JP2003284466A - スピニングリールのマスターギア - Google Patents

スピニングリールのマスターギア

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JP2003284466A JP2002095016A JP2002095016A JP2003284466A JP 2003284466 A JP2003284466 A JP 2003284466A JP 2002095016 A JP2002095016 A JP 2002095016A JP 2002095016 A JP2002095016 A JP 2002095016A JP 2003284466 A JP2003284466 A JP 2003284466A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールのマスターギアにおいて、
軸受を取り外しを容易に行えるようにする。 【解決手段】 スピニングリールのマスターギア11
は、ハンドル軸部7が回転不能に装着されリールボディ
2aに回転自在に設けられた軸部10aと、軸部10a
の回転支持部10gより内側外周に設けられピニオンギ
ア12に噛み合うギア部10bとを有している。軸部1
0aは、回転支持部10g外側の両端部外周に周方向に
沿って形成された座屈吸収用の第1溝部10eと、回転
支持部10g外周に周方向に沿って形成された座屈吸収
用の第2溝部10fとをさらに有している。第1溝部1
0e及び第2溝部10fは軸部10aの両端部にそれぞ
れ2箇所形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピニングリール
のマスターギア、特に、スピニングリールのリール本体
に回転自在に支持され、ピニオンギアを介してハンドル
の回転をロータに伝達するためのマスターギアに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピニングリールは、釣竿に装
着されるリール本体と、リール本体に回転自在に支持さ
れたロータと、ロータの前方に設けられ外周に釣り糸が
巻き付けられるスプールとを有している。ロータは、ス
プール軸の外周側に設けられたピニオンギアと一体で回
転する。スプールは、ピニオンギアに噛み合う中間ギア
を有するオシレーティング機構により前後に往復移動さ
せられる。ピニオンギアは、ピニオンギアと直交する軸
部を有するマスターギアに噛み合い、ハンドルの回転に
より回転する。マスターギアの軸部の両端側外周は、軸
受等によりリール本体に回転自在に装着されている。マ
スターギアの軸部には、ハンドルが装着されるととも
に、外周にギア部が設けられている。このようなスピニ
ングリールでは、ハンドルがマスターギアの軸部にねじ
込まれたものや、ハンドルをマスターギアの軸部に挿通
しハンドルの先端部をねじ止めしたもの等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
ハンドルがマスターギアの軸部に装着されている。この
ため、マスターギアの軸部にハンドルを装着すると、ハ
ンドルの先端部が押し込まれ、軸部の端部が座屈してし
まうことがある。このように、軸部の端部が座屈する
と、軸部の端部が径方向外方に膨らんでしまうおそれが
生じる。軸部の端部が径方向外方に膨らむと、軸受を取
り外すことが困難になる。
【0004】本発明の課題は、スピニングリールのマス
ターギアにおいて、軸受を取り外しを容易に行えるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのマスターギアは、スピニングリールのリール本
体に回転自在に支持されピニオンギアを介してハンドル
の回転をロータに伝達するためのスピニングリールのマ
スターギアであって、ハンドルが回転不能に装着されリ
ール本体に回転自在に設けられ回転支持部分外側の少な
くともいずれかの端部外周に周方向に沿って形成された
座屈吸収用の第1溝部を有する軸部と、軸部の回転支持
部分より内側外周に設けられピニオンギアに噛み合うギ
ア部とを備えている。
【0006】このマスターギアでは、軸部の回転支持部
分外側の端部外周に周方向に沿って座屈吸収用の第1溝
部が形成されている。このため、ハンドルの先端部が押
し込まれても、軸部の第1溝部が形成された部分が座屈
するので、軸部の端部が径方向外方に膨らむのを抑える
ことができる。したがって、軸部の端部が径方向外方に
膨らみにくくなるので、軸受の取り外しを容易に行うこ
とができる。
【0007】発明2に係るマスターギアは、発明1のマ
スターギアにおいて、軸部は内周にハンドルが回転不能
に装着される筒状部材である。この場合、軸部とハンド
ルとの装着が確実になる。発明3に係るマスターギア
は、発明1又は2のマスターギアにおいて、第1溝部は
軸部の回転支持部分外側の両端部外周に形成されてい
る。この場合、左右のハンドルを交換可能なリールにお
いて、ハンドルを左右のどちら側から装着しても、軸部
の端部が径方向外方に膨らむのを防止できる。
【0008】発明4に係るマスターギアは、発明1から
3のいずれかのマスターギアにおいて、軸部は軸部の回
転支持部分外周に周方向に沿って形成された座屈吸収用
の第2溝部をさらに有している。この場合、第1溝部の
内側に座屈吸収用の第2溝部を形成することにより、第
1溝部で抑えきれなかった座屈による軸部の径方向外方
への膨らみを防ぐことができる。
【0009】発明5に係るマスターギアは、発明1から
4のいずれかのマスターギアにおいて、ギア部は軸部と
一体成形されている。この場合、ギア部及び軸部の強度
を高く維持できる。発明6に係るマスターギアは、発明
1から4のいずれかのマスターギアにおいて、ギア部は
軸部と別体で形成されている。ギア部の形成が容易にな
るとともに、ギア部と軸部とを異なる材質で形成するこ
とができる。
【0010】発明7に係るマスターギアは、発明1から
6のいずれかのマスターギアにおいて、ギア部は、軸部
外周に設けられたフランジ部と、フランジ部に回転不能
に取り付けられた円板部と、円板部の外周側に設けられ
ピニオンギアに噛み合う歯部とを有している。この場
合、フランジ部により円板部及び歯部を軸部に設けやす
くなる。
【0011】発明8に係るマスターギアは、発明7のマ
スターギアにおいて、フランジ部は軸部と一体成形され
ている。この場合、フランジ部及び軸部の強度を高く維
持できる。発明9に係るマスターギアは、発明7のマス
ターギアにおいて、フランジ部は軸部と別体で形成され
ている。この場合、フランジ部、円板部及び歯部の形成
が容易になるとともに、フランジ部、円板部及び歯部と
軸部とを異なる材質で形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を採用したス
ピニングリールは、図1に示すように、釣竿Rに装着さ
れ、釣竿Rの軸方向に沿う軸回りに釣り糸を巻き取るリ
ールであって、ハンドル組立体1を有するリール本体2
と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3
は、リール本体2の前部に回転自在に支持されており、
釣り糸をスプール4に巻き付けるためのものである。ス
プール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロ
ータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
【0013】ハンドル組立体1は、図2及び図4に示す
ように、後述するマスターギア11の軸部10aに螺合
する部材であり、軸部10aの両端のいずれにも回転不
能かつ着脱自在に装着可能である。ハンドル組立体1
は、装着時に軸部10aと同芯に配置されるハンドル軸
部7と、ハンドル軸部7に着脱自在に装着されハンドル
軸部7に対して回転不能かつ揺動可能なハンドルアーム
8と、ハンドルアーム8の先端にハンドル軸部7と平行
な軸回りに回転自在に装着されたハンドル把手9とを有
している。ハンドルアーム8は、ビス40によりハンド
ル軸部7に対して着脱自在に取り付けられる。
【0014】ハンドル軸部7は、図4に示すように、軸
部10aの右端に螺合する右ねじ(時計回りに回すと締
まるねじ)の雄ねじ部7aが形成された軸部材である。
ハンドルアーム8は、略球状の外観のハンドル軸部装着
部8aと、ハンドル軸部装着部8aからハンドル軸部7
の径方向に沿って延びるアーム部8bとを有している。
アーム部8bは、ハンドル軸部7と交差する方向に延び
る棒状の部材であり、ハンドル軸部装着部8aと一体形
成されている。アーム部8bの先端にハンドル把手9が
回転自在に装着されている。
【0015】リール本体2は、図2に示すように、左側
部に開口2cを有するリールボディ2aと、リールボデ
ィ2aから斜め上前方に一体で延びるT字状の竿取付脚
2bと、リールボディ2aの開口2cを閉塞するための
蓋体2dとを有している。リールボディ2aは、図2及
び図3に示すように、内部に空間を有しており、その空
間内には、ロータ3をハンドル組立体1の回転に連動し
て回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に
移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティ
ング機構6とが設けられている。
【0016】リールボディ2aの右側面には、図2及び
図4に示すように、筒状のボス部17aが形成されてい
る。ボス部17aは、軸部10aの図4右端を支持する
軸受16aを収納するためにリールボディ2aの内方に
突出して形成されている。蓋体2dのボス部17aに対
向する位置には、ボス部17bが形成されている。ボス
部17bは軸部10aの図4左端を支持する軸受16b
を収納するためにリールボディ2aの内外方に突出して
形成されている。ハンドル組立体1が装着された側と逆
側のボス部(図4ではボス部17a、図2ではボス部1
7b)は、軸カバー19aにより閉塞されている。ハン
ドル組立体1が装着された側のボス部(図4ではボス部
17b、図2ではボス部17a)は、孔あきカバー19
bにより水の侵入が防止されている。
【0017】ロータ駆動機構5は、図2及び図4に示す
ように、ハンドル組立体1が回転不能に装着された軸部
10aを有するマスターギア11と、マスターギア11
に噛み合うピニオンギア12とを有している。マスター
ギア11は、図5に拡大して示すように、ハンドル軸部
7が回転不能に装着されリールボディ2aに回転自在に
設けられた軸部10aと、軸部10aの回転支持部10
gより内側外周に設けられピニオンギア12に噛み合う
ギア部10bとを有している。
【0018】軸部10aは内周にハンドル軸部7が回転
不能に装着される筒状部材である。軸部10aの右端に
は、図4及び図5に示すように、ハンドル軸部7に螺合
する雌ねじ部10cが形成され、左端にはハンドル軸部
7に螺合する雌ねじ部10dが形成されている。また、
軸部10aの両端は、軸受16a、16bを介してリー
ルボディ2aに回転自在に支持されている。
【0019】軸部10aは、図2、図4及び図5に示す
ように、軸受16a、16bに支持される回転支持部1
0g外側の両端部外周に周方向に沿って形成された座屈
吸収用の第1溝部10eと、回転支持部10g外周に周
方向に沿って形成された座屈吸収用の第2溝部10fと
をさらに有している。ここでは、第2溝部10fは第1
溝部10eの内側に形成されている。第1溝部10e及
び第2溝部10fは軸部10aの両端部にそれぞれ2箇
所形成されている。
【0020】ギア部10bは、図5に示すように、軸部
10a外周に設けられたフランジ部hと、フランジ部1
0hにねじ部材10kにより回転不能に取り付けられた
円板部10iと、円板部10iの外周側に設けられピニ
オンギア12に噛み合うフェースギアからなる歯部10
jとを有している。フランジ部10hは軸部10aと一
体成形され、円板部10i及び歯部10jは軸部10a
と別体で形成されている。
【0021】ピニオンギア12は、図2に示すように、
釣竿の軸方向に沿う軸回りに回転自在にリール本体2に
装着されており、その前部12aはロータ3の中心部を
貫通しており、ナット13によりロータ3と固定されて
いる。ピニオンギア12は、軸方向の中間部と後端部と
でそれぞれ軸受14a、14bを介してリール本体2に
回転自在に支持されている。このピニオンギア12の内
部をスプール軸15が貫通している。ピニオンギア12
は、マスターギア11とともにオシレーティング機構6
にも噛み合っている。
【0022】オシレーティング機構6は、スプール4の
中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸
15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動
させるための機構である。オシレーティング機構6は、
ピニオンギア12の回転に連動して動作し、ロータ3の
回転に同期してスプール4を前後移動させる。ロータ3
は、図3に示すように、円筒部30と、円筒部30の側
方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及
び第2ロータアーム32とを有している。円筒部30と
第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とは、
たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されてい
る。第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の
先端には、釣り糸をスプール4に案内するためのベール
アーム44が開閉自在に装着されている。
【0023】円筒部30の前部には前壁33が形成され
ており、前壁33の中央部にはボス部33aが形成され
ている。ボス部33aの中心部にはピニオンギア12に
回転不能に係止される貫通孔が形成されており、この貫
通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸1
5が貫通している。ロータ3の円筒部30の内部にはロ
ータ3の逆転を禁止・解除するための逆転防止機構50
が配置されている。逆転防止機構50は、内輪が遊転す
るローラ型のワンウェイクラッチ51と、ワンウェイク
ラッチ51を作動状態(逆転禁止状態)と非作動状態
(逆転許可状態)とに切り換える切換機構52とを有し
ている。
【0024】スプール4は、図3に示すように、ロータ
3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との
間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機
構60を介して装着されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの
後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻き胴部
4aの前端に固定されたフランジ板4cとを有してい
る。糸巻き胴部4aは、ストレートな円筒状の部材であ
り、外周面はスプール軸15と平行な周面で構成されて
いる。糸巻き胴部4aは、2つの軸受56、57により
スプール軸15に回転自在に装着されている。フランジ
板4cは、糸巻き胴部4aの内周面にねじ止めされたス
プールリングカラー55により糸巻き胴部4aに固定さ
れている。
【0025】次に、リールの操作及び動作について説明
する。釣りを行う際にハンドル組立体1の装着位置を変
更したいときがある。たとえばルアーフィッシングや投
げ釣りの時には、ハンドル組立体1を左手で操作するた
めに図2に示すようにハンドル組立体1をリール本体2
の左側に装着することが多い。その他のときには、ハン
ドル組立体1を右手で操作するために図4に示すように
ハンドル組立体1を右側に装着することが多い。
【0026】ハンドル組立体1の装着位置を図2に示す
左位置から図4に示す右位置に変更する場合には、逆転
防止機構50によりロータ3を逆転禁止状態にする。そ
して、ハンドル把手9によりハンドル組立体1をを時計
回りに回す。ハンドル組立体1を時計回りに回すと、逆
転防止機構50によりロータ3の逆転が禁止されている
ので、軸部10aが逆転せず、ハンドル組立体1が軸部
10aから外れる。
【0027】ハンドル組立体1を軸部10aから外す
と、ビス40を外してハンドル軸部7をハンドルアーム
8から取り外す。また、軸カバー19a及び孔あきカバ
ー19bを取り外す。続いて、孔あきカバー19bを右
側のボス部17aに取り付ける。そして、取り外したハ
ンドルアーム8にハンドル軸部7をビス40により装着
する。この状態で、ハンドル組立体1をリール本体2の
右側から軸部10aに挿入する。ここで、ロータ3を握
って糸巻き取り方向に回転しないようにしてハンドル組
立体1を時計回りに回転させると、ハンドル軸部7が軸
部10aに締結される。最後に、軸カバー19aをボス
部17aに装着してボス部17bをカバーする。これで
ハンドル組立体1が右側に装着される。
【0028】このようにハンドル軸部7の先端部が軸部
10aに押し込まれたとき、軸部10aの端部が座屈し
てしまうことがある。しかし、このスピニングリールで
は、マスターギア11の軸部10aの回転支持部10g
外側の端部外周及び回転支持部10g外周に周方向に沿
って座屈吸収用の第1溝部10e及び第2溝部10fが
形成されている。このため、ハンドル軸部7の先端部が
押し込まれても、軸部10aの第1溝部10e及び第2
溝部10fが形成された部分が座屈するので、軸部10
aの端部が径方向外方に膨らむのを抑えることができ
る。したがって、軸部10aの端部が径方向外方に膨ら
みにくくなるので、軸部10aの取り外しを容易に行う
ことができる。
【0029】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、ねじ込み式のハンドル組立
体1を例に説明したが、ハンドル軸部7を軸部10aに
挿通しハンドル軸部7の先端部をねじ止めするタイプの
ハンドル組立体1にも本発明を適用できる。 (b) 前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニ
ングリールを例に説明したが、リアドラグ型のスピニン
グリールやレバーブレーキ型のスピニングリールなどの
他の形式のスピニングリールにも本発明を適用できる。
【0030】(c) 前記実施形態では、ギア部10b
のフランジ部10hは軸部10aと一体成形され、円板
部10i及び歯部10jは軸部10aと別体で形成され
ていたが、これに限定されるものではない。図6に示す
ように軸部10aとギア部10bとを一体成形してもよ
いし、図7に示すように軸部10aとフランジ部10h
とを別体で形成してもよい。
【0031】(d) 前記実施形態では、第1溝部10
e及び第2溝部10fは軸部10aの両端部にそれぞれ
2箇所形成されていたが、これに限定されるものではな
く、たとえば図示しないが第2溝部10fを形成しない
で第1溝部10eのみを形成するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、スピニングリールのメ
インギアにおいて、軸部の回転支持部分外側の端部外周
に周方向に沿って座屈吸収用の第1溝部が形成されてい
るので、軸部の端部の径方向外方へ膨らみを抑え、軸受
の取り外しを容易に行うことができる。できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの右側面図。
【図2】前記スピニングリールの背面断面図。
【図3】前記スピニングリールの左側面断面図。
【図4】前記スピニングリールの背面拡大断面図。
【図5】メインギア周辺の拡大図。
【図6】他の実施形態の図5に相当する図。
【図7】他の実施形態の図5に相当する図。
【符号の説明】
1 ハンドル組立体 2 リール本体 2a リールボディ 3 ロータ 7 ハンドル軸部 10a 軸部 10b ギア部 10e 第1溝部 10f 第2溝部 10h フランジ部 10i 円板部 10j 歯部 11 マスターギア 12 ピニオンギア 16a、16b 軸受

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピニングリールのリール本体に回転自在
    に支持され、ピニオンギアを介してハンドルの回転をロ
    ータに伝達するためのスピニングリールのマスターギア
    であって、 前記ハンドルが回転不能に装着され、前記リール本体に
    回転自在に設けられ、回転支持部分外側の少なくともい
    ずれかの端部外周に周方向に沿って形成された座屈吸収
    用の第1溝部を有する軸部と、 前記軸部の前記回転支持部分より内側外周に設けられ、
    前記ピニオンギアに噛み合うギア部と、を備えたスピニ
    ングリールのマスターギア。
  2. 【請求項2】前記軸部は内周に前記ハンドルが回転不能
    に装着される筒状部材である、請求項1に記載のスピニ
    ングリールのマスターギア。
  3. 【請求項3】前記第1溝部は前記軸部の前記回転支持部
    分外側の両端部外周に形成されている、請求項1又は2
    に記載のスピニングリールのマスターギア。
  4. 【請求項4】前記軸部は前記軸部の前記回転支持部分外
    周に周方向に沿って形成された座屈吸収用の第2溝部を
    さらに有している、請求項1から3のいずれかに記載の
    スピニングリールのマスターギア。
  5. 【請求項5】前記ギア部は前記軸部と一体成形されてい
    る、請求項1から4のいずれかに記載のスピニングリー
    ルのマスターギア。
  6. 【請求項6】前記ギア部は前記軸部と別体で形成されて
    いる、請求項1から4のいずれかに記載のスピニングリ
    ールのマスターギア。
  7. 【請求項7】前記ギア部は、前記軸部外周に設けられた
    フランジ部と、前記フランジ部に回転不能に取り付けら
    れた円板部と、前記円板部の外周側に設けられ前記ピニ
    オンギアに噛み合う歯部とを有している、請求項1から
    6のいずれかに記載のスピニングリールのマスターギ
    ア。
  8. 【請求項8】前記フランジ部は前記軸部と一体成形され
    ている、請求項7に記載のスピニングリールのマスター
    ギア。
  9. 【請求項9】前記フランジ部は前記軸部と別体で形成さ
    れている、請求項7に記載のスピニングリールのマスタ
    ーギア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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