JP2007312485A - 回転電機の回転子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1および第2のポールコア20A,20Bは、シャフト挿入穴26が軸心位置に穿設されたボス部21、ボス部21の外周の一側の縁部から径方向外方に延設された6本のフランジ部24、およびフランジ部24から軸方向の他側に向かって先細り状に延設された6個の爪状磁極部25が一体成形されなり、爪状磁極部25を噛み合わせるように対向して、ボス部21の先端面同士を突き合わせて配置される。ボス部21は、軸心と直交する断面形状を6角形とするコイル巻装部22と、コイル巻装部22の先端に突設された断面円形の突き合わせ部23とを備える。そして、爪状磁極部25の内径面は、コイル巻装部22の側面に相対し、その軸心と直交する断面において、コイル巻装部22の側面と平行になっている。
【選択図】図3
Description
また、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状がn角形であるので、ボス部に対して界磁コイルを回転させる力は、ボス部のフランジ部の付け根部の角部で受けられ、界磁コイルの回転が阻止される。
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の回転子における分割ポールコアを示す正面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の回転子における分割ポールコアを示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の回転子におけるボビンを示す正面図、図5はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の回転子を示す縦断面図、図6はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の回転子における分割ポールコアにボビンを装着した状態を示す正面図、図7はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の回転子における分割ポールコアにフィールドコアを装着した状態を示す正面図である。なお、図6はボビンの第2の筒体および第2のフランジ部を除去した状態を示し、図7はボビンの第2のフランジ部を除去した状態を示している。
回転子6は、電流を流して磁束を発生する界磁コイル19と、この界磁コイル19を覆うように設けられ、その磁束によって磁極が形成される第1および第2のポールコア20A,20Bと、界磁コイル19が巻装されるボビン30と、から構成されている。
まず、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10およびスリップリング9を介して回転子6の界磁コイル19に供給され、磁束が発生される。この磁束により、第1のポールコア20Aの爪状磁極部がN極に着磁され、第2のポールコア20Bの爪状磁極部がSN極に着磁される。一方、エンジンの回転トルクがエンジンの出力軸からベルトおよびプーリ5を介してシャフト4に伝達され、回転子6が回転される。そこで、回転磁界が固定子8の固定子巻線に与えられ、起電力が固定子巻線に発生する。この交流の起電力が整流器12で直流電流に整流されて、バッテリを充電し、或いは電気負荷に供給される。
第1のポールコア20Aは、図2および図3に示されるように、ボス部21と、ボス部21の外周一端縁部から、周方向に等角ピッチで、かつ径方向外方に延設された6つのフランジ部24と、各フランジ部24の先端部から軸方向他端側に延設された6つの爪状磁極部25と、から構成されている。
フランジ部24の内壁面には、後述するボビン30の第1のフランジ部34aの外壁面に突設された凸部を収納する収納溝27が凹設されている。
なお、第2のポールコア20Bは、第1のポールコア20Aと同一形状に形成されている。
巻胴部31の内周面形状は、2つのボス部21を軸心回りに30°ずらして突き合わせてなるフィールドコアの外周面形状に略一致している。また、巻胴部31の内周面の角部は、コイル巻装部22の角部のアール面形状に適合するアール面形状に形成されている。
そこで、コイル18は、第1の筒体32a上に1周巻かれる間に2つのコイルガイド部33で軸方向の一側(第2のフランジ部34b側)にコイル太さの半分ずつシフトされる。これにより、コイル18は、第1の筒体32a上に1周巻かれる間に軸方向の一側にコイル太さ分シフトされる。
第2の筒体32b上に移行されたコイル18は、同様にして、第2の筒体32b上に1周巻かれる間に2つのコイルガイド部33で軸方向の一側にコイル太さの半分ずつシフトされる。そして、コイル18が第2の筒体32b上に1層分巻回されると、2層目のコイル18の巻回が開始される。
このように、コイル18は、1周巻かれる間に2箇所で軸方向にコイル太さの半分ずつシフトされるので、コイル18が下層のコイル18とクロスする際に、一度に跨ぐコイル18の本数は1本となる。そこで、コイル18が下層の1本のコイル18のみとクロスすることで、コイル18の断面形状が変形しやすくなり、クロス部でのコイル高さを低くできる。また、コイル18が1周巻かれる間に下層のコイル18を跨ぐ部分が2箇所に分散されるので、クロス部でのコイル高さを低くできる。
まず、コイル18を上述の手順に従ってボビン30に巻回して、界磁コイル19を作製する。
ついで、図7に示されるように、第2のポールコア20Bのボス部21を、ボビン30の第1のフランジ部34a側から第1の筒体32a内に差し込む。この時、第1のフランジ部34aの外壁面に突設された凸部が、フランジ部24の内壁面に凹設された収納溝27内に収納される。そして、フック35a,35bは隣り合うフランジ部24間に位置し、第2の筒体32bに巻回されたコイル群の角部が第2のポールコア20Bの爪状磁極部25と相対している。
その後、シャフト4をシャフト挿入穴26に圧入し、第1および第2のポールコア20A,20Bを一体化する。この時、シャフト4の圧入部にはナールが形成されており、ナールがシャフト挿入穴26に食い込んで、第1および第2のポールコア20A,20Bがシャフト4により固定される。ついで、第1および第2のポールコア20A,20Bのシャフト挿入穴26の周辺部がカシメられて、シャフト4と第1および第2のポールコア20A,20Bとがさらに強固に固定される。
さらに、このように作製された回転子6は、アンバランスを測定される。そして、アンバランス量が規定値を超えていれば、第1および第2のポールコア20A,20Bの一部を削る、穴を開ける、錘を付けるなどして、アンバランス量が規定値以下になるように調整する。その後、ベアリングがシャフト4に圧入されて、回転子6が完成される。
また、第1および第2のポールコア20A,20Bが同一形状に構成されているので、部品点数がさらに削減され、回転子鉄心を安価に作製できる。
しかし、この実施の形態1では、爪状磁極部25の内径面が、軸心と直交する断面において、コイル巻装部22の側面と平行な平面に形成されているので、爪状磁極部25の内径面の周方向両側縁部がコイル巻装部22に巻装された界磁コイル19と干渉しない。そこで、界磁コイル19が巻装し得るスペースに対する界磁コイル19の占める割合、即ち占積率を大きくでき、発電機としての効率を大きくすることができる。
また、第1および第2の筒体32a,32bの連結部の隙間を埋めるように壁が設けられているので、第1および第2の筒体32a,32bの連結部の強度を高めることができると共に、界磁コイル19とボス部21との間の絶縁性を確実にすることができる。
また、第1および第2のポールコア20A,20Bの突き合わせ部23が同一の円形断面に形成されているので、第1および第2のポールコア20A,20Bを軸心回りに回転させて突き合わせ部23を突き合わせる際に、突き合わせ面を一致させることができ、ボス部21の端面における漏れ磁束が著しく低減できる。この漏れ磁束は、発電に寄与せず、ポールコアの磁束密度を高めて磁気飽和をもたらすことから、低減することが好ましい。
また、コイル巻装部22の角部のアール面の大きさを調整することで、角部における界磁コイル19の高さを調整できることから、爪状磁極部25の内径面の面形状や界磁コイル19の巻回量に合わせて、アール面の大きさを調整することが望ましい。
また、コイル巻装部22の角部にアール面取りに代えてC面取りを施してもよい。この場合においても、平面状の面取りの大きさを調整することで、角部における界磁コイル19の高さを調整できる。
また、ボビン30の巻胴部31の内周面形状は、ボス部21の外周面形状に合わせて、ほぼ同形状に形成される。この時、巻胴部31とボス部21との間に僅かの隙間を有していれば、界磁コイル19が巻装されたボビン30と第1および第2のポールコア20A,20Bとの組み立てが簡易となる。
また、巻胴部31の内周面に突起を設けておけば、界磁コイル19が巻装されたボビン30と第1および第2のポールコア20A,20Bとを組み立てた際、ボビン30が外れにくくなるので、その後の搬送や後工程での作業がし易くなる。
また、ボビン30に巻装された界磁コイル19に樹脂、ワニスなどを含浸、塗布、滴下しておけば、界磁コイル19からボビン30を介して第1および第2のポールコア20A,20Bへの熱伝導を高めることができる。
また、コイルガイド部が2つの角部に設けるものとしているが、他の4つの角部にもコイルガイド部を設けるようにしてもよい。この場合、新たに設けられたコイルガイド部は、コイルを軸方向と直交する方向に案内するものであり、コイルをより整列された状態に巻回できるようになる。
図11はこの発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機の回転子における分割ポールコアを示す斜視図である。
図11において、ボス部21Aの突き合わせ部23Aが、対向する辺(対辺)の間隔をコイル巻装部22と等しくした断面12角形に形成されている。そして、突き合わせ部23Aの各辺の中心が、コイル巻装部22の断面6角形の各辺の中心および角部に一致するように形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
図12はこの発明の実施の形態3に係る車両用交流発電機の回転子におけるボビンの巻胴部を示す展開図である。
図12において、コイルガイド部33A1は、第1の筒体32aの角部A1のコイル巻回方向の後方に位置する側面に、角部A1に近接して、軸心方向にコイル太さ(d)のピッチで配列されている。一方、コイルガイド部33A2は、第1の筒体32aの角部A1のコイル巻回方向の前方に位置する側面に、角部A1に近接して、コイルガイド部33A1に対して軸心方向にコイル太さの半分(d/2)だけずれて、軸心方向にコイル太さ(d)のピッチで配列されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、コイル18は、コイルガイド部33A5間を通り、角部A3で軸方向にコイル太さの半分だけシフトされた後、コイルガイド部33A6間を通る。そして、コイル18は、軸方向位置を維持しつつ、コイルガイド部33A7間を通り、角部A4で軸方向にコイル太さの半分だけシフトされた後、コイルガイド部33A8間を通る。これにより、コイル18は、第2の筒体32bを1周巻回される際に、角部A3,A4でコイル太さの半分ずつ軸方向にシフトされる。
また、コイルガイド部33A1〜33A8が、角部A1〜A4を挟む第1および第2の筒体32a,32bの側面に、角部A1〜A4に近接して設けられているので、コイル18をボビン30Aに機械的に巻きやすくなり、界磁コイル19の巻回工程の自動化が図られる。
図13はこの発明の実施の形態4に係る車両用交流発電機の回転子における分割ポールコアを示す斜視図である。
図13において、ボス部21Bのコイル巻装部22Aは、断面12角形の角柱体に形成されている。そして、コイル巻装部22Aは、一つおきの側辺が爪状磁極部25の内径面と相対し、残る一つおきの側面がフランジ部24間に位置するように形成されている。また、コイル巻装部22Aの先端部が突き合わせ部として機能する。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態4においても、第1および第2のポールコア20A2,20B2を軸心回りに30°回転させてボス部21Bの先端面を突き合わせれば、ボス部21Bは突き合わせ面を一致させた状態で突き合わせられる。
従って、この実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、突き合わせたボス部21Bが同一断面形状となるので、ボス部21Bに装着されるボビンの巻胴部の形状が単純化され、安価に作製できる。さらに、巻胴部の断面形状が軸方向に関して一定であるので、コイルの巻乱れが発生しにくくなり、コイルを整列された状態に巻回することができる。
さらに、巻胴部が突き合わされた2つのボス部21Bに外嵌状態に嵌装される12角形の筒体でボビンを構成できるので、ボビンの構造が簡略化され、安価に作製できる。
Claims (22)
- シャフト挿入穴が軸心位置に穿設されたボス部、上記ボス部の外周の一側の縁部に周方向に等角ピッチで、かつ径方向外方に延設されたn(n:整数)本のフランジ部、およびそれぞれの上記フランジ部から軸方向の他側に向かって先細り状に延設されたn個の爪状磁極部が一体成形され、上記爪状磁極部を噛み合わせるように対向して、上記ボス部の先端面同士を突き合わせて配置される第1および第2のポールコアと、
上記シャフト挿入穴に圧入されて、上記第1および第2のポールコアを一体化するシャフトと、
突き合わされた上記ボス部に装着されるボビンと、
上記ボビンに巻回された界磁コイルと、を備え、
上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状がn角形であることを特徴とする回転電機の回転子。 - シャフト挿入穴が軸心位置に穿設されたボス部、上記ボス部の外周の一側の縁部に周方向に等角ピッチで、かつ径方向外方に延設されたn(n:整数)本のフランジ部、およびそれぞれの上記フランジ部から軸方向の他側に向かって先細り状に延設されたn個の爪状磁極部が一体成形され、上記爪状磁極部を噛み合わせるように対向して、上記ボス部の先端面同士を突き合わせて配置される第1および第2のポールコアと、
上記シャフト挿入穴に圧入されて、上記第1および第2のポールコアを一体化するシャフトと、
突き合わされた上記ボス部に装着されるボビンと、
上記ボビンに巻回された界磁コイルと、を備え、
上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状が2n角形であることを特徴とする回転電機の回転子。 - 上記爪状磁極部のそれぞれは、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状の辺に相対していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機の回転子。
- 上記爪状磁極部の内径面と上記フランジ部との境界部が、当該爪状磁極部に相対する上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状の上記辺と平行な直線で形成されていることを特徴とする請求項3記載の回転電機の回転子。
- 上記ボス部の上記フランジ部の付け根部から先端側に少なくとも所定の範囲が、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状と同じ断面形状の多角柱体に形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の回転電機の回転子。
- 上記ボス部の先端部が、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状と異なる断面形状に形成され、
上記ボス部の上記フランジ部の付け根部から上記先端部までの範囲が、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状と同じ断面形状の多角柱体に形成されていることを特徴とする請求項5記載の回転電機の回転子。 - 上記ボス部の上記フランジ部の付け根部から先端までの全範囲が、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状と同じ断面形状の多角柱体に形成されていることを特徴とする請求項5記載の回転電機の回転子。
- 上記ボス部の上記多角柱体の角部が面取りされていることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の回転電機の回転子。
- 上記ボス部の先端面が、上記ボス部の上記フランジ部の付け根部での軸心と直交する断面形状と異なる断面形状に形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の回転電機の回転子。
- 上記第1および第2のポールコアが同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の回転電機の回転子。
- 上記第1および第2のポールコアの上記ボス部の先端面が円形に形成されていることを特徴とする請求項10記載の回転電機の回転子。
- 上記第1および第2のポールコアの上記ボス部の先端面が2n角形に形成されていることを特徴とする請求項10記載の回転電機の回転子。
- 上記ボス部の多角柱体はn角柱体であり、
上記ボビンは、上記第1のポールコアのボス部に外嵌状態に嵌合される第1のn角筒体および上記第2のポールコアのボス部に外嵌状態に嵌合される第2のn角筒体を、該第1および第2のn角筒体の各辺の中央部で交差させるように軸心回りにずらして一体化してなる巻胴部と、上記巻胴部の両端から径方向外側に延設された第1および第2のフランジ部と、を備え、
上記界磁コイルが上記巻胴部に多層に巻回されていることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の回転電機の回転子。 - 上記界磁コイルの巻き始め部を収納するコイル収納溝が、上記第1のフランジ部の外周端から上記第1のn角筒体のコイル巻回方向前方に位置する角部近傍に至るように、該第1のフランジ部の内壁面に凹設されていることを特徴とする請求項13に記載の回転電機の回転子。
- 上記第1のフランジ部が上記第1のn角筒体に対応するn角形に形成され、上記コイル収納溝の外周端が該第1のフランジ部の角部に位置していることを特徴とする請求項14に記載の回転電機の回転子。
- 上記第1および第2のn角筒体に巻回されている上記界磁コイルの位置が、該第1および第2のn角筒体の角部で軸方向にシフトされていることを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれか1項に記載の回転電機の回転子。
- 上記界磁コイルは、上記第1および第2のn角筒体に1周巻かれる間に2箇所の角部でコイル太さの半分ずつ軸方向にシフトされていることを特徴とする請求項16記載の回転電機の回転子。
- 上記界磁コイルは、上記第1および第2のn角筒体に1周巻かれる間に周方向に連続する2箇所の角部でコイル太さの半分ずつ軸方向にシフトされていることを特徴とする請求項17記載の回転電機の回転子。
- コイルガイド部が、上記界磁コイルが軸方向にシフトされる上記角部を挟む上記第1および第2のn角筒体の側面に、当該角部に近接して設けられていることを特徴とする請求項17又は請求項18記載の回転電機の回転子。
- 上記界磁コイルは、上記第1および第2のn角筒体の一方の筒体上に1層分巻回した後、該第1および第2のn角筒体の辺交差部近傍を通って他方の筒体上に移行されて、該他方の筒体上に巻回されていることを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれか1項に記載の回転電機の回転子。
- 2m層目(mは整数)の上記界磁コイルが上記第1および第2のn角筒体の一方の筒体上から上記辺交差部近傍を通って他方の筒体に移行される際に、上記他方の筒体から上記辺交差部を通って上記一方の筒体に移行している(2m−1)層目の上記界磁コイルに当接するように、該辺交差部を挟む上記一方の筒体の角部および上記他方の筒体の角部の上記辺交差部側端部が低く形成されていることを特徴とする請求項20記載の回転電機の回転子。
- 1層目の上記界磁コイルと係合してコイル巻回方向を変える第1および第2のコイル係合部が、1層目の上記界磁コイルが上記第1のn角筒体から第2のn角筒体に移行される移行部位を挟んで、該第1および第2のn角筒体に形成されていることを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれか1項に記載の回転電機の回転子。
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