JP2007307934A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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hole
hub bolt
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tap hole
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Hiroto Suma
洋斗 須間
Kazuhiro Baba
一宏 馬場
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NTN Corp
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Abstract

【課題】ハブボルト用孔が設けられるフランジの重量増加と、ハブボルト用孔の座面仕上げ用の切削加工面積の増加を抑制して、ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔のねじ山数を十分に確保することである。
【解決手段】フランジ4のブレーキロータ22を固定するボルト7用のタップ孔8が設けられる部分を島状の厚肉部10に形成することにより、ハブボルト用孔6が設けられるフランジ4の重量増加を抑制して、タップ孔8のねじ山数を十分に確保できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車輪用軸受装置に関する。
自動車の車輪を支持する車輪用軸受装置には、複列の軌道面を内径側に有する外方部材と、これらの各軌道面と対向する複列の軌道面を外径側に有する内方部材と、これらの外方部材と内方部材の軌道面間に複列に配列された転動体とからなり、外方部材と内方部材のいずれか一方にフランジを設け、このフランジに車輪とブレーキロータとを取り付ける複数のハブボルト用孔を円周方向に等間隔で設けるとともに、ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。このタップ孔は円周方向の2箇所に設けられることが多い。
通常、前記フランジは鍛造で形成されており、強度が必要なハブボルト用孔が設けられる部分のみが厚肉に形成され、その他の部分は、軽量化のために、できるだけ薄肉に形成されている。また、車輪とブレーキロータが取り付けられるハブボルト用孔の座面は、車輪やブレーキロータの振れを防止するために、鍛造後に切削加工で仕上げられる。
特開2001−180212号公報
上述したフランジのハブボルト用孔が設けられる部分のみを厚肉に形成した従来の車輪用軸受装置は、薄肉に形成された部分に設けられる前記タップ孔のねじ山数を十分に確保できず、ブレーキロータを固定するボルトが緩みやすい問題がある。
前記タップ孔のねじ山数を確保するためには、タップ孔が設けられる部分も含むように、ハブボルト用孔が設けられる部分の厚肉部を拡張することが考えられるが、フランジの重量が大幅に増加するとともに、ハブボルト用孔の座面を仕上げるための切削加工面積も大幅に増加する。
そこで、本発明の課題は、ハブボルト用孔が設けられるフランジの重量増加と、ハブボルト用孔の座面仕上げ用の切削加工面積の増加を抑制して、ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔のねじ山数を十分に確保することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、複列の軌道面を内径側に有する外方部材と、これらの各軌道面と対向する複列の軌道面を外径側に有する内方部材と、これらの外方部材と内方部材の軌道面間に複列に配列された転動体とからなり、前記外方部材と内方部材のいずれか一方に、鍛造で形成されるフランジが設けられ、このフランジに車輪とブレーキロータとを取り付ける複数のハブボルト用孔が円周方向に等間隔で設けられるとともに、前記ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔が設けられ、前記ハブボルト用孔が設けられる部分が厚肉に形成された車輪用軸受装置において、前記ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔が設けられる部分を、島状に厚肉に形成した構成を採用した。
すなわち、ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔が設けられる部分を、島状に厚肉に形成することにより、ハブボルト用孔が設けられるフランジの重量増加を抑制して、タップ孔のねじ山数を十分に確保できるようにした。
前記タップ孔の鍛造で形成される座面を、切削加工で仕上げられる前記ハブボルト用孔の鍛造座面よりも、切削加工代分だけ後退させて形成することにより、ハブボルト用孔の座面仕上げ用の切削加工面積の増加も抑制することができる。
前記円周方向に等間隔で設けられた全てのハブボルト用孔の間に島状の厚肉部を形成し、これらの島状の厚肉部の一部のものにタップ孔を設けることにより、タップ孔を加工するときのフランジの位置決めの自由度を大きくすることができる。
本発明の車輪用軸受装置は、ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔が設けられる部分を、島状に厚肉に形成することにより、ハブボルト用孔が設けられるフランジの重量増加を抑制して、タップ孔のねじ山数を十分に確保できるようにしたので、ブレーキロータを固定するボルトの緩みを防止することができる。
前記タップ孔の鍛造で形成される座面を、切削加工で仕上げられるハブボルト用孔の鍛造座面よりも、切削加工代分だけ後退させて形成することにより、ハブボルト用孔の座面仕上げ用の切削加工面積の増加も抑制することができる。
前記円周方向に等間隔で設けられた全てのハブボルト用孔の間に島状の厚肉部を形成し、これらの島状の厚肉部の一部のものにタップ孔を設けることにより、タップ孔を加工するときのフランジの位置決めの自由度を大きくすることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この車輪用軸受装置は、図1(a)、(b)に示すように、複列の軌道面1aを内径側に有する外方部材1と、外方部材1の各軌道面1aと対向する複列の軌道面2aを外径側に有する内方部材としての一対の内輪2と、これらの外方部材1と内輪2の間に複列に配列された転動体としてのボール3とからなり、外方部材1に鍛造で形成されたフランジ4が設けられ、このフランジ4に、車輪21とブレーキロータ22とを取り付けるハブボルト5が圧入される5個のハブボルト用孔6が円周方向に等間隔で設けられるとともに、ブレーキロータ22を固定するボルト7が螺着されるタップ孔8が円周方向の2箇所に設けられている。鍛造で形成されたタップ孔8の座面8aは、切削加工で仕上げられるハブボルト用孔6の鍛造座面よりも切削加工代分だけ後退させて形成されている。
前記ハブボルト用孔6が設けられた円周方向の5箇所の部分は放射状に延びる厚肉部9とされ、これらの放射状に延びる全ての厚肉部9の間に島状の厚肉部10が形成されて、このうちの2つの島状の厚肉部10に、ブレーキロータ22を固定するボルト7用のタップ孔8が設けられている。したがって、タップ孔8のねじ山数を十分に確保することができる。
上述した実施形態では、5個のハブボルト用孔が設けられたフランジを外方部材に設けたものとしたが、本発明に係る車輪用軸受装置は、このフランジを内方部材に設けたものにも適用することができる。また、ハブボルト用孔とタップ孔の個数も、それぞれ5個と2個に限定されることはない。
aは車輪用軸受装置の実施形態を示す縦断面図、bはaの側面図
符号の説明
1 外方部材
2 内輪
1a、2a 軌道面
3 ボール
4 フランジ
5 ハブボルト
6 ハブボルト用孔
6a 座面
7 ボルト
8 タップ孔
8a 座面
9、10 厚肉部
21 車輪
22 ブレーキロータ

Claims (3)

  1. 複列の軌道面を内径側に有する外方部材と、これらの各軌道面と対向する複列の軌道面を外径側に有する内方部材と、これらの外方部材と内方部材の軌道面間に複列に配列された転動体とからなり、前記外方部材と内方部材のいずれか一方に、鍛造で形成されるフランジが設けられ、このフランジに車輪とブレーキロータとを取り付ける複数のハブボルト用孔が円周方向に等間隔で設けられるとともに、前記ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔が設けられ、前記ハブボルト用孔が設けられる部分が厚肉に形成された車輪用軸受装置において、前記ブレーキロータを固定するボルト用のタップ孔が設けられる部分を、島状に厚肉に形成したことを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 前記タップ孔の鍛造で形成される座面を、切削加工で仕上げられる前記ハブボルト用孔の鍛造座面よりも、切削加工代分だけ後退させて形成した請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記円周方向に等間隔で設けられた全てのハブボルト用孔の間に島状の厚肉部を形成し、これらの島状の厚肉部の一部のものに、前記タップ孔を設けた請求項1または2に記載の車輪用軸受装置。
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