JP2007312194A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】AD変換器に供給される参照電圧がばらつくときであっても、高精度のトリミングを行う技術を提供する。
【解決手段】温度依存性を有する第1信号電圧(S1)と一定レベルを維持する第2信号電圧(S2)とを出力する信号電圧出力部(1)と、入力される信号電圧を、参照電圧(AVRef)に基づいてデジタル信号に変換するAD変換器(5)と、AD変換器(5)から出力されるデジタル信号に対応して、発振器(9)の周波数を補正する補償コード(S6)を出力する補償コード生成部(6)とを具備する半導体集積回路を構成する。ここにおいて、AD変換器(5)は、第1信号電圧(S1)をデジタル信号に変換した第1変換信号(S3)と、をデジタル信号に変換した第2変換信号(S4)とを生成する。そして、補償コード生成部は、第1変換信号(S3)と第2変換信号(S4)との比に対応して補償コードを生成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特に半導体集積回路に備えられた発振器の周波数補正に関する。
情報処理技術の進歩に伴って、精度の高い半導体集積回路が求められてきている。半導体集積回路には、クロックを提供する発振器が備えられている。近年の半導体集積回路の高精度化に対応して、その半導体集積回路に内蔵される発振器にも、より高い精度でクロックを出力することが要求されるようになってきている。例えば、半導体集積回路の動作補償温度範囲内において、8MHz±2%のクロックを出力するような発振器が要求される場合がある。このような高精度のクロックを出力する発振器を構成するためには、温度依存性を考慮する必要がある。発振器に対して、温度に対応した補正(以下、トリミングと呼ぶ)を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、上記特許文献1に記載の温度補償型電圧制御圧電発振器の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、周囲温度は温度検出器101により検出される。この温度検出器101のアナログ出力は、アナログ−デジタル変換器102に供給される。その変換結果はメモリ回路103に供給される。メモリ回路103には、電圧制御圧電発振器105に使用している発振素子118の周波数温度特性を補償するために、温度アドレス信号であるアナログ−デジタル変換器102の変換結果に対応した温度補償コードがあらかじめ記憶されている。いま、周辺温度が変化すると、温度アドレス信号も変化し、メモリ回路103から温度変化に対応した温度補償コードが読み出される。
この読み出された温度補償コードは、デジタル−アナログ変換器104に供給され、アナログ信号に変換されて電圧制御圧電発振器105に含まれる可変容量ダイオード106のカソード側に端子110から抵抗器107を介して供給される。可変容量ダイオード106のアノード側には、抵抗器108を介して周波数を可変するための制御電圧を、端子111を介して印加する。抵抗器109は抵抗器107、抵抗器108と同様に100kΩ以上の高抵抗値をもっており、制御電圧を印加しないとき可変容量ダイオード106のアノード側を零電位に保持する。
上述のアナログ−デジタル変換器102は、温度検出器101から出力されるアナログ信号をデジタル値に変換する装置である。アナログ−デジタル変換器102は、参照電圧供給端子(図示されず)から供給される参照電圧の電圧レベルを基準として、アナログ信号をデジタル値に変換している。このような構成によれば、周囲温度が変化すると、変化に対応した温度補償コードがメモリ回路103から読み出される。そのため、デジタル−アナログ変換器104の出力電圧も温度変化に対応して変化する。デジタル−アナログ変換器104からの出力は、電圧制御圧電発振器105の周波数温度特性を補償する電圧が可変容量ダイオード106のカソード側に印加される。可変容量ダイオード106の容量は、デジタル−アナログ変換器104の出力に対応して変化し、それによって電圧制御圧電発振器105の発振周波数が一定になるように制御される。
図2は、周波数温度補償前の周波数温度特性および周波数可変特性を示す図である。図2の(a)は、周波数温度補償前の周波数温度特性を示し、図2の(b)は、周波数温度補償前の周波数可変特性をそれぞれ示している。
図3は、周波数温度補償後の周波数温度特性および周波数可変特性を示す図である。図3の(a)は、周波数温度補償後の周波数温度特性を示し、図3の(b)は周波数温度補償後の周波数可変特性を示している。図2と図3とを比較すると、従来の温度補償型電圧制御圧電発振器は、周波数温度補償を行うことによって、温度変化に対する周波数の変動を抑制している。例えば、図3(b)を参照すると、周囲温度が25℃からT1℃まで変化しても、周波数可変特性の中心周波数の変化が小さいことがわかる。
従って、特許文献1に記載の技術によれば、様々な温度下におけるメモリ回路103への入力デジタル量に対応する温度補償に必要なデジタル値を、あらかじめメモリ回路103に記憶させている。これによって、電算機などで近似計算することなく、簡単な調整で温度変化による発振周波数を安定させている。
特開平1−93904号公報
上述のような半導体集積回路は、半導体メーカーが製造し、基板メーカー等に提供される。一般的に、アナログ−デジタル変換器102における参照電圧供給端子の入力電圧レベルは、2.7v〜5.5vというように幅を持たせた仕様で構成される。アナログ−デジタル変換器102でAD変換を行う場合において、参照電圧が変動しないことが重要であり、参照電圧の大きさが、多少ずれていても問題ならない場合が多い。例えば、半導体メーカーが、
参照電圧AVRef=5.0V±5%
と規定して半導体集積回路を基板メーカーに提供して場合、基板メーカーのセット基板上では4.75v〜5.25vの範囲の参照電圧AVRefが設定されることになる。それを避けるために仕様上必ずAVRef=5.0vのみとすることは、市場から受け入れられない。
図4は、AD変換時の基準電圧となる参照電圧AVRefと、アナログ−デジタル変換器102に入力される温度依存信号との関係を示した図である。図4を参照すると、アナログ−デジタル変換器102は、基準電圧である参照電圧AVRefの電圧レベルが異なってしまうことで、温度補償に用いられるAD変換結果が異なることが示されている。
上述のように、温度補償コードは、半導体メーカーによって予めメモリ回路103に記憶された後、基板メーカーに提供される。基板メーカー毎に参照電圧AVRefの電圧レベルに差が存在してしまうと、温度依存性に対応するトリミングを実行するときに、アナログ−デジタル変換器102から出力されるデジタル信号とメモリ回路103に記憶されている温度補償コードとの対応関係がずれてしまい、適切なトリミングを実行することができない場合がある。
また、基板メーカーが5.0vを供給するように回路基板を構成したとしても、損失や電圧降下などに起因して、実際の参照電圧AVRefが誤差を含んでアナログ−デジタル変換器102に供給されてしま場合がある。
図4に示されているように、参照電圧AVRefを基準電圧として温度依存性を持った電圧レベル(温度依存信号)を変換している。したがって、参照電圧AVRef=4.95vや参照電圧AVRef=5.05vであった場合にアナログ−デジタル変換器102から出力されるデジタル信号は、参照電圧AVRef=5.0vの時にアナログ−デジタル変換器102から出力されるデジタル信号と異なってしまう。
このように、半導体集積回路に内蔵される発振器の周波数を温度に依存してトリミングするために、温度検出器とAD変換器とが備えられている。従来は、温度検出器が検出した温度を示す信号電圧をAD変換し、その変換結果に基づいてトリミングを行っていた。しかし、AD変換器に供給される参照電圧は、その半導体集積回路を搭載する基板に対応して、基板メーカーによって設定される。そのため、基板メーカーごとに設定される参照電圧にばらつきが発生してしまう。
温度補償コードは、半導体メーカーによってメモリ回路103に記憶されたものが、参照電圧に基づいて出力される。そのため、AD変換器に供給される参照電圧がばらつくと、出力される温度補償コードにもばらつきが生じてしまう。そのため、高精度のトリミングを行うことができなくなってしまう場合がある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、温度依存性を有する第1信号電圧(S1)と一定レベルを維持する第2信号電圧(S2)とを出力する信号電圧出力部(1)と、入力される信号電圧を、参照電圧(AVRef)に基づいてデジタル信号に変換するAD変換器(5)と、前記AD変換器(5)から出力されるデジタル信号に対応して、発振器(9)の周波数を補正する補償コード(S6)を出力する補償コード生成部(6)とを具備する半導体集積回路を構成する。
ここにおいて、前記AD変換器(5)は、前記第1信号電圧(S1)と前記参照電圧(AVRef)との比である第1差分電圧をデジタル信号に変換した第1変換信号(S3)と、前記第2信号電圧(S2)と前記参照電圧(AVRef)との比である第2差分電圧をデジタル信号に変換した第2変換信号(S4)とを生成する。そして、前記補償コード生成部は、前記第1変換信号(S3)と前記第2変換信号(S4)との比に対応して前記補償コードを生成する。
本願発明の信号電圧出力部(1)は、温度依存信号と非温度依存信号とを出力し、それらを増幅した第1信号電圧(S1)と第2信号電圧(S2)とに基づいて温度補償コードを生成している。より具体的には、温度依存性を有する信号電圧のAD変換と、温度依存性を有しない信号電圧のAD変換とを行い、各々の変換結果の比に基づいて温度補償コードを生成している。AD変換に用いられる参照電圧に誤差があったとしても、ある特定の温度における変換結果の比は、一定になる。
本発明によると、AD変換器に供給される参照電圧がばらつくときであっても、高精度のトリミングを行うことができるという効果がある。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。半導体集積回路に内蔵可能な発振器には様々な種類がある。それらの中で、デジタル回路を用いた発振器であるリングオシレータを搭載した半導体集積回路が流通してきている。したがって、以下の実施形態では、周波数の補正対象である発振器がリングオシレータである場合を前提に説明を行う。リングオシレータとはインバータ回路を奇数個組み合わせることで発振機能を持たせた回路である。
[構成]
図5は、本発明の周波数補正回路を搭載する半導体集積回路の構成を例示するブロック図である。図5を参照すると、本実施形態に述べる半導体集積回路は、信号電圧出力部1と、AD変換器5と、補償コード生成部6と、リングオシレータ9と、スイッチ群10とを含んで構成されている。信号電圧出力部1は、温度依存性を有する信号電圧(以下、第1信号電圧S1と呼ぶ)と、温度に依存せず、常に一定レベルの信号電圧(以下、第2信号電圧S2と呼ぶ)とをAD変換器5に提供している。
図5を参照すると、信号電圧出力部1は、バンドギャップリファレンス回路2と、第1増幅器3と、第2増幅器4とを含んで構成されている。バンドギャップリファレンス回路2は、温度センサ21を備えている。温度センサ21によって検出された温度を示す温度依存信号S7を、第1端子VREF1を介して第1増幅器3に供給している。また、バンドギャップリファレンス回路2は、温度依存性を持たない信号である非温度依存信号S8を、第2端子VREF2を介して第2増幅器4に供給している。
第1増幅器3は、バンドギャップリファレンス回路2から供給される温度依存信号S7を増幅した第1信号電圧S1を、スイッチ群10を介してAD変換器5に出力している。第2増幅器4は、バンドギャップリファレンス回路2から供給される非温度依存信号S8を増幅した第2信号電圧S2を、スイッチ群10を介してAD変換器5に出力している。
AD変換器5は、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換機能を有している。図5に示されているように、AD変換器5には、スイッチ群10を介してアナログ信号が供給されている。また、AD変換器5には、参照電圧供給端子14から参照電圧AVRefが供給されている。AD変換器5は、参照電圧AVRefに対応してアナログ−デジタル変換を実行している。AD変換器5は、アナログ−デジタル変換を実行した変換結果(以下、第1変換信号S3または第2変換信号S4と呼ぶ)を、補償コード生成部6に供給している。
補償コード生成部6は、本実施形態における温度補償コードS6を出力する機能ブロックである。図5に示されているように、補償コード生成部6は、比較回路7と、補正値テーブル8とを含んで構成されている。比較回路7は、第1信号電圧S1のAD変換結果である第1変換信号S3、第2信号電圧S2のAD変換結果である第2変換信号S4の比を求めている。比較回路7は、第1変換信号S3と第2変換信号S4との比を示す比較信号S5を補正値テーブル8に供給している。補正値テーブル8は、比較信号S5に応答して、格納している温度補償コードS6を出力する。ここにおいて、補正値テーブル8には、第1規定温度(例えば25℃)における比較信号S5(以下、第1規定比較値と呼ぶ)に対応する温度補償コードS6(以下、第1規定温度コードと呼ぶ。)と、第2規定温度(例えば85℃)における比較信号S5(以下、第2規定比較値と呼ぶ)に対応する温度補償コードS6(以下、第2既定温度コードと呼ぶ。)が保持されているだけで無く、想定しうる比較信号S5に対する温度補償コードS6が格納されている。それらの温度補償コードS6は、半導体メーカー側によって予め個体毎に格納された値である。
本実施形態のAD変換器5は、リングオシレータ9の周波数を補正する場合(以下、周波数補正モードと呼ぶ)に、第1信号電圧S1に応答して第1変換信号S3を出力し、第2信号電圧S2に応答して第2変換信号S4を出力する。一方、通常のAD変換器として使用する場合(以下、通常モードと呼ぶ)は、アナログ入力端子15からアナログ入力信号S9が供給される。そのアナログ入力信号S9はI/O−Buffer16を介してAD変換器5のアナログ入力となる。スイッチ群10は、これらAD変換器のアナログ入力を選択するための複数のスイッチ(11〜13)を備えている。
図6は、トリミング対象であるリングオシレータ9の構成を例示する回路図である。図6を参照すると、本実施形態のリングオシレータ9は、温度補償コードS6に応答して周波数補正を行うトリミング回路22と、基本トリミング信号S10に応答して所定の電流を提供する電流源23と、電流源23から提供される電流に応答して動作する発振部24とを含んで構成されている。また、図6に示されているように、発振部24は、周波数切り替え信号S11に応答して出力するクロックの周波数を変更し、ストップ信号S12に応答して動作を停止する構成を有している
図7は、トリミング回路22の構成を例示する回路図である。図7を参照すると、トリミング回路22は、直列に接続された複数の抵抗と、温度補償コードS6に応答して動作する複数のトランジスタを備えている。図7に示されているように、その複数のトランジスタは、温度補償コードS6に応答して、上述の複数の抵抗の接続を制御している。
[動作]
以下に、本実施形態の動作について説明を行う。以下の説明において、AD変換器5の基準電圧となる参照電圧AVRefのレベルは、基板メーカーの設定条件のままであるとする。この場合において、本実施形態の半導体集積回路は、スイッチ群10を切り換えて周波数補正モードに移行する。周波数補正モードにおいて、信号電圧出力部1は、温度補正を実施するために、第1信号電圧S1と第2信号電圧S2とを出力する。スイッチ群10は、第1信号電圧S1と第2信号電圧S2に対してAD変換器5のアナログ入力信号を選択する第2スイッチ12および第3スイッチ13を切り替えながら、AD変換を2回実施する。したがって、比較回路7は、第1信号電圧S1に対する変換結果(第1変換信号S3)と第2信号電圧S2に対する変換結果(第2変換信号S4)を受け取る。比較回路7は、第1変換信号S3と第2変換信号S4の比を求め、その比を示す比較信号S5を補正値テーブル8に供給する。
基板メーカーが推奨する使用条件において、補正値テーブル8に格納されている第1規定比較値、第2規定比較値、第1規定温度コードおよび第2規定温度コードを用いて、現在の温度でのAD変換結果の比をあてはめることで、現在の温度での最適な“温度補償コード”を算出し、内蔵リングOSCに供給する。
図8は、上記の動作を視覚的に示す図である。図8の、グラフ25は、温度変化に対応して信号電圧出力部1から出力される第1信号電圧S1をプロットしたグラフである。同様に、グラフ26は、温度変化に対応して信号電圧出力部1から出力される第2信号電圧S2をプロットしたグラフである。図8には、参照電圧AVRefとして5.0vの電圧レベルを供給しようとして、実際には4.95vが供給された場合を例と示されている。図8を参照すると、この場合、AD変換器5は、基準電圧(AVRef)4.95vに対して温度依存性を持たない第2信号電圧S2の変換と、温度依存性を持つ第1信号電圧S1の変換を行っている。比較回路7が、両者の変換結果の比を求めることで基準電圧(AVRef)が基板メーカーによって例え変動しても、ある特定の温度では常に一定の結果を得ることが可能となる。
上述のように、本実施形態において、補正値テーブル8には、第1規定温度(25℃)の時の第1信号電圧S1と第2信号電圧S2とをAD変換した結果の比である第1規定比較値と、第1規定温度(85℃)の時の第1信号電圧S1と第2信号電圧S2とをAD変換した結果の比である第1規定比較値とが格納されている。また、補正値テーブル8には、第1規定比較値に対応する温度補償コードである第1規定温度コードと、第2規定比較値に対応する温度補償コードである第2規定温度コードとが格納されている。これらの値は半導体メーカーによって設定されている。補正値テーブル8は、これらの値を用いて、温度特性の傾きを求め、測定温度での“温度補償コード”を得ている。
上述してきたように、本実施形態の動作は、半導体集積回路を製造する半導体メーカーでの動作と、その半導体集積回路を搭載する回路基板を製造する基板メーカーでの動作とが連関することでその効果を発生させている。以下に、図面を参照して、本実施形態の一連の動作に関して説明を行う。なお、以下の実施形態の動作では、第1規定温度が25℃であり、第2規定温度が85度である場合を例示して説明を行っていく。
図9Aは、本実施形態の動作の前半部分を例示するフローチャートである。図9Aを参照すると、ステップS101において、半導体製造メーカー側による製品の検査が実行される、その検査工程において、AD変換器5は、85℃時の温度依存信号S7を増幅した第1信号電圧S1に対し、AD変換を実行して第1変換信号S3を生成する。その後、ステップS102において、AD変換器5は、85℃時の非温度依存信号S8を増幅した第2信号電圧S2に対し、AD変換を実行して第2変換信号S4を生成する。
ステップS103において、比較回路7は、85℃時の第1変換信号S3と第2変換信号S4とを受け取る。比較回路7は、その第1変換信号S3と第2変換信号S4との比を示す比較信号S5(第2規定比較値)を補正値テーブル8に提供する。ステップS104において、補正値テーブル8は、85℃時の比較信号S5と、その比較信号S5に対応する温度補償コード(第2規定温度コード)とを保持する。
以降同様に、補正値テーブル8は、25℃時の比較信号S5(第1規定比較値)と、その比較信号S5に対応する温度補償コード(第1規定温度コード)とを保持する(ステップS105〜ステップS108)。その後、ステップS109において、製造された半導体集積回路が基板メーカーに提供される。
図9Bは、本実施形態の動作の後半部分を例示するフローチャートである。図9Bを参照すると、ステップS110において、基板メーカー側でのリングオシレータに対する周波数補正を実行するか否かの判断を行う。その判断の結果、周波数補正を実行する必要が無い場合には、処理は終了する。周波数補正を実行する必要が無い場合には、処理はステップS111に進む。
ステップS111において、バンドギャップリファレンス回路2は、現在の温度における温度依存信号S7を第1増幅器3に出力する。第1増幅器3は、その温度依存信号S7を増幅した第1信号電圧S1をAD変換器5に出力する。AD変換器5は、その第1信号電圧S1に対し、AD変換を実行して第1変換信号S3を生成する。
ステップS112において、バンドギャップリファレンス回路2は、現在の温度における非温度依存信号S8を第2増幅器4に出力する。第2増幅器4は、その非温度依存信号S8を増幅した第2信号電圧S2をAD変換器5に出力する。AD変換器5は、その第2信号電圧S2に対し、AD変換を実行して第2変換信号S4を生成する。
ステップS113において、比較回路7は、現在の温度における第1変換信号S3と第2変換信号S4とを受け取る。比較回路7は、その第1変換信号S3と第2変換信号S4との比を示す比較信号S5を補正値テーブル8に提供する。
ステップS114において、補正値テーブル8は、現在の温度における比較信号S5と、予め保持されている第1規定比較値、第2規定比較値、第1規定温度コードおよび第2規定温度コードを用いて、現在の温度における温度補償コードを算出する。補正値テーブル8は、その算出した温度補償コードをリングオシレータ9に供給する。
このような構成・動作によって、リングオシレータ9の周波数補正を行うことで、より高精度の周波数補正を実施することが可能となる。ここにおいて、上述のステップS111からステップS114の動作に関し、詳細に説明する。図10は、上記の動作を視覚的に表すグラフである。本実施形態の半導体集積回路の補正値テーブル8には、検査工程において、個体ごとに、第1規定比較値、第2規定比較値、第1規定温度コードおよび第2規定温度コードが格納される。なお、上述したように、第1規定比較値は、25℃時の第1変換信号S3と第2変換信号S4との比を示す比較信号S5である。また、第2規定比較値は、85℃時の第1変換信号S3と第2変換信号S4との比を示す比較信号S5である。また、第1規定温度コードは、第1規定比較値に対応する温度補償コードである。そして、第2規定温度コードは、第2規定比較値に対応する温度補償コードである。
図10を参照すると、温度補償コードは温度に比例して決定されている。従って、第1規定比較値、第2規定比較値、第1規定温度コードおよび第2規定温度コードから傾きを求め、補正を実施したい温度での比較信号S5をその傾きにあてはめることで所望の温度補償コードを得ることができる。
ここでその算出式を以下に記す。それぞれの値を下記(1)式に代入することで、“現在温度の温度補償コード”を算出することできる。
TTRMnow
={(TTRMH−TTRML)/(TSADRH−TSADRL)}
×(TSADRnow−TSADRL)+TTRML…(1)
ただし
TSADRL : 第1規定比較値
TSADRH : 第2規定比較値
TSADRnow : 現在の比較信号S5
TTRML : 第1規定温度コード
TTRMH : 第2規定温度コード
TTRMnow : 現在の温度補償コード
である。
この式によって得られた“現在温度の温度補償コード”を用いてリングオシレータ9内のトリミング回路22のTrのON/OFFを制御することで電流量を調整し、リングオシレータ9出力クロックの周波数を補正することが可能となる。
[比較例]
以下に、本願発明の構成を備えていない半導体集積回路の構成を例示して、比較を用いて本願発明の効果について説明を行う。図11は、非温度依存信号S8を用いることなく周波数補正を行う半導体集積回路の構成を例示するブロック図である。図11を参照すると、その半導体集積回路は、温度依存信号を出力する信号出力回路201と、その信号出力回路201の出力を増幅してAD変換器204に提供する増幅器202とを備えている。ここにおいて、温度依存信号とは、温度依存性を持つ電圧レベルであり、一般的に広く知られている所謂温度センサの出力である。例えば、「-40℃時0.4v〜85℃時0.7v」という温度特性を持っている。
信号出力回路201は、温度補正を実施する際に、この温度依存信号を増幅器202に供給する。増幅器202は、温度依存信号を増幅した増幅温度依存信号S01を生成し、AD変換器204に提供する。AD変換器204は、参照電圧AVRefを基準にしてアナログ信号である増幅温度依存信号S01をデジタル値に変換する。AD変換器204は、その変換結果を補正値テーブル205に提供する。補正値テーブル205は、AD変換器204から受け取った変換結果に対応する温度補償コードをリングオシレータに供給して、それの出力クロックを最適化する。
AD変換器204は、上述した特許文献1のアナログ−デジタル変換器102と同様に動作する。したがって、参照電圧AVRefを基準電圧として温度依存性を持った電圧レベル(温度依存信号)を変換している。基板メーカーが5.0vを供給するように回路基板を構成したとしても、損失や電圧降下などに起因して、実際の参照電圧AVRefが誤差を含んでAD変換器204に供給されてしまう場合がある。例えば、参照電圧AVRef=4.95vや参照電圧AVRef=5.05vであった場合に、AD変換器204から出力されるデジタル信号は、参照電圧AVRef=5.0vの時にAD変換器204から出力されるデジタル信号と異なってしまう。
本願発明のバンドギャップリファレンス回路2は、温度依存信号S7と非温度依存信号S8とを出力し、それらを増幅した第1信号電圧S1と第2信号電圧S2とに基づいて温度補償コードを生成している。より具体的には、温度依存性を有する信号電圧のAD変換と、温度依存性を有しない信号電圧のAD変換とを行い、各々の変換結果の比に基づいて温度補償コードを生成している。AD変換に用いられる参照電圧に誤差があったとしても、ある特定の温度における比自体は、常に一定になる。したがって、その比に基づく温度補償コードを用いてトリミングを行うことで、精度の高いトリミングを行うことが可能となる。
図1は、特許文献1に記載の温度補償型電圧制御圧電発振器の構成を示すブロック図である。 図2は、従来の温度補償型電圧制御圧電発振器における、周波数温度補償前の周波数温度特性および周波数可変特性を示す図である。 図3は、従来の温度補償型電圧制御圧電発振器における、周波数温度補償後の周波数温度特性および周波数可変特性を示す図である。 図4は、従来のAD変換時の基準電圧となる参照電圧AVRefと、アナログ−デジタル変換器102に入力される温度依存信号との関係を示した図である。 図5は、本実施形態の半導体集積回路の構成を例示するブロック図である。 図6は、本実施形態のリングオシレータの構成を例示するブロック図である。 図7は、トリミング回路22の構成を例示する回路図である。 図8は、本実施形態の動作を視覚的に示す図である。 図9Aは、本実施形態の動作の前半部分を例示するフローチャートである。 図9Bは、本実施形態の動作の前半部分を例示するフローチャートである。 図10は、周波数補正動作を視覚的に表すグラフである。 図11は、比較例として、非温度依存信号S8を用いることなく周波数補正を行う半導体集積回路の構成を例示するブロック図である。
符号の説明
1…信号電圧出力部
2…バンドギャップリファレンス回路
3…第1増幅器
4…第2増幅器
5…AD変換器
6…補償コード生成部
7…比較回路
8…補正値テーブル
9…リングオシレータ
10…スイッチ群
11…第1スイッチ
12…第2スイッチ
13…第3スイッチ
14…参照電圧供給端子
15…アナログ入力端子
16…I/O−Buffer
S1…第1信号電圧
S2…第2信号電圧
S3…第1変換信号
S4…第2変換信号
S5…比較信号
S6…温度補償コード
S7…温度依存信号
S8…非温度依存信号
S9…アナログ入力信号
S10…基本トリミング信号
S11…周波数切り替え信号
S12…ストップ信号
AVRef…参照電圧
21…温度センサ
22…トリミング回路
23…電流源
24…発振部
25…グラフ
26…グラフ
101…温度検出器
102…アナログ−デジタル変換器
103…メモリ回路
104…デジタル−アナログ変換器
105…電圧制御圧電発振器
106…可変容量ダイオード
107…抵抗器
108…抵抗器
109…抵抗器
110…端子
111…端子
118…発振素子
201…信号出力回路
202…増幅器
204…AD変換器
205…補正値テーブル
206…リングオシレータ
S01…増幅温度依存信号

Claims (9)

  1. 温度依存性を有する第1信号電圧と一定レベルを維持する第2信号電圧とを出力する信号電圧出力部と、
    入力される信号電圧を、参照電圧に基づいてデジタル信号に変換するAD変換器と、
    前記AD変換器から出力されるデジタル信号に対応して、発振器の周波数を補正する補償コードを出力する補償コード生成部と
    を具備し、
    前記AD変換器は、
    前記第1信号電圧と前記参照電圧との比である第1差分電圧をデジタル信号に変換した第1変換信号と、
    前記第2信号電圧と前記参照電圧との比である第2差分電圧をデジタル信号に変換した第2変換信号とを生成し、
    前記補償コード生成部は、
    前記第1変換信号と前記第2変換信号との比に対応して前記補償コードを生成する
    半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記補償コード生成部は、
    前記第1変換信号と前記第2変換信号とを受け、前記第1変換信号と前記第2変換信号との比を示す比較信号を出力する比較回路と、
    前記比較信号を受け、前記比較信号に基づいて前記補償コードを生成する補償値テーブルと
    を含み、
    前記補償値テーブルは、
    第1規定温度のときの前記比を示す第1規定比較値と、前記第1規定温度と異なる第2規定温度のときの前記比を示す第2規定比較値とを保持し、
    前記第1規定比較値と前記第2規定比較値とから得られる温度特性と、前記比較信号とに対応して前記補償コードを生成する
    半導体集積回路。
  3. 請求項2に記載の半導体集積回路において、
    前記補償値テーブルは、
    前記第1規定比較値に対応する前記補償コードである第1補償コードと、前記第2規定比較値に対応する前記補償コードである第2補償コードとを保持し、
    現在の補償コードをTTRMnowとしたときに、
    前記第1規定比較値をTSLとし、
    前記第2規定比較値をTSHとし、
    前記比較信号に示される比較値をTSnowとし、
    前記第1補償コードをTRLとし、
    前記第2補償コードをTRHとして、下記(1)式
    TTRMnow
    ={(TRH−TRL)/(TSH−TSL)}×(TSnow−TSL)+TRL…(1)
    により前記現在の補償コードを生成する
    半導体集積回路。
  4. 請求項3に記載の半導体集積回路において、
    前記信号電圧出力部は、
    温度センサを有するバンドギャップリファレンス回路と、
    第1増幅器と、
    第2増幅器と
    を含み、
    前記バンドギャップリファレンス回路は、
    前記温度センサの出力に対応した温度依存性を有する温度依存信号と、一定レベルの電圧を維持する非温度依存信号とを出力し、
    前記第1増幅器は、
    前記温度依存信号を増幅して前記第1信号電圧を生成し、
    前記第2増幅器は、
    前記非温度依存信号を増幅して前記第2信号電圧を生成する
    半導体集積回路。
  5. 請求項4に記載の半導体集積回路において、さらに、
    前記信号電圧出力部と前記AD変換器との間に設けられたスイッチ
    を含み、
    前記スイッチは、
    周波数補正モード時に、前記信号電圧出力部と前記AD変換器とを接続し、
    通常動作モード時に、前記信号電圧出力部と前記AD変換器との接続を遮断する
    半導体集積回路。
  6. (a)温度依存性を有する第1信号電圧を生成するステップと、
    (b)一定レベルを維持する第2信号電圧を出力するステップと、
    (c)前記第1信号電圧と参照電圧との比である第1差分電圧をデジタル信号に変換した第1変換信号を生成するステップと、
    (d)前記第2信号電圧と前記参照電圧との比である第2差分電圧をデジタル信号に変換した第2変換信号とを生成するステップと、
    前記補償コード生成部は、
    (e)前記第1変換信号と前記第2変換信号との比に対応して、発振器のクロック周波数を補正する補償コードを生成するステップ
    を具備する
    周波数補正コード生成方法。
  7. 請求項6に記載の周波数補正コード生成方法において、
    前記(e)ステップは、
    前記第1変換信号と前記第2変換信号とを受け、前記第1変換信号と前記第2変換信号との比を示す比較信号を出力する比較信号出力ステップと、
    前記比較信号を受け、前記比較信号に基づいて前記補償コードを生成する補償コード生成ステップと
    を含み、
    前記補償コード生成ステップは、
    第1規定温度のときの前記比を示す第1規定比較値と、前記第1規定温度と異なる第2規定温度のときの前記比を示す第2規定比較値とを保持するテーブルを参照し、前記第1規定比較値と前記第2規定比較値とから得られる温度特性と、前記比較信号とに対応して前記補償コードを生成するステップを含む
    周波数補正コード生成方法。
  8. 請求項7に記載の周波数補正コード生成方法において、
    前記(e)ステップは、
    前記テーブルから、前記第1規定比較値に対応する前記補償コードである第1補償コードと、前記第2規定比較値に対応する前記補償コードである第2補償コードとを読み出すステップと、
    現在の補償コードをTTRMnowとしたときに、
    前記第1規定比較値をTSLとし、
    前記第2規定比較値をTSHとし、
    前記比較信号に示される比較値をTSnowとし、
    前記第1補償コードをTRLとし、
    前記第2補償コードをTRHとして、下記(1)式
    TTRMnow
    ={(TRH−TRL)/(TSH−TSL)}×(TSnow−TSL)+TRL…(1)
    により前記現在の補償コードを生成するステップと
    を具備する
    周波数補正コード生成方法。
  9. クロックを供給する発振器と、
    入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器を有し、前記AD変換器に供給される参照電圧に対応して前記クロックの周波数を補正する周波数補正回路と、
    前記アナログ信号を供給するアナログ信号供給端子と、
    前記参照電圧を供給する参照電圧供給端子と、
    を具備し、
    前記周波数補正回路は、
    温度依存性を有する第1信号電圧と一定レベルを維持する第2信号電圧とを出力する信号電圧出力部と、
    入力される信号電圧を、参照電圧に基づいてデジタル信号に変換するAD変換器と、
    前記AD変換器から出力されるデジタル信号に対応して、発振器の周波数を補正する補償コードを出力する補償コード生成部と
    を備え、
    前記AD変換器は、
    前記第1信号電圧と前記参照電圧との比である第1差分電圧をデジタル信号に変換した第1変換信号と、
    前記第2信号電圧と前記参照電圧との比である第2差分電圧をデジタル信号に変換した第2変換信号とを生成し、
    前記補償コード生成部は、
    前記第1変換信号と前記第2変換信号との比に対応して前記補償コードを生成して前記発振器に供給し、
    前記発振器は、
    前記補償コードに対応して前記クロックの周波数を補正する
    半導体集積回路。
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