JPH09215245A - 車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機Info
- Publication number
- JPH09215245A JPH09215245A JP1360496A JP1360496A JPH09215245A JP H09215245 A JPH09215245 A JP H09215245A JP 1360496 A JP1360496 A JP 1360496A JP 1360496 A JP1360496 A JP 1360496A JP H09215245 A JPH09215245 A JP H09215245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- shaped
- groove
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用交流発電機の界磁コイルの信頼性の向上
を図る。 【解決手段】界磁コイル用ボビン２の円板状側板２ａに
半開口１ａした縦長袋状穴１ｂとなる溝１をボビン円筒
部２ｃから放射状に巻始め線の端末保持用突起部まで設
ける。
を図る。 【解決手段】界磁コイル用ボビン２の円板状側板２ａに
半開口１ａした縦長袋状穴１ｂとなる溝１をボビン円筒
部２ｃから放射状に巻始め線の端末保持用突起部まで設
ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用交流発電機に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用交流発電機の界磁コイル用
ボビンは、巻始め部のコイル端を巻付ける突起部からコ
イルを巻装する円筒部に至る渡り線部分が、巻線の段上
がり時干渉，接しないよう円板状側板に凹形状となる開
口溝を円筒部外周円接線上から放射状に突起部までの間
に設けていた。
ボビンは、巻始め部のコイル端を巻付ける突起部からコ
イルを巻装する円筒部に至る渡り線部分が、巻線の段上
がり時干渉，接しないよう円板状側板に凹形状となる開
口溝を円筒部外周円接線上から放射状に突起部までの間
に設けていた。
【０００３】この界磁コイル用ボビンの構造に近い公知
例は、実開昭62−74463 号公報がある。
例は、実開昭62−74463 号公報がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】コイルの巻始めの渡り
線部分の逃げとしてボビンに凹状の開口溝を設けている
が、巻線時コイルのスプリングバック等によりコイルが
溝の中に十分収納されていないこともあり、且つこれを
防ぐ構造になっていなかった。
線部分の逃げとしてボビンに凹状の開口溝を設けている
が、巻線時コイルのスプリングバック等によりコイルが
溝の中に十分収納されていないこともあり、且つこれを
防ぐ構造になっていなかった。
【０００５】巻線時、特に巻始め側のコイルが段上がり
する際コイルと渡り線部分が擦り合ったりし絶縁皮膜に
損傷を与え巻装後、高温，高振動下の影響にさらされた
時に線間ショートの原因を残す要因となっていた。
する際コイルと渡り線部分が擦り合ったりし絶縁皮膜に
損傷を与え巻装後、高温，高振動下の影響にさらされた
時に線間ショートの原因を残す要因となっていた。
【０００６】本発明の目的はこの要因を取り除くことに
ある。
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】巻線時、巻始め側でコイ
ルが段上がりする際コイルと渡り線部分が擦り合わない
ようにするため、凹状開口溝に渡り線部分が完全に収納
され、且つ浮き上がらないようにすることにより上記目
的は達成される。
ルが段上がりする際コイルと渡り線部分が擦り合わない
ようにするため、凹状開口溝に渡り線部分が完全に収納
され、且つ浮き上がらないようにすることにより上記目
的は達成される。
【０００８】ボビンに設ける凹状開口溝を、半開口の縦
長袋状となる断面形状としコイル渡り線部分がコイルの
巻始めの端末処理をする際、一時的に袋状底部位置に保
持されるようにする。
長袋状となる断面形状としコイル渡り線部分がコイルの
巻始めの端末処理をする際、一時的に袋状底部位置に保
持されるようにする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１な
いし図４により説明する。半開口部１ａをもつ縦長袋状
穴１ｂの断面となる溝１をボビン２，円板状側板２ａに
設ける。縦長袋状穴１ｂの底部１ｃは、円筒部２ｂ側の
外周円接線上にくるようにし、またもう一方は円板状側
板２ａ外周部にあるコイル３端を、巻付け固定する突起
形状くぼみ部２ｃに巻付ける際、巻付け開始位置に底部
１ｃが合うよう溝１を放射状に型分割ができるように設
ける。また円筒部２ｂ側の溝１開始部は、型分割位置と
し型突合せ面の片側がボビン２，円板状側板２ａの貫通
窓２ｄを形成するようにしコイル３が円筒部２ｂに覗け
るような形状とする。
いし図４により説明する。半開口部１ａをもつ縦長袋状
穴１ｂの断面となる溝１をボビン２，円板状側板２ａに
設ける。縦長袋状穴１ｂの底部１ｃは、円筒部２ｂ側の
外周円接線上にくるようにし、またもう一方は円板状側
板２ａ外周部にあるコイル３端を、巻付け固定する突起
形状くぼみ部２ｃに巻付ける際、巻付け開始位置に底部
１ｃが合うよう溝１を放射状に型分割ができるように設
ける。また円筒部２ｂ側の溝１開始部は、型分割位置と
し型突合せ面の片側がボビン２，円板状側板２ａの貫通
窓２ｄを形成するようにしコイル３が円筒部２ｂに覗け
るような形状とする。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、コイル巻始め端をボビ
ン突起部のくぼみ部に巻付け渡り線部分を半開口の溝入
り口から入れ円筒部外周上までもっていくだけで縦長袋
状底部に位置決め保持され、開口部以外の側壁が巻線時
の段上がりに際してもコイル同士に生じる擦り合いを完
全に回避することができる。
ン突起部のくぼみ部に巻付け渡り線部分を半開口の溝入
り口から入れ円筒部外周上までもっていくだけで縦長袋
状底部に位置決め保持され、開口部以外の側壁が巻線時
の段上がりに際してもコイル同士に生じる擦り合いを完
全に回避することができる。
【図１】本発明の界磁コイル用ボビンの斜視図。
【図２】本発明の界磁コイル用ボビンで図１のＡ−Ａ断
面図。
面図。
【図３】本発明の界磁コイル用ボビンの図２のＢ−Ｂ断
面図。
面図。
【図４】本発明の界磁コイル用ボビンの部分斜視図。
１…溝、１ａ…半開口部、１ｂ…縦長袋状穴、１ｃ…袋
穴底部、２…ボビン、２ａ…円板状側板、２ｂ…円筒
部、２ｃ…突起形状くぼみ部、３…コイル。
穴底部、２…ボビン、２ａ…円板状側板、２ｂ…円筒
部、２ｃ…突起形状くぼみ部、３…コイル。
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸に対向配置された一対の爪型のロー
タコアと前記ロータコアに挟まれ同芯に配置されたヨー
ク，前記ヨークの外周にコイルを巻付ける円筒部及び前
記コイルを押さえる円板状の側板を有し、前記側板の外
周部には前記コイルの巻始め，巻終わり端を巻付ける突
起部を有す合成樹脂製のボビンに前記コイルを巻装して
なる車両用交流発電機において、前記ボビンの前記側板
に円筒部外周円上から接線方向放射状となる溝を、前記
側板の外周部にある巻始めコイル巻付け用突起部に結ぶ
ように設け、前記溝は、半開口で縦長袋状断面とし袋状
底部は各々円筒部側が外周円上に接し、前記コイル巻付
け用突起部側がコイル巻始め巻付け用くぼみ部の巻付け
開始位置に合うようにしたことを特徴とする車両用交流
発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1360496A JPH09215245A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 車両用交流発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1360496A JPH09215245A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 車両用交流発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215245A true JPH09215245A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11837842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1360496A Pending JPH09215245A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 車両用交流発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215245A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040011076A (ko) * | 2002-07-27 | 2004-02-05 | 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 | 필드코일 와인딩 고정구조가 있는 보빈을 채택한 알터네이터 |
| JP2009207958A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | B Ii Denshi Kogyo Kk | 電磁処理装置 |
| US7656068B2 (en) | 2006-05-17 | 2010-02-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Dynamoelectric rotor |
| KR100952042B1 (ko) * | 2003-01-15 | 2010-04-07 | 엘지이노텍 주식회사 | 스테핑 모터용 보빈 구조 |
| US7812496B2 (en) | 2005-11-30 | 2010-10-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cassette coil and rotating electrical machine having the cassette coil |
| US7928822B2 (en) | 2007-05-23 | 2011-04-19 | Minebea Co., Ltd. | Bobbin, coil-wound bobbin, and method of producing coil-wound bobbin |
| JP2019187218A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | Ｋｙｂ株式会社 | 筒型リニアモータ |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP1360496A patent/JPH09215245A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040011076A (ko) * | 2002-07-27 | 2004-02-05 | 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 | 필드코일 와인딩 고정구조가 있는 보빈을 채택한 알터네이터 |
| KR100952042B1 (ko) * | 2003-01-15 | 2010-04-07 | 엘지이노텍 주식회사 | 스테핑 모터용 보빈 구조 |
| US7812496B2 (en) | 2005-11-30 | 2010-10-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cassette coil and rotating electrical machine having the cassette coil |
| US7656068B2 (en) | 2006-05-17 | 2010-02-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Dynamoelectric rotor |
| US7795777B2 (en) | 2006-05-17 | 2010-09-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Dynamoelectric rotor |
| US7928822B2 (en) | 2007-05-23 | 2011-04-19 | Minebea Co., Ltd. | Bobbin, coil-wound bobbin, and method of producing coil-wound bobbin |
| JP2009207958A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | B Ii Denshi Kogyo Kk | 電磁処理装置 |
| JP2019187218A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | Ｋｙｂ株式会社 | 筒型リニアモータ |
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