JP4626498B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents
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Description
斯様に構成することで、IC発振器1の作り込み状態に応じて、しきい値電圧やゲート遅延時間のばらつきが生じる場合でも容量C1の充放電を自動的に調整して、発振周波数fが一定となるように補正している。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、温度が変化する環境下において、CR発振回路の発振出力に基づいて行われる所定の処理時間が一定となるように補正する構成を、より簡単に実現するマイクロコンピュータを提供することにある。
即ち、温度の変化に応じてCR発振回路の発振周波数が変動するとしても、結果として、処理回路において行われる処理の時間が一定となれば問題はない。従って、温度の変化に応じて処理回路で行われる処理の時間が一定となるように制御することで、特許文献1のようにCR発振回路の時定数を直接変化させるような複雑な構成の補正回路を必要とすることなく、簡単な構成で処理時間が一定となるように補正することができる。
請求項5記載のマイクロコンピュータによれば、制御回路は、制御値の設定を周期的に行うので、処理回路による処理時間を安定的に維持することができる。
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図6を参照して説明する。図6は、マイクロコンピュータ(マイコン)11の電気的構成を示す機能ブロック図である。マイコン11は、CPU(制御回路)12を中心として、EEPROM(記憶手段)13,RAM14,ROM15,A/D変換回路16,例えばUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などの通信回路(処理回路)17などを備えており、これらは、アドレスバス18及びデータバス19を介して接続されている。そして、システムクロック信号CLKは、CR発振回路20によって発振出力され、CPU12,A/D変換回路16及び通信回路17に供給されている。このCR発振回路20は、発振周波数を逓倍するためのPLL(Phase Locked Loop)回路も内蔵している。
そこで、本発明では、詳細は後述するが、EEPROM13に、温度検出回路21によって検出される温度に応じて通信回路17の通信レート(制御値)を補正するためのデータを記憶しておく。そして、マイコン11が動作している期間は、CPU12がEEPROM13に記憶されているデータに基づいて、通信回路17の通信速度をダイナミックに補正するようにしている。
CMR=T0×CMR0/T
CMR=a×(A/D変換値)+b
として通信レートCMRを演算で求めるようにする。例えば、図4においては、A/D変換値の範囲(1)〜(3)について、夫々に対応する傾きa及び切片b(関数パラメータ)を用意する(ステップP4)。
従って、温度の変化に応じてCR発振回路20の発振周波数が変動した場合でも、通信回路17がデータ送信を行う時間が一定となるように制御されるので、CR発振回路20の時定数を直接変化させるような複雑な構成の補正回路を必要とすることがない。そして、通信処理においては、送信側と受信側とで処理タイミングの同期を取る場合もあり、1フレームのデータを送信する時間について等時性を確保する必要があるので、本発明を適用すれば、簡単な構成でデータ送信時間が一定となるように補正を行なうことができる。そして、マイコン11を小型に構成することができる。
図7乃至図9は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例では、EEPROM13に、検出温度即ちA/D変換値に応じた通信レートCMRを、そのままデータテーブルとして記憶させるようにする。
即ち、図7は第1実施例の図3相当図であるが、ステップP1〜P3は、第1実施例と同様に行う。そして、ステップP3において、各A/D変換値に対応した通信レートCMRを求めると、それらをA/D変換値の所定範囲に対する代表値として設定することで、変換テーブルを作成する(ステップP6)。変換テーブルの一例を図8に示す。それから、作成した変換テーブルを、温度プロファイルとしてEEPROM13に書き込んで記憶させる(ステップP7)。
図10及び図11は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。図6相当図である図11において、マイコン31では、CR発振回路20の周辺として例えば回路形成領域の四隅付近に、4つの温度検出回路21a〜21dを配置している。そして、温度検出回路21a〜21dの検出出力は全てA/D変換回路16に入力されており、A/D変換回路16は、それらの入力を切り替えて順次A/D変換を行なうようになっている。
補正処理は、通信処理に同期して行っても良い。また、必ずしも周期的に行なう必要はなく、例えば、所定のイベントが発生したタイミングで行うようにしても良い。例えば、データ送信を開始する場合、最初に一回だけ行うようにしても良い。
CR発振回路20の温度特性を、例えば、二次関数式で近似しても良い。
処理回路は、通信回路17に限ることなく、その他、例えば、CR発振回路の発振出力に基づいて発生されるタイマ割込み数をカウントして、何らかの定時処理を行なうものなどに適用することができる。即ち、CPUが処理回路であっても良い。
第2実施例と第3実施例とを組み合わせて実行しても良い。
第3実施例における温度検出回路21の配置数は、「2〜3」又は「5」以上であっても良い。また、複数の温度検出回路21は、CR発振回路の周辺に適当な間隔で配置すれば良い。
Claims (6)
- CR発振回路と、
このCR発振回路により出力される発振信号に基づいて、所定の処理を行なうための時間が一定となるように管理する処理回路と、
前記CR発振回路周辺の温度を検出するダイオードを備えてなる温度検出手段と、
温度により変動する前記CR発振回路の発振出力特性に基づき、前記処理回路により管理される処理時間を一定とするための制御値を決定するデータとして、出荷検査時に温度を変化させ各々の温度において前記ダイオードの順方向電圧をA/D変換して読み込んだ値に応じて作成されたデータが記憶されている記憶手段と、
前記温度検出手段によって検出される温度に応じた電圧をA/D変換して読み込み、前記温度に応じて前記記憶手段に記憶されているデータを読み出し、前記制御値を決定して前記処理回路に設定する制御回路とで構成されることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 前記温度検出手段は、前記CR発振回路の周辺に複数個配置されており、
前記制御回路は、前記複数個の温度検出手段によって検出される温度を平均し、その平均結果に基づき前記記憶手段に記憶されているデータを読み出すことを特徴とする請求項1記載のマイクロコンピュータ。 - 前記記憶手段には、温度に応じて前記制御値を演算するための関数パラメータが記憶されており、
前記制御回路は、前記記憶手段より読み出した関数パラメータに基づいて前記制御値を演算して決定することを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロコンピュータ。 - 前記記憶手段には、温度に応じて設定すべき制御値が記憶されており、
前記制御回路は、前記記憶手段より読み出した制御値を前記処理回路に設定することを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロコンピュータ。 - 前記制御回路は、前記制御値の設定を周期的に行うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のマイクロコンピュータ。
- 前記処理回路は、通信処理を行なうものであり、
前記制御値は、前記通信処理における通信速度であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のマイクロコンピュータ。
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