JP2007311863A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラテンガラスが撓まされることにより生じた段差に起因して起こる画像読取ユニットの損傷及びキャリッジからの脱落を防止することが可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】装置上面にプラテンガラス20,21が配設されている。プラテンガラス20,21間には位置決め部材23が介設されている。プラテンガラス20,21それぞれは、位置決め部材23側の端部を除く三方がケーシング9で支持されており、位置決め部材23側の端部は何ら支持されていない。画像読取ユニット22は筐体61を有する。この筐体61の上面60の短手方向の角部には傾斜面80が形成されている。画像読取りの際に画像読取ユニット22が移動され、プラテンガラス20が撓まされて生じた段差18に傾斜面80が当接すると、画像読取ユニット22は、該段差18を乗り越えてプラテンガラス20の下面へ案内される。
【選択図】図10

Description

本発明は、移動原稿読取領域を形成する第1プラテン板と静止原稿読取領域を形成する第2プラテン板とを有し、第1プラテン板或いは第2プラテン板の原稿からの反射光を画像読取ユニットで受信することにより原稿の画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
従来から、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサによって原稿の画像データを読み取る画像読取装置が知られている。この種の画像読取装置には、ADF(Auto Document Feeder)と称される原稿搬送手段を用いて原稿の搬送過程において移動中の原稿(移動原稿)を連続的に読み取る移動原稿読取機能と、装置本体上面に載置された原稿(静止原稿)の原稿の読取面を走査することによって原稿の画像を読み取る静止原稿読取機能とを兼ね備えたものが公知である(特許文献1)。
上記移動原稿読取機能による画像読取りは、以下のようにして行われる。すなわち、原稿搬送手段によって、装置本体の上面に設けられた移動原稿読取用のプラテンガラス(以下「第1プラテンガラス」と称する。)に読取面が対向するように原稿が搬送される。第1プラテンガラスの下方には画像読取ユニットが待機しており、この画像読取ユニットが上記第1プラテンガラスに対して光を照射して、第1プラテンガラス上を移動する移動原稿からの反射光を受信することによって、原稿の画像が読み取られる。
また、上記静止原稿読取機能による画像読取りは、以下のようにして行われる。すなわち、装置本体の上面に設けられた静止原稿読取用のプラテンガラス(以下「第2プラテンガラス」と称する。)に原稿が載置され、原稿押さえによって押さえつけられる。押さえつけられた原稿(静止原稿)は第2プラテンガラス上で静止される。このように原稿が静止された状態において、画像読取ユニットが第2プラテンガラスの下面に沿って装置の幅方向に移動しつつ奥行き方向に静止原稿の読取面を走査することによって、静止原稿の画像が読み取られる。
上記静止原稿読取機能による画像読取りを行う場合に、第2プラテンガラスに厚みのある本や雑誌などの重量な原稿(以下「重量原稿」と称する。)が載置されると、重量原稿の自重により第2プラテンガラスの中央付近が下方へ撓まされる。また、本や雑誌などのブック原稿の見開き面の画像を読み取らせる場合は、利用者は、見開き面の中央部に陰が生じないようにブック原稿を第2プラテンガラスに強く押し付けるが、このような押付行為によっても第2プラテンガラスの中央付近が下方に撓まされる。このような第2プラテンガラスの撓みは、画像読取ユニットによる読取動作を阻害して読取画像の画質を低下させる要因となる。また、画像読取ユニットに第2プラテンガラスの下面が接触して該画像読取ユニットを損傷させるおそれもある。
一方、特許文献2には、原稿台ガラス(上記第2プラテンガラスに相当)が変形した場合でも、原稿台ガラスと読取手段(上記画像読取ユニットに相当)との間を一定に保つことにより、読取手段への原稿台ガラスの接触を防止する接触防止手段を有する画像読取装置が開示されている。
特開平6−141143号公報 特開平11−289430号公報
ところで、装置本体上面に第1プラテンガラスと第2プラテンガラスとが別個に配設された構成の画像読取装置では、その構造上、第1プラテンガラスに隣接する第2プラテンガラスの端部(以下「隣接端部」と称する。)は装置本体で支持されていない。従って、第2プラテンガラスが下方に撓まされると、上記隣接端部が、第1プラテンガラスよりも下方へ突出し、第1プラテンガラスとの間に段差が生じる。一方、画像読取装置においては、上記静止原稿読取機能による画像読取り前は、画像読取りユニットは第2プラテンガラスから外れた所謂ホームポジションと称される位置に移動されている。一般に、上記ホームポジションは、第1プラテンガラスの略下方位置など、第2プラテンガラスから外れた装置に設定されている。しかしながら、第1プラテンガラスと第2プラテンガラスとの間に上記段差が生じると、静止原稿読取機能による画像読取りの際に上記ホームポジションから第2プラテンガラスに向けて移動する画像読取ユニットが上記段差に引っ掛かり、損傷するという問題が生じる。また、画像読取ユニットを移動可能に支持するキャリッジから画像読取ユニットが脱落するという問題も生じ得る。なお、上記段差への引っ掛かりは、前掲の特許文献2に開示された接触防止手段を設けたところで解消されるものではない。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置上面に配設されたプラテンガラスが撓まされることにより生じた段差に起因して起こり得る画像読取ユニットの損傷及びキャリッジからの脱落を防止することが可能な画像読取装置を提供することにある。
(1)本発明は、移動原稿読取領域を形成する第1プラテン板と、静止原稿読取領域を形成する第2プラテン板と、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板間に介設される仕切り部材と、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板上の原稿からの反射光に基づいて該原稿の画像を読み取る画像読取ユニットと、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板の下面から所定距離を隔てた状態を維持しつつ上記画像読取ユニットを上下可動に支持し、かつ、上記画像読取ユニットとともに上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板の下面に沿って往復動するキャリッジと、上記画像読取ユニットに設けられ、上記仕切り部材側の上記第2プラテン板の端部が該仕切り部材に対して下方へ突出されて形成された段差部に当接することにより画像読取ユニットを下方へ可動させる案内手段と、を具備する画像読取装置として構成されている。
画像読取装置は、第1プラテン板上の移動原稿読取領域を通過するように搬送された原稿の画像をその搬送過程において読み取る自動搬送原稿読取機能と、第2プラテン板上の静止原稿読取領域に載置された静止原稿の画像を読み取る静止原稿読取機能とを有する。いずれの機能も、装置内部に設けられた画像読取ユニットによって画像が読み取られることにより実現される。
第1プラテン板と第2プラテン板との間には、仕切り部材が介設されている。この仕切り部材によって第1プラテン板と第2プラテン板とが仕切り分けられている。仕切り部材は、第1プラテン板上を移動される原稿を案内する案内面を有し、該案内面に原稿が当接することで原稿の向きを所定方向に変える役割を果たすものでもある。
画像読取ユニットは、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板上の原稿からの反射光に基づいて該原稿の画像を読み取る。この画像読取ユニットは、装置内において上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板の下面に沿って往復動するキャリッジによって上下可動に支持されている。
第2プラテン板上の静止原稿読取領域に重量のある原稿、例えば厚みのあるブック原稿などが載置された場合や、利用者により第2プラテン板上の原稿が下方に押し付けられた場合は、その自重や荷重によって第2プラテン板が下方に撓まされる。このとき、第2プラテン板の上記仕切り部材側の端部が大きく下方に湾曲されて、上記仕切り部材や第1プラテン板に対して相対的に下方へ突出した段差部が形成される。このとき、キャリッジが移動されて、該キャリッジに支持された画像読取ユニットがキャリッジとともに移動すると、画像読取ユニットに設けられた案内手段が段差部に当接する。当接の際に、案内手段が段差部から受ける反力は、画像読取ユニットを下方に可動(移動)させるよう作用する。これにより、画像読取ユニットは段差部を円滑に乗り越えて、第2プラテン板の下面に案内される。その結果、段差部への衝突による画像読取ユニットの損傷が防止され、ひいては、キャリッジからの画像読取ユニットの脱落が防止される。
(2)上記案内手段は、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板に対向する上記画像読取ユニットの対向面における移動方向端部から該移動方向へ連続し、且つ、上記第2プラテン板の下面から離反する方向に傾斜する傾斜面を有する傾斜部材である。
画像読取ユニットが移動されて、該画像読取ユニットに設けられた傾斜部材が上記段差部に当接すると、該傾斜部材の傾斜面に上記段差部が乗り上げる。このとき、傾斜部材に加えられた段差部からの水平方向への反力の一部が下方へ分散される。この分散された下方への力は、画像読取ユニットを下方向に移動させるように作用する。これにより、画像読取ユニットが段差部から第2プラテン板の下面へ容易且つ円滑に案内される。また、画像読取ユニットに対して水平方向に作用する衝撃が減じられるため、画像読取ユニットの損傷および画像読取ユニットの脱落が防止される。
(3)上記傾斜部材は、上記画像読取ユニットの筐体に一体に成形されていることが望ましい。これにより、部品点数を減少させて、部品の管理コスト、装置の組立コストを低減することができる。
(4)また、上記傾斜部材は、上記画像読取ユニットの筐体に形成された嵌合溝に嵌合されることにより該筐体に対して着脱可能に支持されてなるものであってもよい。かかる構成によれば、筐体の設計変更を伴わずに、該筐体に嵌合溝を加工することにより上記傾斜部材を筐体に取り付けることができる。
(5)上記傾斜面は、摺動性の高い材質で構成されていることが好ましい。この構成によれば、傾斜面が上記段差部に乗り上げて滑るように移動したときの摩擦力が縮減するため、画像読取ユニットをより円滑に段差部から第2プラテン板の下面へ案内することができる。
(6)上記案内手段は、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板に対向する上記画像読取ユニットの対向面における移動方向端部に設けられ、該筐体に回転可能に支持されたローラ体を有するものである。
かかる構成によれば、画像読取ユニットが移動されてローラ体のローラ面が上記段差部に当接すると、画像読取ユニットに加えられた水平方向の反力がローラ体を回転させる方向に作用するとともに、上下可動に設けられた画像読取ユニットを下方向に移動させるように作用する。そのため、画像読取ユニットが円滑に段差部から第2プラテン板の下面へ案内される。また、画像読取ユニットに対して作用する水平方向の衝撃が減じられるため、画像読取ユニットの損傷および画像読取ユニットの脱落が防止される。
(7)上記案内手段は、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板に対向する上記画像読取ユニットの対向面における移動方向端部の少なくとも一方に設けられているものであればよい。したがって、上記移動方向端部の両端に上記案内手段が設けられていてもよい。
(8)第1プラテン板と第2プラテン板とが隣接する境界部分の端部が支持されておらず、他の端部が支持された構成においては、第2プラテン板に重量な原稿が載置されると、上記境界部分の中央部が下方に最も撓むことになる。したがって、上記案内手段は、上記画像読取ユニットの長手方向の略中央部に設けられていることが好ましい。
(9)上記案内手段は、上記第1プラテン板側から上記第2プラテン板側に向けて移動する上記画像読取ユニットの移動方向先端に設けられていることが好ましい。上記第1プラテン板側から上記第2プラテン板側に向けて画像読取ユニットが移動する際に、画像読取ユニットの筐体が上記段差部に当接する。そのときに、段差部から第2プラテン板の下面への案内を確実に実現するべく、上記案内手段を上記移動方向先端に設ける構成が好適である。
本画像読取装置によれば、画像読取ユニットの移動中において、画像読取ユニットに設けられた案内手段が段差部に当接すると、該段差部から受ける反力によって、画像読取ユニットは下方に可動する。画像読取ユニットが下方へ可動した状態で移動されることで、画像読取ユニットは段差部を円滑に乗り越えて、第2プラテン板の下面へ案内される。その結果、段差部への衝突による画像読取ユニットの損傷が防止され、ひいては、キャリッジからの画像読取ユニットの脱落が防止される。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、本実施の形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置1の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1におけるII−II切断線の断面図であり、原稿読取台2の幅方向の横断面が示されている。図3は、原稿読取台2の左端部近傍の部分拡大断面図である。また、図4は、図1におけるIV−IV切断線の断面図であり、画像読取装置1の奥行き方向の縦断面が示されている。なお、図2では、原稿カバー4が破線で示されており、図3及び図4では、原稿カバー4は省略されている。
本画像読取装置1は、例えば、コピー装置やファクシミリ装置、スキャナ装置、コピー機能やファクシミリ機能、スキャナ機能等を一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)等において、原稿の画像読取りを行うための画像読取部として実現される。
図1から図4に示すように、画像読取装置1は、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿載置台2に対して、自動原稿搬送機構であるADF(Auto Document Feeder)3を備えた原稿カバー4が、背面側(紙面後方)の蝶番を介して開閉自在に取り付けられたものである。
図1に示すように、原稿載置台2の正面側には、操作パネル5が設けられている。操作パネル5は、各種操作キー11と液晶表示部12とを具備する。使用者は、操作パネル5を用いて、所望の指令を入力する。例えば、原稿の読取開始又は再開を示す「スタート」や、読取り停止又は中断を示す「ストップ」の入力は、操作キー11を用いて行われる。画像読取装置1は、これら所定の入力を受けて該入力に応じた動作を行う。画像読取装置1は、操作パネル5から入力された指令のほか、コンピュータに接続されて該コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令によっても動作する。
図2から図4に示すように、原稿載置台2には、原稿カバー4と対向する上面にプラテンガラス20(本発明の第1プラテン板に相当)とプラテンガラス21(本発明の第2プラテン板)とが配設されている。原稿載置台2に対して原稿カバー4が開かれると、プラテンガラス20,21が原稿載置台2の上面として露出される。また、図1及び図2に示すように、原稿載置台2に対して原稿カバー4が閉じられると、プラテンガラス20,21を含む原稿載置台2の上面全体が原稿カバー4で覆われる。原稿カバー4の下面には、プラテンガラス20上に載置された原稿(静止原稿)を押さえるための押さえ部材8(図8参照)が設けられている。原稿載置台2の内部には、プラテンガラス20,21の下面に対向するようにして画像読取ユニット22が設けられている。
原稿載置台2は、薄型の直方体形状のケーシング9を有する。このケーシング9は、図2及び図4に示すように、下部フレーム9Bに上部カバー9Aが嵌め合わされることにより構成されている。上部カバー9Aの上面に開口10が形成されており、プラテンガラス20,21は、この開口10から露出するようにケーシング9に取り付けられている。
図6は、原稿載置台2の内部構成を示す平面図である。なお、図6では、ケーシング9の上部カバー9Aが省略されている。図6に示すように、原稿載置台2の下部フレーム9Bは、その上面が開放された容器状に形成されている。下部フレーム9Bは、底板を構成するベース部166と、このベース部166の周囲から起立した側壁158及び区画板159を有し、これらは一体的に形成されている。区画板159は、画像読取ユニット22が配設される領域と、操作パネル5(図4参照)の基板等が配設される領域とを区画するものであり、図6に示すように、下部フレーム9Bにおいて装置の前面側に設けられている。一方、側壁158は、平面視で略コの字状を呈し、上記区画板159の右端から装置奥行き方向に連続する右側壁158Aと、区画板159の左端から装置奥行き方向に連続する左側壁158Bと、装置背面側の背面側壁158Cとを有する。
本実施形態では、図2に示すように、プラテンガラス20は、装置正面から見て右詰めで配設され、プラテンガラス21は、装置正面から見て左詰めで配設されている。そして、プラテンガラス20とプラテンガラス21との間には、後述する位置決め部材23(本発明の仕切り部材に相当)が介設されている。
プラテンガラス20は、右側壁158A、背面側壁158C及び区画板159によって装置奥行き方向の両端と右端が支持されている。すなわち、プラテンガラス20は、右側三方のみが支持されており、プラテンガラス21側の左端部は何ら支持されてない。また、プラテンガラス21は、左側壁158B、背面側壁158C及び区画板159によって装置奥行き方向の両端と左端が支持されている。すなわち、プラテンガラス21は、左側三方のみが支持されており、プラテンガラス20側の右端部は何ら支持されていない。このように支持された状態で下部フレーム9Bに上部カバー9Aが嵌め合わされることで、プラテンガラス20及びプラテンガラス21が固定される。これにより、原稿載置台2の上面において、プラテンガラス20が右詰めで配置され、プラテンガラス21が左詰で配置されて、それぞれが左右に横並びとなるように設けられる。なお、ケーシング9には、上部カバー9Aと下部フレーム9Bとを係合する爪や溝、各種部材をネジ止めするためのボス、電気配線等のための貫通孔等が設けられているが、これらは原稿載置台2の実施態様に応じて適宜設計されるものなので、本明細書では詳細な説明を省略する。
本実施形態では、プラテンガラス20及びプラテンガラス21が下部フレーム9Bの側板158及び区画板159の頂部で支持する構造を例示するが、このような支持構造に限定されることはない。プラテンガラス21側のプラテンガラス20の端部が支持されていない支持構造、つまり、プラテンガラス20に荷重が加えられた際に、プラテンガラス21側のプラテンガラス20の端部が下方に撓まされる支持構造を有する画像読取装置に本発明は好適である。
プラテンガラス20は、画像読取装置1をFBSとして使用する場合に原稿が載置されるものである。このプラテンガラス20は、FBSとして読取り可能な最大サイズの原稿を支持することが可能な寸法に形成されている。本画像読取装置1では、A4サイズ及びレターサイズの原稿が載置可能な寸法に形成されている。プラテンガラス20は、透明なガラス板で構成されている。もちろん、プラテンガラス20に代えて、透明樹脂などの他の透明素材で形成された板部材を用いてもよい。プラテンガラス20が、該プラテンガラス20上に載置された原稿(以下「静止原稿」と称する。)の画像を読み取るための読取領域(以下「静止原稿読取領域」と称する。)を形成する。換言すれば、プラテンガラス20の露出面が静止原稿読取領域に相当する。プラテンガラス20に載置された静止原稿は、原稿カバー4が閉じらることで、プラテンガラス20上に固定される。この状態で、画像読取ユニット22が予め定められた所謂ホームポジションからプラテンガラス20に沿って移動され、静止原稿の読取面を走査することにより、FBSによる原稿の画像読取りが行われる。なお、本実施形態では、プラテンガラス21の略下方が画像読取ユニット22のホームポジションに設定されている。もちろん、このホームポジションはプラテンガラス21の略下方に限定されない。本画像読取装置1において静止原稿の画像を読み取る際に、プラテンガラス21側のプラテンガラス20の端部下面を通過するように画像読取ユニット22が移動するよう制御されていれば、如何なる位置に設定されていてもよい。
プラテンガラス21は、ADF3により搬送される原稿(以下「移動原稿」と称する。)を読み取る場合の読取領域(移動原稿読取領域)を形成するものである。換言すれば、プラテンガラス21の露出面が移動原稿読取領域に相当する。プラテンガラス21も、透明なガラス板で構成されている。もちろん、プラテンガラス21に代えて、透明樹脂などの他の透明素材で形成された板部材を用いてもよい。プラテンガラス21は、画像読取装置1の奥行き方向に長く画像読取装置1の幅方向に細い縦長形状に形成されている。このプラテンガラス21の奥行き方向の長さは画像読取ユニット22の装置奥行き方向の長さに対応している。
図3に示すように、プラテンガラス20とプラテンガラス21との間には、位置決め部材23が設けられている。位置決め部材23は、プラテンガラス20上に原稿を載置する場合の位置決め基準として用いられる。従って、位置決め部材23の上面には、A4サイズやB5サイズなどの原稿サイズに合わせて、載置位置を示す印が付されている。また、位置決め部材23の上面側には、ADF3による搬送によってプラテンガラス21上を縁部16から原稿載置台2の中央側の方向(矢印17で示す方向)へ通過する移動原稿をすくい上げるようにして該移動原稿をADF3の内部の原稿搬送路32(図8参照)へ案内するガイド面24が形成されている。
位置決め部材23は、画像読取装置1の奥行き方向に長く画像読取装置1の幅方向に細い縦長形状に形成された長尺の平板状の部材である。この位置決め部材23は、プラテンガラス20及びプラテンガラス21の上面において画像読取装置1の奥行き方向に延設されている。位置決め部材23によって、プラテンガラス20とプラテンガラス21とが仕切り分けられている。位置決め部材23は、装置1の奥行き方向の両端が下部フレーム9Bの背面側側面158C及び区画板159の頂部で支持されて、原稿読取台2の上面で保持されている。
位置決め部材23は、図3に示すように、プラテンガラス20とプラテンガラス21との隙間に嵌め込まれている。該隙間に嵌め入れられる嵌合部25は、その下端部がプラテンガラス20,21の下面と同一面となるように寸法設計されている。プラテンガラス20とプラテンガラス21との間に位置決め部材23が介設された場合でも、プラテンガラス20、位置決め部材23及びプラテンガラス21の下面は平坦な同一面を形成する。従って、画像読取ユニット22は、平常時においては、プラテンガラス20とプラテンガラス21との間を円滑に移動することができる。なお、プラテンガラス20が下方に押し付けられたり、プラテンガラス20上に原稿として重量物が載置された場合は、プラテンガラス20が下方へ撓み、位置決め部材23の嵌合部25の下端から下方へ突出する段差18(図3の二点鎖線で示す部分)が生じる。
図5は、図3のV−V切断線の断面図であり、プラテンガラス20の端部が撓んだ状態が二点鎖線で示されている。なお、実際に生じ得る段差18は図5に示すほど大きくはなく、図5においては段差18が誇張して示されている。上述した段差18は、図5に示すように、プラテンガラス20において、装置の奥行き方向中央付近で、しかも、プラテンガラス21との境界側の端部(図2及び図3では左端部)で顕著に現れる。このような段差18は上記画像読取ユニット22の円滑な移動を阻害する要因であるが、本実施形態では、該画像読取ユニット22に設けられた後述する案内手段によって、画像読取ユニット22は損傷も脱落もすることなく、円滑にプラテンガラス20或いはプラテンガラス21の下面へ案内される。この案内手段については後段において詳述する。
次に、図4、図6及び図7を参照して、画像読取装置1の内部構成について説明する。ここに、図7は、原稿載置台2の平面図であって、ベルト駆動機構170の概略構成を示している。
図4及び図6に示すように、原稿載置台2のケーシング9内に画像読取ユニット22が配設されている。画像読取ユニット22は、少なくとも光源としてのLEDと、受光素子と、該LEDから出射されてプラテンガラス20,21を通じて原稿に照射された光の反射光を上記受光素子に導く集光レンズ63(図9参照)とを筐体61(図9参照)に内蔵したイメージセンサである。この画像読取ユニット22は、キャリッジ168に搭載されて、走査機構であるベルト駆動機構170によりプラテンガラス20,21の下方を往復移動可能に設けられており、不図示のキャリッジモータの駆動力を受けてプラテンガラス20,21と平行に往復移動する。この往復移動中に反射光を受光した上記受光素子は、反射光強度に応じた電気信号を生成して画像データとして出力する。画像読取ユニット22は、後に詳述するように、キャリッジ168がケーシング9の幅方向に渡って架設されたガイドシャフト169に嵌め合わされることにより、プラテンガラス20の下方をキャリッジ168の長手方向に直交する方向に移動可能に支持される。本実施形態では、画像読取ユニット22として、密着型のCIS(Contact Image Sensor)イメージセンサを用いる。CISイメージセンサを採用することにより、キャリッジ168による支持機構が小型軽量化されて、画像読取装置1の小型化及び薄型化が実現される。かかる画像読取ユニット22や上記キャリッジ168の詳細な構成については後述する。なお、CISイメージセンサに限らず、例えば、縮小光学系のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなど、種々のイメージセンサを画像読取ユニット22として適用可能であることは言うまでもない。
図6及び図7に示すように、画像読取ユニット22の下方、即ち、キャリッジ168の下方には、ガイドシャフト169などを有するベルト駆動機構170が設けられている。ガイドシャフト169は、同図に示すように、ケーシング9の全幅に渡って幅方向(図7の左右方向)に架設されており、プラテンガラス20,21の裏面に平行となるように配置されている。
図7に示すように、ベルト駆動機構170は、駆動プーリ171と、従動プーリ172と、これらの間に巻き架けられたタイミングベルト174と、図示されていないモータとを備えている。タイミングベルト174は、内側に歯が形成された無端ベルトである。駆動プーリ171の軸には上記モータが連結されている。このモータが駆動プーリ171を回転させることにより、その回転を受けてタイミングベルト174が周運動する。
駆動プーリ171は、装置正面から見てケーシング9の左奥に配設されている。駆動プーリ171に巻き架けられたタイミングベルト174は、ケーシング9の正面側へ延出され、ガイドシャフト169の手前に配設された中間プーリ173に巻き架けられている。さらに、タイミングベルト174は、略直角に曲折され、ガイドシャフト169に沿ってケーシング9の右端まで延出され、該ケーシング9の右端付近に配設された従動プーリ172に巻き架けられている。すなわち、図7に示すように、タイミングベルト174は駆動プーリ171と従動プーリ172との間で中間プーリ73を挟んで略L字状に架設されている。タイミングベルト174の従動プーリ172から中間プーリ173までの部分、すなわちガイドシャフト169に沿った部分は、キャリッジ168の連結部175(図4参照)によって掴まれている。これにより、タイミングベルト174とキャリッジ168とが連結される。なお、タイミングベルト174に代えて、ベルトの両端部がキャリッジ168に固着された有端ベルトを適用することも可能であることは言うまでもない。
続いて、図1及び図8を参照して、原稿カバー4及びADF3の構成について説明する。ここに、図8は、ADF3の内部構成を示す断面図である。図1及び図8に示すように、原稿カバー4には、給紙トレイ30及び排紙トレイ31が、給紙トレイ30を上側として上下二段に設けられている。原稿カバー4には、給紙トレイ30から排紙トレイ31へ原稿を連続して搬送するADF3が備えられている。ADF3による搬送過程において、プラテンガラス21上を移動する移動原稿の画像が、プラテンガラス21の下方に待機する画像読取ユニット22によって読み取られる。
給紙トレイ30には、ADF3により搬送される原稿が載置される。複数枚の原稿が、第1面を上向きにした積層状態で給紙方向の先端を後述する原稿搬送路32に挿入するようにして、給紙トレイ30上に載置される。図1に示すように、給紙トレイ30の装置背面側が下側へ曲折されることにより、防護壁26が形成されている。防護壁26の下端は原稿カバー4の上面に連結されている。この防護壁26により、原稿カバー4が原稿載置台2に対して開かれた際に、排紙トレイ31上の原稿が落下することが防止される。給紙トレイ30の装置正面側の下方においては、ADF3の筐体の一部に切り欠き27が形成されている。この切り欠き27により、排紙トレイ31に排紙された原稿の装置正面側からの視認性が高められている。特に、サイズの小さい原稿は、給紙トレイ30により視認され難いが、切り欠き27により、給紙トレイ30と排紙トレイ31との間の空間が拡げられるので、サイズの小さい原稿の視認性が特に高められる。
排紙トレイ31は、給紙トレイ30の下側に上下方向に隔てた位置にあり、原稿カバー4の上面に一体的に形成されている。画像読取りが行われてADF3から排紙された原稿は、給紙トレイ30上の原稿と分離した状態で排紙トレイ31上に第1面を下にして積載されるようにして保持される。排紙トレイ31の装置正面側及び装置背面側となる両側部分28は、両側へ向かって上方へ迫り上がった斜面となっている。この両側部分28により、排紙トレイ31に排出された原稿が取り出される際に、原稿を上から押さえるようにして両側部分28の斜面に沿って原稿を滑らせて引き出すことができるので、排紙トレイ31からの原稿の取り出しが容易である。
図8に示すように、ADF3の内部には、給紙トレイ30と排紙トレイ31とを、プラテンガラス21上の読取位置を経て連結するように、縦断面視において横向き略U字形状の原稿搬送路32が形成されている。原稿搬送路32は、ADF本体を構成する部材やガイド板、ガイドリブ等により、原稿が通過可能な所定幅の通路として連続的に形成されている。このように、給紙トレイ30と排紙トレイ31とが上下二段に設けられ、これらを連結するように、縦断面視において横向き略U字形状の原稿搬送路32が形成されることにより、ADF3の幅を狭くして小型化することができる。
原稿搬送路32は、給紙トレイ30から原稿カバー4の一端側(図8の左側)へ延出され、続いて下方へ反転するように湾曲されてプラテンガラス21上の読取位置に至り、該読取位置から排紙トレイ31へ向かって延出された縦断面視が横向き略U字形状である。原稿搬送路32は、大別すれば、略U字形状において上下二段の直線部分をなす上側部分32A及び下側部分32Cと、上側部分32Aと下側部分32Cとを連続するようにして湾曲する湾曲部分32Bとの3つの部分からなる。
原稿搬送路32には、給紙トレイ30から排紙トレイ31へ原稿を搬送するための原稿搬送手段が配設されている。詳細には、図8に示すように、原稿搬送路32に設けられたピックアップローラ33、分離ローラ34、搬送ローラ35及び排紙ローラ36と、搬送ローラ35に圧接するピンチローラ37A,37Bと、排紙ローラ36に圧接するピンチローラ37Cとによって原稿搬送手段が構成されている。原稿搬送手段を構成する上記各ローラには、図示しないモータから駆動力が伝達される。
図8に示すように、原稿搬送路32の最上流付近には、それぞれ同径に形成されたピックアップローラ33及び分離ローラ34が設けられている。ピックアップローラ33は、分離ローラ34を軸支する軸に基端側を軸支されたアーム29の先端部に回転自在に設けられている。分離ローラ34は、ピックアップローラ33から給紙方向へ隔てた位置に、原稿搬送路32の対向面に当接するようにして回転可能に設けられている。ピックアップローラ33及び分離ローラ34は、図示しないモータからの駆動力が伝達されて同じ周速度で回転される。また、アーム29も該モータからの駆動力が伝達されて上下動される。
搬送ローラ35は、原稿搬送路32の湾曲部32Bに配設されている。より詳細には、湾曲部32Bの内側に配設されている。搬送ローラ35も、図示しないモータからの駆動力が伝達されて回転駆動される。搬送ローラ35の上側のローラ面と対向する位置に、該ローラ面と圧接するピンチローラ37Aが配設されている。また、搬送ローラ35の下側のローラ面と対向する位置に、該ローラ面と圧接するピンチローラ37Bが配設されている。各ピンチローラ37A,37Bは、その軸がバネなどの弾性部材により弾性付勢されることで、搬送ローラ35のローラ面に圧接される。ピンチローラ37A,37Bが搬送ローラ35に圧接している状態で搬送ローラ35が回転すると、これに従動してピンチローラ37A,37Bも回転する。これにより、原稿がピンチローラ37A,37Bと搬送ローラ35により狭持されながら、搬送ローラ35の回転力を受けて原稿搬送路32中を搬送される。なお、本実施形態では、一つの搬送ローラ35の上側及び下側のそれぞれに2つのピンチローラ3A,37Bが圧接するよう構成されているが、各ローラの数や配置、ローラ幅などを適宜変更できることはいうまでもない。また、ADF3の奥行き方向全域に亘る長尺な搬送ローラが設けられた構成や、ADF3の奥行き方向に同軸上に複数の搬送ローラが設けられた構成を採用することも可能である。
排紙ローラ36は、原稿搬送路32の最下流付近に配設されており、搬送ローラ35と同様に、図示しないモータからの駆動力が伝達されて回転駆動される。排紙ローラ36の対向位置にピンチローラ37Cが設けられている。ピンチローラ37Cもバネにより弾性付勢されて、排紙ローラ36に圧接されている。
ADF3には、ADF本体48に回動可能に支持されたADFカバー6が設けられている。ADFカバー6は、給紙ローラ33及び分離ローラ34を含めてADF3の全体を覆うように形成されており、ADF3に対して開閉可能に構成されている。ADFカバー6が開かれることにより、ADF3内の原稿搬送路32の一部が露出される。これにより、ジャム処理などのメンテナンス作業を行うことが可能となる。
このようなADF3を用いて原稿の画像読取りを行う場合は、原稿は以下のようにして搬送される。給紙トレイ30から送り出された原稿は、搬送ローラ35によって原稿搬送路32の上側部分32A、湾曲部分32Bに搬送される。原稿の搬送方向先端がプラテンガラス21に到達すると、原稿はADF3から露出されて、プラテンガラス21上を矢印45(図8参照)が示す方向(図8の右方向)に搬送される。プラテンガラス21上を移動する原稿の画像がその下方で待機する画像読取ユニット22によって読み取られる。プラテンガラス21上を移動する原稿は、その搬送方向先端が位置決め部材23のガイド面24に当接することにより、原稿の搬送方向が斜め上方へ偏向される。これにより、原稿が原稿搬送路32の下側部分32Cへ案内される。下側部分32Cに進入した原稿は、排紙トレイ31側へ搬送されて、排紙ローラ36によって排紙トレイ31へ排出される。
なお、本実施形態では、原稿搬送路32が湾曲部32Bを有するものとしたが、例えば、該原稿搬送路32は、給紙トレイ30からプラテンガラス21上の読取位置を経て排紙トレイ31に至るまでが略ストレートに形成されたものであってもよい。
続いて、図9から図14を参照して、画像読取ユニット22及びキャリッジ168の構成について説明するとともに、キャリッジ168による画像読取ユニット22の支持構造について説明する。
図9は、画像読取ユニット22の構成を示す平面図である。図9に示すように、画像読取ユニット22は、プラテンガラス20,21に対向する上面60が平面視で細長矩形の平面であり、且つ全体形状が細長直方体形状の筐体61を有する。筐体61の上面60には、筐体61に内蔵されたLED(光源)の光を導くライトガイド62が筐体61の長手方向に配設されている。このライトガイド62により、上記LEDの光が画像読取ユニット22の筐体61の上面60側へ長手方向に沿って出射される。また、筐体61の上面60には、複数の集光レンズ63がライトガイド62と平行するように筐体61の長手方向に一列に配設されている。
筐体61の内部には、集光レンズ63の直下に複数の受光素子が集光レンズ63と同方向に列設されている。これら複数の受光素子は、画像読取ユニット22の筐体61の長手方向に直列に配設されている。LEDから出射された光はプラテンガラス20,21上の原稿に照射され、その反射光が集光レンズ63により受光素子に集光される。受光素子は反射光の強度に応じた電気信号を出力する所謂光電変換素子であり、反射高強度に応じた電気信号を出力する。画像読取ユニット22の筐体61の長手方向は、画像読取装置1の奥行き方向であって、当該方向は画像読取りにおける主走査方向に一致している。この主走査方向の長さ、すなわち画像読取ユニット22の筐体61の長手方向の長さは、画像読取ユニット22が読取り可能な最大サイズの原稿に対応した長さである。画像読取ユニット22は、筐体61の長手方向を読取ラインとして画像読取りを行い、読取ライン毎の電気信号を出力する。本実施形態では、プラテンガラス20にはレターサイズの原稿が載置できるので、画像読取ユニット22の読取ラインはレターサイズの幅に対応されている。
画像読取ユニット22の筐体61には、嵌合部64が設けられている。嵌合部64は、キャリッジ168に対して、画像読取ユニット22長手方向と直交する方向の位置決めを行うものである。嵌合部64は、画像読取ユニット22の筐体61の短手方向側の一方の端部から基部65が突設され、該基部65から長手方向に軸66が突設されてなる。この軸66が、後述するキャリッジ168の軸受け部70と嵌合して、画像読取ユニット22の短手方向の位置決めがなされる。
図10は、画像読取ユニット22の斜視図であり、図11は、画像読取ユニット22を搭載したキャリッジ168を示す平面図である。図10及び図11に示すように、画像読取ユニット22の長手方向の両端には、ローラユニット177が設けられている。図9に示すように、画像読取ユニット22の上面60の両端それぞれには、ローラユニット177を位置決めするための孔73が形成されている。孔73にローラユニット177の底面に突設されたピンが嵌入されて、図10及び図11に示すように、画像読取ユニット22の両端にローラユニット177がそれぞれ位置決め固定される。各ローラユニット177は、フレーム74に、画像読取ユニット22の短手方向に隔てられた2つのローラ75が該短手方向に転動可能にそれぞれ軸支されたものである。各ローラ75は、画像読取ユニット22の上面60から均等に上方へ突出しており、これらローラ75がプラテンガラス20,21の裏面に当接して、画像読取ユニット22の上面60とプラテンガラス20,21との裏面とが一定の間隙に保持される。この一定の間隙により、画像読取ユニット22の焦点距離がプラテンガラス20,21の上面(露出面)に一致する。つまり、ローラユニット177のローラ75は、画像読取ユニット22の焦点距離をプラテンガラス20,21の上面に一致させるように上面60から上方へ突出されている。また、各ローラ75の転動により、プラテンガラス20,21に対する画像読取ユニット22の移動が円滑なものになる。
図9から図13に示すように、筐体61には、上面60の短手方向の一方の角部に傾斜面80が形成されている。この傾斜面80は、画像読取ユニット22が移動された際に、前記した段差18(図3及び図5の2点鎖線)に当接することにより、該段差18を乗り越えてプラテンガラス20の下面へ画像読取ユニット22を案内するためのものであり、本発明の案内手段の一例である。
傾斜面80は、筐体61と一体に形成されている。例えば、筐体61を上記傾斜面80を含む金型で合成樹脂などで成型することにより上記傾斜面80が具現化される。また、傾斜面80は、図示するように、プラテンガラス20に載置された原稿の画像読取時に、プラテンガラス21の下方のホームポジションに待機する画像読取ユニット22がプラテンガラス20側へ移動するときの移動方向(矢印81の方向)の先端側の角部82に形成されている。この傾斜面80は、上記角部82において、筐体61の長手方向の中央付近に所定幅dに渡って形成されている。言い換えれば、傾斜面80は、筐体61において、段差18が最大となるプラテンガラス20の略中央に対応する角部82に形成されている。傾斜面80の幅dは、プラテンガラス20から上面60までの離間距離やプラテンガラス20のサイズなど、段差18の大きさを決定づける各要素に応じて定められる。傾斜面80には、例えば、低摩擦特性を有するフッ素樹脂を含むコーティング剤が塗布されている。そのため、傾斜面80の摺動性が向上し、段差18に当該傾斜面80が当接すると、傾斜面80上で段差18が滑らかに摺動する。
なお、本実施形態では、傾斜面80が筐体61と一体に形成された構成を例示するが、筐体61に着脱可能な別部材に形成されていてもよい。例えば、図16に示すように、筐体61の上記角部82に溝状の嵌合部87を形成し、該嵌合部87に嵌め入れられる挿入部89を有する傾斜部材88に上記傾斜面80が形成されたものが考えられる。この傾斜部材88の挿入部89が上記嵌合部87に嵌め入れられることにより、傾斜部材88が筐体61に固定される。この場合、当該傾斜部材88は、傾斜面80の摺動性を向上させるべく、筐体61よりも摩擦抵抗の小さい材質、例えば、POM(ポリアセタール樹脂)や上記フッ素樹脂を含む合成樹脂などで形成されたものであることが好ましい。もちろん、廉価な合成樹脂で形成された上記部材にフッ素樹脂を含むコーティング剤が塗布されたものであってもよい。
図14は、図11におけるXIV−XIV切断線の断面図であり、上記傾斜面80を含む横断面が模式化されて示されている。傾斜面80は、傾斜基点84から上記移動方向(矢印81の方向)へ連続するように形成されている。この傾斜面80は、傾斜基点84から上記移動方向へ離れるにつれて、プラテンガラス20に対向する上面60から離反する方向に直線的に傾斜されている。すなわち、プラテンガラス20から離反するように下方へ傾斜されてる。なお、本実施形態では、上記角部82に傾斜面80を形成することとしたが、上面60の短手方向における他方の角部83に上記傾斜面80が形成されていてもよい。このような傾斜部80が筐体61に設けられたことにより奏される作用効果については後述する。
図12は、画像読取ユニット22及びキャリッジ168の斜視図であり、図13は、画像読取ユニット22及びキャリッジ168の分解斜視図である。図12及び図13では、ローラユニット177は省略されている。図11から図13に示すように、キャリッジ168は、その上側に画像読取ユニット22を搭載する容器状のものである。キャリッジ168は、画像読取ユニット22に対応して細長直方体形状に形成されている。キャリッジ168は、底部68(図14参照)と底部68におけるキャリッジ168の短手方向の両端から上方へ立設された側壁69とを有する。側壁69は、キャリッジ168の往復動方向の側面を形成する。この底部68と側壁69とにより形成される空間内に画像読取ユニット22が収容される。底部68におけるキャリッジ168の長手方向の両端には側壁が設けられておらず、画像読取ユニット22の筐体61の一方の端部は、キャリッジ168の長手方向の一方端から突出される。キャリッジ168の上端は開口しており、キャリッジ168に搭載された画像読取ユニット22の上面60が露出される。
図13に示すように、上記側壁69の一方には、画像読取ユニット22の嵌合部64と嵌合する軸受け部70が設けられている。軸受け部70には、上下方向の長孔71が形成されている。この長孔71に嵌合部64の軸66が位置合わせされた後、矢印59の方向に画像読取ユニット22がスライドされることによって軸66が長孔71に挿通される。これにより、キャリッジ168に画像読取ユニット22が固定される。この状態で、画像読取ユニット22は、軸66を回動中心として回動自在であり、当該軸66を起伏中心として、キャリッジ168に対して起立した姿勢と倒伏した姿勢との間で姿勢を変化させることができる。しかも、前述のように上記長孔71に軸66が挿通されるため、軸66は上下方向にスライドすることができる。その結果、画像読取ユニット22は、その上面60がプラテンガラス20,21の裏面に対して平行な状態を維持したままプラテンガラス20,21に接離することができる。
図12及び図13に示すように、キャリッジ168の下面には、ガイドシャフト169を挿通させるシャフト受け部180が形成されている。シャフト受け部180とガイドシャフト169とが摺動可能に嵌合することでキャリッジ168がガイドシャフト169に担持されて、ガイドシャフト169の軸方向にキャリッジ168が摺動自在となる。シャフト受け部180の側方には、連結部175(図4及び図13参照)が下方へ突設されている。連結部175が、ベルト駆動機構170のタイミングベルト174を掴むことにより、タイミングベルト174とキャリッジ168とが連結される。これにより、ベルト駆動機構170からキャリッジ168に駆動力が伝達されて、ガイドシャフト169上をキャリッジ168が移動する。
図13に示すように、キャリッジ168の底面部の内側には、バネ受け部185が左右2箇所に形成されている。バネ受け部185により位置決めされて、画像読取ユニット22とキャリッジ168との間にコイルバネ176が介設されている。このコイルバネ176によって、画像読取ユニット22がキャリッジ168によって上下動可能に支持される。また、上記コイルバネ176によって、画像読取ユニット22がプラテンガラス20,21側へ弾性的に付勢される。これにより、キャリッジ168に搭載された画像読取ユニット22がプラテンガラス20,21の裏面に押し付けられるように密着される。
画像読取ユニット22の両端側には、ローラユニット177(図11参照)が設けられている。上記コイルバネ176によってプラテンガラス20,21側に所定の付勢力で押し付けられた画像読取ユニット22は、ローラユニット177によって、プラテンガラス20,21との間に所定の間隔を隔てた状態を維持したまま、プラテンガラス20,21に沿って円滑に移動することができる。
上述したように、平常時においては、プラテンガラス20とプラテンガラス21との間に段差はなく、プラテンガラス20及びプラテンガラス21の下面は平坦である。従って、画像読取ユニット22はプラテンガラス20とプラテンガラス21との間を円滑に移動することができる。しかしながら、プラテンガラス20上に厚みのある本や雑誌などの重量な原稿が載置されるなどして該プラテンガラス20に荷重が加えられると、プラテンガラス20の中央付近、特に、プラテンラス21側の端部が下方へ撓まされる。この撓みにより、図3及び図5に示すような段差18が生じることになる。
このような段差18が生じた場合に、図15(a)に示すように、画像読取ユニット22がホームポジションからプラテンガラス20側へ移動すると、段差18によってその移動が阻害される。ところが、本実施形態に係る画像読取装置1の画像読取ユニット22は、その筐体61に前記した傾斜面80が形成されているため、該傾斜面80に段差18に当接することにより、画像読取ユニット22は該段差18からプラテンガラス20の下面に円滑に案内される。具体的には、画像読取ユニット22がプラテンガラス20の下面に平行な矢印85の方向へ移動され、段差18に傾斜面80が当接すると、該段差部から反力を受ける。この反力は、矢印85とは反対の向きに作用するが、傾斜面80によってその一部が画像読取ユニット22を下方へ押し付ける方向に作用する(図15(b)参照)。この作用力により、図15(c)に示すように、キャリッジ168の底面から画像読取ユニット22を支持するコイルバネ176が圧縮されて、コイルバネ176の圧縮ストロールを限度として画像読取ユニット22が下方へ退避する。これによって、画像読取ユニット22が段差18を乗り越えて移動して、プラテンガラス20の下面へ案内される。このように案内されるため、段差18への衝突による衝撃がコイルバネ176で吸収されるため画像読取ユニット22の損傷が防止され、ひいては、キャリッジ168からの画像読取ユニット22の脱落が防止される。
上述の実施形態では、筐体61と一体に形成された傾斜面80、或いは、筐体61とは別部材ではあるが、筐体61に固定される傾斜部材を本発明の案内手段の一例として例示したが、例えば、図17に示すように、筐体61の角部82に回転可能に軸支されたローラ92も本発明の案内手段の他の例として挙げられる。具体的には、筐体61の角部82に形成された溝状のバネ受け部90と、該バネ受け部90に伸縮可能なように保持されたコイルバネ91と、溝状のバネ受け部90の両側壁に形成された不図示の軸受け部でコイルバネ91に付勢されつつ軸支されたローラ機構93とにより案内手段が構成されていてもよい。このような案内手段であれば、上記段差18に衝突したときの衝撃がキャリッジ168に設けられたコイルバネ176とバネ受け部90に設けられたコイルバネ91の双方で吸収することができるため、段差18からの衝撃をより一層吸収することができる。また、ローラ92の回転により画像読取ユニット22が案内されることで、画像読取ユニット22の円滑な移動が実現される。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置1の外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1におけるII−II切断線の断面図である。 図3は、原稿読取台の左端部近傍の部分拡大断面図である。 図4は、図1におけるIV−IV切断線の断面図である。 図5は、図3のV−V切断線の断面図である。 図6は、原稿載置台2の内部構成を示す平面図である。 図7は、原稿載置台2の平面図であって、ベルト駆動機構170の概略構成を示す図である。 図8は、ADF3の内部構成を示す断面図である。 図9は、画像読取ユニット22の構成を示す平面図である。 図10は、画像読取ユニット22の斜視図である。 図11は、画像読取ユニット22を搭載したキャリッジ168を示す平面図である。 図12は、画像読取ユニット22及びキャリッジ168の斜視図である。 図13は、画像読取ユニット22及びキャリッジ168の分解斜視図である。 図14は、図11におけるXIV−XIV切断線の模式断面図である。 図15は、画像読取ユニット22の移動過程における案内方法を説明するための模式図である。 図16は、本発明の案内手段の他の例を示す傾斜部材88を示す模式図である。 図17は、本発明の案内手段の他の例を示すローラ機構93を示す模式図である。
符号の説明
1・・・画像読取装置
2・・・原稿載置台
3・・・ADF
18・・・段差
20・・・プラテンガラス(第1プラテン板)
21・・・プラテンガラス(第2プラテン板)
22・・・画像読取ユニット
23・・・位置決め部材(仕切り部材)
60・・・上面(対向面)
61・・・筐体
87・・・嵌合部
88・・・傾斜部材
89・・・挿入部
90・・・バネ受け部
91・・・コイルバネ
92・・・ローラ
176・・・コイルバネ
177・・・ローラユニット

Claims (9)

  1. 移動原稿読取領域を形成する第1プラテン板と、
    静止原稿読取領域を形成する第2プラテン板と、
    上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板間に介設される仕切り部材と、
    上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板上の原稿からの反射光に基づいて該原稿の画像を読み取る画像読取ユニットと、
    上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板の下面から所定距離を隔てた状態を維持しつつ上記画像読取ユニットを上下可動に支持し、かつ、上記画像読取ユニットとともに上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板の下面に沿って往復動するキャリッジと、
    上記画像読取ユニットに設けられ、上記仕切り部材側の上記第2プラテン板の端部が該仕切り部材に対して下方へ突出されて形成された段差部に当接することにより画像読取ユニットを下方へ可動させる案内手段と、を具備する画像読取装置。
  2. 上記案内手段は、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板に対向する上記画像読取ユニットの対向面における移動方向端部から該移動方向へ連続し、且つ、上記第2プラテン板の下面から離反する方向に傾斜する傾斜面を有する傾斜部材である請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 上記傾斜部材は、上記画像読取ユニットの筐体に一体に成形されている請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 上記傾斜部材は、上記画像読取ユニットの筐体に形成された嵌合溝に嵌合されることにより該筐体に対して着脱可能に支持されてなる請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 上記傾斜面は、摺動性の高い材質で構成されている請求項2から5のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 上記案内手段は、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板に対向する上記画像読取ユニットの対向面における移動方向端部に設けられ、該筐体に回転可能に支持されたローラ体を有してなる請求項1に記載の画像読取装置。
  7. 上記案内手段は、上記第1プラテン板及び上記第2プラテン板に対向する上記画像読取ユニットの対向面における移動方向端部の少なくとも一方に設けられている請求項1から6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 上記案内手段は、上記画像読取ユニットの長手方向の略中央部に設けられている請求項1から7のいずれかに記載の画像読取装置。
  9. 上記案内手段は、上記第1プラテン板側から上記第2プラテン板側に向けて移動する上記画像読取ユニットの移動方向先端に設けられている請求項7または8に記載の画像読取装置。

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