JP3571508B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モノクロまたはフルカラーのデジタル複写機、ブックタイプのファクシミリ、高画質タイプの汎用スキャナーなど、高画質を要求される装置の画像読取装置に関するもので、特に、その箱状構造体の構造に関するものである。
本発明はまた、上記各種装置の例のほか、インクジェットプリンターなど、箱状構造体内部で可動部分が大きく移動する装置に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
画像読取装置は、一般に光源、ミラー等を有する光学系キャリッジを有し、この光学系キャリッジを箱状構造体内で副走査方向に移動させることによりCCD等の撮像素子で原稿の画像を読み取るようになっている。従って、上記箱状構造体は、内部で光学系キャリッジを移動させるために空洞状になっている。いま、最大A3サイズの原稿を読み取ることが可能であるとすれば、光学系キャリッジの移動距離はA3サイズに助走距離を加えて約450mmとなるため、上記箱状構造体の内部に、光学系キャリッジを約450mm移動させるための空間を確保する必要があるとともに、上記空間に補強部材の類を配置することはできない。
【0003】
デジタル複写機、ブックタイプのファクシミリ、高画質タイプの汎用スキャナーなどの画像読取装置では、上記箱状構造体の剛性が不足していると画像の読み取り精度が劣化するため、上記箱状構造体の剛性を向上させる必要があるが、上記のように箱状構造体の内部空間には補強部材を配置することができないため、箱状構造体の周囲で機械的強度および剛性を確保する構造にせざるを得ない。しかしながら、箱状構造体の周囲のみで機械的強度および剛性を確保するには構造上の工夫を施す必要があり、従来の構造では機械的強度および剛性が不足しがちである。
【0004】
一方、原稿画像読み取り信号をデジタル信号として処理するデジタルの画像読み取り系は、画像読み取り部と、読み取られた画像信号に基づいて画像を形成しプリント出力するプリンター部とが一体になっている必要はない。また、例えばフルカラー複写機などでは、メンテナンス項目や調整項目が多く、メンテナンスおよび調整が容易になるように、図8に示すように、複写機本体30の上部において画像形成装置31がスライド移動可能な構造にして複写機本体30の上部を開放し、あるいは、上記画像形成装置31を複写機本体30から取り外すことができるような構造にしている。
【0005】
しかるに、画像形成装置を上記のように複写機等の本体に対してスライド可能とし、あるいは取り外し可能とすると、従来の画像形成装置の箱状構造体の構造では、機械的強度および剛性が不足しがちである上に、画像形成装置を複写機等の本体に対してスライドさせ、あるいは取り外し、かつ取り付けるときに箱状構造体に歪みが発生しやすい。箱状構造体に歪みが発生すると、読み取られた画像信号の精度に影響し、この画像信号に基づいて形成される画像の品質にも悪影響を及ぼす。例えば、画像の直線性、直角性、色分離不良、画像ケラレなど、様々な不具合が発生する。また、箱状構造体の剛性が不足すると、画像形成装置全体の機械的精度が不安定で、ばらつきが大きくなる。
【0006】
これらの問題点を解決するためにも、上記箱状構造体の機械的強度および剛性を高める必要がある。そのために上記箱状構造体には各種の構造上の工夫がなされている。特開昭58−143355号公報記載のものはその一つで、電子写真複写機において、下部シャーシに鋳造物で一体に形成した光学フレームを取り付け、このフレームに原稿台ガラスや露光ランプ、ミラーブロック、帯電器などを含むユニットを取り付けることにより、組立精度の向上を狙ったものである。また、光学フレームを、発泡処理した熱硬化性樹脂で一体に形成することも提案されている。
【0007】
他の従来例として、実開昭58−184004号公報に記載されているように、ステーの端部を緊密に嵌合できるように形成した凹み孔をそれぞれ対応する位置に複数個設けた前フレームと後フレームとを、各フレームの凹み孔が対向するように間隔をおいて配置し、各フレームの対向する凹み孔に、それぞれステーの両端を嵌合し、ステー端部とフレーム凹み孔とを固着部材で固着することにより、各フレームを、ステーを介して組み立て固定してなるフレーム組立体が知られている。
【0008】
また、特開平5−22534号公報に記載されているように、原稿を走査するための光源およびミラーを備えた第1移動ユニットと、光路変更用のミラーを備えた第2移動ユニットを移動可能に保持する一対のガイド部材に、光電変換ユニットを支持部材を介して保持させ、もって、光電変換ユニットの光軸が第1、第2移動ユニットのミラーによる反射光軸からずれないようにした画像読み取り装置も知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開昭58−143355号公報記載のものによれば、箱状構造体の材料として高価な材料を使ったり、箱状構造体の構成が複雑であったりしてコストが高くなる難点があり、また、実開昭58−184004号公報および特開平5−22534号公報記載のものによれば、箱状構造体の剛性を十分に確保することができず、かつ、箱状構造体の変形そのものを抑えるものではないため、諸条件によっては箱状構造体が歪んだり変形したりして、読み取られる画像信号の精度が悪化する難点がある。
【0010】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、低コストでありながら、箱状構造体の外部からの負荷に対する抵抗力を大きくして箱状構造体の剛性を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明はまた、箱状構造体にかかる外部からの負荷を分散させて受けるようにして、負荷が集中することをなくした画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明はまた、箱状構造体の構成部材に他の機能を兼用させることにより構成部品数を低減させ、コストの低減を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、光源、ミラー等を有する光学系キャリッジが箱状構造体内を副走査方向に移動して原稿の画像を読み取る画像読取装置において、上記箱状構造体の側板とこの側板に直交する方向に結合されるステーとが角パイプ状に形成され、角パイプ状の上記側板とステーとが井桁状に結合されることにより、上記箱状構造体の剛性が高められていることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、光源、ミラー等を有する光学系キャリッジが箱状構造体内を副走査方向に移動して原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
上記箱状構造体の側板は補助板が付加されることにより角パイプ状に形成され、上記側板に直交する方向に結合される角パイプ状のステーを有し、
上記補助板をステーが貫通して上記側板とステーとが井桁状に結合されることにより、上記箱状構造体の剛性が高められていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載または請求項2の発明において、角パイプ状に形成された側板とステーとの結合面が互いに異なる面に分散して設けられ、外部からの負荷の分散によって箱状構造体の剛性が高められていることを特徴とする。
請求記載の発明は、請求項1記載または請求項2の発明において、角パイプ状に形成されたステーが、光学系キャリッジの案内部材を兼ねていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明にかかる画像形成装置の実施の形態について説明する。
図1は、画像形成装置の箱状構造体40の例を示すもので、主たる構成部材として左右の側板1、6と、これら側板1、6に連結された前後のステー3、4と、底板5とを有してなる。上記側板1、6とステー3、4の底面は底板5上に固着されている。左右の側板1、6と前後のステー3、4と底板5とで囲まれ、上方が開放した空間は、後で詳細に説明するように、光学系キャリッジが副走査方向(図1において左右方向)に移動するための空間となっている。箱状構造体40を構成する側板1、6とこの側板1、6に直交する方向に結合されたステー3、4とが角パイプ状に形成され、この角パイプ状の上記側板1、6とステー3、4とが井桁状に結合されている。この側板1、6とステー3、4の形状および結合構造の詳細を図2以下に示す。
【0014】
図2の左半部は図1におけるA部、すなわち側板1とステー3との結合部を、図の右半部は図1におけるB部、すなわち側板6とステー3との結合部を、図3は図1におけるC部、すなわち側板6とステー4との結合部をそれぞれ示している。図2において、左側の側板1には、その内面側において補助板2が付加されている。側板1と補助板2は所定の間隔を置いて垂直方向に平行に立ち上がるとともに、補助板2の上縁部は側板1に向かって直角に折り曲げられ、かつ、側板1の垂直面に沿って直角に折り曲げられ、この垂直方向の折り曲げ部2aが結合部11によって側板1に結合されている。結合部11は例えばスポット溶接部であり、この結合部11が図4に示すように側板1および補助板2の長手方向に所定の間隔で複数個所に形成されている。側板1の下縁部は内方に直角に折り曲げられた折り曲げ部1aとなっていて、この折り曲げ部1aがスポット溶接等でなる結合部12によって底板5に結合されている。また、上記補助板2の下端もスポット溶接等でなる結合部13によって底板5に結合されている。上記結合部12、13も、結合部11と同様に側板1および補助板2の長手方向に所定の間隔で複数個所に形成されている。このようにして、側板1に補助板2が実質一体に付加されることにより、側板1は実質的に横断面が角パイプ状に形成されている。
【0015】
図2の右半部に示す右側の側板6も上記左側の側板1と同様に構成されている。すなわち、側板6に対し所定の間隔を置いて垂直方向に平行に立ち上がった補助板7の上縁部は側板6に向かって直角に折り曲げられ、かつ、側板6の垂直面に沿って直角に折り曲げられた折り曲げ部7aを有し、この折り曲げ部7aが例えばスポット溶接でなる結合部14によって側板6に結合されている。側板6の下縁部が内方に直角に折り曲げられてなる折り曲げ部6aもスポット溶接等でなる結合部15によって底板5に結合されている。上記補助板7の下端もスポット溶接等でなる結合部16によって底板5に結合されている。上記結合部14、15、16は、側板6および補助板7の長手方向に所定の間隔で複数個所に形成されている。このようにして、側板6に補助板7が実質一体に付加されることにより、側板6は実質的に横断面が角パイプ状に形成されている。
【0016】
前記ステー3は図4、図5に示すように横断面逆U字状に形成され、ステー4も図3に示すように横断面逆U字状に形成され、これらステー3、4の開口端である下端が底板5にスポット溶接等によって結合されることにより、ステー3、4も角パイプ状に形成されている。図3において符号17、18は、ステー4と底板5との結合部を示している。図3、図4、図5には示されていないが、ステー3、4と底板5との結合部は、ステー3、4の長さ方向に所定の間隔で複数個所に設けられている。
【0017】
次に、左側の側板1と前側のステー3との結合構造を図4、図5を参照しながら説明する。図4、図5において、ステー3の左端部は補助板2に形成された窓孔を貫通し、ステー3の左端部が側板1の内面に突き当てられ、ステー3の逆U字状の両側の端面および上側の端面がそれぞれ側板1にスポット溶接等によって結合されている。符号21は上記両側端面の結合部を示しており、符号23は上記上側の端面の結合部を示している。補助板2の上記窓孔の両縁部にはステー3の側面に沿う折り曲げ部2bが形成され、これら折り曲げ部2bとステー3の両側面とがスポット溶接等によって結合されている。符号22はこの折り曲げ部2bとステー3の側面との結合部を示している。
【0018】
図面上で詳細に表されてはいないが、ステー3の右端部と右側の側板6との結合構造、および後ろ側のステー4の左右両端部と左右の側板1、6との結合構造も図4、図5に示す構造と同じ構造になっている。このように、左右の側板1、6に前後のステー3、4の端面が単に結合されるのではなく、側板1、6とステー3、4とが角パイプ状に形成され、この角パイプ状の側板1、6とステー3、4とが結合されているため、剛性の高い前記箱状構造体を得ることができる。特に、側板1、6に補助板2、7を所定の間隔をあけて固定することにより側板1、6を実質的に角パイプ状に形成し、ステー3、4の端部を上記補助板2、7に貫通させてこの補助板2、7に固定するとともに、ステー3、4の端面を側板1、6にも固定したため、角パイプ状の側板1、6とステー3、4とが井桁状に結合されることになり、箱状構造体の剛性を飛躍的に高めることができる。
【0019】
また、図4、図5に示す各結合部21、22、23、11の位置を見れば明らかなように、側板1とステー3との結合面および側板1と補助板2との結合面が側面、前後面に分散し、かつ、側面での結合も垂直方向の結合面、水平方向の結合面というように互いに直交する異なる面にそれぞれ分散して設けられているため、外部から加わる負荷が各結合部に分散され、箱状構造体の剛性がさらに高められる構造になっている。図4、図5に矢印で示す外力は下から突き上げる向きに加わった場合であって、この外力は各結合部に分散されるとともに、各結合部において、互いに直交する方向の矢印で示すように、互いに直交するX,Y,Z方向に分散されることになり、これによって箱状構造体の剛性がさらに高められることがわかる。以上説明した各結合部における外部負荷の分散は、ステー3の右端部と側板6との結合部、ステー4の両端部と側板1、6との結合部においても同様に行われる。
【0020】
以上のようにして、側板1、6、ステー3、4、底板5を主要な部材として有してなる箱状構造体40は、上記側板1、6、ステー3、4、底板5で囲まれ上部が開放した空間を有しており、この空間に光学系キャリッジ、その他の光学部品その他が配置される。図6はその例を示すもので、上記空間に光源とミラーを有する第1光学系キャリッジ8、光路を折り返すためのミラーを有する第2光学系キャリッジ9、折り返された光路上に配置されて原稿の像を撮像素子の受光面に結像させる結像レンズ25等が上記空間に配置されている。第1光学系キャリッジ8と第2光学系キャリッジ9は、上記空間内を図5において左右方向である副走査方向に移動しながら上記撮像素子により原稿の画像情報を読み取る。第1光学系キャリッジ8と第2光学系キャリッジ9は主走査方向に長く形成されていて、原稿を主走査方向に照明して撮像素子で主走査方向に読み取りながら副走査方向に移動し、これにより、原稿面の画像を読み取ることができるように構成されている。
【0021】
図6から明らかなように、第1光学系キャリッジ8と第2光学系キャリッジ9の移動方向は、ステー3、4の長手方向である。ステー3、4は前述のように角パイプ状に形成されているので、その上面をある程度広がりのある平面に形成することができる。そこで、ステー3、4の平坦な上面を第1光学系キャリッジ8と第2光学系キャリッジ9の案内部材として兼ねさせることができる。図6、図7はその例を示しており、図6に平行斜線を付したステー3、4の上面を第1光学系キャリッジ8と第2光学系キャリッジ9の案内部材として利用している。ステー3、4の上面で直接光学系キャリッジを案内してもよいが、ステー3、4の上面にレール35、35を敷設し、このレール35、35の介在のもとに光学系キャリッジの移動を案内するようにしてもよい。ステー3、4に光学系キャリッジの案内部材を兼ねさせることによって、ステー3、4のほかに特別の案内部材を設ける必要がなくなり、部品点数の低減とコストの低減を図ることができる。
【0022】
なお、図示の実施の形態では、角パイプ状の側板に角パイプ状のステーの端部を貫通させた上で結合していたが、側板とステーとの関係を逆に、すなわち、角パイプ状のステーに角パイプ状の側板の端部を貫通させた上で結合してもよい。また、側板とステーを角パイプ状に形成するための手段は任意であって、図示の実施の形態に限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、箱状構造体内を光学系キャリッジが副走査方向に移動する画像形成装置において、上記箱状構造体の側板とこの側板に直交する方向に結合されるステーとが角パイプ状に形成され、角パイプ状の上記側板とステーとが井桁状に結合されているため、低コストでありながら、箱状構造体の外部からの負荷に対する抵抗力を大きくして箱状構造体の剛性を向上させることができ、読み取られた画像信号の精度を高め、この画像信号に基づいて形成される画像の品質を向上させることができる。
【0024】
請求項2記載の発明によれば、箱状構造体内を光学系キャリッジが副走査方向に移動する画像形成装置において、上記箱状構造体の側板は補助板が付加されることにより角パイプ状に形成され、上記側板に直交する方向に結合される角パイプ状のステーが、上記補助板を貫通してが井桁状に結合されているため、低コストでありながら、箱状構造体の外部からの負荷に対する抵抗力を大きくして剛性を向上させることができ、読み取られた画像信号の精度を高め、この画像信号に基づいて形成される画像の品質を向上させることができる。
【0025】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2記載の発明に加えて、角パイプ状に形成された側板とステーとの結合面が互いに異なる面に分散して設けられ、外部からの負荷を分散させることによって箱状構造体の剛性が高められているため、箱状構造体の剛性をさらに向上させることができ、これによって読み取られた画像信号の精度をさらに向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1または請求項2記載の発明に加えて、角パイプ状に形成されたステーが、光学系キャリッジの案内部材を兼ねているため、ステーのほかに特別の案内部材を設ける必要がなくなり、部品点数の低減とコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像読取装置に用いることができる箱状構造体の例を示す斜視図である。
【図2】同上箱状構造体の側板の構成を示す図であって図1中のA部およびB部の正面図である。
【図3】同上箱状構造体のステーの構成を示す図であって図1中のC部を示す断面図である。
【図4】同上箱状構造体の側板とステーとの結合部を示す斜視図である。
【図5】同上箱状構造体の側板とステーとの結合部を別の角度から示す斜視図である。
【図6】本発明にかかる画像読取装置の一実施の形態を示す斜視図である。
【図7】同上実施の形態におけるステーと光学系キャリッジとの関係を示す側面図である。
【図8】本発明を適用可能な複写機の例を示すもので複写機本体に対して画像形成装置の部分をスライドさせた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 側板
3 ステー
4 ステー
6 側板
8 光学系キャリッジ
9 光学系キャリッジ
40 箱状構造体

Claims (4)

  1. 光源、ミラー等を有する光学系キャリッジが箱状構造体内を副走査方向に移動して原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
    上記箱状構造体の側板とこの側板に直交する方向に結合されるステーとが角パイプ状に形成され、
    角パイプ状の上記側板とステーとが井桁状に結合されることにより、上記箱状構造体の剛性が高められていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 光源、ミラー等を有する光学系キャリッジが箱状構造体内を副走査方向に移動して原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
    上記箱状構造体の側板は補助板が付加されることにより角パイプ状に形成され、上記側板に直交する方向に結合される角パイプ状のステーを有し、
    上記補助板をステーが貫通して上記側板とステーとが井桁状に結合されることにより、上記箱状構造体の剛性が高められていることを特徴とする画像読取装置。
  3. 角パイプ状に形成された側板とステーとの結合面が互いに異なる面に分散して設けられ、外部からの負荷の分散によって箱状構造体の剛性が高められていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像読取装置。
  4. 角パイプ状に形成されたステーが、光学系キャリッジの案内部材を兼ねていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像読取装置。
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