JP2007309373A - 直動案内ユニット - Google Patents
直動案内ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007309373A JP2007309373A JP2006137301A JP2006137301A JP2007309373A JP 2007309373 A JP2007309373 A JP 2007309373A JP 2006137301 A JP2006137301 A JP 2006137301A JP 2006137301 A JP2006137301 A JP 2006137301A JP 2007309373 A JP2007309373 A JP 2007309373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- track rail
- rolling
- guide unit
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
【解決手段】 転動溝2とリターン路3とによって無限循環路を設けるとともに、この無限循環路に複数の転動体4を保持するスライダS1と、上記転動溝2に対向する軌道溝11を有するトラックレールR2とからなり、上記転動溝2と軌道溝11との間に転動体4を転動させて上記スライダS1がトラックレールR2を摺動する直動案内ユニットにおいて、上記トラックレールR2には、スライダS1の軸方向長さL1以上にわたって軌道溝11を遮断する切り欠き部13を形成し、この切り欠き部13から上記スライダS1をトラックレールR2の軸方向と直交もしくはほぼ直交する方向に着脱可能とした。
【選択図】 図1
Description
図8に示す直動案内ユニットは、一対のスライダS1と、これらスライダS1を組み付ける一対のトラックレールR1とからなるが、このスライダS1を構成するケーシング本体1は、図9に示すように、その両側面に凹部からなる転動溝2,2を形成するとともに、この転動溝2,2に連通する孔状のリターン路3,3を形成している。そして、これら転動溝2,2、リターン路3,3が、エンドキャップに形成した図示しない方向転換路を介して無限循環路を構成するとともに、この無限循環路内には複数の転動体4を保持している。
なお、詳しい説明は省略するが、スライダS1には図示しない転動体保持バンドを設けており、スライダS1をトラックレールR1から取り外しても、転動溝2から転動体4が脱落しないようにしている。
そして、スライダS1を上記トラックレールR1に沿って摺動させて、ワークを所定の位置に移動させれば、加工穴Aからワークに対して種々の作業を連続的に施すことが可能となる。
なお、図に示すように、この装置においては、トラックレールR1を取付台8,8間に挟み込んで両端支持の状態にしているが、トラックレールR1は断面コの字形に形成しているので、特に強度上問題となることはない。
そのため、図10に示すように、トラックレールR1を一対の取付台8,8で挟み込むようにして配置する機械装置においては、トラックレールR1に予めスライダS1を組み込んだ状態で、トラックレールR1を取付台8,8に固定しなければならない。また、取付台8,8に固定したトラックレールR1から、スライダS1を取り外す場合には、トラックレールR1ごと取付台8,8から取り外さなければならない。
第2の発明は、上記切り欠き部を、トラックレールの軸方向の一端もしくは両端に設けた点に特徴を有する。
第2の発明によれば、切り欠き部をトラックレールの軸方向端部に設けたので、スライダの摺動ストロークを十分に確保することができる。
第1実施形態の直動案内ユニットは、スライダS1とトラックレールR2とからなるが、このスライダS1を構成するケーシング本体1は、その両側面に凹部からなる転動溝2,2を形成するとともに、この転動溝2,2に連通する孔状のリターン路3,3を形成している(図9参照)。そして、これら転動溝2,2とリターン路3,3とによって無限循環路を構成するとともに、この無限循環路内にボールからなる複数の転動体4を保持している。
なお、詳しい説明は省略するが、スライダS1には図示しない転動体保持バンドを設けており、スライダS1をトラックレールR2から取り外しても、転動溝2から転動体4が脱落しないようにしている。
このように、上記第1実施形態の直動案内ユニットによれば、切り欠き部13において、スライダS1をトラックレールR2の軸方向と直交する方向に着脱可能としたので、トラックレールR2を取付台14に固定したままでもスライダS1を着脱することができる。したがって、掃除や修理等のメンテナンスの際に、トラックレールR2を取付台14から取り外す必要がなくなり、メンテナンス作業時の手間を省くことができる。
図4は、第2実施形態における直動案内ユニットを構成するトラックレールR3の部分拡大図である。このトラックレールR3を摺動するスライダは、上記第1実施形態と同様の構成からなるスライダS1である。
上記トラックレールR3は、断面コの字形であって、底面15と、この底面15の幅方向両端から直角に起立する側壁16,16とからなるとともに、この側壁16,16の間隔をスライダS1の幅よりも僅かに大きくしている。
上記の構成からなるトラックレールR3の軸方向端部には、その底面15に取付孔20を形成するとともに、両側壁16,16に切り欠き部21,21を設けている。
したがって、切り欠き部21,21からスライダS1をトラックレールR3内に挿入して、スライダS1を摺動軌跡上に位置させれば、スライダS1をトラックレールR3上に組み込むことができる。なお、この切り欠き部21においては、当然のこととして上記軌道溝17が遮断されるため、スライダS1がトラックレールR3上をスムーズに摺動することができない。したがって、この切り欠き部21,21は、スライダS1の有効摺動範囲外に形成する。
このように、第2実施形態の直動案内ユニットにおいても、スライダS1をトラックレールR3の軸方向と直交する方向に着脱可能としたので、トラックレールR3を取付台に固定したままスライダS1を着脱することができる。したがって、掃除や修理等のメンテナンスの際に、トラックレールR3を取付台から取り外す必要がなくなり、メンテナンス作業時の手間を省くことができる。
図示の第3実施形態の直動案内ユニットは、スライダS2とトラックレールR4とによって構成している。そして、スライダS2を構成するケーシング本体22は、図6に示すように、テーブル部22aとこのテーブル部22aの幅方向両端から直角に起立する一対の袖部22bとからなる。
上記一対の袖部22bには、その対向面に凹部からなる転動溝23,23を形成するとともに、この転動溝23,23に連通する孔状のリターン路24,24を設けている。そして、これら転動溝23,23とリターン路24,24とによって無限循環路を構成するとともに、この無限循環路内にボールからなる複数の転動体25,25を保持している。
また、トラックレールR4の一方の端部には、切り欠き部30を設けている。この切り欠き部30は、上記上面側凸部27,27を軌道溝26,26の最深部まで切削して形成するとともに、この切り欠き部30,30の長さL3を、スライダS2の軸方向長さL4よりも僅かに長くしている。
したがって、切り欠き部30,30において、トラックレールR4の上方から、スライダS2を跨がせて摺動軌跡上に位置させ、スライダS2をトラックレールR4に沿って摺動させれば、スライダS2をトラックレールR4上に組み込むことができる。
なお、上記第1〜第3実施形態においては、転動体としてボールを用いたが、転動体はころで構成しても構わない。
また、スライダの着脱方向は、トラックレールの軸方向に対して直交する方向としたが、この着脱方向とトラックレールの軸方向とは、厳密に直交しなければならないわけではなく、ほぼ直交する方向であっても構わない。
3,24 リターン路
4,25 転動体
5,11,17,26 軌道溝
13,21,30 切り欠き部
S1,S2 スライダ
R1,R2,R3,R4 トラックレール
Claims (2)
- 転動溝とリターン路とによって無限循環路を設けるとともに、この無限循環路に複数の転動体を保持するスライダと、上記転動溝に対向する軌道溝を有するトラックレールとからなり、上記転動溝と軌道溝との間に転動体を転動させて上記スライダがトラックレールを摺動する直動案内ユニットにおいて、上記トラックレールには、スライダの軸方向長さ以上にわたって軌道溝を遮断する切り欠き部を形成し、この切り欠き部から上記スライダをトラックレールの軸方向と直交もしくはほぼ直交する方向に着脱可能とした直動案内ユニット。
- 上記切り欠き部は、トラックレールの軸方向の一端もしくは両端に設けた上記請求項1記載の直動案内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137301A JP4657976B2 (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 直動案内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137301A JP4657976B2 (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 直動案内ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007309373A true JP2007309373A (ja) | 2007-11-29 |
JP4657976B2 JP4657976B2 (ja) | 2011-03-23 |
Family
ID=38842429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006137301A Active JP4657976B2 (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 直動案内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4657976B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011030722A1 (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-17 | Thk株式会社 | 軌道レール及びこの軌道レールを備える運動案内装置 |
CN104675857A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-06-03 | 郑州大学 | 一种双向承力重载导轨副 |
WO2020137214A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | Thk株式会社 | 案内装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4511015Y1 (ja) * | 1966-05-12 | 1970-05-18 | ||
JPS6339819U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-15 | ||
JP2001231664A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Combi Corp | ベビーベット |
JP2003239963A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動案内ユニット |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137301A patent/JP4657976B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4511015Y1 (ja) * | 1966-05-12 | 1970-05-18 | ||
JPS6339819U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-15 | ||
JP2001231664A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Combi Corp | ベビーベット |
JP2003239963A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動案内ユニット |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011030722A1 (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-17 | Thk株式会社 | 軌道レール及びこの軌道レールを備える運動案内装置 |
JP5564511B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2014-07-30 | Thk株式会社 | 軌道レール及びこの軌道レールを備える運動案内装置 |
CN104675857A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-06-03 | 郑州大学 | 一种双向承力重载导轨副 |
WO2020137214A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | Thk株式会社 | 案内装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4657976B2 (ja) | 2011-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6189429B1 (en) | Workpiece supporting assembly for a table saw | |
JP5088697B2 (ja) | ラックマウント装置 | |
JP4938547B2 (ja) | 内面シールを備えた直動案内ユニット | |
JP4551892B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JP4295573B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JP2008111458A5 (ja) | ||
JP4537588B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JP4657976B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JPH08247142A (ja) | 直動転がり案内ユニット | |
JP2018035917A (ja) | 直動装置 | |
JP2003247543A (ja) | 直動案内ユニット | |
JP2000120677A (ja) | 直線運動ガイド | |
JP2008133939A (ja) | リニアガイド装置 | |
JP2005054961A (ja) | 直動案内ユニット | |
JP2010249229A (ja) | 運動案内装置 | |
JP2006105296A (ja) | ローラ式リニアガイドウェイ | |
JP5327015B2 (ja) | 直動案内装置用仮軸 | |
JP2006234032A (ja) | 直動案内軸受装置 | |
JP4425874B2 (ja) | 摺動装置 | |
JP4472967B2 (ja) | 案内装置 | |
JP2020070876A (ja) | 直動案内装置 | |
JP2007030057A (ja) | パレット交換装置 | |
JP2008116000A (ja) | リニアガイドのスライド装置 | |
JP2004205014A (ja) | リニアガイド装置 | |
JP2005140273A (ja) | リニアガイド装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100907 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4657976 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |