JP2007312633A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 リール本体に回転自在に支持されたロータと、リール本体に取り付くハンドルの操作で前記ロータを駆動する駆動機構と、キャスティング時及び釣糸の巻取り操作時に、前記駆動機構の逆転を防止してロータの逆回転を防止する一方向クラッチからなる逆転防止機構とを備え、リール本体に、前記一方向クラッチを収納する収納部をロータ内に突設した魚釣用スピニングリールに於て、前記収納部のロータの内周面に対向する部位に、水抜き用の貫通孔を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
そして、ベールを釣糸放出位置へ倒して仕掛けをキャスティングすると、スプールに巻回された釣糸がスパイラル状に繰り出され、また、ベールを釣糸巻取り位置へ反転させてハンドルを巻取り操作すると、ロータが釣糸巻取り方向へ回転(正回転)し、このロータの回転に連動してリール本体の前後方向へ往復動するスプールに釣糸が巻き取られるようになっている。
更にまた、貫通孔から積極的に水抜きを行うために、スピニングリールを振ったり揺すったりする等、実釣動作と関係ない動作をしなければならない煩わしさもあった。
そして、本発明の第二の目的は、水抜き機能と防水/異物の侵入防止機能を適宜選択可能としたスピニングリールを提供することにある。
そして、請求項2に係る発明によれば、貫通孔を釣竿取付脚と反対側、即ち、スピニングリールの下方に開口して設けたので、収納部内に水が浸入しても、実釣時やハンドル操作時に効率良く水が貫通孔から自然滴下し、積極的に水抜きを行うためにスピニングリールを振ったり揺すったりする等、実釣動作と関係ない動作をする必要がない利点を有する。
図1乃至図3は請求項1及び請求項2に係るスピニングリールの第一実施形態を示し、図1に於て、1は軸受2,3を介してリール本体5の前部に回転可能に支持された中空な回転軸筒(フライヤ軸)で、その先端にロータ7がナット9で固定されている。また、回転軸筒1の後端側外周に設けられたピニオン11に、ハンドル13のハンドル軸15に回り止め嵌着した駆動歯車17が噛合しており、ハンドル13の回転操作(巻取り操作)が駆動歯車17,ピニオン11から回転軸筒1に伝達されて、ロータ7が釣糸巻取り方向へ回転するようになっている。
そして、ロータ7の基部には、一対の支持アーム19がリール本体5の前方へ一体に延設されており、両支持アーム19の先端に、夫々、ベール支持部材21が釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転自在に取り付けられている。そして、両ベール支持部材21の間に半環状のベール23が取り付き、一方のベール支持部材21にラインローラ25が回転可能に装着されている。
従来周知のようにトラバース機構31は、リール本体5内にスプール軸27と平行に回転可能に支持された螺軸(トラバースカム軸)33と、当該螺軸33の外周に設けられたカム溝35に係合する係合爪を有する摺動子37と、螺軸33の前端部に回り止め嵌着されて前記ピニオン11に噛合する従動歯車39とで構成されており、摺動子37はスプール軸27の後端部にビス41で固定されている。
そして、上述の如き構成に加え、本実施形態に係るスピニングリール44も、キャスティング時や釣糸の巻取り操作時に、ロータ7を回転駆動する駆動機構の逆転を防止してロータ7の釣糸繰出し方向への回転(逆回転)を阻止する一方向クラッチ45を用いた逆転防止機構47が装着されている。
一方向クラッチ45は、収納部49の内周に固着された外輪51と、断面非円形の回転軸筒1の外周に回り止め嵌合された内輪53と、周方向へ複数個のコロ55を等間隔に保持する保持器57と、当該保持器57の外方に設けられた凸状の係合部59に係合するストッパON/OFF切換えプレート(以下、「切換えプレート」という)61とを備え、保持器57は内,外輪53,51間に回転可能に配置されている。そして、図2に示すように一方向クラッチ45は、収納部49に固着した2枚の薄肉な円盤状の押さえプレート63,65によって抜け止めが図られると共に、前記軸受2を介して内輪53が収納部49に支持されている。
尚、貫通孔77は水抜きとして機能するものであれば円孔でも長孔でもよく、形状や大きさは特に限定されない。また、リール全体の軽量化や水抜き機能を重視して貫通孔77を複数設けることも可能である。
そして、実釣時に、毛細管現象等によって押さえプレート63や軸受2,3等の僅かな隙間から収納部49内に水が浸入するが、収納部49の周壁に水抜き用の貫通孔77が釣竿取付脚43と反対側、即ち、スピニングリール44の下方に開口して設けられているため、収納部49内に浸入した水は、自然に貫通孔77から外部に滴下する。
このように、本実施形態は、ロータ7の内周面7aに対向する収納部49の周壁に、水抜き用の一つの貫通孔77を釣竿取付脚43と反対側、即ち、スピニングリール44の下方に開口して設けたので、収納部49内に水が浸入しても、特許文献1の従来例と異なり、実釣時やハンドル操作時に効率良く水が貫通孔77から自然滴下し、積極的に水抜きを行うためにスピニングリール44を振ったり揺すったりする等、実釣動作と関係ない動作をする必要がない。
図4乃至図6は請求項1乃至請求項3に係るスピニングリールの一実施形態を示し、本実施形態は図1のスピニングリール44の構成に加え、水抜き機能と防水/異物の侵入防止機能を適宜選択可能としたもので、前記実施形態と同様、リール本体5に設けた一方向クラッチ45-1を収納する有底筒状の収納部49-1には、ロータ7の内周面7aに対向して水抜き用の一つの貫通孔77-1が釣竿取付脚43と反対側に、即ち、スピニングリール80の下方に開口している。
このように、本実施形態は、切換えレバー73による一方向クラッチ45-1(逆転防止機構47-1)の切り換え操作に連動して貫通孔77-1を開閉自在に構成したので、釣人の好みに応じて水抜き機能と防水/異物の侵入防止機能を適宜選択することができる利点を有する。
本実施形態はこのように構成されており、本実施形態によっても、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、収納部49内に水が浸入しても実釣時やハンドル操作時に効率良く水が貫通孔77-2から自然滴下し、積極的に水抜きを行うためにスピニングリール85を振ったり揺すったりする等、実釣動作と関係ない動作をする必要がない。
5 リール本体
7 ロータ
11 ピニオン
13 ハンドル
17 駆動歯車
27 スプール軸
29 スプール
31 トラバース機構
43 釣竿取付脚
44,80,85 スピニングリール
45,45-1 一方向クラッチ
47,47-1,47-2 逆転防止機構
49,49-1 収納部
49a 凸状収納部
51,51-1 外輪
53 内輪
55 コロ
57 保持器
61,61-1 切換えプレート
67 凹部
71 突片
73,73-1 切換えレバー
75,75-1 操作杆
77,77-1,77-2 貫通孔
79 隙間
Claims (3)
- リール本体に回転自在に支持されたロータと、
リール本体に取り付くハンドルの操作で前記ロータを駆動する駆動機構と、
キャスティング時及び釣糸の巻取り操作時に、前記駆動機構の逆転を防止してロータの逆回転を防止する一方向クラッチからなる逆転防止機構とを備え、
リール本体に、前記一方向クラッチを収納する収納部をロータ内に突設した魚釣用スピニングリールに於て、
前記収納部のロータの内周面に対向する部位に、水抜き用の貫通孔を設けたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記貫通孔は、リール本体に形成された釣竿取付脚と反対側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記貫通孔は、前記逆転防止機構の切り換え操作に連動して開閉自在に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
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