JPH0990527A - コンタクトガラス補強クリップ - Google Patents

コンタクトガラス補強クリップ

Info

Publication number
JPH0990527A
JPH0990527A JP7273564A JP27356495A JPH0990527A JP H0990527 A JPH0990527 A JP H0990527A JP 7273564 A JP7273564 A JP 7273564A JP 27356495 A JP27356495 A JP 27356495A JP H0990527 A JPH0990527 A JP H0990527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
contact glass
contact
section
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7273564A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sueoka
秀規 末岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7273564A priority Critical patent/JPH0990527A/ja
Publication of JPH0990527A publication Critical patent/JPH0990527A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトガラスと密着センサを用いた画像
読取り装置において、密着センサとの干渉を避ける為に
コンタクトガラスの一辺から支持部材を除去した場合に
発生する不具合であるコンタクトガラスの撓みと、それ
に起因した読取り画質の低下を防止することができるコ
ンタクトガラス補強クリップを提供する。 【解決手段】 コンタクトガラスの非支持端縁に挟着し
てこれを補強するクリップであって、該クリップは断面
コの字型の板材から成り、該非支持端縁の上下面を上下
から挟み込む構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ装置、プリンタ、スキャナ等に備えられる画像読取り
装置に関し、特にコンタクトガラスと密着センサから成
る読取り装置において、走査時にコンタクトガラスの一
端縁が湾曲することに起因して発生する画質の低下を防
止する等の効果を有したコンタクトガラス補強クリップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトガラス上にセットされた原
稿、或はコンタクトガラス上を移動する原稿をコンタク
トガラス直下に位置するスキャナにより読み取ることに
よって画像情報を得る画像読取り装置としては、密着セ
ンサを用いたブックスキャナ方式のものが知られてい
る。このブックスキャナ方式の読取り装置は、外周縁部
を支持部材によって支持されるコンタクトガラスの下面
に密着しながら移動する密着センサを用い、この密着セ
ンサは密着センサ走行体により支持されて移動する。こ
のタイプの読取り装置において密着センサ走行体の移動
範囲がコンタクトガラスの端縁を越えて外側へ延びてい
る場合には、走行体がコンタクトガラスの支持部材と衝
突することを避ける為に、コンタクトガラスの少なくと
も1辺は支持部材を配置しない構造とする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、支持部材によ
って支持されていないコンタクトガラスの一辺付近に上
方から僅かでも外圧を加えると、コンタクトガラスが下
方へ撓みを起こし易くなり、一部が撓んだ状態で密着セ
ンサにより画像読取りを行うと、密着センサと原稿面ま
での距離にバラツキが起きる。密着センサは焦点距離に
敏感であるため、このような撓みの発生は、読取り画像
に悪影響を及ぼす原因となる。本発明は上記に鑑みてな
されたものであり、コンタクトガラスと密着センサを用
いた画像読取り装置において、密着センサとの干渉を避
ける為にコンタクトガラスの一辺から支持部材を除去し
た場合に発生する不具合であるコンタクトガラスの撓み
と、それに起因した読取り画質の低下を防止することが
できるコンタクトガラス補強クリップを提供することを
第1の目的としている。更に、上記不具合を解決する為
の手段として断面コ字状のクリップでコンタクトガラス
の一辺を支持した場合に発生する不具合であるクリップ
と密着センサとの衝突を防止することを第2の目的とし
ている。更に、上記不具合を解決する為にクリップを板
金により製造した場合に、密着センサ走行体に装備され
ている位置決めローラがクリップと衝突して損傷するこ
とを防止することを第3の目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、コンタクトガラスの非支持端縁に挟
着してこれを補強するクリップであって、該クリップは
断面コの字型の板材から成り、該非支持端縁の上下面を
上下から挟み込む構成を有していることを特徴とする。
請求項2の発明は、上記クリップを板金にて構成したこ
とを特徴とする。請求項3の発明は、上記クリップの一
部に切欠きを形成することにより、上記コンタクトガラ
ス直下を走行する密着センサの位置決めロ−ラとの干渉
を防止したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明のクリップを適用す
る画像読取り装置の実施の一形態について説明する。図
1(a) 及び(b) は本発明を適用する画像読取り装置(ブ
ックスキャナタイプのファクシミリ装置)の外観斜視図
及び要部分解図であり、図1の画像読取り装置2は筐体
上面にコンタクトガラス1を有すると共に、コンタクト
ガラス1の一端縁には原稿圧板3を枢支した構造となっ
ている。図2に示すように側板4、5、6、7及び底板
から成る筐体の上面は開放されており、この開放部には
上記コンタクトガラス1が取付けられる。対向し合う2
つの側壁4、6間に差し渡された走行体支持軸8には走
行体9が軸8の軸方向に進退可能に支持されており、断
面形状が略U字状の走行体9の内部には密着センサ10
がバネ10a等により上下動可能に支持されている。密
着センサ10の長手方向両端面には夫々ローラ11が転
動自在に軸支されており、ローラ11はコンタクトガラ
ス1の下面に沿って転動移動する。図1(c) に示すよう
に、上からの外圧によるコンタクトガラス1の撓みは、
原稿と密着センサ10との焦点距離が変わる原因となる
ため、読み取り画像の画質に不具合をもたらす原因とな
ることは上述の通りである。即ち、図1(b) に示すよう
に走行体9がコンタクトガラス1の範囲外(端縁1aを
越えた位置)まで移動する場合には、コンタクトガラス
端縁1aはコンタクトガラスの他の3辺1b,1c,1
dのように各側板7、4、5によって支持されていない
ため、(c) に示すように外圧を加えると、該コンタクト
ガラスが撓みを起こす。
【0006】本発明の第1の実施例では、この撓みの発
生を防止するため、コンタクトガラス10の一辺(非支
持端縁)1aを図2に示した如き断面コの字型のクリッ
プ12ではさんで、剛性を高めて湾曲を防止しようとす
るものである。このクリップ12は該一辺1aと同じ長
さを有すると共に、コンタクトガラスの一辺1aの上下
面を所定の幅に渡って挟圧保持して変形を防止し得るよ
うに機能する。このため、一定以上の剛性を有した材料
を用いる必要がある。即ち、クリップ12は、断面形状
がコの字型になっているので、断面2次モ−メントが上
がり、上方からの外圧に対して撓みにくくなる。
【0007】ところで、上記第1実施例の密着センサ1
0は、走行体9によってコンタクトガラス1との間をあ
る一定の隙間を保ちながら移動しているが、クリップ1
2はコンタクトガラス下面よりも肉厚分だけ突出した状
態となるので、密着センサ10とクリップ12との間
に、両者が衝突しない程度の隙間を確保する必要があ
る。間隙の増大による装置の大型化を避ける為にも、上
記間隙を狭くする必要があるが、クリップを薄い板金に
より構成することによりこのような不具合を解消でき
る。即ち、板金製クリップであれば、板材料自体の厚み
が薄くても十分な強度を確保でき、図2(b) のようにク
リップをコンタクトガラス端縁に嵌合させたときの出っ
張り量が小さくなるので、密着センサの移動時の障害に
ならない。このように本発明の第2の実施例によれば、
コの字型クリップの材料として薄い板金を使うことで、
省スペ−ス化を達成できる。
【0008】次に、上記第1及び第2の実施例では、コ
ンタクトガラス1と密着センサ10との間の距離は、密
着センサに具備されている位置決めロ−ラ11がコンタ
クトガラス1の下面と接触することによって確保されて
はいるが、上記各実施例の構成によった場合には、密着
センサの位置決めロ−ラ11とクリップ12とが衝突
し、位置決めロ−ラに傷が付くこともあり得る。そこ
で、本発明の第3の実施例では、図2に示した如きクリ
ップ12を用いた場合に位置決めロ−ラ11とクリップ
12の下面とが走行中衝突して位置決めロ−ラに傷が着
くことを防止する為に、図4に示すように、該クリップ
の下面(及び側面)のうち、位置決めロ−ラ11の走行
経路に対応する位置(2か所)に切欠き12aを形成し
た点が特徴的である。この切欠き12aは、通過しよう
とするローラ11とクリップとが非接触となるのに必要
最低限の幅と長さを有するように設定する。このように
切欠きを形成したとしても、クリップの上側面には切欠
きがないので、切欠きに対応する部分の剛性が大きく低
下する虞れはない。なお、上記実施例の断面コの字型の
クリップは上下の片の長さを同じにしたが、これは一例
に過ぎず、必要に応じて読取り動作の支障がない範囲内
で、コンタクトガラス上面に接する上片を長くしたり、
下片を長くしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、コン
タクトガラスの非支持端縁に挟着してこれを補強するク
リップであって、該クリップは断面コの字型の板材から
成り、該非支持端縁の上下面を上下から挟み込む構成を
有している。このため、コンタクトガラス側面の剛性が
上がり、撓みが小さくなる。請求項2の発明は、上記ク
リップを板金にて構成しているので、クリップ自体の厚
みが薄くても強度が出せ、嵌合させたときの出っ張り量
が小さいので、密着センサの障害にならない。請求項3
の発明は、上記クリップの一部に切欠きを形成すること
により、上記コンタクトガラス直下を走行する密着セン
サの位置決めロ−ラとの干渉を防止したので、位置決め
ロ−ラとコの字型クリップが衝突することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) (b) 及び(c) は本発明を適用する画像読取
り装置の外観斜視図及び要部分解図、及び側部縦断面
図。
【図2】(a) 及び(b) はクリップの斜視図、取付け状態
説明図。
【図3】クリップを取付けたコンタクトガラスを用いた
読取り装置の要部断面図。
【図4】本発明の第3の実施例の構成説明図。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス、2 画像読取り装置、3 原稿
圧板、4、5、6、7側板、8 走行体支持軸、9 走
行体、10 密着センサ、10a バネ,11位置決め
ローラ、12 クリップ、12a 切欠き。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラスの非支持端縁に挟着し
    てこれを補強するクリップであって、該クリップは断面
    コの字型の板材から成り、該非支持端縁の上下面を上下
    から挟み込む構成を有していることを特徴とするコンタ
    クトガラス補強クリップ。
  2. 【請求項2】 上記クリップを板金にて構成したことを
    特徴とする請求項1記載のコンタクトガラス補強クリッ
    プ。
  3. 【請求項3】 上記クリップの一部に切欠きを形成する
    ことにより、上記コンタクトガラス直下を走行する密着
    センサの位置決めロ−ラとの干渉を防止したことを特徴
    とする請求項1又は2記載のコンタクトガラス補強クリ
    ップ。
JP7273564A 1995-09-27 1995-09-27 コンタクトガラス補強クリップ Pending JPH0990527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273564A JPH0990527A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 コンタクトガラス補強クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273564A JPH0990527A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 コンタクトガラス補強クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0990527A true JPH0990527A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17529568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7273564A Pending JPH0990527A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 コンタクトガラス補強クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0990527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755810B2 (en) 2006-05-16 2010-07-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US8035869B2 (en) 2006-12-28 2011-10-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755810B2 (en) 2006-05-16 2010-07-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US8035869B2 (en) 2006-12-28 2011-10-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022082638A5 (ja) 画像形成装置
JPH0990527A (ja) コンタクトガラス補強クリップ
JP4467822B2 (ja) 走査光学装置
JP4198667B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
US6594037B1 (en) Image reading apparatus
JP3502541B2 (ja) 画像形成装置
JP3233498B2 (ja) 読取装置
JPH07327109A (ja) 読取装置
JP4226203B2 (ja) 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置
US20040183884A1 (en) Electrophotographic apparatus
JP3017904B2 (ja) ロール紙の支持装置
JP5009133B2 (ja) 画像読取装置
JP3019228B2 (ja) 感熱記録装置
JP7191664B2 (ja) 画像形成装置
JP3567738B2 (ja) 画像読取装置
JP4321165B2 (ja) 画像形成装置
JP4040830B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2019049753A5 (ja) 画像形成装置
JP2001317591A (ja) 防振支持具
US6104518A (en) Scanner provided with accurately parallel optical module and top cover
JP3571508B2 (ja) 画像読取装置
JP2885427B2 (ja) 密着型センサ
JP2542798B2 (ja) 原稿ばたつき防止機構
JP2001134747A (ja) 印影読取り装置
JPH10307346A (ja) 原稿押え装置