように、二連式の寿司飯供給部3により、ターンテーブル1の2つの成形孔2内に同時に寿司飯Pを充填する。そして、図2に示すように、ターンテーブル1は間欠回転されて型押し部4で寿司飯Pを同時に型押された後、図3に示すように、シャッター開閉機構7のシャッターを開放させると同時に下方押出機構8を下降させることで、成形された寿司飯Pを2つ同時にターンテーブル1下方にある寿司飯供給部6内に落とし込む。
次いで、図3に示すように、寿司飯押出機構9によって寿司飯供給部6の側方にある油揚間欠搬送機構11におけるコンベアベルト12上に載置された隣接する2つの油揚Qそれぞれの切口部から当該油揚Q内部に供給される。
このとき、図5に示すように、コンベアベルト12により半截された油揚Qを一定間隔をおいて、ターンテーブル1の回転方向と同じ方向へ間欠的に搬送され、寿司飯導入室15内側に導入される。
そして、図6に示すように、油揚開口機構17において、コンベアベルト12の間欠停止時に駆動源が作動して上部の掴持用爪17aが下降すると同時に下部の掴持用爪17bが上昇し、コンベアベルト12の長孔13から上方へ突出すると同時に両爪17a、17bを閉じ動作し、油揚Qの切口部を掴持する。
次いで、図7に示すように、駆動源の逆動作によって上下両爪17a、17bが対称に移動され、これにより油揚Qの切口部を開放する。
そして、図8に示すように、この寿司飯供給部6の前端のガイドピース10a、10bが寿司飯Pの進出に伴う押圧力によって開放され、図9に示すように、押え部材16が若干進出した状態となって、切口部を開口した油揚Q内に寿司飯Pを導入して半成形いなり寿司Rが形成される。
寿司飯Pの導入後には、図10に示すように、上下両爪17a、17bが開放され、同時に図11に示すように、押え部材16と寿司飯押出機構9とが互いに反対方向に退避する。このとき、寿司飯供給部6の前端のガイドピース10a、10bは閉塞される。
次に、半成形いなり寿司Rはコンベアベルト12にて二連式の仕上げ成形機構21位置まで間欠搬送され、当該半成形いなり寿司Rの油揚Q開口部上部の油揚余端Q1を内側へ折り込んで仕上げを行なう。
すなわち、駆動機構28による昇降動作によって第1リンク29、第2リンク30、第3リンク31を介して、ブラケット33は油揚上部押え22と一体となってガイドロッド32に沿って間欠的に昇降移動される。この間欠昇降動作にタイミングを合わせた状態でコンベアベルト12により半成形いなり寿司Rは油揚上部押え22の下方に間欠搬送される。
このとき、油揚上部押え22の上昇位置では、図13(b)に示すように、揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端側面が油揚上部押え22のガイド面22aに係入しており、引っ張りバネ27の張力により油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれが開放されている。
一方、駆動機構28による油揚上部押え22の下降移動に伴ない油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれの上端側面がガイド面22aに沿って相対摺動する。このとき、図13(c)に示すように、当該上端側面はガイド面22a位置より上方の壁面に相対摺動し、油揚上部押え22による油揚余端Q1の折り込み直前に油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれは引っ張りバネ27の張力に抗して閉塞する。
したがって、油揚上部押え22が下降した際には、先ず、半成形いなり寿司Rの前後両側面が油揚後部押え23および油揚前部押え24それぞれによって保持され、この直後に、下降する油揚上部押え22の油揚折り込み成形面22bでもって開口部上部の油揚余端Q1を内側へ折り込ませる。
本発明を実施するための最良の形態におけるターンテーブルの一例を示す平面図である。 同じくターンテーブルの側面図である。 同じくターンテーブルに対する油揚間欠搬送機構の配置関係を説明する一部切欠平面図である。 同じくターンテーブルに対する寿司飯供給部の配置関係を説明する一部を断面で示した一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程の一部を示すもので、(a)は油揚が導入された状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程を一部を示すもので、(a)は油揚開口機構が作動する状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程を一部を示すもので、(a)は油揚開口機構により油揚の切口部を開放した状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程を一部を示すもので、(a)は切口部を開口した油揚内に寿司飯を導入する直前の状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程を一部を示すもので、(a)は切口部を開口した油揚内に寿司飯を導入した直後の状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程を一部を示すもので、(a)は油揚開口機構の掴持用爪を開放した状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程を一部を示すもので、(a)は寿司飯押出機構を退避させた状態の一部切欠平面図、(b)は一部切欠側面図である。 同じく寿司飯押出機構の動作工程における寿司飯導入状態を示すもので、(a)はその平面図、(b)は一部断面で示した平面図である。 同じく仕上げ成形機構の動作の一例を示すもので、(a)は左側面図、(b)は油揚余端の折り込み仕上げ直前の状態を示す正面図、(c)は油揚余端の折り込み仕上げ直後の状態を示す正面図である。
符号の説明
P 寿司飯
Q 油揚
Q1 油揚余端
R 半成形いなり寿司
1 ターンテーブル
2 成形孔
3 寿司飯供給部
4 型押し部
5 昇降機構
6 寿司飯供給部
7 シャッター開閉機構
8 下方押出機構
9 寿司飯押出機構
10 導入案内部
10a、10b ガイドピース
10c 引っ張りバネ
11 油揚間欠搬送機構
12 コンベアベルト
13 長孔
14 位置決め用突条
15 寿司飯導入室
16 押え部材
16a 凸型
16b 逃げ面
17 油揚開口機構
17a、17b 掴持用爪
21 仕上げ成形機構
22 油揚上部押え
22a ガイド面
22b 油揚折り込み成形面
23 油揚後部押え
23a、24a 下端保持部
24 油揚前部押え
25 支持ポール
26 支持板
26a 回動支持部
27 引っ張りバネ
28 駆動機構
29 第1リンク
30 第2リンク
31 第3リンク
32 ガイドロッド
33 ブラケット

Claims (2)

  1. 油揚に寿司飯を充填した半成形いなり寿司の真上より下降され、半成形いなり寿司の開口部上部の油揚余端を内側へ折り込ませるよう油揚折り込み成形面を備えた油揚上部押えと、該油揚上部押えを介して前後両側で回動可能に配設され、油揚上部押えの下降移動に連動して当該油揚上部押え側に向けて閉塞可能とした油揚後部押えおよび油揚前部押えとを備えた3分割構造に形成して成ることを特徴とするいなり寿司製造装置における仕上げ成形機構。
  2. 油揚上部押えには、この前後両側面に円弧凹状のガイド面を備え、該ガイド面に油揚後部押えおよび油揚前部押えそれぞれの上端側面が摺接されて成り、油揚上部押えの下降移動に伴ない上端側面が前記ガイド面に沿って相対摺動することで、油揚上部押えによる油揚余端の折り込みとほぼ同時に油揚後部押えおよび油揚前部押えそれぞれを閉塞可能にした請求項1記載のいなり寿司製造装置における仕上げ成形機構。
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